サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、





アラゴネス、調印(サバハ紙 08. 7. 5付)

アラゴネス新監督(ヒュリエット紙)  2008年欧州選手権を、スペインを率いて優勝を遂げたルイス・アラゴネスが、フェネルバフチェとの契約に調印した。経験豊かなこの監督は、シュクル・サラチオウル・スタジアムで、フェネルバフチェとの2年契約に調印したのだ。

 調印式で、アズィズ・ユルドゥルム理事長が話した内容の概略は、次の通りである。
 フェネルバフチェは、全ての意味で大きくなろうとし続けている。
 経済的な面での大きさでもって、スポーツの世界での成功を増やしていっている。
 アラゴネス監督が、2年間、我々とともに歩もうとしている。
 アラゴネス監督は、我々の考えに最も合った方だ。

                      アラゴネスの会見

 「2年間、フェネルバフチェの監督でいることになった。このことは、もう、誰もが分かってくれている。ユルドゥルム理事長に、大変感謝している、私とともに働きたいと考えてくれて。理事長といい関係を持っていけるだろうし、また、私も、フェネルバフチェの関係者が望む成功へと突っ走って行くつもりだ」と述べた。
 更に、同監督は、「サッカーというスポーツはリスクを伴うスポーツだ。私も、サッカー界の人間として、何らのリスクを受けねばならない。トルコのサッカーは、時間をかけて上昇してきた。ヨーロッパでも活躍するほどの力をつけてきた。このフェネルバフチェに加わることができて幸せだと思っている」と述べた。




キーウェル、ガラタサライ入り(イエニ・シャファク紙 08. 7. 4付)

キーウェル(ヒュリエット紙)  ガラタサライが、リヴァプールの30歳のMFハリー・キーウェルを獲得した。アドナン・セズギンとともに、本日イスタンブル入りするキーウェルは、2年契約に調印する予定である。2005年のイスタンブルでのチャンピオンズ・リーグ決勝戦に出場したキーウェルは、2006年以後は、ケガに悩まされていた。キーウェルは、出場の機会を与えれば、できるだけ早くゴールを決め、それに応えることを約束した。

 ガラタサライが、今季、移籍期間で、初めて爆弾を炸裂させた。ガラタサライは、オーストラリアの重鎮でもあり、リヴァプールのMFであるハリー・キーウェルと、全ての点において合意に達したのだ。アドナン・セズギンとともに、本日、トルコ入りするキーウェルは、メディカル・チェックを受けたあと、ガラタサライとの正式契約に調印することになっている。ガラタサライのハルドゥン・ウステュネル理事は、昨晩、ガラタサライTVに対し、この移籍に関して話していた。ヨーロッパで活躍しているスター選手を獲得でき興奮しているという同理事は、「ガラタサライに大きなパワーをもたらすと信じているハリー・キーウェルは、ガラタサライのみならず、トルコのサッカーにも大きく貢献してくれることを期待している」と述べていた。




ギョクハン・ザン、イングランドが狙っている(ヒュリエット紙 08. 7. 3付)

ギョクハン・ザン(ファナティック紙)  ベシクタシュのトルコ代表選手ギョクハン・ザン獲得を目指して、エヴァートン、マンチェスター・シティ、ウィガンからオファーが届いている。

 昨季、ケガのため離脱することの多かった代表のストッパー、ギョクハン・ザンが、トルコから羽ばたこうとしている。欧州選手権で、トルコ代表として活躍し、一方で、ベシクタシュからの、年俸150万EUROでの更改要求を受け入れていないギョクハン・ザンを、イングランドの3つのクラブがマークしている。ベシクタシュとの契約が満了しているギョクハン・ザンに対し、エヴァートン、マンチェスター・シティ、ウィガンが関心を示しているのだ。

                      シナン・エンギン「合意するはず」

 この3つのクラブが、ギョクハン・ザンの代理人と交渉を始めたということだ。一方、ベシクタシュのチーム・マネージャー、シナン・エンギンは、「ギョクハン・ザンは、休暇が終わったら、我々と話し合うことになっている。ギョクハン・ザンは、ベシクタシュの選手だ。彼と離れるなんてことは、考えてもいない。結局は、合意するはずだと考えている」と述べた。




ギョクハン・ギョヌルより吉報(ヒュリエット紙 08. 7. 2付)

ギョクハン・ギョヌル(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェの代表選手ギョクハン・ギョヌルの故障が、完全に癒えたこと、そして、チームに合流して、練習を始めるということを明らかにされた。

 フェネルバフチェが、公式ウエブ・サイトで明らかにしたところによれば、ケガの検査のために、ドイツのミュンヘンに滞在しているギョクハン・ギョヌルが、全ての検査を終え、その結果、完治したということが明らかになった。
 更に続けて、「医療チームの行った検査の結果、完治していることが判ったギョクハン・ギョヌルは、明日、トルコに戻ってきて、チームに合流して、練習に参加する」と明らかにされた。




ファーティフ・テリム問題解決、2012年までトルコ代表監督(ザマン紙 08. 7. 1付)

ファーティフ・テリム(ファナティック紙)  トルコ・サッカー連盟会長ハサン・ドーアンは、ファーティフ・テリム監督と継続中の契約を、更に2年延長し、2012年まで続けると公表した。

