サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、




今季末、アラゴネス、フェネルバフチェを去る(NTV 09. 5. 15)

ルイス・アラゴネス監督(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、トルコ杯決勝で、ベシクタシュに敗れたことをうけて、ルイス・アラゴネス監督を解任する決定をくだした。同監督は、今季末までは、チームの指揮を執るということだ。

 フェネルバフチェで、予想されていたことが起こった。ルイス・アラゴネス監督とフェネルバフチェが、袂を分かつことになったのだ。同監督は、今季末までチームの指揮を執り、それ以後、チームを去るということだ。
 約4時間の会議を持ったフェネルバフチェ理事会は、アラゴネス監督解任を決めた。しかし、同監督とは2年契約を結んでいることから、それを解約することになるので、どのような条件で契約解除がなされるか、その詳細については、本日、明らかとなる。
 フェネルバフチェ側は、アラゴネス側の代理人と、本日の早い内に会い、再度、契約解除の条件について合意に達するよう努めることになっている。両者の間で合意に達した場合、本日10時に記者会見を開いて、この件に関し明らかにされることとなろう。




トルコ杯というもの、誰に巡ってくるものではない(スター紙 09. 5. 14)

エルンシュト、ユスフ、エクレム・ダー(右から)(NTV) ウーウル・ボラル(左)ボボ(右)(NTV)  ベシクタシュが、長年の宿敵フェネルバフチェに、トルコ杯決勝で、一つの片を付けた。ユスフ、ボボ(2)、ホロスコのゴールで、点差を開いていったベシクタシュは、トルコ杯8回目の制覇を達成した。テヨのシュートが、バーに嫌われた。グイサのゴールとアレックスのPKでは十分ではなく、フェネルバフチェは、26年ぶりのトルコ杯制覇が、またしてもお預けになった。

               最初のゴールはGKヴォルカンがあげたようなもの

 ベシクタシュは、トルコ杯決勝でフェネルバフチェをくだし、ここ4年で3回目の制覇となった。4:2。フェネルバフチェはと言えば、26年ぶりのトルコ杯制覇はならなかった。この試合に、まず優勢に臨んだベシクタシュは、最初のビッグチャンスをゴールに繋げた。まだ、開始僅か6分のところで生まれたビッグチャンスで、ユスフが、ペナルティ・エリアの外からシュートを放った。GKヴォルカンが防ごうとしたが、ボールはフェネルバフチェのゴールネットを揺らしていた。1:0。

                       後半は怒濤の如く始まった

 同26分、フェネルバフチェが、ゴールに近づいた。だが、グイサが、近距離から放ったシュートを、GKハカン・アルクンがクリアした。その1分後、同点ゴールが生まれた。デイヴィドが出したマイナスのパスに、グイサは触れるだけで良かった。1:1。後半に入り、ベシクタシュが、再びリードした。後半11分、エルンシュトからこぼれたボールが、ボボの前に転がった。そして、そのボールを、ボボが強烈に蹴りこんだのだった。2:1。

                       ボボ、決勝戦で2得点

 同19分、テヨの放った強烈なシュートは、バーに当たって、外に出て行った。同28分、ユスフが、ギョクハン・ギョヌルからボールを奪い、センタリングをした。それに、ボボがヘッドで合わせ、点差を2と開いた。3:1。同35分、ベシクタシュの速い攻撃で、ボボとワンツーをしたホロスコが、相手GKと1対1となり、ゴールを決めた。4:1。後半ロスタイム1分、グイサが倒され、主審はPKを指示した。このPKを、アレックスが決め、この試合のスコアが決した。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=イブラヒム・トラマン(後半1分:イブラヒム・ウズルメズ)、ギョクハン・ザン、シヴォク、エクレム・ダー=ホロスコ、シセ、エルンシュト、ユスフ(後半30分:ウーウル・インジェマン)=ボボ(後半37分:ノブレ) 、テヨ
【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・ババジャン=アリ・ビルギン、ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、ロベルト・カルロス=デイヴィド、セルチュク、エムレ・ベレズオウル(後半21分:デニズ)、ウーウル・ボラル(後半7分:セミフ)、アレックス=グイサ




シェノル・ギュネシュ説得にしぼる(ヒュリエット紙 09. 5. 13)

シェノル・ギュネシュ(ヒュリエット紙)  トラブゾン・スポルの理事、及びサドゥリ・シェネル理事長が、後継監督に起用したがっているシェノル・ギュネシュは、トラブゾン・スポルに戻ることには消極的である。

 トラブゾン・スポル理事会は、サドゥリ・シェネル理事長の求めに応じて、現在、韓国で監督をしているシェノル・ギュネシュを、監督に再起用するために意思を統一した。同理事会により、シェノル・ギュネシュに、近々、オファーを出すことが明らかにされた。ハサン・イエネル秘書長は、シェノル・ギュネシュが、リストアップした候補者の中で上位に位置していることを明らかにして、「只今、誰にもオファーを出していない。だが、シェノル・ギュネシュは、我がクラブが、熱い視線を注いでいる候補者の一人である」と述べた。
 これに対し、シェノル・ギュネシュは、かつて2度にわたり監督を務め、そして離れた経緯を持つトラブゾン・スポルに戻ることには消極的であると言われている。このため、同理事会は、交渉が不調に終わった場合には、サメト・アイババとエルトゥールル・サーラムとの交渉に入ると言われている。
 また、ブルサ・スポル戦に備えての準備をしているところのトラブゾン・スポルのアフメット・オゼン監督は、ここ2試合、メンバーに入れていないソングに、何ら問題があるわけではないと述べ、「巷間言われていることは根拠のないことだ。ソングは、他の選手同様、とても大事な選手だ」と述べた。




