サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、




アンカラ・グジュ、カイセリ・スポルの前に立ちはだかる(ヒュリエット紙 10. 8.28)

アンカラ・グジュvsカイセリ・スポル(アンカラ・グジュ公式HP) アンカラ・グジュvsカイセリ・スポル(アンカラ・グジュ公式HP)  アンカラ・グジュが、カイセリ・スポルに、今季初めて、勝ち点を失なわせた。

 アンカラ・グジュとカイセリ・スポルの、5月19日スタジアムでの一戦から、勝者は生まれなかった。1:1。カイセリ・スポルは、この結果、今季初めて勝ち点を失うということとなり、アンカラ・グジュの方も、初の引き分け試合を演じるという結果となった。アンカラ・グジュに対する懲罰ということで、無観客試合となったこの試合で、最初のゴールをあげたのはアウェーのカイセリ・スポルの方だった。前半24分、モリッツの蹴ったコ−ナーキックに、アンカラ・グジュのゴール前は混乱した。ファーサイドで、どフリーとなっていたセルダル・ケシマルが、インサイドキックできれいにゴールを決めた。0:1。そして、前半は、このスコアのまま推移した。ところが、後半に入り、アンカラ・グジュが早々にチャンスを掴んだ。後半12分、サパラのパスを受けたメフメット・チャクルが、狙いすましたシュートを放つと、相手ゴールに突き刺さったのだった。そして、この試合は、1:1のまま終わった。

【アンカラ・グジュ】オズデン・オンギュン=ウーウル(後半1分:メフメット・チャクル)、アイドゥン(前半41分:、ゼウラコフ、クルコロウスキ=ギュヴェン、ヒュリエット、ライノック、オズギュル=サパラ=メティン(後半38分:アデム)
【カイセリ・スポル】スレイマノウ=セルダル、オンデル・トゥラジュ、アレクサンデル、ハサン・アリ=メフメット・エレン、セリム(後半25分:フルカン)、サンタナ(後半29分:アブドラハ)、トゥロイシ(後半36分:アブドゥルカディル)=モリッツ=カンゲレ




フェネルバフチェ:1、PAOK:1(イエニ・シャファク紙 10. 8.27)

ルガーノ(右)(フェネルバフチェ公式HP) ニャン(中)(フェネルバフチェ公式HP)  UEFA欧州リーグのプレーオフの、フェネルバフチェとPAOKの第2戦は、1:1という引き分けという結果に終わった。

 フェネルバフチェは、ギリシアのPAOK相手に、90分間戦い1:0で終わり、試合は延長戦に入ったが、この延長戦で浴びたゴールのために、欧州リーグへの進出はできなくなってしまった。
 ギリシアでの第1戦では、1:0という敗戦を喫してしまったフェネルバフチェは、イスタンブルでの第2戦では、エムレ・ベレズオウルのゴールで、ノーマルな時間帯では勝利を収め、勝者を決するための延長戦に突入した。だが、延長戦の前半12分、ムスリモヴィッチのゴールを防ぎきれなかったフェネルバフチェは、結果的に1:1となり、欧州リーグへに参戦を防がれてしまった。
 この試合の後半に、スピード豊かに臨んだフェネルバフチェは、相手のミスにつけこんで相手ゴールに迫った。それは、フェネルバフチェがかけたプレスの結果だった。
 後半5分、エムレ・ベレズオウルによりゴールをもたらしたフェネルバフチェは、1:0と先制した。このゴールをあとも、相手に圧力をかけていったフェネルバフチェは、次から次へと好機を迎えていったが、勝ち抜けを確保する2点目には達しなかった。エムレ・ベレズオウルが、交替でピッチを去ると、中盤での組み立てが弱くなったフェネルバフチェは、特に、最後の15分は、相次いで危険な場面に遭遇してしまった。この試合の90分間では、フェネルバフチェが1:0という優勢を保ったまま終わったが、第1戦で、PAOKが1:0で勝っているため、試合は延長戦に突入した。
 延長戦の前半12分、ムスリモヴィッチのゴールを防ぐことのできなかったフェネルバフチェは、あらゆる努力をしたにも拘わらず、残りの時間では、勝ち上がりに必要なゴールを生み出すことは叶わず、ヨーロッパのカップ戦から去ることとなった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、ビリカ、ドス・サントス=メフメット・トプズ(延長前半1分:オゼル・フルマジュ)、クリスティアン(延長後半1分:ギョクハン・ウナル)、エムレ・ベレズオウル(後半30分:セルチュク)、ストック、アレックス=ニャン




ドラゴ・ガブリッチ、アンカラへの道(ファナティック紙 10. 8.26)

ガブリッチ  外国人枠を空けたがっているトラブゾン・スポルに、ガブリッチを、レンタルで獲得したいというオファーが届いた。

 昨季、クロアチアのハイドゥク・スプリトから獲得したドラゴ・ガブリッチが、期待通りの活躍をできなく、その位置を、アランジーニョにとられてしまい、長い間、先発にも名を連ねなくなってしまっていた。外国人枠を空けたいという目的で、放出を考えられていたそのガブリッチに対し、昨日、アンカラ・グジュからレンタルでの獲得をしたいとのオファーがあった。これを、トラブゾン・スポル側は、熱い眼差しで受け止め、交渉を始め出していて、リヴァプール戦後には決断を下し、調印に至るものと思われる。




オーレリオ、正式にベシクタシュ入り(イエニ・シャファク紙 10. 8.25)

オーレリオ(イエニ・シャファク紙)  選手獲得で注目のチーム、ベシクタシュメフメット・オーレリオ獲得に、いい結果をもたらした。

 クアレスマ、グティと獲得して、サポーターを喜ばせてきたベシクタシュが、今度は、メフメット・オーレリオを獲得して、中盤の強化を行った。
 移籍解禁期間が、あと少しで閉じられようという時期に、オーレリオと正式の契約を結んだベシクタシュは、このブラジル出身で、トルコ代表選手と、2年契約を結んだ。この移籍に関しては、レアル・ベティス側には移籍金は支払われず、オーレリオ本人には、年俸75万EURO、それに、出場給として1試合につき2万5千EURO支払われるということだ。
 また、契約書の条項には、オーレリオが、大きなケガをして、長期に渡ってピッチに立てないということが起こった場合には、この出場給は支払われないということだ。




トラブゾンでゴールラッシュ(イエニ・シャファク紙 10. 8.24)

トラブゾン・スポル、歓喜(トラブゾン・スポル公式HP) ストック(左)コルマン(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  アヴニ・アカル・スタジアムで、息を呑む攻防が繰り広げられたこの試合、ボールは、目まぐるしく両者のゴールに迫った。トラブゾン・スポルは、前半16分に、2点の優位に立っていた。同41分には、トラブゾン・スポルは3点をあげ、フェネルバフチェは2点をあげていたが、この試合は、計5点のゴールが生まれた。
 ストックが投入されて以後、試合のバランスを取り戻したフェネルバフチェは、ニャンとクリスティアンにより、惜しいチャンスを逸したが、トラブゾン・スポルの方はと言えば、テオフィロとヤッターラが、歴史的な点差拡大の機会を蹴飛ばしてしまい、コルマンに至っては、PKを失敗してしまった。

 今季初のダービーマッチは、息を呑む戦いだった。第1節を勝利で終わったトラブゾン・スポルは、ホームで、この素晴らしい攻防を見せた試合で、フェネルバフチェを3:2でくだした。トラブゾン・スポルは、この勝利で、リヴァプール戦を前にして意気が上がったのに対し、フェネルバフチェはと言えば、PAOK戦を前にして自陣に危険信号が点った。前半14分、セルチュク・イナンの蹴ったフリーキックのボールを、メフメット・トプズが、バックヘッドでクリアしようとするとオウンゴ−ルとなってしまい、トラブゾン・スポルが1:0と先制した。同16分、右サイドから生まれた攻撃で、ジェイフン・ギュルセラムのパスを受けたヤッターラが、GKメルトと1対1となる位置から、ループシュートを決め、トラブゾン・スポルは、スコアを2:0とした。同28分、セミフの右からのセンタリングに、ペナルティエリア内にいたルガーノがヘッドで合わせ、フェネルバフチェは点差を1と縮めた。同29分、ヤッターラが右サイドからあげたセンタリングに、ペナルティエリア内にいたグロワキがヘッドで合わせゴールを決めると、トラブゾン・スポルは、再び点差を2と拡げた。3:1。同42分、ストックのロングパスに反応したメフメット・トプズが、点差を1と縮めるゴールを決めた。3:2。後半2分、ヤッターラのセンタリングに、フリーだったテオフィロがシュートを放ったが、ボールはバーに嫌われた。同4分、テオフィロが、相手GKと1対1となって放ったシュートは、GKメルトの足に当たり跳ね返されてしまった。同10分、ウムト・ブルトのパスを受けたヤッターラが、ゴールマウスの替わりに、バーの上を越えるシュ−トを放ってしまい、絶好機を逸してしまった。同23分、ニャンのパスを受けたドス・サントスが、ペナルティエリア内で、うまくシュ−トを打つことができず、フェネルバフチェは、みすみす同点のチャンスを逸してしまった。同25分、ギョクハン・ギョヌルが、ペナルティエリア内でコルマンを倒してしまった。これに対し、主審はPKを指示した。だが、これを蹴ったコルマンのボールを、メルトがクリアしてしまった。

【トラブゾン・スポル】オヌル=セルカン・バルジュ、グロワキ(後半19分:ギライ)、エゲメン、カレ=ヤッターラ(後半40分:バルシュ・アタシュ)、ジェイフン・ギュルセラム、セルチュク・イナン、コルマン=アランジーニョ(後半1分:ウムト・ブルト)、テオフィロ
【フェネルバフチェ】メルト=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、ビリカ、ドス・サントス=メフメット・トプズ(後半23分:セルチュク)、エムレ・ベレズオウル、クリスティアン(後半30分:アレックス)、オゼル・フルマジュ=セミフ(前半38分:ストック)、ニャン




ブルサ・スポルは首位に、ガラタサライが危ない状態へ(イエニ・シャファク紙 10. 8.23)

エルジッチ(ブルサ・スポル公式HP) アイハン(左)ヒュセイン(右)(ガラタサライ公式HP)  リーグ戦で、18年ぶりにアリ・サミ・エン・スタジアムで、ガラタサライに勝った昨季のチャンピオン・チームのブルサ・スポルは、エルジッチの放った2ゴールで、試合数が多い中だが首位に立った。今季、シワス・スポルに負けるということで始まってしまったガラタサライは、最初の2試合で無得点に終わり、ここ20年で、最も悪い始まり方をしてしまった。

 トルコ・リーグ開幕戦で、勝ったチームと負けたチームとの対戦となったこの試合、昨季の優勝チーム、ブルサ・スポルが、ガラタサライを、そのホームで、0:2でくだしてしまった。そして、開幕2連勝を飾った。前半15分、ヴォルカン・シェンが右サイドからグラウンダーのボールでペナルティエリア内にボールを送り込むと、そのボールに、GKウフク・ジェイランが触れる前に、ニールが触れた。ボールが、目の前に転がってきたエルジッチが、この好機を生かすには難しくはなかった。0:1。同32分、突然生じたブルサ・スポルの攻撃で、バッターシャが、ヴォルカン・シェンのパスを受け、相手GKと1対1となった。だが、放ったシュートは、GKウフク・ジェイランの頭上を越えていった。同35分、いい位置にいたバロシュだったが、シュートがフィットせず、枠を捉えることができなかった。前半は、最初の危険な場面を作り出したブルサ・スポルが結果を残すこととなった。後半18分、右サイドからペナルティエリア内へボールを持ち込んだセルジャン・ユルドゥルムが、PKポイントのところで、ボールをヴォルカン・シェンにはたいた。ヴォルカン・シェンは、絶好の位置取りをしていたが、うまくシュートをできず、GKウフク・ジェイランの頭上を越えて外に出て行った。セットプレーを生かしてゴールを模索するガラタサライは、同23分、アルダがゴールを近づいた。アルダが蹴ったフリーキックのボールを、GKイワンコフが、ゴール隅に転がっていくところを、コーナーに逃れた。同38分、エルジッチが、再び表舞台に躍り出た。エルジッチのペナルティエリア外から放ったシュートが、ニールに当たったため、GKウフク・ジェイランの判断を誤らせ、ゴールネットに突き刺さってしまった。

【ガラタサライ】ウフク・ジェイラン=アリ・トゥラン、ニール、セルヴェト、ハカン・バルタ=バルシュ(後半25分:エラーノ)、ムスタファ・サルプ、アイハン、アルダ=キーウェル、バロシュ
【ブルサ・スポル】イワンコフ=アリ・タンドーアン、オメル、ステパノフ、ヴェダーソン=ヴォルカン・シェン(後半41分:シュタイナート)、エルジッチ、ヒュセイン、オザン・イペク=バッターシャ(後半33分:ベキル)、セルジャン・ユルドゥルム(後半23分:ヌネス)