 トルコ・サッカー連盟のオフィスで行われた理事会のあと、会見を行ったハサン・ドーアンは、ファーティフ・テリムと会談を持ったことを明らかにして、「ファーティフ・テリムとの間にある2010年までの契約を延長したい旨、伝達した。ファーティフ・テリム監督からは、我々とともに汗を流すことを名誉だと言ってくれた。ファーティフ・テリムは、2012年まで、監督に留まってくれる」と語った。




残留を希望する(ファナティック紙 08. 6.30付)

ギョクハン・ザン(サバハ紙)  ギョクハン・ザンは、「移籍話には、まず、ベシクタシュを優先する」と語った。

                      「ベシクタシュで生まれた」

 ベシクタシュとの契約が満了しているギョクハン・ザンが、ベシクタシュに残留したい胸の内を語った。今のところ、契約更改に至っていないギョクハン・ザンは、「僕は、ベシクタシュで生まれた。そして、ベシクタシュで食べさせてもらった。もちろんのことだが、まずは、ベシクタシュに気持ちはある。このあと、1週間休暇に入るが、それが終わってから、交渉に入ることになっている。休暇のあとに、代理人とともに、クラブ側と話し合いを持つことになっている。願わくは、合意に達せればと考えている」と述べた。

                      「どことも合意をしていない」

 47日間、トルコ代表と、行動をともにしてきたと言うギョクハン・ザンは、「今は、休むことが必要だ。その間は、移籍については話したくない。優勝を経験したいということで、自分の身の置き所を考えるつもりはない。もし、ベシクタシュとの交渉が不調に終わり、そこへ、ヨーロッパからオファーが届くようだったら、その話に乗りたい。ヨーロッパで、ベシクタシュを、トルコを、そして、ハタイをアピールしたいのだ。今は、ヨーロッパのどのクラブとも、合意には達してはいない」と語った。




ブラク・ユルマズに関し、公式に表明(ファナティック紙 08. 6.29付)

ブラク・ユルマズ(ブギュン紙)  フェネルバフチェが、既に獲得を決めていたブラク・ユルマズの移籍を、正式に明らかにした。

 フェネルバフチェは、既に獲得を決めていたブラク・ユルマズの移籍を、昨夜、正式に明らかにした。昨季を、マニサ・スポルで終えたブラク・ユルマズは、本日、午後1時、シュクル・サラチオウル・スタジアムで、フェネルバフチェとの契約に調印すること、及び、移籍金とは別に、サテライトから、ギュヴェン・ギュヴェニルと、現時点では明らかにされていない選手もう1名を、レンタルで、マニサ・スポルに移籍させることが公表された。先月、トラブゾン・スポルが獲得したという話が流れたが、ブラク・ユルマズ自身が、この移籍を撤回したということだ。




トニー・シルヴァ、とても幸せ(ファナティック紙 08. 6.28付)

トニー・シルヴァ(ヒュリエット紙)  トラブゾン・スポルが、フランスのリールから獲得した経験豊かなGKトニー・シルヴァは、「契約に関しては、一切の問題はない。トラブゾンに来れて、とれも幸せだ」と述べた。

                      チュバルジュオウルが迎える

 トラブゾン・スポルが、基本的合意に達したフランスのリール所属だったGKトニー・シルヴァが、昨日、イスタンブル経由でトラブゾン入りした。トラブゾン・スポルの元理事ブルハン・セヴィー、及び、代理人とともにトラブゾン入りしたこのセネガル人GKは、空港で、クラブ・マネージャーのジャネル・チュバルジュオウルの出迎えを受けた。空港で記者団との会見に応じたトニー・シルヴァは、トラブゾンに来れて幸せだ、移籍に関しては、何ら問題は残っていないと述べた。

                      「契約書に調印することになる」

 トニー・シルヴァは、ヤッターラを知っている、また、移籍が決まる前に、トラブゾン・スポルに関する情報を、ヤッターラから得ていたことを明らかにした。トラブゾン・スポル側から移籍に関する業務を委託されたセヴィーは、トニー・シルヴァとは、フランスで、基本的合意に達している、メディカル・チェックを受けたあと、本日、契約書への調印が行われることを明らかにした。セネガル代表で、正GKでもある32歳のトニー・シルヴァは、1995年から2004年までは、フランスのモナコに所属し、2004年からは、リールの所属していた。




バキ・メルジメッキ、アンカラ・スポル入り(NTV 08. 6.27付)

バキ(ミリエット紙)  アンカラ・スポルが、ベシクタシュで構想外となっているバキ・メルジメッキを獲得した。

 アンカラ・スポルが、ベシクタシュで、新シーズンの構想から外れているバキ・メルジメッキと基本合意に達した。
 アンカラ・スポルが、ベシクタシュが契約更改しなかった26歳のディフェンダー、バキ・メルジメッキと移籍交渉を行い、2年契約で合意に達した。
 かつて、ゲンチレル・ビルリーイに所属していたこともあるバキ・メルジメッキは、ベシクタシュで、昨季、7枚のイエローカードと1枚のレッドカードをもらっている。




