サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、



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コルマンより朗報(タクヴィム紙 13.10. 2)

ムスタファ・アクチャイ監督(ファナティック紙) コルマン(ファナティック紙)  故障が癒えたアルゼンチン人選手コルマンが、直近の試合でピッチに立った6人の外国人選手とともに、ラツィオ戦には出場するものと考えられている。目標は勝ち点3だ。

 UEFA欧州リーグJ組で、リマソールを0:1でくだし、第1節で首位に立ったトラブゾン・スポルが、明日の夜行われるラツィオ戦では、勝ち点3をの掛け声のもと準備をしている。ムスタファ・アクチャイ監督は、相手選手の名前に負けないようにと、しばしば注意を喚起していることが明らかにされているが、故障の癒えたグスタヴォ・コルマンが、この試合には出場できるものと思われている。

                   ラツィオが、本日トラブゾン入り

 トラブゾン・スポルと対戦するラツィオが、本日午後2時にトラブゾン入りする。ラツィオ選手団は、一旦宿泊するホテルに入ったあと、夕刻にはアヴニ・アカル・スタジアムで練習を行うことになっている。そして、ラツィオのウラディミル・ペトコヴィッチが、記者会見をすることが公表された。一方、トラブゾン・スポルのムスタファ・アクチャイ監督も、選手1人とともに記者会見を行う。




ベシクタシュ、ビリッチ監督を欠いて意識喪失(タクヴィム紙 13.10. 1)

フェルナンデス(左)セルカン・バルジュ(右)(ヒュリエット紙) ティタ(左)ヴェリ・カヴラク(右)(ヒュリエット紙)  前節のガラタサライ戦で懲罰を受け、アンタルヤでは指揮の執れないビリッチ監督のベシクタシュは、ガラタサライとのダービーマッチのトラウマに捕らわれたまま、昨日、地中海岸で大きな衝撃を受けた。ラミネ・ディアラの決めた2ゴールが、アンタルヤ・スポルのトルコ・リーグでの初勝利をもたらした。

 ビリッチ監督を欠くベシクタシュは、アンタルヤでのアウェー戦で得るものはなかった。ベシクタシュは、トルコ・リーグ第6節の最終試合で、アンタルヤ・スポルに2:0で敗れてしまった。ベシクタシュは、前半の45分、中盤で相手を圧倒していたが、ゴールを決めることはできなかった。フェルナンデスがリーダーシップをとるベシクタシュは、前半、唯一度のビッグチャンスを作った。

                    アッティバのシュートはバーに

 前半31分、アッティバの放ったシュートは、アンタルヤ・スポルのバーに当たり跳ね返されてしまった。このチャンスに、ベシクタシュのサポーターは、「すわ、ゴール」と立ち上がったが、それに続いては落胆が広がった。

                    ディアラ、トルガを捉える

 最下位に沈んでいるアンタルヤ・スポルは、後半、ゴールから始まった。後半2分、ディアラが、トルガ・ゼンギンの視界からは遠いゴール隅に、ボールを蹴りこみ、アンタルヤ・スポルが1:0と先制した。ゴールを浴びた衝撃が抜けきらないでいたベシクタシュは、同8分に2点目を浴びてしまうのだった。ロングパスに反応し、ディフェンスの裏をとったディアラの狙い澄ました強いシュートが、スコアを2:0とするゴールを決めたのだった。

                    ガラタサライ戦に続く衝撃

 同21分、ペナルティエリア・ライン近くからフェルナンデスの蹴ったフリーキックのボールは、ハカン・アルクンが辛うじて外に出した。残りの時間、ベシクタシュは攻撃面で望ましい結果を得られず敗戦を喫し、ガラタサライ戦のトラウマに捕らわれたまま、アンタルヤでも衝撃を受けたのだった。ここ20試合、トルコ・リーグでベシクタシュに勝てなかったアンタルヤ・スポルが、この結果、悪い記録に終止符を打ったのだった。

【アンタルヤ・スポル】ハカン・アルクン=コライ・アルスラン、エムレ・ギュンギョル、メフメット・セデフ、ヴェダーソン=セルカン・バルジュ、ウーウル・インジェマン(後半34分:ムラト・ドゥルエル)、ナチョ・インサ(後半43分:イブラヒム・ダーアシャン)=イサク、ディアラ(後半43分:バロシュ)、ティタ
【ベシクタシュ】トルガ=セルダル・クルトゥルシュ(後半34分:ネジプ)、シヴォク、エスキュデ、ラモン・モタ=アッティバ・ハッテンソン、ヴェリ・カヴラク(後半12分:ムハマド・デミルジ)=ギョクハン・トーレ、フェルナンデス、オルジャイ・シャハン(後半19分:ムスタファ・ペテクメク)=アルメイダ




フェネルバフチェ、首位に立つ喜び(ポスタ紙 13. 9.30)

メフメット・トパル(左)(ミリエット紙) カイト(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第6節、ゲンチレル・ビルリーイとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、オランダ人スター選手ディレク・カイトのゴールで勝利の笑みを得た。

 前半13分、メルヴァン・チェリクの蹴ったフリーキックのボールは、僅かに枠を捉えることができず外に出て行った。同15分、次から次へとフェイントでフェネルバフチェの選手をかわしたジミー・ドゥルマズが、ペナルティエリアに入る前に放ったシュートは、GKヴォルカンが押さえるところとなった。
 同17分、アルパー・ポトゥクのパスを受けたメイレレスが放ったシュートは、GKラマザン・キョセが、パンチングで防ぐとコーナーキックと換わった。同23分、フェネルバフチェの攻撃で、ソウが左サイドから入れたセンタリングを、GKラマザンが・キョセがパンチングで防ぐと、ボールがメイレレスの前にぼれた。そのボールで、メイレレスがシュートを狙うと、ラマザン・キョセがボールを確保した。
 同27分、ジャネル・エルキンが右サイドで蹴ったフリーキックのボールに、ペナルティエリア内でいいジャンプをしたエゲメン・コルクマズがヘッドで合わせたが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。ラウル・メイレレスが故障を発生させピッチから退いたあとの後半、フェネルバフチェのサポーターたちが期待を寄せていたメフメット・トパル、アルパー・ポトゥク、サリフ・ウチャンの中盤が、この後半には圧力を増していき、求めて止まなかったゴールが、後半15分、ディレク・カイトから生まれた。
フェネルバフチェは、ムサ・ソウ、ピエール・ヴェボが、2点目を求めて数多くのチャンスを得ながら結果には繋がせることが叶わなかった。ゲンチレル・ビルリーイは、オズギュル・イレリが2枚目のイエローカードをもらい10人になると、試合の終盤は、フェネルバフチェが試合をコントロールして勝ち点3をものにした。これで、フェネルバフチェは5連勝を達成した。

【ゲンチレル・ビルリーイ】ラマザン・キョセ=セルカン・クルトゥルシュ、アンテ・クルシッチ、ドゥスコ・トシッチ、ウーウル・チフティチ=オズギュル・イレリ、ペトロヴィッチ(後半28分:オクタイ・デリバルトゥ)、ジャン・ジャック・ゴッソ(後半19分:ニザメッティン・チャルシュカン)=メルヴァン・チェリク(後半32分:デニズ・ナキ)、スタンク、ジミー・ドゥルマズ
【フェネルバフチェ】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、アルヴェス、エゲメン、ジャナル・エルキン=メフメット・トパル、メイレレス(後半1分:サリフ・ウチャン)、アルパー=カイト(後半37分:エメニケ)、ヴェボ、ソウ(後半ロスタイム2分:メフメット・トプズ)




ガラタサライ、引き続き血の気が失せる(ポスタ紙 13. 9.29)

エンギン・バイタル(ヒュリエット紙) ブルマ(上)(ヒュリエット紙)  今週、ファーティフ・テリム監督解任で揺れたガラタサライが、チャイクル・リゼを越えることができなかった。

 トルコ・リーグ第6節、ガラタサライは、ホームにチャイクル・リゼを迎えた。リーグ戦で望ましい臨み方ができず、またレアル・マドリードには大敗を喫したあと、ベシクタシュ戦で僅かながら我を取り戻したが、今度は、ファーティフ・テリム監督解任で揺れたガラタサライが、この試合にいい始まり方をしたサイドだった。
 試合前から行われていたファーティフ・テリム監督を求めるデモンストレーションが、試合開始のホイッスルとともに、ガラタサライを支援する声へと変わっていったが、前半、最も活躍した選手は、若きポルトガル人選手ブルマだった。前半18分、ブルマからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で受けたエンギン・バイタルが、左足で蹴った見事なシュートが、相手ゴールネットを揺らし、ガラタサライが1:0と先制した。
 同24分、ペナルティエリア外から、ゴールマウスを狙える位置からフリーキックをセルチュク・イナンが蹴ると、GKセルカンが際どいところでコーナーへと逃げた。同29分、ブラク・ユルマズからのパスを受け、相手ディフェンスのヴィエラをかわし、ペナルティエリア内へと持ち込んだブルマは、GKセルカンをもかわしたあと、シュートを放ったが枠を捉えられず、とっても大きなチャンスを生かせなかった。
 前半は、これ以上スコアが変わるということがなかったが、後半に入ると、ここまでとは全く違うチャイクル・リゼがあった。ジェンク・アフメット・アルクルチが投入されるとともに動き出したチャイクル・リゼは、同21分、求めて止まなかったゴールをテヴフィク・キョセが決めたのだった。残りの時間帯では、ガラタサライがブラク、チャイクル・リゼがレオナルド・クーケが、それぞれゴール・チャンスを掴みながら生かせず、ガラタサライは、セルチュク・イナンが、同28分、退場処分を喰らい10人となってしまった。
 ガラタサライは、最後の10分間、プレッシャーを強め、チャイクル・リゼを緊張させたが、とっても多くの好機を得ながらも、ゴールに変えることができず終いだった。この結果、第6節を終わって、ガラタサライは勝ち点が10となったのに対し、チャイクル・リゼは勝ち点が13に達した。そして、試合数が多い中だが暫定首位に立った。

【ガラタサライ】ムスレア=サブリ、セミフ・カヤ、ダニー、ハカン・バルタ=エンギン・バイタル、セルチュク・イナン、スナイダー(前半34分:アンバラト、後半31分:イエクタ)、ブルマ=ブラク(後半39分:ウムト・ブルト)、ドラクバ
【チャイクル・リゼ】セルカン・クルントゥル=コライ・アルトゥナイ、ゼゼル・オズメン、ウースマヌ・ヴィエラ、アリ・アドナン=ルドヴィッチ・シルヴェストゥル、フローリン・セルナト(後半1分:ジェンク・アフメット・アルクルチ)、クヴァンチ・カラタシュ(後半43分:カーアン・ソイレメズゲイレル)=セルジャン・カヤ(後半40分:フルシュト・メリッチ)、テヴフィク・キョセ=レオナルド・クーケ




ブルサ・スポル、アクヒサル市役所スポルの壁を乗り越えられず(ザマン紙 13. 9.28)

バッターシャ(中)(ヒュリエット紙) セスタク(右)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグで、ブルサ・スポルが、ホームでアクヒサル市役所スポルと0:0と引き分けた。

 ブルサ・スポルは、ホームで戦ったこの試合で、勝利に酔う笑顔を見せることはなかった。アタテュルク・スタジアムを満杯にしたサポーターは、理事会をなじるデモンストレーションを行っていた。この試合、まずアクヒサル市役所スポルが優勢に試合を進めた。前半9分、ビラル・クサがペナルティエリア内へと送り込んだボールに、ギュライ・ヴラルが触れる前に、しっかりと胸に収めたGKセバスティアン・フライが、未然に危険を防いだ。同16分、アクヒサル市役所スポルのペナルティエリア・ライン上でボールを得たコリン・キャーズム・リチャーズが放ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行った。同27分、エムラー・エレンのパスに反応したアフメット・ジェベが、右サイドからペナルティエリア内へと入れたセンタリングに合わせて、ギュライ・ヴラルが強烈なシュートを放った。だが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。この結果、前半は、両者無得点のまま終わった。サポーターたちの声援を背に受けたブルサ・スポルは、アクヒサル市役所スポルのゴールに迫っていった。だが、アクヒサル市役所スポルは、ディフェンダーのウーウル・デミロクとGKオウズ・ダーラロウルのスーパーセーヴで、ブルサ・スポルの得点を許さなかった。この試合は、ゴールの声は聞かれることなく、両者が、勝ち点1を分け合うことになった。

【ブルサ・スポル】フライ=バッサー、セルダル・アズィズ、レナート・チヴェッリ、タイエ・タイウォ=ムサ・チャーウラン(後半35分:バトゥハン・アルトゥンタシュ)、シャミル・ジナズ=コリン・キャーズム・リチャーズ、バッターシャ、フェルハト・キラズ(後半25分:ムラト・ユウドゥルム)=エネス・ウナル(後半25分:セスタク)
【アクヒサル市役所スポル】オウズ・ダーラルオウル=エムラー・エレン、ウーウル・デミロク、ソンコ、チャーダーシュ・アタン=アフメット・ジェベ(後半23分:メフメット・アクユズ)、ビラル・クサ、メルテル・ユジェ、ギュライ・ヴラル(後半42:セルタン・ワルダル)=ブルーノ・メゼンガ(後半24分:ケナン・オゼル)=ウーマル・ニアセ




エメニケ、アンカラではピッチに立つ(ファナティック紙 13. 9.27)

エルスン・ヤナル監督(ヒュリエット紙) エメニケ(ヒュリエット紙)  エラズー・スポル戦では、エメニケを18人の登録メンバーに入れなかったエルスン・ヤナル監督は、アンカラ・でのアウェー戦では、異なったメンバーを起用するつもりだ。そこで、今度はヴェボを休ませ、エメニケが、チームのゴールを決める希望の星となるだろう。

 外国人枠についての6+0+4の規則ゆえ、選手構成にローテーションを執っているフェネルバフチェのエルスン・ヤナル監督は、第6節では攻撃面での変更を行う。フェネルバフチェが、前節エラズー・スポルを4:0で破った試合で、ソウを先発に起用し、エメニケを登録から外したエルスン・ヤナル監督は、ゲンチレル・ビルリーイ戦ではヴェボを休ませるつもりだ。エメニケを先発で起用するつもりの同監督は、最初の5節までレギュラーとして起用されてきたヴェボを登録から外すことになる。外国人選手では、ヴェボ以外では、クリスティアン、カドレッチ、ヨボを登録しないことが明らかになっている。

                    彼らも登録を外れる

 この先の数節では、メイレレスやカイトのようなスター選手も休ませることも考えられるが、同監督が、あまり出場の機会を与えていないカドレッチとヨボとは話し合いが行われているということだ。選手たちには、練習を続けることを求めている同監督は、「チームは、君たちを必要としている。我々の目の前には、難しくて長いマラソンが控えている。調子も、やる気も、決して落とすなかれ。みんな揃って結果を出そう」と言ったということだ。




フェネルバフチェ、エムレ・ベレズオウルの復帰の朗報(タクヴィム紙 13. 9.26)

エルスン・ヤナル監督(フェネルバフチェ公式HP) エムレ・ベレズオウル(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグで、9月29日(日)にアウェーで戦うゲンチレル・ビルリーイとの一戦に向けて準備を続けている。

   フェネルバフチェ・ジャン・バルトゥ・グランドで、エルスン・ヤナル監督指揮下報道陣に非公開で行われた練習に、ランニングとウォーミングアップから臨んだ選手たちは、そのあと、テンポを上げ5:2でのパス練習を行ったことが明らかにされた。そして、広いグランドを使い行われた戦術練習でもって、この日の練習が打ち上げられたということだ。
 フェネルバフチェの選手の中では、この間、チームから離れ治療を受けつつ練習を続けてきていたエムレ・ベレズオウルと、右肩に痛みが出ているため、昨日、治療目的で特別メニューを含む練習を行っていたメルト・ギュノクが、チームに合流して全てのメニューをこなしていたことが明らかにされた。
フェネルバフチェは、ゲンチレル・ビルリーイ戦に備えての練習を、明日行う練習でも引き続き行う。




ガラタサライの選手たちに衝撃(タクヴィム紙 13. 9.25)

ファーティフ・テリム監督(タクヴィム紙) ドラクバ(ヒュリエット紙)  ガラタサライで、ファーティフ・テリム監督が解任されたことで、大きな衝撃が走っている。ドラクバを始めとして、チームが揺れている。

 ガラタサライで、ファーティフ・テリム監督が解任されたことが、選手たちを心底から揺さぶっている。選手たちは、解任の意味するところを理解することができないでいるが、ドラクバも大きな衝撃を受けているということだ。チームのリーダー的地位にあるドラクバは、チームメイトを探しては落ち着かせようとしていたということだ。ブラク・ユルマズやムスレアも、ファーティフ・テリム監督解任の影響をかなり受けているようだ。ガラタサライの選手たちは、ファーティフ・テリムが、練習や戦術面でとても高い水準を持つ監督だということで一致しており、それ故、今回の決定に大きな影響を受けているということなのだ。




ソウとメフメット・トパル、先発に復帰(タクヴィム紙 13. 9.19)

エルスン・ヤナル監督(トラブゾン・スポル公式HP) ソウ(ヒュリエット紙) メフメット・トパル(ファナティック紙)  フェネルバフチェのエルスン・ヤナル監督は、そのプレーぶりが気に入らないエメニケとセルチュクに替えて、エラズー・スポル戦では、ソウとメフメット・トパルに出場機会を与えるつもりだ。

 フェネルバフチェは、カスムパシャとのアウェー戦を、終盤のゴールで勝ち点3を得たが、同監督は、うまく運んでないプレーぶりを、エラズー・スポル戦にまで引きずらないために手を打とうとしている。全体としては、プレーぶりには満足しているというが、2点で考え込んでいることが明らかになった。

                    明確ではない!

