サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、




アヴニ・アカル・スタジアムで笑った者はなし(NTV 09. 3.16)

ウムト・ブルト(左)ヴォルカン・ヤマン(トラブゾン・スポル公式HP) アランジーニョ(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグの優勝争いに深く関係する一戦、トラブゾン・スポル対ガラタサライの試合で、勝った者は生まれなかった。第24節最終試合の幕を、アランジーニョが切って落としたが、ガラタサライは、バロシュとアルダのゴールにより逆転したが、最後にコルマンからゴールが生まれた。

 トルコ・リーグの優勝争いに深く噛んでいるトラブゾン・スポルとガラタサライの一戦は、2:2の引き分けに終わった。
 大興奮のもと迎えた試合だったが、両チームとも、勝ち点2を失い、首位争いにも痛手を蒙ってしまった。
 トラブゾン・スポルでは、今週、病気のため練習には現れていなかったヤッターラは出場しなかったが、そのヤッターラに替わりに、アランジーニョが出場の機会を得た。
 ガラタサライはと言えば、故障が癒えてないキーウェル、ノンダ、メフメット・トパル、エムレ・ギュンギョル、リンダーロート、セルヴェトは、チームから離れていた。
 試合は、まず、トラブゾン・スポルのペースで始まった。前半7分、アランジーニョが、ゴール左斜め前から強烈なシュートを放つと、これが決まり、1:0と先制した。
 このゴールを浴びたあと、ガラタサライは、同点に追いつくために、相手ゴールに圧力をかけ始めた。そして、求めて止まなかったゴールを、同19分、バロシュが生み出した。そして、同点に追いついたのだった、
 前半の残り時間では、新たなゴールは生まれず、前半は、同点のまま終わった。
 後半は、ホームのトラブゾン・スポルがプレッシャーをかけて始まったが、ゴールはと言えば、ガラタサライのアルダから生まれた。アウェーのガラタサライは、バロシュの替わりに投入したヤセルが、後半37分、レッドカードをもらい退場となり、トラブゾン・スポルは、10人となった相手に、同39分、コルマンが、勝ち点1につながる素晴らしいゴールを決めた。
 試合は、2:2の引き分けで終わったが、この5試合で1勝しかしていないトラブゾン・スポルは、勝ち点46で3位に留まり、一方、今季、アウェーで勝ち点21を失ったことになるガラタサライは、勝ち点では44となり、得失点差でフェネルバフチェに劣り、5位につけている。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=タイフン(後半30分:セルカン・バルジュ)、ソング、エゲメン、カレ=ヒュセイン、セルチュク・イナン、コルマン、アランジーニョ=ウムト・ブルト(後半16分:イサク)、ギョクハン・ウナル
【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク、ハカン・バルタ、ヴォルカン・ヤマン=バルシュ、メフメット・ギュヴェン(後半30分:ハサン・シャシュ)、アイハン、アルダ(後半40分:ファーティフ・セルカン)=ウミト・カラン、バロシュ(後半33分:ヤセル)




ベシクタシュ、ひた走る(NTV 09. 3.15)

ノブレ(左)(ファナティック紙) エルンシュト(左)ユスフ(右)(ファナティック紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第24節で、ゲンチレル・ビルリーイを3:0でくだした。ベシクタシュのゴールは、エルンシュト、エクレム・ダー、ホロスコから生まれた。

 優勝候補のベシクタシュが、トルコ・リーグ第24節で、ゲンチレル・ビルリーイと、イノニュ・スタジアムで対戦した。
 この試合の前半、期待されたプレーを見せることができなかったベシクタシュは、後半に入りあげたゴールで、3:0で勝った。
 試合早々攻勢に出たベシクタシュは、前半1分好機を作り出したベシクタシュだったが、試合が進むにつれ、スペースを狭める努力をした相手に対して、チャンスを作ることが難しくなっていった。
 ゲンチレル・ビルリーイは、いいディフェンスを見せたにも拘わらず、少ない人数で守る相手に対して、ラストパスを通すことができず、相手ゴールに迫っていくことができなかった。前半は、両者とも0:0のまま終わった。
 後半は、いい始まり方をしたベシクタシュは、後半19分、エルンシュトのゴールで、1:0と先制した。同43分、エクレム・ダーの見事なゴールで、ベシクタシュは点差を2と開いた。これで、楽になったベシクタシュは、試合を諦めたゲンチレル・ビルリーイに対して攻め続けた。
 同45分、表舞台に躍り出たホロスコが、更に1点を加え、この試合のスコアを決した。
 ベシクタシュは、3:0で勝ち、勝ち点を48まで伸ばした。フェネルバフチェが、勝ち点を取れなかった週に、勝ち点3を得たベシクタシュは、首位争いのライバルを引き離すことになった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=エクレム・ダー、イブラヒム・トラマン、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ=デルガド(後半16分:ホロスコ)、エルンシュト、シセ、テヨ=ボボ、ノブレ(後半15分:ユスフ)




フェネルバフチェ対して、コジェリ・スポルがすごいことを(ブギュン紙 09. 3.14)

コリン・カズム・リチャーズ(左)(NTV) ロベルト・カルロス(左)ウーウル・ボラル(右)(ファナティック紙)  ロベルト・カルロスのゴールで先制したフェネルバフチェが、終盤、ジェサルのゴールで崩れ去った。

 この試合の結果、勝ち点1を得たコジェリ・スポルは、フェネルバフチェが首位に立つことを許さなかった。
 トルコ・リーグで、ここ2試合を勝ち、首位争いに加わってきたフェネルバフチェは、カドゥキョイに迎えたコジェリ・スポルとの試合を、1:1の引き分けに終わり、首位に立つチャンスを逸してしまった。フェネルバフチェは、正に1:0とリードしたまま始まったようなものだった。前半2分、ペナルティ・エリアの外、右サイドからのフリーキックを蹴ったアレックスが、ロベルト・カルロスにボールを出した。
 そのロベルト・カルロスが、30mもの距離からゴールを決めた。1:0。同8分、デニズが、GKと1対1となりながら、GKを越えることができなかった。同19分、エドゥのシュートは、クルチャルスランが、見事なセーヴィングを見せボールを外に出した。同20分、レヴェントのシュートを、ヴォルカンが防ぐと、跳ね返ってきたボールを、アデムがシュートを放ったが、ディフェンダーがゴールを許さなかった。

