サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトル コ人選手のことなど、、、





ルチェスク監督 機は熟した(ギュネシュ紙 02. 3.19 付 )

 チャンピオンズ・リーグで、4試合、勝利を逃してきたガラタサライは、スペインの強豪相手に登場する。アリ・サミ・エンで、午後9時45分試合開始のこの試合、オランダのテミンクが裁く。同リーグB組で戦うガラタサライは、準々決勝進出のためには、この試合の勝利が求められている。スペインの強豪バルセロナ相手に、同組最後の試合を戦うガラタサライは、荒れたローマ戦の後、ヨーロッパでの戦いを続けるために、スペインでは、最後の最後に勝ちから見放された相手を、今度はアリ・サミ・エンに迎え撃つことになった。バルセロナは、コクーが累積警告、リバウドとジェラルドが、ケガをしている。同組のもう1試合、首位のローマは、イングランドで、リバプールと戦う。ガラタサライは、今まで、ヨーロッパのカップ戦を170試合戦い、64勝62敗。1次リーグで、フェネルバフチェを、2試合とも敗ったバルセロナは、トルコのチームとの対戦成績は、よくない。トルコのチームと戦ったアウェー戦の結果は、5試合戦って、1勝3敗1分けである。




フェネルバフチェ・サポーター、憂鬱(イエニ・シャファク紙 02. 3.18 付 )

オギュン オクタイ不調(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェは、ガラタサライの試合のない週で、先行すべきチャンスを生かせず、マラテヤ・スポルから一撃を食らった。ボーダー・ライン上にいるチームに対して、セルハトとオギュンのあげた得点を守ることができなかった。マラテヤ・スポルのあげた得点は、ファズルとシャキリにより生まれたものである。

 フェネルバフチェは、5万人のサポーターの後押しを受けて登場したこの試合、2度に渡り先制しながら、これを守ることができず、優勝戦線に大きな痛手を被ってしまった。2:2。最初のデンジャラスな攻撃を、前半11分、フェネルバフチェが仕掛け、セルハトのゴールで先制した。だが、この時間帯以後、マラテヤ・スポルの方が、相手ゴール前に攻め込むことが多くなっていった。前半35分、ファズルが、ペナルティ・エリア辺りから放ったシュートを、リュシュトゥは触れることができず、ボールは、バーに当たってゴール・ネットを揺らした。1:1。これ以後、両チームとも、お互いにいいポジションを取ることができず、前半は終了した。

                 マラテヤ、勝ち点1をもぎ取る

 後半に入り、オクタイに替わりラゼテッチを投入したフェネルバフチェは、後半4分、そのラゼティッチからパスを受けたオギュンがゴールを決めた。2:1。後半10分、ボールを持ちすぎたミルコヴィッチが、ファズルに取られてしまった。ファズルは、このボールを、右からセンタリングを上げ、そのボールに合わせたシャキリが、2度目の同点に追いついた。2:2。同点に追いつかれたあと、ユスフとレヴィヴォを投入したフェネルバフチェは、勝利を求めて、プレッシャーをかけ続けていった。しかし、うまくそれに対応できたマラテヤ・スポルは、勝ち点1を手に入れ、試合を終えることができた。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ=ファーティフ、ウミト・オザト、ミルコヴィチ=ラパイッチ(後半19分:ユスフ)、オギュン、ジョンソン、アブドラハ=セルハト、アンデション(後半25分:レヴィヴォ)、オクタイ(後半1分:ラゼティッチ)




テュメル(ファナティック紙) テュメル、金曜日まで欠場(ファナティック紙 02. 3.17 付 )

 デニズリ・スポル戦の前半40分に、負傷退場し、バイラムと交代したテュメルは、昨日、MR検査を受けた。

 チーム・ドクターのアイハン・オプトゥルは、頸骨とその周囲に腫れがあると明らかにするとともに、「チャイクル・リゼ戦での出場は、難しいかもしれない。金曜日までは、チームと別行動をさせる」と述べた。テュメルに、金曜日に、最終検査をさせて、状態をはっきりと把握したいと述べた。

(首位にまで上り詰めた、今季ベシクタシュの功労者の1人が、ケガです。特に最近、調子下降気味のチームにとって、痛手となるかもしれません・・・黄紺)




ベシクタシュ、またしても失う(アクシャム紙 02. 3.16 付 )