 同監督は、先発メンバーとして、エメニケとセルチュクに替えて、ソウとメフメット・トパルを起用することを考えている。しかし、最終決定は、この週末に明らかになる。




歴史は、この事実を伝えるだろう(タクヴィム紙 13. 9.18)

セルチュク・イナン(左)(ガラタサライ公式HP) ドラクバ(左)(ガラタサライ公式HP)  レアル・マドリードを相手に、新しい物語を生むために挑んだガラタサライだったが、ハチャメチャとなってしまった。ロナルド(3)、ベンゼマ(2)とイスコのゴールは、6:0でフェネルバフチェが破れた試合を想起させた。

 大敗だった! チャンピオンズ・リーグB組第1戦で、レアル・マドリードを、テュルク・テレコム・アリーナに迎えたガラタサライは、1:6という敗北を味わった。試合にいい臨み方をしたガラタサライは、前半2分、ゴールにとっても近づいた。フェリペ・メロが25mの距離から放ったシュートを、カシージャスが外に出した。同17分、リエラが蹴ったフリーキックのボールに、どフリーだったメロが触れることができなかった。同30分、スナイダーが、ゴールマウスの前でいい位置取りをしていたブラク・ユルマズにパスを出そうとしたが、際どいところでセルジオ・ラモスがパスコースに入りコーナーへと逃げた。

                   2点目が入ったところで終わった

 同33分、レアル・マドリードにとっては、多分、ガラタサライのゴールに初めて攻め寄せた。エブエとシェデューが譲り合うというミスを犯したところ、イスコがゴールを決めた。残りの時間では、他のゴールは生まれず、前半は0:1で終わった。後半3分、ブラクがいい位置からヘディングシュートを試みたが、ボールは外に出て行った。同9分、またしてもディフェンダーの大きなミスから、ベンゼマがガラタサライのゴールネットを揺らし、点差を2とした。

                                  ウムト・ブルトから名誉ある1点

 このゴールのあと、レアル・マドリードが、次から次へと攻め寄せた。同18分、ロナルドが3:0となるゴールを放った。、ガラタサライを、正にへこませてしまったレアル・マドリードは、同21分には、再びロナルドのゴールが生まれ、スコアは0:4となった。同36分、ベンゼマがこの日の2点目、チームとしては5点目となるゴールを決めた。0:5。同39分、表舞台に浮かび出たウムト・ブルトが、ガラタサライ唯一のゴールを決めた。同45分、ロナルドが、試合のスコアを決するゴールを決めた。1:6。

【ガラタサライ】ムスレア=エブエ、シェデュー、ダニー、リエラ=エンギン・バイタル(後半17分:ブルマ)、メロ、セルチュク・イナン=スナイダー=ブラク(後半11分:ウムト・ブルト)、ドラクバ(後半1分:アンバラト)




フェネルバフチェ、カスムパシャをくだす感激(イエニ・シャファク紙 13. 9.17)

ジャネル・エルキンを讃える(ヒュリエット紙) ホルメン(右)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、カスムパシャ戦で2度にわたりリードを許しながら、後半ロスタイムにあげたゴールで勝利を掴み、これで連勝を3と伸ばした。フェネルバフチェに勝ち点3をもたらしたゴールは、ジャネル・エルキン、ヴェボ(2)だった。また、カスムパシャのゴールは、ドンクとスカリオーネのあげたものだった。

 今季、開幕戦のコンヤ・スポル戦での敗北から始まったが、その後は、カドゥキョイでエスキシェヒル・スポルとシワス・スポルをくだしたフェネルバフチェは、トルコ・リーグでここ2試合勝っているカスムパシャを、後半ロスタイムのゴールで撃破した。2:3。この試合に優勢に臨んだフェネルバフチェは、ボール保有率でも相手を上回った。前半19分、カスムパシャの最初のシュートで、ドンクがゴールを決め1:0と先制した。同29分、マルキのセンタリングに対し、スカリオーネが触れる前に、エゲメンが間に入り込み絶体絶命のピンチを防いだ。同31分、エメニケが倒されたために得たフリーキックを蹴ったジャネル・エルキンが、見事なキックで相手ゴールネットを揺らした。これで、フェネルバフチェが同点に追いついた。1:1。同40分、ヴィウデスがセンタリングする入れると、ボールはバベルに当たり、次いでスカリオーネがゴールを決め、カスムパシャは再び勝ち越した。2:1。後半9分、フェネルバフチェは、まずジャネル・エルキンが、次いでアルヴェスがシュートを放ったが、いずれもがゴールマウスに嫌われてしまった。エメニケが、そのあとシュートを試みたが、うまくはいかなかった。同19分、左サイドから動き出したバベルが、アルパーとのせめぎあいで倒れてしまった。だが、主審は試合の続行を命じた。同29分、左サイドからジャネル・エルキンがセンタリングを入れると、ヴェボがヘッドで合わせゴールが決まった。2:2。後半ロスタイム2分、カスムパシャのDFが大きくクリアできなかったボールに触れたヴェボが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。2:3。

【カスムパシャ】イサクソン=オルハン・シャム(後半20分:エルヤサ・スメ)、リャン・ドンク、ヤルチュン・アイハン、サンジャク・カプラン=アンドレ・カストロ、ケレム・シェラス(後半41分:イルハン・エケル)=タバレ・ヴィウデス(後半38分:アデム・ブユック)、オスカー・スカリオーネ、リャン・バベル=サナハルビ・マルキ
【フェネルバフチェ】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、アルヴェス、エゲメン、ジャナル・エルキン=メイレレス(後半ロスタイム4分:メフメット・トプズ)、セルチュク・シャヒン(後半28分:メフメット・トプズ)、ホルメン(後半13分:アルパー)=エメニケ、ヴェボ、カイト




なんと、セルチュク・イナン、3週間欠場(ファナティック紙 13. 9.12)

セルチュク・イナン(ヒュリエット紙)  ルーマニア代表戦のあと車椅子に乗りスタジアムをあとにしたセルチュク・イナンについて、代表のメディカル・スタッフによる最初の検査で、3週間ピッチに立てないことが明らかにされた。ガラタサライのメディカル・チームは、厳しい試合を前に対策に乗り出すことを明らかにした。

 ブカレスト国立競技場で行われたルーマニア代表戦で、トルコ代表が素晴らしい勝利をおさめた一方、多くのケガ人も出してしまった。その中で、最も深刻なのがセルチュク・イナンだ。セルチュク・イナンは、その試合の前半35分に、左足に打撲を受けたのだ。暫しの間、ピッチの外に出て治療を受けていたが、そのあとピッチに戻った。引き続きプレーを続行したセルチュク・イナンの見せたプレーぶりが、故障を悪化させたようだ。試合終了後、ブラクに助けられ歩くことができたセルチュク・イナンは、スタジアムを車椅子であとにしたほどだった。セルチュク・イナンは、代表による最初の検査のあと、3週間はピッチに立てないことが明らかにされた。そして、あとはガラタサライのメディカル・チームに委ねられた。

                  ファーティフ・テリム監督のプランは違う

 ガラタサライのメディカル・チームは、治療に乗り出した。もし、セルチュク・イナンが3週間ピッチに立てないようならば、アンタルヤ・スポル戦、レアル・マドリード戦、ベシクタシュ戦に出場できない。セルチュク・イナン、及び医療関係者と話し合った同監督の考えは、アンタルヤ・スポル戦は休ませ、レアル・マドリード戦には出場できるようにすることだ。




なんと、世界に辿り着いた!(タクヴィム紙 13. 9.11)

セルチュク・イナン(中)(トルコ・サッカー協会HP) ウムト・ブルト(左)(トルコ・サッカー協会HP)  2014W杯出場権獲得のためには、ルーマニアを負かすしか、トルコ代表には手はなかった。ファーティフ・テリム監督率いる兵士たちは、またしても奇跡を行った。ブラクとメヴルトのゴールが、我々の夜に光を点した。

 ブラジルで行われる2014W杯欧州予選で、黄金にも値する勝ち点3を、トルコ代表はゲットした。ルーマニアとのアウェー戦を、0:2で制したトルコ代表が、2試合を残してハンガリーの首根っこを捉えた。

                  ブラク、1対1に

 前半10分、トルコ代表はゴールにとっても近づいた。トルコ代表のカウンター攻撃で、ウムト・ブルトのスルーパスを受け、ルーマニア代表のGKと1対1となったブラク・ユルマズがシュートを放ったが、ボールはGKに当たり跳ね返されてしまった。同22分、トルコ代表は待望のゴールを決めた。効果的なパス交換で、相手陣内へとトルコ代表は入っていった。そういった中で左サイドでボールを得たジャネル・エルキンのセンタリングに、トルコの得点王ブラク・ユルマズが、見事にヘッドで合わせると、トルコ代表が0:1と先制するゴールが決まった。

                  ハンガリーはかなり違う

 後半8分、効果的なトルコ代表の攻撃のなか、ギョクハン・トーレが、相手陣内で相手選手2人をすりぬけ、ペナルティエリアへと入り込んでいたウムト・ブルトに対してスルーパスを通した。ウムト・ブルトは、相手GKと1対1となりながら、放ったシュートは、相手GKの胸に収まった。同24分、ポパがペナルティエリア内から強烈なシュートを放つと、ボールはバーに当たり跳ね返った。後半ロスタイム4分、メヴルトが、見事なゴールを決め、この試合のスコアを決した。予選同組の他のビックマッチで、ハンガリー代表がエストニア代表を、ホームで5:1で勝った。

【トルコ代表】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、セミフ・カヤ、オメル・トプラク、ジャネル・エルキン=ギョクハン・トーレ(後半39分:メヴルト・エルディンチ)、メフメット・トパル、セルチュク・イナン、アルダ・トゥラン=ウムト・ブルト(後半45分:エルサン・ギュルム)、ブラク・ユルマズ(後半27分:オルジャイ・シャハン)




フェネルバフチェ、カスムパシャ戦に備える(TRT 13. 9.10)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第4節、9月19日(月)にカスムパシャと戦う一戦に向けての準備を、1日の休暇ののち継続した。

 フェネルバフチェ・ジャン・バルトゥ・グランドで、エルスン・ヤナル監督指揮下、報道陣に非公開で行われた練習を、フェネルバフチェの選手たちは、ランニングとウォーミングアップで始めたことが明らかにされた。
 練習には、トルコ代表に招集されているアルパー・ポトゥク、ギョクハン・ギョヌル、ヴォルカン・デミレル、ジャネル・エルキン、ハサン・アリ・カルドゥルム、メフメット・トパルとともに、故国の代表に招集されているカイト、ソウ、カドレッチ、エメニケ、ブルーノ・アルヴェス、ヴェボ、メイレレスが不参加だったということだ。ヨボに関しては、チームとは別のメニューを含む練習を行っていたということだ。
 フェネルバフチェは、カスムパシャ戦に備えての練習を、明日、 フェネルバフチェ・ジャン・バルトゥ・グランドで行う一部練習で続けることになっている。




モタとイスマイル・キョイバシュ、ピッチに立つ(ファナティック紙 13. 9. 9)

ラマン・モタ(タクヴィム紙) イスマイル・キョイバシュ(ファナティック紙) ビリッチ監督(ファナティック紙)  スラヴェン・ビリッチ監督は、テキルダー・スポルとの一戦で、新加入のラマン・モタと、前十字靱帯損傷で、ピッチから約1年半遠ざかっていたイスマイル・キョイバシュを、先発メンバーに起用した。

 25歳のモタは、左サイドのMFとして試合は始まった。モタは、そのスピード及びテクニックは、すぐさまプレーに及ぶことが可能と見えた。ボールを使った練習を再開はしていたが、実戦に臨むことができるかが課題だったイスマイル・キョイバシュは、左サイドバックとして試合に臨んだ。イスマイル・キョイバシュの久方ぶりの実戦への復帰は、彼自身にとっては大きな自信となった。これとは別に、今季、ベシクタシュに加入したセゼル・オズテュルクが、初めて先発として、ベシクタシュのユニフォームを着てピッチに立った。この3人の頑張りは、首脳陣には好意的に受け止められていた。




トルコ代表、イスタンブルでの練習を打ち上げる(トルコ・サッカー協会HP 13. 9. 8)

ファーティフ・テリム監督(ファナティック紙) アルダ(ヒュリエット紙) ブラク(スター紙)  FIFA2014W杯欧州予選D組第8戦を、9月10日(火)に、アウェーでルーマニア代表と戦うトルコ代表が、イスタンブルのケメルブルガズ・カスムパシャ・グランドで行っていた練習を打ち上げた。

 呼吸器系の感染症に罹り高熱を出しホテルで休養をとっているアルダ・トゥランとギョクハン・ギョヌルが、練習には不参加だった。また、練習中に、右足を捻挫したブラク・ユルマズと、右膝に打撲を負ったムスタファ・ペテクメクが、練習を途中で切り上げた。この4選手は治療を継続している。
 ファーティフ・テリム監督指揮下、最初の15分間だけ報道陣に公開された練習で、代表選手たちは、ウォーミングを行ったあと、パス練習、コンディション調整を行っていた。非公開練習では、選手たちは戦術に重点を置いた練習を行った。




ファーティフ・テリム監督で、そしてウムト・ブルトのゴールで希望が一新された(TRT 13. 9. 7)

ウムト・ブルト(上)(トルコ・サッカー協会HP) ブラク・ユルマズ(右)(トルコ・サッカー協会HP)  カイセリにアンドラ代表と迎えたファーティフ・テリム監督率いるトルコ代表が、ウムト・ブルト(3)、ブラク・ユルマズ、アルダ・トゥランのゴールで、5:0で勝った。

 トルコ代表が、2014W杯欧州予選D組第7試合で、アンドラ代表と対戦した。トルコ代表監督として第3次政権を築いたファーティフ・テリム下の第1戦を、ウムト・ブルト(3)、ブラク・ユルマズ、アルダ・トゥランのゴールで、5:0で勝ち、ルーマニア代表とのアウェー戦を前に、気合を充填した。
 カイセリ市立カディル・ハス・スタジアムで行われたこの試合、とりとめなく始めたトルコ代表が、前半35分に錠をこじ開けた。右サイドからギョクハン・トーレのセンタリングにいいジャンプをしたウムト・ブルトが、ヘッドで合わせ相手ゴールネットを揺らした。1:0。同39分、再び、ウムト・ブルトが表舞台に登場した。ペナルティエリアの外でボールを得たウムト・ブルトが、強いシュートを放つと、ボールはゴールネットに突き刺さった。2:0。前半は、トルコ代表が2点のリードを保ったまま終わった。後半早々、有効な攻めを見せたトルコ代表は、同19分、ブラク・ユルマズのゴールで、点差を3と開いた。ギョクハン・ギョヌルが、右サイドからグランダーのセンタリングを入れたそのボールに触れたブラク・ユルマズが、ゴールネットを揺らしたのだった。3:0。同23分、ギョクハン・トーレのパスを、ペナルティエリア内で受けたウムト・ブルトが、ゴール右斜め前からゴールを決め、これでハットトリックとなった。4:0。この試合のスコアを決したのは、アルダ・トゥランだった。同45分、アルダ・トゥランは、相手ディフェンダーからの跳ね返りのボールを、ヘッドでゴールに送り込んだのだった。5:0。両者ともに、残りの時間には、新たなゴールをあげることなく、これで、トルコ代表は勝ち点3を5ゴールで得たのだった。

【トルコ代表】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、セミフ・カヤ、オメル・トプラク、ジャネル・エルキン=ギョクハン・トーレ(後半37分:ハカン・チャルハノウル)、メフメット・トパル、ヌリ・シャヒン(後半20分:オルジャイ・シャハン)、アルダ・トゥラン=ブラク・ユルマズ(後半20分:アルパー・ポトゥク)、ウムト・ブルト




ラマン・デ・モラエス・モタ、イスタンブル入り(タクヴィム紙 13. 9. 6)

