サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、




デニズリ監督、息をつく(サバハ紙 09. 9.11)

イブラヒム・トラマン(ファナティック紙) ノブレ(NTV) デニズリ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュの医療チームが、ムスタファ・デニズリ監督に朗報をもたらした。ユスフ、リュシュトゥ、イブラヒム・トラマン、ノブレが良くなったのだ。ガラタサライ戦にはプレーも可能だという。だが、ボボの状態は、今のところ明確にはなっていない。

 ベシクタシュは、ガラタサライとのダービーマッチを前にして、一部の故障者が快復したという知らせを受け息をついている。ムスタファ・デニズリ監督に、医療チームから朗報が届いたのだ。長期に渡り傷んでいたイブラヒム・トラマン、ユスフ・シムシェク、リュシュトゥ、そして、ノブレが完全に快復したことが明らかにされた。ここ10日間、チームと離れて練習をしていたこれらの選手たちが、チームに合流して練習を始めたことは、同監督を喜ばせているが、この4選手を起用するかどうかの決定は、同監督が、本日、くだすことになる。

                     ボボは、ほぼ絶望

 ベシクタシュの故障者の内ボボに関しては、まだ、チーム練習に加わっておらず、ダービーマッチへの出場は厳しいということだ。ベシクタシュは、昨日は、非公開の練習を行い、ダービーマッチに備えていた。




アフリカは海のかなたに(イエニ・シャファク紙 09. 9.10)

エムレ・ベレズオウル(左)(ヒュリエット紙) アルダ(左)(NTV)  2002W杯で3位となり胸を張り、しかし、2006W杯には参加できなかったトルコ代表が、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と引き分けてしまい、ほぼ2010W杯への参戦は難しくなってしまった。

 2010W杯欧州予選第8戦、ボスニア・ヘルツェゴビナとのアウェー戦を戦ったトルコ代表は、勝ち点3を得るために向かった戦いで、引き分けてしまい、南アフリカ行きの望みが尽きてしまった。1:1。前半5分、ギョクハン・ギョヌルが、右サイドでトゥンジャイと壁パスを行なったあと、ボールを中へ出した。ニアサイドにいたセミフがシュートを放つと、ボールは相手ディフェンスに当たり跳ね返ったが、詰めていたエムレ・ベレズオウルがゴールを決めた。0:1。同25分、ボスニア・ヘルツェゴビナが、ペナルティ・エリア外で得たフリーキックを蹴ったサリホヴィッチが、ボールをゴールの上隅に蹴りこんでしまった。1:1。同32分、ミシモヴィッチが、GKをかわした上で放ったシュートは、セルヴェトがゴールライン上でクリアした。

                      何をやったとしてもダメだった

 後半に入り、より攻勢に出ていたのはトルコの方だった。ボスニア・ヘルツェゴビナは、遠目からシュートを放つことにより、トルコのゴールマウスを脅かしていた。後半8分、トゥンジャイとパスを交換しながら、ペナルティ・エリア内に入り込んだセルジャン・ユルドゥルムが、相手GKと1対1となった。そして、シュートを放ったが、GKの足に当たり、ボールは跳ね返されてしまった。そのボールを得たギョクハン・ギョヌルが、シュ−トを試みたが、今度は、GKがコーナーへと逃れた。同12分、イビセヴィッチの遠目からのシュートは、GKヴォルカンがしっかりとコーナーへと逃れていた。同38分、アルダのセンタリングに、絶好の位置で、ギョクハン・ギョヌルがヘッドで合わせたが、ボールは、サイドネットに吸い込まれただけだった。同42分、アルダのシュートは、バーに当たり跳ね返ってしまった。この引き分けで、ほんの僅かであるが残った希望が、残りの2試合に託されたことになった。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ(後半1分:イスマイル・キョイバシュ)、セルヴェト、ハカン・バルタ=ハミト・アルトゥントプ(後半1分:セルジャン・ユルドゥルム)、ジェイフン・ギュルセラム、エムレ・ベレズオウル、アルダ=トゥンジャイ、セミフ




ガラタサライの核はノンダ(イエニシャファク紙 09. 9. 9)

ノンダ(ヒュリエット紙) エムレ・アシュク(NTV) ライカールト監督(ファナティック紙)  ガラタサライのライカールト監督は、この土曜日に行われるベシクタシュとのダービーマッチのFW選びに、コンゴ人選手ノンダを指名した。また、ケイタとエラーノを、45分ずつ出場させるつもりをしている。

 トルコ・リーグの開幕以来怒濤の活躍を見せ、開幕以来4連勝を飾るだけではなく、それぞれ点を開いての勝利をあげ、注目を浴びているガラタサライで、フランク・ライカールト監督は、ベシクタシュとのダービーマッチでも勝利を狙って策を練っている。バロシュが、チェコ代表に招集されているため、同監督は、昨日行われた戦術練習では、FWにノンダを選んでいた。同監督は、UEFA欧州リーグのパナシナイコス戦を視野に入れて、ノンダを先発メンバーとして起用し、バロシュを休ませることが考えている。
 また、同監督は、代表に選出されているケイタとエラーノが、疲れて戻ってくることを想定して、前半はケイタを、後半はエラーノを起用するつもりだ。更に、故障を発生させているギョクハン・ザンの替わりのディフェンダーに、エムレ・アシュクを、そして、アイハンの欠場にはメフメット・トパルで補おうとしている。




ダウム監督、ブルサでは必要なローテーションを考える(イエニシャファク紙 09. 9. 8)

ダウム監督(ファナティック紙) メフメット・トプズ(ファナティック紙) セミフ(ファナティック紙)  アレックスを、中盤に引く。コリン・カズム・リチャーズの替わりは、メフメット・トプズが出る。セミフは、FWの背後に配置。

 この週末に、ブルサ・スポルとの対戦を控えているフェネルバフチェは、故障者の発生、及び、出場停止の選手を抱えているため、ピッチには、異なったメンバーで、また、戦術で臨むことになる。ダウム監督は、3試合の出場停止となったエムレ・ベレズオウルがいないため、アレックスを中盤に持ってくる。故障を発生させているコリン・カズム・リチャーズに替わって、メフメット・トプズが出場する。グイサを、ワントップで使おうと考えている同監督は、セミフを、FWの背後の位置に置くつもりだ。同監督が考えるこれ以外の変更は、ディフェンスだ。オンデル・トゥラジュとルガーノの組合せがうまく機能していないため、ビリカに出場の機会を与えるつもりだ。ルガーノとビリカでストッパーを組むことを考える同監督は、右サイドバックにはギョクハン・ギョヌル、左サイドバックにはロベルト・カルロスを置いて、試合に臨むだろう。同監督が、ブルサ・スポル戦で考えている先発メンバーは、次の通りだ。ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ビリカ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=メフメット・トプズ、クリスティアン、アレックス、ドス・サントス=セミフ=グイサ。




