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トラブゾン・スポル、首位に立つ(NTV 08. 9.20付)

コルマン(左)(トラブゾン・スポル公式HP) ギョクハン・ウナル(右から2人目)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第4節開幕試合で、トラブゾン・スポルは、アウェーで、デニズリ・スポルを、ギョクハン・ウナルのゴールで、0:1で勝った。トラブゾン・スポルは、この勝利で、勝ち点を10に伸ばし、試合数が多いなか暫定的首位に立った。

 開幕前に行った移籍で、トルコ・リーグの優勝を目指すトラブゾン・スポルが、第4節で、デニズリ・スポルとのアウェー戦を戦った。シワス・スポルから首位の座を奪おうとしたトラブゾン・スポルは、0:1で勝利を飾り、デニズリで、勝ち点3を得たのだった。
 サポーターの前で、この試合にいい始まり方をしたデニズリ・スポルは、相手のトラブゾン・スポルには、大きな好機となるようなことを与えなかった。相手陣営で優位に試合を進めたデニズリ・スポルは、掴んだゴール・チャンスを生かすことができなかった。そして、前半を、両者無得点のまま終わることになった。
 後半に入り、サイド攻撃に磨きのかかったトラブゾン・スポルは、後半4分、コーナーキックからのボールを、ペナルティ・エリア内で、ヘッドで合わせたギョクハン・ウナルが、ゴールを決め、アウェー戦で、0:1とリードした。
 同点を目指して、よりリスキーな試合運びを見せ、前に突進するデニズリ・スポルのディフェンスが与えたスペースを活用して、より以上の好機を作り出していったトラブゾン・スポルだったが、最後の詰めが悪かった。そして、結局、トラブゾン・スポルが、0:1のリードを保ったまま終わったのだった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】トルガ・ゼンギン=セルカン・バルジュ(後半1分:イサク)、ソング、エゲメン、カレ=ヒュセイン、セルチュク、コルマン(後半45分:ジェイフン)、タイフン=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル(後半39分:フェルハト)




ベシクタシュ、一歩前進(NTV 08. 9.19付)

ホロスコ(左)(ヒュリエット紙) シセ(右)(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、UEFA杯1回戦第1戦を、イスタンブルで戦い、メタリスト・カルキフを1:0でくだした。ホロスコのあげた僅か1点で、ウクライナでの第2戦に向けてアドヴァンテージを得た。

 ベシクタシュは、UEFA杯グループ・リーグ戦に進出するうえに、僅かであってもアドヴァンテージを得た。
 1回戦第1試合を、自らのホームに、ウクライナのメタリスト・カルキフを迎えたベシクタシュは、前半、多くの好機を生かせなかったが、後半に入って、ホロスコがゴールを決め、この厳しい試合を、1:0で制した。
 この試合で、第2戦に向けてのアドヴァンテージを獲得したいと考えていたベシクタシュは、開始早々よりゴールを目指していた。エルトゥールル・サーラム監督は、ホロスコとノブレをツートップに起用したが、前半は、ベシクタシュは、相手陣でプレーをすることが多かったのだが、デルガド、ノブレ、ホロスコが掴んだ絶好機を生かすことができなかった。
 中盤で奪い取ったボールで、素早い攻撃を試みていたアウェーのメタリスト・カルキフは、エドマールとジャクソンが、ベシクタシュのゴールを脅かしていた。
 前半を、0:0のまま終わったこの試合、後半にも、相手に圧力をかけて始まったベシクタシュは、後半3分、ノブレのヘディングシュートで、ゴールの予感を与え、同6分、ホロスコが、今度は本当に決めた。1:0。
 ゴールが決まってからは、テンポが落ちていったが、メタリスト・カルキフは、同8分、エドマールのシュートがバーに跳ね返されたが、同点ゴールの匂いが漂ってきた。望むべき圧力をかけることができないでいたベシクタシュは、残りの時間、追加点はなかったが失点もなかった。90分の試合が終わって、ベシクタシュは、勝者の位置に立っていた。
 両者の第2戦は、10月2日に、ウクライナで行われる。その試合で、勝ち上がるチームが明らかになる。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=セルダル・クルトゥルシュ、シヴォク、ザポトニー、セリッチ=ウーウル・インジェマン、シセ、テヨ(後半28分:セルダル・オズカン)、デルガド(後半42分:エクレム)=ホロスコ、ノブレ(後半28分:ボボ)




フェネルバフチェ、悪い始まり方(NTV 08. 9.18付)

エムレ・ベレズオウル(中)(ヒュリエット紙) グイサ(左)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグの第1戦を、ポルトとのアウェー戦を戦い、3:1で敗れた。最初の15分で、2ゴールを喫したフェネルバフチェは、グイサのゴールで希望をつないだが、後半ロスタイムのリノのゴールを防ぐことができなかった。

 昨季、チャンピオンズ・リーグの準々決勝まで進出し、その名を歴史に刻んだフェネルバフチェは、08-09シーズンに、6度目の本戦進出を果たしたが、その初戦に敗れてしまった。
 G組の第1戦を、ポルトガルのポルトとアウェーであいまみえたフェネルバフチェは、3:1で敗れてしまったのだ。
 ドラガオ・スタジアムで行われたこの試合の前半、ホームのポルトは、遠目からのシュートを放ち、優位に立とうとしていた。相手に対する圧力をかけ得ないフェネルバフチェは、前半11分のリサンドロ・ロペス、同14分のルチョ・ゴンザレスのゴールを防ぐことができず、あっという間に2:0とリードを許してしまった。
 ゴールを浴びてから、より多くボールを支配するようになったフェネルバフチェは、同30分、相手ゴールに迫る初の絶好機を生かし、グイサがゴールを決め、点差を1と縮めた。前半は、このゴールとともに終了したが、ルイス・アラゴネス監督は、後半に入るに当たり、セルチュクに替えて、ホシコをピッチに送り出した。
 後半に入ってから最初に生まれたチャンスに、マリアーノ・ゴンザレスは、3点目を決められなかったが、一方、後半から入ったホシコは、その7分後には故障を発生させ、ブラクと交替してしまった。
 中盤でのせめぎ合いに終始したこの後半だったが、終盤となるにつれ、相手陣営で戦うことの多くなったフェネルバフチェは、同40分、グイサが、絶好機を逸してしまった。終盤、テンポが上がるなか、ゴールを持つようになったのはホームのポルトの方だった。後半ロスタイムに生まれたリノのゴールで、ポルトは、3:1としたが、フェネルバフチェは、これで、チャンピオンズ・リーグで、勝ち点なしでの発進となってしまった。ポルトはと言えば、8年ぶりに、チャンピオンズ・リーグで、勝ち点3を得て発進した。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ヤシン、ルガーノ、ロベルト・カルロス=エムレ・ベレズオウル、セルチュク(後半1分:ホシコ、後半8分:ブラク)、マルドナド、ウーウル・ボラル(後半31分:コリン・カズム・リチャーズ)、アレックス=グイサ