バヤ イルハン・マンスズ(左)(ヒュリエット紙)  ガラタサライとのダービー・マッチの後、一時の首位の座から3位に滑り落ちたベシクタシュは、昨日、更なる衝撃を受けた。
 リーグ戦では勝てないデニズリ・スポルを前にして、バヤとイルハン・マンスズのゴールで、2度に渡り先制したが、ティムチンを止めることはできなかった。
 ベシクタシュは、ロナルドによるPKを逃し、勝ち点1で納得せざるを得なかった。これで、ベシクタシュは、ここ2週間で、突然勝ち点5を失ったことになる。

                 息絶え絶え、ベシクタシュ

 ベシクタシュは、アフメット・ドゥルスンとイルハン・マンスズというツートップで戦う一方、サイドからの攻撃を仕掛けるというプランを持って戦った。前半16分、イルハン・マンスズのパスを受けたイブラヒムが、シュートを放ったが、ボールは、キーパーに跳ね返された。同23分、タイフルからのパスを受け、胸で前に落としたバヤが、ゴールを決めた。1:0。前半34分、アリ・タンドーアンのセンタリングを受けたティムチンが、ゴール・ネットを揺らし、同点に追いついた。1:1。

                 デニズリ・スポル、抵抗する

 その1分後、バヤのロングパスに、タメルが飛び込み、ペナルティ・エリア内に入った。それに対し、ディフェンス陣が、ボールを遠ざけられないでいると、イルハン・マンスズが飛び込んだ。2:1。後半15分、ディフェンスのミスから、ヴェイセルがアシストをして、再び、ティムチンが、ゴールを決め、同点に追いついた。2:2。後半21分、アリの、バイラムへのチェックに対しPKが与えられた。そのPKをロナルドが放つも、バーに当たって、ボールは、外に出てしまった。残りの時間、ダウム監督は、様々な手を尽くした。スタヴルムを登用し、スリートップにしたが、勝つことはできなかった。

【ベシクタシュのメンバー】アスペル=アリ・エレン(後半31分:スタヴルム)、エルマン、ロナルド、イブラヒム=タメル、タイフル、バヤ、テュメル(前半40分:バイラム)=アフメット・ドゥルスン(後半39分:セルタン)、イルハン・マンスズ




耐えられなかった(イエニ・シャファク紙 02. 3.14 付 )

ウミト・カラン(下)(フォトマッチ紙) ウミト・カラン(フォトマッチ紙)  8万人収容のオリンピコ・スタジアムで、ほんの一握りのガラタサライ・サポーターは、イタリアの観客を沈黙させた。ウミト・カランのゴールで先制したガラタサライだったが、後半、カフーのシュートを防ぎきれなかった。

 ガラタサライの、チャンピオンズ・リーグの運命を決めるローマでのアウェー戦で、1:1の引き分けとなり、準々決勝進出の望みを、イスタンブールでの試合に託すこととなった。試合を優勢に始めたガラタサライは、ローマの攻撃を、ペナルティ・エリア外でくい止め、オフェンシブに戦っている時間帯は、相手ゴール前に攻め寄せていた。前半の終わり頃、ローマのディフェンス陣が、右サイドから攻撃に移ろうとしたとき、ボールが、エルギュンの顔に当たり、結果的にそのボールが、ウミト・カランへのアシストとなった。ウミト・カランがコントロールして放ったシュートは、キーパーの足下を抜けてゴールとなった。これで、ガラタサライは、前半をリードして終わった。

                  ディフェンス陣、大きなミス

 後半に入り、ガラタサライは、拮抗した戦いを見せていたが、後半7分、ディフェンス陣の大きなミスが、代償を払わねばならなくなった。左からアルダイールの上げたセンタリングを、ヴィクトリアが蹴り損なったのだ。ボールを得たカフーが、モンドラゴンが前に出ているのを見て、ループ・シュートを決め、同点に追いついた。このゴールの後、ウミト・カランのアシストやセンタリングを生かせなかったガラタサライは、徐々にいいポジションを取れなくなっていった。しかし、中盤で、ローマの攻撃を、ベルカント、アイハン、エルギュンが摘み取り、試合は、1:1で終わった。この結果、ガラタサライは、準々決勝進出を、バルセロナ戦に委ねることとなった。