                  コジェリ・スポル、攻め寄せる

 後半8分、アレックスがGKをかわし放ったシュートを、ディフェンダーがゴールラインの際どいところでクリアした。同11分、ルガーノのヘディングシュートを、GKが際どくコーナーに逃れた。これ以後、試合を支配したのはコジェリ・スポルの方だった。フェネルバフチェのゴール前を包囲し、ゴールを脅かしたコジェリ・スポルは、同42分、ジェサルのゴールが決まり同点に追いついた。1:1。そのあとは、新たなゴールは生まれず、フェネルバフチェは、ホームで4回目となる勝ち点を失うということになった。ガラタサライをくだし、フェネルバフチェからも勝ち点を得たコジェリ・スポルは這い上がろうとしている。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・ババジャン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ(後半29分:ギョクハン・エムレジクシン)、デニズ、セルチュク(後半6分:ホシコ)、ウーウル・ボラル(後半9分:グイサ)、アレックス=セミフ




ガラタサライ、アドヴァンテージを得て戻る(NTV 09. 3.13)

ハカン・バルタ(右)(NTV) アイハン(右)(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、UEFA杯4回戦第1戦で、ハンブルクとアウェーで戦い、1:1の引き分けに終わった。エムレ・アシュクがレッドカードをもらってしまったため、最後の37分間は10人で戦ったガラタサライは、イスタンブルでの第2戦を前にしてアドヴァンテージを得たと言えるスコアを残した。

 ガラタサライは、UEFA杯4回戦第1戦をアウェーで戦い、0:1と先制したが、最後は1:1という引き分けに終わったとは言え、第2戦に向けて大きなアドヴァンテージを得た。
 ガラタサライは、ミラン・バロシュが出場停止のため、ビュレント・コルクマズ監督は、ノンダをワントップに置く布陣を採った。
 序盤は、お互いの攻防に終始した。ハンブルクが、地の利を生かして、若干優勢に見えたが、ガラタサライは、パス回しをしながらカウンター攻撃で、活路を見出そうとしていた。
 前半32分、アイハン・アクマンのゴールで、ガラタサライが、0:1と先制した。前半は、これ以外のゴールが生まれず、0:1と、ガラタサライがリードしたまま終わった。
 後半は、ホームのハンブルクが早々に結果を出した。後半4分に、ヤンセンがゴールを決め、同点に追いついたのだ。
 このゴールの4分後、相手FWを倒したエムレ・アシュクが、明らかにシュート態勢に入っていた相手を倒したということで、レッドカードをもらい退場処分となってしまった。このため、ガラタサライは、残りの37分を、10人で戦わねばならなくなった。
 残りの時間、ハンブルクは、ガラタサライに圧力をかけ、明らかなるチャンスもあったとはいえ、新たなるゴールは生まれず、試合は1:1のまま終わった。
 この試合の第2戦は、3月19日(木)にイスタンブルで行われ、準々決勝に名乗りを上げるチームが明らかになる。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク、ハカン・バルタ、ヴォルカン・ヤマン=キーウェル(後半9分:メフメット・ギュヴェン)、バルシュ、アイハン、リンコン(後半14分:メフメット・ギュヴェン)、アルダ(後半37分:ハサン・シャシュ)=ノンダ(後半30分:ウミト・カラン)




シセ、すごいぞ(ファナティック紙 09. 3.12)

シセ(ファナティック紙) リュシュトゥ(ファナティック紙) ムスタファ・デニズリ監督(ベシクタシュ公式HP)  ゲンチレル・ビルリーイ戦では、今までとは異なったメンバーで臨もうと考えているムスタファ・デニズリ監督は、フランス人スター選手シセを先発で起用しようとしている。

                  ゴールマウスにはリュシュトゥ

 ベシクタシュは、ゲンチレル・ビルリーイ戦にはすごいことをしようと考えている。ムスタファ・デニズリ監督は、ゲンチレル・ビルリーイ戦では、異なった選手をピッチに送り出そうと考えているのだ。ベシクタシュで、ここ数節、控えに甘んじていたフランス人選手エドゥアール・シセを、先発に起用することを考えているのだ。また、経験豊かな同監督は、シセと並んで、アンカラ・スポル戦及びハジェッテペ・スポル戦で控えに回っていたリュシュトゥに、ゴールマウスを守らせようとしている。

                  ホロスコは、今回も控え

 今季後半に入って、とてもいい活躍を見せていたギョクハン・ザンは、故障が癒えた場合には、イノニュ・スタジアムのピッチに立っているだろう。ベシクタシュのディフェンス陣は、イブラヒム・トラマン、ギョクハン・ザン、トマス・シヴォク、イブラヒム・ウズルメズで構成されることになろう。相手の強力な中盤を、シセとエルンシュトで止めようと考えているベシクタシュは、デルガド、テヨ、ノブレ、ボボの4人でゴールを求めることになる。エクレム・ダーとホロスコは、後半に投入されることはあるだろう。




ガラタサライ、ハンブルク戦は欠場者を抱えて戦う(ヒュリエット紙 09. 3.11)

セルヴェト(ヒュリエット紙) バロシュ(ヒュリエット紙)  UEFA杯4回戦第1戦を、明日、ドイツのハンブルクとアウェーで戦うガラタサライは、アドヴァンテージを得られるような戦いを目指している。

 第1戦を、アウェーで戦うことを有利にしていきたいと考えているガラタサライは、この試合に負けることなく終え、アリ・サミ・エンで決めたいと考えている。
 ガラタサライでは、出場停止のバロシュと、ロシアのゼニトへの移籍が決まっているメイラ、それに故障を抱えているセルヴェト、メフメット・トパル、リンダーロート、エムレ・ギュンギョルは出場しない。
 ハンブルクとガラタサライとが、明日、HSHノルトバンク・アリーナ・スタジアムで、トルコ時間午後7時より対戦する試合は、ハンガリー・サッカー連盟のヴィクトル・カッサルが主審を務める。
 ガラタサライ選手団は、本日、特別機でハンブルクに向かう。そして、試合に向けての練習は、試合の行われるHSHノルトバンク・アリーナ・スタジアムで、現地時間午後6時より行われるが、その練習の最初の15分間だけが、報道陣に公開される。

