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ジャヴジャヴ会長の勝利、0:2(ファナティック紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 14. 9.20)

カーン・カナク(左)ハカン・アスランタシュ(右)(エスキシェヒル・スポル公式HP) エルカン・ゼンギン(左)デニズ・ナキ(右)(エスキシェヒル・スポル公式HP)  ムスタファ・カプラン監督を更迭し、「エスキシェヒル・スポル戦のメンバーはワシが選ぶ」と言ったイルハン・ジャヴジャヴ理事長が、初の勝利を味わった。ゲンチレル・ビルリーイは、エスキシェヒル・スポルをアウェー戦で、ウーウルとスタンクのゴールで粉砕した。

 トルコ・リーグ第3節の初戦、最も関心を集めたのは、イルハン・ジャヴジャヴ会長率いるゲンチレル・ビルリーイが、どのような先発メンバーでピッチに立つかであった。というのは、前節、ブルサ・スポル戦での敗戦後、ジャヴジャヴ理事長は、ムスタファ・カプラン監督の更迭発表後、「エスキシェヒル・スポル戦には、ワシが出て行く」と発表したことが、爆弾が炸裂したかのような反響を呼んだのだ。実際、部分的には、イルハン・ジャヴジャヴ理事長は若い選手を並べていた。一方のエスキシェヒル・スポルは、開幕後の2戦で勝ち点を4を獲得したことで意気が上がり、この試合にも勝つぞの意気込みで臨んだ。エルトゥールル・サーラム監督が送り出した先発メンバーの中には、オメル・シシマノウルの名前があった。

                    エスキシェヒル・スポル、早々に好機

 前半13分、エルカン・ゼンギンが、PKポイントに向けてセンタリングを入れると、ボールは、ゲンチレル・ビルリーイのディフェンス陣から跳ね返り、ビロルの前に転がった。ビロルはシュートを放ったが、ボールは僅かにバーの上を越えて外に出て行った。同31分、ゲンチレル・ビルリーイが、予想だにしなかった見事なゴールで先制した。エスキシェヒル・スポルの若きディフェンダーのキャーミル・アフメットが大きくクリアしようとしたボールが、ウーウルに当たり、ボッフィンが焦るなか、エスキシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしてしまったのだった。0:1。同44分、スタンクがゴールに近づいたが、これもゲンチレル・ビルリーイのチャンスだった。

                    スタンク、堂々としたゴール

 後半25分、エルトゥールル・サーラム監督は、オメルに替えて、攻撃ラインにミルカン・アイドゥンを投入した。更に、同29分には、ヒュリエットをさげ、セルダル・オズカンを入れた。実際、同監督の交代枠の活用は、もっと早めにやっておいた方が良かった。同41分、少なかった攻撃のチャンスを掴んだゲンチレル・ビルリーイは、ビロルのミスを咎めたスタンクが名人芸のシュートを放ち、アウェーでありながらチームを0:2と導くゴールとなった。このスコア、そして見せたプレーぶりが、ゲンチレル・ビルリーイを舞い上がらせる勝ち点3をもたらしたのだった。

【エスキシェヒル・スポル】ボッフィン=キャーミル・アフメット・ギョレクチ、ベルカイ・ダバンル、ビロル・パルラク、カーン・カナク(後半45分:エルギュン・テベル)=イブラヒム・シッソコ、ヒュリエット・ギュチェル(後半30分:セルダル・オズカン)、ラヘーム・ラワル、エルカン・ゼンギン=オメル・シシュマノウル(後半25分:ミルカン・アイドゥン)、ロゲリオ・モリ
【ゲンチレル・ビルリーイ】ヨハン・ダフリン=ハカン・アスランタシュ、ドゥスコ・トシッチ、アフメット・ユルマズ・チャルク、ウーウル・チフトチ=ドーア・カヤ、ジャン・ジャック・ゴッソ、イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半38分:ラダサフ・ペトロヴィッチ)=リヴュー・アンタル(後半33分:メルヴァン・チェリク)、スタンク、ベラト・トスン(後半5分:デニズ・ナキ)




トラブゾン・スポル、ヨーロッパのカップ戦で怒濤の如き(イエニ・シャファク紙+ファナティック紙補綴 14. 9.19)