名誉を与えてくれた(イエニ・シャファク紙 08. 6.26付)

コリン・カズム・リチャーズ(左)セミフ(中)(ヒュリエット紙) ウーウル・ボラル、ゴール!(ヒュリエット紙)  トルコ代表は、ドイツ代表に、ボールを容易に渡さなかった。トルコ代表は、ゴールマウスが、一つしかないのではと思えるほど攻め立てた。ボール支配率では勝った、コーナーキックも、シュート数でも上回った。だが、決勝進出の喜びを味わったのは、僅か、4本の枠を捉えたシュートで、3点を上げたドイツだった。バーゼルでの準決勝、まず、幕を切って落としたのは、ウーウル・ボラルだった。シュヴァインシュタイガーが、同点に追いつくゴールを決めた。リュシュトゥのミスを捉えて、クローゼがゴールを決めた。セミフが、同点に追いつくゴールを決めた。最終盤に、ラーンのゴールが決まり、素晴らしい試合を見せたトルコ代表の終わりが来てしまった。

 欧州選手権で、トルコ代表は、出場停止と故障とで、9人もの選手を欠いて臨んだ準決勝で、ドイツに、3:2で敗れ敗退が決まった。前半13分、コリン・カズム・リチャーズの放ったシュートは、枠の上を越えて外に出て行った。同22分、サブリが、ペナルティ・エリア内に出したセンタリングに、コリン・カズム・リチャーズが合わせたが、ボールは、上のバーに当たって跳ね返った。そのボ−ルを、ウーウル・ボラルが、ゴールマウスに送り込み、トルコ代表が、1:0と先制した。同26分、シュヴァインシュタイガーが、同点に追いつくゴールを決めた。1:1。

                      最後に笑ったのはドイツ

 ウーウル・ボラル、サブリ、ハミト・アルトゥントプの仕掛ける効果的な攻撃も、GKレーマンを越えられないでいたトルコ代表は、後半34分の、リュシュトゥの信じられないミスを咎めたクローゼがゴールを決め、トルコ代表は、逆転を許してしまった。2:1。同41分、サブリの素晴らしいセンタリングに合わせたセミフが、ゴールを決め、トルコ代表は、2:2の同点に追いついた。同45分、ラーンのゴールが決まり、この試合のスコアが決した。3:2。3試合に渡って、リードを許しながら、終盤のゴールでもって勝ち上がってきたトルコ代表は、この度は、ドイツを相手に、1:0と先制しながら、3:2という敗戦を喫してしまい、史上初の欧州選手権決勝進出の夢は絶えてしまったのだった。

【トルコ代表のメンバー】リュシュトゥ=サブリ、メフメット・トパル、ギョクハン・ザン、ハカン・バルタ=オーレリオ、コリン・カズム・リチャーズ(後半45分:テュメル)、ハミト・アルトゥントプ、アイハン(後半36分:メヴルト・エルディンチ)、ウーウル・ボラル(後半39分:ギョクデニズ)=セミフ




ソング、ついにトラブゾン入り(タクヴィム紙 08. 6.25付)

ソング(イエニ・シャファク紙)  トラブゾン・スポルのマフムト・アクス理事とエルスン・ヤナル監督は、フランスの首都パリでソングと会い、2年の契約を結ぶことにこぎつけた。

 トラブゾン・スポルの選手獲得爆弾は炸裂し続けている。新シーズンでは優勝を目指しているトラブゾン・スポルは、ガラタサライで活躍したディフェンダー、ソング獲得を成し遂げた。ソングと、トラブゾン・スポル側は、時間をかけて交渉を続けてきていた。基本的合意に達したということで、マフムト・アクス理事とエルスン・ヤナル、ソング、及びその代理人が、昨日、フランスの首都パリで、一堂に会した。

                      年俸80万EURO

 パリで行われた最終交渉で、残っていた若干の問題は取り除かれた。その結果、ソングは、トラブゾン・スポルとの2年契約に調印した。ソングは、年俸80万EUROを手に入れることになった。ソングは、6月30日、トラブゾンで始まる新シーズンに向けてのキャンプに参加する。




セルヴェトはダメ、エムレ・ベレズオウルは注目(ザマン紙 08. 6.24付)

テュメル(ザマン紙) エムレ・ベレズオウル(サバハ紙) ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙)  トルコ代表で、欧州選手権準決勝を前にして、ファーティフ・テリム監督が、故障者と出場者で選手を欠くがため、どのようにチーム構成にするかが関心を持たれているが、そのようななか、故障者の中で、セルヴェト・チェティンの出場ははっきりとないということ、また、首脳陣が出場させたがっているエムレ・ベレズオウルについては、試合当日になるまで明らかにならないだろうということだ。

 治療を受けている選手の中で、テュメル・メティンが、チームドクターに対し、いい感じであること、だから、チャンスを与えられれば、ドイツ戦ではプレーできる状態であると伝えたということだ。ファーティフ・テリムは、水曜日のドイツ戦には、「リュシュトゥ=サブリ、ギョクハン・ザン、ハカン・バルタ、ウーウル・ボラル=コリン・カズム・リチャーズ、ハミト・アルトゥントプ、オーレリオ、メフメット・トパル、アイハン=セミフ」を、先発メンバーとして起用すると考えられている。そして、控えには、トルガ・ゼンギン、ギョクデニズ、メヴルト・エルディンチ、テュメルが入ると見られている。