                  在独トルコ人、チケットを求めて

 ガラタサライとハンブルクの一戦を前にして、在独トルコ人は、チケットを手に入れるために大変な努力をしている。ハンブルク側は、ガラタサライのサポーターで、スタジアムが埋まってしまうことを避けるために、チケット販売を、クラブ会員にのみ行っているため、同市在住のトルコ人は、チケットをダフ屋から求めようとしている。
 ハンブルク市に住むトルコ人以外にも、ドイツ各地のトルコ人やドイツ以外のヨーロッパに住むトルコ人が、この試合を観にハンブルク入りするものと思われる。




ガラタサライ、メイラを放出(NTV 09. 3.10)

メイラ(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、ポルトガル人選手フェルナンド・メイラを、600万EUROで、ゼニトへ移籍させることになった。

 ガラタサライは、長い時間をかけた交渉の結果、今季開幕時に、ドイツのシュトゥットガルトから獲得したフェルナンド・メイラを、ロシアのゼニトに譲渡することを決めた。
 ガラタサライは、シュトゥットガルトから450万EUROで獲得したメイラを、600万EUROでゼニトへ移籍することを受け入れた。
 ロシアのゼニトは、移籍金の半分を即金で、残りの300万EUROについては、2回に分割して支払うことになった。
 こういった展開のため、メイラは、ハンブルクと戦うUEFA杯の重要な試合には、メンバーには加えられないことが明らかにされた。
 ロシアへの旅立ちの準備を始めたメイラは、ガラタサライの今朝の練習には加わらなかった。




フェネルバフチェ、信頼を回復(NTV 09. 3. 9)

エドゥ(左)(NTV) デニズ(左)セミフ(右)(NTV)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第23節最終戦で、カイセリ・スポルを、アウェー戦で、0:2で撃破した。カディル・ハス・スタジアムの柿落としとなる試合で、セミフとアレックスのゴールで笑ったフェネルバフチェは、首位との勝ち点差を3とした。

 トルコの最も現代的なスタジアムとして建設されたカディル・ハス・スタジアムが、カイセリ・スポルとフェネルバフチェとの試合でオープンした。
 トルコ・リーグ第23節で、フェネルバフチェは、最後の35分は、10人で戦わねばならなかったにも拘わらず、この厳しいアウェー戦を、勝ち点3を、0:2というスコアで得て、優勝への希望も増してきた。
 ホームのカイセリ・スポルは、新スタジアムで、サポーターの声援を受け、試合を優勢に始め、メフメット・トプズとメフメット・エレンが好機を作り出していた。
 それにも拘らず、ゴールをあげたのは、アウェーのフェネルバフチェだった。フェネルバフチェは、前半10分、ロベルト・カルロスの蹴ったフリーキックがGKから跳ね返ってきたボールを、詰めていたセミフが決め、更に、同29分、アレックスの見事なゴールで、前半を、フェネルバフチェは、2点をリードしたまま終わった。
 後半は、カイセリ・スポルの圧迫で、試合は始まったが、後半10分、フェネルバフチェのペナルティ・エリア内で公平さを欠く笛が吹かれたと思い、エレンに対して蹴りを入れたヴォルカン・デミレルが、ダイレクトにレッドカードをもらってしまった。
 このあと、試合は緊迫した空気に包まれたが、完全に、自陣で守りを固めてしまったフェネルバフチェは、相手にいい位置取りを与えることなく、0:2のまま試合を終え勝利を掴んだ。
 フェネルバフチェは、重要なシワス・スポル戦での勝利のあと、強豪カイセリ・スポルとのアウェー戦でも勝ち点を失うことなく戻ることになり、優勝に向けての重要な勝ち点を得た。
 今季、勝ち点を19も失っているアウェーでの試合で、4勝目をあげたフェネルバフチェは、首位シワス・スポルとの勝ち点差を3と縮めた。
 直近の7試合で、僅か1勝しかしていないカイセリ・スポルは、新スタジアムの最初の試合でも、調子の悪さを止めることができず、勝ち点33のまま留まった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・デミレル=ギョクハン・ギョヌル、エドゥ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=デイヴィド(後半14分:ヴォルカン・ババジャン)、デニズ、エムレ・ベレズオウル(後半24分:グイサ)、ウーウル・ボラル(後半1分:ヴェダーソン)、アレックス=セミフ




ベシクタシュ、スピードを落とさず(NTV 09. 3. 8)

ボボ(左)(NTV) デルガド(左)ムスタファ・デニズリ監督(右)(NTV)  トルコ・リーグで、ハジェッテペ・スポルを、アウェー戦で、2:3でくだしたベシクタシュは、3連勝を飾り、2位に浮上した。ベシクタシュのゴールは、デルガド、ノブレ、ボボから生まれた。

 トルコ・リーグ第23節、ベシクタシュは、最下位を低迷するハジェッテペ・スポルとのアウェー戦に臨んだ。ベシクタシュは、試合の幾つかの場面で、苦しい場面も経験しながらも、2:3の勝利を得て、勝ち点を45と伸ばした。
 この試合に、いい始まり方をしたベシクタシュは、前半12分、デルガドのあげたゴールで先制した。同18分、ノブレのゴールで、0:2としたが、同20分には、タンベのゴールで、点差を1と縮められた。ホームのハジェッテペ・スポルは、前半の終わり頃には、ベシクタシュのゴールに攻め寄せたが、GKハカン・アルクンが、際どくゴールを許さず、この前半を、ベシクタシュは、1:2とリードしたまま終わった。
 後半に入り、試合のテンポは落ちたが、ベシクタシュは、中盤でボールを支配しパス回しを始めた。後半22分、ボボが、GKレジェプのミスを咎めて、スコアを1:3とした。
 ホームのハジェッテペ・スポルは、前半の終盤同様、この試合の終盤も、ベシクタシュのゴール前へと攻め寄せた。後半41分、タンベが、GKと1対1となり、ゴールを決め、スコアを2:3とした。
 残りの時間、ハジェッテペ・スポルは、セットプレーから好機を作り出していたが結果を出すことはできず、アウェーのベシクタシュが、2:3で勝利を得たのだった。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=イブラヒム・トラマン、ザポトッチ、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ(後半1分:セルダル・クルトゥルシュ)=エクレム・ダー、エルンシュト、テヨ、デルガド(後半33分:シセ)=ノブレ(後半32分:ユスフ)、ボボ




ガラタサライ、2回のチャンスをものにして勝つ(ブギュン紙 09. 3. 7)