カリスマ、地に落ちる(イエニ・シャファク紙 10. 8.22)

エルンシュト(左)(ヒュリエット紙) エルハン(右)(ヒュリエット紙)  クアレスマもいる、グティもいるベシクタシュが、今季初のホームでの試合で、いいところを見せてくれるものと期待が集まっていたが、待っていたのは衝撃的なスコアだった。イスタンブル市役所スポルは、イスケンデルンとイブラヒム・アクンのゴールで、ベシクタシュを意気消沈させてしまった。

 スター選手を集め、連勝でもって今季を怒濤の如くスタートさせたベシクタシュが、トルコ・リーグ第2節、ホ−ムでイスタンブル市役所スポルに、0:2で敗れてしまった。この試合の前半、ベシクタシュは、相手に比べてより圧力を加えているように見えたが、相手のイスタンブル市役所スポルは、カウンター攻撃でゴールを模索していた。前半29分、デルガドの蹴ったフリーキックは、ゴール前にあげられ、このボールにヒルベルトが合わせたが、ボールは、バーの横を僅かに逸れて外に出て行った。同42分、イスタンブル市役所スポルの攻撃で、ルズヴァンのセンタリングに、イスケンデルンがボールに触れることができず、ベシクタシュは、大きな危機を免れた。同45分、クアレスマの蹴ったフリーキックは、相手の壁に跳ね返ったが、再度、クアレスマが、そのボールでシュートを狙ったが、ボールはGKがキャッチして、前半は、両者無得点のまま終わった。ベシクタシュは、後半に入りゴールを模索したが、逆に自身がゴールを浴びてしまった。後半12分、ホルメンのパスを、ゴール左斜め前で受けたイスケンデルンが、フェッラーリをかわした。そして、ボールを、GKジェンクが体を伸ばしても届かないゴール隅に蹴りこみ、イスタンブル市役所スポルが0:1と先制した。同14分、イスタンブル市役所スポルの攻撃で、ベシクタシュのディフェンスの裏に放り込まれたボールを、ジャンプしたイブラヒム・アクンがシュートを狙ったが、ボールはバーの傍らを逸れて外に出て行った。同20分、ペナルティエリア内に一人でボールを持ち込んだデルガドが、ゴールを狙うスペースが狭いと、ニハトにボールを出した。この難しいボールを、ニハトはシュートを狙ったが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。同34分、ノブレのパスを受けたグティが強烈なシュートを放ったが、バーの上を越えて出て行った。同45分、ベシクタシュのディフェンスの裏を取ったイブラヒム・アクンが、前に出ていたGKジェンクを頭越えにがら空きのゴールにボールを収めた。0:2。

【ベシクタシュ】ジェンク=エルハン、エルサン・アデム、フェッラーリ、イブラヒム・ウズルメズ=デルガド(後半21分:グティ)、エルンシュト、ヒルベルト(後半21分:タバタ)、クアレスマ=ニハト(後半32分:ノブレ)、ホロスコ




カイセリに響くタンゴの調べ(イエニ・シャファク紙 10. 8.21)

カンゲレ(左)(イエニ・シャファク紙)  トルコ・リーグで、前節、イスタンブル市役所スポルを撃破したカイセリ・スポルが、ホームに迎えたカルデミル・カラビュック・スポルを、アルゼンチン人選手カンゲレのあげた唯一のゴールで破り、首位に立った。

 トルコ・リーグで、カイセリ・スポルは、カルデミル・カラビュック・スポルを、1:0でくだし、2連勝を飾り首位に立った。前半4分、ウフクがコーナーキックを蹴ると、ペナルティ・エリア内でジャンプをしたアムスラシヴィリがヘディングシュートを試みたが、僅かにゴールマウスを捕らえられず外に出て行った。同7分、カラビュック・スポルが、ゴールにとっても近づいた。フローリン・チェルナトが蹴ったフリーキックのボールが、バーに当たり外に出てしまったのだ。同26分、カイセリ・スポルが、1:0と先制した。ウフクが左サイドから出したセンタリングに、カンゲレがヘッドで合わせると、ボールは、トミッチの頭上を越えていった。バーに当たったボールはゴールインしたのだ。後半2分、カンゲレの放った強烈なシュートは、相手ディフェンダーに当たり、ゴールマウスに向かったボールは、GKトミッチが、しっかりと胸に収めた。同13分、カンゲレが、相手選手2人をフェイントでかわし、ペナルティエリア内に持ち込んだ。だが、ディフェンスが、際どいところでコーナーへと逃げた。

【カイセリ・スポル】スレイマノウ、ハサン・アリ、セルダル、アムスラシヴィリ、ウフク、トゥロイシ(後半45分:セミン)、アブドラハ(後半1分:サンタナ)、カンゲレ(後半45分:アブドゥルカディル)、メフメット・エレン、ハムザ、モリッツ
【カルデミル・カラビュック・スポル】トミッチ、ビロル(後半33分:イルハン・パルラク)、メフメット、シェノル、フロリン((前半45分:アンゲロフ)、ケリム、アーモンド・チャニ、セリッチ、コスモ・デ・シルヴァ、エメニカ、ファーティフ(後半13分:フェルディ)




最大限のリスク(イエニ・シャファク紙 10. 8.20)

アレックス(左)(トルコ・サッカー連盟) セミフ(右)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、重要な選手を欠き赴いたサロニカで、前半17分、ヴィエリーナの足から生まれたゴールで先制を許してしまった。ニャンが、後半からピッチに入った。PAOKは、後半13分、10人となってしまったが、スコアを変えることができなかった。これで、フェネルバフチェは、ヨーロッパでの戦いを継続するためには、カドィキョイで、2点差での勝利が必要となった。

 チャンピオンズ・リーグでの戦いで、ヤングボーイに敗れ失ってしまったフェネルバフチェは、UEFA欧州リーグのプレーオフ第1戦を、アウェーで、フェネルバフチェ同様、チャンピオンズ・リーグ本戦へ進めなかったPAOKと戦い、1:0で敗れ、欧州リーグ参戦への戦いを、カドゥキョイでの試合に託すこととなった。前半19分、右からのブーセーのセンタリングのボールが、二アサイドにいたドス・サントスからこぼれると、ペナルティ・エリア内にいたヴィエリーナの前に転がった。ヴィエリーナが、このボールを強烈に蹴り込むと、ボールは、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さった。1:0。同22分、ドス・サントスが、ゴール左斜め前から、強烈なシュートを放った。だが、ボールは、GKクレシッチに跳ね返された。同26分、中盤のガルシアからのロングパスに、ペナルティ・エリアで追いついたヴィエリーナが放ったループシュートは、思い描いたものとは異なりバーの上を越えて出て行った。同45分、ムスリモヴィッチの放ったシュートが、がら空きのゴールに向かったが、ギョクハン・ギョヌルが、ゴールライン上でクリアして難を逃れた。後半14分、アレックスの蹴ったフリーキックは、相手GKが、際どくコーナーへと逃れた。同25分、アレックスのセンタリングを、ニャンがセルチュクに落とした。そのセルチュクが、ゴール斜め前から強烈なシュートを放ったが、GKがキャッチした。後半ロスタイム1分、パパゾグロウの放ったシュートは、僅かにゴールマウスを捕らえられず外に出て行った。同ロスタイム2分、ニャンの放ったシュートが、相手DFから跳ね返ってきたところ、そのボールを得たメフメット・トプズが、相手GKと1対1となり、シュートを放ったが、ボールは、GKに当たり跳ね返されてしまった。

                  練習で傷んだエムレ・ベレズオウルは無理をせず

 サロニカでの最終練習で、右脚上部及び腿の付け根の筋肉に異常を発生させたエムレ・ベレズオウルは、PAOK戦は出場しなかった。エムレ・ベレズオウルの治療に当たったメディカル・チームの報告に基づき、アイクト・コジャマン監督は、エムレ・ベレズオウルに無理をさせないために、PAOK戦のメンバーから外した。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、イルハン、ドス・サントス=メフメット・トプズ、クリスティアン、セルチュク(後半1分:ギョクハン・ウナル)、ジャネル・エルキン(後半1分:オゼル・フルマジュ)、アレックス=セミフ(後半1分:ニャン)




デイヴィド、放出(ヒュリエット紙 10. 8.19)

デイヴィド(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、2006-07シーズンより、フェネルバフチェのユニフォームを着てきたブラジル人選手デイヴィド・デ・ソウザを放出することとなった。

 フェネルバフチェが、Webサイト上で行った声明によると、次のようになっている。
 「本クラブのサッカー部門に、2006年以来所属していたブラジル人選手デイヴィド・デ・ソウザとの契約を解くことになった。フェネルバフチェで、100試合以上の試合に出場し、重要な役割を果たしてきてくれたデイヴィド・デ・ソウザに感謝の意を表すところである。今後、デイヴィド・デ・ソウザは、ブラジルのフラメンゴで、そのサッカー人生を続けることになる。健闘を祈りたい」。




ベシクタシュ、フェロー諸島での悦楽(イエニ・シャファク紙 10. 7.23)

ニハト(ベシクタシュ公式HP) エルンシュト(右)(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、フェロー諸島の弱小チーム相手に、第1戦同様疾風の如き活躍を見せた。前半の10分で、エクレム・ダーとニハトにより、早々と2点の優位を確保したベシクタシュは、ボボの決めた、同32分と44分のゴールで、試合を決めてしまった。後半は、まるで練習試合のようなプレーを見せていたベシクタシュは、予備選3回戦では、チェコのプルゼンと対戦することとなる。

 ベシクタシュは、UEFA欧州リーグ予備選2回戦の第2戦で、フェロー諸島のヴァイキングルとのアウェー戦を0:4で制し、同3回戦に勝ち上がった。ベシクタシュは、試合開始早々にゴールをあげた。前半3分、イスマイル・キョイバシュが、左から持ち込みセンタリングをあげると、エクレム・ダーがヘッドで合わせゴールを決めたのだ。0:1。同8分、ニハトのパスを受け、GKと1対1となったクアレスマの放ったシュ−トは、GKトゥリがパンチングで防いだ。同10分、クアレスマが左から持ち込み、ニハトの前にボールを出すと、ニハトは、GKの右斜め前から強烈なゴールを叩き込んだ。0:2。同22分、エクレム・ダーが右から出したパスを受けたボボが、右斜め前から強烈なシュートを放つと、GKはコーナーへと逃れた。同32分、デルガドの右からのセンタリングでボールを得たボボが、ベシクタシュを0:3とするゴールを決めた。同44分、クアレスマが中へ切り返したボールを、ボボが枠に放り込み、前半を0:4のスコアで折り返した。

                   後半はらしさを出せず

 後半に入るまでに、望むべき成果を得ていたベシクタシュは、後半は、自らを疲れさせない方法を執った。試合を、後半でも相手陣内で進めたベシクタシュは、パス交換でボールを支配し、まるで練習試合の様相であった。後半17分、ベシクタシュは、ゴールにとっても近づいた。ニハトが右サイドでボールを得て、相手選手をかわしペナルティエリア内に持ち込んだ。そして、枠に向かって強烈なシュートを放ったが、GKトゥリがしっかりとコーナーへと逃げた。残りの時間では、新たなゴールは生まれず、ベシクタシュは、この試合を0:4で制した。この結果、ベシクタシュは、欧州リーグ予備選3回戦で、チェコのプルゼンと対戦することとなった。その第1戦は、7月29日、アウェーで行われる。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=エルハン・ギュヴェン、ザポトッチ、シヴォク(後半1分:フェッラーリ)、イスマイル・キョイバシュ=エクレム・ダー(後半1分:オヌル・バイラムオウル)、エルンシュト(後半1分:ウーウル・インジェマン)、デルガド、クアレスマ=ニハト、ボボ




フェネルバフチェの真髄(イエニ・シャファク紙 10. 7.22)

ドイツでダービーマッチ(フェネルバフチェ公式HP) ドイツでダービーマッチ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェ対ガラタサライのダービーマッチの伝統は変わらなかった。ドイツのメンヘングランドバッハ市で行われた友好杯の一戦で、フェネルバフチェが、10人になったにも拘わらず、またしても勝った。両チームとも、完全なメンバーではなかった今季初のダービーマッチで、前半14分、セルチュクが退場処分となった。フェネルバフチェは、同34分、ドス・サントスがガラタサライを捉えた。後半は、一方的に攻めたガラタサライだったが、スコアを変えることはできなかった。