ファーティフ・テリム、おもしろい戦術(ファナティック紙 08. 6.23付)

ファーティフ・テリム監督(ザマン紙) ハカン・バルタ(ヒュリエット紙) メフメット・トパル(ファナティック紙)  厳しいドイツ戦を前にして練習を続けているトルコ代表で、ファーティフ・テリム監督が、なかなかおもしろいメンバー構成を試してみていた。

 厳しいドイツ戦を前にして練習を続けているトルコ代表で、ファーティフ・テリム監督が、なかなかおもしろいメンバー構成を試してみていた。エムレ・ベレズオウルとテュメルはランニングを行い、セルヴェトは参加をしなかった練習で、経験豊かな同監督は、今までとは異なった先発メンバーを、ピッチに送り出していた。レギュラー組は、リュシュトゥ=サブリ、エムレ・アシュク、ギョクハン・ザン、ウーウル・ボラル=ハミト・アルトゥントプ、オーレリオ、アイハン、ギョクデニズ=セミフ、メヴルト・エルディンチで構成していた。ハカン・バルタとメフメット・トパルは、サブのチームのボランチに入っていたのが、注目を集めていた。




ショック、ニハトの欧州選手権は終わった(NTV 08. 6.22付)

ニハト  歴史的なクロアチア戦で負傷したニハトの、ドイツ戦の出場は無理である。ニハトが、昨日、受けたMR検査によると、大腿部に問題が発生しており、このため、今後の試合には出場は無理であること、6週間はピッチに立てないことが明らかにされた。

 一方、トルコ代表は、歴史的な準決勝には、9人もの選手を欠いての出場となる。出場停止のヴォルカン、エムレ・アシュク、アルダとトゥンジャイに加えて、エムレ・ギュンギョル、エムレ・ベレズオウル、ニハト、テュメル、セルヴェトが、故障を発生させているのだ。

                      セルヴェトの出場のために

 こういった選手の中から、エムレ・ベレズオウルとセルヴェトの状態だが、試合当日まで、手厚い措置が続けられることになっている。その上で、出場できるかどうかが決められる。

                      ピッチには、14人が立つ

 この状態では、強豪ドイツを相手に、14人で、ピッチに立つことになってしまう。ベンチ入り人数さえ満たすことのできない状態で、首脳陣は悪夢を見ているようなものである。良好な状態を保っている選手たちが、試合までの3日間で、故障さえ起こさなければ、次の選手たちである。リュシュトゥ、トルガ・ゼンギン、サブリ、ギョクハン・ザン、ハカン・バルタ、ハミト・アルトゥントプ、オーレリオ、メフメット・トパル、アイハン、コリン・カズム・リチャーズ、ウーウル・ボラル、メヴルト・エルディンチ、セミフ、ギョクデニズ。




勝利のワルツ(イエニ・シャファク紙 08. 6.21付)

セミフ(NTV) トゥンジャイ(上)(ヒュリエット紙)  ウィーンでの、息を呑む120分間のドラマでは、終わりとはならなかった。延長後半14分、クラスニッチがゴールを決めた。「ここまでか」と口にしたとき、トルコの信じられないことが、再び、これで3度目となる信じられないことが起こったのだ。スーパーサブ的役割をしているセミフが、最後の最後で同点弾を叩き込んだのだ。PK戦で、クロアチアの選手は崩れた。トルコ代表は、これで、ドイツを相手に、史上初めて、欧州選手権で準決勝を戦うことになった。

 欧州選手権準々決勝で、トルコ代表は、クロアチアと戦い、90分間では、両者無得点のまま終わり、延長戦でも、1:1と、お互いに譲らずに終わり、PK戦の結果、これを、4:2でくだし、準決勝に歩を進めた。前半6分、サブリのミスパスを捉えたスルナが、センタリングをあげたが、ハカン・バルタが、このボールをクリアした。同18分、オリッチのシュートは、上のバーに跳ね返された。クラニカルのヘディングシュートも、枠を捉えることはなかった。同38分のメフメット・トパルの、約35mの距離からのシュートは、バーをかすめて外に出て行った。

                      またしても、最後にゴール

 後半に入って、最初の好機は、クロアチアの方に生まれた。後半5分、トルコ代表の守備陣のミスを咎めたモドリッチが、GKリュシュトゥと、1対1となった。この若いモドリッチは、リュシュトゥの頭の上を越えるシュートを放ったが、ハカン・バルタが、際どいところで、これを防いだ。90分の試合時間では、0:0のままで決着がつかず、延長戦に入った。延長後半14分、クラスニッチのゴールで、クロアチアが先制した。だが、最後の最後で、セミフが同点弾を決めた。1:1。トルコ代表は、PK戦に入り、アルダ、セミフ、ハミト・アルトゥントプがゴールを決めたのに対し、クロアチアは、スルナが成功し、モドリッチとラカティッチが外し、ペトリッチが、リュシュトゥに止められた。