バルシュ(左)アイドゥン(右)(フォトマッチ紙) バロシュ(右)には当たらなかったボール(フォトマッチ紙)  ブルサ・スポルが、正に贈り物をしたかのような2ゴールで、勝ち点3を得たガラタサライは、首位との勝ち点差を2と縮めた。

 第23節の開幕試合を勝利で飾ったガラタサライは、首位争いをするライバルたちが勝ち点を失うのを待つ一方、ハンブルク戦に向けての準備に入る。

 トルコ・リーグ第23節開幕試合として、ブルサ・スポルを、アリ・サミ・エン・スタジアムに迎えたガラタサライは、試合を前半で決めてしまった。2:1。前半10分、キーウェルのセンタリングに合わせてバロシュがヘッドに当てようとしたボ−ルが、ヴォルカン・ベキルオウルに当たってゴールとなった。1:0。そのゴールのあと、ブルサ・スポルは、同点を目指して圧力をかけていったが、同31分、デ・サンクティスのロングキックに、ヴェリが、アイドゥンが触れる前に、ボールに触れGKイワンコフに送った。そして、イワンコフが、遠くに蹴ろうとしたボールは、ボールコースにいたアイドゥンに当たって、ボールはゴールに入ってしまった。2:0。

                  エルトゥールル・サーラム監督就任後初の敗戦

 後半は、またしてもブルサ・スポルの攻撃で始まった。後半8分、アリのセンタリングに、イブラヒムが飛び込んで、点差を1とした。2:1。同11分、リンコンのセンタリングを受け、一瞬、GKと1対1となったノンダだったが、シュートを蹴りそこなってしまい、ガラタサライは、みすみす1点を逃した。同41分、エムレ・アシュクのミスを咎めたロクが、GKと1対1となったが、放たれたシュートはバーを越えて外に出て行った。ビュレント・コルクマズ監督は、就任後2戦目のリーグ戦の戦いでも、勝ち点3を得た。また、ガラタサライは、ブルサ・スポル相手に、アリ・サミ・エンで、17年間負けていない記録を、この勝利で続けることになった。ブルサ・スポルは、エルトゥールル・サーラム監督就任後、初の敗戦を喫してしまった。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=セルカン、エムレ・アシュク、メイラ、ハカン・バルタ=アイドゥン(後半9分:メフメット・ギュヴェン)、バルシュ、アイハン、キーウェル(後半30分:ヴォルカン・ヤマン)=リンコン、バロシュ(後半1分:ノンダ)




カイセリ・スポル戦に向けてのメンバー構成(イエニ・シャファク紙 09. 3. 6)

アラゴネス監督(タクヴィム紙) エドゥ(サバハ紙) セミフ(NTV)  フェネルバフチェのアラゴネス監督は、カイセリ・スポル戦には、シワス・スポル戦での先発メンバーを、そのまま起用するつもりだ。

 フェネルバフチェは、リーグ戦とトルコ杯と、相次いでシワス・スポルを撃破したが、ともに理想型で、しっかりと進めていたので、アラゴネス監督は、引き続き同様の戦略を採ろうと考えている。この日曜日に、アウェーで、カイセリ・スポルと戦うフェネルバフチェは、2つのシワス・スポル戦でピッチに送り出した先発メンバーを変えるつもりはない。故障は癒えたにも拘わらず、グイサはベンチスタートなのに対し、セミフ・シェンテュルクは先発に名を連ねることになろう。

                  オンデル・トゥラジュとエドゥの選択は未定

 同監督のディフェンダーの選択、即ち、最近の試合でいい結果を残しているオンデル・トゥラジュと、故障が癒え、シワス・スポル戦ではゴールまであげているエドゥのいずれを使うかは未定だということだ。同監督の選択は、エドゥの方に傾いていると考えられている。トルコ杯では、ゴールを守ったヴォルカン・ババジャンは、再び控えに回り、カイセリ・スポル戦では、ヴォルカン・デミレルが、その任に就くことになる。




フェネルバフチェ、決勝進出間近(NTV 09. 3. 5)

ギョクハン・ギョヌル(左)(フォトマッチ紙) デイヴィド(中)(フォトマッチ紙)  トルコ杯準決勝第1戦で、フェネルバフチェは、カドゥキョイで、シワス・スポルを3:1でくだした。フェネルバフチェのゴールは、デニズ、エドゥ、デイヴィドから生まれたのに対し、シワス・スポルの唯一の得点は、ビリカの刻んだものである。

 トルコ杯準決勝第1戦で、先週、リーグ戦で対戦したフェネルバフチェとシワス・スポルが対戦した。
 3:1で勝利をものにしたフェネルバフチェは、第2戦を前にして、大きなアドヴァンテージを得ることになった。
 この試合の前半は、ホームのフェネルバフチェが優勢だった。セミフ、デイヴィド、デニズが、シワス・スポルのゴールマウスに攻め立てたフェネルバフチェは、これらのチャンスを生かすことができなかった。
 前半45分、ファルクがフェネルバフチェのゴールマウスを脅かしたシワス・スポルは、その好機を生かすことができなかったため、前半は、お互いゴールなしで終わることになった。
 サポーターの前で勝利を収め、第2戦に向けてアドヴァンテージを得たいフェネルバフチェは、後半早々いい結果を残した。
 前半、絶好機を迎えながら結果を残せないでいたデニズが、後半21分、ゴールを決め、フェネルバフチェが、1:0と先制した。
 このゴールをあと、シワス・スポルのゴールマウスめがけて重要なチャンスを掴んでいったフェネルバフチェは、同30分、エドゥのゴールで、点差を2と開いた。アウェー戦でゴールをあげ、アドヴァンテージを得たいシワス・スポルは、同37分、ビリカのゴールでお返しをして、スコアを2:1とした。
 フェネルバフチェは、同39分、表舞台へせせりだしたデイヴィドが、もう1点を上げ、この試合のスコアを決するゴールを決めた。そして、フェネルバフチェは、3:1で勝利を収め、大きなアドヴァンテージを確保したのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・ババジャン=ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ(後半11分:エドゥ)、ルガーノ、ロベルト・カルロス=デイヴィド、デニズ、エムレ・ベレズオウル、ウーウル・ボラル(後半11分:グイサ)、アレックス=セミフ(後半34分:ヴェダーソン)




ファイナルに目を向けるベシクタシュ(イエニ・シャファク紙 09. 3. 4)

