サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、




コルマン、復帰(ファナティック紙 08.12.12)

セルカン・バルジュ(ファナティック紙) コルマン(ファナティック紙) エルスン・ヤナル監督(ヒュリエット紙)  コジェリ・スポル戦で見せたサッカーを、随分と気に入っているエルスン・ヤナル監督が、選手起用で困っている。セルカン・バルジュの状態は良く、一方で、コルマンの出場停止が終わったのだ。経験豊かなエルスン・ヤナル監督が、どのようなチョイスをするか、関心を持たれている。

                   タイフンはゴールを決めた

 トラブゾン・スポルは、ブルサ・スポル戦に備えて、テンポ良く準備が整えられているが、エルスン・ヤナル監督は、先発メンバーをどのように組むか困っている。コジェリ・スポル戦で見せたサッカーを賛嘆している同監督をして考え込ませている原因は、コルマンの出場停止が終わったことだ。コルマンがいない間は、タイフンを、右サイドバックに置き、セルカン・バルジュを、中盤に起用していた同監督は、この2人の選手からいいところを見せられてきた。タイフンに至っては、勝利を呼び込むゴールまであげた。

                   チョイスは難しい

 コジェリ・スポル戦で傷み、途中交代したセルカン・バルジュが出場できる状態であるため、同監督は、選手起用で、一つの決断を求められている。一方で、同じ布陣で臨みたい、他方で、以前の布陣に戻し、セルカン・バルジュを、右サイドバックに戻し、コルマンを中盤に置き、タイフンは控えに戻るという風にしたい。ブルサ・スポルとのアウェー戦では、攻撃力向上を考えて試合に臨むだろうと考えられている同監督の最終決断は、試合当日に持ち越されることだろう。




フェネルバフチェ、タオルを投げた(NTV 08.12.11)

ウーウル・ボラル(中)(ヒュリエット紙) ホシコ(右)(ヒュリエット紙)  チャンピオンズ・リーグG組最終戦で、ディナモ・キエフとアウェーで戦い、1:0で敗れたフェネルバフチェは、グループ最下位に沈み、UEFA杯に回る権利も獲得できなかった。

 フェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグG組最終戦で、ウクライナのディナモ・キエフと、アウェーで戦った。
 チャンピオンズ・リーグでの敗退が決まり、戦いを、UEFA杯で続けるためには、どうしても勝たねばならなかったフェネルバフチェは、試合に、望むべき始まり方ができなかった。
 前半、相手ゴールに効果的に迫ることができなかったフェネルバフチェは、前半21分、ディフェンスの裏を取られたエレメンコのシュートを防ぐことができず、1:0と先制を許してしまった。
 スコアで優位に立ち、守りを固めるディナモ・キエフの守備陣を崩せないフェネルバフチェは、前半を、1:0とリードを許したまま終わった。
 ヨーロッパでの戦いを続けるためには、この試合に勝たなければならないフェネルバフチェだったが、後半開始直後に掴んだ好機を生かすことができなかった。
 リスクを覚悟で前掛りになったフェネルバフチェのディフェンスにできたスペースを狙おうとするホームのディナモ・キエフが、リードを保ったまま、試合は終了を迎えてしまった。
 他方、既に、グループ・リーグ戦からの勝ち上がりを決めている両チ−ムの戦いは、ポルトが、ホームで、アーセナルを、2:0でくだし、グループ首位となった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス=デイヴィド、セルチュク(後半13分:マルドナド)、ホシコ、ウーウル・ボラル(後半28分:イルハン)、アレックス(後半20分:アリ・ビルギン)=グイサ




ガラタサライ、休暇終わる(ミリエット紙 08.12.10)

キーウェル(ファナティック紙) バルシュ(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライは、1日の休暇を終えて、この金曜日の夜に行うゲンチレル・ビルリーイ戦に備えて練習を開始した。

 ガラタサライの選手たちは、ランニングとウォーミングアップを行ったあと、戦術面に重点を置いた練習を行った。ヘルニアの疑いで、オーストラリアに戻ってしまっているキーウェルとともに、治療を継続中のサブリ、ウミト・カラン、エムレ・ギュンギョル、アルパルスランの姿は練習にはなかった。アンカラ・グジュ戦での故障が癒えたバルシュは、チームに合流して練習を再開した。だが、練習中の打撲で、練習を中途で切り上げてしまった。故障のため、長期に渡って離脱中のトビアス・リンダーロートは、メディカル・スタッフの付添のもと、練習に加わっていた。




エムレとカズムはキエフへは帯同せず(NTV 08.12. 9)

エムレ・ベレズオウル(ヒュリエット紙) コリン・カズム・リチャーズ(ファナティック紙)  フェネルバフチェで、軽い故障を発生させているエムレ・ベレズオウルとコリン・カズム・リチャーズは、明日のディナモ・キエフ戦のメンバーには入れられなかった。

 フェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグG組で、明日、ウクライナのディナモ・キエフと戦う、リーグ戦第6戦にして最終試合のために、キエフに向かった。
 イスタンブルでの準備を切り上げたフェネルバフチェの選手たちは、サビハ・ギョクチェン空港から、特別機でキエフに向かった。
 フェネルバフチェのディナモ・キエフ戦用のメンバーには、故障が癒えていないセミフとテュメル、欧州サッカー連盟に提出したチャンピオンズ・リーグ用登録メンバーに入ってなかったデニズと並んで、軽い故障を発生させているエムレ・ベレズオウルとコリン・カズム・リチャーズの名前が入っていない。また、ルイス・アラゴネス監督は、ブラク、ジャン、ギュルハンも、キエフ遠征には帯同しなかった。
 フェネルバフチェの、試合に登録される18人の選手は、次の通りである。ヴォルカン・デミレル、ヴォルカン・ババジャン、ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、エドゥ、ヤシン、ロベルト・カルロス、ヴェダーソン、セルチュク、ホシコ、マルドナド、デイヴィド、アリ・ビルギン、ウーウル・ボラル、アレックス、イルハン、グイサ




黒海の嵐、タイフン(アクシャム紙 08.12. 8)

ウムト・ブルト(右)(トラブゾン・スポル公式HP) タイフン(トラブゾン・スポル公式HP)  コジェリ・スポルが、「ビッグ4ハンター」の異名をとるタネル・ギュレリのゴールで先制した。トラブゾン・スポルは、ウムト・ブルトのゴールで追いついた。そして、表舞台に登場したタイフン・ジョラが、FW陣のできなかったことを成し遂げ、トラブゾン・スポルに、勝ち点3をもたらすゴールを決めた。

 一方で、直近の2試合で勝ち点4を失いながらも首位の座に留まり、ホームでは、勝ち点を失うことなど我慢できないトラブゾン・スポルがおり、他方には、ユルマズ・ヴラルが監督就任後、経験豊かな選手たちが、その能力をいかんなく発揮し始め、本来の力を見せるようになり、ここまで得た勝ち点9の内7を、この3節で得たコジェリ・スポルがいた。トルコ・リーグの両端に位置付いている両チーム、ともに、試合前は、そのわけは別にせよ、狙うところは勝ち点3の獲得だった。試合は、それぞれの思いを秘め、とてもテンポ良く始まった。トラブゾン・スポルは、前半8分にはセルカン・バルジュが、同10分にはギョクハン・ウナルが、先制のチャンスを掴んだ。だが、先制したのは、アウェーのコジェリ・スポルの方だった。タネルが、ペナルティ・エリア内の右隅でボールを持った。そして、ソングのカヴァーするエリアながら、右斜め前にボールを運び、グランダーのシュートを放つと、GKシルヴァが、体をいっぱいに伸ばしても届かないゴール隅にゴールを決めた。このとても見事なゴールで、コジェリ・スポルは、0:1と先制したのだった。同14分にはギョクハン・ウナルが、同26分にはウムト・ブルトが同点のチャンスを掴んだが、実際に、求めて止まないゴールは、同31分、この2人が力を合わせた結果生まれたのだった。1:1。