【トルコ代表のメンバー】リュシュトゥ=ハミト・アルトゥントプ、ギョクハン・ザン、エムレ・アシュク、ハカン・バルタ=メフメット・トパル(後半31分:セミフ)、サブリ、トゥンジャイ、アルダ=ニハト(延長後半13分:ギョクデニズ)、コリン・カズム・リチャーズ(後半31分:ウーウル・ボラル)




オンデル・トゥラジュ問題、終息へ(ミリエット紙 08. 6.20付)

オンデル・トゥラジュ(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、ジーコ監督時代に、出場の機会を与えられなかったため、シーズン中に、FKモスクワと、移籍についての調印をしてしまっていたオンデル・トゥラジュと、再び契約をすることになった。

 ジーコ監督が去ることになって、踵を返して、フェネルバフチェに残留しようとしているオンデル・トゥラジュが、ロシアのFKモスクワとの契約を解除するために、和解点を見出せない場合には、40万EUROの違約金を支払って自由契約になれるということが明らかにされた。フェネルバフチェ側は、FKモスクワが、契約解除の通告をしたあと、オンデル・トゥラジュとの契約を結ぶことになるということだ。




ハカン・シュクル、コンヤ・スポル入りか?(イエニ・シャファク紙 08. 6.19付)

ハカン・シュクル(ザマン紙) オルクン・ウシャク(ファナティック紙)  コンヤ・スポルのメフメット・アリ・クントオウル理事長が、ハカン・シュクルと行った移籍交渉が、最終段階に達していること、そして、ようやく、ハカン・シュクルを獲得できる公算が強くなったと述べた。また、同理事長は、「ガラタサライのオルクン・ウシャクの移籍も最終段階に達している。だが、我々にとって、最も重要な移籍交渉は、ハカン・シュクルの獲得だ。ハカン・シュクルを、コンヤ・スポルで見ることができるためには、あらゆる犠牲を払う用意がある」と語った。

 ハカン・シュクルが、もうまもなくコンヤ・スポルとの契約に調印する運びだと言う同理事長は、GKオルクン・ウシャクの移籍に向けて、ガラタサライのアドナン・ポラト理事長と交渉を続けていると述べた。オルクン・ウシャクの移籍に向けて、ガラタサライは、移籍金として120万YTLを要求しているが、この点については合意に達していると言うメフメット・アリ・クントオウル理事長は、「ハカン・シュクルと一緒に、調印することになろう」と言っている。




オーレリオの替わりはアイハン(イエニ・シャファク紙 08. 6.18付)

ファーティフ・テリム監督(ファナティック紙) リュシュトゥ(ファナティック紙) アイハン(ファナティック紙)  トルコ代表は、1日の休暇をとったあと、EURO2008準々決勝で、この金曜日にクロアチアと対戦する試合に向けて準備を続けている。ファーティフ・テリム監督は、練習では、この難しい戦いに向けて、戦術を徹底させていた。この戦術練習を通じて、同監督は、累積警告で出場できないオーレリオに替わりうる選手を試していたということだ。そのクロアチア戦では、故障をしているエムレ・ベレズオウルの回復が間に合わない場合には、オーレリオの替わりとしては、アイハンが起用されることが考えられている。チェコ戦で、レッドカードをもらい出場停止を喰らったヴォルカンに替わって、GKに起用されるだろうリュシュトゥは、戦術練習で、見事なセーヴを見せ、信頼を獲得していた。




「フェネルバフチェ、アラゴネスと合意に達した」(サバハ紙 08. 6.17付)

ルイス・アラゴネス(サバハ紙)  スペインのスポーツ紙マルカは、スペイン代表監督ルイス・アラゴネスが、フェネルバフチェと、2年契約で合意に達したと伝えた。

「ルイス、トルコに行く」という見出しで報じたマルカ紙は、欧州選手権後に、正式発表が行われるだろうと報じた。アラゴネスが、全ての点において、フェネルバフチェと合意に達し、スペイン代表のコーチ陣ともども、トルコに行くと伝えている。アラゴネスは、ヴィンセンテ・デル・ボスケが、ベシクタシュとの間で、金銭トラブルを起こしているがため、フェネルバフチェからも、同様の保障を明記するよう求めていることが明らかにされている。




トルコ代表、準々決勝進出(NTV 08. 6.16付)

ニハト、アルダ(左から)(ヒュリエット紙) メフメット・トパル(ヒュリエット紙)  トルコ代表が、欧州選手権A組最終試合で、チェコを、3:2で破った。最後の30分に入る前には、0:2でリードを許していたトルコ代表は、歴史的な勝利劇を演じ、ヨーロッパの8強に、その名を刻んだ。