フェネルバフチェ、トルコ杯決勝の先発メンバー(ヒュリエット紙 09. 5. 12)

ルガーノ(ヒュリエット紙) ヤシン(ファナティック紙) アラゴネス監督(ファナティック紙)  トルコ杯決勝を、明日、イズミルでベシクタシュと戦うフェネルバフチェは、26年間トルコ杯を手にしてないことに別れを告げたい。

 トルコ杯を、82-83シーズンに獲得したフェネルバフチェは、長年獲得していないトルコ杯を手にして、同時に、悪い結果しか残せていない08-09シーズンに、色を添えて終わりたいと願っている。
 トルコ杯決勝に向けてのイスタンブルでの練習を、昨日打ち上げたフェネルバフチェは、サビハ・ギョクチェン空港から特別機で、イズミルに向かった。
 フェネルバフチェは、明日の試合に向けて、今夜、イズミル・アタテュルク・スタジアムでの練習で総仕上げをする予定である。

                       ヤシン、メンバーから外れる

 フェネルバフチェのルイス・アラゴネス監督は、ディフェンダーのヤシンを、ベシクタシュ戦の18人のメンバーには加えなかった。
 フェネルバフチェで、5試合の出場停止を喰らっていたディフェンダーのルガーノは、このベシクタシュ戦には出場可能である。同監督は、ストッパーには、ここ2試合、その役目を果たしたギョクハン・ギョヌルとルガーノを並べて起用するつもりだ。
 また、同監督は、故障が癒えたため、リーグ戦の直近の試合デニズリ・スポル戦の後半に、出場の機会を与えたアレックス主将を、先発メンバーに加えるものと思われている。
 更に、故障の癒えたオンデル・トゥラジュも、トルコ杯決勝戦のメンバー18人に加えられた。

 フェネルバフチェの先発メンバーと考えられるのは、次の通りである。ヴォルカン=アリ・ビルギン、ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、ロベルト・カルロス=デイヴィド、セルチュク(デニズ)、エムレ・ベレズオウル、ウーウル・ボラル、アレックス=グイサ




セルチュク・シャヒン、トルコ杯決勝に臨む用意(NTV 09. 5. 11)

セルチュク(ザマン紙)  フェネルバフチェで故障をしている選手の中で、セルチュクが、アラゴネス監督が出場の機会を与えるようだと、トルコ杯決勝のベシクタシュ戦に出場するということがありうるということだ。

 トルコ杯決勝を、5月13日(水)午後8時試合開始で、ベシクタシュと争うフェネルバフチェに、セルチュク・シャヒンから朗報が届いた。
 フェネルバフチェの医療部長オメル・タシェル博士は、クラブ・ドクターのピエル・アルズマンとともに、セルチュクとジャン、それにアブドゥルカディルの検査を行った。
 フェネルバフチェ側の発表によると、脚裏の筋肉に問題が生じているセルチュクは、治療プランに基づいて措置が行われるだろうと明らかにされたが、イズミルの遠征メンバーに加えられているセルチュクは、アラゴネス監督が出場の機会を与えるようだと、このベシクタシュ戦への出場は可能であるということである。




新リーダー、ベシクタシュ(NTV 09. 5. 10)

シセ(上)(ミリエット紙) テヨ(右)(ミリエット紙)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第31節で、アンカラ・スポルを、ホロスコ、イブラヒム・トラマン、ボボ、テヨのゴールで、アウェー戦で、1:4のスコアでこれをくだした。シワス・スポルが、勝ち点を積み重ねることができなかったため、リーグ戦残り3節というところで、ベシクタシュが首位に立った。

 フェネルバフチェに、イノニュ・スタジアムで敗れ、優勝争いに大きな痛手を蒙ったベシクタシュが、トルコ・リーグ第31節で、アンカラ・スポルをホームに迎えた。
 優勝をするためには、絶対に勝たねばならなかったベシクタシュは、まず、優勢に試合を運んだ。
 序盤、シヴォクがチャンスを掴んだが、ベシクタシュは、それを生かすことができなかった。更に、相手ゴールに圧力を強めていったベシクタシュは、前半29分、ホロスコから待望のゴールが生まれた。0:1。
 前半は、これ以外のゴールが生まれず、前半は、ベシクタシュが、0:1とリードしたまま終わった。
 後半に入って、まず成果を上げたのは、ホームのアンカラ・スポルの方だった。後半16分、エディズのゴールで、スコアを1:1と同点にしたのだった。
 首位の座を、シワス・スポルから勝ち取るためにも、よりリスクを覚悟で前掛かりになり始めたベシクタシュは、イブラヒム・トラマンが、同26分、ゴールを決め、1:2とリードした。
 リードしてから、落ち着いたプレーを見せてきたベシクタシュは、同43分、ボボのゴールで、点差を2と開いた。
 テヨが、もう1点追加したベシクタシュは、後半ロスタイム1分に、スコアを1:4とした。
 残りの時間では、両者ともチャンスを生かせず、試合は、ベシクタシュが、1:4でリードしたまま終わった。
 この結果、ベシクタシュは、シワス・スポルがイスタンブル市役所スポルに敗れたため、リーグ戦残り3試合というところで、首位に立ち、勝ち点差で、シワス・スポルに2とつけ、大きなアドヴァンテージを手に入れたことになる。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=エクレム・ダー、イブラヒム・トラマン、シヴォク(後半1分:ギョクハン・ザン)、イブラヒム・ウズルメズ=ホロスコ、シセ、エルンシュト、ユスフ(後半31分:ウーウル・インジェマン)=デルガド(後半24分:テヨ)、ボボ




ウミト・カランとハサン・シャシュ、切り捨てられる(イエニ・シャファク紙 09. 5. 9)

