サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトル コ人選手のことなど、、、





ガラタサライ、疾走(イエニ・アスル紙 02. 1.28 付 )

ウミト・カラン(右)(イエニ・アスル紙より) ハサン・シャシュ(上)(ヒュリエット紙より)  ガラタサライは、チャイクル・リゼを大差で退け、優勝街道1人旅だ。
 フェネルバフチェとベシクタシュが、勝ち点を失った週に、ガラタサライは、ベルカント(PK)、アリフ(2)とウミト・カランで、気合いの入ったところを見せた。ハサン・オザルの1得点で終わったリゼにおいて、ウーマールは、レッド・カードをもらった。

 ガラタサライが、ホームで、チャイクル・リゼに大差で勝利を収めたのに対し、フェネルバフチェは敗れ、またベシクタシュは引き分けたため、優勝戦線で、少し楽になった。4:1。前半21分、ビュレント・コルクマズのセンタリングに対して、ウーマールが、ウミト・カランにチェックに入ったところ、主審はPKを、ガラタサライに与えた。ウーマールが、レッド・カードをもらったのに対し、PKは、ベルカントが決めた。1:0。前半44分、トゥランの、ペナルティ・エリア内に入るセンタリングに対して、この上がったボールにケレムより前に、ハサンが触れ、自分の前に落し、ゴールに運び込んだ。1:1。前半45分、リゼ・スポルのペナルティ・エリア内の密集の中で、アリフが強烈なシュートを叩き込んだ。2:1。

                 ガラタサライ、興奮

 後半7分、ハサン・シャシュのセンタリングを、バティスタが落とした。が、ウミト・カランは、うまくフィットできなかった。その直後、アリフが、右からセンタリングを上げた。今度は、ウミト・カランが、ニア・ポストでヘディングを決めた。3:1。後半27分、フレールクィンのパスを受けて、アリフがシュートを放ち、得点をあげた。4:1。後半33分のセルカンのシュートは、ケレムが、外に出した。その1分後のアイハンのシュートは、上のバーに跳ね返された。残された時間帯には、もうゴールは生まれなかった。その結果、ガラタサライは、4:1のスコアで、勝利を収めた。

【ガラタサライのメンバー】ケレム=カポネ、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ、ヴィクトリア=アイハン、バティスタ、ベルカント(後半17分:フレールクィン)、ハサン・シャシュ(後半11分:スアト)=アリフ、ウミト・カラン(後半24分:セルカン)




ベシクタシュ止まる(アクシャム紙 02. 1.28 付 )

ベシクタシュ勝てず(フォトマッチ紙より) バイラム(右)(ヒュリエット紙より)  ここ9試合、前に立ちはだかるチ−ムをなぎ倒してきたベシクタシュが、ディヤルバクル・スポルで、ブレーキがかかった。
 ホーム・チームが優勢に進めたこの試合、ベシクタシュは、90分間、苦しみ抜いた。
 僅か勝ち点1で引き下がらなければならなかったベシクタシュは、優勝戦線で大切な勝ち点2を、見捨てねばならなかった。

 ベシクタシュは、連勝街道を突っ走り、首位を強烈に伺おうかと目論んで臨んだディヤルバクル・スポル戦で、苦しみ抜いた。ディヤルバクルは、特に前半、ベシクタシュを、自陣に閉じこめ、サイドをうまく使って攻めていた。しかし、最後の詰めで十分とは言えなかった。一方、ベシクタシュはと言えば、期待を大きく下回る出来だった。

                  アラチャユル、目を引く

 僅か前半3分、ムラト・アラチャユルが、右からシュートを放つと、アスペルは、辛うじてコーナーへ叩きだした。前半6分には、またしてもアラチャユルが、ペナルティ・エリア内に入ってきた。アスペルと1対1になったが、グランド状態が悪く、いいシュートを放てず、ボールは外へ出ていった。前半22分には、ジェラレッティンが、ペナルティエリア上から強烈なシュートを放った。アフメット・ユルドゥルムに当たったボールは、上のバーをかすめて外へ出ていった。