ノンダの出場は不明確(イエニ・シャファク紙 08. 9.17付)

ノンダ(ファナティック紙) アルダ(ヒュリエット紙) メフメット・トパル(ヒュリエット紙)  ガラタサライが、ベリンツォーナ戦を前にして、メディカル・スタッフから届いた更なる故障者情報に揺れている。ガラタサライのゴール・マシーンのノンダが受けた検査で、アンタルヤ・スポル戦で受けた打撲に問題があることが判った。ノンダは、昨日の朝行った練習で、痛みが増してきたために治療を受けていた。メディカル・スタッフが行った綿密な検査の結果、打撲を受けたために、右足に血腫ができていることが判明した。昨日の午前中の練習を途中で切り上げたノンダは、夕刻の練習は、メディカル・スタッフの付添のもと、チームに合流していた。

                   アルダとメフメット・トパルは帯同せず

 ノンダが、ベリンツォーナ戦に出場できるか否かは、本日、行われるMR検査の結果明らかになるはずだ。一方。故障が癒えてないアルダとメフメット・トパルは、ベリンツォーナ戦には帯同されないということだ。この2人は、昨日、行った最終検査で、痛みがあることなど問題を抱えているが判ったので、故障の箇所が大きくならないように、スイス遠征のメンバーには加えないということが明らかにされた。リンダーロートに続いて、アルダとメフメット・トパルが出場できないということは、スキッベ監督に、中盤の選手起用を苦しめている。また、アルダ・トゥランとともに、昨日の練習では、ウミト・カランも、途中で切り上げていた。




苦悩の戦い(ヒュリエット紙+イエニ・シャファク紙補綴 08. 9.16付)

アラゴネス監督(タクヴィム紙) セミフ(ファナティック紙) エドゥ(ファナティック紙)  チャンオピオンズ・リーグへのトルコ代表フェネルバフチェは、デイヴィド、ヴェダーソン、テュメルに次いで、セミフとエドゥを、遠征メンバーに加えなかった。ルイス・アラゴネス監督は、守備に重点を置いた選手起用を考えている。

 フェネルバフチェの苦悩は終わらない。リーグ戦開幕後3試合で2敗を喫し、サポーターを戸惑わせているフェネルバフチェは、ポルトとのアウェー戦でも苦悩は続いている。ハジェッテペ・スポル戦での衝撃的な敗北後、意気消沈をしてしまっているフェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグの第1戦を戦うために、本日、特別機でポルトに向かう。デイヴィド、ヴェダーソン、テュメル以外にも、故障発生ということで、セミフ・シェンテュルク、エドゥ・ドゥレカーナも、遠征メンバーから外された。ハジェッテペ・スポル戦で、2つの大きなミスを犯し、敗戦の大きな原因を作ったジャン・アラトも、メンバーから外された。天候不良のため、代表召集から遅れて戻ってきたディエゴ・ルガーノと、母親の不調で、アンカラ遠征には帯同されなかったエムレ・ベレズオウルは、遠征メンバーに加えられた。

                   ホシコは控えに

 チャンピオンズ・リーグの初戦で、いい結果を残そうと考えているフェネルバフチェは、「ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ、エムレ・ベレズオウル、マルドナド、ウーウル・ボラル、アレックス=グイサ」という先発メンバーを、ピッチに送り込むことが予想されている。アンカラでの試合に、先発メンバーに入った新加入のホシコは、控えに回されると言われている。守備面に重点を置いたゲーム・プランを練っているアラゴネス監督は、ワントップに、スペイン人スター選手グイサを置き、そのグイサにロングボールを集め、カウンターからゴールを狙うことを考えている。相手のポルトは、ホームでは効果的なプレーを見せると分析する同監督は、特にディフェンダーが細心の注意を払いながらプレーすることを願っている。




トラブゾンでゴールは生まれず、0:0(NTV 08. 9.15付)

ウムト・ブルト(左)シセ(右)(NTV) シナン・エンギン(左)エルスン・ヤナル監督(右)(ファナティック紙)  今季、いいスタートを切った両者が対戦したこの試合、トラブゾン・スポルも、ベシクタシュも、アヴニ・アカル・スタジアムで、無得点のまま引き分けた。

 トルコ・リーグ、今季最初のビッグマッチに勝者は生まれなかった。
 08-09シーズン開幕以来2連勝のベシクタシュとトラブゾン・スポルが、第3節にして、トラブゾンであいまみえた。サッカーの質という点では目立ったものはなかったこの試合で、両者ともにゴールを生むことができず、0:0のまま試合は終わった。そして、第3節にして、勝ち点を失ってないチームはいなくなるという事態となった。
 ヒュセイン・アヴィニ・アカル・スタジアムで行われたこの試合、前半は、期待にこたえるような試合ぶりだった。中盤でのせめぎ合いに終始した前半、両者とも、攻撃面で見るべきものはなかった。前半では、トラブゾン・スポルのギョクハン・ウナルがチャンスを生かせなかったのに対し、ベシクタシュは、テヨのセンタリングに、ボボが、がら空きのゴールを前に、ボールに触れられず、ゴールチャンスを逸した。
 後半は、ボールを支配して始まったトラブゾン・スポルが、後半6分、セルカン・バルジュが好機を作り出した。両チームの監督は、選手交替を機に試合の流れを変えようとしたが、ディフェンスを越えるような結果を生み出すことができず、両者無得点のまま、試合は終了した。
 今季、開幕以来2連勝していた両チームが、初めて勝ち点を失うことになり、両者とも勝ち点が7となった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】トルガ・ゼンギン=タイフン(後半37分:フェルハト)、ソング、エゲメン、カレ=セルカン・バルジュ(後半16分:バルシュ)、セルチュク・イナン、ヒュセイン、コルマン=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル(後半36分:イサク)
【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=セルダル・クルトゥルシュ、シヴォク、ザポトニー、テヨ=アイドゥン(後半8分:エクレム)、シセ、ウーウル・インジェマン、セルダル・オズカン(後半44分:アリ・タンドーアン)=デルガド、ボボ(後半27分:ノブレ)