ギョクハン・ザンとコリン・カズム・リチャーズ、メンバーから外れる(イエニシャファク紙 09. 9. 7)

ファーティフ・テリム監督(NTV) ギョクハン・ザン(NTV) コリン・カズム・リチャーズ  2010W杯欧州予選第5組で、この水曜日に、ボスニア・ヘルツェゴビナと運命の一戦を迎えるトルコ代表にあって、故障者が出て苦しんでいる。予選同組で、エストニアを4:2でくだし、2位を得ようという戦いを続けているトルコ代表で、エストニア戦で傷んだギョクハン・ザンとコリン・カズム・リチャーズの治療が間に合わないということで、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦のメンバーから外れされたことが明らかにされた。トルコ代表のファーティフ・テリム監督は、昨日行われた最終検査の結果を受けての相談後、両選手をメンバーから外すことを決定した。エストニア戦で傷み、途中交替したギョクハン・ザンは、右腿内側筋に腫れなどの異常があり、また、コリン・カズム・リチャーズは、右脚裏下部の筋肉に痛みなどの異常を発生させているということだ。




ボスニア・ヘルツェゴビナ相手のつもりで(イエニシャファク紙 09. 9. 6)

アルダ(右)(NTV) トゥンジャイ(右)(NTV)  カイセリでの一戦は、息を呑む戦いだった。エストニアが、まず、前半5分、トルコのゴールネットを揺らし、観客席に衝撃が走った。トルコ代表は、トゥンジャイとセルジャン・ユルドゥルムがゴールを決め、スコアを変えた。エストニアは、後半8分、またしてもゴールを決め、観客席は凍りついた。アルダが、同17分、再び勝ち越し点を上げたトルコ代表は、同26分、トゥンジャイのゴールで点差を開いた。W杯南アフリカ大会に出場するチャンスは、これで、9月9日、ボスニア・ヘルツェゴビナと戦うアウェー戦に持ち込まれた。

 W杯欧州予選第5組第7戦エストニア代表との試合に臨んだトルコ代表は、勝ち点を失うということが許されない戦いを、4:2で勝ち、次の水曜日に行われるボスニア・ヘルツェゴビナ戦に気合を溜め込んだ。前半6分、ハカン・バルタが、ペナルティ・エリア内で、アルダとワンツーを行った。だが、ハカン・バルタは、いいチャンスを得ながら、ボールを外に蹴り出してしまった。同7分、トルコのディフェンスのミスをついたオパーが、左からセンタリングをすると、そのボールを得たクラヴァンが、ヴォスコボイニコフにパスを出した。そのヴォスコボイニコフが、ゴール前で触れると、ボールはトルコ代表のゴールネットを揺らしていた。0:1。同14分、エムレ・ベレズオウルの遠目からのループシュートは、GKがきわどくコーナーへと逃れた。同29分、アルダが、ヒールパスをトゥンジャイに出すと、トゥンジャイは、ゴール斜め前から同点ゴールを決めた。1:1。

                      アルダは殊勲の勝ち越し点

 前半37分のアルダのシュートは、GKパレイコから跳ね返った。跳ね返ってきたボールを追いかけたセルジャン・ユルドゥルムが、ゴールに蹴りこんだ。2:1。後半8分、ヴァシリエフが、ペナルティ・エリアの外からゴールマウスをうかがった。そのボールが、トルコのディフェンダーに当たり、GKヴォルカンを誤らせ、トルコ代表のゴールネットを揺らしてしまった。2:2。同17分、ハミト・アルトゥントプの蹴ったコーナーキックに、GKが前に出て防ごうとした。ファーサイドにいたアルダが、がら空きになったゴール向かってヘッドで合わせるとゴールが決まった。3:2。同28分、トゥンジャイがこの試合2点目、トルコ代表としては4点目となるゴールを決め、この試合のスコアを決した。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、セルヴェト、ギョクハン・ザン(前半36分:オンデル・トゥラジュ)、ハカン・バルタ=コリン・カズム・リチャーズ(後半16分:ハリル・アルトゥントプ)、エムレ・ベレズオウル(後半33分:ジェイフン・ギュルセラム)、ハミト・アルトゥントプ、アルダ=トゥンジャイ、セルジャン・ユルドゥルム




エラーノは控えに、キーウェルを先発へ(ヒュリエット紙 09. 9. 5)

ライカールト監督(ファナティック紙) エラーノ(ガラタサライ公式HP) キーウェル(ファナティック紙)  ブラジル代表が、本日、アルゼンチンと、また、9月9日にはチリと戦う試合に招集されたエラーノ・ブルマーが、トルコに、早くとも9月11日(金)にしか戻ってこれないことが、ベシクタシュとのダービーマッチを控えているガラタサライを慌てさせている。

 フランク・ライカールト監督は、フィジカル面での調整が不十分なうえ、代表の試合から戻る長い飛行機の旅を行わねばならないエラーノを、ベシクタシュ戦には控えでスタートする決定をくだした。エラーノに替わって、キーウェルを先発に起用することを考えている同監督は、自身が特別な許可を与えたために、故国オーストラリアに休暇で帰っているキーウェルに連絡を取り、月曜日にはイスタンブルにいることを求めた。




ニハトは故障、ファーティフ・テリム監督はハリル・アルトゥントプを考える(ザマン紙 09. 9. 4)

ファーティフ・テリム監督(ファナティック紙) ニハト(サバハ紙) ハリル・アルトゥントプ(タクヴィム紙)  トルコ代表は、エストニア代表とボスニア・ヘルツェゴビナ代表と戦う2010W杯予選に向けて、故障者問題に悩まされている。

 フランスのパリ・サンジェルマンに所属し、サッカー人生で最も輝いた日々を過ごしているメヴルト・エルディンチが、故障のため代表メンバーから外されたあと、筋肉に痛みを感じたニハト・カフヴェジも、昨日の夜の練習に姿を表さなかった。
 代表メンバーの中で、重要なゴールゲッターのフェネルバフチェのセミフ・シェンテュルクは、出場停止でエストニア戦は出場できない。南アフリカで行われるW杯本大会には、必ずや出場したいトルコ代表にとって、極めて重要な試合を前にして、特にFWに故障者を抱えていることが、ファーティフ・テリム監督を苦しめている。ベシクタシュのニハト・カフヴェジが練習で、右脚裏の筋肉に痛みを感じ、練習を途中で切り上げたことが明らかにされた。ニハトは、エストニア戦に間に合うよう努められているところだという。カッパドキア・ツアーに出かけた際には、メヴルト・エルディンチの替わりを招集するかどうかの質問には、「ノー」と言っていた同監督は、ニハトの状態が解らなくなると、その考え方も後退せざるをえなくなった。メヴルト・エルディンチがいなくとも、トゥンジャイ、ニハト、セルジャン・ユルドゥルムがいると言っていた同監督は、新しい選手の招集の必要はないと言っていた。が、ドイツのシャルケ04所属のハリル・アルトゥントプを、昨日、慌ててメンバーに加えた。
 一方で、ニハト以外にも、故障を抱えている他の選手たち、即ち、ギョクハン・ギョヌル、ギョクハン・ザン、ハミト・アルトゥントプ、ハカン・バルタの起用については、今日、決定がくだされる。代表チームのメディカル・スタッフに詳細な報告を求めている同監督は、プレーすることが大きなリスクを伴う選手たちは、ボスニア戦に備えて休ませるつもりだということだ。