 トルコ代表が、準々決勝進出の夢を、歴史的な勝利で現実のものとした。第13回欧州選手権A組の第3試合にして最終試合で、チェコ代表と対戦したトルコ代表は、一旦は、0:2とリードを許したが、最後は、3:2で勝利を収めた。
 チェコ代表を、史上初めて歴史的な経緯を経て負かしたトルコ代表は、A組で、勝ち点を6に伸ばし、ポルトガルに次ぐ2位になり、準々決勝進出を決めたのだった。
 スイスのジュネーヴで行われたこの試合、チェコが、ロングボールとサイド攻撃で、圧力をかけ始まった。相手ゴールに攻め寄せることが難しかったトルコ代表に対し、チェコ代表は、コレルの落とすボールを追い求めていくなかで、36歳のコレル自身が、前半34分、ヘディング・シュートを決め、0:1と先制した。攻撃面で、組織的プレーができないでいたトルコ代表は、トゥンジャイとニハトがシュートを試みるが結果に繋がらず、前半を、0:1のリードを許したまま終わった。
 セミフとサブリの交替を行って後半入り、より意欲的な感じで始まったトルコ代表は、後半8分、トゥンジャイのヘディング・シュートで、最初のビッグチャンスを掴んだ。この時間帯になり、ボール支配率に勝っていたトルコ代表であったが、エムレ・ギュンギョルが傷み外に出されている間に生まれた、同17分のカウンター攻撃で、プラシルのゴールで、再び、トルコ代表のゴールネットが揺れてしまった。
 このゴールのあと、精神的に切れそうになっていたトルコ代表を、スイス戦のヒーロー、アルダが、自分自身を取り戻すことをやってくれた。同30分、ハミト・アルトゥントプのセンタリングに合わせて、見事なシュートを放つと、点差を1とするゴールを決めた。このゴールで気合いが戻り、相手ゴールに攻め寄せたトルコ代表は、同37分、セルヴェトが同点の好機を逸したあと、同42分、チェコのGKチェフがこぼしたボールを、ニハトがゴールにつなげ同点に追いついた。そして、歴史的な夜を仕上げたのは、またしても、ニハトだった。2分後に、再び表舞台に登場したニハトは、素晴らしいゴールを決め、トルコ代表が、3:2と逆転したのだ。後半ロスタイム、GKヴォルカンが、コレルに執った行為で、ダイレクトでレッドカードをもらってしまった。選手交替枠を使い切っていたトルコ代表は、最後は、トゥンジャイが、GKに入るということになったが、トルコ代表は、サッカー史に残る3:2の勝利を演じたのだった。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ハミト・アルトゥントプ、エムレ・ギュンギョル(後半16分:エムレ・アシュク)、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、オーレリオ、メフメット・トパル(後半1分:コリン・カズム・リチャーズ)、トゥンジャイ=セミフ(後半16分:サブリ)、ニハト




ガラタサライ、ウミト・ダヴァラにオファー(NTV 08. 6.15付)

ウミト・ダヴァラ(NTV)  ガラタサライが、ミカエル・スキッペ監督のコーチに、元ガラタサライの選手だったウミト・ダヴァラにオファーを出した。

 トルコ・リーグを制覇したガラタサライが、元ガラタサライ所属のウミト・ダヴァラに、ミカエル・スキッペ監督のもと、コーチ就任の要請を行った。
 ガラタサライが、コーチ就任要請を行ってきたことを認めたウミト・ダヴァラは、「そういったオファーがなされ、その件について話し合った。その方向での考えは持っているが、まだ、はっきりしたことは決まっていない」と述べた。
 現在、U19トルコ代表監督の地位にあることに注意を喚起するウミト・ダヴァラは、トルコ・サッカー連盟側とも話し合わねばならないと付け加えたのだった。




アルダとセミフは引き続き起用(サバハ紙 08. 6.14付)

ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙) セミフ(ヒュリエット紙紙) アルダ(ファナティック紙)  スイス戦で、アルダを先発に起用したファーティフ・テリム監督は、昨日の練習で、再び、アルダをレギュラー組に入れていた。「4-2-3-1」システムを採用し、セミフをワントップに、その背後に3人を並べるという陣形を採っていた。

 トルコ代表は、グループ・リーグ戦の最終試合チェコ戦に備えての練習を続けている。昨日、1時間は、マスコミに公開して行われた練習で、ファ−ティフ・テリム監督は、戦術練習はマスコミを閉め出してから行った。同監督は、戦術に重点を置いた練習試合では、レギュラー組には、「4-2-3-1」システムを実践させていたということだ。レギュラー組の先発メンバーを、ヴォルカン=サブリ、ギョクハン・ザン、エムレ・アシュク、ハカン・バルタ=オーレリオ、メフメット・トパル=コリン・カズム・リチャーズ、トゥンジャイ、アルダ=セミフで組んだ同監督だが、3人の前にセミフを置いたのに注目が集まった。同監督が、ここまでの2試合で、先発に起用したニハトとハミト・アルトゥントプを控えに回していた。明日の試合に最善となるメンバーを、またいじることが予想される同監督は、傷んでいる選手の試合当日の状況によって、また変化が出てくる可能性はある。
 状態が、良くなってきているセルヴェトが、チェコ戦には、出場しうる状態である。練習場で、エムレ・ベレズオウルは歩いていたが、ギョクデニズとテュメルは、練習自体にも参加していなかった。




テュメルも故障(NTV 08. 6.13付)