ハサン・シャシュ(ヒュリエット紙) ウミト・カラン(タクヴィム紙)  ガラタサライで、早々と、ポスト・シーズンの活動が始まった。今季末をもって放出される2人の経験豊かな選手の名前が明らかになったのだ。

 今季後半戦が始まってから、後退が始まったガラタサライで、シーズン終了後行われるはずの来季の選手構成について、早くも、その活動が始まった。ガラタサライで、シーズン終了後、間違いなく放出されると見られていたハサン・シャシュとウミト・カランが、昨日、突然、構想外とされたのだ。カイセリで、本日行われるアンカラ・グジュ戦に帯同されなかったこの2選手について会見を行ったガラタサライ理事会は、この決定は、戦術的な観点で行われたものとの見解を示し、「試合のメンバーに入れるかどうかは、これは、全く現場の判断に基づくものである。理事会は、この件について、いかなる権限を持っていない」と述べた。」

                       変貌は続く

 練習には加わる続けるということは明らかにされたハサン・シャシュとウミト・カランは、残りの試合には出場することはないということだ。ガラタサライでの、こういった過激な変貌は、これにより躊躇うということはないだろう。ハサン・シャシュやウミト・カランとともに、そのプレーぶりに失望を生んでいるサブリ・サルオウル、故障のためチームに役に立っていないトビアス・リンダーロート、そして、今季末で契約の満了するデ・サンクティスは、今季末をもってチームを離れる。更に、ガラタサライでは、ビュレント・コルクマズ監督も、来季も指揮を執るとは考えられていない。




アレックス・ソウザ、準備は整う(ファナティック紙 09. 5. 8)

アレックス(ヒュリエット紙) オンデル・トゥラジュ(ファナティック紙) アラゴネス監督(ファナティック紙)  故障が快復したアレックスは、明日のデニズリ・スポル戦の18人のメンバーに加えられることになった。一方、チームに合流したオンデル・トゥラジュがプレーするのは難しい。

 フェネルバフチェに、喜びが舞い込んできた。故障の癒えたアレックスとオンデル・トゥラジュが、昨日、再びチームに合流して練習を開始した。アラゴネス監督は、明日のデニズリ・スポル戦の18人のメンバーに、アレックスを加えること、及び、試合の推移を見て、後半に投入するつもりがあることを明らかにした。オンデル・トゥラジュの場合は、今少しの時間が必要だということだ。昨日、マスコミには非公開で行なわれた1時間45分にわたる練習では、ウォーミングアップ、ランニング、コンディション調整を行なったあと、選手は、3つのグループに分かれた。

                       ハーフコートを使ってミニゲーム

 この3つのグループで、練習の最後まで、変則的な形で、ハーフコートを使ってのミニゲームを行っていた。他の故障者では、アブドゥルカディルが、ドル・アルスラン・コーチとともに、チームから離れて調整をしていた。フェネルバフチェは、本日午後6時からの練習のあと、クラブハウスで合宿に入ることになっている。




トマス・シヴォク、ディフェンスに(ファナティック紙 09. 5. 7)

ムスタファ・デニズリ監督(ヒュリエット紙) シヴォク(NTV)  ベシクタシュのチェコ人選手トマス・シヴォクは、アンカラ・スポル戦ではストッパーとして、試合に臨むことになろう。

 フェネルバフチェとのダービーマッチを前にして、ムスタファ・デニズリ監督と会談を持ったシヴォクは、ディフェンスに入りたい旨、同監督に伝えたということだ。だが、実際の試合には、中盤での起用となった。中盤では、可もなく不可もなしというプレーぶりだったシヴォクは、アンカラ・スポル戦では、ストッパーとしての任務に就くことになろう。シヴォクを、ストッパーに持ってくることに伴って、フェネルバフチェとのダービーマッチでは、期待通りの活躍を見せることのできなかったギョクハン・ザンを、今度は控えに回すということになる。中盤は、シセとエルンシュトが担うことになる。




ギョクハン・ギョヌルを、再びストッパーに(ファナティック紙 09. 5. 6)

アラゴネス監督(ファナティック紙) ギョクハン・ギョヌル(ファナティック紙)  ルイス・アラゴネス監督の素晴らしい采配で、ベシクタシュとのダービーマッチで、ストッパーを任されたギョクハン・ギョヌルが、デニズリ・スポル戦にも、同じポジションに起用されそうだ。

 ベシクタシュ戦では、1試合の出場停止処分を受けたオンデル・トゥラジュの怪我の具合が、完全には治っていないため、アラゴネス監督は、トルコ杯決勝戦を睨みながら、オンデル・トゥラジュに、今節、リスクを負わせたくないと考えている。この場合には、ストッパーには、再び、ギョクハン・ギョヌルに、その任を任せるつもりだ。オンデル・トゥラジュ同様、アレックス主将をも、トルコ杯決勝戦まで取っておくつもりだ。昨日は、休暇を与えられたフェネルバフチェの選手たちは、デニズリ・スポル戦に向けての練習は、本日の練習から始めることになる。




ノブレとテヨ、練習には不参加(ヒュリエット紙 09. 5. 5)

ギョクハン・ザン(ブギュン紙) テヨ(ヒュリエット紙) ノブレ(ブギュン紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第31節のアウェーでのアンカラ・スポル戦に備えての練習を、今朝行った練習で開始した。

 ネヴザト・デミル・グランドで、報道陣には非公開で行われた練習には、故障を抱えているノブレとテヨは加わらなかった。腰に痛みを抱えているノブレに対する治療は継続されているが、右膝に痛みが出ているテヨは休ませたということである。
 約1時間半かけて行われた練習は、まずランニングから始まった。そして、練習は、戦術確認のための練習試合で終わった。
 一方、練習中に、右脚裏の筋肉に張りが出てきたギョクハン・ザンは、練習途中で切り上げた。ギョクハン・ザンの状態は大したことがなく、検査を受けたあと、練習は続けることになるということだ。




