サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、





ヒュセイン・ジムシル、AEKが狙う(ファナティック紙 08. 5.10付)

ヒュセイン  リーグ戦で、今宵、フェネルバフチェと対戦するトラブゾン・スポルで、ヒュセイン・ジムシル主将を、ギリシアのAEKが獲得を考えていることが明らかになった。

 AEKのクラブ・マネージャー、ムスタファ・ソーウト氏が、ヒュセイン・ジムシルの移籍を目指して、トラブゾンにやって来て、今夜行われる試合を、視察するということだ。一方、トラブゾン・スポルのハイレッティン・ハジュサリフオウル副理事長は、AEKからは、まだ、オファーは来ていないことを明らかにし、「我々も、AEKの関係者が、トラブゾン入りするということを耳にしている。試合を視察するのだろう。オファーが来るようなことがあれば、それに基づいてコメントを出したい」と述べた。




セミフ、フェネルバフチェに更に3年(イエニ・シャファク紙 08. 5. 9付)

セミフ(ファナティック紙)  フェネルバフチェの、今季の好調を支え、そして、トルコ・リーグで得点王への道を走っているセミフ・シェンテュルクが、あと3年、フェネルバフチェで汗をかくことになった。スペインの幾つかのクラブからのみならず、ヨーロッパの多くのクラブから、数多くのオファーを受けてきたセミフの選んだ先は、フェネルバフチェだった。フェネルバフチェで、スーパーサヴ的扱いを受け、心穏やかでなく、このまま、控えに甘んじるならば、ヨーロッパへの移籍を、何度も求めてきたセミフと、交渉の席に就いたフェネルバフチェ側は、セミフと、全ての点において合意に達し、契約を3年間延長することとなった。フェネルバフチェで、6シーズンを過ごしたことになるセミフは、今季、最も充実したシーズンを過ごした。リーグ戦では、17ゴールを上げ、得点王を取ろうかというセミフは、今季、出場した26試合の内、16回、先発メンバーとして起用された。ケジュマンが故障した機を、うまく生かしたセミフは、チャンピオンズ・リーグでの戦いでも、2つの大事なゴールを決めている。控え選手の身でありながら、得点王争いのトップに立つセミフは、ヨーロッパでも、その名が知られているのだ。




アナトリアの星、カイセリ・スポル(イエニ・シャファク紙 08. 5. 8付)

カイセリ・スポル、歓喜(カイセリ・スポル公式HP) トルコ杯決勝戦(ヒュリエット紙)  20年ぶりに、ビッグ4以外の2チームが残り対戦したトルコ杯決勝戦は、PK戦に持ち込まれた。両チームは、お互い14回、PKを蹴った。1996年、17対16で終わったガラタサライ対ゲンチレル・ビルリーイ戦を思い起こさせるPK戦を制したのは、カイセリ・スポルの方だった。

 20年ぶりに、アナトリアのチーム同士が対戦したトルコ杯決勝戦は、PK戦に持ち込まれた。通常の時間、及び、延長戦を終わっても両者無得点で終わったこの試合、カイセリ・スポルが、PK戦を、11対10で制し、史上初めてトルコ杯を手にした。そして、UEFA杯への参戦権を、再び手にしたのだった。今まで、2度、トルコ杯を手にしたことのあるゲンチレル・ビルリーイは、5回目の決勝進出で、3度目の敗退となった。お互い、好機を生み出すのに苦労していたこの試合、両者とも、ゴールを生み出すことはできなかった。前半は、シュートを狙っても、枠を捉えることもできなかった。

                   メフメット・トプズが打ち、ペリッチが防ぐ

 後半38分、メフメット・トプズが、約25mの距離から、シュートを放った。ペリッチが、際どいところでコーナーへと逃げた。このシュートが、カイセリ・スポルにとっては、最も大きな得点チャンスだった。同40分、ゲンチレル・ビルリーイのディフェンダーの背後に放り込まれたボールに追いついたカンゲレが、GKと1対1となりながら、放ったシュートは、GKに当たり跳ね返されてしまった。この厳しい攻撃に結果が伴わないで、その結果、試合は延長に持ち込まれた。そして、延長戦でも、均衡は破れなかった。14回ずつ蹴られたPK戦は、11対10という結果で、カイセリ・スポルが制することとなった。

【ゲンチレル・ビルリーイのメンバー】ペリッチ=エルギュン、アイハン・トゥナ、エル・サカ、エルカン(延長前半5分:ハカン)=エンギン、ケレム、メフメット・ナス、アッド=イサク(後半37分:メフメット・チャクル)、カーエ
【カイセリ・スポルのメンバー】イワンコフ=コライ、アリ・トゥラン、アイドゥン、トレド=エレン(後半45分:トゥルガイ)、サイドゥ、ラグプ(延長前半12分:カンベル)、メフメット・トプズ=イグレシアス、カンゲレ(延長前半15分:ケマル)




ヤッターラ、心配させる(ファナティック紙 08. 5. 7付)

エルスン・ヤナル監督(スター紙) ヤッターラ(ファナティック紙) セルカン・バルジュ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、今週末に、ホームにフェネルバフチェを迎える試合に備えているが、練習試合で、ヤッターラとセルカン・バルジュが負傷した。