                  ベシクタシュが圧力をかけだした

 後半に入ると、ベシクタシュは、我に返った。後半2分には、タイフルが、シュートを放ったが、シェノルが、これを防いだ。後半12分には、バイラムのセンタリングを、アフメット・ドゥルスンが、頭で合わせた。シェノルは、バーの端っこで、これを抑えた。後半15分には、ジェラレッティンが、アスペルと1対1になったが、アスペルが、ゴールを許さなかった。その4分後、アフメット・ドゥルスンが、20mの強いシュートを放ったが、シェノルが、コーナー・キックにした。そして、この難しい戦いは、両者とも勝ち点を1ずつ分け合って、終わった。

【ベシクタシュのメンバー】アスペル=アリ・エレン、ロナルド、アフメット・ユルドゥルム、イブラヒム=クレストフ(後半19分:タメル)、タイフル、テュメル(後半42分:ウミト)、バイラム(後半44分:ネジャト)=イルハン・マンスズ、アフメット・ドゥルスン




フェネル、またしても沈んだ(アクシャム紙 02. 1.27 付 )

フェネルバフチェ敗戦(アクシャム紙より) セルハト(フェネルバフチェ)(ヒュリエット紙より)  後半戦が、サムスン・スポル戦の敗戦で始まったフェネルバフチェは、その後、イスタンブール・スポルを敗ったが、昨日、アンカラでのアウェー戦を失った。
 ニヤズィのオウンゴールで先制したフェネルバフチェだったが、ファルク、ハカン・ケレシュ、イスメットのゴールを止めることができなかった。
 アンデションのゴールも、勝利をもたらさなかった。フェネルバフチェは、優勝戦線で、大きなダメージを受けた。最後の15分には、レッド・カードが乱れ飛んだ。

 首都アンカラでの、息もつかせぬ戦いを見せたこの試合、凄まじいゴールの仕合であった。退場選手を出しながら、強豪相手に素晴らしい戦いをしたアンカラ・グジュに対し、フェネルバフチェは、先制しながら、これを守ることができなかった。最初の得点は、フェネルバフチェがもたらした。前半23分、ユスフが、セルハトを見た。セルハトの、ペナルティ・エリア内へのパスを、ユスフと一緒に走り出したニヤズィが、後に蹴ると、自陣に入ってしまった。

                  そして転換点

 ゴールの3分後、ユスフが、全くフリーのアンデションに、ボールを出せなかった。間違いなく1点というところだった。ここが、試合の転換点となったと言えるだろう、おそらく。
 その1分後、前半27分、ハカン・ケレシュの左からのセンタリングをオーガスティンが、胸で落としたボールを、ファルクが、ゴールに叩き込んだ。1:1。前半38分には、ハカン・ケレシュがゴールを決め、2:1。前半41分には、イスメットが、点差を2に広げるゴールを決めた。前半43分、アブドラハのセンタリングを、オギュンが頭で落とし、それを再び、アンデションが頭で決め、点差を1に戻した。3:2。

                  アブドラハとユスフ

 後半に入ると、試合は厳しくなった。後半29分、アブドラハが、2枚目のイエロー・カードをもらい退場となった。その1分後、イスメットのシュートは、ゴール・バーをかすめていった。後半31分、アリ・アイドゥンは、この日2度目となる試合を停止させ、野次に対し警告のアナウンスを入れさせた。後半34分、ユスフの副審に対する抗議に対し、レッド・カードを出した。後半37分、セルハトに対し激しいチェックに入ったオズギュルに、2枚目のイエロー・カードを出し、退場とした。フェネルバフチェは、優勝戦線に大きな意味を持つこの試合に敗れ、サポーターたちの失望をかっていた。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ=Z.ミルコヴィッチ、ウチェ、ムスタファ・ドーアン(後半18分:ウミト・オザト)=ファーティフ(後半42分:ラパイッチ)、オギュン、ユスフ、アブドラハ、アリ・アクデニズ(後半10分:ハカン)=セルハト、アンデション




戦略(ファナティック紙 02. 1.26 付 )

フェネルバフチェ監督ロラント(ファナティック紙より) ラパイッチ(フェネルバフチェ)(ファナティック紙より)  フェネルバフチェ監督ヴェルナー・ロラントは、ラパイッチの放出を考えている。同監督のノートには、3人の注目すべき名前が描かれている。ステヴィッチ、ワシントン、ホフラント。

                  最終決定をした

 フェネルバフチェの作戦が始まった。就任以来、先ずチームを知ろうと努めていたロラント監督は、戦略を実戦に移すことに取り掛かった。同監督は、「とてもいい素材だが、チームには役に立たない」として、ラパイッチの放出を決断した。そして、ブラジル人FWワシントン、PSVアイントホ−フェンのリベロ、ホフラント、ドルトムントのMF、ステヴィッチと、直ちに交渉を始めることを求めた。