 ドイツで、今季初のトルコ・サッカーのダービーマッチとなったスポーツ・トト友好杯で、フェネルバフチェが、ガラタサライを1:0でくだした。「異郷杯」と名付けられて、このフレンドリーマッチは始まった。前半4分、ペナルティエリア付近で得たフリーキックを蹴ったアルダ・トゥランは、ダイレクトでゴ−ルを狙ったが、ヴォルカンがしっかりとコーナーへと逃げた。同14分、フェネルバフチェが10人となった。セルチュクが、アリ・トゥランに行ったチェックにイエローカードが出たが、それに文句を言って取り消しを求めたセルチュクに対して、2枚目のイエローカードが出され、退場処分となってしまった。同30分、フェネルバフチェが先制した。急展開をしたアタックで、クリスティアンがドス・サントスにパスを出した。そして、ドス・サントスが、相手選手をフェイントでかわし、素晴らしいシュートを放つとゴールが決まった。1:0。同35分、メフメット・バッタルの放ったシュートは、ヴォルカンが、がっちりと胸に収めた。後半25分、セルダル・オズカンが倒されて得たフリーキックを蹴ったアルダが、いいシュートを放ったが、ボールは枠を逸れ外に出て行った。終盤、ガラタサライが攻め立てたが結果は変わらなかった。そして、フェネルバフチェが1:0で、この試合を制することとなった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ベキル、ビリカ、イルハン、ドス・サントス=コリン・キャーズム・リチャーズ(後半18分:ジャネル・エルキン)、クリスティアン、セルチュク、ストック(後半37分:セミフ)、アレックス(後半18分:デイヴィド)=ギョクハン・ウナル(後半3分:ギョカイ)
【ガラタサライのメンバー】ウフク=アリ・トゥラン(後半1分:サブリ)、セルヴェト、ギョクハン・ザン、セルカン・クルトゥルシュ(後半1分:ハカン・バルタ)=ロリック・カナ(後半1分:アイハン)、ムスタファ・サルプ(後半36分:ジュムフル)、ムサ・チャーウラン(後半1分:バルシュ)、セルダル・オズカン(後半43分:ジャネル)=アルダ、メフメット・バッタル(後半18分:エムレ・チョラク)




イシアル・ディア、フェネルバフチェ入り(タクヴィム紙 10. 7.21)

ディア(タクヴィム紙)  ストックの獲得後、外国人選手の移籍に関しては沈黙に包まれていたフェネルバフチェが、ナンシー所属のセネガル系フランス人選手イシアル・ディアを獲得した。フェネルバフチェは、23歳のディアと4年契約を結んだのだ。

                   FWも、MFもできる

 フェネルバフチェのサポーターが首を長くして待ち望んだ移籍が実現し始めた。スロヴァキア人選手ミロスラフ・ストックを獲得したフェネルバフチェは、アイクト・コジャマン監督の求めに応じて、サイドのできる選手を確保した。フェネルバフチェは、フランスのナンシー所属のセネガル系フランス人選手イシアル・ディアを獲得したのだ。

                   両脚を自在にこなす

 フェネルバフチェの公式HPのニュースでは、次のように告知している。「我がフェネルバフチェは、ナンシー所属のイシアル・ディアを獲得した。セネガル系フランス人選手で右サイドができるイシアル・ディアと4年契約を結んだ」。この身長1.65mのセネガル人選手は、中盤の左右両サイド、FWをこなすことができる。両脚を自在にこなせるディアは、ゴールを求めるのに有力な選手として知られている。




チャンピオン、ブルサ・スポル、最初の試合は引き分け(イエニ・シャファク紙 10. 7.14)

アリ・タンドーアン(左)(ザマン紙) ブルサ・スポルvsヤギエロニア・ビアウィストク(イエニ・シャファク紙)  イランのステール・アジンの選手たちが中毒症状を起こしたために、ポーランドのヤギエロニア・ビアウィストクと対戦したブルサ・スポルは、1:1の引き分けに終わった。

 新シーズンに向けての第2次キャンプを、オーストリアのバト・タズマンスドルフ地区で行っているブルサ・スポルは、ポーランドのヤギエロニア・ビアウィストクと行った練習試合を、1:1の引き分けに終わった。イランのステール・アジンと対戦する予定でいたブルサ・スポルだったが、ステール・アジンの選手が、前日の夜、中毒症状を起こしたために、急遽、予定を変更して、当地でキャンプをはっていたヤギエロニア・ビアウィストクとの試合が組まれた。試合を通じて、圧力をかけるプレーをしていたブルサ・スポルだったが、ゴールを決められずにいると、グロスキの後半38分の素晴らしいゴールを防ぐことができなかった。しかし、ブルサ・スポルは、そのゴールの4分後、イブラヒムがゴールを決めお返しをした。1:1。エルトゥールル・サーラム監督は、試合を「綿密なプログラムの中に位置づけている。こういった試合を通じて、我々のいいところ、悪いところを確認する機会だと考えている」と語った。

【ブルサ・スポルのメンバー】ヤウズ、オメル、イブラヒム、ヴェダーソン(後半1分:ムスタファ・ケチェリ)、ラマザン、キリタ、ベキル・オザン(後半1分:エレン)、ヴォルカン・シェン(後半1分:スタイナート)、オザン・イペク(後半1分:ムハメット、後半20分:イスマイル)、バッターシャ(後半1分:アリ・タンドーアン)、トゥルガイ(後半1分:セルジャン・ユルドゥルム)




ベシクタシュの最終練習は、明日(ヒュリエット紙 10. 7.13)

シュスター監督(イエニ・シャファク紙)  ベシクタシュは、フェロー諸島のヴァイキングルと対戦するUEFA欧州リーグ予備戦2回戦の第1戦に向けて、報道陣には非公開で練習を継続している。

 ベルント・シュスター監督の指揮下で、BJKネヴザド・デミル・グランドで行われた練習は、戦術面に重点を置いたものとなった。
 この練習には、休暇を認められているフィリップ・ホロスコ、ロドリゴ・テヨ、それに、治療を受けているリュシュトゥ・レチベル、ルドゥヴァン・シムシェクとユスフ・シムシェクは加わらなかった。

                   最終練習はスタジアムで

 ベシクタシュは、ヴァイキングルと、7月15日(木)に行う試合に向けての最後の練習を、明日、BJKイノニュ・スタジアムで行う。
 午後7時開始の練習の最初の15分間が、報道陣に公開されること、そして、午後8時10分には、シュスター監督が記者会見を行うことになっている。




ベルギーに飛ぶ(ファナティック紙 10. 7.12)

グイサ(ファナティック紙) オゼル・フルマジュ(ヒュリエット紙)  22人の選手団で、ベルギー・キャンプに向かうフェネルバフチェは、グイサ、オゼル・フルマジュ、ギョクハン・ギョヌル、ウーウル・ボラルは、イスタンブルに残していく。

 第1次キャンプを打ち上げたあと、2日間の休暇を得たフェネルバフチェの選手たちは、本日、特別機でベルギーへ向かう。午前10時30分発の飛行機でブリュッセルに向かうフェネルバフチェ選手団は、ブリュッセルからヘンクへ向かうことになっている。グイサ、オゼル・フルマジュ、ギョクハン・ギョヌル、ウーウル・ボラルを欠く22人の選手団には、ヴォルカン・デミレル、ヴォルカン・ババジャン、メルト、エルトゥールル、ビリカ、ベキル、イルハン、オンデル・トゥラジュ、ドス・サントス、エムレ・ベレズオウル、クリスティアン、セルチュク、メフメット・トプズ、コリン・キャーズム・リチャーズ、デイヴィド、セミフ、ギョクハン・ウナル、ジャネル・エルキン、ギョカイ、オカン、ハサン、ベルク・エリテズが含まれる。




ガラタサライ、プールセン移籍でユベントスと合意に達す(ヒュリエット紙 10. 7.11)

プールセン(ヒュリエット紙)  サンダーランドからロリック・カナを獲得したガラタサライが、ユベントスからプールセン獲得が間近であると言われている。

 トゥットスポルの伝えるニュースによると、ガラタサライがユベントスと合意に至り、プールセン移籍についての最終決定が、今週中に行われるということだ。
 一般に知られているように、プールセンは、昨季、フェネルバフチェが獲得を目指したと言われているが、プールセンの妻がイスタンブルに行くことを望まず、その移籍は陽の目を見なかったということがあった。




ザポトッチもユスフも欠く(ヒュリエット紙 10. 7.10)

ザポトッチ(サバハ紙) ユスフ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、7月15日と22日に、フェロー諸島のヴァイキングルと対戦するUEFA欧州リーグ予備選2回戦を前にして、昨夜、UEFAに提出した選手リストには、ヒルベルトとフィンクの名前がないことが明らかになった。

 ベシクタシュの出したリストには、この他、ザポトッチとユスフの名前もないということだ。
 28人の選手名が記載されたリストには、故障中のルドゥヴァンの名前が入っており、また、外国人選手は9人が名前を連ねていることから、ベシクタシュは、外国人選手を、もう一人獲得するつもりである可能性が高まってきている。
 ベシクタシュは、レアル・マドリードを離れることになったグティと、大筋で合意に達していると言われているため、10人目の外国人選手はグティと考えられている。
 また、ベシクタシュが、1ヶ月前に契約を結んだところのヒルベルトの選手登録を出さなかったことで、ヒルベルトを見限ったと考えられている。




トラブゾン・スポル、無得点でスタート(ファナティック紙 10. 7. 9)

ガブリッチ(上)(トラブゾン・スポル公式HP) ジェイフン・ギュルセラム(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  新シーズンに向けての準備として、ガジアンテップ・スポルと練習試合を行ったトラブゾン・スポルのシェノル・ギュネシュ監督は、全選手に出場の機会を与えた。だが、結果は無得点に終わり、同監督の思い通りにはいかなかった。

 新シーズンに向けての準備を、ウスパルタ・ダヴラズで続けているトラブゾン・スポルが、最初の練習試合をガジアンテップ・スポルと行い、両者無得点の引き分けに終わった。シレネ・ホテル付属グランドで行われたこの試合では、同監督は、全選手に出場の機会を与えた。GKオヌルだけが、90分フルで出場したこの試合に、バルシュ・アテシュ、グロワキ、ムスタファ、カレ、ヤッターラ、セゼル、セルチュク・イナン、ムラト、アランジーニョ、テオフィロを、先発メンバーとしてピッチに送り出した同監督は、後半になると、他の選手に出場の機会を与えたが、後半42分、バルシュ・アテシュを再びピッチに送り出した。

                   テオフィロ、見通しが悪い

 この試合、優位に試合を進めたトラブゾン・スポルにあって、テオフィロが、3度にわたって絶好機を逸した。ガジアンテップ・スポルでは、新加入のエムレ・ギュンギョルとヤルチュン・アイハンが出場の機会を得た。試合終了まで残すところ僅かというところで、好機を逸したあと主審に文句を言ったブラク・ユルマズに対し、同監督は、かなり大きな怒りを表していた。

【トラブゾン・スポルのメンバー】オヌル=バルシュ・アテシュ(後半1分:ギライ)、グロワキ(後半1分:エゲメン)、ムスタファ・ユムル、カレ(後半1分:フェルハト)=ヤッターラ(後半1分:バルシュ・メミシュ)、セゼル(後半1分:コルマン)、セルチュク・イナン(後半1分:ジェイフン・ギュルセラム)、ムラト(後半1分:ブラク・ユルマズ)=アランジーニョ(後半1分:ガブリッチ)、テオフィロ(後半1分:ウムト・ブルト)




ロリック・カナ、ガラタサライ入り(イエニ・シャファク紙 10. 7. 8)

ロリック・カナ(イエニ・シャファク紙)  ガラタサライが、イングランドのサンダーランド所属のMFロリック・カナと、4年契約を結ぶことになったことを公表した。

 ガラタサライが、イングランドのサンダーランド所属のアルバニア人MFロリック・カナと、移籍に関して合意に達した。
 ガラタサライは、自身のウエブ・サイトで、ロリック・カナと4年契約で合意に達したと公表した。
 ガラタサライ側の公表では、ロリック・カナは、サンダーランドへ450万EUROの移籍金で移籍が行わられ、その移籍金は、2012年までに分割で支払わられると明らかにされた。
 また、ロリック・カナには、2010-2011、2011-2012、2012-2013、2013-2014シーズンには、年俸200万EURO+出場給として7500EUROが支払われるということだ。
 1983年7月27日生まれのロリック・カナは、昨季の初めに、イングランド・プレミア・リーグのサンダーランドに、600万EUROで移籍してきて、そこで、35試合に出場している。




ベシクタシュ、2部リーグのチームに掴まる(ブギュン紙 10. 7. 7)

クアレスマ(左)(ベシクタシュ公式HP) ボボ(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、ヨーロッパでのキャンプの最終日、オーストリア2部リーグのSVグレーディヒと対戦した。