フェネルバフチェ、崩れる(ブギュン紙+NTV補綴 08. 9.14付)

アレックス(フェネルバフチェ公式HP) グイサ(左)(フェネルバフチェ公式HP)  故障者が多く、頭を悩ませられているフェネルバフチェが、第1節のガジアンテップ・スポル戦での敗戦に続いて、更に、もう一撃を食らった。

 トルコ・リーグ第3節、主要選手を欠きながら、ハジェッテペ・スポル戦に臨んだフェネルバフチェが、2:1で敗れた。ルガーノ、エドゥ、セミフのような選手を欠きながら、試合に臨んだフェネルバフチェで、アラゴネス監督は、ディフェンス面では、ジャンとヤシン2人のストッパーを選択した。試合には、いい臨み方をしたフェネルバフチェは、前半20分、ウーウル・ボラルのセンタリングに、アレックスが、ヘッドで合わせて、0:1と先制した。前半は、相手に大きなチャンスを与えなかったフェネルバフチェで、同45分に、ジャンが犯したミスは大きかった。センタリングをされたボールを、思い通りに蹴ることのできなかったジャンは、正に、イブラヒムに対し、アシストをしたかのようになってしまったのだ。イブラヒムは、素晴らしいループシュートを放つとゴールが決まり、スコアは振り出しに戻った。

                   ヤシンが替りのGKに

 後半15分、オルハンが、右サイドからセンタリングをすると、そのボールに、ジャンが足を出すとオウンゴールとなってしまった。2:1。これ以後、試合を支配し、優勢だったハジェッテペ・スポルに対し、フェネルバフチェでは、グイサとギュルハンが、好機を得たが、それを生かせなかった。後半ロスタイムに入り、ヴォルカンが、スカジに執った行為が、PKを生んでしまった。このPKを蹴ったカディルは、枠を外してしまったが、主審に対し、しつこく食い下がったヴォルカンに対し、主審は、この日2枚目のイエローカードを出し、退場となってしまった。GKには、ヤシンが入ったが、フェネルバフチェは、これで、2つ目のアウェー戦からも手ぶらで帰ることになった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル(後半14分:オンデル・トゥラジュ)、ジャン、ヤシン、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・ロチャーズ(後半14分:ブラク)、アレックス、ホシコ、マルドナド、ウーウル・ボラル(後半23分:ギュルハン)=グイサ




ベシクタシュ、3人の主要選手欠場(NTV 08. 9.13付)

ホロスコ(ファナティック紙) イブラヒム・トラマン(ファナティック紙) ギョクハン・ザン(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第3節で、アウェーで、トラブゾン・スポルと対戦するベシクタシュで、故障が癒えないホロスコ、イブラヒム・トラマン、ギョクハン・ザンが、遠征メンバーには入れられなかった。

 ベシクタシュは、トラブゾン・スポルと、アウェーで戦うトルコ・リーグ第3節のための準備をし終えた。
 エルトゥールル・サーラム監督指揮下、BJKネヴザド・デミル・グランドで、非公開で行われた練習で、ベシクタシュの選手は、戦術面に重点を置いていたということだ。
 故障が癒えないイブラヒム・トラマンとホロスコに加えて、ベルギー代表戦で受けた打撲のため、脚に腫れと痛みのあるギョクハン・ザンが、リスクを避けるがため、遠征メンバーには加えられなかった。
 夕刻、トラブゾンに向かうベシクタシュのメンバーは、次の通りである。
 リュシュトゥ、ハカン・アルカン、コルジャン・チェリカイ、セルダル・クルトゥルシュ、セリッチ、イブラヒム・ウズルメズ、ザポトニー、トゥナ、シセ、シヴォク、ウーウル・インジェマン、デルガド、テヨ、エクレム・ダー、エムレ・オズカン、アイドゥン、セルダル・オズカン、アリ・タンドーアン、ノブレ、ボボ、バトゥハン




フェネルバフチェ、苦渋(NTV 08. 9.12付)

セミフ(ファナティック紙) ルガーノ エムレ・ベレズオウル(TRT)  フェネルバフチェが、代表の試合が終わってからあと苦しんでいる。代表から傷んで帰ってきたセミフ、調子を崩してきたエムレ・ベレズオウル、それに、故障が癒えないエドゥは、ポルト戦を前にしてはリスクとはならないだろう。故国から戻ってこれないルガーノは、ハジェッテペ・スポル戦には出場できないだろう。

 故障のため、多くの選手を起用できないフェネルバフチェに、トルコ・リーグで、明日、戦うことになっているハジェッテペ・スポルとのアウェー戦を前に、更に4人の選手が加わった。
 トルコ代表が、ベルギー代表と戦った試合で、足首に打撲を負い、MR検査を受けたセミフ・シェンテュルクは、週末のハジェッテペ・スポルと行うリーグ戦の試合には出場できないということだ。
 セミフと並んで、この間、故障から癒えないエドゥが、アンカラでの試合に出場することは難しい。が、ポルト戦には大丈夫だとのコメントが出されている。
 フェネルバフチェのウエブサイトで明らかにされたことに拠ると、代表チームに合流するため、故国ウルグアイに帰っていたルガーノが、天候不良ということで、イスタンブルに戻れないということ、このため週末の試合のメンバーには入れないということだ。ウルグアイ・サッカー連盟がフェネルバフチェに送った書面では、天候不良のために、乗るはずだった飛行機がキャンセルされたということだ。ルガーノは、明日の夜には、イスタンブルに到着するということだ。

                   エムレ・ベレズオウルは外れ、ホシコがメンバーに入る

 フェネルバフチェとルイス・アラゴネス監督は、代表から体調を崩して戻ってきたエムレ・ベレズオウルは、休養をとらせるため、アンカラ遠征には帯同しないという決定を行ったが、その替わりに、新加入のホシコを、ハジェッテペ・スポル戦のメンバーに加えたということだ。
 同監督が、ハジェッテペ・スポル戦では、ホシコを起用するものと見られる。
 ルガーノ欠場ということで、同監督は、ディフェンスの選手交替を余儀なくされている。故障のエドゥの替わりにはヤシンを起用することを考えている同監督は、ルガーノの替わりには、ジャン、若しくはオンデル・トゥラジュのいずれかを選ぶものと見られている。




この結果は良くない(イエニ・シャファク紙 08. 9.11付)