 外国人選手視察に出かけていた国外からトラブゾンに戻ってきたエルスン・ヤナル監督指揮下、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで行った練習に、故障が癒えてないヒュセイン、エルディンチと、休むことを認められているジェフェルソン、モアワド、トルガ・ゼンギンは参加しなかった。ヒュセイン主将は、明日から、チームに合流して、練習を再開するということだ。
 練習試合で、ヤッターラとセルカン・バルジュが負傷した。ヤッターラは、治療を受けたあと、練習に戻ったが、練習の最後の方で、カディルとボールを取り合いとなり、首を打ったセルカン・バルジュの方は、控え室に引き下がった。トラブゾン・スポルは、明日も、フェネルバフチェ戦に備えての練習を継続する。




ベシクタシュ、ゴールが欲しい(ファナティック紙 08. 5. 6付)

ノブレ(ヒュリエット紙) ボボ(サバハ紙) ホロスコ(ファナティック紙)  UEFA杯参戦権を獲得するためには、勝つことだけではなく、大差で勝つ必要のあるベシクタシュは、ヴェステル・マニサ戦では、ホロスコ、ボボ、ノブレのスリートップで臨むことになる。

 デル・ボスケとルザ・チャルンバイ時代には、最終的に、4位でシーズンを終わることになったベシクタシュは、今季、同様の結果を残したくない考えている。ルチェスク監督のときに優勝して以後では、最も多くの勝ち点をあげた監督として名を残すことになったエルトゥールル・サーラム監督は、最終戦で、その仕上げをなしたいと考えている。
 勝ち点差では、シワス・スポルと並んでいるベシクタシュであるが、得失点差では、シワス・スポルの後塵を拝しているため、ヴェステル・マニサ戦では、FW軍団を、ピッチに送り出すことを考えている。インター・トト・カップではなく、UEFA杯への参戦を希望しているベシクタシュでは、エルトゥールル・サーラム監督は、イノニュ・スタジアムでのヴェステル・マニサ戦では、ホロスコ、ボボ、ノブレのスリートップで、ゴールラッシュを狙っている。また、同監督は、この3人の背後には、テヨとデルガドという攻撃的MFを置き、今となっては、目標を失ってしまっているヴェステル・マニサを相手に、UEFA杯への参戦権を追い求めるつもりだ。シワス・スポルとの間に、得失点差では4もの差があるベシクタシュは、この差を埋めるためにゴールラッシュを見せる以外に、残留が決定したゲンチレル・ビルリーイが、シワス・スポルから勝ち点を取ってくれれば、ベシクタシュにとっては十分でもある。




アルダ、魂の入った大活躍(イエニ・シャファク紙 08. 5. 5付)

セルヴェト(左)(ヒュリエット紙) バルシュ(左)アルダ(右)(ヒュリエット紙)  息もつかせぬこの試合、まず、ソングがオウンゴールをしてしまった。だが、ガラタサライは、アルダの活躍で優位を得た。メフメット・ユルドゥズが、同点弾を放った。アイハンとセゼルのゴールで、興奮の坩堝と、最後の15分はなった。ガラタサライは、アルダのゴールで、再びリードした。そして、最後に、ハカン・シュクルが、優勝への扉を開いた。これで、ガラタサライは、アリ・サミ・エン・スタジアムでの最終戦ゲンチレル・ビルリーイOFTAS戦で、たとえ引き分けに終わっても優勝となる。

 今季リーグ戦の優勝の行方を左右する大一番は、点の取り合いになり、最後には、ガラタサライが、シワス・スポルを、3:5のスコアでくだした。これで、ガラタサライは、最終戦のゲンチレル・ビルリーイOFTAS戦で、たとえ引き分けに終わっても優勝となる。前半13分、ソングのオウンゴールで、シワス・スポルが先制した。モハメッド・アリの蹴ったコーナーキックを、後ろに蹴ってクリアしようとしたソングが、自身のゴールに蹴りこんでしまったのだ。同40分、表に躍り出たアルダが、アイハンのパスを受けゴールを決め、同点に追いついた。1:1。このゴールの2分後、再び、アルダが決め、1:2とリードした。

                   点の取り合いを閉めたのは、ハカン・シュクル主将

 シワス・スポルは、後半5分、メフメット・ユルドゥズのゴールで同点に追いついた。メフメット・ユルドゥズのシュートは、GKアイクトが防いだかのように見えたが、主審は、ゴールラインを割ったと判定したのだった。2:2。このゴールの2分後、アイハンが、25mの距離から見事なシュートを放つと、ボールは、ゴールの隅に吸い込まれていった。2:3。同22分、セゼルが、ペナルティ・エリアの外から放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。3:3。同31分、この夜のヒーロー、アルダが、バルシュから出されたパスを受け、このボールを、シワス・スポルのゴールに叩き込んだ。3:4。そして、この日の最後のゴールは、ハカン・シュクル主将から生まれた。同30分、ノンダに替わって入ったハカン・シュクルは、同43分、GKペトコヴィッチを捉え、この試合のスコアを決するゴールを決めたのだった。3:5。