頂上の気温はー3(イエニ・シャファク紙 09. 5. 4)

グイサ(左)セミフ(右)(ミリエット紙) エルンシュト(左)セルチュク(右)(NTV)  ダービーマッチの伝統は変わらなかった。ピッチにはレギュラー組を欠き現れ、リーグ戦については、何ら希望もないフェネルバフチェが、今季優勝の大本命と目されているベシクタシュをイノニュ・スタジアムで破った。フェネルバフチェは、グイサが先制点をあげた。そして、セミフが、後半にスコアを0:2と変えた。ホロスコのゴールで希望を繋いだベシクタシュだったが、それ以上、スコアを変えることができず、首位に立つチャンスを、自ら蹴飛ばしてしまった。

 トルコ・リーグで、シワス・スポルが、アウェーでガジアンテップ・スポルに負けたために首位に立つ希望の出ていたベシクタシュが、優勝戦線から後退したフェネルバフチェに1:2で敗れ、首位に立つチャンスを自ら蹴飛ばしてしまった。前半3分、デイヴィドのシュートは、GKリュシュトゥが押さえた。同6分にはホロスコが、同8分にはエクレム・ダーが、ペナルティ・エリア内からシュートを放ったが、GKヴォルカンが押さえた。同20分、セルチュクがロングシュートを放ったが、リュシュトゥがキャッチした。同29分、グイサの素晴らしいシュートを、リュシュトゥがスーパーセーヴを見せた。同30分、テヨのシュートは、ヴォルカンがコーナーに逃げた。同32分、フェネルバフチェが先制した。グイサとセミフでワンツーが行われたあと、グイサがループシュートを放つと、前に出ていたリュシュトゥの頭の上を越えて、ボールはゴールマウスに収まった。0:1。

                       ヴォルカン、ゴールを許さず

 後半7分、アリ・ビルギンが、右サイドからペナルティ・エリア内に持ち込んだ。そして、グランダーのパスを出すと、走り込んできたセミフが、強烈なシュートを放つと、ボールは上のバーに当たってゴールに収まり、フェネルバフチェが、スコアを0:2とした。同19分、ベシクタシュの攻撃で、ホロスコが、ペナルティ・エリア内に入るや否や、強烈なシュートを放つと、これが決まり、1:2となった。同22分、グイサが、左からマイナスのパスを出したが、ゴールライン前で、ウーウル・ボラルが、これに触れることができず、フェネルバフチェは、みすみす1点を逃した。同31分、ユスフの蹴ったコーナーキックに、ボボがヘッドで合わせたが、ヴォルカンがキャッチした。同32分、ペナルティ・エリア内、ボールを持ち込んだホロスコが、体を反転させながら強烈なシュートを放ったが、またしてもヴォルカンが押さえた。ヴォルカンは、同33分にも、テヨの蹴ったフリーキックもクリアした。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=エクレム・ダー、イブラヒム・トラマン、ギョクハン・ザン(後半1分:シセ)、イブラヒム・ウズルメズ=ホロスコ、シヴォク、エルンシュト(後半20分:セルダル・オズカン)、テヨ=デルガド(後半1分:ユスフ)、ボボ
【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=アリ・ビルギン、ギョクハン・ギョヌル、ヤシン、ロベルト・カルロス=デイヴィド(後半42分:ギョクハン・エムレジクシン)、セルチュク、エムレ・ベレズオウル(後半11分:デニズ)、ウーウル・ボラル=セミフ(後半20分:コリン・カズム・リチャーズ)、グイサ




トラブゾンに陽が射す(ミリエット紙 09. 5. 3)

ウムト・ブルト(トラブゾン・スポル公式HP) エゲメン(上)(ヒュリエット紙)  エルスン・ヤナル監督辞任後、アフメット・オゼン監督下初めての試合に臨んだトラブゾン・スポルが、ホームにカイセリ・スポルを迎え、いいところを見せた。相手に対し、4ゴールを浴びせたのだった。これにより、残りの試合に臨む意気が上がった。

 前節、シワス・スポルに大差で負け、優勝ということが奇跡に近いこととなってしまったトラブゾン・スポルが、ホームにカイセリ・スポルを迎え、今度は大差で勝利をものとした。4:1。前半5分、ボールを持って、右サイドからペナルティ・エリア内に入ってきたギョクハン・ウナルが、相手選手との攻防で倒れ、そのボールがヤッターラにこぼれると、ヤッターラが、ウムト・ブルトにボールを出し、そのウムト・ブルトがゴールを決めた。1:0。
 同7分、ペナルティ・エリア直前で、コルマンのヒールパスを受けたギョクハン・ウナルが、強烈なシュートを放つと、ボールは上のバーに当たって跳ね返ってきたが、跳ね返りざま、GKスレイマノウの頭に当たり、ボールはゴールマウスに収まった。2:0。
 前半ロスタイム2分、左サイドからペナルティ・エリア内にボールを持ち込もうとしたカンゲレを、エゲメンが倒してしまうと、スアト・アルスランボーア主審は、PKを与えた。そのPKを蹴ったカンゲレは、点差を1と縮めた。2:1。
 後半34分、左サイドからペナルティ・エリア内にボールを持ち込んだウムト・ブルトを、エレンが倒すと、スアト・アルスランボーア主審は、この日2度目のPKを指示した。このPKを蹴ったコルマンが、狙いすましてゴールネットを揺らしたのだった。3:1。
 後半ロスタイム2分、中盤でボールを得てペナルティ・エリア内にボールを持ち込んだバルシュが、GKスレイマノウをかわしたあと倒れてしまうと、ころがるボールを、ギョクハン・ウナルが、強烈に蹴りこみゴールが決まった。4:1。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=フェルハト、タイフン(後半29分:ギライ)、エゲメン、カレ=セルカン・バルジュ(後半18分:アランジーニョ)、ヒュセイン、コルマン、ヤッター(後半42分:バルシュ)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル
【カイセリ・スポルのメンバー】スレイマノウ=アリ・トゥラン、エレン、アイドゥン(後半1分:コライ)、トレド=メフメット・エレン、アブドラハ、フルカン、ビラル・オゼル(前半30分:トゥルガイ)=アガホワ、カンゲレ(後半39分:ウムト)