パパドプーロスとともに歓喜(トラブゾン・スポル公式HP) サリフ・ドゥルスン(左)(ヒュリエット紙)  UEFA欧州リーグプレーオフで、ロストフとのアウェー戦を勝てず、また、トルコ・リーグのエルジエス・スポル戦とフェネルバフチェ戦で勝ち点1に満足せざるを得なかったトラブゾン・スポルが、カルキフを、後半ロスタイムに粉砕した。前半25分、コンスタントが決めたが、後半16分に、同点ゴールが生まれた。そして、パパドプーロスが勝ち越し弾を放った。

 UEFA欧州リーグに、トルコを代表して参戦しているトラブゾン・スポルが、グループ・リーグ第1戦で、ウクライナで対戦したメタリスト・ハルキウを、1:2でくだした。昨季、欧州リーグでベスト32に名を残したトラブゾン・スポルが、メタリスト・ハルキウに対し勝ち点3を、後半ロスタイム4分、新加入のパパドプーロスのゴ−ルで手に入れた。トラブゾン・スポルは、自らのゴールに迫った危険な場面を、GKオヌルの素晴らしいセーヴィングで防いでいた。
 トルコ・リーグでは、まだ勝利どころか得点もあげていないトラブゾン・スポルだが、ヨーロッパのカップ戦では、2:0と0:0でくだしたロストフ戦に次いで3つ目のゴールを、メタリスト・ハルキウに放った。トルコ・リーグで続いた引き分け試合に、ヨーロッパのカップ戦で終止符を打った。トラブゾン・スポルに、ウクライナで勝ち点3をもたらしたゴールは、前半25分のコンスタント、後半ロスタイム4分のパパドプーロスがもたらした。メタリスト・ハルキウの唯一のゴールは、後半16分、ゴメニュクから生まれた。
 前半25分、左コーナーキックでセファ・ユルマズが素晴らしいボールを入れると、ゴール正面少し左にいたコンスタントがヘッドで合わせると、ボールはゴールネットを揺らしていた。
 後半16分、右サイドから、ヴィラグラが入れたセンタリングのボールを、ファーサイドにいたヴァシル・コビンが、ヘッドでゴールエリア前に送ると、ゴール近くにいたウォロディミル・ホメニュクが、更にヘッドでゴールに送り込んだ。
 後半ロスタイム4分、コンスタントのセンタリングを、ヤタバレがヘッドで浮かしたボールに触れたパパドプーロスがゴールを決めた。
 ディフェンスで、初めて起用された新加入のパパドプーロスは、守備面でミスなくこなしただけではなく、その放ったゴールで信頼を得ていた。
 故障明けのオスカル・カルドーソは、この試合で見せたプレーは、あまり説得力のあるものではなかった。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ・ヤウル、エサーイド・ベルカレム、パパドプーロス、ムサ・ニザム=サリフ・ドゥルスン(後半26分:メフメット・エキジ)、カール・メジャーニ、ケヴィン・コンスタント=セファ・ユルマズ、オスカル・カルドーソ(後半12分:ムスタファ・ヤタバレ)、マジェード・ワリス(後半37分:ユスフ・エルドーアン)




メフメット・トパル、故障発生(フォトマッチ紙 14. 9.18)

メフメット・トパル(フォトマッチ紙)  左膝に打撲を負ったトルコ代表選手でもあるメフメット・トパルが、練習を途中で切り上げた。

 1日の休暇を得たのち、昨日、ガジアンテップ・スポル戦に向けての練習を再開したフェネルバフチェで、メフメット・トパルの故障発生で衝撃を受けている。メフメット・トパルは、狭いスペースを使ったミニゲームで、左膝に打撲を負ってしまったのだ。治療目的で、練習を半ばで切り上げたメフメット・トパルの状態については、本日明らかになるものと思われる。一方、フェネルバフチェの選手たちは、練習の冒頭に、ランニング、ウォーミングアップ、スピード練習を行っていたことが明らかにされている。それに引き続いて行われたのが、狭いコートを使い、攻撃と守備の組織作りを確認する練習で、更に、狭いコートを使ったミニゲームを行い、練習を切り上げたということだ。




泡となるなかれ、伝説となれ(タクヴィム紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 14. 9.17)