ベシクタシュ、サイド攻撃を徹底(イエニ・シャファク紙 09. 9. 3)

デニズリ監督(ファナティック紙) セルダル・オズカン(ヒュリエット紙) ユスフ(ファナティック紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第5節でガラタサライを戦うダービーマッチに備えての練習を続けている。ムスタファ・デニズリ監督の指揮下、BJKネヴザト・デミル・グランドで2時間かけて行われた練習で、選手たちは、サイドから出されたセンタリングに合わせたシュート練習、及び、ハーフコ−トを使ったミニゲームを行った。右足首に腫れのあるセルダル・オズカンの治療が始められているということが明らかにされたが、デルガドは特別メニューに従って練習を行っていた。ユスフとリュシュトゥも治療中だ。バトゥハンとボボは、チームと離れて練習を行っていた。この練習には、代表に選出されているニハト、イブラヒム・カシュ、イスマイル・キョイバシュ、ホロスコ、シヴォク、テヨ、ネジプ、ルドゥヴァンは加わっていない。なお、デニズリ監督は、9月7日まで、練習は非公開で行うつもりだ。また、ベシクタシュは、この土曜日に、イノニュ・スタジアムで、U21トルコ代表と練習試合を行うことになっている。




3人の選手を出し、ウフク・ジェイランを獲得(イエニ・シャファク紙 09. 9. 2)

ウフク・ジェイラン(マニサ・スポル公式HP) オルクン・ウシャク(ファナティック紙) メフメット・ギュヴェン  ガラタサライが、移籍期間の最終段階で、GKウフク・ジェイランを獲得した。昨日、移籍期間の最後の段階で、フロリヤ・クラブハウスに現れたウフクは、ガラタサライとの間で5年契約を結ぶことに調印した。ウフクの移籍に対し、マニサ・スポルには、ヤセル・ユルドゥズ、メフメット・ギュヴェン、オルクン・ウシャクの3選手とともに、100万EUROという金銭も与えられた。一方、アルパルスランが行きたがらないということで、カイセリ・スポルへのレンタル移籍は実現しなくなった。契約が解除されたネジャーティ・アテシュは、1年間の契約で、アンタルヤ・スポルへと移籍した。




控えに回った選手たちが仕事をやった(イエニ・シャファク紙 09. 9. 1)

エムレ・アシュク、キーウェル、ノンダ(左から)(NTV) ケイタ(中)(NTV)  ガラタサライのケイタ、エラーノ、アルダが静かだった。後半に入り投入されたキーウェルとノンダが、その沈黙を破った。4戦4勝となったガラタサライが、得失点差で、フェネルバフチェをかわし首位に立った。

 トルコ・リーグで、3連勝という形でスタートを切ったガラタサライは、第4節で、アンカラ・スポルとのアウェー戦を戦い、手ぶらでは帰るということなかった。0:2。タリン戦とは、6人もの選手を変えて、この試合に臨んだガラタサライは、特に前半の悪いサッカーで驚かせてくれた。前半25分、アルダの蹴ったコーナーキックに、ムスタファ・サルプがヘッドで合わせた。GKセネキーが、このボールを、再度、コーナーキックにしてしまった。同27分、バキとGKセネキーが意思の疎通を欠いてしまった結果、ボールを得たエラーノが、見事なループシュートを放ったが、GKセネキーが、際どいところで指の先に当て、コーナーへと叩きだした。同43分、自らの前を横切ったボールに、エラーノが触れることができなかったが、背後から走り込んできたケイタが強烈なシュートを放ったが、ボールはバーの上を越えて出て行った。

                      アイドゥンがお膳立て

 後半12分、ティタが、GKレオ・フランコと1対1となった。相手をかわそうとした瞬間、レオ・フランコが、際どく指先でボールに触れると、ボールがこぼれ、今度は、そのボ−ルを足でゴールから遠ざけたのだった。レオ・フランコが、ゴールマウスをお留守にしたのを見計らって、ボールを得たビラルがシュートを放ったが、ゴールマウスに立ちはだかったメフメット・トパルが、ヘッドで、そのボールをクリアした。同29分、キーウェルが、アルダの蹴ったコーナーキックに、ヘッドで合わせゴールネットを揺らした。0:1。同37分、アイドゥンの見事なパスを、相手守備陣を裏をとったノンダが、この好機をゴールに繋げた。0:2。

【ガラタサライのメンバー】レオ・フランコ=サブリ、エムレ・アシュク、セルヴェト、ハカン・バルタ=ケイタ(後半27分:アイドゥン)、メフメット・トパル、ムスタファ・サルプ、エラーノ(後半14分:キーウェル)、アイドゥン、アルダ=バロシュ(後半14分:ノンダ)




フェネルバフチェ、最後の一息で(イエニ・シャファク紙 09. 8.31)

セミフ(NTV) アレックス(右)(NTV)  カドゥキョイで、80分間は、マニサ・ペースだった。フェネルバフチェは、それを眺める立場だった。右サイドには、ギョクハン・ギョヌルが欠場したフェネルバフチェは、後半30分には、エムレ・ベレズオウルが退場処分となり、10人で戦わざるを得なくなった。希望が絶たれたかに見えたとき、魔術師アレックスが表舞台に現れた。グイサのゴールを生むアシストを行った。マニサ・スポルは、エルギンのゴールで、それに応えた。試合終了の笛が鳴ろうかというときに、セミフがゴールを決め、これで、フェネルバフチェは4連勝となった。

 最初の3節は失うことなく経過し、ガラタサライとともに首位の座を分け合っているフェネルバフチェにとって厳しい時間が過ぎていった試合で、マニサ・スポルを、後半ロスタイムにあげたゴールで、2:1でくだした。90分間を通じて、なかなか好機を作り出すのに苦労していたフェネルバフチェは、逆に相手に好機を与えてしまっていた。前半18分、サントスのセンタリングに対し、ゴールマウスの角で合わせ損なった。同28分、フリーになっていたシンプソンが、ヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行った。同45分、コリン・カズム・リチャーズが、ペナルティ・エリアから強烈なシュートを放ったが、GKイルケルが、指に当ててコーナーへと逃れた。