                  1500人の在外トルコ人が応援

 この試合、約1500人のトルコ人が、観客席の一角を占めた。トルコからのみならず、ヨーロッパ各国から来たトルコ人は、たとえ少数であっても、大きな声援を送っていた。イタリア人のサポーターは、8万人収容のスタジアムに、6万5千人詰めかけた。この試合の前、先週、ローマに5:1で敗れたラツィオのサポーターが、ガラタサライの応援をしていたのが注目された。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=ペレス(後半38分:カポネ)、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ、ヴィクトリア=アイハン、フレールクィン、エルギュン、ハサン・シャシュ=ベルカント、ウミト・カラン(後半43分:ニクレスク)




ローマで、ハサン・シャシュが注目の的(ヒュリエット紙 02. 3.12 付 ) ハサン・シャシュ

 ACミラン、ラツィオを初めとしたヨーロッパの各クラブが求めているハサン・シャシュが、明日の試合で、注目されている。

                  ヨーロッパの各クラブ、鵜の目鷹の目

 ガラタサライが、明日行うチャンピオンズ・リーグの試合で、目はハサン・シャシュに注がれている。そのサッカーにヨーロッパの各クラブの注目しているハサン・シャシュが、ローマ・オリンピコ競技場で、代理人たちが注目するなかプレーする。

                  ザッケローニもご執心

 イタリアで公刊されているラ・ガゼッテ・デロ・スポルト紙は、「ガラタサライがやって来る。注目は、ハサン・シャシュ」という見出しで書かれた記事によると、イタリアでは、ACミランやラツィオを初めとする多くのクラブにより気に入られているハサン・シャシュが、注目のなかで登場すると書き、なかでも、ラツィオの監督アルベルト・ザッケローニが、大変気に入っていると強調している。




オクタイ登場、フェネルバフチェ迫る(フォトマッチ紙 02. 3.11 付 )

ジョンソン(左)(フォトマッチ紙) オクタイ(フォトマッチ紙)  ダービー・マッチでガラタサライを倒して終わった後、アンタルヤ・スポル戦を迎えて、絶対勝とうということを合い言葉にピッチに立ったフェネルバフチェの目的は、オクタイが達成した。
 90分間を通じて、程良いサッカーを見せたフェネルバフチェは、ベシクタシュを抜いて、ガラタサライにつけた。エロル・エルソイ主審は、大きな過ちを2度行った。

                 またしても応えを出せず

 フェネルバフチェは、いずれにしても勝ち続けている。アンタルヤ・スポルとのアウェー戦で、期待されたものを見せることのできなかったフェネルバフチェは、またしても勝ち点3を手に入れ、首位ガラタサライに肉迫したままである。この試合、フェネルバフチェが優勢に始まった。アンタルヤ・スポルは、1本のパスで、前半30分、フェネルバフチェに攻勢をかけた。しかし、その前には、リュシュトゥが立ちはだかった。

                 PKとレッド・カード

 ロラント監督は、後半に入ると、シマオに替わって、ユスフを起用した。このユスフが入ってからのフェネルバフチェは、より組織的な攻撃を見せることができるようになった。しかし、アンタルヤ・スポルのオフサイド・トラップが効いて、無得点の状態は、後半27分に至るまで続くことになった。この時間帯、セルハトの放ったシュートは、バーに跳ね返されてしまった。その跳ね返ったボールを、オクタイがシュートを決めた。エロル・エルソイ主審は、後半10分、ペナルティ・エリア外でボールに触れたリュシュトゥに、レッド・カードを示さず、また、後半35分には、フェネルバフチェに、PKを与えず、大きな過ちを犯した。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ=ファーティフ、オギュン、Z.ミルコヴィッチ=ラパイッチ(後半34分:ハカン)、ジョンソン、シマオ(後半1分:ユスフ)、アブドラハ=セルハト、アンデション(後半9分:ラゼティッチ)、オクタイ




勝利はガラタサライのもの(イエニ・アスル紙 02. 3.10 付 )

アリフ(左)・アリ・エレン(右) フレールクィン  ガラタサライは、ベシクタシュを倒し、再び首位の座を獲得した。ガラタサライの唯一の得点は、フレールクィンがあげたもので、一方期待されたプレーを見せることのできなかったベシクタシュは、アフメット・ユルドゥルムが退場処分となり、最後の14分は、10人で戦わねばならなかった。1:0。