【シワス・スポルのメンバー】ペトコヴィッチ=アブドゥルラーマン、サイディ、ディアッロ、ハイレッティン=ムサ(後半36分:クヴェトコフ)、デヴラン(後半39分:イルハン)、シッラ(後半10分:セルジオ)、セゼル=モハメッド・アリ、メフメット・ユルドゥズ
【ガラタサライのメンバー】アイクト=ソング(後半36分:メフメット・ギュヴェン)、エムレ・ギュンギョル、セルヴェト、ハカン・バルタ=サブリ、アイハン、メフメット・トパル、バルシュ、アルダ(後半39分:ヴォルカン・ヤマン)=ノンダ(後半30分:ハカン・シュクル)




トラブゾン、打ちのめす(ヒュリエット紙 08. 5. 4付)

ヤッターラ(前)(トラブゾン・スポル公式HP) ヒュセイン(左)(トラブゾン・スポル公式HP)  重要な試合に出向いたトラブゾン・スポルは、イスタンブル市役所スポルを、アウェーの戦いで、チャーダーシュ、ウムト・ブルトのゴールで打ち負かした。

 リーグ戦も、いよいよ最後の2節に突入したが、優勝争いでもなく、また、残留争いでもないこの両者の対戦で、トラブゾン・スポルが、イスタンブル市役所スポルを、アウェーで、2:1のスコアで撃破した。両者とも、控え選手中心で臨んだこの試合、アドリアーノの得点で先制を許したトラブゾン・スポルが、チャーダーシュとウムト・ブルトの得点で、勝ち点3を得た。3人の交替選手を使い切ってから、イスタンブル市役所スポルは、後半30分に、ティクズが負傷退場したために、最後の15分間は、10人で戦わねばならなかった。
 前半11分、ホームのイスタンブル市役所スポルが先制した。このゴールは、イスタンブル市役所スポルのコーナーキックに対し、アドリアーノが、いいジャンプを見せて、ヘッドで決めたのだった。これで、イスタンブル市役所スポルが、1:0と先制したのだった。同31分、表舞台に躍り出たのは、チャーダーシュだった。コーナーキックのボールが、ゴール前で混戦になったところ、その中からゴールを生んだのだった。1:1。このゴールから6分後、ウムト・ブルトが、相手GKハサジッチを捉え、この試合のスコアを決するゴールをあげたのだった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】オヌル=フェルハト、タイフン、チャーダーシュ、ムスタファ・ケチェリ=ヒュセイン(後半45分:カディル)、アドナン(後半24分:セルカン・バルジュ)、ムサ、ヤッターラ=ウムト・ブルト、エルギン・ケレシュ(後半38分:バルシュ)




フェネルバフチェ、ヴェダーソン・ショック(イエニ・シャファク紙 08. 5. 3付)

ヴェダーソン(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェのブラジル出身選手ギョクチェク・ヴェダーソンが、昨日の練習中に発生した故障で、今季絶望となった。

 チーム・ドクターのピエル・アルズマンが、フェネルバフチェ公式HPで明らかにしたところに拠ると、ヴェダーソンは、回復までに4週間を要し、直ちに、治療に着手されたということである。
 アルズマン医師は、ヴェダーソンが、MR検査を受けたあと行った会見では、ヴェダーソンは、左膝内側の筋を傷めたということが判ったということであり、今後4週間、ピッチには立てないということであった。




シワス・スポル戦には特別なる戦術(ファナティック紙 08. 5. 2付)

アイハン(ヒュリエット紙) ソング(ファナティック紙) サブリ(サバハ紙)  ガラタサライ首脳陣は、シワス・スポル戦では、ソングを、右サイドバックに置き、サブリは、中盤に起用するつもりでいる。ノンダの後ろには、アルダを置くつもりである。

                    サイドでのボール廻しを早く

 アリ・サミ・エン・スタジアムでのフェネルバフチェ戦での勝利で、優勝争いに、最も有利な位置に立つことになったガラタサライの、シワス・スポル戦での戦略が、かなりの確度で明らかになった。相手が、90分間を通じて、しぶとく抵抗してくると考えている首脳陣は、中盤でのせめぎあいに持ち込む考えのようである。最も大きな変更を考えているのは、右サイドである。というのは、右サイドバックには、ソングを置き、サブリは、中盤の右サイドに持ってこようという考えなのである。こういった手だてを講ずることによって、右サイドで、スピードアップを図ろうとしているのだ。

                    左サイドは、アイハンに任せた

 ウミト・カランが、出場停止なので、ワントップとして、ノンダを起用する考えだ。故障の癒えたリンコンが、この試合に間に合うかどうか判らないので、FWの背後に、今のところ、アルダを置くことを考えている。その空いた左サイドには、アイハンで埋めるつもりだ。中盤の真ん中には、メフメット・トパルとバルシュに任せる。左サイドバックは、また、ハカン・バルタだ。ストッパーには、セルヴェトとエムレ・ギュンギョルの2人は外せない。そして、ここ9試合で、僅か2ゴールしか許さず、ファーティフ・テリムの目に停まったアイクトを、GKとして起用する。




計画は練っている(ファナティック紙 08. 5. 1付)

ビュレント・ウイグン監督(ファナティック紙)  シワス・スポルのビュレント・ウイグン監督は、この日曜日の夜、ガラタサライを打ち砕くためのプランを明らかにした。選手たちに、「全コートで、プレスをかけろ」との指令を出したのだ。