 新シーズンに向けての準備を、オーストリアで続けているベシクタシュが、キャンプの最終日、オーストリアの2部リーグのSVグレーディヒと試合を行い、2:2の引き分けに終わった。ベシクタシュのゴールは、ボボの放ったものである。
 ウンタースベルク・スタジアムで行われた試合を観戦した在外トルコ人のグループが声援を送り、選手たちを支えていた。ベシクタシュは、ハカン・アルクン、エルハン・ギュヴェン、イブラヒム・トラマン、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ、ファビアン・エルンシュト、アリ・クチク、ニハト・カフヴェジ、ボボ、デルガド、クアレスマという先発メンバーで試合に臨んだ。
 ホームのSVグレーディヒが、前半9分、1:0と先制したが、ベシクタシュは、クアレスマが、ペナルティ・エリア内で倒されて得たPKを、ボボが決め、同23分、1:1の同点に追いついた。そのボボが、クアレスマのセンタリングに合わせて、同43分、自身にとっても、チームにとっても2点目となるゴ−ルを決めた。そして、1:2というスコアで、ベシクタシュがリードをして、前半が終わった。
 ベシクタシュは、後半には、ジェンク・ギョネン、エクラム・レシュメン、フェッラーリ、ザポトッチ、イスマイル・キョイバシュ、ジュマリ・ビシ、ヒルベルト、タバタ、ネジプ・ウイサル、ノブレ、エルカン・カシュというメンバーで臨んだ。
 後半には、SVグレーディヒが1点をあげただけであった。後半28分、ジュキッチが、2:2となるゴールをあげたのだ。そして、そのスコアのまま、試合は終わった。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン(後半1分:ジェンク・ギョネン)=エルハン・ギュヴェン(後半1分:エクラム・レシュメン)、イブラヒム・トラマン(後半1分:ザポトッチ)、シヴォク(後半1分:フェッラーリ)、イブラヒム・ウズルメズ(後半1分:イスマイル・キョイバシュ)=デルガド(後半1分:ネジプ・ウイサル)、ファビアン・エルンシュト(後半1分:ジュマリ・ビシ)、アリ・クチク(後半1分:ヒルベルト)、クアレスマ(後半1分:エルカン・カシュ)=ニハト・カフヴェジ(後半1分:タバタ)、ボボ(後半1分:ノブレ)




フェネルバフチェ、ウーウル・ボラル・ショック(ヒュリエット紙 10. 7. 6)

ウーウル・ボラル(ファナティック紙)  新シーズンに向けて準備を続けているフェネルバフチェに、ウーウル・ボラル・ショックが駆け抜けた。

 報道陣に非公開で行われた昨日の練習で、左膝に痛みを感じ、練習を途中で切り上げたウーウル・ボラルの半月板が損傷しており、明日、手術を受けることが明らかにされた。ウーウル・ボラルは、手術後、少なくとも1ヶ月はピッチに立てないことも明らかにされた。

                    ウーウル・ボラルは、2月にも手術をしている

 ウーウル・ボラルは、昨季、大きな故障に悩まされた。そして、2月10日には手術を受けている。フェネルバフチェが、ブルサ・スポルと戦ったトルコ杯準々決勝第1戦で、左膝を傷めたウーウル・ボラルが受けた手術で、左膝の前十字筋と半月板の再生が行われた。
 昨季、この手術を受けたあと、シーズンを棒に振り、約5ヶ月間、サッカーをすることができなかったウーウル・ボラルは、明日受ける手術のあと、少なくとも1ヶ月、手当を受けなければならないことが明らかにされた。




ガラタサライ、ピッチに立つ(ファナティック紙 10. 7. 5)

ライカ−ルト監督(ヒュリエット紙)  ガラタサライが、2010-2011シーズンに向けての最初の練習を、本日、フランク・ライカールト監督指揮下で行った。

 フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドでの最初の練習で、サポーターたちの目は新加入の選手だ。サポーターにも開放された最初の練習で、ガラタサライのサポーターは、選手たちを放ってはおかなかった。サポーターの声援を受けた選手たちは、本日2回目の練習を、夕方に行う予定である。ガラタサライは、新シーズンに向けての準備を進めるために、7月11日(日)、オランダに向かう予定である。

 この最初の練習には、ガラタサライの新加入選手ムサ・チャーウラン、チャーラール・ビリンジ、セルダル・オズカン、メフメット・バッダル、アリ・トゥランが加わり、更に、放出が言われているアルゼンチン人GKレオ・フランコも参加していた。フランク・ライカールト監督指揮下で行われた練習の前に、選手たちは、マスコミの写真撮影に応じた。一部の選手たちは、メディカル・チェックのためにピッチを離れたが、残りの選手たちは、ランニングを行ったあと、ストレッチ運動を行っていた。




ベシクタシュ、持ち味を出せず(NTV 10. 7. 4)

イブラヒム・トラマン(右)(ベシクタシュ公式HP) クアレスマ(右)(ベシクタシュ公式HP)  新シーズンに向けての準備を、オーストリアで続けているベシクタシュが、最初の練習試合を、アゼルバイジャンのネフティチ・バクーと行い、1:1の引き分けに終わった。

 ベシクタシュが、2010-2011シーズン開幕を前にしてキャンプを張っているオーストリアのポンガウで、最初の練習試合を、アゼルバイジャンのネフティチ・バクーと行った。ビショフホーフェン・スタジアムで行われた試合は、1:1の引き分けに終わった。
 バクーのゴールは、前半23分、アビスヘフの足から生まれたが、ベシクタシュはと言えば、後半の圧力が効いて、後半38分、エルカン・カシュがゴールを奪い、これに対抗した。
 ベシクタシュの新加入選手リカルド・クアレスマとロベルト・ヒルベルトの二人が、初めてベシクタシュにユニーフォームを着て試合に臨み、また、昨季は、故障でピッチを遠ざかっていたマティアス・デルガドが、約1年ぶりに、ベシクタシュの試合に登場した。
 大きな期待を受けて、ベシクタシュ入りしたクアレスマは、まだまだ仕上がってはいるとは見えず、同じく、新加入のヒルベルトも、目立った動きを見せることができなかった。
 この試合を、ユルドゥルム・デミレーレン理事長、及び幾人かのベシクタシュの理事が観戦した。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ(後半1分:ハカン・アルクン)=エクレム・ダー(後半1分:エルハン)、イブラヒム・トラマン(後半1分:シヴォク)、ザポトッチ(後半1分:フェッラーリ)、イスマイル・キョイバシュ(後半1分:イブラヒム・ウズルメズ)=アリ(後半1分:ヒルベルト)、フィンク(後半1分:ニハト)、ウーウル・インジェマン(後半1分:エルンシュト)、タバタ(後半1分:デルガド)、クアレスマ(後半1分:エルカン)=ノブレ(後半1分:ボボ)




このような貪欲さというのは見たことがない(イエニ・シャファク紙 10. 7. 3)

ボボ(ベシクタシュ公式HP) ノブレ(ファナティック紙) シュスター監督(イエニ・シャファク紙)  ベシクタシュの選手たちが、目に止まるようにと見せたプレーぶりに、シュスター監督を喜ばせている。同監督は喜んで、「長年、サッカーに係わってきた。こんなにも貪欲な選手の一団を見たことがない」と述べた。

 新シーズンに向けてオーストリア・キャンプをはって準備に余念のないベシクタシュで、選手たちは、濃密な練習計画に応え、テンポアップしてきているが、これが、ベルント・シュスター監督をして、大変喜ばせている。選手たちは、高い気温、濃密な練習計画にも拘わらず、意欲的であることが、同監督を驚かせているのだ。選手たちの練習ぶりに触発された同監督は、「長年、サッカーに係わってきた。こんなにも貪欲な選手の一団を見たことがない」と述べた。選手たちの貪欲さは、新監督に、自分をアピ−ルしたがっているところに由来しているのだ。というのも、オーストリア・キャンプは、同時に、新シ−ズンに向けての生き残りがかかっているのだ。同監督は、理事側との会談で、オ−ストリア・キャンプで選手を観察し、それに基づいてレポートを、理事会に提出するとまとまったのだ。同監督は、最初の観察で、FW陣の強化が必要との見解に達し、ボボとノブレを歓迎していないのだ。手術をしたために、1ヶ月間はプレーのできないボボのプレーぶりを、替わりに映像で観た同監督は、理事会に、FWの必要性を訴えたのだ。選手獲得のため動いている理事会側も、外国人選手獲得も、この方向で動き、1週間以内に、望むべき結果を導き出したと考えている。




ブルサ・スポルにアルゼンチン人選手(イエニ・シャファク紙 10. 7. 2)

エクトル・シュタイナート  バッターシャの横にとインスアを獲得したチャンピオン、ブルサ・スポルが、ラシン・クラブのアルゼンチン人のサイドができる選手エクトル・シュタイナート(24)を獲得した。

 ブルサ・スポルの新外国人選手は、アルゼンチンずいている。既に在籍しているバッターシャの横にとインスアを獲得したブルサ・スポルが、今度は、エクトル・ダミアン・シュタイナートを獲得したのだ。アルゼンチン・リーグのラシン・クラブ所属の24歳のエクトル・シュタイナートは、右サイドのできる選手だ。身長1.76mで、ゴールに迫る効果的な動きのできるシュタイナートは、2004-2009年に所属したニューウェル・オールドボーイズでは、73試合に出場し5ゴールを記録している。2004年には、ニューウェル・オールドボーイズで、アルゼンチン・リーグの優勝を経験しているシュタイナートは、昨季は、ラシン・クラブで活躍した。だが、ここではあまりいいシーズンを送れなかったシュタイナートは、僅か7試合にしか出場せず無得点に終わった。アルゼンチンのマスコミに談話を発表したシュタイナートは、チャンピオンズ・リーグでプレーできることを楽しみにしていると述べている。




ヤッターラ主将、際立つ(イエニ・シャファク紙 10. 7. 1)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙) ヤッターラ(ファナティック紙) コルマン(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルで、シェノル・ギュネシュ監督により、主将に任命されたヤッターラが、選手たちに対してリーダーシップを発揮し始めた。練習中は、チームメイトを奮い立たせる言葉掛けをし、経験豊かなコーチ陣とも継続的に対話を行っているヤッターラは、新シーズンでキャプテンマークを着けるのが待ちきれないようである。ヤッターラは、自身が主将に指名されたことは驚くべきことだと言い、「もう、トラブゾン・スポルに入って8年になる。だから、キャプテンマークを付けるのは当然のことと考えている。主将であることが、僕のプレーを上達させる動機付けになっている」と語った。

                    孤独な男、コルマン

 入ってくる移籍の誘いかけで、頭の中が混乱しているコルマンは、練習では孤立した行動を執っている。トラブゾン・スポル理事会が、より高い移籍金を得ようとしているため、フランスのトゥールーズやポルトガルのポルトは、コルマン側と、代理人を介して交渉を続けているところだ。




シュスター監督より通信簿(イエニ・シャファク紙 10. 6.30)

シュスター監督(イエニ・シャファク紙)  ベシクタシュで、ディフェンスではフェッラーリとシヴォク、中盤ではエルンシュトとフィンクという組合せを評価しているシュスター監督は、特にFW陣に関して内容の詰まったレポートを準備している。

 新シーズンに向けての準備をオーストリアで行っているベシクタシュで、選手たちは、そのプレーぶりを観察されている。ベルント・シュスター新監督は、一方では選手たちを知るということに精を出しているが、もう一方では、選手たちのプレーぶりを観察しているのだ。特に、外国人選手獲得に関し、シュスター監督のレポートに基づき決断を下されるので、全選手が、監督の目に入るようにと、持てる力を示すように努めているところだ。フェッラーリとシヴォクを軸としたディフェンス面と、エルンシュトとフィンクを軸とした中盤を気に入っている同監督は、FWに関しては、その目は厳しいものとなってくる。同監督が、ボボとホロスコのプレーぶりを十分だと見なかった場合には、FWの強化ということが求められることが考えられる。スペイン人選手グティやブラジル人選手ロビーニョの名前が、この間ずっと、ベシクタシュでは上がっている。一方、ユルドゥルム・デミレーレン理事長は、毎年恒例のキャンプ訪問を行うことになっている。チーム関係者と会食をすることになっている同理事長は、監督とトップ会談を行う手筈となっている。




チャンピオン、ピッチに立つ(ファナティック紙 10. 6.29)

エルトゥールル・サーラム監督(ファナティック紙) インスア(ファナティック紙)  ブルサ・スポルが、新シーズンに向けての練習を、昨日、開始した。サポーターの熱い声援を背にピッチに降り立ったブルサ・スポルに、新加入のインスアが、初めてチームに合流して練習を行った。

 2009-2010シーズン、トルコ・リーグで優勝を飾り、トルコのクラブで、5つ目の優勝クラブとなったブルサ・スポルが、新シーズンに向けての練習を、昨日、開始した。オズルジェ・グランドで、サポーターにも公開されて行われた練習で、サポーターから大きな関心を集めていたブルサ・スポルの選手たちは、新シーズンに向けて意欲的な談話を表明していた。オメル主将は、「いい準備をして、トルコ・リーグで、チャンピオンズ・リーグで、いい結果を残したい」と語った。今季、最も注目を集める移籍となったアルゼンチン人選手フェデリコ・インスアも、この最初の練習にも準備が整っていた。インスアは、「チームになじんで、ブルサ・スポルの新たな成功を生みたい」と述べていた。




セミフ・シェンテュルク、鮮やかな展開(タクヴィム紙 10. 6.28)

セミフ(ファナティック紙)  フェネルバフチェのゴールゲッター、セミフ・シェンテュルクが、トルコ・サッカー連盟に提訴していた、フェネルバフチェにより法外な契約延長を行われているとの申し出を撤回した。