ゴラン・パンデフ(右)(ミリエット紙) ブラク(右)(アクシャム紙)  チャンピオンズ・リーグにトルコを代表して参戦しているガラタサライが、若き小童どもで構成されているアンデルレヒトを前にして、後半7分、20歳のプロエのゴールで先制されてしまった。同点弾を求めて攻勢をかけたガラタサライは、勝ち点1をブラクのゴールで確保した。

 我がガラタサライとは見えなかった。ガラタサライは、チャンピオンズ・リーグ第1戦をホームで戦い、アンデルレヒトと1:1で引き分けた。第1戦で、グループで最も弱いと考えられたチームに勝ち点を失ったガラタサライは、前半、アンデルレヒトに対し、チャンスを作り出すことすら、かなり難しかった。同40分、ペナルティエリアの外、ゴール左斜め前でセルチュク・イナンが蹴ったフリーキックは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行った。前半が0:0のまま終わったあと、後半7分に、アンデルレヒトはゴールを決めた。右サイドでボールを得たステヴェン・ドゥフールが、左サイドにいたドゥニ・プラエに長いパスを送った。ペナルティエリアの左側でボールを得た20歳のプラエは、セルチュク・イナンをかわし、右足をシュートを放つと、これが決まったのだ。ボールは、一旦バーに当たったあと、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。このゴールのあと、アンデルレヒトはかなり引き気味となっていった。

                     ブラク・ユルマズのゴールの陰に、シェデューの見事なアシスト

 ゴールのすぐあと、アンデルレヒトは、ミトロヴィッチが、惜しいグランダーのシュートを放ったがゴールにはならなかった。同17分、ブルーマが、メロのパスを受け、左サイドからフェイントをかけながらペナルティエリア内へとボールをを持ち込んだあとシュートを放ったが、GKダヴィ・レフが、シュートコースをうまく消したためゴールは成らなかった。同39分、ペナルティエリア内へと入ったウムト・ブルトが、ゴール斜め前であったがいいシュートを放ったが、ボールは枠を捉えることなく外に出て行った。この試合のスコアを決するゴールは、シェデューの素晴らしいアシストを受けたブラク・ユルマズが決めた。

【ガラタサライ】ムスレア=ヴェイセル・サル、オーレリアン・シェデュー、セミフ・カヤ、アレックス・テレス(後半34分:タルク・チャムダル)=ジェマイリ、メロ、セルチュク・イナン(後半27分:ウムト・ブルト)=スナイデル=ゴラン・パンデフ(後半12分:ブルマ)、ブラク




ベシクタシュ、オリンピック・スタジアムで調子上がらず(ザマン紙+ファナティック紙&トルコ・サッカー協会公式HP補綴 14. 9.16)

モッタ(右)(ヒュリエット紙) ムスタファ・ペテクメク(左)(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、優勝争いのライバルとなると思われるチームが勝ち点を失った週に、首位を窺うチャンスを生かせなかった。ベシクタシュは、効果的なプレーを見せられないままだった試合を、チャイクル・リゼと1:1で引き分けてしまい、調子が上がらないままだった。アウェーのチャイクル・リゼは、ウミト・コルクマズのゴールで先制したのに対し、ベシクタシュは、オルジャイ・シャハンのゴールで応じたが、それでは十分ではなかった。