 ガラタサライは、ライバル・チームのベシクタシュを倒すことにより、再び首位の座を手に奪い取った。前半3分、バヤのフリーキックは、直接ゴールに向かったが、サイド・ネットに当たった。前半29分、アリフからパスを受け、ロナルドをかわしたウミト・カランは、一瞬、キーパーと1対1になった。そしてシュートを放ったが、ぎりぎりのところで、ミューレは、コーナーへ逃れた。前半32分は、ベシクタシュにとっては、アンラッキーだった。テュメルのパスを、ペナルティ・エリア・ライン上で受けたイルハン・マンスズが、シュートを放ったが、ボールは、バーの一番下に当たって、外に出てしまった。前半35分、今度は、アンラッキーだったのは、ガラタサライの方だった。ハサン・シャシュが、ゴール・マウスに向けて送ったボールが、ミューレを越えて、バーに当たり跳ね返った。更に、そのボールを、アリフが、遠い距離からシュートを放ったが、ミューレが飛んで、コーナーへ逃れた。

                   気前いいぞ、ウミト・カラン

 ガラタサライは、後半8分、信じられないチャンスを逃した。ハサン・シャシュの左からのセンタリングを、ミューレが触れなかった。ペレスも、それを生かせず、ボールは、ウミト・カランの処へこぼれた。しかし、全くのフリーなのにも拘わらず、ウミト・カランは、難しくこれを扱い、ボールは外へ出ていった。後半19分、テュメルが、イルハン・マンスズにボールを渡すことができず、ベシクタシュは、チャンスを逃した。同23分、ガラタサライが、得点をあげた。ハサン・シャシュの左からのセンタリングを、フレールクィンがヘディング・シュートを決め、ミューレを捉えた。1:0。後半31分、ガラタサライの攻撃を、手で止めたアフメット・ユルドゥルムが、2枚目のイエローカードをもらい、ベシクタシュは、この後、10人で戦わねばならなくなった。後半40分、イルハン・マンスズが、そのすぐ後にアフメット・ドゥルスンが、続けてシュートを放つも、ゴール・マウスを捉えることができなかった。後半45分 イルハン・マンスズが倒されたが、主審は、ベシクタシュの抗議を受けつけなかった。結局、そのまま試合は終わった。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=ペレス、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ、エルギュン=アイハン、バティスタ(後半22分:ベルカント)、フレールクィン、ハサン・シャシュ=アリフ、ウミト・カラン(後半40分:セルカン)
【ベシクタシュのメンバー】ミューレ=エルマン(後半37分:タメル)、ロナルド、アフメット・ユルドゥルム=アリ・エレン、タイフル、バヤ、イブラヒム(後半28分:アフメット・ドゥルスン)、テュメル=バイラム、イルハン・マンスズ




アンカラ・グジュ引き分け アンカラ・グジュ、ディヤルバクルに掴まる(ヒュリエット紙 02. 3. 9 付 )

 リーグ戦で、首位の座を伺おうかというアンカラ・グジュが、チーム一体となって戦いを挑んだディヤルバクルと、1:1の引き分けで終わった。この試合の前半、テンポのある試合運びで、多くのチャンスが生まれていた。

 前半25分、ユルマズが、ペナルティ・エリアのすぐ外から放ったフリーキックが、ゴール隅に吸い込まれ、前半はそのまま終わった。1:0。後半に入ると、ディヤルバクル・スポルが、より優勢に試合を進めた。後半44分、中盤からのロングパスを、コナが、頭で落とし、そのボールを、デニズがゴールを決めた。これで試合が決まった。1:1。この試合の前後半の休憩時間帯に、観客席で、両チームの理事者及びサポーター間で、小競り合いが勃発した。この衝突で、アンカラ・グジュの理事サリム・テュルケルが、3人に男に掴みかかられた。

(このままだと、場合によっては、首位をも伺おうかという位置にいたアンカラ・グジュが、この2試合、停滞してしまいました。これで、ますます3強の争いとなってきました・・・黄紺)




トルコ・カップに、鷲の爪が伸びた(イエニ・アスル紙 02. 3. 7 付 )

またしても、このポーズ、イルハン・マンスズ イルハン・マンスズ(左)  デニズリ・スポルを、一撃したベシクタシュが、決勝に進出した。トルコ・カップで、初めて準決勝に進出したデニズリ・スポルの力は、ベシクタシュには届かなかった。前半は、バヤのシュートが、バーに跳ね返されたベシクタシュではあったが、後半に入って、イルハン・マンスズのシュートで、カップを、ベシクタシュ側に引き寄せた。