エムレ・ベレズオウル(右)(ヒュリエット紙) アルダ(左)(ヒュリエット紙)  2010W杯予選を、まず、アルメニアに勝って始めたトルコ代表は、思いもしない打撃を蒙った。故障者がいるため、メンバーを変更して臨んだ試合だったが、不十分なものだった。しかも、トゥンジャイが、早々にピッチをあとにしてしまった。それに、なんともやまずいサッカーが展開された。前半31分、ソンクのゴールを浴び、トルコ代表は、リードを許してしまった。後半に入り、一方的に攻めたトルコ代表だったが、1点しかあげることができなかった。そのゴールは、エムレ・ベレズオウルが決めたPKによるものだったが、それ以上の得点をあげることができず、勝ち点1に同意をせざるをえなかった。

 第19回W杯欧州予選第5組第2戦、トルコ代表は、ベルギー代表と、1:1の引き分けに終わり、初めて勝ち点を失った。前半13分、トゥンジャイが傷み、強制的に選手交替を余儀なくされたトルコ代表は、同31分、先制点を許してしまった。フェルトンフェンが、ペナルティ・エリア内に送り込んだボールに、PKポントのところでヘッドで合わせたソンクが、GKヴォルカンが見送るなか、ゴールマウスに送り込んだのだった。0:1。同35分、セミフが、PKポイントのところでヘッディングシュートを放ったが、GKシュティジュネンが倒れ込みながらも、コーナーに逃げた。同40分、フェルトンフェンの強烈なシュートを、ヴォルカンが際どいところで、外に叩きだした。同41分、チャーラール・ビルギンの強烈なシュ−トは、相手守備陣に当たり、コーナーキックとなった。同42分、アルダが、ペナルティ・エリア内でヘディングシュートを放った。だが、GKシュティジュネンが、パンチングで防いだ。その直後に生まれた攻撃で、セルヴェトがヘディングシュートを放ったが、枠を外し、結果には繋がらなかった。

                   右から左から攻撃の嵐

 後半に入り、圧力をかけて始まったトルコ代表は、右から左からセンタリングを入れていったが、最初の大きなチャンスは、後半22分のことだった。エムレ・ベレズオウルのセンタリングに、セミフが、ハーフボレーでシュートを放ったが、僅かに枠を捉えられず外に出て行った。同24分、ハリル・アルトゥントプが、相手GKと1対1となり、ゴールが決まったかに見えたが、主審はオフサイドということでゴールが取り消された。同26分、ベルギーの攻撃で、フェッラーニがヘディングシュートを放ったが、トルコのディフェンダーが、ぎりぎりのところでクリアした。同30分、ペナルティ・エリア内で、ボールが、ヴィッツエルの手に当たり、主審は、トルコ代表にPKを与えた。このPKを、エムレ・ベレズオウルが決め、同点に追いついた。1:1。残りの時間では、ゴールが生まれず、トルコ代表は、予選第2試合で、勝ち点2を失うことになった。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ギョクハン・ザン、セルヴェト、チャーラール・ビリンジ=コリン・カズム・リチャーズ(後半1分:メフメット・トプズ)、メフメット・トパル(後半24分:メヴルト・エルディンチ)、エムレ・ベレズオウル、アルダ=トゥンジャイ(前半13分:ハリル・アルトゥントプ)、セミフ




イブラヒム・トラマンをボランチに、シセは控えに(イエニ・シャファク紙 08. 9.10付)

エルトゥールル・サーラム監督(ザマン紙) イブラヒム・トラマン(ファナティック紙) シセ(サバハ紙)  ベシクタシュのエルトゥールル・サーラム監督は、外国人枠の関係で控えに回さねばならないシセに替わって、イブラヒム・トラマンを起用するつもりだ。

 トラブゾン・スポル戦に向けての準備を、1日の休暇を経て始めたベシクタシュで、エルトゥールル・サーラム監督は、イブラヒム・トラマンを、ボランチとして起用するという考えを持っているということだ。ディフェンス陣を、セルダル・クルトゥルシュ、シヴォク、ザポトニー、テヨで組むことを考えている同監督が、イブラヒム・トラマンを中盤に移し、その横にはウーウル・インジェマンを置くつもりだ。テヨ、シヴォク、ザポトニー、ボボ、デルガド、ホロスコを、先発メンバーに入れることを考えている同監督は、外国人枠が満杯になってしまうがため、シセとセリッチを切り、イブラヒム・トラマンを起用することを考えているということだ。イブラヒム・トラマンに、「準備をしておけ」との指示を出した同監督は、「君は、今季のうちのチームの切り札だ。ボランチ、右サイドバック、ストッパーで使いたいと思っている。どの位置であっても、いけるようにしておけ」と言ったということだ。




ギョクデニズ、代表を外れる(NTV 08. 9. 9付)

ギョクデニズ(ヒュリエット紙)  ベルギー戦に向けての準備に余念のないトルコ代表で、筋肉の痛みが再発したギョクデニズ・カラデニズが、代表の合宿先から離れた。

 W杯予選を、9月10日(水)に、ベルギー代表と対戦するトルコ代表において、故障した部分が再発したギョクデニズ・カラデニズが、代表メンバーから外された。
 トルコ代表が行っている練習で、背筋の痛みが増してきたため、医療チームにより、水曜日に行われる試合に出場することは無理だと判断されたギョクデニズ・カラデニズが、自らのクラブで治療に専念するために、トルコ代表の合宿から離れた。
 トルコ代表で、故障を持ったままの3人の選手、メヴルト・エルディンチ、オーレリオ、ハカン・バルタについては、ベルギー戦に間に合うよう、手厚い加療が続けられているということが明らかにされた。




負けない記録、継続(イエニ・シャファク紙 08. 9. 8付)

ルチェスク監督、エルトゥールル・サーラム監督(左から)(ベシクタシュ公式HP) ベシクタシュ、歓喜(ファナティック紙)  代表の試合があるため生まれたインターヴァル期間を活用して練習試合を組んだベシクタシュは、元監督だったミルチェア・ルチェスクが監督を務めるシャフタル・ドネツクを、2:0でくだした。そして、負けない記録を伸ばした。ベシクタシュは、開始僅か1分、ノブレのゴールで先制し、更に、後半29分、エクレムの活躍で生まれたゴールで、この試合のスコアを決したのだった