                   数知れない好機を生かせず

 後半15分まで、試合は、コジェリ・スポル・サイドで推移した。トラブゾン・スポルは、ウムト・ブルトとギョクハン・ウナルの2人で生み出した数知れない多くの好機を生かすことができないでいると、コジェリ・スポルは、ソングとの攻防で、なんとかこじ開けようとしたタネルが、トラブゾン・スポルのゴールに危険な場面を作り出すよう努めていた。同15分以後は、トラブゾン・スポルの攻勢も、中盤での拮抗した戦いへと移っていった。同25分、タイフン・ジョラが、セルチュク・イナンの左からの素晴らしいセンタリングに、同じく素晴らしいヘディングで合わせ、トラブゾン・スポルに勝ち点3をもたらすゴールを決めたのだった。2:1。最後の10分間は、コジェリ・スポルが同点に追いつこうと圧迫していったが、結果には繋がらなかった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=タイフン、ソング、ギライ、カレ=セルカン・バルジュ(後半28分:フェルハト)、ヒュセイン(後半19分:ジェイフン・ギュルセラム)、セルチュク・イナン、ヤッターラ=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル




ベシクタシュに更なる衝撃(NTV 08.12. 7)

ノブレ(上)(ミリエット紙) ルシュトゥ(右)(ミリエット紙)  前節、フェネルバフチェに敗れたベシクタシュが、リーグ戦第14節でも、ホームのイノニュ・スタジアムで、アンカラ・スポルに、1:3で敗れてしまった。

 トルコ・リーグ第14節で、アンカラ・スポルをホームに迎えたベシクタシュは、今季ホームでの初敗戦となる1:3というスコアで敗れてしまった。
 イノニュ・スタジアムで行われたこの試合の前半、お互いかなり攻防の激しいものとなり、多くのゴール・チャンスが生まれるような戦いとなった。
 序盤、テヨとノブレが、好機を作り出したが、ベシクタシュは、これを生かすことができなかった。効果的なカウンター攻撃を生み出していたアウェーのアンカラ・スポルは、前半20分、ネジャの素晴らしいゴールで、0:1と先制した。このゴールのあと、ビラルが、2度にわたり、ゴール・チャンスを掴んだアンカラ・スポルは、前半終了が近づいてくると、自陣に圧力を受けていった。
 この圧力で、同41分、ザポトッチがゴールを生み出したベシクタシュは、前半を、1:1のタイで終わることができた。
 後半に入ると、中盤でボールを支配するようになり始めたアンカラ・スポルは、後半6分、右サイドからの攻撃で、シヴォクのオウンゴールを生み出し、再びリードした。この得点のあと、試合を諦めず、右サイドから効果的な攻撃を生み出していったベシクタシュは、ノブレ、デルガド、ザポトッチがシュートを放ったが、スコアを変えるには至らなかった。
 ベシクタシュは、同27分、シヴォクが、アンカラ・スポルのテオ・ウィークスに行った行為のため、一発退場となり、10人で戦わねばならなくなった。そして、この試合のスコアを決するゴールが、後半ロスタイムに、ビラルから生まれ、アウェーのアンカラ・スポルが、1:3という優位を保ったまま、試合は終わった。
 この結果、リーグ戦で2連敗を喫し、また、ホームでは、初の敗戦を喫したベシクタシュは、今節を、勝ち点25のままで終わることになった。今季のフラッシュ・チームのアンカラ・スポルは、イスタンブルでの試合は終わり、勝ち点は26と伸びた。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・トラマン、シヴォク、ザポトッチ(後半31分:セルダル・クルトゥルシュ)、イブラヒム・ウズルメズ=エクレム・ダー、ウーウル・インジェマン(後半1分:セルダル・オズカン)、デルガド(後半34分:ホロスコ)、テヨ=ボボ、ノブレ

【注】従来使ってきました、「ザポトニー」という表記を「ザポトッチ」に変更します。




フェネルバフチェ、エムレがゴールラインを突破(イエニ・シャファク紙 08.12. 6付)

エムレ・ベレズオウル(前)セルチュク(後)(ファナティック紙) アレックス(右)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、悪い始まり方をした試合で、デイヴィドとエムレ・ベレズオウルが入ると、我を取り戻した。エムレ・ベレズオウルが、ペナルティ・エリア外から素晴らしいシュートを放った。そして、初ゴールを記録し、フェネルバフチェを2位に押し上げた。デイヴィドが、同様の距離から放ったシュートは、ゴールラインを割ったが、単に、主審だけが見てなかった。

 最近の7節の結果で、優勝争いに加わってきたフェネルバフチェが、アウェー戦でデニズリ・スポルを、0:1で制し、試合数が多い暫定順位ながら2位と上がってきた。チャンピオンズ・リーグでのディナモ・キエフ戦を前に、失望を誘うような試合運びだったフェネルバフチェだったが、後半に上げたゴールで勝利にこぎつけた。前半の45分では、フェネルバフチェは、僅か3本のシュートを放っただけだった。ロベルト・カルロスの遠目からのフリーキックは、GKジェンクがキャッチをして処理し、また、アレックスが、ペナルティ・エリア内で2度試みたシュートは、枠を捉えることなく外に出て行った。デニズリ・スポルの方は、前半では、ジャネルが好機を掴んだが、ヴォルカンを越えることができなかった。また、ファーティフ・イーエンのゴールかというシュートも、ヴォルカンにコーナーに逃げられた。

                   デイヴィドのゴール、犬死に

 後半7分、アレックスのペナルティ・エリア外からのシュ−トは、GKジェンクが押さえた。同15分、エムレ・ベレズオウルの見事なゴールで、フェネルバフチェが、0:1と先制した。同27分、ロベルト・カルロスがヘッドによるバックパスを送ったが、ヴォルカンが前に出すぎていたため、ゴールポストを僅かに逸れて、コーナーキックとなるということがあった。同34分、デイヴィドの遠目からのシュートが、上のバーに当たって、ゴールの内側に落ちた。更に不規則バウンドをして、もう一度バーに当たって、ピッチ内に出て転がった。ところが、審判が、ゴールインしているのを見過ごしてしまった。そのため、試合続行を命じたのだった。今季、6回のアウェー戦で、勝ち点13を失ってきており、僅かに1勝しかしてこなかったフェネルバフチェだったが、デニズリで、その悪夢から解放されたのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル(後半30分:オンデル・トゥラジュ)、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ、セルチュク、アレックス、ホシコ(後半13分:デイヴィド)、ヴェダーソン(後半13分:エムレ・ベレズオウル)=グイサ




アンカラ・グジュ戦に備えての練習始まる(ミリエット紙 08.12. 5付)