ガラタサライ、炎となって戦う(ブギュン紙 09. 5. 2)

バルシュ(右)(NTV) バロシュ(右)(NTV)  1部リーグ残留で十分と考えているハジェッテペ・スポルに敗れてしまったガラタサライは、UEFA杯参戦権獲得もあやしくなってきた。

 前節、アンカラ・スポルと引き分けてしまい、優勝戦線に大きな痛手を蒙ってしまったガラタサライは、アンカラで、現在最下位のハジェッテペ・スポルに、2:0で敗れ、全ての望みも尽き果てた。前半31分、ペナルティ・エリア内でボールを得たバロシュのシュートは、GKエルジュメントが、両腕でしっかりとキャッチした。同40分、ウミトのヘディング・シュートは、GKサンクティスが、手からこぼしてしまったが、きわどくゴールライン際で押さえた。同42分、バロシュのスルーパスを受け、相手GKと1対1となったヤセルだったが、その放ったシュートは、GKエルジュメントが外に出して防いだ。

                       後半に白旗

 後半、ガラタサライは、相手に圧力をかけようと努めていたが、ハジェテッペ・スポルの方が、早々とゴールをあげてしまった。同13分、左サイドからのザコのセンタリングに対し、ボールが来るのに合わせて、ポティヨが、狙い済ましたシュートを放つと、ガラタサライのゴールネットに突き刺さった。1:0。同20分、キーウェルが、GKと1対1となったが、エルジュメントがゴールを許さなかった。後半ロスタイム3分、イブラヒム・シャヒンのヘディング・シュートが決まり、この試合のスコアを決した。2:0。ガラタサライは、アンカラのクラブと戦った4試合の内、2試合をものにすることができず、リーグ戦4位となり、UEFA杯参戦権獲得することがあやしくなってきた。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ(?:ウミト・カラン)、エムレ・アシュク(後半22分:ハサン・シャシュ)、セミフ・カヤ、ハカン・バルタ=バルシュ、メフメット・トパル、リンコン、キーウェル=ヤセル(後半12分:ヴォルカン・ヤマン)、バロシュ




グイサはダメで、セミフはOK(イエニ・シャファク紙 09. 5. 1)

セミフ(左)グイサ(右)(イエニ・シャファク紙) アラゴネス監督(タクヴィム紙)  足の踵に問題を、ずっと抱えているグイサの替わりに、ベシクタシュとのダービーマッチには、出場停止の解けたセミフが出ることとなろう。

 フェネルバフチェで、この日曜日に予定されているベシクタシュとのダービーマッチを前にして、故障を抱えている選手たちの状況が、首脳陣をして考え込ませている。足の踵に、ずっと問題を抱えているため、サッカー・シューズを履くのもままならないグイサが、ベシクタシュ戦に出場することは難しいと考えられている。その故障のため、週初めからは練習には加わっていないグイサは、昨日の練習では、チームから離れてランニングを行っていた。治療を受けているグイサは、かなりの確率で、ダービーマッチには出場できないということだ。
 アラゴネス監督は、グイサに変えて、ダービーマッチには、セミフを出すつもりでいる。出場停止のため、ここ3試合出場することのできなかったセミフが、ベシクタシュ戦では、トップに入りゴールを求めることになる。戦術練習では、セミフを、レギュラー組に入れていた同監督は、セミフの横には、デイヴィドを置いていた。アンカラ・グジュ戦で故障を再発させたアレックス主将は、このダービーマッチに出場することは難しいということが明らかにされた。




ノブレ、出場を望む(イエニ・シャファク紙 09. 4.30)

デニズリ監督(NTV) ノブレ(フォトマッチ紙)  ベシクタシュは、フェネルバフチェ戦に備えて、昨日は、日1回の練習を行った。練習には、全選手が参加したが、腰のヘルニアが出ているノブレが、久しぶりにチームから離れて、軽いランニングを行っていた。ユスフは、故障を再発させ、また、テヨは、右足首に痛みが出たために、それぞれ練習半ばで切り上げた。デルガドは、左腿付け根の痛みで、そして、ボボは、左脚の痛みを発生させ、練習試合には加わらなかった。ムスタファ・デニズリ監督は、ダービーマッチには起用したいと言っているノブレは、練習不足ということで、試合には、少なくとも控えメンバーとして置いておきたいと考えているようだ。同監督は、ノブレ自身に、「自分では、大丈夫と感じているかもしれない。だけど、おまえさんを、我々は、この試合にではなく、いつも必要としているんだぞ」と言ったということだ。ノブレを、フェネルバフチェとのダービーマッチに出場させるか否かは、試合当日に明確になるだろう。




デニズ、練習を半ばで切り上げる(ヒュリエット紙 09. 4.29)

デニズ(ファナティック紙) グイサ(ヒュリエット紙) アラゴネス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、ベシクタシュ戦に備えて、1日の休暇を得たあと、昨日行った練習で準備を続けている。