                  「プリンスばかりだ」

 チームは、今まで、うまく機能していなかったと不満を述べるロラント監督は、「このメンバーは、多くのプリンスがいると、私は聞いてきた。確かに、その通りだ。そこまでは、いいんだけど、、、。チーム内には、働かないで、騒がれることだけを考えてるプリンスなんてのも、いる」と言ってるという。こういったおもしろい見方をする同監督は、メンバーには満足していると述べるとともに、1ヶ月以内に立て直して、ピッチで自らを、強烈にアピールしてくれるだろうと述べた。

                  「セルハトは、ヨーロッパを揺さぶるだろう」

 サポーターの関心が生半可ではないと語るロラント監督は、若い選手たちに触れて、次のように述べた。「アリ・アクデニズとエルハンに注目している。この2人は、能力と希望を持っているので、この2年で弾けるだろう。セルハト、こいつは、別格だ。彼については、こんな風に考えている。ここ数年の内に、ヨーロッパを代表するFWに数えられるだろう。私のプリンスが、はっきりしただろう。選手たちは、走って、勝つことをすべきなのさ」。




観客はなし、だが魂はあった(フォトマッチ紙 02. 1.25 付 )

テュメル(ベシクタシュ)(フォトマッチ紙より) イルハン・マンスズ(右)(フォトマッチ紙より)  ベシクタシュが、観客がいないスタジアムで、前に立ちはだかるブルサ・スポルを撃破した。

 ガジアンテップ・スポル戦で、観客が、ピッチ内に入るという不祥事が起こり、観客なしの試合を行わねばならないというペナルティを受けたベシクタシュは、ブルサ・スポルをテュメルとアフメット・ドゥルスンのゴールで撃破した。それに対し、ブルサは、オカンの1点に留まった。

                  ガラタサライとの差は勝ち点1に縮まった

 ベシクタシュを、罰則も止めることはできなかった。リーグ戦の最近の8試合を勝ち続けているベシクタシュは、ブルサ・スポルとの試合は、ペナルティを受けたため、観客なしで行われた。期待された試合運びを見せることはできなかったが、またしても勝利を収め、これで連勝を9と伸ばすとともに、ガラタサライとの差を勝ち点1に縮めた。だが、昨晩のベシクタシュのディフェンス陣は、多くのミスを繰り返していた。

                  モシェウが前半にPKを外した

 しかし、ブルサ・スポルは、このベシクタシュのミスにつけいることはできなかった。試合が、まだ0:0で推移しているとき、モシェウが、PKを外してしまった。このブルサの無頓着さに対し、ベシクタシュは、次第に、その能力の確かさを見せ始めた。前半14分、この日のスター、テュメルが、素晴らしいゴールを決めた。しかし、このゴールの後のベシクタシュは、だれてしまった。後半30分、オカンがゴールを決め、試合は振り出しに戻ったが、その2分後、アフメット・ドゥルスンがゴールを決め、ベシクタシュが、再びリードした。この試合、観客がいなかったせいか、まるで練習試合をしているようだった。

【ベシクタシュのメンバー】アスペル=エルマン、ロナルド、アフメット・ユルドゥルム、イブラヒム=クレストフ(後半28分:タメル)、ウミト(後半43分:イルハン・シャヒン)、タイフル、テュメル=イルハン・マンスズ(後半28分:バイラム)、アフメット・ドゥルスン




デニズリが爆発して目が覚めた、1:1(ファナティック紙 02. 1.24 付 )

ハサン・シャシュ復活(ヒュリエット紙より)  後半7分、1つ1つ剥がされていったガラタサライが、ヴェイセルのゴールで、我に返った。アリフの同点弾で、ガラタサライは、数多くのチャンスを生かせなかったにもかかわらず、勝ち点1を確保した。

                  前半45分は無得点

 リーグ戦の最近2試合で、素晴らしいサッカーを見せ、7得点を上げ勝ち点6をゲットしているガラタサライは、デニズリでのアウェー戦で、障壁に遭遇した。この試合、ホームのデニズリ・スポルのペースで始まった。ヴェイセル、ムザッフェル、ハカン・チメンが、モンドラゴンを越えることはできなかったが、チャンスを作っていったのに対し、前半のガラタサライはと言えば、アリフがチャンスを1度作ったきりであった。従って、前半は、デニズリ・スポルの優勢で試合は推移したが、スコア上は均衡が破れたわけではなかった。