 ベシクタシュは、優勝争いのライバルとなるフェネルバフチェ、ガラタサライ、トラブゾン・スポルが、それぞれ勝ち点2を失った週に、手に入れたチャンスを生かすことができなかった。スレイマン・セマ・シーズンと名付けられた今季の開幕試合を、メルシンで0:1の勝利を飾ったベシクタシュだったが、昨日、オリンピック・スタジアムに迎えたチャイクル・リゼと1:1の引き分け試合を演じてしまった。ウミト・コルクマズのゴールに対し、ベシクタシュは、オルジャイ・シャハンのゴールで応じた。  ベシクタシュは、この木曜日にホームで戦う欧州リーグC組アスレラス戦を前に、モティヴェーションを高めたかった。クロアチア人監督スラヴェン・ビリッチの苦しいところは、ソーサとデンバ・バが故障だということ、そして、出場停止のオウズハンを使えないことだった。両者の一進一退で始まったこの試合、時間が経つにつれ、ファウルの数が増えていった。前半14分、オルジャイ・シャハンのパスに呼応して動き出したギョクハン・トーレが、アリ・アドナンとのせめぎ合いで、ペナルティエリア内で倒れた。だが、ヒュセイン・ギョチェク主審は、試合の続行を命じた。同21分、ルアルアからボールを受けたクーケが、強烈なシュートを放った。だが、ボールは、相手ディフェンダーに当たり跳ね返っただけだった。同30分、大きく弧を描いて出されたロングボールに追いついた元ベシクタシュのフィリップ・ホロスコが、ペナルティエリアの右サイドからシュートを放ったが、ボールは外に出て行ってしまった。その1分後、ベシクタシュが、この試合初めて枠をとらえるシュートを放った。だが、このときは、オルジャイ・シャハンはゴールを決められなかった。同40分、ジェンク・トスンは、PKを期待したが応じてはもらえなかった。
 前半の実りのないサッカーは、その統計上の数字にも表れている。ゴール・チャンスは0:1、パスは281:111、コーナーキックは3:1、ファウルは7:8、オフサイドは0:1、ボール支配率は70:30と、ベシクタシュが優勢だったが、後半3分にゴールを浴びてしまった。ルアルアが落としたボールを、ウミト・コルクマズが、GKトルガを落胆させた。0:1。その直後から、テンポは、若干上がった。同7分、オルジャイ・シャハンが、右サイドからセンタリングを入れると、いいジャンプをしたジェンク・トスンがヘッドで合わせたが、だが、ボールは、GKセルカン・クルントゥルがキャッチした。ビリッチ監督は、時間の経過とともに、エルサン・ギュルムとシヴォク、ムスタファ・ペテクメクとケリム・フライ、モッタとネジプの交替を試みた。同36分、ベシクタシュが同点ゴールを決めた。右コーナーキックを、ギョクハン・トーレが蹴ると、チャイクル・リゼのディフェンダーがクリアしようとしたボールが、ファーサイドにいたオルジャイ・シャハンの前に転がった。そのボールを、オルジャイ・シャハンがダイレクトで蹴りこむと、これが同点弾となったのだ。1:1。同点に追いついてから、ベシクタシュは、かなりのプレッシャーをかけていったが、スコアを変えるには至らなかった。

【ベシクタシュ】トルガ=イスマイル・キョイバシュ、ペドロ・フランコ、エルサン・ギュルム(後半12分:シヴォク)、ラモン・モッタ(後半27分;ネジプ)=ギョクハン・トーレ、アッティバ・ハッティンソン、ヴェリ・カヴラク、オルジャイ・シャハン=ムスタファ・ペテクメク(後半23分:ケリム・フライ)、ジェンク・トスン
【チャイクル・リゼ】セルカン・クルントゥル=オルハン・オヴァジュクル、ウースマヌ・ヴィエラ、ギライ・カチャル、アリ・アドナン=カーアン・ソイレメズギレル、クヴァンチ・カラカシュ(後半29分:ムラト・ドゥルエル)=ホロスコ(後半13分:エレン・アルバイラク)、ロマノ・ルアルア(後半35分:デニズ・カダー)、ウミト・コルクマズ=レオナルド・クーケ




黒海で勝ち点を分け合う(タクヴィム紙+ファナティック紙補綴 14. 9.15)

エメニケ(左)ムサ・ニザム(右)(トラブゾン・スポル公式HP) ギョクハン・ギョヌル(左)マジェード・ワリス(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、まずはディフェンスということで、リスキーなプレーを慎んだ。フェネルバフチェは、トラブゾンで勝ち点1でいいと考えたため、両者無得点で、試合は終わった。2つの強豪が、ともに勝ち点1で良しとしたのだった。