 ルイス・アラゴネス監督指揮下、サマンドゥラ・キャンプ・センターで行われた練習には、故障中のアレックス、オンデル・トゥラジュ、アブドゥルカディルは加わらず、屋内で調整を行っていた。足の踵に不安を抱えているグイサは、ウォーミングアップを行ったあと、グランドに入った。アンカラ・グジュ戦で、左足踵を負傷したデニズは、チームとともにグランドに立ったが、痛みが増してきたため、練習半ばで切り上げてしまった。チームとともにウォーミングアップをしていたエムレ・ベレズオウルだったが、そのあとは、個人練習に入っていた。一方、アラゴネス監督により、ここ2試合メンバーから外されているウーウル・ボラルは、練習中、疲れて、体調が悪そうだったので出場の機会が与えられなかったということだ。




エルスン・ヤナル、辞任(ヒュリエット紙 09. 4.28)

エルスン・ヤナル(ファナティック紙)  点差を拡げられて、シワス・スポル戦に敗れたために、優勝ということが、今や奇跡的なこととなってしまったトラブゾン・スポルで、その責任を監督が取った。トラブゾン・スポルのシェネル理事長は、「エルスン・ヤナルとは、契約に関しては了解に達し、監督職を辞することとなった」と述べた。

 優勝戦線において、相次ぐ悪しき結果のあと、トラブゾン・スポル監督エルスン・ヤナルが辞任した。昨夜、トラブゾン・スポル理事会と会談を持った同監督は、芳しくない結果が出たことを受けて、トラブゾン・スポルを去ることとなった。

                       チームはオゼンに託す

 エルスン・ヤナルの監督辞任を肯定したサドリ・シェネル理事長は、「話し合いを持ち、かような結論を出すに至った。明日(今日)、副理事長とともに、メフメット・アリ・ユルマズ・クラブハウスで、記者会見を予定している。そこで、決まったことは話すことになる。エルスン・ヤナルとは、契約に関しては了解に達している。こういった形になったが、彼を、疲れさせたくない。我々は、目に前のことを考えるようにしよう」と述べた。




ガラタサライ、フルメンバーで(ファナティック紙 09. 4.25)

セルヴェト(ファナティック紙) リンコン(ヒュリエット紙) ノンダ(ファナティック紙)  ビュレント・コルクマズ監督は、トルコ・リーグで、明日、アンカラ・スポルと行なう無観客試合には、フルメンバーで臨むことになる。リンコン、ノンダに加えて、セルヴェトも出場することになるだろう。

 フェネルバフチェ戦で発生したトラブルのため、無観客で行われることになっている明日のアリ・サミ・エン・スタジアムでのアンカラ・スポル戦には勝利をということで準備に余念のないガラタサライの先発メンバー11人が固まってきている。デ・サンクティスは、いつもの如くゴールマウスを守り、ディフェンスは、バルシュ、セミフ・カヤ、セルヴェト、ハカン・バルタで構成される。セルヴェトが出場することは、かなり可能性が高いと見られているが、そうでない可能性はかなり低いと見られているが、その場合には、セルヴェトに替わって、ヴォルカン・ヤマンの起用が考えられる。

                       バロシュ、ノンダがFWに

 中盤は、キーウェル、メフメット・トパル、アイハン、リンコンが担うことになる。同監督は、一番のトップにバロシュを置くことになる。そして、その下にノンダを置くことになろう。イスタンブル市役所スポル戦で投入されて、いいプレーを見せ、その試合唯一のゴールのアシストを行ったノンダが起用されることが濃厚だ。同監督は、難しい試合に向けて、全部、レギュラー組で固め試合に臨む用意をしているのだ。




フェネルバフチェ、アレックスから朗報(ブギュン紙 09. 4.24)

アレックス(ヒュリエット紙) グイサ(NTV)  トルコ杯で決勝に進出したフェネルバフチェは、アンカラ・グジュ戦に備えての練習を開始したが、アレックスがチームに合流して練習を始めたことは、首脳陣の顔をほころばせている。

 トルコ杯で決勝に進出し、僅かであっても意気の上がってきたフェネルバフチェが、アンカラ・グジュ戦に向けて練習を開始したが、アレックスがチームに合流して練習に参加したことは、首脳陣を喜ばせている。
 1日の休暇を終えて、この土曜日に行われる試合に向けての練習を開始したフェネルバフチェで、長期に渡り、故障のためチームを離れていたアレックス主将が、チームに合流しての練習を始めたのだ。アレックスとともに、打撲による負傷で、この前のアンカラ・スポル戦に欠場したギョクハン・ギョヌルも、チームに合流した。負傷しているもう一人のスター選手エムレ・ベレズオウルは、チームと離れてランニングを行っていた。

                       グイサは傷みを抱える

 3つのグループに分かれ、それを変えながら練習をしていたフェネルバフチェで、膝に痛みを抱えているグイサが、練習には出てこなかった。アラゴネス監督は、アレックスと特別に話し合ったということだ。アレックスは、アンカラ・グジュ戦では、少なくとも30分間はプレーするということだ。




ベシクタシュ、決勝へ飛び上がる(イエニ・シャファク紙 09. 4.23)

ホロスコ(ヒュリエット紙) シセ(左)(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、アンカラでのアウェー戦に、1:3で勝ったアンカラ・スポルに敗れたにも拘わらず、決勝進出切符を獲得した。アウェーのアンカラ・スポルは、前半22分、メイエのゴールで先制した。 同35分、ホロスコが同点弾を放った。アンカラ・スポルは、後半36分、オメルが、再び勝ち越しとなるゴールを決めた。得失点差で、相手を凌駕したベシクタシュは、5月13日の決勝で、フェネルバフチェと対戦することとなり、2冠制覇に向けて、更に一歩歩を進めた。