                    モハメッド・アリを起用

 今季、ホームでの最終戦となるガラタサライとの一戦を控え、優勝を狙いつづけているシワス・スポルは、日曜日の夜の試合に向けての準備を行っている。ビュレント・ウイグン監督の指揮のもと、練習を行っているシワス・スポルは、ガラタサライを、自身で持つ武器を活用して打ち砕こうとしている。前節、出場停止でデニズリ・スポル戦には出場できなかったメフメッと・アリを、フリーに動けるようにしようというプランを持っている同監督は、全選手に、全コートで、プレスをかけていくように指示を出している。

                    「フェネルバフチェ戦を観た」

 フェネルバフチェ戦で、ガラタサライが見せた試合運びに注目する同監督は、「彼らが、チャンピオンになるために見せた並々ならぬ決意と貪欲さを、しっかりと観ることができた。限られた能力ながら、我々は、ここまでやってこれた。そして、やってこれたことを信じて戦ってきた。ガラタサライ戦は、私にとっても、選手たちにとっても、そして、この町にとっても、重要な試合だと認識している。いよいよ、最終段階まで来てしまった。そして、トルコで、何かを変えることができるチャンスが、今、我らが手の中にあるのだ。日曜日には、勝利を持ってピッチから去ることができるよう、ピッチ上でへこたれるところはないようにするつもりだ」と述べた。




オーレリオが出て行きたがっている(ファナティック紙 08. 4.30付)

オーレリオ(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、オーレリオとの契約を、昨日、オプション権を行使し、1年間延長した。だが、オーレリオは、自分の同意なくなされた、かような契約延長は受け入れがたいと言い、ヨーロッパのクラブへの移籍を志向しているということだ。

 フェネルバフチェが、5月31日で、契約が満了するメフメット・オーレリオに関し、興味ある行動に出た。フェネルバフチェが、オプション権を行使し、契約を1年延長したのだ。だが、オーレリオは、自分の同意がなければならないと言い、この契約延長は受け入れがたいと言っている。一方、トルコ・サッカー連盟に送られた契約内容によると、このオプション権に関する条項は存在していないということであるが、フェネルバフチェ側とオーレリオとの間には、別途、私的な契約条項があるということだ。
 フェネルバフチェ側は、ヴァレンシアのケマン監督が欲しがっているオーレリオに対し、前半戦が終了した段階で、契約更改を申し出たが、これを拒否されたため、それに反発し、移籍金として700万ドルを設定し、その金額ならば移籍を容認すると告知した。だが、ヴァレンシア側は、その移籍金額は高すぎるとして、シーズン終了時点には、移籍金は発生しなくなるので、オーレリオ獲得を先送りしていた。一方、フェネルバフチェ側も、オーレリオの替わりとして、マルドナドを獲得した。

                    スペインのクラブが獲得を考えている

 フェネルバフチェ側は、求められているプレーを見せられず、ガラタサライ戦で批判が集中したマルドナドを、今季末には放出すると決め、そのために、オーレリオとの契約を、オプション権を行使し、1年間の延長に踏み切ったのだった。
 フェネルバフチェ側の昨日の動きを察知したオーレリオは、私的な契約書にあるオプション条項は、両者の合意が必要と記されているということを明らかにした。オーレリオは、5月31日に、契約が切れたあとは、サッカー人生を、ヨーロッパのクラブで送りたい意向であると言い、フェネルバフチェが、オプション権を主張する場合には、裁判所に、この件を持ち込む考えであると言っている。なお、オーレリオの獲得を、ヴァレンシア以外には、セヴィリヤとヴィジャレアルが考えているということだ。




ジーコ、以前の体制に戻す(ファナティック紙 08. 4.29付)

ジーコ監督(ファナティック紙) セルチュク(ファナティック紙) ヴェダーソン(イエニ・シャファク紙)  ダービマッチに送り出したメンバーに対し、大きな反発をかっているフェネルバフチェのジーコ監督は、ゲンチレル・ビルリーイ戦では、コリン・カズム・リチャーズとマルドナドをさげ、セルチュクとヴェダーソンを送り出すつもりでいる。

                    デイヴィドを、元の位置に

 トルコにやって来て以来初めて、リーグ戦のダービーマッチに屈し、ピッチに送り出した選手の顔ぶれに関し、批判にさらされているジーコ監督は、元の姿に戻すつもりでいる。守備面では強力であるにも拘わらず、ヴェダーソンを切り、そういった能力では劣ると考えられているウーウル・ボラルを起用した同監督は、ゲンチレル・ビルリーイ戦では、再び、ヴェダーソンに出場の機会を与えるつもりだ。ウーウル・ボラルは、ヴェダーソンの前の高い位置に置く考えだ。そして、コリン・カズム・リチャーズは控えに回し、デイヴィドを、元の右サイドに戻す考えだ。

                    無理な変更

 ジーコ監督が、起用を強く考えていたマルドナドは、厳しい批判に晒されているため控えに回し、デニズリ・スポル戦のヒーロー、セルチュクを送り出すつもりだということだ。また、今季絶望となったルガーノに替わってはヤシンを、ヴォルカンの替りにはセルダルを起用する。同監督は、今、選手たちに、モティヴェーションを高めるよう求めている。ダービーマッチのことは忘れて、残り試合に集中すべきと強調する銅監督は、「頭をうなだれるな。最後の試合まで、優勝のチャンスを追い求めていくのだから」と、選手たちに注意喚起を行っていた。




