サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトル コ人選手のことなど、、、





ジョンソン(フェネルバフチェ) ジョンソン、ラパイッチ欠場(ファナティック紙 01.9.8 付 )

 コジェリ・スポルとの試合で、フェネルバフチェの主要選手のジョンソンとラパイッチが出場できない。

 アンカラ・グジュ戦で目を強打したラパイッチと、週明けの練習中ケガをしたジョンソンの2人が、ムスタファ・デニズリ監督により、今週の試合への出場は見あわさられることになっている。

               他の選手は不明確

 この卓越した監督は、水曜日にレバークーゼンと戦う予定のチャンピオンズ・リーグの試合で、これらの選手を活用したいと考えており、それまでリスクを負わせたくないということである。また、ユスフとセルハトの状態は、試合時間になれば明らかになるだろうと明らかにした。




プジェ、なのか? ベシクタシュに7人のマルセイユの選手(スター紙 01.9.7 付 )

 フランスのマルセイユは、ヌーマの移籍金として、275万ドルを、銀行口座に振り込んだ。そして、リスト・アップした7人の選手の内1人が、ベシクタシュに譲渡される。

 これで、公式に、ヌーマのベシクタシュでの時代は終わった。マルセイユが、契約書にサインをしたヌーマの見返りに、ベシクタシュの口座に、275万ドルを振り込んだからだ。

 残っている問題は、マルセイユからベシクタシュに譲渡される選手を誰にするかである。マルセイユ側がリスト・アップしたものには、プジェ、マルタン、マルシグリア、ピアリサ、グーナン、アブドゥレ、ドゥシャンプの名が上がっている。そこで、ベシクタシュは、ダウム監督に、「この中から1人を選んでくれ」と指示した。しかし同監督は、7人の中から2人の選手を希望し、混乱してしまっている。22歳のドゥシャンプと28歳のプジェのどちらか1人を選ぶことを求められたダウム監督は、FWの近い位置でプレーできるプジェを選択するものとみられる。




愕然、呆然の逆転劇(サバハ紙より) うなだれるハカン 全ては3分間で終わった(ファナティック紙 01.9.6 付 )

 ゴールをやっとの思いで、後半7分に、ハカンのゴールで手に入れ、楽になった。W杯出場も手に入れていた。だが、我々の意欲も、中途半端に終わった。守備陣が、大きな2つの失敗をしてしまった。そして、後半43分、ラルソン、ロスタイムに、A・アンデションがゴールを決めた。我々の希望は、プレーオフまで、お預けになってしまった。

             前半の45分は静かだった

 トルコ代表は、背に一杯の声援を受けて、グランドに立った。前半は、両チームとも、サッカーと呼べるようないい試合をすることができなかった。トルコ代表は、鉄壁の守りを固める相手守備陣に対し、いいポジションを手に入れることが難しかったのに対し、スウェーデンは、2度ばかり、トルコ代表のゴールを脅かすことがあった。これに対し、リュシュトゥは的確に対応し、両者とも無得点のまま、前半を終わった。それに対し、後半戦は、ゴールで始まった。

             ハカン・マジックが崩れた

 アリフ・ハカン・コンビが、またしてもゴールを決めた。6500万トルコ国民が、この瞬間安心の息を吸った。後半43分までは、全てが順調だった。だが、残りの数分が、我らの夜を暗いものとしてしまった。後半43分には、ラルソンが、そして、ロス・タイムに、A・アンデションが、我がディフェンス陣のミスにより、簡単にゴールを許してしまった。今まで、ハカンがゴールを放った23試合のうち、敗戦を見ていなかったが、ついに敗戦を喫したのであるが、W杯出場に関しては、プレー・オフに出場できる。




さあ、天王山 偉大な怪物たちの愛(サバハ紙 01.9.5 付 )

 決勝戦を戦うかのように、スウェーデンと、アリ・サミ・エンで、午後8時30分より戦う。勝てば首位に立ち、モルドヴァ戦で完結する。そして、48年ぶりのW杯出場が決まるのである。