                  トルナイ、ミス

 後半に入り、最初の攻撃でゴールを決められなかったヴェイセルが、2度目の攻撃で、ゴールを決めた。このゴールが、まずルチェスク監督を、そしてガラタサライの選手を目覚めさせた。ルチェスク監督は、ベルカント、ウミト・カラン、ペレスの替わりに、セルゲン、ムラト、エルハンを入れた。この交代以後、ピッチには、これぞガラタサライと言えるものがあった。アリフとハサン・シャシュのシュートを防いだスレイマンであったが、トルナイのミスには対応できなかった。なお、セルゲンのゴールは、オフサイドで得点にはならなかった。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=ペレス(後半15分:エルハン・ナムル)、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ、エルギュン=アイハン、バティスタ、ベルカント(後半1分:セルゲン)、ハサン・シャシュ=アリフ、ウミト・カラン(後半15分:ムラト)




カドゥキョイでセルハトの夜(ヒュリエット紙 02. 1.23 付 )

セルハト大活躍(フォトマッチ紙より)  ロラント監督下のフェネルバフチェは、前半戦で敗れた相手を負かし、ガラタサライとベシクタシュ追及の手を納めることはなかった。

 フェネルバフチェが、息を吹き返した。後半戦第1試合、サムスン・スポルに敗戦を喫し、首位との差が勝ち点8まで開いてしまったフェネルバフチェは、ホームで、サポーターの前で、イスタンブール・スポルを、前半にあげた2ゴールで葬り去り、息を吹き返したのだった。
 この試合、優勢に試合を始めたフェネルバフチェは、僅か6分で、欲しかったゴールを決めた。アブドラハが、左からペナルティ・エリアの外からセンタリングをあげた。アンデションとセルハトが、このボールに反応した。若きセルハトは、サッフェトが迫ってきたにもかかわらず、足を出し、ゴールに送り込むと、シュクル・サラチオール・スタジアムは、サポーターたちの歓声に揺れた。1:0。

セルハト(フォトマッチ紙より)                  セルハト・ショー

 サイドから、相手ゴールに圧力をかけるフェネルバフチェは、前半10分、セルハトがシュートを放ったが、バーをかすめていった。前半28分には、点差は2と開いた。レヴィヴォのパスを受けて、ペナルティ・エリア内に入ったアンデションが、いい位置取りをしていたセルハトにボールを出した。若きセルハトは、PKポイントに入ると、シュートを放った。これで、セルハト自身2点目を決め、前半は、そのまま終わった。
 前半では、僅か1度だけ、リュシュトゥが身を挺してシュートを防いだだけで、危険な状態を経験しなかったフェネルバフチェは、後半は、更にゴールに近づいた。しかし、これらのチャンスを生かすことはできなかった。自陣で戦うことを余儀なくされたイスタンブール・スポルは、後半40分、ペトコフが、25mのシュートを放ったが、ゴール・ポストに跳ね返されると、試合は、そのまま終わった。2:0。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ=Z.ミルコヴィッチ、ウミト・オザト、ウチェ=ラゼテッチ、オギュン、アリ・アクデニズ(後半8分:ハカン)、アブドラハ、レヴィヴォ(後半1分:ユスフ)=セルハト、アンデション(後半35分:ラパイッチ)




ファーティフ、週末にはピッチに(ファナティック紙 02. 1.22 付 )

ファーティフ(フェネルバフチェ)  フェネルバフチェ、登録資格を得ることとなった。

 ガラタサライとの協議が終わった後行動に移ったフェネルバフチェの理事は、登録資格を得るために、本日、スペイン・サッカー連盟に申し立てを行う。

                 補償金を納入できず

 メスット・ユルマズ副総理が間に入り、ファーティフ・アイケルに関して、ガラタサライより許可を得たフェネルバフチェは、登録資格を得るために行動を開始した。マジョルカより、この選手に関し、未だ登録資格を得ていないフェネルバフチェの理事は、昨日、補償金の納入書を送付しようとしたが、スペインで、この業務を確認する銀行自体が休業だったため、作業が頓挫してしまった。