ガラタサライ、望み通り(ブギュン紙 08. 4.28付)

ノンダ(NTV) ウミト・カラン(左)ウーウル・ボラル(右)(ヒュリエット紙)  歴史上、最も重要なダービーマッチの一つが、昨日、アリ・サミ・エン・スタジアムで行われた。ライバルのフェネルバフチェをくだしたガラタサライは、優勝争いのなかで、2節を残すなか、勝ち点で3先行することになった。

 第32節に、ともに勝ち点70で突入することになった2つのライバル・チームは、この試合で成果を収め、優勝戦線で一歩でも先んじかんという試合で、ガラタサライが、まず有利に試合を進めた。ガラタサライは、右サイドからはバルシュが、また、左サイドからはアルダが、センタリングをあげ、フェネルバフチェのゴールに危険な場面を作ったのである。前半7分、この2人が作りだした好機は、得点に繋げることができなかった。同26分、ウミト・カランのシュートは、バーに当たって跳ね返された。同37分、サブリのセンタリングに対し、フェネルバフチェ側は、エドゥとGKヴォルカンが、同時にボ−ルをクリアしようとしたところ、そのボールがこぼれてしまい、両者の背後にボールが転がった。そのボールを、ノンダが、がら空きのゴールに蹴りこんでしまった。1:0。

                    ガラタサライの守備陣は堅実に

 後半に入り、フェネルバフチェは、同点に追いつこうと、若干、動きを活発化させた。だが、ガラタサライのゴールに向かって、望むべき好機を見出せないでいた。デイヴィドのヘディングシュートと、アレックスのロングシュート以外は、ガラタサライのゴールを脅かすということのなかったフェネルバフチェは、逆に、自身のゴールを脅かされる事態へとなっていったが、これは、ガラタサライが、結果を出すことにはならなかった。トルコ杯のときと同様、またしても、アリ・サミ・エン・スタジアムで、ガラタサライの軍門に下ったフェネルバフチェは、首位の座を、ガラタサライに譲ったのだった。

【ガラタサライのメンバー】アイクト=サブリ(後半45分:メフメット・ギュヴェン)、エムレ・ギュンギョル、セルヴェト、ハカン・バルタ=バルシュ、アイハン、メフメット・トパル、アルダ=ウミト・カラン(後半33分:ソング)、ノンダ(後半17分:ハカン・シュクル)
【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ(前半43分:ヤシン)、エドゥ、ウーウル・ボラル(後半28分:ヴェダーソン)=コリン・カズム・リチャーズ(後半13分:セミフ)、マルドナド、オーレリオ、デイヴィド、アレックス(後半34分:アリ・ビルギン)=ケジュマン




シワス・スポル、走る(ヒュリエット紙 08. 4.27付)

シワス・スポル、歓喜(ヒュリエット紙) セゼル、アブドラフマン(NTV)  デニズリ・スポルを、アウェーで、セゼルとハイレッティンのゴールで負かしたシワス・スポルは、ダービーマッチを前にして、フェネルバフチェとガラタサライに、勝ち点で並んだ。これで、シワス・スポルは、優勝の望みを繋いだことになる。

 シワス・スポルは、デニズリ・スポルを、アウェーで、1:2で撃破し、勝ち点を70に乗せた。そして、試合数が多いなかだが、フェネルバフチェとガラタサライを捉えた。
 前半14分、フリーキックを蹴ったセルジオは、25mの距離からゴールを狙ったが、ポジション取りの良かったブルトが、これを防いだ。同19分、ホームのデニズリ・スポルの攻撃で、ユスフが、右から素晴らしいパスをムサの前に出した。ところが、走り込んできたムサは、シュートを放ったが枠を捉えられず、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。同22分、シワス・スポルに、ゴールが生まれた。ペナルティ・エリア内でボールを得たムサが、マイナスのパスを出した。そのボールを、ペナルティ・エリアのライン上から、セゼルが強烈に叩き込んだのだった。0:1。同34分、ジャネルのセンタリングに、ギュライが、ヘッドで合わせた。そのボールが、オヌルに当たり跳ね返った。デニズリ・スポルの選手は、それは、オヌルが、ボールを手に当てたと言い、PKを与えるように求めた。

                    アシストは、メフメット・ユルドゥズから

 後半に入り、まず、チャンスを掴んだのは、シワス・スポルの方だった。そして、後半12分、点差を2と開いた。メフメット・ユルドゥズのパスに、ペナルティ・エリアに飛び込んできたハイレッティンが打つと、ボールは、バーの内側に当たって、ゴールネットを揺らしたのだった。0:2。同27分、エンギンのクレヴァーなパスを、ペナルティ・エリア内で受けたユスフが、GKペトコヴィッチを捕らえ、1:2とした。