 この度辞任したクリストファー・ダウム前監督により、控えに置かれ、昨季は、ほとんど出場機会を見出し得ず、「ダウムがいるならば、オレは、フェネルバフチェにはいないよ」と言っていたセミフが、ダウム監督が更迭され、アイクト・コジャマンが新監督に就任したために、トルコ・サッカー連盟への提訴を撤回した。
 セミフの、この撤回については、アイクト・コジャマン新監督が、大きな役割を果たしたということだ。これにより、セミフは、2011年5月31日まで、フェネルバフチェのユニフォームを着ることとなった。




キング・アイクト(イエニ・シャファク紙 10. 6.27)

アイクト・コジャマン(NTV)  クリストファー・ダウム監督を解任したフェネルバフチェで、新たにアイクト・コジャマン政権がスタートした。1年のオプションを含む2年契約に調印したコジャマンは、今後2年間の最高権限を担うことになった。来る月曜日にピッチに立つコジャマン新監督は、それで、新業務の開始となる。サポーターの68%は、この決定を支持している。

 昨季、スポーツ・ディレクターとして、久方ぶりに古巣に戻ったアイクト・コジャマンが、ついにピッチに立つことになった。昨季の最終戦のトラブゾン・スポル戦で、優勝を逃したあと、クリストファー・ダウム監督を解任する決定をし、長期に渡り違約金交渉がまとまらず、その地位にあった同監督との交渉がまとまり合意に達したのだ。この結果を受けて、フェネルバフチェ理事会は、新監督として考えていたスポーツ・ディレクターのアイクト・コジャマンと交渉を行い、その結果、1年のオプションを含む2年契約で合意に達したのだった。




ベシクタシュ、オーストリアに移動(ヒュリエット紙 10. 6.26)

クアレスマ ウーウル・インジェマン(ヒュリエット紙)  新シーズンに向けての準備を、イスタンブルで始めたベシクタシュが、海外キャンプに向けてオーストリアに移動した。

 トルコ航空便で、15時30分頃、ミュンヘンに向けて出発したベシクタシュの選手団は、ミュンヘンから車で、キャンプ地のオーストリアのパンガウ地方のザンクト・ヨハン市に移動した。ベシクタシュの新加入のクアレスマは、アタテュルク空港で、サポーターより大きな関心を寄せられていた。

                    とりあえずは移籍はなし

 旅立つ前に、報道陣の質問を受けたベシクタシュ・サッカー委員会委員長セルダル・アダルは、選手強化に関して、次のように答えた。「とりあえずキャンプが終わるまで、移籍に関する動きはないだろう。グティやロビーニョの移籍なんてことは話したこともない」と述べた。

                    新シーズンに向けての準備を整える

 新シーズンには、サポーターたちに違うベシクタシュを見せることになるだろうと言うウーウル・インジェマンは、「当地で、いいキャンプを行って、新シーズンに間に合わせたいと考えている。自分にとっても、いい準備の期間になるはずだ。新加入選手は、とっても重要な選手たちだ。皆、一緒になって、ベシクタシュが好成績をあげられるよう願っている。監督の指示に従って、試合にいい状態で臨めるようにしたい」と語った。




ベシクタシュ、雨中練習(ファナティック紙 10. 6.25)

シュスター監督(ヒュリエット紙)  新シーズンに向けての準備に余念のないベシクタシュは、本日の練習は雨の中の練習となった。

 ベルント・シュスター監督の指揮下、BJKネヴザト・デミル・グランドで、練習を行ったベシクタシュの選手は、まず、テンポの良い短距離走で始めた。その後、コンディション調整に重点を置いた練習に移り、次いで、様々なパス練習やシュ−ト練習を行い、最後は、試合形式で戦術練習を行って、午前の練習を切り上げた。
 この練習には、代表に選出されているホロスコ、テヨ、また、休暇を認められているイブラヒム・トラマン、ニハト・カフヴェジ、シヴォク、そして、故障を発生させているルドゥヴァン、エクレム・ダー、ユスフに、風邪をひいているボボが不参加だった。
 ベシクタシュの練習は、本日の午後6時から、また、明日の午前10時からの練習は、マスコミには非公開で行われる。




ジャネル・エルキンがフェネルにやって来る(ヒュリエット紙 10. 6.24)

ジャネル・エルキン(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、昨季、レンタル移籍でガラタサライでプレーしたジャネル・エルキン、及び、CSKAモスクワと、移籍に関して基本的合意に達した。

 クリストファー・ダウムとの間にあった問題ゆえ、なかなか監督問題が解決しなかったフェネルバフチェだったが、移籍に関しては留まっていたわけではない。チェルシーからスロヴァキア人選手ミロスラフ・ストックを獲得して、左サイドを強化したフェネルバフチェは、同じサイドの選手を、もう一人獲得した。昨季、レンタル移籍でガラタサライに所属したジャネル・エルキンと、移籍に関して合意に達したフェネルバフチェは、移籍を実現するために、所属クラブのCSKAモスクワとも合意に達したということだ。
 今月の初旬より、CSKAモスクワと交渉を始めていたフェネルバフチェは、ジャネル・エルキンの移籍金として300万EUROで合意に達したということが明らかになった。ジャネル・エルキン及びCSKAモスクワ側との間に残る僅かの問題を片づけたあとに、調印の運びとなる。




エムレ・ギュンギョル、ガジアンテップ・スポル入り(ファナティック紙 10. 6.23)

エムレ・ギュンギョル(ファナティック紙)  ガラタサライの若きディフェンダー、ウーウル・ウチャルのアンカラ・グジュへの移籍に次いで、エムレ・ギュンギョルも、ガジアンテップ・スポルへ移籍することが明らかにされた。

 ガラタサライが行った談話で、「プロフェッショナルな選手エムレ・ギュンギョルが、ガジアンテップ・スポルに移籍することになった。エムレ・ギュンギョルには、我がクラブに為してくれたパフォーマンスに感謝の意を表したい。今後のサッカー人生が、うまく運ぶようにと祈っている」と述べられた。
 また、他の情報により、ガジアンテップ・スポルが、ガラタサライに、エムレ・ギュンギョルの移籍に対し、200万TL支払うということが明らかにされた。




ベシクタシュ、ヒルベルトと3年契約(ブギュン紙 10. 6.22)

ヒルベルト(ヒュリエット紙)  ベシクタシュが、新シーズンに向けて、選手強化を続けている。

 ベシクタシュが、昨季はドイツのシュトゥットガルトに所属したドイツ人選手ロベルト・ヒルベルトとの3年契約に調印した。
 ヒルベルトが、BJKネヴザド・デミル・クラブハウスで、強化委員長セルダル・アダルと同委員会委員ジェンギズ・ズリュフィカルオウルの用意した調印式で、ベシクタシュとの3年契約に調印した。
 セルダル・アダルの、この調印式で行った談話で、ロベルト・ヒルベルトと3年契約を結んだと述べ、「これから3年間、ベシクタシュで活躍してくれるだろう。うまくいくことを願ってます」と語った。
 ロベルト・ヒルベルトは、トルコの最も偉大なクラブにやって来たと言い、「ここに来て幸せ者だ。ベシクタシュで、多くのことをやり遂げたいと思っている。ベシクタシュでの僕のプレーが、大きくなると信じている」と述べた。
 自分の最もいい友だちはトルコ人だと言うヒルベルトは、生まれたところは多くのトルコ人が住んでるところだったと言い、だからトルコの文化については良く知っていると述べた。
 ドイツでは、エルセン・マルティンの住まいの近くに住んでいたと言うヒルベルトは、トルコ人選手の中では、ハカン・シュクルとリュシュトゥ・レチベルについては、良く知っていると語った。




今、契約更改のとき(NTV 10. 6.21)

ネジプ(ファナティック紙) ハカン・アルクン(ベシクタシュ公式HP)  クアレスマの調印を済ませ、ヒルベルトをイスタンブルの招き入れたベシクタシュは、契約更改でも、ネジプ・ウイサルとハカン・アルクンとの間でも調印にこぎつけた。

 ベシクタシュは、若きネジプ・ウイサルと4年の契約を新たに結んだ。
 ベシクタシュ側が明らかにしたところによると、ベシクタシュとネジプ・ウイサルとに結ばれていた2011年5月31日までの契約を、2014-2015シーズンまで延長したということだ。
 この契約で、ネジプ側には、2011-2012シーズンでは40万TL、2012-2013シーズンには45万TL、2013-2014シーズンには50万TL、2014-2015シーズンには55万TLの年俸が支払われるということだ。
 また、この年俸とは別に、試合出場給として1万5千TLが渡されることが明らかにされた。

                    ハカン・アルクンとも3年の契約延長

 また、ベシクタシュは、既に3年の契約延長で合意に達していたGKハカン・アルクンとの正式な調印を行った。
 ベシクタシュ側が明らかにしたところによると、ハカン・アルクンとは、2012-2013シーズン終了まで契約を延長したということが明らかにされた。
 明らかになったところによると、ハカン・アルクンは、2010-2011シーズンには、130万TLの年俸プラス7千5百TLの出場給、2011-2012シーズンでは160万TLの年俸、2012-2013シーズンには160万TLの年俸プラス1万TLの出場給が支払われるということだ。




エスキシェヒル・スポル、アルジェリア・コネクション(ファナティック紙 10. 6.20)

カリム・ジアニ アンター・ヤヒア(ファナティック紙)  カリム・ジアニとの契約を完了するために、W杯の終了を待っているエスキシェヒル・スポルは、更に義兄弟のアンター・ヤヒア獲得に向けて行動を開始した。

 新シ−ズンに向けて、メンバー強化に努め出しているエスキシェヒル・スポルは、「アルジェリア=トルコ=ドイツ」を軸として動きを続けている。ドイツのヴォルフスブルク所属のカリム・ジアニと概ね合意に達しているエスキシェヒル・スポルは、カリム・ジアニが、アルジェリア代表として参戦しているW杯を終わって、南アフリカから戻ってくるのを待っているところだ。エスキシェヒル・スポル側は、ジアニの姉妹と結婚していて、ジアニ同様、ドイツのブンデス・リーガのボーフム所属のアルジェリア人選手アンター・ヤヒアを獲得するために努め始めている。義兄弟ヤヒアとともに、アルジェリア代表として、先日、南アフリカでイングランドと戦い、いいプレーを見せたジアニの状態は、ここ数日の間に明らかになるものと思われる。

                    移籍金が厄介

 アルジェリア代表とともに、南アフリカに参戦している2選手の移籍金に、手を焼いている。アンター・ヤヒアの場合は350万EURO、カリム・ジアニの場合は、400万EUROだということが明らかになっている。




アリ・ビルギン、カイセリ・スポル入り(ヒュリエット紙 10. 6.19)

アリ・ビルギン  カイセリ・スポルは、グルジア人ストッパー、アレクサンデル・アミスラスヒヴィリと、フェネルバフチェとの契約が満了したアリ・ビルギンを獲得した。

 カイセリ・スポルの公式HPに明らかにされたものによると、フェネルバフチェとの契約が満了したアリ・ビルギンと、2年の契約が行われた。
 かつてドイツのエッセンとデュイスブルク、また、アンタルヤ・スポルに所属したことのある29歳のMFアリ・ビルギンが、カイセリ・スポルとの2年契約に調印したことが明らかにされた。
 カイセリ・スポルは、また、ロシア・プレミア・リーグ所属のスパルタク・ナリチクのグルジア人ストッパー、アレクサンデル・アミスラスヒヴィリをも獲得した。グルジア代表選手で、28歳のこのディフェンダーは、カイセリ・スポルと、2年契約を結んだ。




ブルサ・スポル、インスアを獲得(イエニ・シャファク紙 10. 6.18)

インスア(ファナティック紙)  新シ−ズンでは、トルコを代表してチャンピオンズ・リーグに参戦するブルサ・スポルが、ヴェダーソンに次いで、昨日、二人目の移籍を実現させた。ブルサ・スポルは、昨日、トルコ入りさせたアルゼンチン人MFフェデリコ・インスアと、2年契約を結んだのだ。メディカル・チェックを受けたあと、オズルジェ・クラブハウスで契約書に調印した、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズから移籍してきたインスアの年俸は150万EUROだ。インスアは、この内40万EUROを、前払いとして受け取る。1980年1月生まれのインスアは、ここまで次のクラブに所属していた。2002-2003、インディペンディエンテ(56試合出場 14得点)、2003-2004、マラガ(31試合出場 3得点)、2004-2005、インディペンディエンテ(35試合出場 9得点)、2006-2007、メンヘングランドバッハ(32試合出場、2得点)、2007-2008、クラブ・アメリカ(30試合出場 5得点)、2008-2009、ネカサ(16試合出場 2得点)、2009-2010、ボカ・ジュニアーズ(12試合出場 3得点)。




フェネルバフチェ、引き続きダウム監督に任せる(イエニ・シャファク紙 10. 6.17)

ダウム監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェのクリストファー・ダウム監督は、クラブ側と行った会談のあと、引き続き監督の任を託されたとの談話を発表した。