                      思いもかけず、勝ち点3

 後半11分、シンプソンの放ったシュートが、ゴール隅に向かったが、GKヴォルカンが際どく叩きだした。同27分、アレックスが、ペナルティ・エリアの外から放ったシュートは、GKイルケルがパンチングで防いだ。同30分、エムレ・ベレズオウルが退場処分となり10人となったフェネルバフチェは、同35分、アレックスのパスを受けたグイサがゴールを決め、フェネルバフチェは1:0と先制した。同41分、マニサ・スポルは、エルギンが決めたゴールで同点に追いついた。後半ロスタイム4分、ペナルティ・エリア内に送られたセンタリングに、アレックスがジャンプしてヘッドに合わせると、ボールはバーに当たり跳ね返った。これを、詰めていたセミフがゴールに蹴りこみ、2:1となった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ベキル、オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ(後半27分:セミフ)、エムレ・ベレズオウル、クリスチャン、ドス・サントス(後半28分:メフメット・トプズ)、アレックス=グイサ(後半ロスタイム6分:ビリカ)




第4節 エスキシェヒル・スポル 2:1 アンタルヤ・スポル(アンタルヤ・スポル公式HP+ミリエット紙補綴 09. 8.30)

エスキシェヒル・スポル vs アンタルヤ・スポル(ミリエット紙) エスキシェヒル・スポル vs アンタルヤ・スポル(NTV)  トルコ・リーグ第4節で、エスキシェヒル・スポルと、アウェー戦を戦ったアンタルヤ・スポルは、2:1で敗北を喫した。この試合に、かなりいい始まり方をしたアンタルヤ・スポルは、試合始まってまもなく得点をあげたが、残念ながらこのリードを守りきれなかった。

 アンタルヤ・スポルは、前半3分、ケリム・ゼンギンのゴールで得点をあげた。ケリムが、ペナルティ・エリア内から放ったシュートは、相手GKイヴェサを越え、ゴールネットを揺らした。アンタルヤ・スポルのリードは、同10分、メフメット・ユルマズの放ったゴールで終わりを告げてしまった。時間が、前半19分を示したとき、ユーラがゴールを決め、ホームのエスキシェヒル・スポルが、リードすることになってしまった。そして、このスコアが、前半の、更に試合全体のスコアをも示すことになった。
 後半に入り、頻繁に攻撃を見せたアンタルヤ・スポルだったが、望んだゴールを見出すことはできなかった。後半26分、ケリムが右から出したセンタリングに、コルハンが合わせたが、GKイヴェサが押さえた。同35分、ジェドゥナクの蹴ったフリーキックは、GKがしっかりとコーナーへと逃れた。同42分、ペナルティ・エリア内に送られたセンタリングのボールを、ヴェイセルがコントロールしシュートを放ったが、GKイヴェサが、またしてもコーナーへと逃げた。そして、ホームのエスキシェヒル・スポルがリードを保ったまま、試合は終わった。

【エスキシェヒル・スポルのメンバー】イヴェサ=コライ、ヴッコ、エル・サカ、ムラト=ビュレント・エルトゥールル、ブラク、ビュレント・コジャベイ=メフメット・ユルマズ、ユーラ、ウミト・カラン
【アンタルヤ・スポルのメンバー】オメル=ヴェイセル、エルトゥールル(後半44分:アフメット)、ヤルチュン、オルハン・アク=ジェディナク、シェノル、コルハン、バリリ(後半13分:ギュルハン)=ケリム、アリ・ズィトウニ




ベシクタシュ、耐えて耐えて(イエニ・シャファク紙 09. 8.29)

セルダル・オズカン(左)(NTV) ホロスコ(上)(NTV)  ベシクタシュは、今季、悪夢のような始まり方をしている。そのベシクタシュは、第4節のガジアンテップ・スポル戦で、勝ち点6点目を失うことになった。拮抗した戦いが続いたこの試合、ベシクタシュは、好機を作り出すのに苦しんだ。今季、初めてサポーターの前で試合を行ったベシクタシュは、ニハトとエクレム・ダーのシュートをが、それぞれ1本ずつバーに嫌われた。デニズリ監督が、終盤の20分間に行った選手交替も、スコアを変えるに至らなかった。

 ベシクタシュは、第4節のオープニング・ゲームで、ホームにガジアンテップ・スポルを迎えたが、0:0の引き分けに終わった。前半2分、デ・ソウザのヘディング・シュートは、GKハカン・アルクンが際どくコーナーへと逃れた。同26分、ベトが、GKハカン・アルクンと1対1となったが、放ったシュートは、バーのサイドを逸れて外に出て行った。同30分、ニハトが、ペナルティ・エリアの外から強烈なシュートを放ったが、ボールはバーに当たって跳ね返されてしまった。そして、そのボールを、ディフェンダーがクリアしてしまった。同45分、セルダル・オズカンが、どフリーになってゴール左斜め前から、ゴール向かって強烈なシュートを放ったが、ボールは、GKマフムトの押さえるところとなり、前半は、試合開始前同様、両者無得点のまま終わった。

                      ロングシュートを試みる

 後半2分、ニハトの強烈なシュートは、GKマフムトが押さえた。同9分、エルンシュトが強烈なロングシュートを試みたが、ボールはバーを僅かに捉えられずに終わった。同17分、ムラト・ジェイランの放ったシュートは、GKハカン・アルクンが横っ飛びになって、ゴール隅からボールを外に出した。同18分、ホロスコのセンタリングは、GKマフムトがキャッチした。同19分、デ・ソウザが放ったシュートは、ディフェンダーに当たったが、GKハカン・アルクンが押さえた。同25分と28分、エルンシュトがロングシュートを放ったが、ベシクタシュは結果を得られなかった。後半ロスタイム5分、エクレム・ダーのシュートは、バーに当たり外に出て行った。ガジアンテップ・スポルと0:0の引き分けに終わったベシクタシュは、リーグ戦で、勝ち点6点目を失った。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=イブラヒム・カシュ(後半26分:エクレム・ダー)、シヴォク、フェッラーリ、イスマイル・キョイバシュ=ホロスコ、フィンク、エルンシュト(後半38分:ウーウル・インジェマン)、セルダル・オズカン(後半30分:ノブレ)、テヨ=ニハト




フェネル、炎となって戦う(イエニ・シャファク紙 09. 8.28)

サントス(左)(NTV) コリン・カズム・リチャーズ(左)(NTV)  試合は、ドス・サントスのゴールで始まった。カドゥキョイでいいところが続くのを期待する人々に火が着けられた。シオンは、ヴァンザクのゴールで同点にした。シハブがPKを決めると、寒気を誘う風が吹いた。フェネルバフチェを安心させたのは、ドス・サントスがPKを決めたことだった。公式戦を、丁度5試合を経過したところで初めての引き分け試合を演じてしまったフェネルバフチェは、これで、UEFA杯欧州リーグの組合せを待つこととなった。