サブリ(ブギュン紙)  ヘルタ・ベルリン戦のあと、一夜を、ドイツで過ごしたガラタサライ選手団は、昨日の午後、特別機でイスタンブルに戻ってきた。

 ガラタサライは、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで、午後、非公開の練習で、この日曜日、アウェーで戦うアンカラ・グジュ戦に備えての練習を始めた。ヘルタ・ベルリン戦に出場した選手たちは、ランニングだけで十分であったが、それ以外の選手たちは、ウォーミング・アップを行ったあと、戦術練習を行っていた。ヘルタ・ベルリン戦の終盤で傷んだサブリ・アルオウルは、この練習には加わっていない。治療を、引き続き受けているサブリの状態は、本日行われる検査を受けてのち、明らかになるだろう。




ベルリンの獅子(イエニ・シャファク紙 08.12. 4付)

バロシュ(ヒュリエット紙) メフメット・トパル(中)(ヒュリエット紙)  ガラタサライにとっては、勝ち点1と取れれば十分な試合で、ドイツ・ブンデス・リーガの優勝候補のヘルタ・ベルリンに対して、ガラタサライは一方的に攻めた。ガラタサライは、数多くのチャンスを逸した。だが、勝利を呼び込むゴールを決めたのは、ミラン・バロシュによるPKであった。メタリスト・カルキフ戦での敗戦で揺れたガラタサライだったが、グループ・リーグ戦で3勝目を記録することで、2位以上を確保したのであった。グループ・リーグ戦の最終節で、メタリスト・カルキフが勝ち点を失うようなことがあれば、ガラタサライは、グループ・リーグ戦の首位に立つことになる。UEFA杯3回戦は、2月18日ないしは19日に行われる予定である。

 UEFA杯グループ・リーグ戦の最終試合で、ヘルタ・ベルリンに、0:1で勝利したガラタサライは、3回戦への進出を決めた。この試合、勢いよく優勢に試合に臨んだガラタサライは、前半7分にはキーウェルが、また、同13分には、バロシュが掴んだ好機を生かすことができなかった。同19分、パンテリッチが、ペナルティ・エリア内に持ち込むや否や放ったシュートは、デ・サンクティスが、がっちりと胸に収めた。同20分、ペナルティ・エリア内でボールを得たリンコンが強烈なシュートを放ったが、相手GKにコーナーに逃げられた。同24分。、リンコンが、約25mの距離からの強烈シュートは、GKドゥロブニが際どいところでクリアした。

                   デ・サンクティス、仁王立ち

 後半に入り、ヘルタ・ベルリンが、より圧迫を強め始めた。そして、好機を作ったのだが、それを生かすことができなかった。後半21分、カカルのペナルティ・エリアの外からの強烈なシュートは、デ・サンクティスが、際どいところでコーナーに逃げた。同23分、キーウェルが、内側へと切り返そうとしたボールが、フリードリッヒの腕に当たった。主審は、躊躇うことなくPKを指示した。同24分、このPKを、バロシュが決めて、ガラタサライが先制した。0:1。同30分、カカルの枠を捉えたシュートは、デ・サンクティスが、ぎりぎりのところでコーナーへと逃れた。終盤のヘルタ・ベルリンの攻撃に対しては、デ・サンクティスが軽く処理をしていた。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ(後半33分:エムレ・ギュンギョル)、メイラ、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、バルシュ、メフメット・トパル、キーウェル=リンコン、バロシュ(後半40分:ノンダ)




ウーウル・インジェマン、先発へ(ヒュリエット紙 08.12. 3付)

ムスタファ・デニズリ監督(ファナティック紙) ウーウル・インジェマン(ファナティック紙)  ベシクタシュが、フェネルバフチェと戦った試合で、レッドカードをもらってしまったシセの替わりとして、ウーウル・インジェマンが準備をしている。

 ムスタファ・デニズリ監督は、ベシクタシュが、この土曜日に、イノニュ・スタジアムで行うアンカラ・スポル戦では、重大なメンバー交代をすることを考え、昨日、ウムラニエ・グランドで行った練習で、ウーウル・インジェマンに、特別な準備をさせていた。また、スロヴァキア人選手のホロスコも生かさねばならないと考えている同監督は、FWには、特に問題なしと考えており、練習では、ボボとノブレには、シュート練習を行わせていた。




トラブゾン・スポル、やむを得ない変更(ヒュリエット紙 08.12. 2付)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙) ジェイフン・ギュルセラム(ファナティック紙) ギライ(ファナティック紙)  トルコ・リーグで首位に立つトラブゾン・スポルは、12月7日(日)に、ホームで戦うコジェリ・スポル戦に備えて、引き続き練習を行っている。

 エルスン・ヤナル監督指揮下、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで行われた練習には、全選手が参加した。
 トラブゾン・スポルの選手たちは、練習の大半を、サイドから出されるセンタリングに対してシュートを打つ練習を行っていた。特にゴールゲッターのウムト・ブルトとギョクハン・ウナルの貪欲な姿に目が集まっていた。
 トラブゾン・スポルは、コルマンとエゲメンが、今節は出場停止のため、選手構成にやむを得ざる変更をせざるを得ない。エゲメンの替わりのディフェンダーとしてはギライが、また、コルマンの替わりにはジェイフン・ギュルセラムが出場することが考えられている。エルスン・ヤナル監督が、ジェイフン・ギュルセラムを起用しない場合には、セルカン・バルジュを中盤に持ってきて、替わりに、タイフンに出場の機会を与えることになるだろう。
 トラブゾン・スポルは、コジェリ・スポル戦に備えての練習を、今夜行う練習で引き続き行うことになっている。




バロシュ、追いつき、勝ち越した(イエニ・シャファク紙 08.12. 1付)

キーウェル(左)(ヒュリエット紙) バロシュ(左)バルシュ(右)(ヒュリエット紙)  ガラタサライが、ここ3試合、ゴールの見られなかったミラン・バロシュの見せたハットトリックで、ハジェッテペ・スポルを破り、UEFA杯で、メタリスト・カルキフ戦での敗戦で意気消沈していたサポーターに活を与えた。トゾは、前半35分に、2枚目のイエローカードをもらい、ハジェッテペ・スポルは10人になってしまった。後半13分には、ゾコに出さねばならないイエローカードを、テリへ出してしまったアバイ主審は、後半31分には、このテリに対し2枚目のイエローカードを出し、退場処分にしてしまい問題を残してしまった。

 メタリスト・カルキフ戦での敗戦で、サポーターとの間に溝ができてしまい、ヘルタ・ベルリン戦を前にして、その溝を埋め、意気を高めたがっていたガラタサライが、ハジェッテペ・スポルを、3:1で負かした。前半33分、相手ディフェンスに当たったボールが、自分の目の前に転がってきたサンドロは、そのボールをペナルティ・エリア内に持ち込み、そして放ったシュートが決まり、ハジェッテペ・スポルは、0:1と先制した。同36分、トゾが、2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となってしまった。前半ロスタイム1分、GKレジェプのミスを咎めたバロシュが、1点を返し同点に追いついた。

                      ゴールはバロシュから

 後半5分にはアルダが、同6分にはバロシュが放ったシュートは、GKレジェプがパンチングで防いだ。同11分、ゾコが、ペナルティ・エリア内で、ハンドの反則を犯すと、主審はPKを指示した。このPKを、バロシュが決め2:1。このあと、ゾコではなく、テリにイエローカードが出されてしまった。主審のこのミスが、同31分に、大変なことになってしまった。1枚目のカ−ドが出される理由のないにも拘わらず出されてしまったテリが、2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となってしまったのだ。同27分、バロシュのゴールで、ガラタサライは、3:1で勝利を収めることになった。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、メイラ(後半1分:ウミト・カラン)、セルヴェト、ヴォルカン・ヤマン=キーウェル(後半24分:メフメット・トパル)、バルシュ(後半32分:エムレ・ギュンギョル)、アイハン、アルダ、リンコン=バロシュ