 フェネルバフチェを去るということが日程に上っていたクリストファー・ダウム監督は、フェネルバフチェ側との会談に臨んだ。
 イスタンブルに、昨晩入った同監督は、自らの立場を明確にするために、フェネルバフチェ側との会談に臨んだ。
 昨季、トルコ・リーグで、フェネルバフチェを2位に導いたが、優勝を、ブルサ・スポルにさらわれてしまった同監督は、この行われた会談ののち、フェネルバフチェの監督を、引き続き任されるということになったと語った。




グロワキ、調印(ヒュリエット紙 10. 6.16)

アルカディウス・グロワキ(ザマン紙)  トラブゾン・スポルが、ポーランドのウィスラ・クラコフから獲得したアルカディス・グロワキが、昨日行われた調印式で、1年のオプション付き3年契約に調印した。

 トラブゾン・スポルのサッカー部門責任者イフサン・アリオウルは、この調印式で、31歳のグロワキは、新シーズンでは背番号4を付けると発表した。

                    ギュネシュ監督は実績のある監督

 プレースタイルの特徴を、チームに貢献するプレーができることと説明したグロワキは、更に続けて、「トルコでは、どのクラブがビッグで、どのような選手がいるかを知っている。シェノル・ギュネシュ監督は、トルコ・サッカーにとって、とっても実績を残している監督だということも解っている。トラブゾン・スポルのようなビッグクラブの一員になれたことに喜んでいる。そして、このビッグなクラブで、自分自身を開花させたいと願っている」と語った。




2つの朗報と2つの悪い知らせ(ファナティック紙 10. 6.15)

オゼル・フルマジュ(NTV) ギョクハン・ギョヌル(ファナティック紙)  昨季、ケガ人と出場停止で頭を痛めたフェネルバフチェは、シーズンの終わりには、大きな落胆につつまれて優勝を逸した。

 多くの故障者を抱えていたフェネルバフチェで、前半戦、脚の十字靱帯の手術を受けたウーウル・ボラルは、新シーズンには、チームに合流して練習を開始できる。これと並び、昨季の終盤、脚の裏の筋肉に肉離れを起こし出場できなかったドス・サントスも、チームとともに新シーズンを迎えることができる。だが、オゼル・フルマジュとギョクハン・ギョヌルは、シ−ズンの開幕には間に合わない。しかも、この二人は、チャンピオンズ・リーグ予備戦にも出場が難しい。




セルジャン・ユルドゥルム、ベシクタシュ入り(ヒュリエット紙 10. 6.14)

セルジャン・ユルドゥルム(ファナティック紙) ザポトッチ(ファナティック紙) ホロスコ(イエニ・シャファク紙)  ベシクタシュは、新監督に、世界的に有名なシュスターを起用したあと、昨日の午後、ポルトガル人スター選手クアレスマの獲得が決まった。

 ベシクタシュは、これで満足したわけではなかった。今度は、ビッグクラブが獲得を目指していたブルサ・スポルのスター選手セルジャン・ユルドゥルム獲得を終えた。
 ベシクタシュは、セルジャン・ユルドゥルム獲得に対し、ブルサ・スポルに、ホロスコとともに、昨季、ブルサ・スポルへレンタルされていたザポトッチ、プラス300万EUROが与えられる。
 この移籍については、まもなく公表されるものと思われる。




クアレスマ、ベシクタシュ入り(NTV 10. 6.13)

クアレスマ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、リカルド・クアレスマと、移籍について基本的合意に達したと発表した。

 ベシクタシュは、長きに渡って獲得を目指していたポルトガル人選手リカルド・クアレスマと、基本的合意に達したと発表した。
 以前、ベシクタシュは、クアレスマ移籍を目指していながらも結果を出せないでいたこと、及び、クアレスマも、トルコに来たがっていないことが明らかにされていた。
 クリスティアーノ・ロナルドとともに、ポルトガルのサッカー選手の中で、最も偉大なスター選手と考えられている27歳のクアレスマは、ポルトでの成功のあと、イタリアに赴いたが、望むべき結果を出せなかった。




アンタルヤ・スポル、デニズと合意(ザマン紙 10. 6.12)

デニズ(イエニ・シャファク紙)  フェネルバフチェの代表選手デニズ・バルシュが、アンタルヤ・スポルとの2年契約に調印した。

 アンタルヤ・スポルのハサン・アクンジュオウル理事長は、トルコ代表として、何年もの間ユニフォームを着てきた、そして、直近まではフェネルバフチェに所属していたデニズ・バルシュと、2年契約を結んだと言い、「デニズは、今後のサッカー人生を、アンタルヤ・スポルで継続していくことになった」と述べた。これとは別に、アンタルヤ・スポルは、ブルサ・スポルのMFイエナル・トゥンジェルを、1年のレンタルをすることが決まった。




イワンコフ、ブルサ・スポルに残留(ファナティック紙 10. 6.11)

イワンコフ(ヒュリエット紙)  ブルサ・スポルは、オメル・エルドーアン主将とムスタファ・ケチェリに次いで、ブルガリア人GKイワンコフと、契約更改について合意に達した。

 ブルサ・スポルで、契約更改をするのかどうか関心を持たれていたディミタル・イワンコフから朗報が届いた。昨季、年棒50万EUROだったが、今季は100万EUROを要求していたイワンコフとの契約更改にこぎつけた。オメル・エルド−アン主将、ムスタファ・ケチェリに次いで、このスターGKと合意にこぎつけたブルサ・スポルは、イワンコフとは、新たに2年の契約を結ぶこととなった。ブルサに残留することになり、そして、2年の契約を結び幸せだと言うイワンコフは、「契約したのは、このメンバーと一緒に、更に一層の成功を収めたいんだよ。この気持ちでおれば、一層の成功を収められないわけはないんだよ。僕の家族も、ブルサに留まることを喜んでくれている。そうじゃなくならない間は、サッカー人生を、ここで続けたいと思ってるんだ」と語った。

                     次は、イブラヒム!

 目下、ブルサ・スポルで、昨季末で契約が満了したした選手の内、トゥナ、ヴェリ、ヤナル、イグレシアス、クリタとは、契約更改をしない方針を固めている。ディフェンダーの重要な選手であるイブラヒム・オズテュルクとの契約更改を目指し交渉を行っているブルサ・スポルは、昨季、素晴らしいプレーを見せたトマス・ザポトッチの移籍金を、ベシクタシュが下げてくれることを見守っているところだ。




ベシクタシュ新監督にシュスター(ヒュリエット紙 10. 6.10)

シュスター新監督(ファナティック紙)  ベシクタシュの新監督が明らかになった。

 ベシクタシュは、ドイツ人監督ベルント・シュスターと、2年契約を結ぶことになった。同監督の年俸は、260万EUROとなる。
 先週、各報道機関から、ベシクタシュが、シュスターと合意に至ったとのニュースが流れた。だが、このニュースは、直ちにベシクタシュのユルドゥルム・デミレーレン理事長によって、完全に否定されていた。

                     ベルント・シュスターとは?

 スペインのバルセロナとレアル・マドリードで、選手としても、また監督としても経験を積んでいるシュスターは、ドイツでは、FCケルン、スペインのアトレチコ・マドリード、ヘタフェ、UDレヴァンテ、そしてウクライナのシャフタル・ドネツクでも、監督経験を積んでいる。
 21回、ドイツ代表としての出場記録を持つシュスターは、24歳のとき、妻ガビの求めで、ドイツ代表を退いたということだ。
 1986年、メキシコで行われたW杯のとき、ドイツ代表のフランツ・ベッケンバウアー監督により、代表に戻ることを要請されたシュスターだったが、当時、代理人を務めていた妻のガビにより、100万マルク要求されたため、この代表復帰は実現しなかった。
 妻ガビとの間に、4人の子供をもうけているシュスターは、その後、ガビとは別れ、現在の妻であるエラーナとの間には、1人の娘がいる。




グロワキ、ようやくトラブゾン・スポル入り(ファナティック紙 10. 6. 9)

グロワキ(ウィスラ・クラコフ公式HP)  トラブゾン・スポルのマフムト・アクス理事は、ウィスラ・クラコフが、最終告知をする段階に来ていると言い、もし意にそぐわぬ決定が出るようならば、他の選手へと方向転換することになると語った。ウィスラ・クラコフ側は、本日、その意を明らかにすることになっており、ほぼ移籍に向けて、最終段階に来ている。

 トラブゾン・スポルが、この6ヶ月観察を続け、獲得を決めたポーランド人ディフェンダー、アルカディウス・グロワキの移籍完了がほぼ固まってきた。アルカディウス・グロワキの移籍に関しては、かつてトラブゾン・スポルに所属したスズィミコヴィアクの仲介のおかげで合意にこぎつけ、あとは、ウィスラ・クラコフ側の決断を待つのみとなっているトラブゾン・スポルは、ウィスラ・クラコフ側の迷走に困り、最終決断を迫るように促すことにより望むべき結果に達した。

                     アクス理事の活躍が功を奏す

 理事会から全権を委任された外国人選手移籍担当マフムト・アクス理事は、再度、この移籍に向けて、ポーランドに飛んだ。そして、ウィスラ・クラコフ側と直接の交渉に当たった。最終決断を促した同理事は、この移籍を、ほぼ完成させた。あとは、本日、ウィスラ・クラコフ側の公式発表を待つのみとなっているということだ。

                     2000年よりウィスラ・クラコフに

 2000年以来、ウィスラ・クラコフに所属し、ポーランド代表としても活躍した1.85mのグロワキは、ストッパーができる選手だ。強いフィジカルで、相手FWをブロックできるディフェンダーのグロワキは、ヘディングも強力な武器である。グロワキは、来週。、トルコ入りし、正式調印に至るものと思われる。




ジュジャーク・バラージュ、フェネルバフチェ入り(ヒュリエット紙 10. 6. 8)

ジュジャーク・バラージュ(ヒュリエット紙)  PSVアイントホーフェンの23歳のハンガリー人選手ジュジャーク・バラージュの代理人と、昨日、オランダで交渉を持ったフェネルバフチェのスポーツ・ディレクター、アイクト・コジャマンは、基本的合意に達したということだ。

 選手獲得作業を極秘裏に行っているフェネルバフチェが、PSVアイントホーフェン所属で、サイドができるハンガリー人選手ジュジャーク・バラージュと、移籍に関して合意に達したということだ。ハンガリーのマスコミは、フェネルバフチェのスポーツ・ディレクター、アイクト・コジャマンが、昨日、ジュジャーク・バラージュの代理人と交渉を行い、基本的合意に達したと伝えている。土曜日に行われた「ハンガリー vs オランダ」戦に出場し、代表選手としてゴールを記録したジュジャーク・バラージュは、中盤の左サイドを担当していた。ハンガリーのデブレツェンでプレーしていたところ注目を集め、2007年にオランダのPSVアイントホーフェンに移籍したジュジャーク・バラージュは、3年間、ほとんど出ずっぱりだった。2年半の間に、オランダ・リーグで81試合に出場した。そして、それらの試合で、31ゴールをあげている。ジュジャーク・バラージュの移籍金は1200万EUROと言われていたが、PSVアイントホーフェンの財政危機で、600万〜700万EUROへと下がるものと推測されている。イスマイル・カルタルとトゥルハン・ソフオウルが、何度も観に行ったジュジャーク・バラージュは、ハンガリー代表の最も偉大なスター選手である。




ビッグなトレード(ヒュリエット紙 10. 6. 7)

ホロスコ(ヒュリエット紙) ザポトッチ(ファナティック紙) セルジャン・ユルドゥルム(ヒュリエット紙)  一方で、クアレスマの移籍を終わらせたい、他方で、新監督問題を解決したいベシクタシュは、驚くべきトレードの仕上げにかかっている。

 「ニュース1903」によると、トルコ・リーグのチャンピオン、ブルサ・スポルの若きゴールゲッター、セルジャン・ユルドゥルムの移籍に向けて極秘裏に動いているベシクタシュは、ブルサ・スポルに対し、拒否のできそうもないオファーを出した。
 ベシクタシュは、エルトゥールル・サーラム監督が獲得を願っているフィリップ・ホロスコとともに、昨季、レンタル移籍でやってきて、優勝に貢献したトマス・ザポトッチを呈示し、その見返りにセルジャン・ユルドゥルムを獲得しようというのだ。
 マニサ・スポルから、500万TLプラス、コライ・アヴジュとブラク・ユルマズを出す見返りに獲得したホロスコと、ウディネーゼから450万EUROの移籍金で獲得し、今や、1500TLにまで、その価値が高騰したザポトッチとのトレードのオファーに対して、更に、金銭の上乗せを要求するブルサ・スポルに対して、拒否回答をして、選手交換だけで、ベシクタシュ側は終わらせようとしている。
 ベシクタシュのサポーターの家庭で育ち、自身もベシクタシュのファンだというセルジャン・ユルドゥルムは、ベシクタシュのユニフォームを着たがっており、また、その希望を、クラブ側にも伝えているということだ。