                   サントスが早々と幕を切って落とす

 フェネルバフチェが、UEFA欧州リーグプレーオフの第1戦のアウェー戦で、2:0で負かしたスイスのシオンと、カドゥキョイでは2:2の引き分けに終わったが、リーグ戦に名を連ねることになった。序盤に圧力をかけ得点をあげ、その後も優位に試合を進めたフェネルバフチェだったが、相次いでゴールを喰らいリードを許してしまったが、前半の終盤にあげたゴールで同点に追いついた。後半に入って、スコアがもたらす安堵感が、ボールを回しながら、相手に優位に立つ機会を与えず、また、勝利に繋がるゴール・チャンスを得ながら、それを生かせなかった。アレックス主将に替わって、その任務を引き受けたドス・サントスが、試合開始早々素晴らしいゴールをあげ、また、PKでは名人芸を見せつけてくれた。

                      勝利に繋がるゴールをグイサが逸す

 前半2分、サントスが、セレイをフェイントでかわし、GKを1対1となったところでシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らした。1:0。同8分、シオンが、ヴァンザクのヘディング・シュートで、同点に追いついた。1:1。同点ゴールのあと、試合は、シオン優位にふれた。同12分、オブラドウイッチが、ペナルティ・エリア内で強烈なシュートを放ったが、GKヴォルカンがコーナーに逃げた。同29分、ダボがペナルティ・エリア内で、ヴォルカンに倒されてしまった。主審はPKを指示した。このPKをシハブが決め、チームがリードする得点をあげたのだった。1:2。同40分、セミフのパスに反応したコリン・カズム・リチャーズが、ペナルティ・エリア内でビュフレルに倒されてしまった。主審はPKを指示した。このPKをサントスが蹴り決めたので、2:2という同点に持ち込んだ。同33分、グイサのループシュートは、GKが外に出した。終盤、グイサが絶好機を掴んだが、それを生かすことができなかった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、ヴェダーソン=コリン・カズム・リチャーズ(後半ロスタイム1分:オゼル)、セルチュク、クリスチャン、ウーウル・ボラル(後半32分:エムレ・ベレズオウル)、ドス・サントス=セミフ(後半32分:グイサ)




アレックス、ブルサには(ファナティック紙 09. 8.27)

アレックス(ファナティック紙)  故障のため、ここしばらくの間、ユニフォームを着れないままのアレックスが、代表チームの試合が終わったあと、ブルサ・スポルとのアウェー戦で復帰すべく準備を整えている。

 この週初めから、ピッチに立っての練習を始めているアレックスが、シオンとの一戦、及びこの日曜日に行われるマニサ・スポル戦に間に合うということは奇跡だと言っているダウム監督は、「我らの医療チームが、現在、アレックスとともに快復に向けて努めているところだ」と言って、この2つの試合には希望がないことを明らかにした。代表チームの試合が入り、インターヴァルを与えられたことを活用したい考えるアレックスは、ブルサ・スポルとのアウェー戦には復帰することが考えられている。

                      疲れた体に投薬替わりに休暇

 リーグ戦、及びUEFA杯欧州リーグと試合が続くため、3日に1度のわりで試合を行わねばならないフェネルバフチェの選手たちの救いとなるのが、代表チームの試合で与えられるインターヴァルだ。来週、代表チームの試合が行われるため、ダウム監督が、選手たちに3日間の休暇を与えるものと思われている。これで、どの選手も、休息を得る機会を見出すだろう。だが、代表に招集されている選手たちは、引き続き過密なスケジュールをこなさねばならない。




一つの夢が終わった(イエニ・シャファク紙 09. 8.26)

エルマン(右)(ヒュリエット紙) カマナン(右)(NTV)  史上初めて戦ったチャンピオンズ・リーグで、アンデルレヒトに篩い落とされてしまったシワス・スポルが、ウクライナのシャフタル・ドネツクに、2戦ともに敗北を喫し、UEFA欧州リーグの方も幕を閉じてしまった。ホームでの試合で、0:3という敗北を喫したシワス・スポルは、第2戦でも、前半21分のジャドソン、後半14分のアドリアーノの2つのPKを防ぐことができなかった。

 シワス・スポルは、0:3の敗北を受けて行われた第2戦でも、ウクライナのシャフタル・ドネツクに、2:0で敗れ、ヨーロッパのカップ戦から敗退することになった。チャンピオンズ・リーグの予備戦で、ベルギーのアンデルレヒトに敗れ、戦いの道をUEFA欧州リーグに向けていたシワス・スポルは、UEFA杯の最新の優勝チームを相手に、ゴールすら奪えずに敗れてしまった。故障者及び出場停止の選手を出しているために、18人のメンバーを組むことすらできなかったシワス・スポルは、前半21分、自ゴールにゴールが決まるのを見た。スルナが、ペナルティ・エリア内で倒れたのを見て、主審はPKを指示した。そして、このPKをジャドソンが決めた。同36分、ヴィランのシュートは、アクンが際どく防いだ。同13分と前半ロスタイム1分に、カマナンが放ったシュートの試みは、結果を出すことができなかった。後半3分のイルシーニョ、同8分のヴィランのシュートは、GKアクンが外に叩きだした。同14分、ペナルティ・エリア内で、スルナが、またしても倒された。主審は、再びPKを指示した。ゴールを決めたのは、今度はアドリアーノだった。2:0。同31分、カマナンが、ペナルティ・エリアの左斜め前からシュートを放ったが、相手GKが、しっかりと胸に収めた。シワス・スポルの最も大きなチャンスだったのは、同32分、アグベトゥのシュートだったが、ボールを、上手にGKの頭越しに蹴ることができず、惜しい1点を逃した。この結果、ミルチェア・ルチェスク監督が率いるシャフタル・ドネツクが、欧州リーグに駒を進めることとなった。

【シワス・スポルのメンバー】アクン=アブドゥルラーマン(後半26分:ウーウル)、バンバ、ヤシン、ムラト・ソズゲルメズ(後半26分:フェルハト)=イブラヒム・ダーアシャン、カディル、ジハン(後半17分:アグベトゥ)、オヌル、エルマン=カマナン




フェネルバフチェ、ディヤルバクルより勝ち点3を得る(ブギュン紙 09. 8.25)

ビリカ(右)(NTV) ギョクハン・ギョヌル(左)(NTV)  フェネルバフチェは、タゼメタのゴールで、今季初めてリードを許した試合で、ギョクハン・ギョヌル、コリン・カズム・リチャーズ、セミフ(PK)のゴールで勝利を収めた。また、2度にわたり、バーに当たり跳ね返された。