フェネルバフチェ、優勝争いを諦めず、2:1(NTV 08.11.30付)

グイサ(ファナティック紙) ノブレ(上)ヴォルカン(下)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグのダービーマッチが行われ、フェネルバフチェが、ホームで、ベシクタシュを、2:1で破った。フェネルバフチェは、この結果、勝ち点を23に伸ばし、首位との勝ち点差を5としたのに対し、ベシクタシュは、勝ち点は25に留まった。
 フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第13節で、ベシクタシュを、2:1でくだした。
 フェネルバフチェのゴールは、前半11分のセルチュク・シャヒンと同27分のグイサがあげたものであるのに対し、アウェーのベシクタシュは、同21分のノブレのゴールだけに留まった。
 この試合、両者ともテンポよく試合に臨んだが、ベシクタシュの攻撃に対し、最初のゴールはフェネルバフチェから生まれた。ホームのフェネルバフチェは、前半11分、コーナーキックに、セルチュクがヘッドで合わせ、1:0と先制した。
 特に、左サイドのエクレムから効果的な攻撃を作り出していたベシクタシュは、同21分、同点弾を生み出した。リュシュトゥからのロングキックを、左サイドでボールを受けたエクレムが、グラウンダーのパスをノブレに出した。そのボ−ルを、ノブレもグラウンダーで蹴り込み、スコアを1:1とした。
 中盤でのせめぎあいに終始したこの試合で、今度は、フェネルバフチェが、ロングボールを使って、2:1と勝ち越した。同27分、ヴォルカンからのロングキックが、ベシクタシュのディフェンス陣の背後に転がったが、そのボールを、グイサがループシュートを放つと、リュシュトゥは防ぐことができず、フェネルバフチェは、2:1で勝ち越したのだった。
 ベシクタシュは、同41分、2枚目のイエロ−カードをもらい、退場処分となってしまった。
 後半に入ると、試合のテンポは落ちたが、フェネルバフチェが、ときどき効果的なサイド攻撃を見せてはいたが、点差を開くまでには至らなかった。
 終盤、相手ゴール前に迫ったベシクタシュの努力も結果を残せず、ホームのフェネルバフチェが、2:1で勝利を収め、この第13節で、勝ち点3を得たのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス(後半15分:ヴェダーソン)=コリン・カズム・リチャーズ、セルチュク、アレックス(後半15分:ホシコ)、ウーウル・ボラル(後半24分:ヴェダーソン)=デイヴィド(後半29分:アリ・ビルギン)、グイサ
【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・トラマン、ギョクハン・ザン、ザポトニー(後半26分:ホロスコ)、イブラヒム・ウズルメズ=セルダル・オズカン、シヴォク、シセ、エクレム・ダー(後半39分:ウーウル・インジェマン)=デルガド、ノブレ(後半30分:ボボ)




首位のトラブゾン・スポル、PKの犠牲に(アクシャム紙 08.11.29付)

ソング(左)オレンベ(右)(トラブゾン・スポル公式HP) カンゲレ(左)カレ(右)(ヒュリエット紙)  息を呑む戦いで、3本のシュートが、バーに当たって跳ね返された。エゲメンが、レッドカードをもらい退場処分となった。厳しい戦いが繰り広げられた戦いで、オズカヒャ主審は、7枚ものイエローカードを出した。

 一方で、アウェー戦での好調を持続し、首位の座を守りたいと考えるトラブゾン・スポル、他方では、ここ3季にわたって、ビッグ4に、ホームで負けていないカイセリ・スポルという組み合わせとなった試合は、かなり静かな始まり方をした。しかし、前半20分以後は、サッカーの質が上がり、また、緊迫感も、かなり高まっていった。前半22分、メフメット・トプズのシュートは、GKシルヴァが抑えた。同27分、ギョクハン・ウナルが、以前所属していたカイセリ・スポルに、ゴールを浴びせようかというところまで迫った。同29分、エゲメンが、アリ・トゥランに引っ張られ、ペナルティ・エリア内で倒された。オズカヒャ主審は、PKを指示した。だが、ウムト・ブルトが蹴ったPKは、バーに跳ね返されてしまった。同37分、今度は、メフメット・トプズの放ったシュートが、バーに嫌われた。前半の45分が終わって、そこには、ゴールこそ生まれなかったが、サッカーの醍醐味といえるものがあった。後半15分、ギョクハン・ウナルが落としたボールを、相手ディフェンスの裏をとったウムト・ブルトが拾い、ループシュートを放つと、アイドゥンが、このボールをクリアしたように見えた。が、主審は、このボールが、ゴールインしていると判断した。0:1。同25分、カンゲレが、カレとのボールの取り合いで倒されてしまった。それに対し、主審は、この試合2度目のPKを指示した。これを、メフメット・トプズが決め、同点に追いついた。同30分、ウムト・ブルトのシュートは、バーに当たり跳ね返されてしまった。同34分、カンゲレの胸に、ジダンばりに頭突きをかましたエゲメンが退場処分となり、トラブゾン・スポルは、10人となってしまった。残りの時間は、カイセリ・スポルが圧倒した。それに対し、トラブゾン・スポルは耐えた。その結果、首位のトラブゾン・スポルは、アウェーでの引き分けで失った勝ち点を嘆くよりは、むしろ、勝ち点1を得たことに喜ぶことになった。

【カイセリ・スポルのメンバー】スレイマノウ=アリ・トゥラン、エレン、アイドゥン、トレド=メフメット・トプズ、サイドゥ、ラグプ(後半25分:ビラル)、オレンベ(後半25分:ウムト)=メフメット・エレン(後半45分:アブドラハ)、カンゲレ
【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=セルカン・バルジュ、エゲメン、ソング、カレ=ヤッターラ(後半38分:ジェイフン・ギュルセラム)、ヒュセイン、セルチュク・イナン、コルマン(後半38分:タイフン)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル(後半36分:イサク)




カルキフから二発目の打撃(NTV 08.11.28付)

キーウェル(右)(ヒュリエット紙) アイハン(右)(ファナティック紙)  UEFA杯で、ガラタサライが、グループ・リーグ戦B組の第3戦を、メタリスト・カルキフと、アリ・サミ・エン・スタジアムで戦い、0:1で敗れた。ウクライナのメタリスト・カルキフは、ベシクタシュをくだし、このグループ・リーグ戦に進出したのだった。