ホロスコ(中)(フォトマッチ紙) テヨ(右)(フォトマッチ紙)  前半25分、ビラルがPKを決めリードを許してしまったベシクタシュは、同41分、デルガドが、35mの距離から決めた見事なゴ−ルで同点に追いついた。後半32分にはホロスコが、同44分にはユスフが、それぞれ素晴らしいゴールを決め、第2戦を前に、ベシクタシュは大きなアドヴァンテージを得た。

 トルコ杯準決勝第1戦で、ベシクタシュは、アンカラ・スポルを3:1でくだし、4月22日に予定されている第2戦を前に、大きなアドヴァンテージを獲得した。前半8分、テヨの蹴ったコーナーキックが、直接枠に向かうと、GKエヴレンが、際どいところでパンチングで防いだ。同25分、ムラト・トスンが、イブラヒム・ウズルメズにより倒されたと、副審の指摘を受け与えられたPKを、ビラルが蹴り、ゴールを決めた。1:0。同28分、イブラヒム・トラマンがシュートを放ったが、ボールはバーに当たって跳ね返された。同42分、約35mもある距離から、デルガドが同点弾を放った。1:1。

                  ハカン・アルクン、ゴールを許さず

 後半9分、メフメット・チャクルのスルーパスを受けたムハメット・ハニフィが、GKと1対1となったが、ハカン・アルクンがゴールを許さなかった。同18分、ウーウルのセンタリングに、ビラルがヘッドで合わせたが、GKハカン・アルクンが見事なセーヴを見せ、コーナーに逃れた。同32分、ノブレの落としたボールを、体を反転させてシュートを放ったホロスコが、相手ゴールネットを揺らした。1:2。同44分、ユスフが立て続けにうまいフェイントをかけながらペナルティ・エリア内に持ち込んだ。そして、GKが体を伸ばしても届かないファーサイドのゴール隅にゴールを決めた。1:3。ベシクタシュは、この勝利で、トルコ杯7勝目となった。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=イブラヒム・トラマン、ザポトッチ、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ=エクレム・ダー、エルンシュト(後半41分:ユスフ)、テヨ(後半34分:シセ)、デルガド(後半34分:ユスフ)=ノブレ、ボボ(後半21分:ホロスコ)




ディフェンス陣の無理無理な繕い(ファナティック紙 09. 3. 3)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙) エゲメン(トラブゾン・スポル公式HP) ギライ(ヒュリエット紙)  カレとセルカン・バルジュが累積警告で出場停止となるのを受け、エルスン・ヤナル監督は、4バックの選手の入れ替えを余儀なくされている。左サイドにエゲメンを移し、ソングと組むストッパーにはギライを持ってくるつもりだ。

                  またしても崩れてしまった

 デニズリ・スポル戦を、レギュラー組からはウムト・ブルトとヒュセインを欠いて戦ったトラブゾン・スポルであったが、アンタルヤ・スポル戦では、再びレギュラー組でメンバーを組んで戦えていたにも拘わらず、再び困ったことになっている。アンタルヤでの厳しいアウェー戦から勝ち点を失わずに帰還したトラブゾン・スポルだったが、ディフェンス陣で、2人が失敗をやらかしてしまったのだ。イエローカードのたまっていたカレとセルカン・バルジュが、この試合で、新たにイエローカードをもらい累積警告で出場停止となったことが、その困ったことの原因なのだ。

                     特別編成で戦う

 2人が出場停止となったことは、同監督をして新しい試みへと突き動かしている。ディフェンス陣の再構築について、同監督の考えていることが推測されている。それによると、ここまで中央に置いていたエゲメン・コルクマズを、カレの替わりとして左サイドバックに移し、また、控えで出場の機会を渇望しているギライを、ソングと並べてストッパーとして起用するものと思われている。




ウムト・ブルト、雲を蹴散らす(イエニ・シャファク紙 NTV補綴 09. 3. 2)

ヤッターラ(右)(NTV) ウムト・ブルト(トラブゾン・スポル公式HP)  イノニュ・スタジアムでベシクタシュと引き分け、デニズリ・スポルにはホームで負け、この2週間で勝ち点5を失ったトラブゾン・スポルが、アンタルヤ・スポルを、ウムト・ブルトの放ったゴールでくだし、勝ち点のほころびを繕った。トラブゾン・スポルは、アンタルヤ・スポル戦での勝利で、首位のシワス・スポルとは勝ち点では並び、再び頂点に立った。

 首位シワス・スポルが敗れた今週、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦ったトラブゾン・スポルは、後半30分にあげた唯一のゴールで、3節ぶりに勝利を手にしたのだった。トラブゾン・スポルのゴールマウスには、あまり脅威を与えることのなかったアンタルヤ・スポルは、せっかく手に入れたPKも得点にすることができなかった。前半21分、ヤッターラのセンタリングを受け、相手GKと1対1となったギョクハン・ウナルが放ったシュートは、GKオメルに当たった、跳ね返ってくるところを、コルマンがシュ−トを打ったが、枠を捉えず外に出て行った。同40分、コルマンの放ったシュ−トは、バーに跳ね返されてしまった。同43分、タイフンに倒されたティタがPKを蹴ったが、これを得点に変えることができなかった。

                     ヤッターラからいいボール

 後半に入り、優勢に立ったのは、ホームのコンヤ・スポルの方だった。トラブゾン・スポルの方はと言えば、特に、ヤッターラの右サイドからの攻撃でチャンスを作っていた。その一つで、後半11分、ボールを持ったウムト・ブルトが、ゴール正面からシュートを放ちながらボールは枠を越えて出て行った。同17分フリーキックを蹴ったセルチュク・イナンのボ−ルは、GKオメルが、ゴールを背にボールを取りに前へ出た。その空いてしまったゴールに向かって、ヒュセインがヘディング・シュ−トを放ったが、外に出て行ってしまった。同30分、カウンター攻撃で、ヤッターラが右から持ち込み、ペナルティ・エリアに向かってセンタリングをすると、ギョクハン・ウナルを越えたボールに、ファーサイドにいたウムト・ブルトがヘッドに当てると、ボールはゴールネットを揺らしたのだった。1:0。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=タイフン、ソング、エゲメン、カレ=ヤッターラ(後半36分:アランジーニョ)、ヒュセイン、セルチュク・イナン、コルマン(後半40分:セルカン・バルジュ)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル(後半45分:イサク)




フェネルバフチェ、存在感を示す(NTV 09. 3. 1)