                 ファーティフ:いつでもOK

 フェネルバフチェの理事側は、本日、再度、補償金の納入書送付を行った後、スペイン・サッカー連盟に登録を申請することになる。そして、その後、トルコ・サッカー連盟に申し立てを行って、ファーティフに登録許可を出してもらうこととなる。アンカラ・グジュ戦には、ピッチに立つこととなろうというファーティフは、「オレは、準備完了さ。アンカラ・グジュ戦には、ユニフォームを着ていたいね」と語った。




ベシクタシュ、5点もあげる(アクシャム紙 02. 1.21 付 )

イルハン・マンスズ(フォトマッチ紙より) ベシクタシュ大勝(フォトマッチ紙より)  試合は、とてもいい感じで始まった。両チームとも、いいサッカーを展開した。お互いに次から次へと、相手ゴールに攻め寄せた。試合を決めるチャンスは、ベシクタシュが掴んだ。テュメル、アフメット、イルハン、ロナルド、クレストフが、点差を開いていった。サポーターのあるグループが、怒りを爆発させた。スポーツ精神に影を落とした。セルダル・タトゥル主審は、事件発生のため、試合を休止した。

 ベシクタシュは、トラブゾンで、ゴール・ラッシュを見せ、トラブゾン・スポルに歴史に残る大敗を喫しさせた。前半戦の試合では、イノニュ・スタジアムで、1:2で敗れたベシクタシュは、アウェー戦では大勝した。そして、第11節のチャイクル・リゼ戦以来続けている連勝を8と伸ばした。0:5。

                   テュメルが口火を切った

 ベシクタシュは、前半18分に先制点をあげた。テュメルが、ペナルティ・エリア直前からのフリー・キックを、見事にゴールに運んだ。0:1。後半4分に、2点目をあげた。ディフェンスが、「オフサイド」と言って、躊躇ったポジションにいたロナルドが、ボールを戻し、それをイブラヒムがセンタリング。そのボールを、アフメット・ドゥルスンが、バイシクル・シュートを決めた。0:2。

                   ゴール・ラッシュ

 ベシクタシュは、後半13分、3点目をあげた。イブラヒムのセンタリングを、ディフェンスのクリアが小さく、イルハンが、体をひねりながらゴールを決めた。0:3。後半35分には、ハサンがウミトを倒した。これで得たPKを、ロナルドが決めた。その3分後には、クレストフが、見事なゴールを決め、0:5。このゴールの2分後、事件が発生し、試合ができなくなってしまった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】メティン=マジト、メフメット、ジェム、ハサン=ゾンマース、アウレリオ、ギョクデニズ、ザフェル=ハミ、ダ・シルバ(後半37分:エルマン)
【ベシクタシュのメンバー】アスペル=アリ・エレン、ロナルド、エルマン、イブラヒム=クレストフ、タイフル、ウミト、テュメル(後半39分:バイラム)=イルハン・マンスズ、アフメット・ドゥルスン(後半33分:タメル)




ガラタサライ、簡単にあしらう(イエニ・アスル紙 02. 1.20 付 )

ビュレント・コルクマズ、得点(サバハ紙より) ガラタサライ首位キープ(ヒュリエット紙より)  立ちはだかるガジアンテップ・スポルを、前半の2点で撃破。優勝への道を、ガラタサライは走り続けている。

 ガラタサライは、後半の最初の試合を、ウミト・カランとビュレント・コルクマズの得点で打ち破った。しかし、後半は、多くのチャンスを気前よく潰してしまった。

 首位ガラタサライは、立ちはだかるガジアンテップ・スポルを2:0で倒した。前半13分、エルギュンのセンタリングに、ウミト・カランが、足を合わせ、1:0。前半15分、バティスタのパスを受けたハサン・シャシュがシュートを放ち、このボールは、キーパー、オメルを抜けたが、ハサン・ユルトが蹴り出した。前半16分には、セルゲンのヘッドでのパスを、ウミト・カランが、足で浮かし、ヘディング・シュートを試みる。オメルが、このボールを、ぎりぎりのところで、コーナー・キックに逃れた。同30分には、ベルカントが強いシュートを放ち、このボールがバーに当たって跳ね返ってくるところにいたビュレント・コルクマズが、ゴールを決め、点差を2とした。同42分には、今度は、ファーティフが、25mもの強いシュートを放ったが、すんでのところで、モンドラゴンが、コーナー・キックに逃れた。