 ガラタサライが、UEFA杯グループ・リーグ戦B組第3戦で、ウクライナのメタリスト・カルキフと対戦した。前半は、両者無得点で終わったこの試合、後半36分、エドマールのゴールを、ガラタサライは防ぐことができず、0:1で敗北を喫してしまった。
 この試合、お互いに、試合をコントロールしながら始まったが、ガラタサライは、ゴール前に攻め込むという機会を得ることが難しかった。アウェーのメタリスト・カルキフは、2度の好機を掴みながら、これを活かせないでいたが、一方、ガラタサライも、バロシュのゴールも、オフサイドということで取り消されてしまった。
 後半に入り、ガラタサライは、より有効な攻めを見せていたが、なかでも、右サイドを使った攻撃が目に付いていた。ホームで、ボールを、良く回し、また、中盤で、相手にプレスをかけていたガラタサライだったが、ペナルティ・エリア内での詰めが甘く、スコアを変えることができないでいた。
 アウェーのメタリスト・カルキフは、自陣で戦いをすることを余儀なくされていたが、後半36分、セルヴェトが奪われたボールで、ゴールが生まれてしまい、0:1と先制を許してしまった。この時間、セルヴェトが、ガラタサライのペナルティ・エリアのすぐ外で、2人の選手に囲まれてしまい、ボールを奪われてしまったのだ。そして、GKデ・サンクティスと、1対1となったエドマールが、グランダーのシュ−トを放ち、ゴールを決めてしまい、0:1と先制した。
 残りの時間では、両者ともに好機を掴めず、メタリスト・カルキフが、0:1で勝利を収め、勝ち点3を手に入れたのだった。
 B組では、ここまで、オリンピアコスとベンフィカをくだしたガラタサライは、勝ち点6と変わらず、2試合目を戦ったメタリスト・カルキフは、勝ち点を4と伸ばした。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク(後半35分:バルシュ)、セルヴェト、ヴォルカン・ヤマン=キーウェル(後半34分:アイドゥン)、メイラ、アイハン、アルダ、リンコン=バロシュ(後半35分:ウミト・カラン)




ダービーマッチに向けて考え事(ファナティック紙 08.11.27付)

アラゴネス監督(ファナティック紙) コリン・カズム・リチャーズ(ヒュリエット紙) セミフ(ヒュリエット紙)  チャンピオンズ・リーグからの敗退が決まったフェネルバフチェが、トルコ・リーグに戻ってきたが、ベシクタシュ戦へのセミフの復活を求めるアラゴネス監督は、一方で、コリン・カズム・リチャーズに準備をさせている。

                   とにもかくにも求めること

 フェネルバフチェは、ポルトに敗れ、チャンピオンズ・リーグからの敗退が決まり、悲嘆な気持ちが覆っているが、一方で、ベシクタシュとのダービーマッチに、目が注がれている。ヨーロッパでの戦いに次いで、トルコ・リーグで、打撃を蒙りたいとは思わないアラゴネス監督は、選手たちに葉っぱをかけているが、故障のため、長期に渡り出場できなかったセミフが、ダービーマッチには間に合うように指令を出した。同監督が気にしているセミフの状態は、明日、明らかになるということだ。

                      コリン・カズム・リチャーズが気になる

 ポルト戦では、出場停止だったルガーノとセルチュクを加えて、チームの再建を考えている同監督は、コリン・カズム・リチャーズを、先発として起用するつもりだ。ポルト戦でのプレーをいたく気に入っている同監督は、コリン・カズム・リチャーズと、昨日、打合せを行い、その旨を伝えた。コリン・カズム・リチャーズは、昨季の第29節、イノニュ・スタジアムでのベシクタシュ戦で見せた素晴らしいプレーが、勝利を呼び込んだことが思い出される。




唯一の希望はUEFA杯参戦、1:2(NTV 08.11.26付)

ウーウル・ボラル(上)(ヒュリエット紙) エムレ・ベレズオウル(左)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグG組で、ポルトに、イスタンブルで、1:2で敗れた。勝ち点が2のままに留まったフェネルバフチェは、チャンピオンズ・リーグからの敗退が決まったが、アーセナルがディナモ・キエフに勝ったため、UEFA杯参戦の道は残っている。

 チャンピオンズ・リーグG組で戦ってきたフェネルバフチェは、アウェ−戦では3:1で敗れたポルトに、カドゥキョイでも、1:2で敗れてしまった。
 フェネルバフチェは、この敗戦で、リーグ戦からの勝ち上がりはできないことが決まり、アーセナルがディナモ・キエフを破ったことで、UEFA杯参戦への道は残った。
 チャンピオンズ・リーグでの戦いを継続するためには、勝たねばならなかったフェネルバフチェは、この試合、まず、優勢に進めた。
 アレックス主将が、まず、ゴ−ル・チャンスを生んだフェネルバフチェだったが、こチャンスを生かすことができなかった。
 相手ゴールに迫っていったフェネルバフチェは、カウンター攻撃で結果を求めるポルトの、前半19分、リサンドロの放ったシュートを防ぐことができず、サポーターの前で、0:1と先制を許してしまった。
 このゴールを浴びたあと、リスクを負いながら、より前がかりになったフェネルバフチェは、ディフェンス面で、スペースを、相手に与えるようになってしまった。そのスペースをついたポルトが、同28分、またしてもリサンドロが放ったゴールで、点差を2と開いてしまった。
 前半の残り時間では、新たなゴールは生まれず、結局、前半は、ポルトにリードを許したまま終わった。
 後半、まず優位に試合を進めたフェネルバフチェは、グイサの活躍で、点差を1と縮める好機を掴んだが、グイサの放ったシュートは、枠を捉えることはなかった。
 コリン・カズム・リチャーズが投入されて以後、相手ゴールに、より攻め立てるようになったフェネルバフチェは、求めて止まなかったゴールが、後半18分、そのコリン・カズム・リチャーズから生まれた。
 点差を1と縮め、再び希望が湧いてきたフェネルバフチェだったが、残りの時間では、新たなゴールを生み出すことができず、ポルトが、1:2で勝利を収め、勝ち点3を得たのだった。
 この結果、勝ち点2に留まったフェネルバフチェは、ウクライナでのアウェー戦で、ディナモ・キエフをくだし、リーグ戦を3位で終わると、ヨーロッパでの戦いを、UEFA杯で継続することになる。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ヤシン、エドゥ、ロベルト・カルロス=デイヴィド(後半32分:ブラク・ユルマズ)、ホシコ、エムレ・ベレズオウル(後半1分:コリン・カズム・リチャーズ)、ウーウル・ボラル、アレックス=グイサ




テヨ、フェネルバフチェとのダービーマッチには間に合う(ヒュリエット紙 08.11.25付)

ムスタファ・デニズリ監督(ファナティック紙) テヨ(ヒュリエット紙) イブラヒム・ウズルメズ(サバハ紙)  ベシクタシュは、本日朝のネヴザド・デミル・グランドでの練習で、フェネルバフチェ戦に備えての準備を開始した。

 ベシクタシュで、故障を発生させているイブラヒム・ウズルメズ、テヨ、ホロスコ、イブラヒム・トラマンが、練習には参加していなかった。これらの故障者の中では、イブラヒム・トラマンとホロスコは、とても大きな故障というわけではないので、明日の練習からは参加するだろうということだ。左脚上部の筋肉に腫れのあるテヨの状態は快方に向かっており、木曜日から、練習に加わるということだ。また、イブラヒム・ウズルメズは、右脚上部の筋肉にある腫れが、完全には治っていないので、近々行う検査を待って、フェネルバフチェ戦に出場できるか否かが明らかになるということだ。
 最初の45分を公開した練習で、ムスタファ・デニズリ監督は、選手たちに、コンディション調整とパス練習を行わせていた。選手たちは、貪欲に、やる気満々で練習をしていたように見受けたが、戦術練習に入る前に、報道陣はピッチから出されてしまった。
 一方、同監督は、クラブ・ドクターのアイハン・オプトゥルと、短時間の打合せを行い、故障者についての情報を得ていた。
 ベシクタシュは、明日の午前11時から行う練習で、フェネルバフチェ戦に備えての準備を引き続き行う。ムスタファ・デニズリ監督は、午後2時から、同グランドで、毎週恒例の記者会見を行うことになっている。




逃した魚は大きいものだ(スター紙 08.11.24付)