【デニズリ・スポルのメンバー】ブルト(前半44分:スレイマン)=ハサン、チャーラル、ブラク(後半1分:セラハッティン)、モレイラ、ムサ、ファーティフ・イーエン、アブラハム、ジャネル(後半5分:エンギン)、ギュライ、ユスフ
【シワス・スポルのメンバー】ペトコヴィッチ=アブドゥルラーマン、サイディ、オヌル、ハイレッティン、ムサ(後半44分:クヴェトコフ)、シッラ、セルジオ(後半33分:イルハン)、セゼル、デヴラン(後半29分:アイタッチ)、メフメット・ユルドゥズ




ボボ、マルセイユへ(NTV 08. 4.26付)

ボボ(NTV)  ベシクタシュのゴールゲッター、ボボが、フランスにマルセイユと合意に達したということだ。オリンピック・マルセイユは、ボボ獲得のために、ベシクタシュに、800万EUROを支払うということで、両クラブ間で合意に達したということが明らかになった。

 ベシクタシュのボボの移籍が決まりかけている。
 ここ数ヶ月、獲得を考えられていたボボが、ガラタサライ元監督エリック・ゲレツが、現在監督を務めるオリンピック・マルセイユへの移籍が、ほぼ固まったということだ。ボボの妻が、パリに飛び、そこからマルセイユに向かったということだ。
 オリンピック・マルセイユ側は、ベシクタシュに対し、800万EURO支払うということで合意に達したが、ボボ側の唯一の不安材料は、マルセイユが、来シーズン、チャンピオンズ・リーグへの参戦が、未だ確定していないことだということだ。
 ボボに対しては、ここまで、CSKAモスクワ、シュトゥットガルト、シャフテル・ドネツク、サン・テチエンヌから獲得を考えられてきたが、ボボ獲得の知らせは、マルセイユの地元新聞、及び、マルセイユのサポーター側から出始めてきている。




ホロスコ・ショック(ヒュリエット紙 08. 4.25付)

ホロスコ(ファナティック紙) ボボ(タクヴィム紙) エルトゥールル・サーラム監督(ファナティック紙)  ブルサ・スポル戦で、ホロスコをプレーさせることが、ほぼ絶望だということで、エルトゥールル・サーラム監督は、下部組織から4人の若き選手を試そうと考えている。

 ベシクタシュで、明日、アダナで戦うブルサ・スポル戦を前にして、ホロスコ・ショックが舞い込んだ。ベシクタシュのチーム・マネージャーのシナン・エンギンが、昨日の練習中に、故障発生のために練習を途中で切り上げたホロスコが、ブルサ・スポル戦に出場することは難しいと言っている。ブルサ・スポル戦では、右サイドに起用することが考えられていたホロスコが傷んだことは、同監督をして困惑させている。このため、同監督は、下部組織から4人の若い選手を引き上げ試そうと考えている。サテライトの監督を務めるメフメット・エクシと話し合って、同監督は、ブラク、ビュレント、オメル、オンデルのプレー振りがお気に召しているということだ。

                     ディフェンス陣がアグレッシブ

 ブルサ・スポル戦を前にして出場停止が解けるボボを、ノブレとツートップを組ませる考えでいる同監督は、「ブルサ・スポルのディフェンス陣は、とてもアグレッシブだ。オメル、イスマイル・ギュドゥレン、エゲメンを越えることは容易いことではない。我らのコーチ、ムトゥル・トプチュは、ブルサ・スポルとカスムパシャとの一戦を観て、重要な報告を出してくれている。アダナで待ち受けてくれている我らのサポーター諸氏に、多くのゴールをあげれる試合を観せたく、我々は、そのための戦術練習を行っている」と述べた。




大きなFW争い(ミリエット紙 08. 4.24付)

ウミト・カラン(NTV) ハカン・シュクル(ファナティック紙) ノンダ(ヒュリエット紙)  ガラタサライで、ダービーマッチを前にして、ハカン・シュクル、ウミト・カラン、ノンダの中から、誰をFWに据えるかで競争が起きている。ガラタサライ首脳陣は、4-5-1フォーメーションが、イスタンブル市役所スポル戦でうまく機能したので、ダービーマッチでも、同様の戦術をとろうという考えでいるために、FWのポジション争いが生じてしまった。イスタンブル市役所スポル戦では、ウミト・カランを先発に起用し、ウミト・カランが傷んだあとは、ハカン・シュクルを投入したジェヴァト・グレルが、出場の機会を伺っているノンダを加えた3人から、誰を選ぶかが関心の的になっている。
 ガラタサライで、イスタンブル市役所スポル戦で見せたプレーぶり、及び放ったゴールで支持を集めているハカン・シュクルは、カドゥキョイでのフェネルバフチェ戦は、控えに甘んじていた。だが、今回は、先発メンバーとして、ピッチに立つことが待たれている。まだ、治療を受けていながらも、「ダービーマッチでは、何があったとしても、試合には出たい」と言って、首脳陣にアピールしているウミト・カランも、この試合に出たがっているのだ。
 貪欲な練習ぶりで、注目を集めているノンダも、出場を待ち望んでいる。最近の調子の良さから注目を集めているノンダが、驚きを持って迎えられるだろうが、先発として起用されることになるだろうということだ。




ジーコ監督、あるポジションで、どっちにするか悩んでいる(イエニ・シャファク紙 08. 4.23付)