                 ガラタサライ、点差を広げるチャンスを逃す

 後半20分、アリフが、ボールを奪い取り作り出したチャンスだが、キーパーに阻まれた。その5分後、ムスタファのパスを、ペナルティ・エリア内で受けたファーティフがシュートを放ったが、モンドラゴンに抑えられてしまった。更に、その4分後は、ケマルのセンタリングに、ファーティフは、触れることができなかった。後半31分、ビュレントのパスを受けたセルカンだが、ボールをディフェンスに抑えられてしまった。後半41分、ベルカントのパスを受けたハサン・シャシュが蹴り損ね、ボールが、バーを外れてしまった。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=カポネ、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ=エルギュン、アイハン、バティスタ(前半39分:ビュレント・アクン)、ベルカント、ハサン・シャシュ=セルゲン(後半26分:セルカン)、ウミト・カラン(後半15分:アリフ)




フェネル、輝きなし(イエニ・アスル紙 02. 1.19 付 )

ロラント監督とレヴィヴォ(フォトマッチ紙より) オギュン(フォトマッチ紙より)  デニズリ監督の頭を悩ましたフェネルバフチェは、ロラント監督になっても変わらなかった。

 サムスン・スポル戦で期待された試合を見せることのできなかったフェネルバフチェは、前半30分、ミュスルムの放ったゴールで崩れ去った。優勝戦線で、またしても一歩後退した。1:0。

 フェネルバフチェは、サムスン・スポルとのアウェー戦で敗れ去った。1:0。新監督ロラントと臨んだ初めての試験に落第したフェネルバフチェを崩したのは、前半30分のミュスルムの放ったゴールだった。

                   サムスン・スポル:1、フェネルバフチェ:0

 フェネルバフチェは、ヴェルナー・ロラントと臨んだリーグ戦で、サムスン・スポルとのアウェー戦で、1:0で敗れ去った。前半5分、オフォソの、30mにも及ぶシュートは、リュシュトゥが抑えた。前半8分にはラゼティッチが、同20分にはオギュンが放ったシュートは、ギョクセルが防いだ。前半30分、ジェリルがペナルティ・エリア内に入りすり抜けてきた。そのボールを、エルトゥールルがシュートを放った。ディフェンスに当たったボールは、ミュスルムの前にこぼれ、それを、ミュスルムが、近距離からゴールに押し込んだ。1:0。

                   レヴィヴォの放ったシュートはバーに

 前半31分、レヴィヴォの放ったシュートは、バーに跳ね返された。同43分、アブドラハの斜め前から放ったシュートは、ギョクセルが、コーナーへはたきだした。更に、キーパー、ギョクセルは、後半5分にはレヴィヴォのシュートを、同9分にはジョンソンのシュートを、コーナーに逃れた。後半39分には、ジェイフンの放ったフリーキックは、バーをかすめていった。終了間際には、メフメット・ユルマズの放ったシュートは、僅かにゴール・マウスを外れていった。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ=ウミト・オザト、ウチェ、ミルコヴィッチ=ラゼティッチ(後半1分:ジェイフン)、オギュン、ジョンソン、アブドラハ(後半21分:ラパイッチ)、アリ・ギュネシュ(後半15分:セルハト)=レヴィヴォ、アンデション




ニハト契約(フォトマッチ紙より) ニハト、正式契約完了(ファナティック紙 02. 1.18 付 )

 ニハト・カフヴェジは、昨日、スペインに渡り、レアル・ソシエダと4年半の正式契約に署名した。ニハトは、「世界に誇るリーグにやってきて、とても幸せだ」と語った。

 ニハトは、幸せな結末を迎えた。このスター選手は、延び延びになってはいたが、正式にレアル・ソシエダの選手となった。メディカル・チェックで故障が発覚し、膝の手術をしてから、移籍が完結したニハトは、昨日、スペインに渡った。イスタンブールで、チーム・メイトたちに見送られたこの若き才能は、スペインに着くやいなやメディカル・チェックを受けた。問題なく検査が終わると、理事長アスティ、トシャック、タイフンが用意した調印式に臨み、4年半の契約に署名した。スペインのマスコミが大きな関心を示しているニハトは、「延び延びにはなったが、世界に誇るリーグにやってきて、とても幸せだ。トルコ・サッカーのいいところを見せたい」と語った。ベシクタシュは、この移籍で、500万ドルを、ニハトは、年間70万ドルを得ることが明らかになった。





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