セミフ(中)(NTV) ウーウル・ボラル(NTV)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第22節で、首位のシワス・スポルを、4:2でくだした。ウーウル・ボラル(2)、セミフ、ルガーノのゴールで勝利に到達したフェネルバフチェは、シワス・スポルとの勝ち点差を5と縮めた。

 トルコ・リーグで、フェネルバフチェが、シワス・スポルをホームに迎えた。特に前半、とてもテンポ良く進んだこの試合、フェネルバフチェが、4:2で勝利を得た。フェネルバフチェのゴールは、ウーウル・ボラル(2)、セミフ、ルガーノがあげ、一方、シワス・スポルは、メフメット・ユルドゥズとムラトがあげた。
 シュクル・サラチオウル・スタジアムで行われた試合は、かなり早くに変化が生まれた。アウェーのシワス・スポルは、前半2分、メフメット・ユルドゥズのゴールで先制した。同4分には、ウーウル・ボラルが、同点に追いつくゴールを決めた。
 両者ともに、攻撃を考え、また、速いテンポの攻防を見せたこの試合、シワス・スポルは、同24分、ムラト・ソズゲルメズのゴールで、再びリードを奪った。フェネルバフチェは、このゴールに早々とお返しのゴールを、まず、同27分にセミフのゴールで2:2とし、更に、同34分には、ウーウル・ボラルが、再び表舞台に登場し、3:2と逆転した。
 後半に入り、テンポは落ちたが、フェネルバフチェが、ボール支配率を高め、試合をコントロールするようになった。最終局面まで、両者とも、好機を作り出せないでいたが、後半32分、ルガーノによって、もう1点追加したフェネルバフチェが、4:2で、この試合を制した。
 この結果、フェネルバフチェの勝ち点は40となり、首位のシワス・スポルは、45のままに留まった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、ヴェダーソン=デイヴィド(後半29分:ギョクハン・エムレジクシン)、デニズ、エムレ・ベレズオウル、ウーウル・ボラル(後半38分:グイサ)、アレックス=セミフ




ベシクタシュ、呪いを解く(スター紙 NTV補綴 09. 2.28)

ギョクハン・ザン(NTV) イブラヒム・トラマン(中)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、厄介なイスタンブル市役所スポルを、リーグ戦で、4回目にしてくだした。

 歯ごたえのある相手を前に、冷や汗をかいたベシクタシュは、後半35分になって、テヨが先制点をあげたが、同39分、セルハトに同点弾を決められた。その1分後、オフサイドの臭いのする位置からのゴールで、ベシクタシュに勝利をもたらしたのだった。

                ベシクタシュ、2位に上がる

 ベシクタシュが、厄介なイスタンブル市役所スポルを、初めて破った。そして、リーグ戦で、試合数が多い中だが暫定2位に就いた。2:1。前半5分、イブラヒム・ウズルメズのシュートは、GKに押さえられた。同16分、デルガドが、ゴール右斜め前からシュ−トを放ったが、枠を捉えることはなかった。同33分、イスケンデルンが、強烈なシュートを放ったが、GKハカン・アルクンがキャッチした。

                     好機はつぶれていった

 同38分、デルガドの強烈なシュートも、GKハサジッチが、しっかりと防いだ。同41分、クスが、ペナルティ・エリア内に持ち込み、ゴール斜め前からシュートを放ったが、ボールは、ファーサイドの枠の下端部を逸れて、外に出て行った。後半1分、エルンシュトは結果を出すことができなかった。同6分のクスのシュ−トは、GKの押さえるところとなった。同15分、テヨがシュートを打ったが、枠を捉えることはできなかった。

                     ノブレはバーに嫌われる

 同21分、コーナーキックに、ノブレが頭を合わせたが、バーに嫌われてしまった。同34分、ノブレのゴールは、オフサイドということで取り消されてしまった。同35分、右サイドからの長いセンタリングに、ファーサイドにいたテヨがヘッドで合わせた。GKメフメット・アリがセーヴしようとしたが、ボールはゴールラインを越えてしまった。副審から申し出があったが、ハリス・オズカヒャ主審は、ゴールと認定した。1:0。同39分、セルハトが同点弾を決めた。その1分後、ギョクハン・ザンが、オフサイドの位置で、ベシクタシュに勝利をもたらすゴールを決めた。2:1。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=イブラヒム・トラマン、シヴォク、ギョクハン・ザン、イブラヒム・ウズルメズ=エクレム・ダー、エルンシュト(後半41分:ユスフ)、テヨ(後半43分:ザポトッチ)、デルガド(後半16分:ホロスコ)=ノブレ(後半42分:ユスフ)、ボボ




そして、伝説が蘇った(イエニ・シャファク紙 09. 2.27)

アルダ(下)(ヒュリエット紙) サブリ(右)(ヒュリエット紙)  アリ・サミ・エン・スタジアムでの戦いは、ボルドーがあげた開始僅か11秒でのショッキングなゴールで始まった。ガラタサライは、一旦は、3:1という優勢なスコアに持ち込んだ。だが、終盤には、3:3と追いつかれてしまった。試合が終わろうかというときにサブリが放ったゴールで、ガラタサライは、4回戦でハンブルクと対戦することとなった。2000年のUEFA杯を制したガラタサライは、その方向を、決勝が行われるカドゥキョイに舵を取った。

                     メイラが大きなミス

 トルコ・リーグの戦いでは苦しい日々を送っているガラタサライは、0:0のスコアを受けて行われたボルドー戦の終盤にあげたゴールで、これをくだし、UEFA杯での戦いを続けることになった。試合開始僅か11秒、メイラのミスでボールを得たベリオンがゴールを決め。ボルドーが先制した。前半13分、ディワラのバックパスがバーを直撃するということが起こった。同41分、アルダが、相手DFとGKの圧力をかわし、ゴールを決めた。1:1。同45分、キーウェルの約30mからのシュートが、ゴールネットに突き刺さった。2:1。