 ベシクタシュは、トルコ杯準決勝第2戦で、アンカラ・スポルに1:2で敗れたにも拘わらず、決勝でフェネルバフチェと対戦することとなった。前半3分、メイエが絶好の位置取りをして、シュートを放ったが、僅かに枠を捉えることなく外に出て行った。同22分、左からウムトが、ディフェンスの裏に出したボールを得たメイエが、強烈なシュートを放つと、アンカラ・スポルの先制点となった。1:0。同28分、シセのシュートは、GKセネキーが叩き出した。同34分、デルガドの強烈なシュートは、GKに当たって跳ね返った。そのボールを、詰めていたホロスコが、狙い済ましたシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らした。1:1。同36分、デルガドのシュートは、枠を僅かに捉えず、外に出て行った。前半は、1:1のまま終わった。

                       ベシクタシュ、後半は止まる

 後半は、両チーム、時々犯すディフェンス面でのミスに衆目が集まった。終盤は、アンカラ・スポルの圧力が強くなっていた。後半20分、デルガドが右から蹴ったフリーキックに合わせて、ジャンプしながら、ギョクハン・ザンがヘディングシュートを試みたが、ボールはバーの傍らを抜けて外に出て行った。同28分、左サイドから、相手ディフェンスの裏を取ったホロスコが、グランダーのシュートを放ったが、ボールは、右側の枠に当たって外に出て行った。同32分、テヨのセンタリングに対し、ゴールマウスの前にいたウーウル・インジェマンが、そのボールに触れることができず、みすみす1点を逃してしまった。同36分、アンカラ・スポルの攻撃で、左サイドからラマザンがセンタリングに対し、ファーサイドに飛び込んでヘッドに当てたオメルが、1:2としたのだった。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=エクレム・ダー、セルダル・クルトゥルシュ、ギョクハン・ザン、イブラヒム・ウズルメズ=ホロスコ、エルンシュト、シセ、ユスフ(後半20分:ウーウル・インジェマン)=デルガド(後半20分:テヨ)、ボボ




フェネルバフチェ、トルコ杯に王手(ブギュン紙 09. 4.22)

グイサ(上)(ヒュリエット紙) ヴォルカン・ババジャン、ロベルト・カルロス、セルチュク(左から)(ヒュリエット紙)  シワス・スポルを、第1戦で、3:1とくだしたフェネルバフチェが、第2戦でも、そのアドヴァンテージを守り、トルコ杯決勝戦へと歩を進めた。

 トルコ・リーグの優勝戦線から脱落したフェネルバフチェが、26年の時を経て、トルコ杯を制覇して、サポーターの気持ちを和らげることを望んでいる。
 トルコ・リーグの優勝争いにはタオルを投げてしまったフェネルバフチェが、残された唯一の目標であるトルコ杯決勝へ、まず名乗りをあげた。3:1と、フェネルバフチェが勝った第1戦を受けて行われた第2戦、シワス・スポルのホームに臨んだフェネルバフチェは、8人のレギュラー選手を欠くにも拘わらず、望みどおりの結果を得た。0:0。この試合に、攻撃的に臨み、優勢に立ったのは、ホームのシワス・スポルの方だった。前半12分、カマナンの放ったシュートは、GKヴォルカン・ババジャンが、外にクリアした。同36分、シッラが、相手GKと1対1となるという絶好機を迎えたが、ヴォルカン・ババジャンが、ゴールを許さなかった。同41分、グイサのシュートは、GKペトコヴィッチがコーナーへと逃れた。

                        1983年以後トルコ杯制覇のないフェネルバフチェ

 後半2分、セゼルが、ペナルティ・エリアの外から強烈なシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃して跳ね返った。ペナルティ・エリア内にいたカマナンが、跳ね返ってきたボールをボレーで枠に飛ばした。ヴォルカン・ババジャンが、このボールに触れ、再度、ボールはバーに当たり跳ね返されてしまった。同22分、ヴェダーソンが、フェイントをかけながらペナルティ・エリア内に持ち込んだ。そして、GKと1対1となった。だが、放たれたシュートは、GKペトコヴィッチがクリアした。同29分、グイサが、GKと1対1となったが、この度も、ペトコヴィッチがクリアした。同40分、今度は、ヴェダーソンが、GKと1対1となったが、その放たれたシュ−トは、ペトコヴィッチがキャッチした。試合は、0:0で終わり、これで、フェネルバフチェは、最後にトルコ杯を握った1983年以後6回目となる決勝戦の進出を決めたのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・ババジャン=アリ・ビルギン、ヤシン、オンデル・トゥラジュ、ロベルト・カルロス=ギョクハン・エムレジクシン(後半25分:コリン・カズム・リチャーズ)、セルチュク、デニズ、ヴェダーソン=デイヴィド(後半34分:イルハン・パルラク)、グイサ(後半45分:ブラク)




フェネルバフチェで、またしても外された(ブギュン紙 09. 4.21)

ウーウル・ボラル エドゥ(ザマン紙)  フェネルバフチェで、今季、アグレッシヴな姿勢を見せ、注目を集めていたウーウル・ボラルに、理事会の堪忍袋の緒が切れた。

 直近のアンカラ・スポル戦で、デイヴィドと口論になり、ウーウル・ボラルは、アラゴネス監督により途中交替させられてしまった。この決定に神経質になり、手にしていたトレーニング・スーツを、地面に投げつけたウーウル・ボラルの態度について検討したフェネルバフチェ理事会は、監督の、ウーウル・ボラルは外すという決定を支持する考えを出したということだ。

                        エドゥ、理学療法開始

 シワス遠征には帯同されないウーウル・ボラルに処罰を与えることが、当面の問題だ。それについては、本日の試合後行われる理事会で決定がくだされることになろう。また、フェネルバフチェでは、故障中で、先週、ブラジルで右膝十字筋の手術を受けたエドゥが物理療法を始めたという知らせが届いた。