 デニズリ・スポルは、ベシクタシュに敗れ去り、準決勝で立ち去らねばならなくなった。ベシクタシュは、イルハン・マンスズのゴールで、決勝に勝ち上がり、決勝戦では、コジェリ・スポルと戦うことになった。試合は、両チームの拮抗した試合運びで始まった。前半10分、タメルのセンタリングを、バイラムが頭で合わせた。デニズリ・スポルは、そのボールを、コーナーに逃げた。前半30分、クーリバリの センタリングを、ムザッフェルは、触ることができなかった。タメルがパスしたボールを、バヤがシュートを放ったが、ボールは、上のバーに当たって、跳ね返されてしまった。

                  イルハンが破壊した

 後半は、ベシクタシュが、優勢に試合を始めた。後半8分、テュメルのセンタリングを、取り合いになるなか、タメルが、イルハンに出した。イルハン・マンスズは、このボールを、間隙をぬって、ゴール隅に決めた。1:0。後半11分、バヤのシュートは、スレイマンが抑えた。後半39分、クーリバリが、バヤとのボ−ルの取り合いに勝った。そして、キーパーと1対1になったが、審判は、ファールがあったと宣告した。後半45分には、観客席から投げ込まれたライターが背中に当たった主審セルダル・タトゥルは、アナウンスで警告した。試合は、1:0で終わり、これで、ベシクタシュが、決勝に進むことになった。

【ベシクタシュのメンバ−】ミューレ=アリ・エレン、ロナルド、アフメット・ユルドゥルム、イブラヒム=タメル、タイフル、バヤ、テュメル=バイラム、イルハン・マンスズ(後半45分:アフメット・ドゥルスン)




ガラタサライ監督ルチェスク ルチェスク、ダービーは観客席で(ヒュリエット紙 02. 3. 6 付 )

 「ガラタサライ対ゲンチレル・ビルリーイ」戦で、度々ピッチに入ってきたガラタサライのルーマニア人監督ルチェスクが、1ヶ月の出場停止処分を受けた。この経験豊かな監督は、目前のベシクタシュとのダービ−・マッチは、観客席で、試合を見守らねばならない。

 ケガ人のことで頭を痛めているガラタサライに、新たなショッキングなニュースが飛び込んできた。アリ・サミ・エンで行われたゲンチレル・ビルリーイ戦で、度々ピッチに入ってきたガラタサライの監督ミルチェア・ルチェスクは、審判団及びウィットネスの報告を受けて、罰則規定を適用された。
 リーグ戦で、テクニカル・エリアを越え、また審判の制止に耳を貸さなかったため、1ヶ月の出場停止を与えられた。従って、ベシクタシュとのダービ−・マッチでは、観客席より指揮を執らねばならなくなった。また、ガラタサライは、ゲンチレル・ビルリーイ戦で勃発した事件の責任を問われ、15億TLの罰金を課せられた。




ハサン・シャシュ ハサン・シャシュにイングランドへの道(ヒュリエット紙 02. 3. 5 付 )

 イングランドのニュー・キャッスルが、長年求めていたガラタサライの選手を獲得するために動き出した。

 ガラタサライ所属にして、トルコ代表選手であるハサン・シャシュに、イングランドへの道が出現した。イングランド・プレミア・リーグの強豪ニュー・キャッスル・ユナイテッドが、この代表選手の移籍に向けて動き出していることが明らかになった。長年求めていたハサン・シャシュ獲得に向けて、今後、ハサン・シャシュ本人とも会って、獲得の意志を伝える予定である。ハサン・シャシュ自身も、ヨーロッパのクラブ・チームの移籍に向けて前向きであることは知られている。

(ニュー・キャッスルという名前は、ホントに、この手の話しによく出てきます。だから、またしてもかと思う反面、ハサン・シャシュにオファーがあっても、何ら不思議でないのも、事実。さて、どうなりますやら?・・・黄紺)




打てない者どもを打ち据えた(ファナティック紙 02. 3. 4 付 )

歓喜のギョズテペ・サポーター(フォトマッチ紙) ニクレスク(右)(フォトマッチ紙)  ハサン・シャシュ、ベルカント、アリフと好機を生かせなかったガラタサライは、タイフンとムスタファ・オズカンのゴールを防げず、イズミールで、首位の座を明け渡した。