ラマン・デ・モラエス・モタ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、レンタルで獲得したブラジル人左サイドバックが、昨夜、イスタンブルにやって来た。ベシクタシュのグッズを身につけて撮影に応じた25歳となるラマンは、本日、メディカル・チェックを受けることになっている。

 ベシクタシュが、ブラジルのコリンチャンスから、今季末までレンタルで獲得したラマン・デ・モラエス・モタが、イスタンブルにやって来た。ラマン・デ・モラエス・モタを、アタ・テュルク空港には、ベシクタシュのサッカー部門担当者セミフ・ウスタが迎えた。ベシクタシュのグッズを身につけて撮影に応じたモタは、談話を残すことなく、空港をあとにしてBJKネヴザト・デミル・クラブハウスに向かった。ディフェンスの左を務める25歳のモタは、本日、メディカル・チェックを受けることになっている。ベシクタシュが公表したところによると、このレンタル移籍には、移籍金250万TLで完全移籍が可能となるオプションが付いている。




ケリム・フライ、ベシクタシュ入り(タクヴィム紙 13. 9. 5)

ケリム・フライ(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、イングランドのフルハム所属のケリム・フライと、5年契約で合意に達した。フィクレト・オルマン理事長は、この衝撃の移籍を、昨夜認めた。

補強活動を継続しているベシクタシュが、長きにわたりガラタサライが俎上に載せていたケリム・フライの移籍に関し、フルハム側と合意に達した。ガラタサライには、350万EUROの移籍金を求めていたフルハムが、ベシクタシュとの長期に渡った交渉で、300万EUROの移籍金で承諾し、合意に達したのだ。ベシクタシュは、移籍金とは別に、ケリム・フライが出場する25試合分についての出場給として、フルハム側に25万EUROを、追加で支払うことになる。フルハムと合意に達したあと、ケリム・フライとの交渉の席に着いたベシクタシュは、ケリム・フライと5年契約で合意に達した。ベシクタシュは、ケリム・フライに、5年間を順に記すと、110万EURO、120万EURO、130万EURO、140万EUROと支払い、最終的には合計500万EUROを支払うことになっている。




ファーティフ・テリムと、更に2年(イエニ・シャファク紙 13. 9. 4)

ファーティフ・テリム監督(イエニ・シャファク紙) ブルマ(イエニ・シャファク紙)  アビドラハ・アヴジュ監督の辞任後、トルコ代表代表監督を引き受け、5月末まで、トルコ代表監督とガラタサライ監督を兼任することになったファーティフ・テリムは、今季末をもって退任するのではという観測とは逆に、ガラタサライ監督を、更に2年することになろう。ガラタサライ理事会は、昨日行った会合で、ファーティフ・テリム監督との契約を、更に2年延長する決定を行ったのだ。今季末をもって契約の満了するファーティフ・テリム監督は、2016年まで監督を行うことになる。ウナル・アイサル理事長は、これで任期期間中、ファーティフ・テリム監督とともに、その職を全うすることになる。ファーティフ・テリム監督は、トルコ代表監督を引き受けた際、「ガラタサライが、私を放さない限り、私は離れない」と述べていた。

                    ブルマ、ファーティフ・テリム監督と会う

 新加入のブルマが、ファーティフ・テリム監督と会った。テュルク・テレコム・アリーナでの会談で、ファーティフ・テリム監督は、暫しの間、言葉を交わした。
 ブルマは、ファーティフ・テリム監督は、ヨーロッパで知られたとっても有名な監督であると述べ、「こうした方と、初めて会えて、自分にとっては、とっても素晴らしいと感じている。とっても幸せな気持ちでいるところだ。そして信頼を得た」と語った。




キャーズム、ついにブルサ・スポル入り(ファナティック紙 13. 9. 3)

コリン・キャーズム・リチャーズ(ファナティック紙)  ブルサ・スポルは、長きにわたり獲得を目ざしていたコリン・キャーズムの移籍にいい結果に至った。

 ブルサ・スポルは、経験豊かな攻撃的選手を、レンタルで獲得したい件について、ガラタサライとの間で合意に至った。ガラタサライの、新シーズンのプラン中で自身の位置を見出せなかったキャーズムは、かつて指導を仰いだダウム監督と、再度ともにプレーする可能性を見出した。調印は、本日行われ、27歳となったキャーズムは、明日以後、チームに合流して練習を始めるものと思われる。一方、アンタルヤ・スポル戦で、不幸にも故障を発生させ、治療を受けているベルッシは、4〜6週間、ピッチに立てないことが明らかにされた。ベルッシが、想定されている期間以前に復帰できるよう、メディカル・スタッフが頑張っているということだ。




ベシクタシュ、高みへと飛び上がる(タクヴィム紙 13. 9. 2)

エスキュデ、シヴォク(左から)(ミリエット紙) アルメイダ(ミリエット紙)  今季、怒濤の如き突入をしたベシクタシュは、前半28分、アルメイダのゴールで先制した。アルメイダは、その7分後にもPKを決め、相手ゴールネットを揺らした。これで、ベシクタシュは5季ぶりに開幕3連勝だ。

 ベシクタシュを止められない。今季、とってもいい入り方をした首位のベシクタシュが、オリンピック・スタジアムで、ガジアンテップ・スポルを2:0でくだした。5季ぶりに開幕3連勝を遂げたベシクタシュは、これで、スポーツ裁判所の裁定で受けた衝撃を乗り越えた。前半11分、ディフェンダーの裏に放り込まれたボールを、うまくコントロールしたジェンク・トスンがシュートを放ったが、ボールは枠を捉えることができなかった。同14分、またしてもディフェンスの裏をとったジェンク・トスンが放ったシュートは、GKトルガが片手で胸に納めた。同26分、アルメイダが、ゴール左斜め前からシュートを放ったが、ボールはバーの傍らを逸れて外に出て行った。同28分、左サイドでボールを得たフェルナンデスが、ペナルティエリア内へと送り込んだスルーパスを受けたアルメイダが、強いシュートを放つと、ベシクタシュが1:0と先制するゴールが決まった。同33分、ガジアンテップ・スポルのビニャが、ペナルティエリア内でフェルナンデスとのせめぎ合いで執った行為に対し、アリ・パラブユク主審はPKを指示した。このPKをアルメイダが決め、点差を2と開いた。2:0。前半は、このスコアのまま終わった。後半7分、ガジアンテップ・スポルの攻撃で、ジェンク・トスンが右サイドでボールを得た。シュートコースを見出したジェンク・トスンが、左足でシュートを放ったが、ボールは外に出て行った。同10分、フリーキックを蹴ったフェルナンデスは、直接ゴールを狙った。フェルナンデスはいいキックを見せたが、GKカルセマルスカスは、パンチングで防ぎコーナーキックとなった。同45分、ムハンメド・デミルジが蹴ったフリーキックのボールは、サイドバーに当たり跳ね返った。こうして2:0で勝利を収めたベシクタシュは、無傷の進撃を続けている。

【ベシクタシュ】トルガ=セルダル・クルトゥルシュ、シヴォク、エスキュデ、アティバ・ハティンソン=ヴェリ・カヴラク、フェルナンデス(後半42分:ネジプ)=ギョクハン・トーレ、オウズハン、オルジャイ・シャハン(後半33分:ムハマド・デミルジ)=アルメイダ(後半24分:ムスタファ・ペテクメク)
【ガジアンテップ・スポル】カルセマルスカス=ウーウル・カヴク、ジレス・ビニャ、ケコジェヴィッチ、シェノル・ジャン=ハリス・メドゥニャニン(後半19分:トゥルグト・ドーアン・シャヒン)、ベキル・オザン・ハス、タシュクン・チャルシュ=エクレム・ダー(後半1分:ダルビダス・セルナス)、ムスタファ・ドゥラク=ジェンク・トスン(後半20分:ムハンメド・デミルジ)




カドゥキョイでゴールラッシュ(ミリエット紙 13. 9. 1)

アルヴェス(左)カイト(右)(ヒュリエット紙) メイレレス(右)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、カドゥキョイにシワス・スポルを迎えた試合で、効果的なサッカーを見せ、5:2で勝利した。

 フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第3節、ホームにシワス・スポルを迎え、これを5:2でくだした。シュクル・サラチオウル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、カイト(2)、ブルーノ・アルヴェス、ヴェボ、アルパー・ポトゥクがもたらした。シワス・スポルの方は、シャエシューエ、チチーニョのあげたものだった。
 この結果、フェネルバフチェの勝ち点は6に増え、シワス・スポルの方は勝ち点3のままとなった。

                    フェネルバフチェ、爆発

 今季、いい臨み方をしなかったフェネルバフチェだが、トルコ・リーグで5:2でくだしたシワス・スポル戦で、正に爆発した。今季初頭の重要な試合で見せたサッカー、及び結果は悪いものだったフェネルバフチェが、シワス・スポル戦で見せたプレーぶり、及び大差をつけるというスコアは、サポーターを喜ばせた。ヨーロッパのカップ戦、トルコ・リーグ、スーパーカップで、ここまで7試合で7ゴールをあげてきたフェネルバフチェは、シワス・スポル戦では、突然5ゴールをあげた。
 ガラタサライと戦ったスーパーカップで、1:0で敗れて以後、トルコ・リーグの初戦のアウェー戦で、0:2とリードしながら、コンヤ・スポルに3:2で敗れ、そして、UEFAチャンピオンズ・リーグのプレーオフでは、アーセナルに2試合とも敗れた(0:3、2:0)フェネルバフチェが、トルコ・リーグで、前節、エスキシェヒル・スポルに勝ったあと、2連勝を飾ったことになる。
 サムエル・ホルメンが、中盤に活性化をもたらしたフェネルバフチェは、シワス・スポルに対して、とっても多くの好機を掴み、危険な場面を作り出していた。試合の後半、ディフェンス面でミスを犯したフェネルバフチェは、後半10分と38分にゴールを浴びてしまった。
 フェネルバフチェは、トルコ・リーグで第3節を戦い、そこで得た勝利で勝ち点を6に伸ばした。

                    フェネルバフチェ、カイトのゴールで笑う

 フェネルバフチェの攻撃ラインの重要な選手ディレク・カイトが、シワス・スポル戦でゴールを目ざすという点では、その能力を見せつけた。フェネルバフチェが、第2節、カドゥキョイでエスキシェヒル・スポルを退けた試合で唯一のゴールを決めたカイトは、シワス・スポル戦でも、前半15分、錠をこじ開ける役割を果たしたのだった。同35分にも、自身では2点目、チームとしては3点目となるゴールを決めたカイトは、フェネルバフチェ加入以来初めて、1試合2点を記録した。

                    アルヴェスとアルパー・ポトゥク、初ゴール

 フェネルバフチェが、今季獲得したポルトガル人DFブルーノ・アルヴェスと、エスキシェヒル・スポルから移籍してきたアルパー・ポトゥクが、フェネルバフチェのユニフォームのもと初ゴールを記録した。アルヴェスは、前半32分ゴールを決めたが、後半37分、ホルメンに替わりピッチに立ったアルパーは、同44分、フェネルバフチェの5点目を記録した。シワス・スポルの選手は、アルヴェスがゴールを決めたとき、GKボルジャンに対して手でもって制したとしてオズギュン・ヤンカヤ主審に抗議を行っていた。フェネルバフチェの、シワス・スポルに対し、後半4分にあげた4点目のゴールをあげたヴェボは、今季、トルコ・リーグでの初得点となった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、アルヴェス、エゲメン、ジャナル・エルキン=メイレレス、セルチュク・シャヒン=エメニケ(後半36分:メフメット・トプズ)、ホルメン(後半37分:アルパー)、カイト=ヴェボ
【シワス・スポル】ボルジャン=チチーニョ、ウミト・クルト、マヌエル・ダ・コスタ、ズィヤ・エルダル=アデム・コチャク、カディル・ベクメズジ(後半27分:ジハン・オズカラ)=ブルハン・エシェル、メフディ・タオウイル、シャエシューエ=ジョン・ウタカ




ガラタサライ、エスキシェヒル・スポルとまたしても引き分け(イエニ・シャファク紙 13. 8.31)

ドラクバ(右)(ミリエット紙) セルチュク・イナン(左)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ初戦で、勝ち点3を得るところから始まったガラタサライだが、ここ2節は同じ結果となった。エスキシェヒル・スポルとのアウェー戦でゴールをあげられなかったガラタサライで、一番惜しかったのは、ドラクバのシュートがバーに嫌われたところだった。

 トルコ・リーグの新シーズンを、ガジアンテップ・スポルに勝つことから始まったガラタサライは、統計的には、近年勝ち点3を取れてないブルサ・スポルとのアウェー戦後、エスキシェヒルでの試合も、勝ち点2を失うという結果となった。0:0。理想的な先発メンバーからハミト・アルトゥントプとシェジュを欠いて難しいアウェー戦に臨んだガラタサライは、昨日の試合では、攻撃面で存在感を見せることができなかった。エスキシェヒル・スポルもまた、同じレヴェルのプレーをしたため、試合は中盤でのやりとりに終始するという展開となった。ガラタサライは、ブラクとドラクバのシュートで何とかしようとしたが、流れを変えることはできなかった。
 エスキシェヒル・スポルのゴールゲッターはエルカン・ゼンギンとネジャーティだが、ガラタサライのGKを慌てさせるようなチャンスを作り出すことはできなかった。
 後半の冒頭で、エスキシェヒル・スポルは、ネジャーティが好機を掴みながら生かすことができなかった。同2分、相手ディフェンダーからこぼれたボールを得て、GKと1対1となったネジャーティが放ったシュートは、ムスレアの足に当たり跳ね返されてしまった。同26分、ドラクバがペナルティエリア内で放ったシュートは、バーに当たり跳ね返った。跳ね返りのボールを、スナイダーがシュートを試みたが、GKが辛うじて叩きだした。残りの時間では、ガラタサライがより優位に立っていたと見えたが、この試合のスコアを変えるまでには至らなかった。0:0。

【エスキシェヒル・スポル】ボッフィン=ヴェイセル・サル、アカミンコ、ディエゴ、アイタチ・カラ=ンディアエ、タルク・ジャンダル(後半ロスタイム2分:セロル・デミルハン)=カマラ、メフメット・エルクト・シェンテュルク(後半22分:オズギュル・チェク)、エルカン・ゼンギン=ネジャーティ(後半22分:ビアンヴヌ)
【ガラタサライ】ムスレア=エブエ、セミフ・カヤ、ギョクハン・ザン(後半11分:ジェイフン・ギュルセラム)、ハカン・バルタ=セルチュク・イナン、メロ、エンギン・バイタル(後半1分:サブリ)=スナイダー=ブラク(後半1分:アンバラト)、ドラクバ




勝利の夜(イエニ・シャファク紙 13. 8.30)

オルジャン(右)(ヒュリエット紙) アドリアン(中)(ヒュリエット紙)  開始早々に浴びたゴ−ルで衝撃を受けたトラブゾン・スポルだったが、相手の喜びを中途で生喜びとした。前半14分、エンリケのゴールで幕を開いたゴール・ショーも、後半19分、再びエンリケのゴールで閉じたトラブゾン・スポルは、新しい相手を迎える勝利を手に入れた。

 トラブゾン・スポルは、欧州リーグ、プレーオフ第2戦で、ホームにアルバニアのクケシを迎え、これを3:1でくだし、史上初めてグループ・リーグ進出の喜びを味わった。前半11分、ユスフのミスパスを咎め、プログニが出したパスを受けたポポヴィッチが、オヌルの頭上を越えるループシュートを放つと、これが決まった。0:1。同14分、アドリアンが右サイドからペナルティエリア内へと送り込んだボールに合わせてギライがシュートを放つと、ゴールライン際で足を出したエンリケがゴールを決めた。1:1。同44分、マルーダが、ペナルティエリア内の狭い角度からシュートを放つと、GKが叩き出そうとする。そのボールはバーに当たってピッチに跳ね返っただけだった。前半は、1:1にまま終わった。

                    エンリケとマルーダのゴールで楽になった

 後半9分、アドリアンが入れたセンタリングのボールを、エンリケがヒールで後ろに逸らした。それを、マルーダがボレーでシュートを試みると、ボールはクケシのゴールネットを揺らしていた。2:1。同19分、アドリアンが、中盤でフェイントかけながらボールを持ち込んでいった。相手ディフェンダーの裏をとったエンリケがゴールを決めた。3:1。終盤に入り、両者ともに好機を見出したが、新たなゴールは生まれることなく、3:1で勝利を掴んだトラブゾン・スポルが、グループ・リーグ戦への進出を決めた。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ、アイクト・デミル、ギライ、オルジャン・アドゥン=ユスフ(後半15分:バトゥハン)、アイクト・アクギュン、ゾコラ、アドリアン(後半32分:アランジーニョ)、マルーダ(後半43分:アブドゥルカディル)=エンリケ