               負けても、プレーオフに出場

               勝ち点3は、悲願への切符

 トルコ代表は、1954年のW杯の出場以来48年ぶりの出場を目指して、今晩、アリ・サミ・エンで、スウェーデンを敗らねばならない。予選第4組では、スウェーデンが、勝ち点でトルコを2点上回っている。勝てば、スウェーデンを上回り、10月7日に行われるモルドヴァ戦に勝てば、同組首位が確定し、同時にW杯出場が決定する。たとえ、今日、勝てなかったとしても、同組2位となる。そして、プレーオフでは、オーストリアかイスラエルと対戦することとなる。この試合は、イタリアのステファノ・ブラスキ、マルコ・イヴァルディ、ジオヴァンニ・ステファナーノが裁く。午後8時30分より試合が行われるアリ・サミ・エン・スタジアムでは、最近の公式戦13試合全てでゴールを決めているトルコ代表は、それらの試合では、9勝1分3敗である。

               ファーティフとオカンが累積警告の危機

 トルコ代表は、本日のスウェーデン戦を前に、ファーティフとオカンが累積警告の危機にある。もし、本日の試合で、この2人がイエロー・カードをもらうようなことがあれば、次のモルドヴァ戦の出場ができなくなってしまう。昨日、トルコ代表は、マスコミをシャットアウトして練習をした。なお、チケットは、正面指定席は2000万TL、バックスタンド700万TL、新しいゴール裏上は300万TL、同下は100万TL、古いゴール裏席は200万TLである。




ウミト・ダヴァラも行ってしまう(ファナティック紙 01.9.4 付 )

 ジャンスン理事長と会ったファーティフ・テリムは、ウミト・ダヴァラを欲しいと行った。ACミランの理事者が、近々、イスタンブー ウミト・ダヴァラ(ガラタサライ) ルに来て、ガラタサライ側と交渉のテーブルに着く。

              「喜んで行くつもりだ」

 ウミト・ダヴァラのあcミランへの移籍は、かなり信憑性を帯びてきている。2週間前、ウミトと会ったファーティフ・テリムは、獲得の意志を伝えた。ダヴァラも、「監督に望まれれば、喜んでいくつもりです」と応じ、それに対して、テリム監督は、「一切は、私の任せなさい。私が、問題を解決しよう」と応え、移籍のために動き始めた。そのため、テリム監督は、その後、ウミトの移籍のために、ジャンスン理事長との会談を求めていた。

              交渉は、アメリカから戻ってきてから

 ウミト・ダヴァラを求めているファーティフ・テリムに対して、ジャンスン理事長は、運営組織に回すことを約束した。ミラン側の理事者は、メフメット・ジャンスンが、アメリカからの帰国を待って、トルコに来て、獲得の意志を伝える予定である。他方、トゥト・スポルト紙は、昨日、ウミト・ダヴァラの移籍を賞賛する記事を載せていた。




スコダ、フェネルバフチェに立ちふさがる(ミリエット紙 01.9.3 付 )

フェネル、カドゥキョイで敗れる(サバハ紙より)  フェネルバフチェは、ギリシャのスコダ・クサンティと行った親善試合を、2:3で失った。ムスタファ・デニズリ監督になってから、今日まで、カドゥキョイでは、公式試合・親善試合を問わず無敗だったのが、ここに初めて敗戦を喫した。この試合、ゴールは、アリ・ギュネシュ、アリ・アクデニズ、スタヴロス、スピロス、エヴァゲロスが決めた。

【フェネルバフチェのメンバー:アブドゥラフマンーセルカン、ウチェ、ジョンソン(後半1分:ジャン、後半24分:トルガ)ーアリ・ギュネシュ、ジェイフン、ハカン、エルハン(後半1分:ミトハト、後半24分:ビラル)、アリ・アクデニズーオクタイ、アンデション】

(W杯予選のため、トルコ代表を始めとして、代表選手が招集されているさなかの親善試合。ジェイフンやアリ・アクデニズのように鳴り物入りで移籍してきた選手、なかでもオクタイの名前やアンデションの名前を、こういったときでないと見ることができないというのも、何やら寂しい気もする・・・黄紺)




ブラヴォー、アミーゴ(ヒュリエット紙 01.9.2 付 )

頼りになるぜ、ハカン  トルコ代表は、当面のライバルを、アウェー戦で、0:1で撃破した。勝ち点3をもたらしたゴールをあげたのは、ハカン・シュクルだったが、PKを外したのも、ハカンだった。次の相手は、スウェーデンだ。水曜日の試合に勝てば、W杯出場の可能性が高くなる。敗れたとしても、プレーオフ出場が決まる。