                     激しい攻防

 後半に入り、気合いが入ったガラタサライは、後半20分、アルダが、点差を2と開くゴールを決めた。同28分、セヴァナギのパスを受けたシャマクがゴールを決めた。3:2。同30分、センタリングに対し、エムレ・アシュクとデ・サンクティスがぶつかってしまい、ボールは誰もいないところへ転がった。そのボ−ルを、シャマクが打ち損なったが、セヴァナギががら空きのゴールに送り込んだ。3:3。このゴールのあと、相手ゴールに攻め寄せたガラタサライは、同45分、サブリが、ペナルティ・エリアの外から放ったシュートは、ゴールネットを揺らし、このゴールで、ガラタサライが勝った。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク、メイラ、ハカン・バルタ(後半31分:ノンダ)=バルシュ(後半37分:メフメット・ギュヴェン)、アイハン、メフメット・トパル(前半19分:キーウェル)、アルダ=リンコン、バロシュ




ベシクタシュ、勝ち点3にとりつかれている(フォトマッチ紙 09. 2.26)

ハカン・アルクン(ヒュリエット紙) デルガド(ファナティック紙) ホロスコ(NTV)  トルコ・リーグ第22節開幕戦で、明日、イスタンブル市役所スポルを、ホームに迎えるベシクタシュの唯一の目標は、勝利のみ。

 リーグ戦で、前節、アウェーでガジアンテップ・スポルをくだしたベシクタシュは、優勝争いのライバル・チームが、うまい具合に勝ち点を失ってくれ意気が上がるとともに、優勝に向けての希望が新たに湧き上がってきている。
 ベシクタシュは、ホームでの利を生かし、リーグ戦で、ここ3試合勝てていないイスタンブル市役所スポル戦を前にして、この不成績に終わりを告げること、そして、優勝争いに向けて勝ち点を失わないことを目標にしている。
 ベシクタシュは、明日、累積警告で出場停止のリュシュトゥに替わって、ハカン・アルクンをピッチに送り出すことになる。
 故障のため、前節のガジアンテップ・スポル戦にはメンバーから外されたデルガド、ホロスコ、そして、エクレム・ダーは準備が整っており、また、チームに加わっての練習を、昨日から始めたイブラヒム・トラマンについての決定は、首脳陣に任されている。
 ガジアンテップ・スポル戦に向けての練習を、本日の練習でもって打ち上げるベシクタシュでは、ノブレ、イブラヒム・ウズルメズ、イブラヒム・トラマン、セルダル・オズカン、シセが、あと1枚のイエローカードで出場停止という状態だ。




2つの希望と、1つの失望(ファナティック紙 09. 2.25)

エドゥ(ブギュン紙) グイサ(ヒュリエット紙) セルチュク(ヒュリエット紙)  シワス・スポル戦に備えて、意気の上がらない練習を続けているフェネルバフチェで、故障の癒えたエドゥとグイサが、この厳しい戦いにプレーができるかもという希望が出てきたのに対し、セルチュクの出場は、かなり厳しいということも明らかになってきた。

 グイサが、セミフに替わって先発メンバーに入るものと思われる。エドゥは、コンデション調整は、チームとともに行ったあと、屋内へと入っていったが、セルチュクは、ホシコと一緒に別メニューの練習を行っていた。また、ヴォルカンは、肋骨に痛みがあるということで練習には加わらず、屋内練習を行っていた。残りの選手たちは、コンディション調整を行ったあと、2つのグループに分かれ、5対2でボールの取り合い練習、6km走、そして、狭いスペースを使ってのワンタッチでのパス回し練習を行っていた。フェネルバフチェの選手は、今日も、朝の練習で、シワス・スポル戦に備えての練習を引き続き行う予定である。




ビュレント・コルクマズ、今後2年半、ガラタサライに(ヒュリエット紙 09. 2.24)

ビュレント・コルクマズ新監督(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、ミカエル・スキッベを解任したあと、後任監督に迎えたビュレント・コルクマズ新監督との、正式な調印式を行った。

 フロリヤ・メティン・オクタイ・クラブハウスで、ガラタサライ理事長アドナン・ポラトも参列し、ビュレント・コルクマズを迎える調印式が行われたが、ガラタサライは、長年に渡り、キャプテンを務めた若い監督と、1年のオプション付き2年半の契約を締結した。
 ポラト理事長は、スキッベ前監督解任後、2人の外国人監督を含めて、計6人の候補者を上げていたこと、また、ビュレント・コルクマズとは、半時間の交渉の結果、決断したことを明らかにした。
 ビュレント・コルクマズは、ガラタサライの監督に就くことを、「古巣に再び戻ってきた」という言い方で表し、自分を信頼してくれた人に恥をかかせないよう営為努力するつもりだと述べた。




5発も喰らってしまった(フォトマッチ紙 09. 2.23)

キーウェル(左)(フォトマッチ紙) メフメット・トパル(右)(フォトマッチ紙)  ガラタサライが、アリ・サミ・エン・スタジアムで、コジェリ・スポルに記録的な大敗を喫してしまった。コジェリ・スポルに、正に黄金の勝ち点3を献上してしまったスキッベ監督にやめろコールが響き渡った。
 ビッグフォーが求めて止まないタネル・ギュレルが、アリ・サミ・エン・スタジアムで、4トリックをやってのけた。2部落ちが確実なのではと見られ出しているコジェリ・スポルが、昨日は歴史に残ることをやってのけた。信じられないスコアを残したのだ。ガラタサライの方はと言えば、11年ぶりに、ホームで5ゴールを浴びることとなった。

 ガラタサライは、前半15分、メフメット・トパルのゴールで先制した。同24分、この夜のヒーロー、タネル・ギュレリが表舞台に登場した。まず、同点弾を放った。1:1。同35分には、ムラト・ハジュオウルが、1:2となるゴールを決めた。後半になり、ミスから立ち戻ったスキッベ監督は、アルダとバロシュを、ピッチに送り出した。これで、ガラタサライは、コジェリ・スポルに対して、間断のない圧力をかけるようになった。だが、タネル・ギュレリを止めることはできなかった。後半19分、タネル・ギュレリは、1:3となるゴールを決めたのだった。
 同28分、ガラタサライに希望を抱かせるゴールを、リンコンが決めた。2:3。同40分、ミラン・バロシュが、PKを失敗した。同43分、タネル・ギュレリが点差を開いた。2:4。後半ロスタイム5分、タネル・ギュレリが、この日、4点目を、コジェリ・スポルとしては5点目を決めると、スタンドでは、「スキッベ、やめろ」の声が上がった。そして、ガラタサライは、歴史的な敗北を喫したのだった。ガラタサライは、この木曜日に行われるUEFA杯のボルドーとの第2戦を前にして、サポーターを悲しませる結果を残したのだった。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=エムレ・ギュンギョル(後半20分:バロシュ)、メイラ、セルヴェト=サブリ、メフメット・トパル、リンコン、メフメット・ギュヴェン(後半1分:バルシュ)、キーウェル=ノンダ、ウミト・カラン(後半1分:アルダ)