更に4年、エスキシェヒル・スポルに(ファナティック紙 13. 8.29)

エルカン・ゼンギン(エスキシェヒル・スポル公式HP)  エスキシェヒル・スポルの中心選手エルカン・ゼンギンが、エスキシェヒル・スポルと4年契約に調印した。

 エスキシェヒル・スポルは、公式HPで、エルカン・ゼンギンとメスト・ホシュジャン理事長とのツーショット写真を配信し、「メスト・ホシュジャン理事長と会談した当クラブ所属のエルカン・ゼンギンが、新しい契約に調印を行い、新たに4年間の契約をエスキシェヒル・スポルと締結した」と明らかにした。
 スウェーデン代表に合流しているエルカン・ゼンギンと、4年の契約更改に至り幸せだと述べたエスキシェヒル・スポル報道官ベキル・ストゥク・サラチは、「エルカンは、我がクラブの大切な選手の一人だ。我々は、彼と4年の契約更改を行った。クラブにも、エルカンにも幸いあることを願う」と述べた。




チャンピオンズ・リーグとお別れ(イエニ・シャファク紙 13. 8.28)

エゲメン(前)(ヒュリエット紙) カイト(右)(ヒュリエット紙)  序盤から圧力をかけていったフェネルバフチェだったが、メイレレスによる先制の機会を生かすことができなかった。エメニケのシュートはバーに嫌われた。ゴールゲッターの中では、ウェールズ人のラムジーが、フェネルバフチェのゴールを破った。チャンピオンズ・リーグからはふるい落とされたフェネルバフチェだが、今後は、欧州リーグに駒を進めることになる。

 チャンピオンズ・リーグ予備戦のプレーオフ第2戦、フェネルバフチェは、第1戦ホームで0:3と苦杯を喫したアーセナルに、今度はアウェーで2:0で敗れ、欧州リーグへと方向転換することになった。この試合にいい臨み方をしたフェネルバフチェだったが、その後は、試合を優勢に進めるようになったアーセナルが、ボール保有率でも優位に立つようになった。前半12分、ソウの放ったシュートは、相手ディフェンスに当たり跳ね返された。その跳ね返りのボ−ルを、メイレレスがシュートを試みると、ボールはサグナに当たったところ、GKは辛うじてゴールを許さなかった。同25分、ウォルコットが、ディフェンスの間を抜けるパスを、フリーになっていたラムジーに出した。そのラムジーがゴールを決め、フェネルバフチェの希望は潰えてしまった。1:0。同40分、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだエメニケがシュートを放ったが、ボールはサイドバーに掴まってしまった。ディフェンダーが、そのボールを大きくクリアしようとしたかったボールを、エメニケが打った。だが、この度はGKに跳ね返されてしまった。その跳ね返りのボールを、クリスティアンがシュートを試みたが、今度は、上のバーに当たり跳ね返された。だが、主審は、その前にオフサイドの判定で、試合を止めていた。
 後半に入り、フェネルバフチェは相手ゴール前に攻め寄せることができず、また、ディフェンスがスペースを与えてしまっていた。アーセナルは、得点面でのアドヴァンテージを得るとともに、試合をコントロールし続けた。同23分、ウォルコットの蹴ったフリーキックが、上のバーを直撃し跳ね返ってきた。その跳ね返りのボールは、フェネルバフチェのディフェンダーが大きくクリアした。同23分、アーセナルの攻撃で、ゴール左斜め前でボールを得たラムジーが、ゴール右隅にたたき込んでしまった。2:0。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、アルヴェス、エゲメン、ジャナル・エルキン=セルチュク・シャヒン、メイレレス=カイト(後半38分:ヴェボ)、クリスティアン(後半22分:アルパー)、ソウ(後半38分:メフメット・トプズ)=エメニケ




ベシクタシュ、首位に飛び上がる(ファナティック紙 13. 8.27)

フェルナンデス(ヒュリエット紙) セルダル・クルトゥルシュ(左)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第2節で、ベシクタシュは、アウェーでエルジエス・スポルを2:4でくだした。ベシクタシュのゴールは、フェルナンデス(前半23分)、ギョクハン・トーレ(後半6分)、エスキュデ(後半20分)、アルメイダ(後半43分)が決めたのに対し、エルジエス・スポルのゴールは、ヴレミンクス(前半11分)、とヤシン・オズテキン(前半41分)から生まれた。なお、エルジエス・スポルは、後半ロスタイム2分にアゾフェイラがレッドカードをもらい、10人で戦わねばならなくなった。

 トルコ・リーグ第2節で、カディル・ハス・スタジアムで、エルジエス・スポルとのアウェー戦を戦った。試合開始早々に、両者とも得点が生まれた。前半11分、アティバ・ハティンソンが、ソネルを、ペナルティエリア内で倒してしまい、セルカン・チュナル主審はPKを指示した。ヴレミンクスが、このPKを決め、エルジエス・スポルが1:0と先制した。同23分、ヴェリ・カヴラクのパスを、エルジエス・スポルのディフェンダーが触れられないでいると、ボールはフェルナンデスの前に転がった。そのフェルナンデスがシュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていた。1:1。同41分、エルジエス・スポルは、エルサン・ギュルムのミスを咎め、ボールを得たヤシン・オズテキンが放ったゴールで、再び勝ち越した。2:1。前半は、ホームのエルジエス・スポルがリードを保ったまま終わった。

                     ベシクタシュ、後半に躍動

 後半早々、ベシクタシュは意気が上がった。ギョクハン・トーレが、後半6分、ロングシュートを放つと、これが決まり、2:2。これで、ギョクハン・トーレは、ベシクタシュでの2点目をあげたこととなった。同20分、右サイドからフェルナンデスが蹴ったフリーキックは、ペナルティエリア内へのセンタリングとなった。守備陣の間から抜け出たエスキュデがヘディングシュートを試みると、これが決まり、ベシクタシュが2:3と逆転する得点となった。同43分、オウズハンのパスでボールを得たアルメイダが、GKと1対1となった。アルメイダがグランダーのシュートを放つと、GKジョルガチェヴィッチを捕らえ、スコアを2:4とした。エルジエス・スポルは、後半ロスタイム2分、アゾフェイラが2枚目のイエローカードをもらい退場処分となった。残りの時間ではゴールは生まれず、ベシクタシュは、アウェーでエルジエス・スポルを2:4でくだした。

【エルジエス・スポル】ジョルガチェヴィッチ=ジェム・ジャン、カデル・マンガネ、ファズル・コジャバシュ、エクレム・エクシオウル=ジョルジュ・マンジェク(後半26分:ムラト・アクン)、アゾフェイファ=ハンツェル・アラウズ(後半26分:シナン・カロウル)、セルカン・アタク(後半39分:ヌマン・チュルクス)、ヤシン・オズテキン=ヴレミンクス
【ベシクタシュ】トルガ(後半1分;ジェンク)=セルダル・クルトゥルシュ、シヴォク、エスキュデ、エルサン・ギュルム=アティバ・ハティンソン、ヴェリ・カヴラク=ギョクハン・トーレ(後半36分:オウズハン)、フェルナンデス、オルジャイ・シャハン(後半20分:ムハマド・デミルジ)=アルメイダ




ガラタサライ、ブルサ・スポルと勝ち点を分け合う(イエニ・シャファク紙 13. 8.26)

ウムト・ブルト、イブラヒム・オズテュルク(左から)(ヒュリエット紙) ムスレア、バッターシャ(左から)(ヒュリエット紙)  ガラタサライの前には、ホームで12試合負けのないブルサ・スポルがいた。試合の流れは、ブルサ・スポルが、ガラタサライに盛り返すというものだった。そして、それが結果に表れた。前半44分、ブラクがあげたゴールに対し、ブルサ・スポルは、後半19分に、19歳のエネスが同点弾を放った。

 トルコ・リーグで、ここ2季にわたり優勝を遂げているガラタサライが、ブルサ・スポルというハードルに掴まった。1:1。この試合の前半、時間が経つにつれ、テンポが上がっていった。試合の中では、ガラタサライの方が、ブルサ・スポルと比べると、より多くの好機を作り出していたと言える。前半7分、スナイダーの出した深いパスに反応したブラクが、相手GKと1対1となった。ゴール前を離れたフライは、倒れ込みながらもボールに触れ、ブラクの攻撃を防ぐことができた。同44分、ハミト・アルトゥントプのパスに反応し動き出していたブラク・ユルマズが、ペナルティエリア内へと入ろうかという位置から、狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていた。0:1。後半17分、効果のある攻撃で、ブルサ・スポルのベルシは、ゴールに向かい強烈なシュートを放った。だが、ボールは上のバーに当たり跳ね返ったところを、ガラタサライのディフェンダーが大きくクリアした。跳ね返されてきたボールを、ベルシが、再度シュートを狙ったが、スナイダーが、コーナーに逃げた。同29分、シヴェッリが、ガラタサライのディフェンダーの間を抜け、ペナルティエリア内へと抜けるパスを、バッターシャが、フリーになっていたエネスへながした。すると、この若きエネスが、ゴールを決めたのだった。1:1。終盤、ガラタサライに対して、勝利に向け負荷をかけていったブルサ・スポルだったが、結果にはつながらなかった。これで、ガラタサライは、8月に初めて勝利を得ることができなかった。

【ブルサ・スポル】フライ=シェネル・オズバイラクル(後半37分:オメル・エルドーアン)、イブラヒム・オズテュルク、レナート・チヴェッリ、タイエ・タイウォ=ベルッシ、シャミル・ジナズ(後半26分:フェルハト・キラズ)=ムラト・ユウドゥルム、セスタク、バッターシャ、トゥンジャイ(後半26分:エネス)=ピント(後半39分:ヤシン)
【ガラタサライ】ムスレア=エブエ、ギョクハン・ザン、オーレリアン・シェジュ、ハカン・バルタ=ハミト・アルトゥントプ(後半39分:エルマン・クルチ)、メロ、セルチュク・イナン(後半36分:ウムト・ブルト)=スナイダー=ブラク、ドラクバ(後半21分:エムレ・チョラク)




メルト、ネジャ−ティの火を消す(イエニ・シャファク紙 13. 8.25)

カイト(ヒュリエット紙) エメニケ(右)(ヒュリエット紙)  コンヤ・スポル、アーセナル戦の敗北で揺れたフェネルバフチェが、エスキシェヒル・スポルと対戦した。ゴールを決めたカイト同様に、ネジャーティのPKを止めたGKメルトが、勝ち点3を得た功労者だ。

 ホームのサポーターの前に、第1節のコンヤ・スポル戦の、またアーセナル戦の敗北を忘れさせるために現れたフェネルバフチェに、勝ち点3が、カイトのゴールとメルトによるPKを防ぐということでもたらされた。あまりゴール・チャンスを多いとは言えなかったこの試合の前半、記憶に残るチャンスというものは皆無だった。前半13分、アルヴェスがペナルティエリア内でヘディングシュートを試みたが、GKがキャッチしただけだった。同22分、カマラがペナルティエリアへと持ち込み、シュートを放ったが、枠を捉えるというものではなかった。同41分のエルカン・ゼンギンのシュートは、GKメルトに向かっただけだった。
 後半は、中盤でのせめぎあいで始まったが、鍵をこじ開けるゴールは、カイトから生まれた。5回の公式戦で、21人の異なる選手を起用してきたエルスン・ヤナル監督が、決して外すことのなかったカイトが、後半7分、ペナルティエリア内でいいジャンプをして、1:0となる先制点をあげたのだ。
 このゴールがきっかけとなりテンポが上がったこの試合、同15分、PKが指示され、興奮も限界に達した。このPKをネジャーティが蹴ったが、メルトはゴールを許さなかった。同40分、PK同様の絶好の得点チャンスを掴みながら、ペナルティエリア内でボールを得たネジャーティは、難しくしてしまい外に蹴りだしてしまった。

【フェネルバフチェ】メルト=ギョクハン・ギョヌル(後半29分:ベキル)、アルヴェス、エゲメン、ジャナル・エルキン=カイト、セルチュク・シャヒン、メイレレス、アルパー(後半39分:メフメット・トプズ)=ヴェボ、エメニケ(後半38分:ソウ)
【エスキシェヒル・スポル】ボッフィン=ヴェイセル・サル、アカミンコ、ディエゴ、タルク・ジャンダル=カマラ(後半39分:アブデュルアズィズ・ソルマズ)、ンディアエ、アイタッチ・カラ(後半27分:エルクト・シェンテュルク)、エルカン・ゼンギン、オズギュル・チェク(後半10分:ネジャーティ)=ビアンヴヌ




ゲンチレル・ビルリーイ、3ゴールで勝ち点3(ザマン紙 13. 8.24)

ニザメッティン、ウーウル(左から)(ザマン紙)  トルコ・リーグ第2節、ホームのサポーターの前に初めて現れたゲンチレル・ビルリーイは、アクヒサル市役所スポルに3:0で勝ち、今季初の勝ち点3を獲得した。

 前半16分、突然訪れたゲンチレル・ビルリーイの攻撃で、ジミー・ドゥルマズが、ペナルティエリアのすぐ外からシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らした。1:0。同33分、エルミン・ゼッチが、前半のスコアを決するゴールを決めた。2:0。後半に入り、ゲンチレル・ビルリーイは、スタンクが2度にわたる絶好機を作り出したが、オウズ・ダーラルオウルがゴールを守りゴールを許さなかった。後半42分、ジャン・ジャック・ゴッソのパスを受けたボグダン・スタンクが狙い澄ましたゴールを決め、この試合のスコアを決した。3:0。

【ゲンチレル・ビルリーイ】ラマザン、セルカン・ヤヌク、アフメット、トシッチ、ウーウル、ジャン・ジャック・ゴッソ、ジミー・ドゥルマズ(後半36分:トミッチ)、ニザメッティン(後半25分:ペトロヴィッチ)、オクタイ(後半10分:オズギュル)、スタンク、エルミン・ゼッチ
【アクヒサル市役所スポル】オウズ・ダーラルオウル、エムラー、ソンコ、ウーウル、チャーダーシュ(後半1分:ケナン)、ニアセ、エミン、アフメット(後半1分:メフメット)、ビラル、ギュライ、ブルーノ(後半:セルタン)




トラブゾン・スポル、勝ち上がりへの扉をこじ開けた(イエニ・シャファク紙 13. 8.23)

アイクト・デミル(左)(トラブゾン・スポル公式HP) トラブゾン・スポル、歓喜(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、最初から最後まで優位に進めた試合を、アドリアンとエンリケのゴールでものにした。これで、8月29日に予定されている第2戦に有利に臨めることになった。

 UEFA欧州リーグ、プレーオフの第1戦、トラブゾン・スポルは、アウェーでアルバニアのクレシを、楽々と戦った結果、0:2で勝ちを収め、第2戦に向けての大きなアドヴァンテージを手に入れた。効果的な攻撃を生む一方で、相手にはチャンスを与えなかったトラブゾン・スポルは、前半31分、オルジャンのセンタリングを、相手DFブラヒャが手で防いだためにPKを得ることになった。このPKを蹴ったアドリアンは、GKの頭越しでゴールを決め、トラブゾン・スポルが0:1と先制した。同40分、ヴォルカン・シェンが右サイドから蹴ったフリーキックのボールが、相手GKから跳ね返ってきたところを、アドリアンがゴールを決めたかに見えたが、主審はオフサイドの判定でゴールとはならなかった。
   後半に入っても、試合の主導権を握り、試合をコントロールしたトラブゾン・スポルは、中盤でパス交換を行い、相手陣内のスペースを見つけようとしていた。同23分、左サイドからのセンタリングに合わせてジャンプしたソネルが。ヘディングシュートを試みた。GKから跳ね返ってくると、アドリアンが内へとパスを入れた。ファーサイドにいたエンリケがいいジャンプをして、ゴールに叩き込み、スコアは0:2となった。同34分と43分のヴォルカン・シェンのシュートは、相手GKを越えることはできなかった。この試合を0:2で制したトラブゾン・スポルは、この結果、第2戦に向けて、大きなアドヴァンテージを手に入れた。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ、アイクト・デミル、ムスタファ・ユムル、オルジャン・アドゥン、アイクト・アクギュン、ゾコラ、アドリアン(後半37分:バトゥハン)、ソネル(後半ロスタイム2分:ユスフ)、ヴォルカン・シェン(後半44分:アランジーニョ)、エンリケ




カドゥキョイで失望(サバハ紙 13. 8.22)

ヴェボ(右)(ヒュリエット紙) メイレレス(右)(ヒュリエット紙)  UEFAチャンピオンズ・リーグのプレーオフ第1戦で、フェネルバフチェは、アーセナルに0:3で敗れた。

UEFAチャンピオンズ・リーグのプレーオフ第1戦で、フェネルバフチェは、ホームにイングランドの強豪アーセナルを迎えた。試合の前半は、ともにゴールを決めることなく、0:0のまま終わった。