 リーグ戦の行われない週を、そのままにしておくことを良しとしないベシクタシュは、練習試合を行い、元監督だったミルチェア・ルチェスクが率いるシャフタル・ドネツクを、2:0でくだした。試合に勢いよく臨んだベシクタシュは、開始僅か1分でコーナーキックを得ると、デルガドが、中へ放り込むと、ノブレがゴールを決め、1:0と先制したのだった。相手に対して、最高度の楽々気分でプレーすることになったベシクタシュは、試合を、望むが如き方向に導いていった。後半9分、エクレムの蹴ったコーナーキックは、ノブレの頭に合ったが、最後のところで、相手GKが、きわどくコーナーに逃れた。度重なる攻撃を仕掛けたベシクタシュは、同29分、トゥナのゴールで、この日のスコアを決したのだった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ(後半19分:コルジャン)=アリ・タンドーアン(後半34分:オーウズ)、シヴォク、トゥナ、セリッチ(後半1分:イブラヒム・ウズルメズ)=エクレム(後半34分:オメル)、シセ(後半19分:アリ・クチク)、ネジプ(後半30分:サイム)、テヨ(後半1分:イブラヒム・トラマン)=デルガド(後半1分:ボボ)、ノブレ




トルコ代表、勝ち点3でスタート(NTV 08. 9. 7付)

トゥンジャイ(右)(NTV) エムレ・ベレズオウル(右)(NTV)  トルコ代表は、予選グループ・リーグでの第1戦で、アルメニアを、アウェーで、0:2で撃破した。自陣では、危険な場面というものに遭わなかったトルコ代表は、後半に入り、トゥンジャイとセミフがゴールをあげ、勝ち点3を手に入れた。

 トルコ代表は、2010年W杯予選第5組第1戦を、アルメニア代表とエリヴァンで戦った。トルコ代表は、お互いに得点なしで前半を終わったが、後半16分、トゥンジャイが、同33分、セミフが上げたゴールで、0:2で勝利を収めた。
 この試合の前半は、程ほどの試合運びを見せていたトルコ代表で、メヴルト・エルディンチが掴んだ2度のチャンスが、最もゴールに近づいたときだった。トルコ代表は、中盤で、組織的なサッカーを見せられないで苦しんでいたが、前半は、0:0の同点のまま終わることとなった。
 後半に入り、より良い始まり方をしたトルコ代表は、アルメニアのゴールに向かって、それまで以上に迫っていったが、求めていたゴールは、後半16分、トゥンジャイから生まれた。左サイドから出されたセンタリングに、コリン・カズム・リチャーズが、ゴール・エリア内で、方向を変えた。トゥンジャイが、ダイレクトにシュートを放つと、トルコの先制点が決まった。0:1。
 このゴールのあとも、より効果的な攻撃を見せていたトルコ代表は、後半33分、点差を2と開いた。右コーナーキックからのボールを、オーレリオが、ゴールに向かってヘッディングで方向を変えると、いい位置にいたセミフが、ゴールマウスの下の位置にあったボールに触れると、スコアが、0:2となった。
 残りの時間では、両者とも好機を掴めず、トルコ代表は、アルメニアとのアウェー戦で、0:2というスコアで、勝ち点3を手に入れた。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ギョクハン・ザン、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、オーレリオ、エムレ・ベレズオウル、トゥンジャイ(後半20分:アイハン)=セミフ(後半41分:ギョクハン・ウナル)、メヴルト・エルディンチ(後半10分:コリン・カズム・リチャーズ)




エルスン・ヤナル監督、ヤッターラなしのプランを用意(イエニ・シャファク紙 08. 9. 6付)

エルスン・ヤナル監督(NTV) ヤッターラ(イエニ・シャファク紙)  トラブゾン・スポル監督エルスン・ヤナルは、ヤッターラが間に合わない状態のため、ベシクタシュ戦にはイサクとタイフンの起用を考えている。

 アンカラ・グジュ戦で傷んだヤッターラが、ベシクタシュ戦には間に合わない可能性があるため、トラブゾン・スポルのエルスン・ヤナル監督は、対応策を検討している。週明けには、チーム練習に合流予定のヤッターラが、出場できない可能性があるがため、同監督は、Bプランとして、2つの道を検討している。まず、イサクのプレーぶりに注目している。ヤッターラが、ベシクタシュ戦に間に合わない場合には、イサクの準備が整い、チームに適合した場合には、イサクが、先発に起用されるだろう。同監督のもう1つの選択は、アンカラ・グジュ戦で後半に起用したタイフンと、セルカン・バルジュで右サイドを任せようというものだ。ヤッターラが、ベシクタシュとのダービーマッチに間に合うように、同監督は、メディカル・スタッフに指示を出しているところだ。




オーレリオがプレーする(イエニ・シャファク紙 08. 9. 5付)

ファーティフ・テリム監督 セルヴェト(ファナティック紙) ギョクデニズ(ファナティック紙)  トルコ代表で、アルメニア戦を前にして故障を抱えていたエムレ・ベレズオウルと、風邪が治ったセルヴェト、及び、右脚筋肉に問題を抱えていたギョクデニズは、明日のアルメニア戦メンバーに加えられるということが明らかになった。

 2010年W杯予選の第1戦を、明日、アルメニアとのアウェー戦を戦うトルコ代表で、故障を抱えていた選手からいい知らせが届いている。スペインから故障を抱えたまま、トルコ代表に合流し、出場できるよう大変な努力をしてきたオーレリオが、アルメニア戦のメンバーに加えられることが明らかになった。昨日、トレーニング・コーチとともにランニングを行っていたオーレリオが、本日、試合会場のフラズダン・スラジアムでの練習に加わるということが明らかになった。オーレリオは、本日、アルメニアで行う練習に次いで、明日、行われるアルメニア戦に出場することが明らかになった。

                     トルコ代表はフルメンバーで

 故障者に内、エムレ・ベレズオウルは、直近の2回の練習には加わっているので、アルメニア戦には出場することになる。風邪が治ったセルヴェトが出場するには、何ら障害となるものはないということだ。右脚筋肉に問題を抱えていたギョクデニズは、昨日の練習ではランニングを行っていたが、明日の厳しい試合には、メンバーに加えられることになる。ファーティフ・テリム監督は、選手たちの状態と相談しながら、当日の試合のシステムを構築していくと言っている。

                     中盤の核となるだろう

 昨日、チーム練習に合流したエムレ・ベレズオウルは完全に快復した。エムレ・ベレズオウルは、アルメニア戦では、ファーティフ・テリム監督の最も大きな核となるはずだ。ファーティフ・テリム監督の試合の組み立ては、エムレ・ベレズオウル中心になされるものと思われる。




オーレリオの替わりはセルダル・オズカン(ヒュリエット紙 08. 9. 4付)

エムレ・ベレズオウル(ヒュリエット紙) セルダル・オズカン(ヒュリエット紙) オーレリオ(ヒュリエット紙)  トルコ代表は、土曜日に行われるアルメニア戦、水曜日に行われるベルギー戦を前にして、ケガ人が多く、困っている。