                   ハサン・シャシュ、荒れる

 ここ連続7試合、アウェー戦で勝ち点3を獲得できないガラタサライは、ギョズテペに敗れ、イズミールで、首位の座を明け渡した。最後の詰めができていないフォワード陣は、22歳のボラを越えることができなかった。前半10分、タイフンのゴールで衝撃を受けたガラタサライは、前半14分、アリフがシュートを放ったが、バーの上を越えて出ていってしまった。同41分には、ベルカントが倒され、PKを求めたが与えられず、また、同44分、ハサン・シャシュは、ゴールを逃し、荒れまくっていた。

                   モンドラゴン、救えず

 前半に放った12本のシュートの内、3本を枠に飛ばしたガラタサライは、後半2分にベルカント、同9分にエルギュン、同13分にはアリフが放ったシュートは、いずれも枠を外れてしまった。相手ゴールへ向かってカウンター・アタックを仕掛けるギョズテペは、後半17分、ザフェルがシュートを放ったが、モンドラゴンを越えることはできなかった。その7分後、再度、ザフェルの攻撃を防いだモンドラゴンは、後半27分、ムスタファ・オズカンのゴールを防ぐことはできなかった。この得点で、ガラタサライの敗北は決定した。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=カポネ、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ、エルギュン=アイハン(後半9分:ヴィクトリア)、フレールクィン、ハサン・シャシュ、ベルカント(後半14分:ウミト・カラン)=アリフ、ニクレスク(後半28分:セルカン)




ゴール・ゲッターたちが鷲を飛ばした(ザマン紙 02. 3. 3 付 )

イルハン・マンスズ(SHOW-TV) アフメット・ドゥルスン  インパシュ・ヨズガット戦で、難しい時間を送っていたベシクタシュは、アフメット・ドゥルスンとイルハン・マンスズというツートップのあげたゴールで、勝ち点3を手に入れ、優勝戦線を歩み続けた。ヨズガットは、今節も、結果を残せなかった。

 ベシクタシュは、ホームに迎えたインパシュ・ヨズガット戦で、難しい試合であったが、勝利を収め、優勝への望みを持ち続けた。
 ベシクタシュは、後半戦、4試合目となるホームでの戦いで、思い通りには行かない始まり方をした。この試合、ベシクタシュは、アンカラ・グジュ戦同様、ボールを支配できず、0:1で、先制されて始まったのだ。ロナルド欠場の穴を、アフメット・ユルドゥルムで埋めたダウム監督は、右サイドに起用したタメルにオフェンシヴな戦いを指示したため、このラインを攻めやすいと考え、早く攻め立てたヨズガットは、前半3分、スミアラが先制点をあげた。0:1。前半15分、イルハン・マンスズの放ったシュートは、バーに跳ね返されたが、同20分には、ゴールが生まれた。ここ数週間待ち望まれていたアフメット・ドゥルスンが、ヘディング・シュートを決めた。1:1。プレスを強化してきたベシクタシュが、2点目を入れるのは容易かった。またしても、アフメット・ドゥルスンの登場である。今度は、フリーキックから、ゴールが生まれたものだった。2:1。そして、このスコアで、前半が終わった。後半の始まりは、まるで、前半の再現を見るようであった。最初のシュート、ゴール、全て同じだった。インパシュ・ヨズガットは、最初の攻撃で、スミアラのループ・シュートで、同点に追いついた。2:2。観客席から、ベシクタシュに対する抗議の声が高まるなか、早めにゴールが生まれた。テュメルの機転で、フリーキックを素早く蹴ったベシクタシュは、アフメット・ドゥルスンのアシスト、イルハン・マンスズのシュートが決まり、3:2。後半23分、アリ・エレンの素晴らしいパスを、PK地点で受けたイルハン・マンスズが、抑えの効いたシュートを決めた。4:2。そして、試合はこのスコアで終わり、ベシクタシュは、優勝戦線を歩み続けることとなった。

【ベシクタシュのメンバー】ミューレ=エルマン、アリ・エレン、アフメット・ユルドゥルム、イブラヒム=タメル、タイフル(後半37分:ウミト)、バヤ、テュメル(後半25分:バイラム)=アフメット・ドゥルスン、イルハン・マンスズ(後半26分:スタヴルム)





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