 トルコ代表は、W杯予選で、大変重要なライバルを蹴落とした。トルコ代表は、予選同組で首位争いを演じているスロヴァキアを、アウェー戦で敗り去って、首位争いを継続しつつ、2位以内を確保した。この試合、唯一の得点をあげたハカン・シュクルは、同時にPKを逃してしまった。試合を優位に始めたトルコ代表だったが、前半20分には、次第に劣勢になっていった。しかし、ホーム・チームのスロヴァキアがボールを支配していたにもかかわらず、いいポジションを確保することは難しかった。

               オギュン、累積警告

 トルコ代表キャプテン、オギュンが、後半、イエロ−・カードをもらってしまった。これで、累積警告で、水曜日のスウェーデン戦には、出場できなくなってしまった。

               在外トルコ人の応援

 スロヴァキア戦で、いい結果を残した代表チームだったが、ここでも、1人ぼっちではなかった。スタジアムに空席が目立ったが、約2000人の在外トルコ人が、代表チームを孤立させなかった。90分間、支え続けていた。

               代表チ−ム、本日帰国

 スロヴァキア戦で獲得した黄金の勝ち点3の後、衆目は、水曜日の夜行われるスウェーデン戦に向けられている。代表チームは、本日帰国して、合宿を続けていく。

【トルコ代表メンバー:リュシュトゥーファーティフ、ウミト・オザト、アルパイーウミト・ダヴァラ、タイフル、オギュン(後半43分:タイフン)、アブドラハ、ハサン・シャシュ(後半32分:アリフ)ーユルドゥライ(後半15分:ニハト)、ハカン・シュクル】




ギュネシュ監督 鍵をこじ開けよ(トゥルキエ紙 01.9.1 付 )

 2002年W杯出場を目指し、予選同組の強豪スロヴァキアと、同組の行方を左右する一戦に、トルコ代表は臨む。試合は、スロヴァキアの首都ブラティスラヴァのスロヴァン・ブラティスラヴァ・スタジアムで、トルコ時間午後8時45分に開始される。この重大な一戦は、ポルトガルのヴィトール・メロ・ペレイラが裁く。カルロス・マヌエル・フェレイラ・マトスとベルティーノ・クンハ・ミランダが、副審を務める。W杯出場という悲願を達成するためには、少なくとも勝ち点1を手に入れなければならない。トルコ代表はエムレ・ベレズオール、スロヴァキア代表はペテル・ドゥズリクが、累積警告で出場できない。イスタンブールでの第1試合は、1:1で引き分けており、このアウェー戦に望みを託している。

(エムレが出場できないというのが、とってもいたいことですが、ここで引き分けなどと言わないで、ぜひ勝って、次のスウェーデン戦にも勝って、一気にこの1週間で、出場へとつなげて欲しいものです・・・黄紺)




明日、スロヴァキア戦 新システム(ファナティック紙 01.8.31 付 )

 トルコ代表チームは、スロヴァキア戦を戦うにあたり、慣れている4-4-2のシステムで戦うということだ。

 今日まで、全ての試合で、3-5-2システムを採用してきたシェノル・ギュネシュは、ディフェンス面の安全を期すために、4-4-2のシステムで戦うことが明らかになった。試合開始とともに、スロヴァキアが襲いかかってくるだろうことを想定するギュネシュ監督は、最初の20分間、ディフェンス面での安全を期すつもりでいる。前線では、ハカン・シュクルをワン・トップで起用し、それをアリフないしユルドゥライがフォローするということを考えている。他方、合宿の初日から濃密な練習をさせていたが、試合まであと1日となって、練習の回数まで落としている。ギュネシュは、選手たちがケガをするというリスクをおかさせないために、練習量を減らさせているということだ。

(いよいよW杯に向けての最終決戦です。ここで、不満足な結果を出してしまうと、5日のスウェーデン戦の興味が、一挙に減退してしまいます。スロヴァキアとて、ここで不覚を喫するようだと、W杯が遠ざかります。これこそ、真剣勝負の一戦です・・・黄紺)




ジャルデル、ポルトガルへ帰る 作業完了(ミリエット紙 01.8.30 付 )