セルカン・バルジュ(右)(NTV) ギョクハン・ウナル(左)(トラブゾン・スポル公式HP)  フェネルバフチェとガラタサライに次いで、トラブゾン・スポルも休んでしまった。首位のトラブゾン・スポルは、シワス・スポルに勝つことが出来ず、追走しているチームとの間の勝ち点差を拡げることができなかった。ウムト・ブルトとギョクハン・ウナルが、幾多のゴール・チャンスを、徒らに逸するばかりだった。

 首位に立つトラブゾン・スポルが、厳しい試合となったシワス・スポル戦に勝つことができなかった。優勝争いのライバル・チームとの勝ち点差を拡げるチャンスを逸してしまった。
 トラブゾン・スポルは、立ち上がりから優勢に試合を進めた。前半3分、ウムト・ブルトが倒れた。トラブゾン・スポルは、PKの声が上がると期待した。だが、セルチュク・デレリ主審は、試合の続行を命じた。同5分と7分に、ヤッターラがセンタリングをした。ウムト・ブルトのシュートとヘディング・シュートは、枠を捉えることなく外に出て行った。同10分、ウムト・ブルトのパスを受けたギョクハン・ウナルがシュートを放った。だが、ディフェンダーが、ゴールラインの際どいところでクリアしてしまった。同20分、ムサのヘディング・シュートは、GKシルヴァが押えた。同29分、セルチュク・イナンのシュートは外に出て行った。
 試合の後半に入って、ゴールチャンスはいっぱいあったが、ゴールは生まれなかった。後半9分、コルマンのシュートは枠を捉えなかった。同19分、ウムト・ブルトのシュートは、枠を僅かに捉えることができなかった。同22分、ムサのシュートは、GKシルヴァがキャッチした。同39分、ウムト・ブルトのヘディング・シュートは、外に出て行った。後半ロスタイム1分、ギョクハン・ウナルのヘディング・シュートは、地面から跳ね上がった。GKペトコヴィッチは、このボールに、指の先で触れ、コーナーに逃げた。後半ロスタイム3分、ジェイフンのシュートは、ペトコヴィッチの抑えるところとなった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=セルカン・バルジュ(後半28分:ジェイフン・ギュルセラム)、ソング、エゲメン、カレ=ヤッターラ(後半36分:イサク)、ヒュセイン、セルチュク・イナン(後半1分:タイフン)、コルマン=ギョクハン・ウナル、ウムト・ブルト
【シワス・スポルのメンバー】ペトコヴィッチ=アブドゥルラーマン、ビリカ、セダト、ハイレッティン=セゼル・バドゥル(後半39分:ムラト・ソズゲルメズ)、ムサ・アイドゥン(後半22分:オヌル・トゥンジェル)、イブラヒム・ダーアシャン、トゥム=メフメット・ユルドゥズ、バリリ(後半15分:モハメド・アリ)




サッカ−と言えるものなし、得点もなし(NTV 08.11.23付)

コリン・カズム・リチャーズ(左)(ヒュリエット紙) アレックス(中)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第12節、フェネルバフチェは、アンカラでのアウェー戦で、アンカラ・グジュと戦い、両者無得点の引き分けに終わった。優勝戦線で、更なるダメージを蒙ったフェネルバフチェは、勝ち点を20に乗せた。

 フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第12節で、降格争いを展開しているアンカラ・グジュと、アンカラで対戦した。
 この試合、アウェーのフェネルバフチェは、攻撃面で物足りない始まり方をした。グイサに送るロングパスで効果的な攻撃を仕掛けようとするフェネルバフチェだったが、グイサが、トップで孤立してしまい、求めた好機を作り出すことができなかった。
 ホームのアンカラ・グジュは、高い位置でプレスをかけ、相手のサッカーを潰しにかかった。中盤を厚くしたアンカラ・グジュは、相手の攻撃を、上手に摘み取り、危険な場面を作り出せないでいた。
 この試合の後半も、アンカラ・グジュのディフェンスを乗り越えられないでいたフェネルバフチェは、相手のカウンター攻撃により作り出される好機を防ぐことが難しかった。だが、両者とも、スコアを変えることができず、ゴ−ルは生まれなかった。そして、試合は、0:0のまま終わった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ヴェダーソン=デイヴィド(後半20分:マルドナド)、セルチュク(後半12分:コリン・カズム・リチャーズ)、ホシコ、エムレ・ベレズオウル(後半35(後半29分:ブラク・ユルマズ)分:ギュルハン)、アレックス=グイサ




シヴォクを中盤に(ファナティック紙 08.11.22付)

ムスタファ・デニズリ監督(ザマン紙) シヴォク(ファナティック紙)  出場停止期間が終わり、且つ、故障も完全に癒えたシヴォクが、エスキシェヒル・スポル戦では、中盤で起用される見通しだ。

                      バランスは大丈夫

 ギョクハン・ザンが、ブルサ・スポル戦、及び、トルコ代表のオーストリア戦で、いいプレーを見せていたので、シヴォクが中盤へ移ることになった。ベシクタシュのムスタファ・デニズリ監督は、明日のエスキシェヒル・スポル戦では、チェコ人選手トマス・シヴォクを、ボランチで起用する計画を立てている。承知の如く、出場停止で、シヴォクを欠いたブルサ・スポル戦で、トマス・ザポトニー、ギョクハン・ザン、イブラヒム・トラマンのディフェンス陣が好プレーを見せていたからだ。

                      「右サイドでもいい!」

 エドアルド・シセに替わって中盤で起用されることが明らかになっているトマス・シヴォクは、「ディフェンスでも、中盤でも、大丈夫だ。以前所属をしていたスパルタ・プラハやウディネーゼでは、時々、中盤や右サイドバックでもプレーしていた。監督が決めることが大事だ」と述べている。同監督は、右サイドで困った状態になったときには、シヴォクを、この位置でも起用することもあるだろうと言っている。




グイサ獲得を目指す最新のクラブはアーセナル(イエニ・シャファク紙 08.11.21付)

グイサ(ザマン紙)  フェネルバフチェと4年契約を結んでいるグイサを、トッテナム、レアル・マドリードに次いで、イングランドのアーセナルもリストアップしている。アーセナルは、1月の移籍解禁期間に獲得したいため、フェネルバフチェにオファーを出すことが明らかになった。

 フェネルバフチェのグイサ獲得を、ヨーロッパのクラブは諦めていない。フェネルバフチェで、4年契約を結び、現在、リーグ戦で、2ゴールを決めているグイサ獲得を、イングランドのトッテナム、スペインのリアル・マドリードに次いで、世界有数のビッグクラブ、アーセナルも考えているようである。グイサに舞い込む魅力的なオファーに対して、グイサ自身が、フェネルバフチェを離れたいと希望するかもしれないと考えているフェネルバフチェ側は、アーセナルからのオファーを、前向きに受け止める意向であるようである。

 アーセナルは、1月に、グイサを獲得したいと考えており、グイサの移籍に向けて、フェネルバフチェ側との交渉の用意をしているということだ。グイサは、以前、述べたところによると、フェネルバフチェとの契約があることに触れ、この契約が満了するまでは、イスタンブルにいるつもりはないということだった。年俸400万EUROをもらっているグイサは、1400万EUROの移籍金が支払われ、レアル・マジョルカからフェネルバフチェに移籍されたのだった。




トゥンジャイ・シャンルの夜(NTV 08.11.20付)

トゥンジャイ(ファナティック紙) コリン・カズム・リチャーズ(中)(ヒュリエット紙)  トルコ代表は、トゥンジャイ・シャンルのハットトリックで、オーストリアとの親善試合を、アウェーで戦いながら、2:4のスコアで制した。