 特に中盤で、オーレリオが、アルメニア戦までは回復しないだろうという状態にあると見られている。セルダル・オズカンとエムレ・ベレズオウルには、手厚い治療が続けられている。この2人については、アルメニア戦に間に合うよう努力が重ねられているところだ。
 トルコ代表のチームドクター、ジェンギズ・ディンチとビュレント・バイラクタルの指揮のもと、この2人の選手には、特別な治療プログラムが実行されている。オーレリオがピッチに立てる可能性はほとんどないと見られているが、その替わりの選手として、セルダル・オズカンは、試合当日に間に合うようにはなるはずだ。セルヴェト・チェティンとギョクデニズ・カラデニズに対する治療も、引き続き行われている。




フェネルバフチェの故障者、復帰(NTV 08. 9. 3付)

デイヴィド(ファナティック紙) ヴェダーソン(NTV) セルチュク(ファナティック紙)  フェネルバフチェの故障をしていたデイヴィド、ヴェダーソン、セルチュク、エドゥが、治療を受けたあと、サマンドゥラ・グランドで、練習を再開した。

 フェネルバフチェの故障をしていた選手たちの休養期間は終わり、練習を再開した。
 代表の試合があるため、リーグ戦が中断しているため、選手たちには休暇が与えられており、練習再開は、9月4日(木)が予定されているフェネルバフチェで、故障をしていた選手たちの休養期間が、本日、終わった。
 デイヴィド、ヴェダーソン、セルチュク、エドゥが、サマンドゥラのトレーニング・ルームでの治療を受けたあと、練習を再開した。テュメル・メティンは、トレーニング・コーチのドル・アルスランとともに、ランニング、及び、ボールを使ったり、また、使わないで、練習を行っていた。
 また、新加入のホシコも、グランドで練習を行っている。サマンドゥラで、1人で練習を行っているホシコは、トレーニング・ルームで練習を行っていた。




ベシクタシュ、首位に(イエニ・シャファク紙 08. 9. 2付)

シセ(右)(ヒュリエット紙) セルダル・オズカン(右)(ヒュリエット紙)  前節、2:0とリードを許しながら、最後の最後のゴ−ルで勝利を手に入れたベシクタシュは、今度は、先制点をあげた。後半5分、デルガドのセンタリングかシュートかあいまいなボールが、相手ゴールに入ってしまった。同28分、デルガドが蹴ったPKは、GKに向かい、跳ね返ったボールも、バーに当ててしまった。同30分、ホロスコが、この試合のスコアを決めるゴールを決め、同31分には、ジハンが退場処分となり、コンヤ・スポルは、最後は10人で戦っていた。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第2節の最終試合をホームで戦い、コンヤ・スポルを、2:0でくだし、首位に立った。試合開始直後から優位に試合を進めたベシクタシュは、試合開始僅か5分、ゴールにとっても近づいた。デルガドのパスを受けたセルダル・オズカンが、ペナルティ・エリア内に持ち込むと倒れてしまった。だが、セルチュク・デレリ主審は、試合続行を指示した。同24分、、ホロスコのパスを受けたセルダル・オズカンの放ったシュートは、GKジェフェルソンが、足を出して防いだ。跳ね返ってきたボールに襲い掛かろうとするデルガドより前に、ディフェンスが、このボールをクリアした。同25分、カウンター攻撃に入ったコンヤ・スポルは、ジハンがシュートを放ったが、ボールは、GKリュシュトゥは押さえた。これらの好機からは、結果は生まれず、前半は、ともに無得点のまま終わった。

                     デルガドが幕を切って落とした

 後半5分、デルガドが、ペナルティ・エリアの左斜め前から、センタリングとも、シュートとも取れるボールを送り込んだ。このボールに、誰も触れないままに、ゴールに吸い込まれてしまった。1:0。同24分、セルダル・オズカンのセンタリングに、ホロスコがヘッドで合わせたが、ボールは、ジェフェルソンに跳ね返されてしまった。同27分、ボボのシュートは、ジェフェルソンが外に出した。同28分、イスマイル・ギュルドゥレンがボボを倒すと、主審はPKを指示した。だが、デルガドが蹴ったボールは、GKに当たり、跳ね返ったボールも、バーに当ててしまった。同30分、ボボがセンタリングをあげた。デルガドが蹴り損なったボールを、ファーサイドにいたホロスコがシュートをすると、ゴールが決まった。2:0。同31分、ジハンが退場処分を食らうと、コンヤ・スポルは、10人で戦わねばならなくなった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ(後半33分:ハカン・アルクン)=セルダル・クルトゥルシュ、イブラヒム・トラマン、ザポトニー、テヨ=ホロスコ(後半40分:エクレム)、ウーウル・インジェマン、シセ(後半39分:アリ・タンドーアン)、セルダル・オズカン=デルガド、ボボ




ガラタサライ、勝ち点1に同意(NTV 08. 9. 1付)

セルヴェト(左)メフメット・トパル(中)(ヒュリエット紙) メイラ(右)(ヒュリエット紙)  今週、チャンピオンズ・リーグの戦いから敗退が決まったガラタサライが、トルコ・リーグ第2節、カイセリでのアウェー戦に、両者無得点のまま、引き分けに終わった。

 ガラタサライが、今季のリーグ戦で、初めて勝ち点を失うということが、カイセリで起こった。今週、チャンピオンズ・リーグ本戦に踏みとどまることができなく、失望を誘ったガラタサライが、リーグ戦第2節、カイセリでのアウェー戦に臨んだ。
 両者ともに、目立ったサッカーを見せ得なかった試合からは、ゴールの声は響かなかった。結果、両者ともに、勝ち点を分け合うこととなった。
 カイセリ・アタテュルク・スタジアムで行われたこの試合、前半は、中盤でのせめぎ合いに終始した。両者とも、攻撃面ではいいところを見せるのが難しく、そのようななか、前半で最もいいチャンスは、カイセリ・スポルのオレンベが作りだしたものだったが、結果は残せなかった。
 後半に入り、より意欲的に臨んだのは、ガラタサライの方だった。最初の10分の間に、ウミト・カランとキーウェルが、ゴールに近づいた。同28分、新加入のミラン・バロスが、ウミト・カランに替わって出場したが、残りの時間では、両者とも、努力を重ねたが、得点を上げることができなかった。
 リーグ戦を、勝利で始まった昨季の優勝チーム、ガラタサライは、厳しいアウェー戦から、勝ち点1を得て戻ることになり、勝ち点の合計は、4となった。カイセリ・スポルは、これで、2節連続勝ち点1で終わることになってしまった。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=バルシュ(前半12分メフメット・トパル)、セルヴェト、メイラ、ハカン・バルタ=アイドゥン、リンダーロート、アイハン、アルダ=キーウェル、ウミト・カラン(後半28分:ミラン・バロス)