 ガラタサライは、楽になった。ジャルデルが、スポルティング・リスボンと、4年間の契約にサインをしたからだ。ポルトガル側は、ムペンサ、ホルヴァト、スフェアと580万ドルを支払うこととなる。

                 最終点に到達

 ガラタサライの、何度も移籍話を繰り返し、毎日のようにいずれかのクラブと合意に達したと言っていたマリオ・ジャルデルが、スポルティング・リスボンと、4年間の契約を行った。ガラタサライ側は、これで、ベルギー国籍のムペンサ、チェコ国籍のホルヴァト、クロアチア国籍のスフェアを獲得した。ムペンサとスフェアは、昨晩、イスタンブールに着いたが、ホルヴァトは、数日以内にチームに合流する予定である。

                 理事たちは歓迎

 ジャルデルは、昨日、フランスから、リスボンに移動し、調印に臨んだ。理事者側も、胸をなで下ろした。秘書長シナン・カルパクチオールは、580万ドル分の保証書を受け取るために、ポルトガルに向かった。ガラタサライ側は、合意に達したことを、とても歓迎している。メフメット・ジャンスン理事長は、「我々は、とても頑張った。最終的には、我々の目標に達することができた。両クラブとも、これで繁栄することを望んでいる」とのコメントを出した。




コラチの価値(サバハ紙 01.8.29 付 )

 エルズルム・スポルは、ユーゴ人のキーパーを求めているベシクタシュから、メフメット・アクス、トゥンチ、K.エルマンの、1年間のレンタル移籍を求めてきたので、理事者側は、ダウム監督の決定を待っている。

ベシクタシュ、キーパー獲得か                理事者側は保留状態

 ベシクタシュが求めているエルズルム・スポルのキーパー、コラチの移籍に関し、最終決定をダウム監督に委ねた。トレーニング・コーチのイメルが積極的なレポートを提出したユーゴ人のキーパーに対し、エルズルム側は、メフメット・アクス、トゥンチ、K.エルマンの、1年間のレンタル移籍を求めてきたので、ベシクタシュ側は決定を留保している。

               ベシクタシュ、練習再開

 特にアイハンの移籍に伴ってガラタサライより獲得したメフメット・アクスに関しては、理事者内部でも意見が分かれている。今日、ドイツから戻ってくる予定のダウムが、コラチの移籍に関して、最終的な判断をすることとなる。なお、ベシクタシュは、3日間の休暇を、本日開けて、練習を再開する予定である。




セルハト(フェネルバフチェ) セルハト・ショック(アクシャム紙 01.8.28 付 )

 アンカラ・グジュ戦でケガをしたスター選手セルハトは、MR検査の結果、左の裏の筋肉にむくみがあることが判明した。セルハトは、2週間、サッカ−をすることを禁止された。

                アジュバデム病院でMR検査

 フェネルバフチェのコーチ陣は、昨日、セルハトに関してもたらされて情報にショックを受けた。アジュバデム病院で、MR検査を受けたセルハトは、左大腿部裏に、長さ10〜11cm、幅2cmのむくみがあることが判明した。

                ユース代表からは外れる

 医師団はは、セルハトは、少なくとも2週間サッカーはできないと言っている。ユース代表マネージャーのブルハン・サトゥルは、「セルハトのMR検査の結果を調査している。メンバーからは外した。セルハトの替わりの選手は補充しなかった」と語った。




フェネルバフチェ、快勝 カドゥキョイで、衝撃的な攻撃(ファナティック紙 01.8.27 付 )

 フェネルバフチェは、開始54秒で、オギュンのシュートで先制した。前半10分には、レヴィヴォが、点差を2に拡げた。前半33分のウミトのバズーカ弾を受け、ショックを受けたアンカラ・グジュは、残りの時間帯では不十分な出来となった。

                1分で1ゴール

 イスタンブール・スポルに敗れた後、グラスゴー・レンジャーズを下し、チャンピオンズ・リーグ入りを決めたフェネルバフチェは、昨晩、リーグのフラッシュ、アンカラ・グジュに点差を付けて勝利を収めた。試合が始まって僅か54秒で、オギュンのシュートが炸裂して先制したフェネルバフチェは、前半10分には、レヴィヴォのフリー・キックが決まり、点差を2とした。更にウミト・オザトの行ったフリー・キックを、ダ・シルバが処理を誤り、点差が3となった。