 トルコ代表は、2010W杯予選のない空き日に、オーストリアと、アウェーでの親善試合を行った。
 前半28分、オーストリアに先制されたトルコ代表は、トゥンジャイ・シャンルのハットトリックで、2:4で勝利を手にすることができた。
 この試合にいい始まり方をしたのは、オーストリアの方だったが、そのホームのオーストリアは、前半28分、ヘルツのヘディングによるゴールで、1:0と先制した。このゴール以後、我に返ったトルコ代表に、試合の重心は移っていった。そして、同38分、オーレリオのゴールで、同点に追いついた。
 追加点をあげるべく、相手ゴールに迫っていったトルコ代表は、オーレリオのゴールの3分後に、トゥンジャイ・シャンルが、オーストリアのゴールネットを揺らし、1:2と逆転した。そして、そのスコアのまま、前半を終わった。
 後半に入り早々と優位に立ったトルコ代表は、後半2分、トゥンジャイ・シャンルのゴールで、スコアを、1:3とし、点差を2と拡げた。
 トルコ代表のゴールに迫ったオーストリアは、同9分、1点目をあげたヘルツが、トルコ代表のゴールネットを揺らし、再び、点差を1とした。
 オーストリアのゴールに迫る好機を作り出すに苦しまなかったトルコ代表は、この夜のヒーロー、トゥンジャイ・シャンルが、同17分にもゴールを決め、2:4とした。
 この試合の残り時間には、他のゴールは生まれず、2:4というトルコ代表がリードしたままのスコアで終わった。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ギョクハン・ザン、エレン・ギュンギョル、ハカン・バルタ=コリン・カズム・リチャーズ(後半39分:シナン・カルオウル)、サブリ(後半24分:セルカン・バルジュ)、オーレリオ(後半42分:セルチュク・シャヒン)、アイハン(後半35分:ヌリ・シャヒン)=トゥンジャイ(後半27分:ジャネル・エルキン)、メフメット・ユルドゥズ(後半1分:ハリル・アルトゥントプ)




アレックス復帰、ホシコ控えに(イエニ・シャファク紙 08.11.19付)

(ヒュリエット紙) アレックス(ファナティック紙紙) ホシコ(ファナティック紙)  チームに合流して練習に現れたアレックスが出場すると、ホシコが外国人枠の関係で控えに回ることになる。

 フェネルバフチェで、久しぶりに、アレックスがチームに合流して練習を始めたが、アレックスが戻ることにより、アンカラ・グジュ戦には、ホシコが控えに回ることになる。アレックスが欠場している間、出場の機会を見出していたホシコは、ガラタサライ戦、及びアンカラ・スポル戦では、いいプレーを見せ注目を集めていた。アラゴネス監督が、アレックスを起用した場合、外国人枠の関係で、ホシコを、止むを得ず控えに回すということになろう。

 自身のウェブ・サイトで明らかにしたところによれば、アレックスは、「ガラタサライ戦で、とてもいい結果を残すことにより、我々は上昇機運に乗り始めた。悪い始まり方をしたリーグ戦で、この"復活”を維持しなければならない。そして、アウェー戦でも勝たねばならない」と言い、フェネルバフチェは、アンカラ・グジュ、ポルト、ベシクタシュと、厳しい時期にさしかかっていると述べている。また、現在、アンカラ・スポル戦で右膝を傷めたセミフに対する治療は継続されている。しかし、アンカラ・グジュ戦への復帰は難しいということだ。




ベシクタシュ、故障者から朗報(NTV 08.11.18付)

シヴォク(ファナティック紙) シセ(サバハ紙)  ベシクタシュで、故障のため、ブルサ・スポル戦に出場しなかったシヴォクとシセが、チームに合流して練習を再開した。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第12節、ホームに、11月23日(日)、エスキシェヒル・スポルを迎える試合のための練習を始めた。
 リーグ戦の前節、ブルサ・スポルとのアウェー戦で0:0の引き分けに終わり、勝ち点2を失ったベシクタシュは、エスキシェヒル・スポル戦に備えての練習を、本日より開始した。
 BJKネヴザト・デミル・グランドで、ムスタファ・デニズリ監督指揮下で行われた練習の冒頭部は、屋内で練習を行っていた。その後ピッチに現れた選手たちは、パス練習を行ったあと、ハーフコートを使ったミニゲームを行った。
 故障のため、ブルサ・スポル戦には出場しなかったシヴォクとシセが、チームに合流して練習を行っていた。軽い故障を発生させているザポトニー、イブラヒム・トラマン、バトゥハンは、練習には加わってはいなかった。イブラヒム・トラマンとザポトニーの状態は深刻なものではないということだ。これらの選手と並んで、代表に招集されているテヨ、ホロスコ、ギョクハン・ザンも、練習には加わっていない。




ベシクタシュ、アウェーでは飛ばず(NTV 08.11.17付)

ギョクハン・ザン(左)(ベシクタシュ公式HP) ホロスコ(左)(NTV)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第11節に、厳しいブルサでのアウェー戦を、0:0の引き分けに終わった。今季、アウェー戦では、勝ち点を失うことが4回目となったベシクタシュは、首位のトラブゾン・スポルとの勝ち点差が4と開いてしまった。

 トルコ・リーグ第11節の厳しい試合からは、ゴールの声が聞こえなかった。ブルサ・アタテュルク・スタジアムで行われたブルサ・スポルとベシクタシュとの一戦は、両者とも、90分間を戦った結果、0:0の引き分けに終わり、お互い、勝ち点1と得た。
 この試合の前半、アウェーのベシクタシュの方が、より優位に試合を進めた。ブルサ・スポルの方と言えば、カウンター攻撃で、ゴールを求めたが、両者ともに、明らかなるチャンスというものを掴んでいた。
 サイド攻撃で攻め立てるベシクタシュは、ノブレ、デルガド、ホロスコで好機を作り出していたが、ホームのブルサ・スポルは、ユスフ、セルジャン・ユルドゥルムが、ゴールに近づきはしていた。
 中盤でのボールの取り合いで始まった後半、より効果的な攻撃を見せたのは、またしてもベシクタシュの方だったが、後半28分、セルダル・オズカンは、絶好機を逸してしまった。終盤、ボボとバトゥハンを投入してゴールを求めたベシクタシュは、相手ゴールに圧迫を強めていったが、求めたゴールは得ることができなかった。
 ベシクタシュは、0:0という引き分けに終わり、今季、アウェー戦を6試合戦い、3回目の引き分けとなった。アウェーでは、6試合戦い、勝ち点9を得たベシクタシュは、得失点差で2位に上がったにも拘わらず、首位のトラブゾン・スポルとは、勝ち点差で4となってしまった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・トラマン、ザポトニー、ギョクハン・ザン、イブラヒム・ウズルメズ=アリ・タンドーアン、エクレム・ダー、テヨ、ホロスコ(後半22分:セルダル・オズカン)=デルガド(後半38分:バトゥハン)、ノブレ(後半22分:ボボ)




フェネルバフチェ、アンカラ・スポルを止める(NTV 08.11.16付)

ルガーノ(左)(ヒュリエット紙) ロベルト・カルロス(右)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第11節、アンカラ・スポルを、ホームに迎えたフェネルバフチェが、5連勝中の相手を、ロベルト・カルロスとルガーノのゴールで、2:0のスコアで破った。

 フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第11節、今季のフラッシュ・チ−ムのアンカラ・スポルを、ホームに迎えた。アンカラ・スポル戦の前半32分、ロベルト・カルロスのゴールで先制し、前半をリードしたまま終わったフェネルバフチェは、後半9分、ルガーノのもう一つのゴールで、最終的には、2:0で勝利を収めた。フェネルバフチェは、この勝利で、勝ち点を19に伸ばしたのに対し、ここ8試合、敗戦を経験していないアンカラ・スポルは、勝ち点22のままに留まった。
 中盤でのせめぎ合いで始まったこの試合、アウェーのアンカラ・スポルの方が、前半では優勢に見えた。フェネルバフチェは、前半15分、セミフが傷み、エムレ・ベレズオウルと交替したが、ホームのフェネルバフチェが、試合が進むにつれて、徐々に優位に進めるようになっていった。
 ウーウル・ボラルとギョクハン・ギョヌルのサイド攻撃で優位に立っていったフェネルバフチェが、前半32分、セットプレーからゴールを生み出した。左サイドからのフリーキックを蹴ったデイヴィドは、PKポイントめがけて走り込んで来たロベルト・カルロスにボールを出した。そのロベルト・カルロスは、グラウンダーのボールで相手ゴールネットを揺らしたのだった。そして、これで、フェネルバフチェは、1:0で先制することとなった。
 この試合の後半、いい臨み方をしたフェネルバフチェは、中盤で、相手に対して優位に立つようになった。ウーウル・ボラルとグイサが、ペナルティ・エリア内で、チャンスを掴みながら結果につながれないでいると、後半9分、再び、フェネルバフチェにセットプレーのチャンスが巡ってきた。ゴールマウスに向かって正面の位置から、ロベルト・カルロスが、約30mの強烈なシュートを放った。まず、左のゴールポストに、次いで、右のゴールポストに当たったボールに、ルガーノが触れ、フェネルバフチェは、これで、2:0と優位に立つゴールが決まった。
 残りの時間、アンカラ・スポルが、一層、懸命にプレーしたが、チャンスを作り得ず、試合は、ホームのフェネルバフチェが、2:0の勝利を手にしたのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、エドゥ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=デイヴィド(後半16分:アリ・ビルギン)、セルチュク、ホシコ、ウーウル・ボラル(後半34分:ヴェダーソン)=セミフ(前半15分:エムレ・ベレズオウル)、グイサ




トラブゾン・スポル、首位を譲らず(イエニ・シャファク紙 08.11.15付)

エゲメン(手前)(トラブゾン・スポル公式HP) ウムト・ブルト(中)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第11節、トラブゾン・スポルは、アウェーで、ゲンチレル・ビルリーイと戦い、これを、0:1でくだし、首位の座を守った。

 トルコ・リ−グ第11節開幕戦が、アンカラで行われ、トラブゾン・スポルが、ゲンチレル・ビルリーイを、0:1でくだした。
 この試合の前半、ホームのゲンチレル・ビルリーイは、特に、エンギン・バイタルとカーエの2人で、好機を作り出そうと努めていたのに対し、アウェーのトラブゾン・スポルの方は、相手に比べて、好機を作り出すのに苦しんでいた。
 前半は、両者ともに好機を生かせず、その結果、前半は、両者ともに無得点で終わった。
 後半に入り、トラブゾン・スポルが、若干、調子を上げたが、ホームのゲンチレル・ビルリーイは、前半の好調を維持していた。
 前半は、望むべき好機を作り出せないでいたトラブゾン・スポルは、後半17分、ギョクハン・ウナルがゴールを決めたかのように見えたが、オフサイドの判定でゴールは取り消された。
 ホームのゲンチレル・ビルリーイは、トゥロイシとエンギン・バイタルが、いいところ見せていたが、トラブゾン・スポルの方は、ギョクハン・ウナル、ウムト・ブルト、ヤッターラが好機を作り出していた。
 トラブゾン・スポルは、後半33分、ウムト・ブルトが、ギョクハン・ウナルからヘッドでのパスを受け、更に、ヘッドで、ゲンチレル・ビルリーイのゴールに送り込み、アウェーで、0:1と先制したのだった。
 後半ロスタイムに、ゲンチレル・ビルリーイは、エンギン・バイタルのシュートがあったが、結果には繋がらず、結局、トラブゾン・スポルが、0:1での勝利を収めた。
 この結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点を26に伸ばし、ゲンチレル・ビルリーイは、勝ち点10に留まったままだ。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=タイフン、ソング、エゲメン、カレ=ヤッターラ(後半37分:イサク)、ヒュセイン、ジェイフン・ギュルセラム、コルマン(後半45分:フェルハト)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル(後半44分:アドナン)




獅子の目アイドゥン、輝く(イエニ・シャファク紙 08.11.14付)

アイドゥン(上)(ヒュリエット紙) バロシュ(右)(ヒュリエット紙)  トルコ杯グループ・リーグ戦を、アンカラ・スポルとの引き分け試合で始まったガラタサライは、カイセリ・スポル戦では笑った。アリ・サミ・エン・スタジアムで行われたこの試合、アウェーのカイセリ・スポルが、数多くのチャンスを掴んだ。ガラタサライに冷や汗をかかせ通しだった。ガラタサライは、ウミト・カランとアルダが投入されると、優位を確保した。そして、最後の20分は、一方的に攻めることとなった。ガラタサライを安心させたゴールは、後半45分、スレイマノウのミスを咎めたアイドゥンから生まれたのだった。

 フェネルバフチェに、4:1で敗れ、大きな痛手を蒙ったガラタサライが、トルコ杯グループ・リーグ戦B組の第2戦で、カイセリ・スポルを、最後の最後のゴールで、これを、1:0で撃破し、このカップ戦での重要な勝ち点3をゲットした。サポーターが関心を示さなかったこの試合、スタンドにやってきたサポーターは、フェネルバフチェ戦での敗北に抗議するため、開始6分までは応援をしなかったため、スタジアムは静寂に包まれていた。この試合、まず、カイセリ・スポルが優位を確保した。前半1分、GKアイクトと1対1となったアガホワのシュートは、枠を捉えることはできなかった。同44分、オレンベのシュートが、ゴールとならず、前半は、両者無得点のまま終わった。

                      徒にシュートは外れた

 後半7分、メフメット・トプズのパスを受けたアガホワが、ゴールマウスの前を横切るシュートを放ってしまい、みすみす1点を掴み損なってしまった。同24分、アイドゥンのシュートは、枠のすぐ傍らを逸れて外に出て行ってしまった。同32分、ビラルのシュートは、アイクトを越えることができず、また、アイクトから跳ね返ってきたボールを、アガホワが、ヘッドで押し込もうとしたが枠を捉えることはなかった。同43分、アガホワが、絶対的なゴールチャンスを逸してしまった。同45分、リンコンの蹴ったフリーキックを、スレイマノウがこぼすと、そのボールに最後に触れたアイドゥンが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。

【ガラタサライのメンバー】アイクト==サブリ、メイラ、セルヴェト、ヴォルカン・ヤマン=アイドゥン、メフメット・トパル(後半35分:ハカン・バルタ)、アイハン、フェルディ(後半15分:アルダ)、リンコン=バロス(後半22分:ウミト・カラン)
【カイセリ・スポルのメンバー】ハミドゥ=メフメット・エレン、アリ、エレン・ギュンギョル、トレド=メフメット・トプズ、サイドゥ、ラグプ、オレンベ(後半18分:ビラル)=アガホワ、トゥルガイ(後半38分:テヴフィク)





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