テュメル(ファナティック紙)  スイス戦で、後半から退いたテュメルは、腿の付け根に痛みが出て、病院に行くことになった。

 EURO2008での戦いを継続しているトルコ代表の故障者に、テュメルが加わった。
 消息筋によると、スイス戦で、後半から退いたテュメルが、トルコ代表が泊まっているホテルで、今朝、腿の付け根に発生した痛みのため、医療チームによって、病院に送られたということだ。
 テュメルの状態は、病院でのMR検査の結果、明らかになるだろうということだ。
 また、故障を抱えているエムレ・ベレズオウルとギョクハン・ザンに対する治療が、手厚く継続されていること、また、この2人が、チェコ戦に間に合うように努められているということだ。




活動の場を広げてくれ、代表選手たちよ(イエニ・シャファク紙 08. 6.12付)

セミフ(ヒュリエット紙) ハカン・ヤクン、セルヴェト(右から)(ヒュリエット紙)  バーゼルで、雨のなか行われた欧州選手権の戦いは、息のつまる激しいものとなった。開催国のスイスは、まず、ハカン・ヤクンのゴールで、トルコ代表に衝撃を与えた。エレン・デルディヨクのセンタリングに、ハカン・ヤクンが合わせたのだった。後半に入り、ベンチスタートだったセミフが登場し、同点弾を叩き込んだ。そして、試合の最終盤、アルダの見事なゴールで、トルコ代表は歓喜に包まれたのだった。

 トルコ代表は、EURO2008の戦いを継続できるのか、リタイアするのかの分かれ道ともなるスイス戦を、2:1で制し、リーグ戦を勝ち上がる重要な一歩を踏み出した。前半27分、トゥンジャイが倒されて得たフリーキックを、ニハトが蹴り、中へ放り込むと、ベナグリオが跳ね返した。が、そのこぼれ球を、アルダがヘディング・シュートをすると、ボールは、サイドバーをそれて、外に出て行った。同32分、トルコの守備陣の裏に放り込まれたボールに追いついたエレンがパスを出すと、そのボールを得たハカン・ヤクンがシュートを放つと、トルコ代表のゴールネットに突き刺さった。1:0。同34分、ファーサイドでどフリーの状態にいたハカン・ヤクンにボールが渡ったが、放たれたシュートは、枠を捉えることはなかった。

                     アルダ、命のゴール

 後半12分、左サイドからの攻撃で、ニハトがペナルティ・エリア内に向けて出したセンタリングに、スイス・ディフェンスの裏を取って、ジャンプしたセミフが、同点弾を叩き込んだ。1:1。同28分、トゥンジャイが、程よい距離にいながら、シュートをする替わりに、ニハトにボールを出した。だが、ニハトは、ボールに追いつかず、結果に繋がらなかった。同39分、突然生まれた攻撃で、ハカン・ヤクンが放った強烈なシュ−トを、GKヴォルカンが、ぎりぎり倒れ込みながら、これを防いだ。後半ロスタイム3分、この夜のヒーロー、アルダの登場だ。ペナルティ・エリアの外から、強烈なシュートを放ったアルダが、この日のスコアを決するゴールを決めたのだった。それは、幾千万の歓喜を生むゴールとなったのだった。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ハミト・アルトゥントプ、エムレ・アシュク、セルヴェト、ハカン・バルタ=ギョクデニズ(後半1分:セミフ)、オーレリオ、テュメル(後半1分:メフメット・トパル)、アルダ=ニハト(後半40分:コリン・カズム・リチャーズ)、トゥンジャイ




アイマン、トラブゾン・スポルを去る(ヒュリエット紙 08. 6.11付)

アイマン(ヒュリエット紙)  エジプト人選手アイマン・アブデラズィズが、トラブゾン・スポルを去る可能性が、かなり高い。

 サッカー人生を、エジプトで続けたいと考えているアイマンが、昨日、代理人を伴いクラブ側と話し合いを持ち、自らの希望を吐露したことが明らかになった。
 エジプトの幾つかのクラブと話し合いを持ち、契約が、来季末をもって満了するアイマンに、いいオファーが来た場合には、トラブゾン・スポルは、そのクラブに、アイマンを譲るつもりがあると言われている。
 ここまで、新たに14選手を、メンバーに加えたトラブゾン・スポルは、チャーダーシュ・アタンを、ドイツのエネルギー・コトブスに、ムサ・ブユックをコジェリ・スポルに、ムスタファ・ケチェリをブルサ・スポルに、サエド・モアワドを、エジプトのアル・アフリに放出している。




トゥンジャイをFWに、アルダを左サイドに(イエニ・シャファク紙 08. 6.10付)

ファーティフ・テリム監督(タクヴィム紙) トゥンジャイ(サバハ紙) アルダ(トルコ・サッカー協会)  トルコ代表監督ファーティフ・テリムは、明日、重要なスイス戦を迎えるが、ポルトガル戦で、良くないプレーぶりで批判を浴びたトゥンジャイだが、外すということはないだろう。トゥンジャイを、ニハトともに、FWとして先発させ、そのトゥンジャイの抜けた位置を、アルダで埋めるつもりだ。また、ハミト・アルトゥントプを、引き続き、右サイドバックに置き、その前には、コリン・カズム・リチャーズを起用するつもりだ。