フェネルバフチェ、大きなチャンスを蹴飛ばしてしまう(ブギュン紙 09. 2.22)

コリン・カズム・リチャーズ(左)(ヒュリエット紙) セミフ(左)(ヒュリエット紙)  前節、ハジェッテペ・スポルを大差をつけて破り、意気の上がったフェネルバフチェが、アンカラで、ゲンチレル・ビルリーイのあげた1点で、その軍門にくだった。

 トラブゾン・スポルの敗戦を生かすことができなかったフェネルバフチェは、10試合目のアウェー戦で5敗目を喫し、また、ゲンチレル・ビルリーイには、8年ぶりの敗戦となった。

 前節、ハジェッテペ・スポルを、今季、最大の点差をつけて破ったフェネルバフチェが、アンカラでゲンチレル・ビルリーイに敗れてしまった。1:0。試合を、控えめな調子で始めたフェネルバフチェは、相手に対し、ディフェンス面でスペースを与えていたため、攻撃に向かわねばならなかった。前半14分、ゲンチレル・ビルリーイは、フリ−キックを得て、ジェディナクが、直接、シュートを狙うと、ボールは、デイヴィドをすり抜け、GKヴォルカンの左脇を抜け、ゴールネットを揺らした。1:0。そして、前半は、このスコアのまま終わった。

                     首都アンカラで落す

 後半、フェネルバフチェは、同点を目指して臨んだが、ゲンチレル・ビルリーイの方が、明らかなる好機を得ていた。同4分、ソネルが絶好機を逃し、同11分には、ブルハンが、GKと1対1となりながら、ヴォルカンが、見事なシュートを放たれながら、これを防いだ。同16分、ヴォルカンが、今度は、ムスタファにシュートコースを与えなかった。自ゴールに、3度も危険な場面を見たフェネルバフチェは、同18分、ギョクハン・ギョヌルが好機を掴んだ。だが、相手GKはゴールを許さなかった。その後も、両者の攻防があったが、ホームのゲンチレル・ビルリーイは、唯一の得点を守り勝ち点3を得た。8年ぶりにゲンチレル・ビルリーイに敗れたフェネルバフチェは、今季、アンカラでの3つめの試合でも勝てなかった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=デイヴィド(後半8分:ギョクハン・エムレジクシン)、デニズ(後半12分:コリン・カズム・リチャーズ)、エムレ・ベレズオウル、ウーウル・ボラル(後半8分:ヴェダーソン)、アレックス=セミフ




ベシクタシュ、危機を乗り越える(イエニ・シャファク紙 09. 2.21)

テヨ(左)イブラヒム・トラマン(右)(ヒュリエット紙) ボボ(上)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、ツートップで試合に臨んだ試合の後半、その効果が開花した。後半3分、ノブレが、ヘッドで、相手ゴールネットを揺らした。テヨが、同6分、強烈なシュートで、スコアを0:2とした。そして、最後はノブレが締めた。4試合ぶりに大量点を奪い、14節ぶりにアウェー戦での勝利を記録したベシクタシュは、試合数が多い中だが暫定3位に就いた。

 トルコ・リーグで、前節、トラブゾン・スポルと引き分け、首位争いに痛手を蒙ったベシクタシュは、ガジアンテップ・スポルに、0:3で勝ち、14試合ぶりにアウェー戦での勝利を記録した。前半3分、ガジアンテップ・スポルの組織的攻撃で、ベトがペナルティ・エリア内に持ち込み、シュートを放ったが、ボールは枠を捉えなかった。同9分、イブラヒム・ウズルメズが、左サイドからセンタリングをした。ペナルティ・エリア内で、ノブレがボールを浮かしたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行った。同40分、ベキルが、ペナルティ・エリアの外でフリーな状態でシュ−トを放ったが、枠を捉えなかった。同44分、イワンのパスを受けたベトが、がら空きのゴールマウスではなく外に蹴り出してしまった。

                     ベシクタシュ、後半、弾ける

 後半は、ベシクタシュの怒涛の如き攻めで始まった。後半3分、ノブレが、ベシクタシュの先制点を生み出した。0:1。テヨの蹴ったコーナーキックに、うまくジャンプしたノブレが、ヘッドで相手ゴールネットを揺らしたのだった。同6分、ペナルティ・エリアの外でボールを持ったテヨが、相手選手をかわしながら放ったシュートが決まったのだった。0:2。同43分、ベシクタシュの攻撃で、イブラヒム・トラマンが、見事な動きで相手守備陣をかわし、ペナルティ・エリア・ライン際で、ボールをノブレに出した。そして、ノブレがゴールを決めたのだった。0:3。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・トラマン、ギョクハン・ザン、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ=セルダル・オズカン(後半26分:ザポトッチ)、シセ、エルンシュト(後半45分:ウーウル・インジェマン)、テヨ=ノブレ(後半42分:ユスフ)、ボボ




アリ・ビルギンを控えに、ギョクハン・ギョヌルを起用(ファナティック紙 09. 2.20)

アラゴネス監督(NTV) アリ・ビルギン(サバハ紙) ギョクハン・ギョヌル(トルコ・サッカー協会)  出場停止のため、7:0で勝ったハジェッテペ・スポル戦には出場できなかったギョクハン・ギョヌルが、明日、アウェーで戦うゲンチレル・ビルリーイ戦に、再び出場することになる。

 出場停止のため、7:0で勝った先日のハジェッテペ・スポル戦には出場しなかったギョクハン・ギョヌルが、明日、アウェーで戦うゲンチレル・ビルリーイ戦に、再び出場することになる。フェネルバフチェのアラゴネス監督は、そのハジェッテペ・スポル戦で、最後の90分目に出場の機会を与えたアリ・ビルギンを控えに回し、トルコ代表選手でもあるギョクハン・ギョヌルを起用するつもりだ。フェネルバフチェは、このアンカラでの戦いで、不具合さえ起こらなければ、ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、オンデル・トゥラジュ、ロベルト・カルロス=デイヴィド、デニズ、エムレ・ベレズオウル、ウーウル・ボラル=アレックス=セミフというメンバーで試合に臨むことになろう。





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