 ディヤルバクル・スポルは、今季初の黒星を喫し、フェネルバフチェは、ライバルのガラタサライと並び、リーグ戦で3戦3勝となった。

 リーグ戦第3節、フェネルバフチェは、事件の起こった試合の結果、ディヤルバクル・スポルに1:3で勝ち、連勝を継続した。正に、礫の雨の下で戦ったフェネルバフチェが、前半、リードを許したにも拘わらず崩れはしなかった。そして、90分後には、笑う立場へとなったのだった。
 ディヤルバクルの攻撃で、エルダルの行なったセンタリングに、ルガーノが割って入り、ボールをクリアした。前半5分、ギョクハン・ギョヌルが、右サイドから二アサイドに向けてセンタリングをした。そのボールに、グイサが合わせたが、ボールは、GKエスピノーサの押えるところとなった。同20分、ペナルティ・エリア内で放たれたシュートに、ビリカが足を出して防ごうとしたが、タゼメタの出した足の方が勝り、ボールはゴール隅に吸い込まれた。1:0。
 同29分、メンドーサが、右サイドからボールをペナルティ・エリア内に持ち込んだ。そして、ゴールに向かって強烈なシュートを放ったが、バーに跳ね返されたが、今度は、ペナルティ・エリア内で、このボールを得たタゼメタが、ゴール隅に向かい強烈にシュートを放った。ところが、ギョクハン・ギョヌルが、このボールを際どくクリアした。そのあと、バルシュが、ペナルティ・エリア外から、再度、シュートを放ったが、GKヴォルカンが、際どくボールをバーの上に出し、コーナーへと逃れたのだっ た。
 同34分、エムレ・ベレズオウルが、右サイドからファーサイドに向かってセンタリングを送った。そのボールを、グイサがコントロールできなかったために、相手ディフェンダーが危機を回避した。同36分、エムレ・ベレズオウルが、ゴール右斜め前からスルーパスを出した。ギョクハン・ギョヌルが、右サイドから中に切れ込み、ダイレクトで、ループシュートを放つと、ボールはゴール隅に収まった。1:1。同44分、セミフが、右サイドにいたコリン・カズム・リチャーズに向かってパスを出したが、間に入ったディヤルバクル・スポルのディフェンダーが、このボールをクリアした。
 後半7分、ピッチに異物が投げ込まれたため、短時間、試合が中断した。同10分、エムレ・ベレズオウルのパスを、ディヤルバクル・スポルのペナルティ・エリアの右角で受けたコリン・カズム・リチャーズが、強烈なシュートを放つと相手ゴールネットを揺らした。1:2。同15分、コリン・カズム・リチャーズが、右からペナルティ・エリアに向かって出したセンタリングに、ゴールライン内で滑り込みながら足を合わせたセミフのシュートは、バーに嫌われてしまった。同25分、セミフが、GKと接触し倒れた。主審は、PKを指示した。このPKを蹴ったセミフが、1:3とするゴールに変えた。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ビリカ、ルガーノ、ロベルト・カルロス(後半40分:オゼル)=コリン・カズム・リチャーズ、エムレ・ベレズオウル(後半30分:ヴェダーソン)、クリスティアン、サントス=セミフ(後半38分:セルチュク)、グイサ




獅子の最新の犠牲はカイセリ・スポル(ブギュン紙 09. 8.24)

エラーノ(NTV) セルヴェト(下)(NTV)  バロシュ、マククラのオウンゴール、エラーノのミサイル弾による得点で、アリ・サミ・エンはカーニバルの如き騒ぎになった。これで、ガラタサライは紫色のユニフォームでは、2連勝だ。

 アリ・サミ・エンで、先日は、レヴェディア・タリンを、ゴールラッシュでくだしたガラタサライは、今度は、リーグ戦の第3節のカイセリ・スポル戦で涙を見ることはなかった。4:1。先週行われたUEFA杯欧州リーグ・プレーオフでの戦い同様、アリ・サミ・エン・スタジアムのスタンドを埋め尽くしたガラタサライのサポーターは、またしてもゴールの饗宴を受けた。
 前半14分、バロシュのゴールで、カイセリ・スポルに対して、1:0と先制した。サブリが蹴った右からのコーナーキックを、ペナルティ・エリアのファーサイドにいたアルダが、ボレーで合わせると、ゴール前で、相手GKスレイマノウが触れる直前に、バロシュが触れると、相手ゴールネットを揺らすゴールが決まったのだ。1:0。同35分、マククラのオウンゴールで、ガラタサライは、再びリードした。左からアルダの蹴ったコーナーキックを、ニアサイドで、GKスレイマノウのすぐ前にいたマククラが、ボールにヘッドで触れると、ボールは自陣に入ってしまったのだった。2:1。
 前半は、ガラタサライが、2:1とリードしたまま終わった。後半に入り、優位に試合を進めたガラタサライは、ブラジル人のスター選手エラーノにより、相手に脅威を与えだした。後半17分、バロシュからこぼれたボールを、よく追いかけたエラーノが、ペナルティ・エリアの外から放ったミサイル弾が決まり、ガラタサライは3:1とした。試合の終盤まで、相手に圧力を掛けていったガラタサライは、同44分、この試合のスコアを決するバロシュのゴールが決まった。4:1。

【ガラタサライのメンバー】レオ・フランコ=サブリ、セルヴェト、ギョクハン・ザン、ハカン・バルタ(後半1分:ウーウル・ウチャル)=ケイタ(後半1分:エラーノ)、ムスタファ・サルプ(後半34分:メフメット・トパル)、アイハン、アイドゥン、アルダ=バロシュ
【カイセリ・スポルのメンバー】スレイマノウ=メフメット・エレン、アリ・トゥラン、アイドゥン、トレド(前半34分:サヴァシュ・ユルマズ)=ギョクハン・エムレジクシン(後半1分:オレンベ)、サイドゥ、ビラル、トゥロイシ(後半30分:セミフ・アイディレク)=マククラ、カンゲレ




ベシクタシュ、断食を解かず(スター紙 09. 8.23)

エルハン(左)(NTV) ニハト(右)(NTV)  ベシクタシュは、ゲンチレル・ビルリーイとのアウェー戦で、勝ち点2を失った。

 ベシクタシュが、ゲンチレル・ビルリーイとの試合で、いい結果を残せなかった。デニズリ監督が、FWなしでピッチに送り出した先発メンバーだったベシクタシュは、いいチャンスを見出すことができなかった。後半になって入ったノブレも、為す術がなかった。テヨの蹴ったコーナーキックは、バーを直撃した。

 今季に入って、1勝1分けの成績を残しているベシクタシュが、昨日、アンカラでゲンチレル・ビルリーイとのアウェーを戦い、勝ち点2を失った。0:0。前半は静かに始まったが、最初の攻撃は、前半15分、ホームのゲンチレル・ビルリーイの方から生まれた。カーエの放ったシュートは、GKハカン・アルクンを捉えることができず、ボールは、僅かにバーを外れて外に出て行った。