                ユスフからケネディに挨拶

 過去2節の間に14ゴールを決めてきたアンカラ・グジュは、0:3になっても、気持ちは落ち込まなかった。ケネディによってもたらされたゴールは、更にアンカラ・グジュの希望を新たにさせるのだった。リュシュトゥは、ロジェリオ、ケネディ、オーガスティンのシュートをはたき出しながら、チームに貢献していく一方、ユスフの後半40分に放ったシュートは、アンカラの気持ちを落ち込ませるに十分だった。セルハトは、最後になって絶好の位置を得たが、ダ・シルバを越えることはなかった。




ベシクタシュ、初勝利 ベシクタシュ、大勝ちで初勝利(アクシャム紙 01.8.26 付 )

 リーグ戦開始以来2節、いいサッカーをしながら勝つことができなかったベシクタシュが、ディヤルバクルで爆発した。エルマンにより開かれたゴール・ラッシュは、セルタン、イルハン(2)もゴールを加え、今季初勝利をあげた。

 ベシクタシュは、やっと勝ち点3をあげることができた。ベシクタシュは、勝たなければならない試合ではぎこちない動きを見せていた。今季1部に昇格したディヤルバクル・スポルを相手にしても、同様の試合運びを見せ、相手の攻撃に時々冷や汗を流していた。しかし、ベシクタシュの攻撃は、勝利をもたらしたのだ。

                早めのゴールが楽にさせた

 ベシクタシュのゴールは、期待されていたより早く見ることができた。前半5分、ベシクタシュの攻撃で、エルマンが中盤からペナルティ・エリア内に向かって深くボールを送り込んだとき、ディフェンス側が、「オフサイド」と言って止まったのを利用して、イブラヒムが、左斜めからシュートを放ちゴールを決める。前半8分、ディヤルバクル・スポルのデニズのフリー・キックを、フェヴズィがくい止めた。前半23分、ベシクタシュの攻撃で、イルハンとバヤのワン・ツーが決まり、ボールを受けたバヤが、ボールをテュメルに送った。フリーでボールを受けたテュメルのシュートは、僅かにバーをかすめた。

                ベシクタシュ、遅い時間帯に弾ける

 ベシクタシュのFWに、スタヴルムが入ることにより、セルタンの試みが生きるようになった。しかし、ベシクタシュのDFは、ほころびを見せ続けた。後半12分、エルギンがロナルドのミスパスを奪い取り、センタリング、それを、ファーサイドの空いたスペースにいたムラト・アラチャユルがヘディング・シュート。が、これはミスに終わる。フェヴズィは逆をつかれたが、ボールは枠内へは入らなかった。後半22分、セルタンが、キーパーと1対1となり、落ち着いてこれを決め、0:2。後半45分には、イルハンが決め0:3。更にロスタイムに、再びイルハンが、右斜めからシュートを決め0:4となった。




絶好調、トラブゾン・スポル 黒海の野獣(ファナティック紙 01.8.25 付 )

 ベシクタシュとガジアンテップ・スポルを敗り、幸先のいいスタートを切ったトラブゾン・スポルは、ブルサ・スポルをも難なく突破した。5点差をつけて勝利を収めたこの試合、ゴールを決めたのは、ゾマース、ハミ、アウレリオ、ダ・シルヴァ(2)だった。

                前半は勢力均衡

 リーグ戦を素晴らしいスタートを切ったトラブゾンは、ブルサを正にねじ伏せた。前半はぎこちない試合運びを見せていたトラブゾンは、ときどきブルサ・ゴールへと攻めよせてきた。いい位置をとっても、なかなか成果を上げられなかったトラブゾンだが、求めていたゴールを、前半43分にあげることができた。ハミのフリー・キックの後生じた混乱のなか、足下に来たボールを、ゾマースが蹴りこんで、1:0。

                ゴール・ラッシュ

 後半に入ってすぐに、フリー・キックを得たトラブゾンは、ハミが、リーグ通算216ゴール目を決めた。攻撃を続けるトラブゾンは、その7分後になる後半13分、アウレリオが決め、点差を3に拡げた。後半20分と26分には、今度は、他のブラジル人選手ダ・シルヴァが、ゴールを決めた。シェノルを、2度に渡り捉えた、このブラジル人選手は、これで通算ゴールが3となった。