ジーコ監督(ヒュリエット紙) マルドナド(UEFA公式HP) セルチュク(NTV)  この日曜日に予定されているガラタサライとの大事な試合に備えての練習を、マスコミには非公開で行っているフェネルバフチェでは、全ては、その試合に勝つことであると考えられているが、ジーコ監督は、その試合に送り出す選手を、ほぼ固めているようである。GKには、ヴォルカンを起用する意向の同監督は、DFには、ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ヴェダーソンの4人を起用する。また、同監督は、この試合の重要なポイントと考えている中盤には、デイヴィド、オーレリオ、ウーウル・ボラルを起用することははっきりしているのだが、最近の試合でいいプレーを見せているマルドナドとセルチュクの選択で困っている。また、最近は控えに回ることの多かったが、デニズリ・スポル戦で見せたプレーぶりで、先発に起用されることが確実なウーウル・ボラルは、厳しいダービーマッチで、フェネルバフチェの左サイドで、最も活躍する選手の1人のなるだろう。

                     理事会が活を入れる

 ジーコ監督は、マルドナドかセルチュクかの選択は、最後の練習まで決定を持ち越すことになる。また、前線には、アレックスとともに、ケジュマンを起用するつもりの同監督は、セミフは、またしても控えに回すことになる。一方、練習の前と後には、選手たちとミーティングを重ねている同監督は、ガラタサライの直近の5試合分の映像を観て、選手たちに、ガラタサライの弱点を解説している。オンデル・オゼン・アシスタントコーチの報告に目を通した同監督は、試合当日まで、選手たちに引き続き、ガラタサライの弱点を説明し、練習で、そこを攻めることを実践させる考えだ。独身の選手は、本日、また、既婚の選手は、金曜日に、合宿に入る。また、来季のチャンピオンズ・リーグへの参戦権獲得という観点からも、重要な意味を持つガラタサライ戦を前にして、理事たちも、サマンドゥラ・グランドに赴き、ジーコ監督や選手たちに活を入れることになっている。




イブラヒム・カシュの状態が、問題(ファナティック紙 08. 4.22付)

エルトゥールル・サーラム監督(ファナティック紙) イブラヒム・カシュ(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、1日の休暇ののちに、ブルサ・スポル戦に備えて、午前中、マスコミを閉め出して練習を再開したが、左膝内側の筋に腫れのあるイブラヒム・カシュが、ユニフォームを着れるかどうかについては、まだ明確にはなっていない。

 ネヴザド・デミル・グランドでエルトゥールル・サーラム監督指揮の下行われた練習は。まず、グループを組んでのランニングから始まった。選手たちは、パス練習を行ったあと、練習試合を行ったが、同監督は、攻撃的選手に対し、特別な攻撃フォーメーションについての練習をさせていた。
 目下、故障中のイブラヒム・カシュ、テヨ、ホロスコは、練習に加わらなかった。左膝内側の筋に腫れのあるイブラヒム・カシュが、ブルサ・スポル戦に出場できるかどうかについては、まだ、明確にはなっていないが、左膝への打撲から来ている腫れのあるテヨと、左大腿部の上の筋肉の張りのあるホロスコは、数日の休養をとってから、ピッチに戻ってくることになる。この2人の選手が、ユニフォームを着てさえすれば、ベシクタシュには、障害となる問題はないということだ。




ガラタサライ、大きな獲物(イエニ・シャファク紙+NTVで一部補綴 08. 4.21付)

アルダ(中)(ヒュリエット紙) リンコン(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、監督として求めていたアブドラハ・アヴジュが、現在監督をしているイスタンブル市役所スポルを、容易く撃破した。試合開始僅か3分で生まれたケリム・ゼンギンのオウンゴールで、早々と先制したガラタサライは、後半16分、ラッキーなリンコンのゴールで、点差を2と開いた。そして、最後の得点は、後半ロスタイムに、ハカン・シュクルから生まれた。ガラタサライは、フェネルバフチェとのダービーマッチを前にして、フェネルバフチェとは、勝ち点で並んだのだ。

 首位に立っているライヴァル・チームのフェネルバフチェが、勝ち点を失うことなく通り抜けた今節、ガラタサライも、イスタンブル市役所スポルを、0:3で撃破した。今季、ビッグクラブが、悪い夢を見てきた相手のイスタンブル市役所スポルに対し、容易く勝ち点を得ることになったガラタサライは、勝ち点で、一進一退の攻防を続けてきたフェネルバフチェと対戦する試合を前に、意気が上がっている。前半3分、アルダとケリムのせめぎ合いのなか、ケリムが、ボールを背後に蹴ると、そのボールが、自身のゴールに入ってしまった。前半、ガラタサライが、相手ゴールを向けて放った3本のシュートは、狙いが定まっていなかった。一方、イスタンブル市役所スポルは、前半、ガラタサライのゴールマウスに向かってのシュートを放つこと自体が難しかった。