                      ニハト、セルダルを捉えられず

 同17分、今度は、ベシクタシュのチャンスが訪れた。エルンシュトのロングパスを受けたニハトが、間髪を入れずにシュートを放った。だが、GKセルダルが、これを抑えた。同26分、ハルブズィが、25mの距離からシュートを放ったが、ボールはバーを捉えることはなかった。同32分、テヨの蹴ったコーナーキックは、上のバーに当たりピッチに跳ね返ってきてしまった。同41分、テヨのセンタリングに、ホロスコが、まずいキックをしてしまった。

                      カーエ、好機を逸す

 後半に入り、ゲンチレル・ビルリーイの方が、若干、危険な場面を作り出していた。後半15分、カーエが、左からペナルティ・エリア内に持ち込み、そしてシュートを放った。だが、ボールは、僅かにサイドバーを捉えることができなかった。同20分、テヨのセンタリングに、ニハトがうまく合わせられなかった。同27分、ジェム・ジャンの蹴ったコーナーキックに対して、いいジャンプを見せたアイクトのヘディング・シュートは、バーの上を越えていった。同40分、カーエのヒールパスを受けたムスタファのシュートは、ハカン・アルクンがゴールを許さなかった。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=エルハン(後半1分:ルドゥヴァン)、シヴォク、フェラーリ、イブラヒム・ウズルメズ(後半34分:イスマイル・キョイバシュ)=ホロスコ、エルンシュト、フィンク(後半1分:ノブレ)、ウーウル・インジェマン、テヨ=ニハト




とにかく、次はマニサ・スポル戦(ファナティック紙 09. 8.22)

フーゴ・ブロス監督(ファナティック紙) ギライ(ヒュリエット紙) ジェイフン・ギュルセラム(ファナティック紙) トラブゾン・スポルでは、首脳陣が、ショックを払拭するために頭をひねっている。

 昨日、非公開で行われた練習で、フーゴ・ブロス監督は、選手たちとミーティングを持ち、「直近の敗戦は、我々を苦境に追い込んでいる。この2試合のミスは明らかなところだ。ここから学ぶことができる君たちだ。我々の本来の姿に戻らねばならない」と述べたという。

                      新しい先発メンバーに関心

 中盤とディフェンス面で、時々変更を行ってきた同監督が、マニサ・スポル戦で起用する先発メンバーに関心が集まっている。ストッパーとして、うまく機能していないソングとエゲメンという2人の内1人を控えに回し、ギライを替わりに起用することは間違いなかろうと思われているが、中盤では不調のチズクを、ジェイフン・ギュルセラムと替えることは、ありうることの1つである。また、FWでは、ウムト・ブルトに替えて、ギョクハン・ウナルを起用することも、ほぼ間違いなかろう。




フェネルバフチェ、シオンに2発で引き裂く(スター紙 09. 8.21)

デイヴィド(左)(NTV) コリン・カズム・リチャーズ、セミフ、グイサ(左から)(NTV)  フェネルバフチェは、前半45分、ドス・サントスの見事なゴールで先制した。グイサとエムレ・ベレズオウルが、数え切れないチャンスを逸した。後半40分、表舞台に登場したコリン・カズム・リチャーズが、チームに、イスタンブルでの第2戦に向けてアドヴァンテージをもたらすゴ−ルをもたらした。

 フェネルバフチェは、アウェーでのシオン戦に勝利を収めた。そして、欧州リーグへの参戦権獲得に大きく前進した。

 欧州リーグに、とっても近づいた一戦だった。プレーオフの戦いを、スイスでシオンと戦ったフェネルバフチェが、上位進出切符をほぼ手中にした。前半13分、シリー・ディーの遠目からのシュートを、GKヴォルカンが、体を伸ばして外に出した。同24分、ロベルト・カルロスが、ペナルティ・エリアの外からシュ−トを放った。GKヴァナンは、これをうまく処理した。同28分、グイサのループシュートは、枠を捉えることなく外に出て行った。同36分、前に出てきていた相手GKを見て、グイサは、再度、GKの頭上を越えるループシュ−トを放った。だが、ディフェンダーが、そのボールをヘッドで防いだ。

                      グイサ、素晴らしいアシスト

 同45分、コリン・カズム・リチャーズがセンタリングをすると、そのボールを、グイサが胸で落とした。そのボールを受けたドス・サントスが、グランダーの、狙いすましたゴールを決めた。1:0。後半12分、グイサがシュートを放った。だが、GKが外に出した。同14分、オブラドヴィッチのシュートは、ヴォルカンが防いだ。同19分、ムペンサのシュートは、バーに嫌われた。同25分、グイサのシュートは、バーに当たり、サイドに転がった。同28分、エムレ・ベレズオウルのシュートがゴールを襲った。同40分、ロベルト・カルロスのセンタリングを、セミフが内側に流した。そのボールを、背後から走り込んできたコリン・カズム・リチャーズが捉え、ゴールを決めた。0:2。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、デニズ(前半28分:オンデル・トゥラジュ)、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ、エムレ・ベレズオウル(後半31分:エムレ)、クリスティアン、サントス、デイヴィド(後半18分:セミフ)=グイサ




イブラヒム・カシュ、ベシクタシュに戻る(ヒュリエット紙 09. 8.20)

イブラヒム・カシュ(ファナティック紙)  ベシクタシュの下部組織から育ち、Aチームまで到達し、昨季当初には、スペインのヘタフェへ移籍したイブラヒム・カシュが、再び、古巣に戻ってくる。

 イブラヒム・カシュは、ヘタフェへ移籍金なしで移籍した。そして、ベシクタシュは、この移籍に関しては、「育成金」という名で、ごく僅かの移籍金を支払い獲得したようだ。ベシクタシュは、今季、ディフェンス・ラインに課題を抱えているということで、イブラヒム・カシュ獲得の決定をくだしたということだ。デニズリ監督の同意を得て、本日行われたイブラヒム・カシュ及びヘタフェ側との交渉の結果、前向きの結果を得たのだ。最終段階で、問題が発生しなければ、イブラヒム・カシュは、明日、イスタンブル入りして、ベシクタシュとの契約に調印することになるだろう。




グイサを、リヨンが狙う(NTV 09. 7.27)