フェネルバフチェ、罰を課す(イエニ・シャファク紙 08. 8.31付)

セミフ(中)(フェネルバフチェ公式HP) コリン・カズム・リチャーズ(ヒュリエット紙)  今季開幕試合で、ガジアンテップ・スポルに敗れたフェネルバフチェが、ホームで、良くない状態をさらけ出した。好機を作り出すのに苦しんでいたフェネルバフチェだが、前半30分、メティンが退場となり、10人となった相手に対しても、同様のサッカーを見せるだけだった。後半2分、セルハトが退場処分となり、フェネルバフチェは楽になった。コリン・カズム・リチャーズが、後半6分、リーグ戦初のゴールをあげた。同16分、セミフが表舞台に登場した。だが、フェネルバフチェは、9人となった相手に対して、数多くのチャンスを逸したが、勝ち点3を、2つのゴールで得たのだった。

 今季開幕試合を、アウェー戦でのガジアンテップ・スポルに敗れて、新シーズンに臨むことになったフェネルバフチェが、イスタンブル市役所スポルを、後半にあげた2得点で勝利を得た。今季の初勝利を得たフェネルバフチェは、これで、イスタンブル市役所スポルを初めて負かしたことになる。前半11分、フェネルバフチェは、絶好機を生かすことができなかった。ウーウル・ボラルが左サイドからあげたセンタリングに、ペナルティ・エリア内でどフリーだったグイサが、ヘッドで合わしたが、ボールは、バーの傍らを逸れて外に出て行った。同14分、グイサが、ペナルティ・エリア内で、ヘッドで落としたボールを、ウーウル・ボラルがシュートを放ったが、ボールは、枠に飛ばず、バーの上を越えて外に出て行った。同33分、アレックスの蹴ったフリーキックは、バーに当たって外に出て行った。同36分、ルガーノのセンタリングに、グイサが触れることができず、ゴールのチャンスを逸した。その直後、アレックスが、ペナルティ・エリア内で、強烈なシュートを放ったが、ボールはバーに嫌われた。

                     リーグ戦初ゴール、コリン・カズム・リチャーズ

 後半6分、マルドナドからでたボールを、ペナルティ・エリア内で得たコリン・カズム・リチャーズが、フェネルバフチェの先制点をあげた。同16分、グイサが、ヘッドで落としたボールを、セミフがゴールマウスに送り込んだ。同22分、ロベルト・カルロスの素晴らしいシュートは、僅かに枠を捉えられず外に出て行った。同36分、アレックスの見事なパスを、相手ディフェンスの裏をとったグイサが受け、GKと1対1となりながら、GKハサジッチを越すことができなかった。同45分、ゴール前でボールを得たウーウル・ボラルだったが、この絶好のポジションを生かすことができなかった。フェネルバフチェは、9人になってしまった相手に対し、90分を通じて、ただ1度のチャンスも与えず、2:0で勝ち、今季初の勝ち点を得たのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル(後半22分:オンデル・トゥラジュ)、ルガーノ、ヤシン(後半32分:ジャン)、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ、アレックス、マルドナド、ウーウル・ボラル=セミフ、グイサ




完璧な嵐が吹き荒れた(イエニ・シャファク紙 08. 8.30付)

ヤッターラ(左)ヒュセイン(右)(ファナティック紙) タイフン(右)(ファナティック紙)  今季開幕戦を、アンカラ・スポルを破ってシーズンに臨んだトラブゾン・スポルが、もう一つのアンカラのチーム、アンカラ・グジュを、アウェーでくだし、第2節も勝利を得た。黒海の嵐トラブゾン・スポルは、前半35分、ヤッターラのゴールで先制し、同38分には、セルチュク・イナンのゴールで、点差を2と開いた。後半ロスタイムに、イグレシアスがゴールをあげることができたが、アンカラ・グジュにとっては、これだけでは十分とは言えなかった。

 トルコ・リーグ第2節の開幕戦で、トラブゾン・スポルは、アウェー戦で、アンカラ・グジュを2:1で破り、試合数が多いなかだが、首位に就いた。怒濤の如く、試合に臨んだトラブゾン・スポルは、前半5分に、ウムト・ブルトがあげた明らかなゴールが、オフサイドということで取り消されてしまった。同35分、コルマンのロングパスを受けたヤッターラが、狙いすましたシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らした。0:1。同38分、ヤッターラのセンタリングのボールに、ギョクハン・ウナルが触れられずにいると、こぼれ球が、目の前にこぼれてきたセルチュク・イナンが、点差を2と開くゴールをあげた。
 同39分、セルチュク・イナンが、ペナルティ・エリアの外から、素晴らしいシュートを放ったが、GKセルカンが、パンチングでこの危機を救った。トラブゾン・スポルは、後半に入り、スコアからくる気楽さもあり、より試合を支配するようになった。後半13分、メフメット・ユルマズのシュートは、GKトルガ・ゼンギンが、辛うじてコーナーキックに逃れた。同35分、イグレシアスが胸で落としたボールに反応したメティンがとても強烈なシュートを放ったが、またしても、GKトルガ・ゼンギンが、コーナーに逃れた。同43分、イグレシアスが、どフリーの位置で、シュートを放ったが、枠を捉えず外に出て行った。後半ロスタイム3分、イグレシアスが、この試合のスコアを決めるゴールを放った。

【トラブゾン・スポルのメンバー】トルガ・ゼンギン=セルカン・バルジュ(後半41分:ジェイフン)、ソング、エゲメン、カレ=ヤッターラ(後半1分:タイフン)、セルチュク・イナン、ヒュセイン、コルマン(後半36分:バルシュ)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル




さあ、次もかかってこい(イエニ・シャファク紙 08. 8.29付)

ウーウル・インジェマン(中)ホロスコ(右)(ファナティック紙) ボボ(左)(ファナティック紙)  リーグ戦では、アンタルヤ・スポルを破り、今季が始まったベシクタシュが、ヨーロッパでの戦いでも、疾風を吹かせた。イノニュ・スタジアムで行われたボスニア・ヘルツェゴビナのシロキ戦に、大差で勝利を収め、UEFA杯1回戦に駒を進めた。ベシクタシュは、ウーウル・インジェマンが、ゴールラッシュの幕を切って落とした。更に、セルダル・オズカンとボボのゴールで、3:0とした。ベシクタシュは、9月18日と10月2日に行われる1回戦を勝てば、グループ・リーグ戦に進出できる。

