ダービーにフェネルの刻印(ギュネシュ紙 02. 4.15 付 )
ベシクタシュに、イノニュで勝ったフェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグ出場権を、かなり確実のものにした一方、優勝戦線でも、最後の3試合に希望をつなぐことになった。0:2。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、セルハトのあげたものだった。一方、ベシクタシュは、アリ・エレン、イルハン・マンスズ、フェネルバフチェは、ウミト・オザト、ジェイフンがレッド・カードをもらって、退場となった。
次々とチャンスを逃す
息を呑むようなダービー・マッチ、最初の厳しい攻めは、フェネルバフチェから生まれた。前半12分、ジョンソンのシュートは、バーをかすめながら外へ出ていった。同18分、バヤの放ったシュートは、キーパー、オーウズがキャッチした。その後、テュメルが、フリーとなってシュートを放ったが、外へ蹴り出してしまった。前半35分、アリ・エレンが、膝でセルハトを蹴り上げると、ムヒッティン・ボシャト主審は、副審の警告を受けて、レッド・カードを出した。
前半が終わると幕は切って落とされた
前半45分、レヴィヴォの素晴らしいパスを受けたアリ・ギュネシュが、ペナルティ・エリア内に入り、フリーになっていたセルハトにパスをすると、後はボールに触れるだけでよかった。0:1。後半8分、レヴィヴォが、相手ディフェンスの背後を突くパスを送ると、そこへ走り込んだセルハトが、キーパー、ミューレと1対1となり、左足で、この日2点目となるゴールを決めた。0:2。このゴールの後も、フェネルバフチェの方が、危険な状態を作り出せていた。
オーウズ、好セ−ブ
ベシクタシュは、後半19分、惜しいゴール・チャンスを逃した。アフメット・ユルドゥルムが、ペナルティ・エリアの外から強烈なシュートを放つと、オーウズが、素晴らしい反応を示し、ボールに触れ、得点を与えなかった。後半32分、タメルに厳しいチェックに入ったウミト・オザトが、この日2枚目のイエロー・カードをもらい退場となり、フェネルバフチェも10人となった。同41分には、ムヒッティン・ボシャト主審は、副審の警告を受けて、イルハン・マンスズにレッド・カードを出し退場させた。更に、ジェイフンに対し、後半43分、この日2枚目のイエロー・カードを出し、これまた退場させた。結局、試合は、0:2で終わった。
【ベシクタシュのメンバー】ミューレ=アリ・エレン、ロナルド、アリ・ユルドゥルム、イブラヒム=クレストフ、タイフル、バヤ、テュメル(後半20分:タメル)=アフメット・ドゥルスン(後半20分:セルタン)、イルハン・マンスズ
【フェネルバフチェのメンバー】オーウズ=ミルコヴィッチ、ウミト・オザト、ムスタファ・ドーアン=アリ・ギュネシュ(後半16分:アブドラハ)、ハカン・バイラクタル、オギュン(後半20分:シマオ)、ジョンソン、ジェイフン、レヴィヴォ(後半41分:ファーティフ)=セルハト |