グイサ(ファナティック紙)  フランスのレキップ紙は、リヨンが、フェネルバフチェのダニエル・グイサ獲得に、1200万EUROで打診したと伝えている。

 フェネルバフチェのキャンプに遅れて参加し、そして、スペインへ戻りたいと考えているという報道の出ていたダニエル・グイサ獲得に、更に新しいクラブが名乗りを上げた。
 フランスの発行部数の多いレキップ紙が、オリンピック・リヨンのFW探しの中に、グイサの名前が上がっているというのだ。
 報道によると、リヨンが、レミー、ないしはジニャックを取れなければ、フェネルバフチェの門を叩くというのだ。リヨンは、グイサ獲得には、1200万EUROを用意するということだ。
 一方、フェネルバフチェでは、最新の移籍が、来週にも明らかになりそうだ。イスタンブルに届いてくるエドゥの故障の快復状況に基づいて、フェネルバフチェは、ルガーノの代理人と、最終の交渉を持つことになっている。現在、オランダの報道では、ラツィオに続いて、オランダのアヤックスが、ルガーノ獲得の意思を持っている伝えている。




ベシクタシュが統轄した(イエニ・シャファク紙 09. 7.26)

ベシクタシュ、歓喜(ベシクタシュ公式HP) フェッラーリ(右)(NTV)  新シーズンに向けての準備を、スペインでの平和杯に参加して継続中のベシクタシュが、フランスの有名なリヨンと対戦し、後半25分、ゴールを許しリードされた。同40分、これに、ノブレがお返しをした。最初の親善試合だったカターニア戦に比べて、よりさっぱりとしたサッカーを見せたベシクタシュは、ゴールをまたしてもミスの後に食らってしまった。新加入の選手では、目に付いたのはフィンクだった。

 スペインでの平和杯に参戦して、新シーズンに向けての準備を行っているベシクタシュが、同杯予選D組の第1戦を、フランスのリヨンと戦い、1:1の引き分けに終わった。以前に行われたカターニア戦に比べて、生きの良かったベシクタシュは、終盤には、更にいいプレーをしていた。がら空きのスタンドで行われたこの試合、最初の攻撃は、リヨンから見られた。前半7分、カールシュトレームの放ったシュートは、枠を捉えることはできず外に出て行った。同13分、ボボが、ペナルティ・エリア内にボールを持ち込んだ。相手守備陣が、危険が大きくなる前に防御した。同33分、右からのセンタリングに、ピキオンヌが合わせると、ボールは枠に向かったが、シヴォクが足を出し、これを防いだ。同37分、前半の最大のチャンスが訪れ、ゴヴが、GKリュシュトゥと1対1となるという場面となった。だが、ゴヴの放ったシュートは、枠の傍らを抜けて外に出て行った。リヨンは決定的なチャンスを、これで逃してしまったのだった。

                      カールシュトレームを止められず

 後半22分、ノブレが、ペナルティ・エリア外から強烈なシュートを放った。ディフェンダーに当たったボールはコーナーキックとなった。同24分、ボールが放り込まれたとき、奪われてしまうというベシクタシュのディフェンスのミスを生かしたリヨンが、このチャンスをゴールに変えた。ペナルティ・エリア・ライン上でボールを得たカールシュトレームが、狙いを定めたシュートを放つと、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。同29分、ノブレが投入されると、ベシクタシュは、攻撃面で、より効果的な姿を見せ出した。同33分、カールシュトレームの放った強烈なシュートは、GKハカン・アルクンを越えたが、ボールはバーに当たって跳ね返された。同40分、テヨの蹴ったコーナーキックに、いい飛び込みを見せたノブレが、同点ゴールを決めた。1:1。ノブレと並んで、新加入のフィンクの見せたサッカーに、注目が集まった。ベシクタシュは、この平和杯第2戦を、この水曜日午後11時30分より、セヴィリヤでポルトと対戦することになっている。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ(後半25分:ハカン・アルクン)=エルハン(後半25分:エルカン)、シヴォク、フェッラーリ、イスマイル・キョバシュ=ホロスコ、エルンシュト(後半24分:ウーウル・インジェマン)、フィンク、テヨ=ユスフ(後半15分:セルダル・オズカン)=ボボ(後半15分:ノブレ)




トマス・ザポトッチ、ブルサ・スポル入り(ファナティック紙 09. 7.25)

ザポトッチ(ファナティック紙)  トマス・ザポトッチが、エルトゥールル・サーラム監督が率いるブルサ・スポルとの間で、あらゆる問題について合意に達したということだ。

 ムスタファ・デニズリ監督の構想から外れ、スペイン遠征にも帯同されなかったトマス・ザポトッチが、エルトゥールル・サーラム監督が率いるブルサ・スポルとの間で、あらゆる問題について合意に達したということだ。ブルサ・スポルでプレーすることを受け入れたザポトッチは、両クラブ間で合意に達することを待っているところだと言っている。ベシクタシュに対し、正式なオファーを出したブルサ・スポルは、ベシクタシュからの返答を待っているところだということだ。




ガラタサライ、UEFA杯の戦い続行中(ブギュン紙 09. 7.24)

ムスタファ・サルプ(前)ギョクハン・ザン(後)(ヒュリエット紙) セルヴェト(前)(ヒュリエット紙)  トボルをホームに迎えたガラタサライが、1:1の第1戦を受けて行った第2戦を、2:0で勝利で飾った。

 ガラタサライのライカールト監督が、記者会見で、「勝ち抜くには厳しいものがある」と言った。ガラタサライは、前半は、若干厳しいものがあったが、後半に入り、ムスタファ・サルプのゴールで楽になった。更に、終盤、セルヴェトのヘディング・シュートが決まり、勝ち抜けが固まった。
 ガラタサライが、カザフスタンで、1:1の引き分けに終わったトボルを、アリ・サミ・エンに迎えたが、ディフェンスを厚くして守りを固める相手に対して、前半は、望ましい結果を生むのが厳しかった。前半37分、見事なフェイントを掛けてペナルティ・エリア内に、ボールを持ち込んだアルダが、バロシュにパスを出し、そのバロシュがシュートを放ったが、GKが押さえた。その直後、アルダが強烈なシュートを放ったが、GKはしっかりとコーナーへと逃れた。
 後半12分、傷んだセルダル・エイリクに替わって入ったリンダーロートは、5ヶ月半ぶりの出場だった。同19分、サブリの蹴ったフリーキックに、ムスタファ・サルプがヘッドで合わせると、ボールは相手ゴールを揺らした。ガラタサライが、1:0とリードするゴールを決めたムスタファ・サルプの、新しいチームでの初得点となった。後半ロスタイム2分、アルダの蹴ったコ−ナーキックに、セルヴェトがヘッドで合わせて、2:0となった。これで、予備選の3回戦に進出したガラタサライは、マッカビ・ネタニヤと、7月30日、イスラエルで、第2戦を、8月6日、イスタンブルで戦う。

【ガラタサライのメンバー】オルクン・ウシャク=サブリ、ギョクハン・ザン、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、ムスタファ・サルプ、アイハン、ヤセル(後半1分:キーウェル)=バロシュ(後半ロスタイム3分:ノンダ)、セルダル・エイリク(後半12分:リンダーロート)





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