                     前半

 前半19分、ペナルティエリア内へと送り込まれた深いパスに、ヴォルカンがウォルコットが触れる前に、足でもって大きくクリアした。だが、攻撃は続き、ロシキーのセンタリングに、ジローがヘッドで合わせると、ボールは、ファーサイド側のサイドバーを逸れて外に出て行った。
 同25分、アーセナルの攻撃で、アルヴェスから跳ね返ったボ−ルを、ペナルティエリア外から、ラムジーが強いシュートを放ったが、ボールはサイドバーを逸れて外に出て行った。
 同42分、アーセナルの攻撃で、フェネルバフチェのディフェンスは厳しい時間帯を余儀なくされた。ペナルティエリア内での混戦のなか、アーセナルの選手は、最後の一撃を加えられず、フェネルバフチェのディフェンダーがボールを大きくクリアしたが、再度、ペナルティエリア内へとセンタリングが放り込まれた、だが、今度は、ヴォルカンがボールを押さえた。

                     後半

 後半4分、ラムジーのパスミスで、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たカイトが、強烈なシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行った。
 同6分、ラムジーの深いパスに反応し、ペナルティエリア内のゴール右斜め前でボールに追いついたウォルコットが、ダイレクトでグランダーのパスをファーサイドに出した。ギブスが、その強いパスに足を合わせると、アーセナルが先制するゴールとなった。0:1
 同9分、カイトが右サイドからセンタリングを、ヴェボがヘッドで落とすと、ボールはゴール方向へ流れていったところ、ソウより前にGKシュチェスニーが倒れ込みながらもボールに触れ危険を回避した。このとき、ソウの執った行為に対し、主審はファウルをとった。
 同17分、ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだウィルシャーが、ヨボをかわし、ゴール少し右斜め前からシュートを放った。だが、ヴォルカンがゴールを許さなかった。
 同19分、ラムジーがペナルティエリアに入ろうかというところから放った強いシュートに対し、GKヴォルカンが押さえようとしたが叶わず、フェネルバフチェのゴールネットが揺れてしまった。0:2。
 同23分、メイレレスの右サイドからのセンタリングに合わせて、ソウがニアの位置でヘディングシュートを試みたが、ボールは僅かにばーの上を越えて外に出て行った。だが、ソウの位置を見て、線審はオフサイド・フラッグを上げていた。
 同26分、ペナルティエリアの外でボールを得たソウがシュートを放ったが、ボールは僅かにバーの上を越えて外に出て行った。
 同31分、フェネルバフチェのディフェンスの背後に放り込まれたボールに反応したウォルコットが、ペナルティエリア内のゴール右斜め前で、カドレッチが背後から行ったチェックを受け転倒した。そのため、主審はPKを指示した。
 同32分、PKを蹴ったジローが、左隅にゴールを決めた。0:3。
 同38分、フェネルバフチェの攻撃で、左サイドでボールを得たカルデレッチの放ったシュートは、GKが遠いゴール隅に飛んだシュートを、飛び込みながらもパンチングで防ぎゴールを許さなかった。
 同40分、ギョクハン・ギョヌルが、右サイドから入れたセンタリングに、ニアサイドにいたエメニケがヘッドで合わせたが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。
 同45分、ソウのパスに、ペナルティエリア内のゴール右斜め前でボールを得たエメニケが走り込んできて強烈なシュートを放ったが、GKがコーナーへと逃げた。

[トルコ代表]ヴォルカン=ベキル(後半1分:ギョクハン・ギョヌル)、ヨボ、アルヴェス、カドレッチ=カイト、メフメット・トパル、メイレレス(後半37分:アルパー)、エムレ・ベレズオウル、ソウ=ヴェボ(後半17分:エメニケ)




トラブゾン・スポル、上位進出(フォトマッチ紙 13. 7.26)

エンリケ(左)(トルコ・サッカー協会HP) トラブゾン・スポル、歓喜(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、デリー・シティを、エンリケ(2)とアブドゥルカディルのゴールで、0:3で勝ち、UEFA欧州リーグ予備戦3回戦に駒を進めた。

 トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦の第1戦で4:2で勝ったアイルランドのデリー・シティを、第2戦でも0:3で退け、上位進出を果たした。トラブゾン・スポルの選手は、相手に対し、クレヴァーなサッカーを見せ、点差を開いていった。前半の最も重要なアタックは、同44分、ヴォルカン・シェンから生まれた。アドリアンのパスに反応して、相手GKと1対1となったヴォルカン・シェンが放ったシュートは、相手ディフェンダーが際どいところで、ゴ−ルライン際からクリアしてしまった。後半に入り、相次いで攻撃を行ったトラブゾン・スポルは、同11分、相手ディフェンスのミスを咎め、がら空きのゴールにボールを送り込んだエンリケが、上位進出の切符を我がものにしてくれた。0:1。この日のヒーローとなったエンリケは、同11分に、もう一度表舞台に登場し点差を2と拡げた。同35分、エンリケのパスを受けたアブドゥルカディルが、素晴らしいシュートを放つとゴールが決まり、この試合のスコアを決した。0:3。2連勝で上位進出を決めたトラブゾン・スポルは、、予備戦3回戦では、ベラルーシのディナモ・ミンスクと対戦することになった。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ・ヤウル、ムスタファ・ユムル、ギライ(後半1分;アイクト・デミル)、チェルスカ=ヴォルカン・シェン、コルマン(後半1分:アブドゥルカディル)、アイクト・アクギュン、アドリアン・ミエルゼジェブスキ(後半38分:ソネル)、オルジャン=エンリケ




フェネルバフチェ、PSVより特別講義(ファナティック紙 13. 7.25)

メフメット・トパル(左)(フェネルバフチェ公式HP) カイト(右)(フェネルバフチェ公式HP)  PSVアイントホーフェンが放ったゴールや作り出したチャンスによって、7月31日、チャンピオンズ・リーグ予備選で戦うザルツブルク戦を前に、フェネルバフチェに、正に「こんな戦い方をしたらゴールを食らうぞ」の警告を与えた。

 ここまで戦った2つの練習試合では、ともに4:0で勝ってきたフェネルバフチェのエルスン・ヤナル監督が言っていたように、最も厳しいテストを、昨夜のPSVアイントホーフェン戦で行った。エルスン・ヤナル監督は、この試合がシュクル・サラチオウル・スタジアムへの初お目見えとなった。新加入のブルーノ・アルヴェス、カドレッチ、アルパー、ホルメンも同様だった。エルスン・ヤナル監督のシステムに慣れるように努めていたフェネルバフチェの選手たちは、サポーターの凄まじい声援を背に、試合を優勢に始めた。前でのプレス、中盤の選手が攻撃を支えチャンスを作り出していこうというフェネルバフチェの選手たちは、この地域ではいいように見えたが、PSVアイントホーフェンの素早い出足で、為す術を見いだせなかった。守備面では、特にヨボとカドレッチがミスを犯したため、GKヴォルカンが、前半10分少し前から前半が終わるまで叫び続けていた。同15分、右サイドからの攻撃で、ザカリアのセンタリングに合わせてティムがシュートを放つと、ボールはヴォルカンに当たり跳ね返ってきた。そのボールを、ティムが、今度は、ヘディングシュートを試みると、フェネルバフチェのゴールネットが揺れた。後半5分と24分に、メイレレスがシュートを放ったが、ともにバーに嫌われてしまった。同26分、ロカディアのペナルティエリア外から放たれた見事なゴールで、この試合のスコアが決した。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン(後半1分:メルト・ギュノク)=ベキル・イルテギュン(後半1分:メフメット・トプズ)、ヨボ(後半29分:ホルメン)、アルヴェス、カドレッチ=カイト(後半38分:セルチュク)、エムレ・ベレズオウル(後半1分:メフメット・トパル)、クリスティアン(後半1分:アルパー)、メイレレス(後半30分:ハサン・アリ・カルドゥルム)、ジャネル・エルキン(後半1分:ストー)=ヴェボ(後半18分:ソウ)




セミフ・シェンテュルクに、ブルサ・スポルが関心(ヒュリエット紙 13. 7.24)

セミフ(ファナティック紙)  選手補強を続けているブルサ・スポルが、フェネルバフチェのゴールゲッター、セミフ・シェンテュルクに関心を持っていることが明らかになった。セミフの代理人アフメット・ブルトが記者に語ったところによると、ゴールゲッターを獲得したいブルサ・スポルは、先週、同氏に電話を入れ、セミフについての情報を集めたということだ。

 セミフに関しての移籍についての全情報を伝えたというブルトは、「セミフについては、現在、ブルサ・スポルだけが関心を寄せている。私は、これに対し、必要な情報を伝えた。ブルサ・スポルとは、一番最近は、先週、交渉を持った。数日中に、全てが明らかになるだろう。セミフの移籍が実現するか否か、どうなるか、私どもにも分からない」と述べた。
 ブルトは、合意に達しさえすれば、セミフ自身は、ブルサ・スポルのユニフォームを着ることについては熱い視線を向けていると付け加えた。




トラブゾン・スポルとベシクタシュが合意に達したトルガがチームに別れを告げた(ヒュリエット紙 13. 7.23)

トルガ・ゼンギン(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルの主将トルガ・ゼンギンの売却の問題で、ベシクタシュと再び始められた交渉で、前向きの結果が生まれた。両クラブの間で行われた本日の交渉の結果、トルガ・ゼンギンが、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドを訪れ、チームメイトに別れを告げた。トルガは、明日、チームとともにアイルランドに行けない、また、ムスタファ・アクチャイ監督に、試合を前にしてうまくいくようにとの願いを伝えたことも明らかにされた。
 ベシクタシュの獲得の意志に対し、消極的な態度を見せていたトラブゾン・スポルが、トルガ・ゼンギンの移籍に同意したのだ。トラブゾン・スポルからは、トルガ・ゼンギンの移籍金額については明言を避けている。両クラブが、トルガ問題に関し到達した合意を周知すること、また、トルガ・ゼンギンが、1〜2日の内に、ベシクタシュのキャンプに合流することと思われる。




このフェネル、とってもいい(タクヴィム紙 13. 7.22)

メイレレスを祝福(フェネルバフチェ公式HP)  先日、ボル・スポルを4:0で撃破したフェネルバフチェが、アゼルバイジャンのハザル・ランカランを相手に、とっても優れもののサッカーを見せた。新加入のカドレッチのゴールで幕開けをしたフェネルバフチェは、ヴェボ、メフメット・トプズ、メイレレスのゴールで点差をつけていった。

 新シーズンに向け、とっても理想的な準備を行っているフェネルバフチェが、練習試合でアゼルバイジャンのランカランを0:4でくだした。先日、ボル・スポルを4:0で撃破したフェネルバフチェは、2つ目の練習試合も勝利を飾ることになった。ランカランで戦ったフェネルバフチェは、ヴォルカン、ベキル、ヨボ、アルヴェス、カドレッチ、エムレ・ベレズオウル、ホルメン、アルパー、カイト、ストー、ヴェボを先発させた。試合を優勢に始めたフェネルバフチェは、開始まだ4分でゴールをあげた。エムレ・ベレズオウルが、ゴール斜め前から蹴ったフリーキックのボールに、瞬間前に出たカドレッチがスコアを0:1とした。チェコ人スター選手カドレッチは、こうしてフェネルバフチェのユニフォームを着ての初ゴールを決めた。このゴールのあとも、効果的なプレーを続けたフェネルバフチェは、ホルメンとストーで2点目に近づいた。特に中盤で効果的なパス交換を行っていたフェネルバフチェは、前半45分に、スコアを0:2とした。

                   新右サイドバックのベキルから見事なセンタリング

 ギョクハン・ギョヌルが故障のため、エルスン・ヤナル監督が右サイドバックに起用したベキルが、左足で行った見事なセンタリングに、ヴェボがフリーの状態で、きれいにヘッドで合わせると、点差が2と開いたのだった。このゴールで、フェネルバフチェは、前半を0:2とリードしたまま終えることになった。エルスン・ヤナル監督は、後半に入るにあたり、選手交替を行って臨むことになった。

                   ミロス・クラシッチ、ゴ−ルを逃す

 後半15分以後は、試合のテンポが落ちたことで、同監督は、全ての選手に出場機会を与えた。メイレレスとクラシッチが絶好機を生かせなかったフェネルバフチェは、後半43分になって3点目をあげた。後半に入り投入された2人の選手が準備をしたチャンスで、ソウが出したボールを受けたメフメット・トプズがゴールを決めた。0:3。後半ロスタイムという時間帯には、メイレレスのスーパーゴールが飛び出しスコアが決した。0:4。




トラブゾン・スポル、準備を続ける(ファナティック紙 13. 7.21)

メフメット・アクチャイ監督(イエニ・シャファク紙) アランジーニョ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、7月25日(木)に行われるデリー・シティとのアウェー戦に備える準備を開始した。

 トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第2戦に備える準備を開始した。トラブゾン・スポルが、デリー・シティとのアウェー戦に備える準備を、ムスタファ・アクチャイ監督指揮下、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで行った。トラブゾン・スポルの選手たちは、コンディション調整を行ったあと、戦術面に重点を置いた練習を行った。練習を行ったあと、練習に加わっていたブラジル人スター選手アランジーニョは、マスコミが出したデリー・シティ戦に関する質問に答えていた。10:0なんてことも、第2戦では起こるかもしれない。というのが、サッカーというやつだ。だけども、4:2というスコアは、皆さんが見ているように、アドヴァンテージだろう。だって、2ゴール、我々の方が多いのだから。あちらでの試合では、少なくとも同点であっても勝ち上がりたい。




ガラタサライ、メロ獲得を発表(ヒュリエット紙 13. 7.20)

メロ(ミリエット紙)  ガラタサライは、ここ2シーズン、レンタルでユベントスから獲得していたブラジル人選手フェリペ・メロを、今度は、完全移籍で獲得したと発表した。

 ガラタサライが、5月以来、その獲得に向け課題からは外すことのなかったメロ問題に、ピリオドを打った。この木曜日にはイスタンブル入りしたメロは、ユベントスからは再びレンタルになると話していた。だが、そうはならなかった。ガラタサライは、ユベントスに375万EUROを支払うことになる。メロを完全移籍させたのだ。

                    公表内容

 ユベントスのフェリペ・メロ・デ・カルヴァロと、2013-14シーズンから3シーズンにわたる期間について合意に達した。それに従うと、ユベントスに対し、移籍金として375万EURO払うことになる。メロ自身に対しては、2013-14、2014-15、2015-16各シーズンに、年俸310万EURO、それにプラス出場給として、1試合2万5千EUROを支払うことになる。




トラブゾン・スポル、嵐の如く始まる(イエニ・シャファク紙 13. 7.19)

アドリアン(右)(トラブゾン・スポル公式HP) コルマン(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  UEFA欧州リーグ予備戦2回戦で、ホームにデリー・シティを迎えたトラブゾン・スポルが、一時、恐ろしい夢を見たにせよ、勝利を収め、第2戦に向けアドヴァンテージを確保した。

 UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第1戦、トラブゾン・スポルは、デリー・シティをホームで4:2でくだし、第2戦に向けアドヴァンテージを確保した。トラブゾン・スポルは、最初の効果的な攻撃となった前半10分にゴールをあげた。アドリアンのスルーパスに反応したオルジャンが、ゴール斜め前からシュートを放つと、ボールはGKから跳ね返った。アドリアンがバイシクル・シュートを試みると、これがゴールネットを揺らした。1:0。同15分、オルジャンが放ったシュートが、GKからこぼれると、詰めていたエンリケがゴールを決め2:0とした。トラブゾン・スポルが、このスコアに満足していると、相次いで浴びたゴールで衝撃が走った。同24分にはマクダイド、同32分にカヴァナーのゴールが生まれ、2:2となってしまったのだ。同点に追いつかれたあと、相手ゴールへプレッシャーをかけていったトラブゾン・スポルは、勝ち越し点をあげたのだった。同39分、オルジャンの蹴ったフリーキックのボールを、モリーがバックヘッドでそらすと、自ゴールネットを揺らしてしまい、トラブゾン・スポルは、前半を3:2とリードしたまま終えることができた。後半、圧力をかけていったトラブゾン・スポルは、求めていたゴールをあげることで、その後の試合運びが楽になった。同7分、右コーナーキックのボ−ルに合わせていいジャンプをしたギライが、スコアを4:2とするゴールを決めた。このゴールのあと、試合をコントロールしていたトラブゾン・スポルが4:2で勝ち、ヨーロッパのカップ戦で9試合ぶりの勝利に喜びが炸裂した。