 UEFA杯予備選2回戦第1戦で、2:1で勝利を収め、ホームに、ボスニア・ヘルツェゴビナのシロキ・ブリーエグを迎えたベシクタシュが、4:0という明々白々たるスコアで勝ち、UEFA杯1回戦に駒を進めた。試合をコントロールして始まったベシクタシュは、相手に対し、徐々に優位なサッカーを見せていった。前半14分、ホロスコのセンタリングに、ディフェンス陣より前に、ボールとの間に入ったウーウル・インジェマンがボールを得て、見事なループシュートを決めて、ベシクタシュが先制点を決めた。1:0。同28分、ラゴのヘディング・シュートが、バーに当たって跳ね返された。同35分、ディフェンダーの裏に放り込まれたボールを拾い、セルダル・オズカンが、相手GKと1対1となった。だが、いいシュートを打てず、GKにより、コーナーに逃げられた。

                     もう1回、バーに嫌われた

 後半に入り、サポーターの声援を背に受けたベシクタシュは、相手ゴールを取り囲む状態となった。後半4分、ボボのパスを受けたセルダル・オズカンが、点差を2とするゴールをあげた。2:0。同9分、ボボのセンタリングのボールを、ペナルティ・エリア内で受けたデルガドがシュートを放ったが、バーに嫌われ跳ね返ってしまった。同13分、セルダル・オズカンが、ペナルティ・エリア内まで持ち込み、後ろからやってきたテヨにボールを預けた。そして、そのテヨがペナルティ・エリア内に出したボールに触れたボボが、点差を3とするゴールを決めた。この日のヒーローの1人テヨは、同41分、ペナルティ・エリアの外から名人芸とも言えるループシュートを決め、この日、4度目となるゴールをあげることとなった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=セルダル・クルトゥルシュ、シヴォク、ザポトニー、テヨ=ホロスコ、シセ、ウーウル・インジェマン、セルダル・オズカン(後半19分:エクレム・ダー)=デルガド(後半32分:エムレ・オズカン)、ボボ(後半43分:バトゥハン)




フェネルバフチェ、馴染みのリーグ戦へ(イエニ・シャファク紙 08. 8.28付)

グイサ、セミフ、アレックス(左から)(ファナティック紙) ロベルト・カルロス(右)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、アウェー戦では、2:2で終わった相手を、最後は容易く蹴散らした。セミフとアレックスのゴールでもって、チャンピオンズ・リーグへの参戦権を手に入れた。昨季は、準々決勝で、チェルーシーに敗れたフェネルバフチェの、リーグ戦での組み合わせは、今夜、明らかになる。

 フェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグ予備選3回戦第2試合で、セルビアのパルティザンを、2:1でくだし、6回目のチャンピオンズ・リーグ入りとなった。パルティザンとのアウェー戦では、2:2の引き分けに終わったが、その第2戦で、フェネルバフチェは、前半、数多くの好機を掴んだが、パルティザンのゴールネットを揺らしたのは、1度だけだった。前半20分、アレックスの蹴ったコーナーキックのボールが、ウーウル・ボラル、グイサ、そして、最後にセミフに渡りそうになったが、そのボールに触れることができず、フェネルバフチェは、絶好機を逸してしまった。同24分、マルドナドのシュートは、ボゾヴィッチが、コーナーに逃れた。同28分、ウーウル・ボラルのセンタリングに合わせたセミフの素晴らしいシュートで、フェネルバフチェが、1:0と先制した。

                     14試合連続負けなしの記録

 後半4分、ギョクハン・ギョヌルが、ペナルティ・エリア内に持ち込み、「さあ、打て」とばかりに出したボールに、コリン・カズム・リチャーズが、グランダーのボールを、がら空きのゴールマウスに送り込む替わりに、バーの上を越えるシュートを放ってしまい、みすみす1点を逃した。同7分、グイサが、ペナルティ・エリア内でGKをかわした位置に入りながら、放ったシュートは枠を捉えなかった。同14分、グイサが、右サイドからセンタリングをあげると、アレックスが素晴らしいヘディングでゴールを決め、スコアを、2:0とした。同24分、ボチュノヴィッチが、GKと1対1となったが、GKヴォルカンはゴールを許さなかった。同32分、トシッチのフリーキックで得た得点で、パルティザンは、点差を1とした。2:1。パルティザンを、2:1で負かしたフェネルバフチェは、ヨーロッパの戦いに、14試合負けなしを続けている。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、ヤシン、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ、マルドナド(後半43分:デニズ)、アレックス、ウーウル・ボラル(後半16分:ギュルハン・ギュルソイ)=セミフ(後半26分:オンデル・トゥラジュ)、グイサ




ベシクタシュ、ツートップで打ち砕(イエニ・シャファク紙 08. 8.27付)

エルトゥールル・サーラム監督(ファナティック紙) ボボ(ファナティック紙) ホロスコ(ファナティック紙)  ベシクタシュは、シロキ戦で、ボボとホロスコのツートップで臨む。エルトゥールル・サーラム監督は、ディフェンスではミスを犯したギョクハン・ザンを控えにまわし、替わりにザポトニーを出場させるものとみられている。

 ベシクタシュは、木曜日に対戦するシロキ・ブリーエグ戦に備えての練習を始めている。ベシクタシュは、ボボとホロスコのツートップで臨むようだが、その後ろには、デルガドを配置するようだ。中盤の3人は、セルダル・オズカン、シセ、そして、アイドゥンで構成することを考えている同監督は、ディフェンスでは、アンタルヤ・スポル戦で、ミスを犯したギョクハン・ザンを控えにまわし、替わりに、ザポトニー、テヨ、シヴォク、アリ・タンドーアンを、そして、GKには、再び、リュシュトゥを起用するということが明らかになっている。アンタルヤ・スポル戦では、前半、ディフェンスに、大きなスペースを空けてしまい、次から次へとゴールを食らったベシクタシュで、同監督は、ダブル・ボランチを置くシステムは、止めてしまうということだ。後半に入り、システム変更をして、試合をひっくり返すことに成功したベシクタシュは、今後は、ツートップを置くフォーメーションに戻ることが明らかになっている。同監督は、シロキ・ブリーエグ戦で、これを実施に移すと考えている。





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