全員、同じに(ミリエット紙 10. 6. 6)

ライカールト監督(ファナティック紙)  ガラタサライは、新シーズンに問題なく臨むために、そのための措置を早々と執った。ライカールト監督は、ニール、ケイタ、エラーノ以外の選手に、「7月5日、フロリヤに集合」の指示を送った。昨季は、代表選手、バロシュ、キーウェルが、キャンプに遅れて参加した。

 ガラタサライのフランク・ライカールト監督は、新シーズンに向けてのキャンプを、問題なく始めたいため、一つの措置を執った。
 不本意なシーズンを送り、大きな失望を生んでしまったガラタサライで、ライカールト監督と選手委員会は、最初から締まった空気を作り、選手たちに「7月5日には、全員、フロリヤに集合しているように」との指示を出したのだ。昨季は、代表選手、及び、幾人かの外国人選手が、キャンプに遅れて参加したために、練習を二手に分かれて行わねばならなくなり、結果的に、2週間遅れということになってしまった言う同監督は、この件に付きデリケートになっており、誰彼なく特別待遇はするつもりはないということなのだ。

                     新加入選手は7月11日に

 昨季は、6月22日にピッチに降り立ったガラタサライだったが、代表選手、及び、ミラン・バロシュとキーウェルが、他の選手と比べて遅れてシーズンインした。同監督は、これに関し、「エラーノ、ニール、ケイタは、W杯に参戦している。これらの選手以外の全員が、同じ日にフロリヤにいて欲しい」との指示を出したのだ。
 同監督は、W杯に参戦するスター選手とともに、新加入選手は、7月11日に始まる予定の国外キャンプまでには、参加できるようにとの希望を持っている。
 イスタンブルで、6日間の練習を行ったあと、オランダとドイツでキャンプをはるガラタサライは、7月25日まで国外キャンプを行う予定である。




ベシクタシュ、ヒルベルトと移籍に合意(NTV 10. 6. 5)

ロベルト・ヒルベルト  ムスタファ・デニズリ監督が辞任したベシクタシュが、ブンデス・リーガのシュトゥットガルト所属のロベルト・ヒルベルト獲得に基本的合意に達した。

 ムスタファ・デニズリ監督が辞任したベシクタシュが、ブンデス・リーガのシュトゥットガルト所属のロベルト・ヒルベルトを獲得した。右サイドを任務とする26歳のヒルベルトと、3年契約で合意に達した。ヒルベルトのパスは、自身が持っているということだ。
 ムスタファ・デニズリ監督が、健康問題で辞任したベシクタシュは、一方では、新監督探しに懸命になっているが、他方では、選手獲得作業を続けている。右サイドの強化を考えているベシクタシュは、ブンデス・リーガのシュトゥットガルト所属のロベルト・ヒルベルトと、移籍に関して合意に達した。
 2部リ−グのフュルトでのプレーぶりで注目を浴びたヒルベルトは、2006年、ブンデス・リーガのシュトゥットガルトに移籍した。移籍後、初年度から規則的に、先発に起用され始めたこの27歳のヒルベルトは、2007年には、シュトゥットガルトで優勝を経験している。通常は、中盤の右で起用されるヒルベルトだが、ときとして右サイドバックで起用され、チームに貢献している。ヒルベルトは、シュトゥットガルトが優勝した2007年、ゴールゲッターのマリオ・ゴメスが故障して以後は、より攻撃的の役割を受け持ち、優勝に貢献する重要なゴールを記録している。
 U-21で、12回、ドイツ代表のユニフォームを着たことのあるヒルベルトは、1回だが、ドイツのフル代表としてプレーしている。




ネジャーティ、アンタルヤ・スポルに残留(ファナティック紙 10. 6. 4)

ネジャーティ(ブギュン紙)  アンタルヤ・スポルのメフメット・オズディレク監督が、ネジャーティと、2年の契約更改を行ったと述べた。

 メフメット・オズディレク監督は、アンタルヤ・スポルのゴールゲッター、ネジャーティ・アテシュと行った最新の交渉で、2年の契約更改で合意に達し、ネジャーティとの調印を、近々行う予定だと明らかにした。同監督は、ネジャーティ・アテシュは、有能な選手であることを、昨季、アンタルヤ・スポルのユニフォームを着て放ったゴールの数々が、それを示していると述べた。
 また、同監督は、アンタルヤ・スポルのトルコ人選手との契約は仕上げの段階に来ていると述べ、週明けからは、外国人選手の移籍に向けて取り組むことになると語った。




ベシクタシュに衝撃、デニズリ監督が去り、シュスターがやって来る(NTV 10. 6. 3)

ムスタファ・デニズリ監督(ブギュン紙)  ベシクタシュで、健康問題を抱えるムスタファ・デニズリ監督が辞任した。デニズリ監督の後任者の最有力候補は、ドイツ人のベルント・シュスターだ。

 ベシクタシュで、ショッキングなことが起こった。ムスタファ・デニズリ監督が辞任したのだ。
 ムスタファ・デニズリ監督は、健康問題を理由に監督職を辞したい、それ故、来季は、こんため指揮を執れないことを明らかにした。
 辞任したデニズリ監督の後任者探しを始めたベシクタシュがリストアップしているのは、ドイツ人監督のシュスターだ。イタリア発信の情報では、シュスターは、ベシクタシュとの契約書に調印の方向に進んでいるとなっている。シュスターのトルコでの代理人を務めるアイテキン・エラヤバカンは、シュスターが、ベシクタシュの新監督だと明らかにした。だが、ベシクタシュ側は、この情報を、まだ確認をしていない。




ブジャ・スポル、ビリカ獲得を目指す(ヒュリエット紙 10. 6. 2)

ビリカ(ファナティック紙)  ブジャ・スポルが、フェネルバフチェのブラジル人選手ビリカを獲得するために、交渉を持ち始めている。

 ラジオ・スポルの番組に、アイドゥン・ジンギョズとともに出演したブジャ・スポルの第2理事長シェレフ・ウストゥンダーは、「移籍の実現に向けて、フェネルバフチェ、及び、ビリカ本人との交渉を始めている。もし、フェネルバフチェが、ビリカを放出するということがあるならば、我々が獲得するつもりだ」と述べた。
 交渉の結果を出すために、フェネルバフチェの決断を待っているところだと言うウストゥンダーは、「フェネルバフチェの決断に基づいて、我々はアクションを始めることになる。この移籍に関する権限を、ビュレント・ウイグン監督に託している。そのため、ビリカとビュレント・ウイグンとの会談が持たれた。同監督は、かつてシワス・スポルで一緒だった点をあげ、ブジャ・スポルに来てくれることに、熱い視線を送っている」と語った。




ヴェダーソン、正式にブルサ・スポル入り(ヒュリエット紙 10. 6. 1)

ヴェダーソン(イエニ・シャファク紙)  ブルサ・スポルのエルトゥールル・サーラム監督が会い、加入を求めたフェネルバフチェのヴェダーソンが、最終的にブルサ・スポル のオファーを受け入れた。

 ヴェダーソンの代理人ホアン・フィゲルと、本日の午後、再度会談を持ち、前向きの回答を得たという同監督は、1年のオプション付きの3年契約で合意に達したと述べた。
 チャンピオンズ・リーグに参戦することが決まっているトルコ・リーグの覇者ブルサ・スポルは、5月31日をもって、フェネルバフチェとの契約が切れるギョクチェク・ヴェダーソンと、昨日、極秘裏に交渉を持ったブルサ・スポルは、ヴェダーソンに獲得の意志を伝えた。そして、今朝、エルトゥールル・サーラム監督が、ヴェダーソンとの会談を持った。だが、この時点では、まだ合意に達しなかった。ヴェダーソンのOKが出るのを待っているとの会見を行ったあと、午後になって、代理人のホアン・フィゲルから、そのOKが伝えられた。条件を受け入れたヴェダーソンとは、1年のオプション付きの3年契約を結ぶということだ。ガラタサライも、またトラブゾン・スポルも獲得を目指していた、29歳で、身長が1.78mあるヴェダーソンは、6月10日より解禁される移籍期間に、ブルサ・スポル入りとなる調印行うことになっている。




デニズリ監督、衝撃の決定(ヒュリエット紙 10. 5.31)

ユスフ(ザマン紙) ウーウル・インジェマン(ベシクタシュ公式HP) ムスタファ・デニズリ監督(NTV)  ベシクタシュは、今季終了を待たずして、トルコ人選手の契約更改は解決していた。

 ベシクタシュ理事会は、リュシュトゥ、イブラヒム・ウズルメズ、イブラヒム・トラマン、ユスフ・シムシェク、ウーウル・インジェマンとは、既に2ヶ月ほど前に、契約更改について合意に至っていた。そして、ネヴザド・デミル・クラブハウスで、これらの選手たちとの調印も済ませていた。同理事会は、その後、ハカン・アルクンとも合意に達し、セルダル・オズカンの場合は、呈示された内容では合意に至らず、結局、ガラタサライへの移籍となった。
 同理事会は、こういった調印を進める一方、ムスタファ・デニズリ監督からの意見を聴取した。そして、同監督の方針に基づいて、これらの6選手は、来季もベシクタシュのユニフォームを着ることが確定した。
 しかし、同監督は、先週、同理事会に対し、ユスフ・シムシェクとウーウル・インジェマンは、来季、チームにいなくても問題はないと伝えたため、この2選手については売り出すことが決まったということだ。この2選手とは、それぞれ1年の契約が結ばれているにも拘わらず、オファーが届いた場合には放出されることが決まったということだ。
 従って、ベシクタシュは、この2選手に対するオファーを待っているという状態だが、他のクラブとの間トレードという形で放出される模様だ。




警告の嵐(ミリエット紙 10. 5.30)

トゥンジャイ(左)(ヒュリエット紙) アルダ(中)(ヒュリエット紙)  トルコ代表は、早々と優勢に立った。アルダのゴールで、アドヴァンテージを獲得した。後半に入り、テンポが、完全に落ちてしまったトルコ代表は、アルティドアとデンプシーのゴールを防ぎ得なかった。アメリカ・キャンプを、苦い形で打ち上げることとなってしまった。

 トルコ代表は、アメリカ・キャンプでの3試合目の、そして最後の試合を、今日、W杯に向けて南アフリカに向かうことになっているアメリカ代表と戦い、2:1で屈してしまった。最初の2試合は、チェコ代表を2:1で、次いで、北アイルランド代表を2:0でくだしたトルコ代表は、アメリカ代表に対しては、先制しながら、その優位を守ることができなかった。
 前半5分、トゥンジャイが、左からアルダにボールを出した。アルダは、そのボールを、グランダーでゴール前にパスを出したが、全くフリーとなっていたトゥンジャイが、それに合わせたが、ボールは、枠を捉えるのではなく外に出て行ってしまった。
 同15分、トゥンジャイが、またしても中盤から持ち込んだ。そして、スルーパスをアルダに送った。ペナルティエリア内に走りこんできたアルダは、相手選手をかわし、強烈なシュ−トを放ったが、ボ−ルは枠の傍らを抜けて外に出て行った。
 同27分、キャーズムが、左サイドから素晴らしいボールを入れた。ボールを受けたアルダは、2人のDFがいたにも拘わらず、シュートを放った。GKハワードを捉え、トルコ代表の先制点をたたき出したのだった。0:1。
 同43分アルティドアが、右サイドからフェイントをかけながらボールを持ち込んできた。そして、ゴ−ルライン前を横切るパスを入れた。このボールに、デンプシーが合わすことができず、アメリカは、みすみす1点を逃してしまった。
 後半に入るにあたり、4人の選手交替をして臨んだアメリカは、試合をコントロールするようになった。
 後半14分、右サイドでボールを持ったドノヴァンがボールを中へ入れた。ヴォルカンが、ゴールをお留守にしていたため、アルティドアは、ボールに触れるだけで良かった。1:1。
 同31分、アメリカのスローインで、瞬間的にディフェンスの裏を取ったデンプシーがゴ−ルを決めてしまった。
 同34分、絶好の位置取りをしていたセルジャン・ユルドゥルムが、うまく打つことができなかった。トルコ代表は、同点に追いつけなかった。同39分、左サイドで得たフリーキックを蹴ったニハトは、直接ゴールを狙った。ハワードが、際どいところでコーナーへと逃げた。
 同41分、デンプシーが、ペナルティ・エリア内でボールを得た。そして、放ったシュートは、バーに当たって外に出て行った。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=サブリ、ギョクハン・ザン、セルヴェト、チャーラール・ビリンジ=ハミト・アルトゥントプ(後半28分:セミフ)、セルチュク・イナン(後半8分:メフメット・トパル)、エムレ・ベレズオウル、アルダ=コリン・キャーズム・リチャーズ(後半14分:セルジャン・ユルドゥルム)、トゥンジャイ(後半33分:ニハト)




ネジャーティ、ブルサ・スポルへの移籍に関しては休暇後に判断(ザマン紙 10. 5.29)