                    8人の外国人選手、ベンチ外

 トラブゾン・スポルの12人の外国人選手の内、たった4人だけが、この日ベンチ入りした。アドリアン、コルマン、エンリケ、チェルスカの4人が先発に名を連ねたのに対し、アランジーニョは控えに回された。それ以外の8人の選手は登録もされなかった。新加入のアイクト・デミルとアブドゥルカディルはメンバー登録されたが、バトゥハンは登録外だった。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ・ヤウル、ムスタファ・ユムル、ギライ、チェルスカ=コルマン、アイクト=ヴォルカン・シェン(後半35分:ヤシン・オズテキン)、アドリアン・ミエルゼジェブスキ(後半23分:アランジーニョ)、オルジャン=エンリケ(後半30分:エムレ・ギュラル)

★ 計算が合わない記事になっていますが、そのままの記述にしておきます。




ガラタサライ、イスタンブルに戻る(ファナティック紙 13. 7.18)

ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙)  イギリスでのキャンプを打ち上げたガラタサライは、昨日、早朝にイスタンブルに戻ってきた。

 ガラタサライは、新シーズンに向けての準備を、7月1日、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで開始した。その後、7月8日に第一次海外キャンプのために、イギリスのバーミンガム市に向かった。ガラタサライ選手団は、ここで8日間にわたり練習を続けた。イギリスで最初の練習試合を行ったガラタサライは、フットボールリーグ1所属のシュルーズベリーを3:0で、また、ノッツ・カウンティを2:1で退けた。コンフェデ杯に参戦したために特別休暇を与えられているフェルナンド・ムスレアと、故障のセミフ・カヤ以外は、全選手がキャンプに参加した。ガラタサライ選手団は、昨日朝早くに、イスタンブルに帰還した。




チェルシーのマルダ、トラブゾン・スポル入り(イエニ・シャファク紙 13. 7.17)

フローラン・マルダ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルが、移籍爆弾を炸裂させた。トラブゾン・スポルは、合意に達したチェルシーのスター選手を、特別機でトラブゾン入りさせた。33歳のマルダを、空港に幾千人というサポーターが迎えた。

 トラブゾン・スポルが、新シーズンを前にしてチャンスを逃さなかった。トラブゾン・スポルは、全ての点において合意に達したイングランドのプレミア・リ−グのチェルシー所属のフランス人スター選手フローラン・マルダを、特別機でトラブゾンに連れてきた。2007年以後、チェルシーのユニフォームを着てきた33歳のスター選手を、空港に、幾千というトラブゾン・スポルのサポーターたちが出迎えた。「ボルドーマーヴィ、チャンピオン、トラブゾンとフローラン・マルダ」という声に迎えられたフランス人スター選手は、サポーターたちのこういったパフォーマンスを歓迎している模様だった。首にトラブゾン・スポルのマフラーを掛けて現れたフローラン・マルダは、トラブゾンで活躍するために来た、そのためにできる限りの努力を惜しまないつもりだと述べた。
 トラブゾン・スポルは、トラブゾンに連れてきたフローラン・マルダがメディカル・チェックを受けたあと、豪華な調印式を行い、メンバーに加えることになるだろう。




セルダル・クルトゥルシュ、いい終わり方(ファナティック紙 13. 7.16)

セルダル・クルトゥルシュ(ザマン紙)  ベシクタシュが、長期にわたり獲得交渉を続けてきたセルダル・クルトゥルシュの移籍がいい終わり方をした。セルダル・クルトゥルシュは調印を済ませたあと、ヨーロッパ・キャンプに加わる予定だ。

 補強についての動きのスピードが鈍らないベシクタシュが、長期にわたり獲得を望んでいたセルダル・クルトゥルシュの移籍にいい終わり方をした。新シーズンを前にして、右サイドバックを1人、左サイドバックを1人、ボランチを1人獲得するつもりでいるベシクタシュは、ヒルベルトの抜けた穴を、元ベシクタシュの選手だったセルダル・クルトゥルシュで埋めることを考えてきた。長期にわたり交渉を続けてきてのち、フィクレト・オルマン理事長自らが動きだし、セルダル・クルトゥルシュ獲得に成功した。昨日、ガジアンテップ・スポル側との交渉の席に着いた同理事長は、獲得の意思を伝え、いい返事を待っていると述べた。移籍金200万EUROから始まった交渉は、150万EUROプラス、ハサン・テュルクの譲渡ということで合意に達した。

                  キャンプに間に合う

 セルダル・クルトゥルシュと、早急に契約をかわしたいベシクタシュ側は、セルダル・クルトゥルシュを、ヨーロッパ・キャンプに間に合わせようとしている。現在、ガジアンテップにいるセルダル・クルトゥルシュを、近々、イスタンブル入りさせ、メディカル・チェックを受けさせることになっている。ベシクタシュは、昨季、移籍解禁期間中に獲得したがっていたが、ガジアンテップ・スポル側がセルダル・クルトゥルシュを離さなかったということがあった。




ミラン・バロシュ、アンタルヤ・スポル入り(ファナティック紙 13. 7.11)

ミラン・バロシュ(ファナティック紙)  アンタルヤ・スポルが、元ガラタサライのスター選手ミラン・バロシュと、1年の契約をかわした。

 アンタルヤ・スポルが、2012-13シーズンのインターヴァル期間にガラタサライを出て、チェコのバニク・オストラヴァで半年間プレーしていたミラン・バロシュと、移籍に関し合意に達した。
 アンタルヤ・スポルのギュルテキン・ゲンジェル理事長がAA通信に述べたところに拠れば、移籍に関し、イスタンブルのレストランでバロシュと会い、会談の結果いい回答を得たので、アンタルヤ・スポル側としては歓迎の意を表したいということだ。
 半年間バニク・オストラヴァでプレーしていたバロシュは、自身がパスを持っていることを明らかにした同理事長は、「ミラン・バロシュの移籍は間違いない。全ての点で1年間の契約で合意に達した」と語った。
 同理事長は、ミラン・バロシュと1年間の契約で合意しており、また、バロシュ自身が、月曜日にはアンタルヤ入りして調印に臨むと言い、その後、第2次キャンプの地スロヴェニアへチームとともに向かうと語った。




ウムト・ブルト、幸せな結果(ヒュリエット紙 13. 7.10)

ウムト・ブルト(ファナティック紙)  ガラタサライが、トルコ代表選手ウムト・ブルトのパスを手に入れた。

 ガラタサライは、トルコ代表選手ウムト・ブルトの移籍に幸せな結果に至ろうとしている。ガラタサライは、320万EUROで完全移籍ができるという条件でレンタルで獲得したウムト・ブルトの完全移籍に向けて、この間交渉を続けてきた。その結果、ガラタサライは、トゥールーズと250万EUROで完全移籍ということで合意に達したのだ。
 ウムト・ブルトブ自身とは、既に合意に達しているガラタサライが、ウムト・ブルト移籍に関して公式に表明するものと思われる。
 ウムト・ブルトは、昨季、ガラタサライで38試合に出場し、15ゴールを記録している。




クラシッチとセルチュクをなじる言葉(ファナティック紙 13. 7. 9)

エルスン・ヤナル監督(サバハ紙)  新シーズンに向けての準備のためにデュズジェ入りしたフェネルバフチェが、キャンプでの初練習に臨んだ。

 トプク高原グランドで、エルスン・ヤナル監督指揮下で行われた練習で、選手たちは、ランニングとウォーミングアップを行ったあと、狭いグランドを使ってパス練習を行った。選手たちがランニングを行っているとき、幾人かのサポーターが、選手をなじる言葉が投げつけられた。クラシッチに対しては「女みたいな走り方だ」言ったかと思うと、セルチュク・シャヒンには、「おまえ、いつ引退するんだ」といった具合だ。エルスン・ヤナル監督には親愛の言葉をかけていたサポーターは、「ようこそ、エルスン監督、優勝を待ってるよ」と上機嫌だった。そのエルスン・ヤナル監督だが、練習が始まると報道陣を外に出し、サポータ−は中に入れていたことに衆目が集まっていた。




ガラタサライのイギリス・キャンプ帯同メンバー(イエニ・シャファク紙 13. 7. 8)

ファーティフ・テリム監督(ファナティック紙)  ガラタサライのイギリス・キャンプに帯同する選手の顔ぶれが明らかになった。これが、そのリストだ。

 ガラタサライが、書面で発表した談話は、次のようなものだ。
 「2013-14シーズンに向けての準備を目ざす第一次キャンプを海外で行うが、7月8〜16日の間は、イギリスのバーミンガム市にある聖ジョージ・ナショナル・サッカー・センターで行うガラタサライ選手団は、今朝、イギリスに向け出発する。
 ガラタサライ選手団の顔ぶれは、次のようなものだ。
 アイクト・エルチェティン、エライ・イシュジャン、ダニー・ヌーンクウ、ギョクハン・ザン、サブリ・サルオウル、ハカン・バルタ、アルベルト・リエラ、エマヌエル・エブエ、ハミト・アルトゥントプ、セルチュク・イナン、ジェイフン・ギュルセラム、イエクタ・クルトゥルシュ、エムレ・チョラク、コリン・キャーズム・リチャーズ、エンギン・バイタル、エルマン・クルチ、ノーディン・アンバラト、ブラク・ユルマズ」。

                   6選手を欠く

 ファーティフ・テリム監督は、イーイト・ギョクオーラン、セルジャン・ユルドゥルム、ウフク・ジェイラン、メフメット・バッタル、エマヌエル・クーリオ、フルカン・オズチャルを帯同メンバーに含まなかった。




ベシクタシュ、エネラモと移籍で合意(ミリエット紙 13. 7. 7)

エネラモ(ミリエット紙) ベシクタシュが、シワス・スポルのゴールゲッター、ミシェル・エネラモと移籍で合意に達した。

 リーグTVの伝えるところによると、補強を迅速に進めているベシクタシュが、シワス・スポルのゴールゲッター、ミシェル・エネラモと移籍で合意に達した。
  27歳になっているこのナイジェリア人ゴールゲッターの移籍に関して、短期間で合意に達した。エネラモは、別の新メンバーであるペドロ・フランコ、セゼル・オズテュルクとともに、ドイツ・キャンプに加わることが明らかになった。
  ここ3シーズン所属したシワス・スポルでは、91試合の出場を記録しているエネラモは、34ゴールを決めている。なお、エネラモとシワス・スポルの契約は、本年の5月31日で満了している。
 エネラモは、2010-11シーズンの移籍解禁期間に、シワス・スポルにやって来た。そのシーズンは、15試合に出て3得点を記録している。2011-12シーズンも、同様の活躍をしたエネラモは、37試合に出場して16ゴールを記録している。
 いいプレーを引き続き見せた昨季、エネラモは、トルコ・リーグとトルコ杯で併せて15ゴールを決めている。




ACミランのスター選手、ブルサ・スポル入り(イエニ・シャファク紙 13. 7. 6)

タイエ・タイウォ(ブルサ・スポル公式HP)  ナイジェリア代表選手で、ACミランの左サイドバック、タイエ・タイウォがブルサ・スポルに入った。

 ブルサ・スポルが行った発表では、次のようになっている。
 ナイジェリア代表選手であり、ACミラン所属の左サイドバック、タイエ・タイウォと3年契約を結び、ブルサ・スポルはメンバーに迎え入れた。調印式は、明日午後3時に、オズルジェ・クラブハウスで行われる。
 タイエ・タイウォは、1985年4月16日、ラゴスで生まれた。故国でサッカー人生を始めたが、2004-05シーズンに、フランスのマルセイユに移籍して、これにより国外でプレーを続ける決断をすることになった。2011-12シーズンまでマルセイユでプレーしたタイエ・タイウォは、2011年7月1日、イタリアのビッグクラブACミランに移籍した。その後、タイエ・タイウォは、クイーンズ・パーク・レンジャースやディナモ・キエフにレンタルで出されていた。サッカー人生で303試合に出場、27ゴールを記録している。54回にわたり、ナイジェリア代表として活躍したタイウォは5回、ゴールを決めている。




ペドロ・フランコ、イスタンブル入り(ファナティック紙 13. 7. 5)

ペドロ・フランコ(ファナティック紙)  ベシクタシュが新たに獲得したペドロ・フランコが、イスタンブル・アタテュルク空港にやって来た。フランコを、空港では、ベシクタシュの管理部長セミフ・ウスタが迎えた。

  ペドロ・フランコは、空港でベシクタシュTVのインタビューに応じた。フランコは、「ここに来れて幸せ者だ。僕は、ビッグクラブにやって来たんだ。調べた結果、ベシクタシュは、大変なビッグクラブだと知った。オスカー・コルドバが、僕に取ってもいい情報をくれたんだ。僕は、勝つことが好きなサッカー選手なんだ。チームメイトともに、頑張るつもりだ。できるだけのことを最大限して、サポーターたちを幸せな気分にしたいと思ってるよ」と応じた。
 ペドロ・フランコは、本日(7/5)午前9時に、アジュバーデム・フルヤ・スポーツ健康センターで、一連のチェックを受けてのち、ドイツに飛びキャンプに合流することになっている。




トルガはほぼ諦めた(ミリエット紙 13. 7. 4)

トルガ・ゼンギン(ミリエット紙)  新シーズンに向けての準備をドイツで継続中のベシクタシュは、キャンプ3日目を、夕刻の練習で終わった。選手の練習中、報道陣と言葉を交わした理事の一人アフメット・カヴァラジュは、トラブゾン・スポルのGKトルガ・ゼンギンの獲得は諦める段階に来ていると述べた。
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 カヴァルジュ理事は、トラブゾン・スポルが求める高い移籍金額を下げない、また、オルマン理事長直にが、この移籍は延期すると述べた。これとは別に、カヴァラジュ理事は、ホセ・カレイラGKコーチと話し、現在、チームにいるジェンク・ギョネン、エムレ・メティン、ギュナイ・ギュヴェンチについて、新シーズンに向けて、十分な選手かどうかのレポートを求めたことを明らかにした。
 一方、ベシクタシュが、全ての点で合意に達しているアンタルヤ・スポルのオメル・シシマノウルは、7月6日(土)にキャンプに合流するということだ。
 明日、2部制で行う練習で準備を続けるベシクタシュは、オルジャイ・シャハンとオウズハン・オズヤクプの2人が、報道陣の質問に答えることになっている。




セミフ・シェンテュルク、アンタルヤ・スポルへ(ファナティック紙 13. 7. 3)

セミフ(ファナティック紙)  フェネルバフチェをは離れることになったセミフ・シェンテュルクが、アンタルヤ・スポルと交渉をしている。

 セミフは、アンタルヤ・スポルのギュルテキン・ゲンジェル理事長と行った電話会談で、アンタルヤでプレーできるならば大きな喜びを得られるだろうと語った。行われた会談をその通りだと認めた同理事長は、「セミフ・シェンテュルクのキャリアを語る必要はない。彼自身と話し、そして、アンタルヤへ来てくれることを望んでいると伝えた。代理人との会談を求めた。唯一の問題は、フェネルバフチェが求めている200万TL移籍金だ。代理人と会ったあとに、移籍が実現しうるものかどうかが明確になろう」と述べた。
 アンタルヤ・スポルのサメト・アイババ監督が、獲得に関してはあまり関心を見せていないミラン・バロシュは、月曜日にクラブハウスに来て、アンタルヤ・スポルの理事と会うことになっているということだ。




ガラタサライで、1年の契約延長2人(ヒュリエット紙 13. 7. 2)

ギョクハン・ザン(ファナティック紙) エンギン・バイタル(タクヴィム紙)  ガラタサライは、エンギン・バイタルとギョクハン・ザンとは契約更改したが、ウフク・ジェイランは放出することになった。

 ガラタサライが、エンギン・バイタルとギョクハン・ザンとは契約更改を行う決定をした。ファーティフ・テリム監督の報告に基づいて、同理事会は、この2人の選手と、年俸60万EUROで、2年の契約を行った。
 これに対し、2009年、マニサから移籍してきた若きGKウフク・ジェイランは放出することになった。ガラタサライに加入して以後、期待されたプレーを見せることができず、そのため定位置を奪い取ることができなかったウフクは、出場の機会を求めることを明らかにして、ファーティフ・テリム監督から移籍の許しをもらったのだ。これで、ウフク・ジェイランの、ガラタサライでの失望の経歴に終止符が打たれることになった。ファーティフ・テリム監督は、新シーズでは第2GKとしてはエライ・イシェンに機会を与えることになり、一方で、アイクトの復帰も待たれている。一方、アイドゥン・ユルマズは、年俸70万EUROを受け入れさえすれば、ガラタサライに残留となる。




フェネルバフチェ、ピッチに立つ(TRT 13. 7. 1)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、2013-14シーズンに向けての準備を開始した。