 EURO2008の第1試合で、ポルトガルに、2:0で敗れ、しかも、見せたプレーぶりで失望を誘ってしまったトルコ代表は、運命の試合スイス戦では、アルダ・トゥランを、先発として起用する。ポルトガル戦のあと、厳しい批判を浴びたファーティフ・テリム監督は、昨日行った戦術練習では、FWのメヴルト・エルディンチを控えに回し、レギューラー組には、ニハトと並んでトゥンジャイをFWに起用していた。同監督は、ポルトガル戦では、僅か5分も出場の機会を与えなかったアルダを、トゥンジャイの抜けた左サイドに持ってきていた。更に、同監督は、厳しい批判を受けたにも拘わらず、ハミト・アルトゥントプを、またしても右サイドバックに起用し、その前には、コリン・カズム・リチャーズを置いていた。

                     アグレッシヴなプレーを

 ファーティフ・テリム監督は、昨日の練習後、選手たちに警告を発した。スイス戦は、絶対に勝たなければならない試合だと言う同監督は、「ポルトガル戦で見せたサッカーは、君たちらしくないものだった。こちらへは、我らの足跡を残すために、また、自分らしさを出すために来たはずだ。もっと、自分を出せ、アグレッシヴに戦ってくれ、そして、勝つのだ」と言ったということだ。




セルヴェトとギョクハン・ザンの状態は不明(NTV 08. 6. 9付)

セルヴェト(ファナティック紙) ギョクハン・ザン(ブギュン紙)  EURO2008で、ポルトガルに、トルコ代表が、2:0で敗れた試合で故障を発生させたセルヴェト・チェティンとギョクハン・ザンが、スイス戦に出場できるかどうかは、試合当日に明らかになるということだ。

 欧州選手権ポルトガル戦で、故障を発生させたセルヴェト・チェティンとギョクハン・ザンについては、手厚い治療がなされているということだ。
 トルコ代表のメディカル・チームが、文書で発表したところによると、この2人の選手については、手厚い治療が、引き続き行われていることが明らかにされた。「代表のキャンプに参加したときには、異なった部位の治療を受け、最高度の回復を見せていたセルヴェト・チェティンが、新たに発生させた故障についても、早期にいい結果をもたらしそうな感じだ。そのための治療を、我々は続けているところだ」と述べている。
 セルヴェト・チェティンに関する最終決定は、メディカル・チームとコーチ陣との協議で、試合当日なされるだろうということが明らかにされたが、ギョクハン・ザンに関する治療も、同様の手厚さをもって続けられていると説明されている。




トルコ代表、勝ち点を得られず 2:0(NTV 08. 6. 8付)

エムレ・ベレズオウル(右)(ヒュリエット紙) ハカン・バルタ(左)エムレ・アシュク(右下)(ヒュリエット紙)  トルコ代表が、EURO2008の最初の試合で、ポルトガルに、2:0で敗れた。トルコ代表は、後半に入って、いいサッカーをしていたのだが、後半16分、ペペの、更に、後半ロスタイム2分、メイレレスのゴールを防ぐことができなかった。

 トルコ代表は、EURO2008の第1試合を、ポルトガルと戦った。
 この試合の前半は、ポルトガルが、優勢に試合を進めた。前半16分、ペペが、ヘディング・シュートで、ゴールネットを揺らした。だが、主審は、オフサイドの判定をくだし、ゴールは取り消された。同37分、ポルトガルが、左サイドでフリーキックのチャンスを得た。クリスティアーノ・ロナルドの蹴ったフリーキックを、GKヴォルカンが、際どく触れると、ボールは、ゴールポストに当たって跳ね返った。そして、前半は、両者、無得点のまま終わった。
 後半に入るにあたり、トルコ代表は、選手交替で臨んだが、それは、具体的には、メヴルト・エルディンチに替えて、サブリを送り込んだのだった。ポルトガルは、後半6分、ヌーノ・ゴメスの放ったシュートが、再び、バーに嫌われてしまった。このときの、ボールを巡るせめぎ合いで、ギョクハン・ザンが傷み、同10分、エムレ・アシュクと交替した。
 後半16分、ポルトガルが、この試合初めてのゴールを生み出した。トルコ守備陣の裏を取ったペペが、エムレ・アシュクがスライディングで防ごうとするのをかいくぐって、ゴ−ルを決めたのだった。同20分、ポルトガルは、ヌーノ・ゴメスがシュートを放ったが、この度もまた、バーに嫌われてしまった。
 トルコは、同31分、ハミト・アルトゥントプとセミフを交替させたが、同38分には、ニハトのセンタリングに、エムレ・アシュクが、ゴールライン際のとてもいい位置取りで、ヘッドで合わせたが、ボールは外に出て行ってしまった。
 試合が後半ロスタイムに入り、ディフェンスに、人を残していなかったトルコ代表は、ロスタイム2分のところで、メイレレスのゴールを防ぐことができず、2:0のスコアで敗れてしまった。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ハミト・アルトゥントプ(後半31分:セミフ)、セルヴェト、ギョクハン・ザン(後半11分:エムレ・アシュク)、ハカン・バルタ=コリン・カズム・リチャーズ、オーレリオ、エムレ・ベレズオウル、トゥンジャイ=メヴルト・エルディンチ(後半1分:サブリ)、ニハト





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