エルトゥールル・サーラム監督(サバハ紙) ネジャーティ(ファナティック紙)  アンタルヤ・スポルとの契約が満了したネジャーティ・アテシュは、昨日、イスタンブルで会ったブルサ・スポルのエルトゥールル・サーラム監督とは、移籍に関する交渉は行わなかったと述べた。

 エルトゥールル・サーラム監督とは情報交換しただけだと主張するネジャーティは、「監督とは、とても有意義な1時間半を過ごした。だが、移籍に関する交渉は行わなかった」と述べた。ブルサ・スポルが、今季、大変なことを成し遂げたと、ネジャーティは言い、その結果、ブルサ・スポルは、チャンピオンズ・リーグに本戦から参戦できることに触れ、「ブルサ市にとって素晴らしいこととなろう。ブルサ・スポルも、監督も、それに相応しい。願わくは、いい戦いをして欲しいものだ。僕の移籍については、何も決まっていない。ブルサ・スポルを初めとして、7〜8つのクラブから勧誘を受けている。今は、家族とともに休暇を楽しみたいと思っている。そのあとで、自分に合うクラブを選ぶつもりだ」と語った。




ザポトッチにオファー(ミリエット紙 10. 5.28)

エルトゥールル・サーラム監督(ファナティック紙) ルザ・チャルンバイ監督(ファナティック紙) ザポトッチ(ヒュリエット紙)  ベシクタシュの構想から外れているザポトッチに、新たなオファーが出てきている。ベシクタシュでプレーしたあと、レンタル移籍でプレーしたブルサ・スポルで、優勝を経験したザポトッチには、エスキシェヒル・スポルに次いで、1部リーグに昇格が決まったカラビュック・スポルも獲得を考えている。

 ブルサ・スポルが獲得を考えているザポトッチの完全移籍には、250万EUROを、ベシクタシュが設定していることが明らかになり、オファーを待っていると言われている。
 エスキシェヒル・スポルのルザ・チャルンバイ監督は、ザポトッチ獲得を熱望しており、そのため、同クラブ理事会に圧力を加えているということが明らかになってきた。同監督は、バトゥハンに次いで、ザポトッチの移籍を主張しているということだ。




連勝始まる(イエニ・シャファク紙 10. 5.27)

サブリ(右)(NTV) トルコ代表、歓喜(NTV)  アメリカで、気温35度のもと行われた北アイルランド戦で、トルコ代表は、一方的に攻め立てた。前半は、無得点に終わったが、後半の頭から入ったセルジャン・ユルドゥルムとセミフが、トルコ代表を勝利に導いた。トルコ代表は、このアメリカ遠征の最後の親善試合を、この土曜日に、アメリカ代表と戦うこととなっている。

 アメリカ遠征中のトルコ代表は、二つ目の親善試合で対戦した北アイルランド代表との一戦を、2:0で制した。最初の親善試合を、チェコ代表を相手に2:1で制したトルコ代表は、北アイルランド代表とは、気温35度のもと戦った。相手に対して一方的に攻め立てたトルコ代表は、最初の絶好機を、開始3分で迎えた。サブリのロングパスを受けたトゥンジャイが、絶好の位置からシュートを放ったが、ボールは枠を捉えずに外に出て行った。この前半、トルコ代表は、ハミト・アルトゥントプとコリン・キャーズム・リチャーズが、絶好機を迎えたが、それを生かすことなく終わった。
 後半に入るにあたり、選手を交替して臨んだトルコ代表で、投入されたセルジャン・ユルドゥルムが、セミフとの間で行ったワンツーで抜け出し、狙いすましたシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らした。1:0。後半12分、コリン・キャーズム・リチャーズが、ゴール右斜め前から放ったシュートは、上のバーに当たって跳ね返った。同27分、中盤でボールを得て、フェイントをかけながらペナルティ・エリア内までボールを持ち込んだエムレ・ベレズオウルのパスを受けたセミフが、相手選手をかわして放ったシュートが、トルコ代表が2点差をつけるゴールとなった。2:0。同32分、サブリのセンタリングに、セルヴェトが頭で合わせると、僅かに枠を捉えられずに外に出て行った。同42分、マゲンニスの放ったシュートを、オヌルがキャッチすると、試合は、トルコ代表の2;0での勝利となった。

【トルコ代表のメンバー】オヌル=サブリ、イブラヒム・トラマン、セルヴェト、ジャネル・エルキン=ハミト・アルトゥントプ(後半1分:セルジャン・ユルドゥルム)、ヌリ・シャヒン(後半1分:メフメット・トパル)、セルチュク・イナン(後半21分:エムレ・ベレズオウル)、オザン・イペク(後半21分:アルダ)=コリン・キャーズム・リチャーズ(後半17分:セミフ)、トゥンジャイ




チャーラール・ビリンジ、ガラタサライ入り(NTV 10. 5.26)

チャーラール・ビリンジ  ガラタサライが、デニズリ・スポルのディフェンダー、チャーラール・ビリンジを獲得した。

 ガラタサライは、カイセリ・スポルからアリ・トゥラン、アルタイからムサ・チャーウラン、ブジャ・スポルからメフメット・バッダル、ベシクタシュからセルダル・オズカンに次いで、デニズリ・スポルからディフェンダーのチャーラール・ビリンジを獲得した。
 ガラタサライは、この見返りとして、若い選手の中から、ストッパーのセミフ・カヤ、FWのエルハン・シェンテュルク、ストッパーのムラト・アクチャ、それに、ミッドフィルダーのセルダル・エイリクを出し、それに加えて金銭をも出すということだ。
 1985年生まれのチャーラール・ビリンジは、今季、2部リーグへの陥落が決まったデニズリ・スポルで、24試合に出場した。そして、デニズリで行われ、3:3の引き分けに終わったカスムパシャ戦でのみ、ゴールを記録している。
 現在、アメリカに滞在中のトルコ代表に招集されているチャーラール・ビリンジは、先日、2:1で勝ったチェコ戦では、先発メンバーとして起用され、90分間ピッチに立った。
 チャーラール・ビリンジは、トラブゾン・スポル、オルドゥ・スポル、バクルキョイ・スポル、イスタンブル・スポル、デニズリ市役所スポル、デニズリ・スポルという順で、サッカー人生を送ってきた。
 チャーラール・ビリンジは、ここまでトルコ・リーグには73試合出場し、2得点を記録している。




アンカラ・グジュにウミト・オザトの時代(イエニ・シャファク紙 10. 5.25)

ウミト・オザト(右)(イエニ・シャファク紙)  アンカラ・グジュのアフメット・ギョクチェク理事長は、「チームが必要とする生きる力をもたらし、勇気の持ち主であり、そして、最大の持ち味というのは大胆さであるウミト・オザトに、チームを託した」と述べた。

 アンカラ・グジュは、ウミト・オザトに、今後3年間、監督の任務を託することになった。アンカラ・グジュのクラブハウスで行われた調印式には、ウミト・オザトとともに、アフメット・ギョクチェク理事長、及び数人の理事、アヴニ・カヴラク広報官も参加して行われた。同理事長は、理事会で、100周年のシーズンに、相応しい人材だと述べた。そして、同理事長は、「チームが必要とする生きる力をもたらし、勇気の持ち主であり、そして、最大の持ち味というのは大胆さであるウミト・オザトに、チームを託した。100回失敗しても、101回目に成功を収めてくれると信じている人材を起用した」と語った。また、ウミト・オザトは、「100年の歴史を持つクラブからオファーを受けたこと、そして、そのオファーを、自分が受けたことに重みがある」と述べた。目標は、1年目で5位、いやもっと上位に入ることと強調したウミト・オザトは、自身を補佐するコーチとして、セダト・カラビュクとキャーズム・コナクを起用する旨、明らかにした。




クアレスマの移籍、完了へ(NTV 10. 5.24)

クアレスマ  ベシクタシュが、最大級の移籍となるリカルド・クアレスマの移籍に向け、移籍金をインテルとの間で、700万EUROで合意に達した。このポルトガル人選手と、この火曜日に、調印が行われるものと思われる。

 ビッグな移籍が、ベシクタシュで成立しそうである。来季に向けて、外国人選手の陣容を一新しようとしているベシクタシュが、長きに渡り獲得に努めていたリカルド・クアレスマの移籍実現が終わりに近づいている。
 マドリードで、チャンピオンズ・リーグ制覇を達成したインテル側と交渉を持ったベシクタシュは、インテル側と、全ての点において合意に達した。合意によると、ベシクタシュは、インテル側に、移籍金として700万EUROを出すということだが、一方、クアレスマとの交渉でも進展が見られたということだ。クアレスマ側との間で残された問題を解決したのち、この火曜日に、調印が行われるものと考えられる。
 クリスティアーノ・ロナウドとともに、ポルトガル・サッカー界を代表するスター選手とされている27歳のクアレスマは、ポルトを出て以来、イタリアでは、望むべき成果を出せないでいた。今季、インテルで、13試合に出場したクアレスマは、2010W杯ポルトガル代表には選ばれていない。

                     新たな目標は、ヴォルカン・シェンとオザン・イペク

 ベシクタシュは、クアレスマの移籍とは別に、国内のクラブとの間で、2名の選手獲得に努めている。
 ブルサ・スポルの優勝に大きく貢献したヴォルカン・シェンとオザン・イペク獲得に向けて、ブルサ・スポルと交渉が続けられている。
 ベシクタシュは、この2人の選手の見返りに、テヨとタバタをレンタルで、ザポトッチを完全移籍で、それにプラス200万EUROという申し出に、ブルサ・スポル側も関心を示しており、最終的判断は、エルトゥールル・サーラム監督の意向により行われることとなる。




我らの視界は良好(ミリエット紙 10. 5.23)

ハリル・アルトゥントプ(左)(ミリエット紙) アルダ(左端)(トルコ・サッカー協会)  トルコ代表は、チェコ代表を相手にした試合の前半、効果的なプレーを見せた。アルダ・トゥランの素晴らしいゴールで先制したトルコ代表は、ニハトのゴールで、点差を2と開いた。試合の終盤、疲労から出たミスの一つを咎めてチェルニーがゴールを決め、この試合のスコアが決まった。

 トルコ代表は、グース・ヒディング監督就任後初めての試合を、チェコ代表と戦い、2:1で勝利を収めた。シーズン終了後の親善試合にも拘わらず意欲的なプレーを見せたトルコ代表は、17000人の有料入場者の前で、将来に希望を与える試合となった。
 前半14分、最初の好機が、アルダとともに訪れた。アルダが、左サイドからボールを持ち込み、倒れては起き上がり、見事な動きで、2人の相手ディフェンダー抜き去った。そして、ペナルティエリアの近くから、右足で強烈なグランダーのシュートを放った。だが、ボールは僅かに枠を捉えることなく外に出て行った。
 同15分、今度はヴォルカン・シェンが、右サイドでボ−ルを得た。そして、強烈なシュートを放った。GKは、辛うじてパンチングで、これを防ぎコーナーキックとなった。
 同16分、サブリが、右からボールを持ち込んだ。そして、ニアサイドに向けてパスを出した。走りこんできたハリル・アルトゥントプが、素晴らしいシュートを放ったが、ボールは、相手ディフェンダ−に当たり、コーナーキックとなった。
 同31分、トルコ代表の圧力が、ゴ−ルをもたらした。エムレ・ベレズオウルからのロングパスに、左サイドでアルダが追いついた。そして、ペナルティエリアのところまで、ボールを持ち込み、右足でシュートを放つと、ボールは、まずサイドバーに当たってからゴールネットを揺らした。1:0。
 同38分、2点目に、とっても近づいた。サブリが、右サイドからボールを持ち込んだ。そして、中へボールを入れた。ハリル・アルトゥントプが厳しいマークを受けながらも、胸で、そのボールを、アルダの前へ落とした。アルダの放ったシュートは、相手GKに当たり跳ね返ってきた。
 後半も、テンポ良く、相手にプレッシャーをかけて始まった。後半3分、アルダが、左からボールを持ち込み、PKポイントに向けてパスを出した。ニハトが、マークを受けていたにも拘らず、左足で素晴らしいシュートを放つと、ボ−ルは、ゴールネットに突き刺さった。2:0。
 同36分、エムレ・ギュンギョルの短いバックパスを奪ったチェルニーが、ヴォルカンの左側を抜くゴ−ルを決めた。2:1。

【トルコ代表のメンバー】ヴォルカン=サブリ、セルヴェト、エムレ・アシュク(前半9分:ギョクハン・ザン、後半20分:エムレ・ギュンギョル)、チャーラール・ビリンジ=オカン(前半9分:ヴォルカン・シャン、後半1分:コリン・キャーズム・リチャーズ)、セルチュク・シャヒン(後半32分:セルチュク・イナン)、エムレ・ベレズオウル、アルダ(後半32分:メフメット・トパル)=ハリル・アルトゥントプ(後半1分:セミフ)、ニハト(後半12分:トゥルガイ)

※ 遅きに失しましたが、今回より「コリン・キャーズム・リチャーズ」、短縮形にする場合は、「キャーズム」表記に変更します。





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