 エルスン・ヤナル監督ら首脳陣の指揮下行われた練習には、新加入のカドレッチ、ホルメン、アルパー・ポトゥクも加わった。
 ジャン・バトゥル・グランドで行われた練習は、1時間半にわたって行われた。練習に入る前にミーティングを行った選手たちは、次いでストレッチ、その後は、狭いスペースを使って、ボールコントロール、ボールの奪い合いの練習を行った。そして、練習は、ランニングとストレッチで終わった。
 練習後、首脳陣と、新加入のカドレッチ、ホルメン、アルパー・ポトゥクが、報道陣の写真撮影に応じていた。
 また、シーズン初めの練習に、故障を抱えるギョクハン・ギョヌル、休暇をもらっているメフメット・トプズ、ディレク・カイト、メイレレス、新加入のブルーノ・アルヴェス、代表に招集されているレジェプ・ニヤズ、サリフ・ウチャンは不参加であった。
 フェネルバフチェは、7月8日までイスタンブルで練習を続け、その後、デュズジェのトプク高原で練習を続ける予定である。




ベシクタシュ、ドイツへ移動(ファナティック紙 13. 6.30)

ビリッチ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュは、新シーズンに向けての準備を、7月12日までドイツで行う。

 ベシクタシュは、2013-14シーズンの準備のために、明日、ドイツに向かう。
 新シーズンに向けての準備をイスタンブルで始めたベシクタシュは、明日、ドイツのシャルムッツェルゼー地方に行き、12日間にわたるキャンプに入る。7月11日(木)までシャルムッツェルゼーに滞在するベシクタシュは、7月12日(金)ハンブルクで、地元のザンクト・パウリと対戦予定である。そして、この試合のあと、ベシクタシュはイスタンブルに戻ってくる。
 選手たちは、7月13-16日の間は休暇をもらったあと、第2次キャンプのため、7月17日(水)、オーストリアのリンツ地方に向け出発し、7月27日(土)まで、グランド・ホテル・リンツに滞在する。
 ベシクタシュは、オーストリア・キャンプの期間中、イングランドのイスタンブル市役所スポルクィーンズ・パーク・レンジャーズ、ドイツのシャルケ04、そしてイングランドのサウザンプトンと試合を行うことになっている。
 そして、ベシクタシュは、7月28日(日)、第2次キャンプを打ち上げたあと、新シーズンに向けての準備をイスタンブルで続けることになっている。




金ではなく、大きな夢を求めてやってきた(ヒュリエット紙 13. 6.29)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)  エスキシェヒル・スポルより、年俸125万EURO(315万TL)をもらっていたエルスン・ヤナルが、フェネルバフチェから年俸150万ドル(290万TL)のオファーを受け入れ、今までより少ない年俸に同意した。

 フェネルバフチェは、長きに渡り探し求めていた新監督にエルスン・ヤナルを迎え、昨日、1年間の契約に調印した。
 フェネルバフチェの新監督の最大の夢は、このようにして正夢となった。サカルヤ・スポルで、若きコーチとしてキャリアの第一歩を記したエルスン・ヤナルは、自身に課した「いつかは、絶対にフェネルバフチェを率いるんだ」という目標を、52歳になった今、現実のものとした。しかも、昨季まで率いたエスキシェヒル・スポルでの年俸より少ないにも拘わらずにだ、、、。

                    アイクト・コジャマン前監督より少ない年俸

 エルスン・ヤナル新監督は、ここ2シーズン監督を務めていたエスキシェヒル・スポルからは125万EUROの年俸をもらっていた。この額は、トルコ・リラに直すと315万TLにまでなる。だが、その同じ監督が、フェネルバフチェからは150万ドル(約290万TL)しかもらわないのだ。これで、エルスン・ヤナルが、金ではなく、フェネルバフチェでの夢を実現するためにカドゥキョイへやって来たということが判るというものだ。
 52歳となっているエルスン・ヤナルは、同時に、退任したアイクト・コジャマン前監督よりも25万ドル少ない年俸となるのだ。




ビリッチ監督、ポルトガル人スター選手アルメイダを切る(TRT 13. 6.28)

スラーヴェン・ビリッチ監督(ベシクタシュ公式HP) アルメイダ(ファナティック紙)  ベシクタシュの新監督スラーヴェン・ビリッチが動きだした。同監督は、まず手始めに、放出して欲しい選手名を、理事会に伝えたのだ。

 サメト・アイババ監督辞任後、監督にスラーヴェン・ビリッチ導いたベシクタシュで、同監督は調印を行う前から、仕事に取りくんでいる。
 まず、昨季、ケガをしたことにより、自らに期待されているものを見せることができなかったフーゴ・アルメイダとは一緒にプレーをしたくないことを明らかにしているビリッチは、アルメイダを放出することを求めている。
 フーゴ・アルメイダは、考えているシステムには合わない、また、それ故、アルメイダには出場機会を与えることができないと考えている同監督は、年俸250万EUROを取るアルメイダは、チームには不要だと主張したのだ。
 なお放出する場合、ベシクタシュは、移籍金として700万EUROを設定することが明らかになっている。




ブルサ・スポル、選手探し(TRT 13. 6.27)

ヒクメット・カラマン監督(ファナティック紙) エルマンダール(アクシャム紙)  ブルサ・スポルの補強リストに、ヨハン・エルマンダール、ボヤン・ヨキッチ、ラフィク・ジェブールの名前が上がっている。

 ヒクメット・カラマン監督の出した報告書に基づき、ヤシン・ペフリヴァン、シェミル・チナズを獲得したブルサ・スポルが、補強活動を続けている。
 ギョクチェク・ヴェダーソンとの契約更改をしないという決定に至り、左サイドバック探しに入っているブルサ・スポルは、ヒクメット・カラマン監督の上げたリストに基づき、イタリアのキエーヴォ所属だったが、契約が満了したボヤン・ヨキッチとの交渉に入った。ブルサ・スポル側は、このスロヴェニア人選手を、代理人とともに、ブルサに招請したことが明らかになった。
 他方、ブルサ・スポルは、オリンピアコスのゴールゲッター、ラフィク・ジェブールとも交渉を持っていることが明らかになっている。ブルサ・スポル側は、この29歳になったラフィク・ジェブールからの回答を待っていること、また、ジェブールのパスに関する問題が解決したならば、移籍に光明が射すと考えられている。更に、ブルサ・スポルは、ガラタサライのスウェーデン人選手ヨハン・エルマンダールにも打診をしているということだ。




トラブゾン・スポル、ピッチに立つ(ファナティック紙 13. 6.26)

ムスタファ・アクチャイ監督(イエニ・シャファク紙)  トラブゾン・スポルは、2013-14シーズンに向けての初めての練習を、昨日行った。メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで、本日も、練習と行うことになっているトラブゾン・スポルは、明日、ダウラズへ向かい、14日間にわたるキャンプに入る。

 トラブゾン・スポルは、新シーズンに向けての初めて練習を、本日、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで行った。ムスタファ・アクチャイ監督の指揮下で行われた練習に先だって、同監督は短いミーティングをもった。新加入者の紹介、及び選手同士の交流をおこなったあと、練習はウォーミングアップから始まった。休暇を認められているギライ、ヴォルカン・シェン、ヤンコ、エンリケ、エメルソン、バンバ、ゾコラの姿は、この練習にはなかった。約1時間半にわたって行われた練習では、コンディション調整に時間を割かれ、その後は、選手たちは体を休めていた。本日も、当グランドで練習を続けることになっているトラブゾン・スポルは、明日、ウスパルタのダウラズに移動し、14日間にわたるキャンプに入る。

                    選手構成を形作る

 練習後、会見に応じた同監督は、新シーズンが始まる前に、不足している部分は一掃するつもりだと語った。キャンプ中は、全選手に同等のチャンスがあると言う同監督は、「ダウラズで行うキャンプで、自分の頭の中に選手構成を、完全に形作りたい。そのためには、選手たちが、全力で練習に励まねばならない。更に入ってくる選手により、一層の強力な体勢を作り、新シーズンに意欲的に臨みたい」と述べた。




メロ問題、いい終息へ(TRT 13. 6.25)

ファーティフ・テリム監督(ザマン紙) メロ(ファナティック紙)  ガラタサライは、フェリペ・メロの移籍に関し、いい終息に向かっている。メロの移籍に関し、ユベントス側と、大筋合意に達したのだ。

 ガラタサライは、トルコ・サッカー協会が定めている外国人選手枠10人という規定に関する改訂を期待しているが、その一方で、補強活動を継続中である。
 ガラタサライは、フェリペ・メロの移籍に関し、ユベントス側と大筋で合意に達したのだ。メロと合意に達しているガラタサライは、近々、正式に発表するものと考えられている。

                    ファーティフ・テリム監督の選択はメロ

  ここ2シーズン、レンタルでガラタサライに在籍したメロが、移籍に関する問題が解決してのち、ガラタサライに合流する。昨季、チームへの合流が遅れ、そのためそのプレーに影響を与えてしまったため、メロ自身、移籍に関する交渉が長引かないことを望んでいるということだ。ファーティフ・テリム監督も、チームとしっくりといっているということで、メロ獲得に同意をしたということだ。




フェネルバフチェ、4人の外国人選手、放出(TRT 13. 6.24)

クラシッチ(ファナティック紙) ヨボ(ファナティック紙)  フェネルバフチェで、外国人選手枠があるため問題が発生している。

 ホルメンを獲得したため、フェネルバフチェの外国人選手は11人となってしまった。外国人選手の数を減らすため、選手たちとの交渉を続けているが、その中で、ヨボとクラシッチには、自身で移籍先を見つけるようにと求められている。 ローマが獲得を求めているクリスティアンは、放出が可能だ。移籍金で合意に達したら、クリスティアンを放出することは可能となることが明らかになっている。

  クラシッチは、ロシアやイタリアのクラブが獲得をしようとしていることが明らかになっているが、一方のヨボは、こういったオファーを見るにつけ、移籍先を探し始めている。だが、この2選手が、フェネルバフチェで得ていたような年俸を得ることは難しいように思える。
 フェネルバフチェ所属の外国人選手は、以下の通りである。
 「ヨボ、アルヴェス、カドレツ、ストー、クリスティアン、メイレレス、クラシッチ、ソウ、カイト、ヴェボ、ホルメン」。




ベシクタシュ、ウムト・ブルト爆弾(ファナティック紙 13. 6.23)

ウムト・ブルト(ファナティック紙)  ベシクタシュが、ガラタサライのゴールゲッター、ウムト・ブルト獲得を目ざして、パスを持つトゥールーズと交渉を行った。ベシクタシュは、ウムト・ブルトに長期にわたる契約で説得をしているところだ。

 ジェンク・トスンとは合意に達していながら、ガジアンテップ・スポル側から、望ましい値下げ回答を得られないベシクタシュの俎上に上がってきている選手とは、昨季、ガラタサライにレンタルされ、だがパスはトゥールーズが保有しているウムト・ブルトだ。38試合で15得点、4アシストを記録したウムト・ブルト獲得に向け、フランスのトゥールーズ側に打診を行ったベシクタシュ側は。ウムト・ブルトを、ガラタサライとは違い、長期契約で説得にあたる道筋を模索している。普通ならば、ガラタサライへの残留に熱い視線を向けるところだが、ガラタサライ側からは期待すべき打診を見ることができていないウムト・ブルトが、ベシクタシュに積極的な回答を向けたことが明らかになったのだ。




フェネルバフチェ、トルコ人選手獲得へ(TRT 13. 6.22)

セルダル・タシュジュ(TRT)  外国人選手枠の制約があるため、トルコ人選手を補強リストから外すわけにいかないフェネルバフチェは、セルダル・タシュジュの獲得を考えている。それとは別に、右サイドバックに、ヴェイセル、エルカン、シェネルとの交渉を続けている。

  新シーズンに一層の強力なメンバーを作り上げるための作業を急ぎ、重要な選手を獲得したフェネルバフチェが、トルコ人選手の補強を急ピッチで続けている。この点で、まずフェネルバフチェは、以前にも名前が上がったシュトゥットガルト所属のトルコ系ドイツ人DFセルダル・タシュジュを、なんとか獲得しようと決めている。フェネルバフチェにとって、この26歳の選手の最大の問題は、シュトゥットガルトとの契約が2014年まであることだ。まだ新しい契約に入っていないセルダル・タシュジュを、自由契約にせずいい条件の金額で売りたいと考えているシュトゥットガルトが、その額を800万EUROまで下げているという情報が流れている。

                    ギョクハン・ギョヌルの替わり

 フェネルバフチェは、セルダル・タシュジュに留まらず、トルコで活躍する選手とも交渉を持っていると言われている。ギョクハン・ギョヌルの替わりとなる選手を探しているフェネルバフチェは、エスキシェヒル・スポルの24歳の右サイドバック、ヴェイセル・サルの獲得を願っていることは明らかになっている。トルコ代表にも選ばれたヴェイセル・サルも、イスタンブルのクラブに対し、熱い視線を注いでいる。また、それとは別に、ブルサ・スポルのシェネル・オズバイラクルも、噂に上がっている選手の一人だ。




アンタルヤ・スポル、エルトゥールル・サーラムと基本的に合意(ミリエット紙 13. 6.21)

エルトゥールル・サーラム(ファナティック紙)  アンタルヤ・スポルが、新監督にエルトゥールル・サーラムを迎えることで、基本的に合意に達したことが明らかになった。

 アンタルヤ・スポルが、新監督にエルトゥールル・サーラムを迎えることで、基本的に合意に達した。サーラムは、この土曜日には、アンタルヤ・スポル理事会の招請を受け、アンタルヤ入りする。
 昨夜、ギュルテキン・ゲンジェル理事長のもと、アンタルヤ・スポル理事会が行われた。ゲンジェル理事長は、会議に臨む前、記者団の質問に答えた。エルトゥールル・サーラムに関する報道を正しいと認めた同理事長は、「我々は、世間に知られたいかなる監督とも、我がクラブへ招請し交渉を持ってはいない。だが、エルトゥールル・サーラムとは電話では話した。そして、彼をアンタルヤ・スポルに招請した。この土曜日には、アンタルヤで会談を持つことになっている。エルトゥールル・サーラムと交渉を持ったクラブは、他にもある。だが、彼は、我がクラブに関心を持ってくれている。会談がうまくいけば、エルトゥールル・サーラムを監督に迎えることになろう。エルトゥールル・サーラムとうまくいかない場合には、Bプラン、Cプランというものを持っているつもりだ。名前は明らかにしたくないが、イギリス人監督も考えている。だが、我々は、土曜夜にエルトゥールル・サーラムと合意に達するだろうことを願っている」と述べた。




スーパーサブ、フェネルバフチェでのキャリア終わる(ファナティック紙 13. 6.20)

セミフ(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、下部組織から上がり、スーパーサブの異名をとったセミフ・シェンテュルクと絶縁することになった。クラブ側との交渉に喚び込まれながら現れなかったセミフの14年間のキャリアが、それで終わった。

 フェネルバフチェは、下部組織から上がり、1999年にトップに昇格し、その後著しい活躍をし、通常は控えに甘んじていたために、スーパーサブという異名をもらっていたセミフ・シェンテュルクとの契約を正式に結ばないことになった。30歳となったセミフに関して、先日来、新シーズンのキャンプには、その姿はないだろうと言われていた。この件に関して、フェネルバフチェの公式サイトで、「10日前にクラブ側との会談に喚び込んだが、これを受け入れてもらえなかった。セミフが、こういった正式なる会談を受け入れなかったことで、代理人と会い、セミフ・シェンテュルクは、新シーズンのプランからは外れている旨伝えた」と明らかにした。

                     得点王にもなった

 約14年にわたり、ユニフォームを着たフェネルバフチェで活躍し、優勝に、ヨーロッパのカップ戦で、更に、2007-08シーズンには得点王にもなったセミフに関するこのような突然の絶縁の決定に、フェネルバフチェで大きな反響を喚んでいる。セミフ側からは、この件に関して、まだ何ら談話は出されていないが、意気消沈していることは明らかになっている。アレックス以後、フェネルバフチェのもう一人の主将であったセミフと、カスムパシャ、ブルサ・スポル、コンヤ・スポル、エスキシェヒル・スポルが、交渉の用意があることが明らかになっている。




エルンシュト、引退(ヒュリエット紙 13. 6.19)

エルンシュト(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグで、昨季、カスムパシャに所属したドイツ人選手ファビアン・エルンシュトが、34歳で引退した。