ガラタサライ、定位置に(アクシャム紙 01.8.23 付 )

ガラタサライも勝ち上がった(サバハ紙より)  ガラタサライは、レヴスキ戦には、ディフェンスに重点をおいた布陣で臨んだ。ルチェスク監督は、セルゲンとベルカントをベンチに置き、替わりにビュレント・アクンとセルカンを送り出した。試合は、レヴスキ・ソフィアのペースで始まり、前半の20分までは、ボールは、ゲオルギ・イワノフとモンドラゴンとの間を行き来していた。ガラタサライは、アリフとセルカンで攻撃を始めたが、この攻撃からはいい結果は生まれなかった。レヴスキのディフェンス陣を混乱させたが、キーパー、ペトコフを越えることはできなかった。

                 先ずセルカン、続いてパンテリッチ

 後半に入ると、ガラタサライのプレスが効きだした。後半5分、アリフの平行パスを、戻りながら受けたセルカンがボレー・シュートを決めたが、ガラタサライに、チャンピオンズ・リーグへの道を開くものとなった。ゴールは、ガラタサライをリラックスさせ、ブルガリア側を混乱させた。後半14分にはウミト・ダヴァラ、同16分にはアリフが、絶好のシュート・チャンスを逸した。このような状態が続くなか、後半34分、パンテリッチがゴールを決め、レヴスキが追いついた。1:1

                 危機の後には平安が

 このゴールで、レヴスキ・ソフィアのサポーターは沸きかえった。そして、勝利に向け邁進しだした。ガラタサライは引き出したので、レヴスキにチャンスを与えていった。4分間のロスタイムの間中、ガラタサライは攻められ続けた。このとき、モンドラゴンが倒れ負傷した。ルチェスクとモンドラゴンの間で、「出ろ、出ない」のやりとりが混乱を増幅した。結局、この間、ガラタサライは、全員守備に入り逃げ切った。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン〜カポネ、ビュレント・コルクマズ、エムレ、エルギュン〜ハサン・シャシュ、スアト、ビュレント・アクン〜アリフ(後半33分:ベルカント)、セルカン(後半42分:ヴェダト)、ウミト・カラン




デニズリ監督雄叫び(アクシャム紙より) 伝説は続く、ヨーロッパで(ファナティック紙 01.8.23 付 )

 イスタンブール・スポルの前に崩れ去ったフェネルバフチェが、グラスゴー・レンジャーズを敗り、チャンピオンズ・リーグに入ることに成功した。カドゥキョイで22回目の勝利の夜、レヴィヴォとセルハトが、ゴールを決めた。

                 5年ぶり

 ここは、カドゥキョイであり、カドゥキョイから出るものではない。21試合も、カドゥキョイで無傷のフェネルバフチェは、昨晩も、サポーターの支援を受けて、この聖域で勝利を得た。アウェーでの第1戦は、0:0の引き分けに終わったフェネルバフチェは、ホームでは、グラスゴー・レンジャーズを蹴散らし、5年ぶりにチャンピオンズ・リーグに、再び加わることとなった。

                 ウミト・オザトが救った

 フェネルバフチェは、前半4分、レヴィヴォの素晴らしいフリーキックで、先制点をあげた。後半25分、交代で入ったセルハトが、同26分、ゴールを決め、点差を2に広げた。だが、リクセンのゴールで、スタジアムは静まりかえった。だが、ウミト・オザトが、枠内に入ったシュートに立ちはだかり、光明を与えた。ラパイッチは、プレスを続け、リュシュトゥは、立て役者となった。伝説が、ヨーロッパの壁を崩し、新しい船出となった。

                 250万フラン獲得

 これで、フェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグに加わる権利を獲得するとともに、賞金250万フランを獲得することとなった。2兆2千億TLに相当するこの賞金の一部は、選手たちに報奨金として分配される。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ〜ムスタファ・ドーアン、ウミト・オザト、ミルコヴィッチ、メルト〜ラゼテッチ(後半44分:ウチェ)、ジョンソン、オギュン、アブドラハ〜ラパイッチ、レヴィヴォ(後半25分:セルハト)





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