                     幕を閉じたのは、主将

 後半13分、リンコンの狙いを定めたシュートは、僅かに枠を捉えられなかった。同16分、バルシュの中盤からのパスを、ハカン・シュクルが、ヒールで、リンコンに出した。ボールを得たリンコンは、GKと1対1となり、相手ディフェンダーのチェックを受けながらも、相手ゴールに送り込んだのだった。0:2。同25分、素早く生まれた攻撃で、ハカン・シュクルが、ボールを得た。そして、ペナルティ・エリア内に持ち込んだ。2人の相手選手の間を抜けようとしたが、転んでしまった。だが、主審は、プレーの継続を求めただけであった。同26分、イスタンブル市役所スポルは、アイドゥンが、ペナルティ・エリア内に持ち込んだ。そして、素晴らしいシュートを放ったが、ガラタサライのGKアイクトが、そのシュートの素晴らしさに並ぶ素晴らしいセーヴを見せた。後半ロスタイム2分、この試合のスコアを決めるゴールが、ハカン・シュクルから生まれた。

【ガラタサライのメンバー】アイクト=サブリ、エムレ・ギュンギョル、セルヴェト、ハカン・バルタ=バルシュ、アイハン(後半27分:メフメット・ギュヴェン)、メフメット・トパル、アルダ、リンコン(後半42分:ヴォルカン・ヤマン)=ウミト・カラン(後半10分:ハカン・シュクル)




その目は、ガラタサライに向いている(イエニ・シャファク紙 08. 4.20付)

ケジュマン(右)オーレリオ(左)(ヒュリエット紙) セミフ(右)、オーレリオ(左)(ヒュリエット紙)  チャンピオンズ・リーグから敗退し、今度は、リーグ戦に、貪欲になってきているフェネルバフチェが、カドゥキョイにあった。フェネルバフチェが、素晴らしいプレーを見せたこの試合、ケジュマン、デイヴィド、セミフ、そして、ムラトのオウンゴールで、デニズリ・スポルに4点を浴びせたが、放ったシュートは、随分と逃しもしていた。ギュライのゴールを、1点だけ許してしまったフェネルバフチェは、試合数が多いなか、ガラタサライに対し、勝ち点で3先行することとなった。

 前節のアンカラ・スポル戦で、最終盤に、1点を失い、優勝戦線で大事な勝ち点2を失ったフェネルバフチェが、ホームに、デニズリ・スポルを迎え、これを、4:1でくだし、今節は、勝ち点3を得て終わった。前半17分、がら空きのゴールを前にして、信じられないようなシュートを外してしまったケジュマンが、同21分、コリン・カズム・リチャーズのセンタリングに合わせてゴールを決め、フェネルバフチェが先制した。ケジュマンのゴールで、GKヴォルカンを含めて、フェネルバフチェの選手たちは、歓喜に包まれていた。

                     後半には、計4ゴールが生まれる

 後半14分、ウーウル・ボラルのペナルティ・エリア内に出したボールに、どフリーだったデイヴィドが合わせて、スコアを、2:0とした。同31分、オーレリオのパスを、ムラト・カラコチが、バックに蹴り、クリアしようとしたが、そのボールがオウンゴールとなってしまった。3:0。同44分、ギュライが、デニズリ・スポルの唯一の得点となるゴールを決めた。3:1。後半ロスタイム3分、セミフが、この日のゴールの幕を閉じる最後のゴールを決めた。4:1。今季最高のゲームの一つと言えるほどのいい試合を演じたフェネルバフチェは、この勝利で、試合数が多いながらも、ガラタサライとの勝ち点差を3とした。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル(後半40分:ジャン)、ルガーノ、エドゥ、ウーウル・ボラル=コリン・カズム・リチャーズ(後半21分:セミフ)、セルチュク、オーレリオ、デイヴィド、アレックス(後半34分:アリ・ビルギン)=ケジュマン




戦時体制(ファナティック紙 08. 4.19付)

エムレ・ギュンギョル(イエニ・シャファク紙) メフメット・トパル(ファナティック紙) ヴォルカン・ヤマン(NTV)  ガラタサライのディフェンス陣に、警鐘が鳴っている。ソングは、完全にリタイア、セルヴェトと、昨日、傷んでしまったエムレ・ギュンギョルの状態ははっきりしていない。メフメット・トパルとヴォルカン・ヤマンは、チームに合流し、練習に加わった。

                     厳しい決断の日

 イスタンブル市役所スポルと、明日、難しい試合を控えているガラタサライの守備陣に、警鐘が鳴っている。リゴベルト・ソング、セルヴェト・チェティン、メフメット・トパル、そして、ヴォルカン・ヤマンに次いで、昨日の練習中に、エムレ・ギュンギョルも傷んでしまったことは、首脳陣を慌てさせている。ソングは、イスタンブル市役所スポル戦には出場できないことは明らかになっているが、一方、セルヴェトは、今夕、報道陣をシャットアウトして行われる練習には出てくることということで、最新の状況把握は、この練習のあと明らかになるということだ。

                       医療チ−ムに預けられた

 昨日の練習で、右臀部を打ち、練習を途中で切り上げたエムレ・ギュンギョルの状態は、本日、明らかになるということだ。シーズンを通じて、由々しき問題を抱え続けたガラタサライで、右脛の裏の筋肉に違和感があるために治療を受けているヴォルカン・ヤマンと、足首の痛みを訴えているメフメット・トパルは、昨日の朝の練習には、全てに渡って、チームに合流して行った。医療チームは、故障を抱えている選手が、試合に間に合うようにしっかりとした努力を積み重ねている。





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