 サッカー人生を、1996年、ハノーファー96でスタートしたエルンシュトは、その後、ドイツでハンブルク、ヴェルダー・ブレーメン、シャルケ04で活躍したあと、2009年にトルコにやって来た。
 移籍解禁期間にベシクタシュにやって来たエルンシュトは、丁度4年半トルコでプレーした。ベシクタシュが、そのシーズン、トルコ・リーグでもトルコ杯でもいい結果を残したのに、重要な役割を果たしたエルンシュトは、ベシクタシュ時代に146試合に出場し9ゴールを記録している。エルンシュトは、ベシクタシュでは、トルコ・リーグに105試合、トルコ杯で11試合、スーパーカップで1試合、出場の記録を残した。そして、ベシクタシュが、トルコ・リーグ制覇1回、トルコ杯制覇2回に貢献した。
 エルンシュトは、ベシクタシュとの契約が満了したあと、2012-13シーズン冒頭、トルコ・リーグに昇格したカスムパシャに移籍した。主将としてカスムパシャで活躍したこのシーズン、チーム史上最高の6位で終えることができたことに貢献したエルンシュトは、カスムパシャとの契約が残っているにも拘わらず、引退を決断した。エルンシュトは、カスムパシャではトルコ・リーグに30試合、更に1試合のトルコ杯を含めると合計31試合に出場した。
 ドイツ代表としては、2002年に初めて招集されて以後、エルンシュトは、24試合に出場し1ゴールを記録している。

                    カスムパシャより感謝の言葉

 サッカー人生をカスムパシャで終えることになったエルンシュトに対し、カスムパシャより感謝の言葉が送られた。
 カスムパシャが発表したところに拠ると、エルンシュトに謝意を表し、敬意をもって彼の決定を受け入れたとある。




ベシクタシュの新監督にプロシネスキ(ファナティック紙 13. 6.18)

ロベルト・プロシネスキ(ファナティック紙)  再度、舵取り役になったフィクレト・オルマン理事長は、新監督にロベルト・プロシネスキを選んだ。

  ベシクタシュで、総会後、首脳陣と選手の顔ぶれが明らかになり始めた。補強のため四方手を尽くしているベシクタシュは、新しく起用する監督に最終決断をくだした。フィクレト・オルマンは、昨晩、新理事とともに会議に臨み、カイセリ・スポルのクロアチア人監督ロベルト・プロシネスキを起用することを決めた。サッカー部門担当のオンデル・オゼンによる、アルトゥール・ジーコ獲得が不調に終わり、また、エルトゥールル・サーラムは、トルコ代表監督への起用に関心があるということで、プロシネスキの起用で落ち着いたということだ。監督問題が浮上して以後、プロシネスキとともに活動したいと考えていた同理事長は、各理事に、その旨を伝えたということだ。若くて、可能性があり、意欲的だということで、プロシネスキをチョイスしたという同理事長が、他の理事に支持されたと考えられている。

                                    カイセリ・スポル側の移籍環境も整う

 ベシクタシュ理事会は、本日行われる記者会見で、ロベルト・プロシネスキを、新監督として発表するものと思われている。先日来、カイセリ・スポルの代理人スレイマン・フルマは、ベシクタシュがロベルト・プロシネスキに関心を寄せていることを公言し、事は容易く解決する見通しだと言っていた。ただ、フルマは、その後、そういった趣旨の発言はしていないと言ってるようだが!




最終決定はエルスン・ヤナル(TRT 13. 6.17)

エルスン・ヤナル(ザマン紙)  フェネルバフチェは、ルチェスクの違約金がとても高いということで、新監督をエルスン・ヤナルに決定した。

 エスキシェヒル・スポル監督エルスン・ヤナルと、15日前に合意に達したアズィズ・ユルドゥルム理事長が、長きにわたり交渉を行ってきたルチェスクの違約金がとても高いことを理由に、エルスン・ヤナルを迎えることを決断した。
 フェネルバフチェ理事会は、15日前にイスタンブルに招請し合意に達していたエルスン・ヤナルを迎えることを決意した。エルスン・ヤナルとの交渉のあと、多くの外国人監督と接触をもったフェネルバフチェだったが、誰一人として望ましい回答を得られなく、エルスン・ヤナルでいくことに決断した。
 アイクト・コジャマン監督辞任以後、監督を探しをしているなか、第一の候補として名の上がっていたエルスン・ヤナルが、ついに正式な監督として発表されることが待たれる状況だ。フェネルバフチェは、明日(6/18)に行う予定の理事会で、監督問題に決定を看ることになる。
 交渉を持った外国人監督からは色よい返事をもらえず、シャフタル・ドネツクと契約更改をしてしまっているミルチェア・ルチェスクの違約金が高いことがアズィズ・ユルドゥルム理事長が監督に起用したいと考えているエルスン・ヤナルが、監督候補として競う相手がいなくなってしまった。

                    100万ドルの違約金

  エルスン・ヤナルの契約が残ることから、エスキシェヒル・スポルに100万ドルの違約金を払うことになるフェネルバフチェは、この合意を、明日開催される理事会のあと、正式に発表されるものと考えられている。監督就任の準備をしていると思われるエルスン・ヤナルは、この発表を待って、クラブハウスに入り気を楽にして動くことができるようになるはずだ。




ブラクに記録的オファー(イエニ・シャファク紙 13. 6.16)

ブラク(イエニ・シャファク紙)  スペインのビッグクラブから、ガラタサライのゴールマシーン、ブラク・ユルマズに信じられないオファーが届いた。

 アトレチコ・マドリードは、ガラタサライで活躍のブラク・ユルマズを獲得したがっている。ムンド・アトレチコ紙の大見出しによると、アトレチコ・マドリードは、ブラク・ユルマズ獲得のために、ガラタサライに2500万EUROのオファーを出した。長きにわたりブラク・ユルマズを求めているアトレチコ・マドリードのこのオファーを、ガラタサライが拒否した。
  イタリアのカリエレ・デロ・スポルト紙は、フィオレンティーナが、引き続きブラク・ユルマズ獲得を考えていると伝えている。マリオ・ゴメスの移籍に関し、バイエルンより否定的な回答を得たフィオレンティーナは、ブラク・ユルマズ獲得に向けオファーを出す準備をしていると言う。フィオレンティーナが考えているもう一人の選手がネグレドだ。ガラタサライ理事長ウナル・アイサルは、1500万EURO以下では、ブラク・ユルマズを放出する考えはないと言っていたことがある。ブラクの放出については、ファーティフ・テリム監督が、明確に拒否していると伝えられている。




カドレツ、フェネルバフチェ入り(ファナティック紙 13. 6.15)

ミハル・カドレツ(TRT)  フェネルバフチェは、アルター・ポトゥクに次いで、ガラタサライに対してフェイントを見せた。フェネルバフチェが、ガラタサライも獲得を考えていたレヴァークーゼンの左サイドバックに対し、500万EUROを用意したのだ。その結果、正式に移籍を成し遂げたのだ。

 フェネルバフチェが、ガラタサライも獲得を目ざしていたレヴァークーゼンの左サイドバック、ミハル・カドレツを獲得した。正式発表を行ったフェネルバフチェは、レヴァークーゼンと合意に達し、ミハル・カドレツ自身との交渉を続けていると明らかにした。だが、フェネルバフチェに近い関係者によると、ミハル・カドレツとは、あらゆる点において合意に達しているということだ。移籍金として500万EURO(1200万TL)を支払うことが明らかになっているが、28歳のミハル・カドレツに払う年俸については明らかにされていない。カドレツは、遅くとも週初めにはイスタンブル入りし、フェネルバフチェのユニフォームを着て、報道陣の前に姿を現すことになるということだ。

                   2008年以後

 チェコ代表ではストッパー、レヴァークーゼンでは左サイドバックとしてプレーしていたカドレツは、試合を組み立てることのできる現代のディフェンダーと言える選手だ。185cmあるカドレツは、フリーキックの名手であるとともに、ロングシュート、PKのキッカーとしても注目を集める選手である。攻め上がることの能力では、ハサン・アリ・カルドゥルムやジーグラーより優れたものを持っているカドレツは、2008年以後、ブンデスリーガでプレーをしていた。




メルト・ノブレ、カイセリ・スポル入り(ヒュリエット紙 13. 6.14)

ノブレ(ファナティック紙)  トルコ・リーグ所属のカイセリ・スポルが、メルシン体育倶楽部のメルト・ノブレと、2年契約で合意に達した。

 カイセリ・スポル報道官オウズ・オルタキョイルオウルが、報道陣に明らかにしたところに拠れば、新シーズンに向けての補強活動を進めているということだ。その点で、昨季、メルシン体育倶楽部のユニフォームを着ていたノブレと、移籍に関して合意に達したことを明らかにしたオルタキョイルオウルは、今日、カイセリ入りするノブレが、メディカル・チェックを受けたあと、正式な調印に至ることになろうと語った。
 オルタキョイルオウルは、新シーズンでは質の高いチームを作り上げるべく、補強活動を継続していくということを付け加えた。




ガラタサライ、ブラジル人FWにオファー(TRT 13. 6.13)

ルイス・ファビアーノ(TRT)  サンパウロの関係者が、ガラタサライからゴールゲッターに関するオファーを受けたと明らかにした。

 サンパウロの副理事長ヤソ・パウロ・デ・イエズス・ロペスが、ガラタサライとオリンピアコスから、ルイス・ファビアーノに対するオファーを受けたことを明らかにした。
フォックス・スポーツ放送に対して語った同副理事長は、ルイス・ファビアーノを放出させようという申し出は強いものがある。が、「彼は、我がクラブにとり大事な選手であり、彼を諦める意志などない。ただ、彼自身から、また代理人から強い要請は受けている。ガラタサライとオリンピアコスからオファーを受けているのだ。だが、我々を満足させるレヴェルの話ではない。話に乗るには、更に一層の積み上げのある内容でなければならない」と語った。
 32歳のルイス・ファビアーノは、今季14試合で8得点をあげている。サンパウロとの契約は2015年まである。




ブルーノ・アルヴェス、優勝のためにやって来た(ファナティック紙 13. 6.12)

ブルーノ・アルヴェス(ファナティック紙)  フェネルバフチェに新加入したブルーノ・アルヴェスが、昨日、イスタンブルに降り立った。そして、意欲的な言葉を吐いた。フェネルバフチェに加わり、その一員になりたかった。ビッグクラブに来て、大きな成功をあげたいと思っている。

 フェネルバフチェが、ゼニトから獲得したブルーノ・アルヴェスが、昨日、イスタンブルに第一歩を記した。フェネルバフチェと3年契約を結んだブルーノ・アルヴェスは、代理人のハサン・チェティンカヤとともに、昨日、空港に降り立った。サポーターたちの大きな関心を喚んだブルーノ・アルヴェスは、詳細なメディカル・チェックを受けたあと、シュクル・サラチオウル・スタジアムとクラブ施設を見て回った。ビッグクラブにやって来たと言うブルーノ・アルヴェスは、「フェネルバフチェに来て、その一員になることを望んでいた。大きな成功をあげにやってきた。代表で一緒にプレーしているメイレレスと、詳しい話をする機会があった。トルコについて、イスタンブルについて、フェネルバフチェについて、詳しい情報をくれた。フェネルバフチェというのは、サポーターにとって、いかに大切なものか説明してくれた」と述べた。

                      これが目標

新しいユニフォームに袖を通すのが待ちきれないと言うアルヴェスは、「フェネルバフチェの選手を知り合うためにうまくいかないなんて考えてはいない。フェネルバフチェが成功をおさめるように、カップ戦、リーグ戦制覇に向けて頑張りたい。最大の目標はこれだ」述べたと。




セルカン・バルジュ、自由契約となる(TRT 13. 6.11)

セルカン・バルジュ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルで、旧体制の理事会と契約を交わしたセルカン・バルジュが、新体制となった理事会と合意の上、自由契約となった。

  昨季末でトラブゾン・スポルとの契約が満了したセルカン・バルジュは、臨時総会を前に、旧理事会と契約を行い、更に2年、トラブゾン・スポルでプレーすることになった。その調印の4日後、セルカン・バルジュの代理人バトゥル・アルトゥパルマクは、「セルカン・バルジュは、そのときの理事会の求めに応じて調印を行った」と言い、契約を撤回する意向のようだ。
   バトゥル・アルトゥパルマクは、ツィッターで明らかにしたところでは、セルカン・バルジュは、トラブゾン・スポルから出ることを明らかにした。アルトゥパルラクは、「セルカン・バルジュは、トラブゾン・スポルを更新した契約を、双方から取り消された」と述べている。




ベシクタシュ、トルガ獲得の試みを止める(TRT 13. 6.10)

トルガ・ゼンギン(TRT)  ベシクタシュは、トラブゾン・スポルがトルガ・ゼンギンの移籍に求める金銭の額を受けて、この移籍を諦める決定を行った。

   ベシクタシュが、、トルガ・ゼンギンの獲得を諦めた。
 新シーズンを前に補強に余念のないベシクタシュは、トラブゾン・スポルのトルガ・ゼンギン獲得に向けての動きを、少し前から始めていた。
 トラブゾン・スポルに対し、移籍金としての金額を伝えていたベシクタシュは、トルガ獲得にトラブゾン・スポルが求める金額を受け、獲得を諦める決定をくだした。
  トラブゾン・スポルは、トルガの移籍金として1千万EUROプラス選手1人を求めたため、この移籍話は 暗礁に乗り上げていたところ、ベシクタシュのサッカー部門担当は、どのクラブとも契約に至っていないシナン・ボラト獲得に向けての動きを加速させている。ベシクタシュは、スタンダール・リエージュとの契約を、昨季末をもって満了したあと、未だ新しい契約に至ってないシナン・ボラトの獲得に向け、代理人と再び交渉のテーブルに着いた。昨日、及び今日(6月10日)に行った交渉の結果、明確な結論には至らなかったが、ベシクタシュ側は、シナン・ボラト獲得に向けての交渉は継続し、是非とも獲得したい意向であることが明らかになった。




ギョクハン・トーレ、ベシクタシュのためにイスタンブル入り(ヒュリエット紙 13. 6. 9)

ギョクハン・トーレ(ヒュリエット紙)  ベシクタシュが獲得しようとしているギョクハン・トーレが、イスタンブル入りした。一方、フィクレト・オルマン理事長の方も、ギョクハン・トーレと会談を持つ予定であり、ギョクハン・トーレがベシクタシュ入りすると述べた。

  新シーズンに向け補強活動を継続中のベシクタシュが獲得したがっているギョクハン・トーレが、本日、イスタンブル入りした。午後にドイツからアタテュルク空港に到着したギョクハン・トーレは、アンタルヤへ行き休暇を過ごすということだ。そして、この間にギョクハン・トーレは、ベシクタシュの関係者と会う予定であるということが明らかになっている。ベシクタシュ側は、第一段階としてギョクハン・トーレを1年間のレンタルで獲得したい意向を持っている。ルビン・カザン側と行う交渉で合意に至れば、ギョクハン・トーレのパス獲得というオプションも得るつもりだ。
  昨季初めに、ハンブルクからロシアのルビン・カザンに移籍した21歳のギョクハン・トーレは、ルビン・カザンと2016年までの契約に調印した。ドイツ生まれのトルコ人選手であるギョクハン・トーレは、ルビン・カザンでは7試合に出場した。中盤の左右のサイドができるギョクハン・トーレは、トルコ代表が、昨季末に行った合宿に招請されている。




ガラタサライの外国人選手問題(TRT 13. 6. 8)

エルマンダール(ファナティック紙) リエラ(ファナティック紙)  ガラタサライでは、シェジュ移籍により、外国人選手の数が10人となった。外国人選手枠に空きを作りたいガラタサライでは、構想外となっているエルマンダールとリエラが、出て行きたくないと言っていることで、頭を抱えることになってしまっている。また、クーリオは、自由契約となることが明らかになっている。

  ガラタサライで、出て行くたくないと言っている外国人選手の扱い方が、重くのしかかってきている。シェジュの加入で、外国人選手の数が10人となったガラタサライで、外国人選手枠に空きを作るために放出されると考えられている選手が出ていきたくないと言っていることに縛られている。
  最近、エルマンダールが、ガラタサライで得ていた年俸180万EUROでオファーを出したカスムパシャに対し、「同じ地域のクラブではプレーしたくない」と言い、否定的な回答をしたことに対し、ガラタサライは、自らの選手を、どのように扱ったらいいのか考え込み始めている。大きな問題は、アルベルト・リエラにある。年俸290万EUROというガラタサライ内では最も多くの年俸を得ている選手の一人でありながら、1年目は失望を誘い、2年目には左サイドバックに移ったリエラに、出場給を除いて、600万EURO支払われることとなっていることが動揺の基になっている。しかし、リエラが出て行く意志がないように、リエラ自身に関心を寄せたスペインのクラブが、ガラタサライでもらっている年俸の1/4にしかすぎない年俸75万EUROでのオファーを出してきたため、ガラタサライを去る気持ちは全く持っていないことも明らかになっている。
 契約の残っている外国人選手の中で、問題を抱えていない唯一の選手と言えば、アルゼンチン人選手のクーリオのように思われる。来季で契約が満了することになっているクーリオは、パスを手に入れることになるものと考えられている。ムスレア、エブエ、ダニー、シェジュ、リエラ、アンバラト、エルマンダール、スナイダー、ドロクバ、クーリオといった10人と契約が続いているガラタサライでは、たとえ望んで、メンバー登録しようにも、新加入の選手にライセンスを出すことができない状態だ。





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