サーラム監督、ベシクタシュの足下をすくう(イエニ・シャファク紙 09. 4.20)

イブラヒム・ウズルメズ(左)(NTV) ユスフ(中)(NTV)  シワス・スポルが、勝ち点2を失なったため、首位に立つ機会を得たベシクタシュだったが、ブルサ・スポル戦で、期待された勝ち点を得ることなく終わった。45分間を、10人で戦うことを余儀なくされたベシクタシュは、圧力をかけても、一つのゴールも生み出さなかったのだ。2回も、シュートがバーに嫌われるということがあったブルサ・スポルは、カウンターアタックで獲得したチャンスを、かなり気前よく浪費してしまっていた。

 シワス・スポルが、勝ち点2を失なったために、首位に立つべく臨んだブルサ・スポル戦だったが、ベシクタシュは、ホームで、0:0に終わり、このチャンスを逸してしまった。前半34分、アリ・タンドーアンが、右からセンタリングをしたボールを、シンが、相手ディフェンスをかわしシュートを放ったが、ボールはバーに当たり跳ね返されてしまった。そのこぼれたボールを、ヴォルカン・シェンが、ヘッドで仕上げにかかったが、もう一度、ボールはバーに嫌われてしまった。同37分、ヴォルカンのセンタリングに、イエナルがヘッドで合わせたが、ボールは、バーをすり抜けて外に出て行った。イブラヒム・トラマンが、前半45分、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となってしまい、10人となったベシクタシュは、後半に入り、優勢に立ったにも拘わらず、求められたゴールはあげられずじまいだった。後半14分、ユスフの蹴ったコーナーキックに合わせて、ギョクハン・ザンが強烈なシュートを放ったが、GKイワンコフが押えた。同22分、ギョクハン・ギュレチが、パスを出さずに、シュートを選択したために、みすみすゴールを逃してしまった。同31分、エクレム・ダーが、ペナルティ・エリア内で、どフリーの状態でシュートを放ったが、イワンコフが、体を伸ばしてゴール隅に向かっていたボールを外に出した。後半ロスタイム3分、セルダル・オズカンのセンタリングに対して、ジャンプしたボボがヘッドに当ててシュートを狙ったが、イワンコフが、ぎりぎり叩き出した。ベシクタシュは、ブルサ・スポルと0:0に終わり、スタンドをぎっしりと詰めたサポーターの前で、首位の立つチャンスを生かせなかった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=エクレム・ダー、イブラヒム・トラマン、ギョクハン・ザン、イブラヒム・ウズルメズ=ホロスコ(後半29分:セルダル・オズカン)、シヴォク、エルンシュト、テヨ(後半1分:シセ)=デルガド(後半14分:ユスフ)、ボボ




リーグ戦でのフェネルの火は消えた(イエニ・シャファク紙 09. 4.19)

セルチュク(左)(NTV) コリン・カズム・リチャーズ(中)(NTV)  出場停止のセミフ、ヴォルカン、ルガーノ、故障のアレックス、ギョクハン・ギョヌル、エドゥを欠くフェネルバフチェは、全然ここまでとは異なるメンバー構成で臨んだアンカラで、勝ち点3を、またしても失い、今季の優勝戦線から、早々と退いてしまった。10試合、勝ちから見放されているアンカラ・スポルは、後半29分、メフメット・チャクルが、ヴォルカン・ババジャンを捉え、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。チャンピオンズ・リーグへの参戦権獲得からは遠ざかってしまったフェネルバフチェは、その矛先をトルコ杯制覇に向かうことになる。

 フェネルバフチェが、リーグ戦の優勝争いに、アンカラでタオルを投げることとなった。今季、アンカラで戦った4試合で、僅か勝ち点1しか得ていないフェネルバフチェが、後半に入り、10試合勝ちのないアンカラ・スポルに、1:0で敗れた。前半9分、ロベルト・カルロスのロングシュートは、GKが押さえるところとなった。同10分、オンデル・トゥラジュからこぼれたボールが、ネジャの前に転がり、絶好のチャンスとなったが、放ったシュートは枠を捉えることはなかった。同14分、オンデル・トゥラジュが、ムラト・トスンを、ペナルティ・エリア内で倒したが、主審は、試合の継続を命じた。同21分、ヤシンのヘディング・シュートは、GKがコーナーに逃れた。同27分、コリン・カズム・リチャーズのセンタリングに、フリーだったデイヴィドは触れることができなかった。

                        メフメット・チャクル、見事なゴール

 後半2分、アリ・ビルギンのセンタリングに、グイサがヘッドで合わせたが、GKセネキーがキャッチした。同21分、ヴェダーソンの強烈なシュートは、サイドバーの傍らを抜けて外に出て行った。同29分、メフメット・チャクルのロングシュートは、ヴォルカン・ババジャンが防ごうとしたが、ボールはゴールネットに突き刺さった。1:0。同36分、ギョクハン・エムレジクシンのペナルティ・エリア外からのシュートは、バーに当たって外に出て行った。6人のレギュラー選手を欠いて戦ったフェネルバフチェは、控え組中心で臨んだ試合だったが失望を誘っただけだった。僅かではあるが、2部降格の恐れのあるアンカラ・スポルは、昨日の勝利で、その可能性はなくなった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・ババジャン=アリ・ビルギン、ヤシン、オンデル・トゥラジュ、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ(前半21分:ギョクハン・エムレジクシン)、セルチュク、エムレ・ベレズオウル、ウーウル・ボラル(前半17分:ヴェダーソン)=デイヴィド(前半34分:イルハン・パルラク)、グイサ





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