 トラブゾン・スポルとフェネルバフチェの、今季初のダービーマッチは、両者無得点で終わった。このダービーマッチは、トラブゾン・スポルが怒濤の如き臨み方をした。試合開始まだ20秒で、コンスタントのセンタリングを、ファーサイドにいたファーティフが触れられず、みすみす1点を逃してしまった。同36分、ワリスが素晴らしい動きで、フェネルバフチェの守備陣を四散させた。ワリスが、ペナルティエリア・ライン上から放った強いシュートは、メルトが押さえた。同44分、ジャネル・エルキンが蹴ったペナルティエリア近くからのフリーキックは、僅かに枠を捉えられず外に出て行った。前半、両者無得点で終わったあと、後半も、またしてもトラブゾン・スポルが優位に始めた。トラブゾン・スポルは、フェネルバフチェに対し、自身のエリアでプレーしていたが、好機を見出したのはトラブゾン・スポル側だった。トラブゾン・スポルは、特にワリスにより効果的な攻めを見せていた。

                     メフメット・トパルのシュートはバーに嫌われる

 後半1分、中盤でボールを得たサリフ・ドゥルスンが、右サイドを駆け上がったファーティフ・アティクにパスを出した。ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだファーティフ・アティクは、ファーサイドに向かいセンタリングを入れた。ボールは、前にいたムスタファ・ヤタバレを通り越し、ファーサイドに走り込んでいたワリスに向かった。ワリスは、ボールに間に合い、ヘディングシュートを試みたが、ボールはサイドバーを逸れて外に出て行った。同12分、ゼキ・ヤウズにより、トラブゾン・スポルに好機が生まれた。ゼキ・ヤウズがセンタリングを入れると、ヤタバレが触れた。だが、メルトがクリアした。同15分、メフメット・トパルのロングシュートは、サイドバーに当たり外に出て行った。同21分、セファのセンタリングに、ヤタバレが触れることができなかった。この結果、試合は両者無得点のまま終わった。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ・ヤウル、エサーイド・ベルカレム、ムスタファ・アクバシュ、ムサ・ニザム=サリフ・ドゥルスン(後半44分:メフメット・エキジ)、カール・メジャーニ、ケヴィン・コンスタント=ファーティフ・アティク(後半17分:セファ・ユルマズ)、ムスタファ・ヤタバレ、マジェード・ワリス
【フェネルバフチェ】メルト・ギュノク=ギョクハン・ギョヌル、ブルーノ・アルヴェス、ベキル、ジャネル・エルキン=メフメット・トパル、エムレ・ベレズオウル=エメニケ(後半ロスタイム2分:セルチュク)、ディエゴ(後半35分:ヴェボ)、カイト=ソウ(後半24分:アルパー)




テュルク・テレコム・アリーナで両者音無の構え、0:0(イエニ・シャファク紙 14. 9.14)

タルク・チャムダル(ガラタサライ公式HP) プラデッリ監督(ミリエット紙)  罰則を受け、無観客で行われた試合で、ガラタサライは、前半で、僅かに1本のシュートを打っただけだった。後半に入っても、大きく変わったとは言えなかった。ウムト・ブルトのヘディングシュートがバーを直撃したのに対し、エスキシェヒル・スポルは、エルカン・ゼンギンの放った素晴らしいシュートを、GKムスレアが防いだ。

 テュルク・テレコム・アリーナの静けさが、ピッチにも反映してしまった。ガラタサライとエスキシェヒル・スポルの一戦は、無得点のままの引き分けとなった。シーズン当初より、ゴールをあげることについて頭を抱えているガラタサライは、補強選手でも新たな手を見出せないでいる。ガラタサライは、ホームでの第1戦で、勝ち点を失ってしまった。0:0。前半、ガラタサライは、エスキシェヒル・スポルに対し優勢に試合を進めていたが、ゴールを生み出すことは叶わなかった。前半5分、ヴェイセル・サルの放ったシュートは、ボッフィンからこぼれたが、あとを詰め切れなかった。同10分、タルク・チャムダルのスルーパスに反応したジェマイリだったが、シュートを打たず、パスを試みたため、みすみす1点をあげることができなかった。ガラタサライの選手たちの、ラストパスを受けたときの選択のミスが、エスキシェヒル・スポルのディフェンダーに間に合うタイミングを与え、ボッフィンもゴール前で仁王立ちすることができたのだった。同32分、ボッフィンが、この度は、ビロルのバックパスを、大きく蹴り返したのだった。後半17分、エルカン・ゼンギンの素晴らしいシュートは、ムスレアがクリアしたあとコーナーキックへと変わった。同21分、スナイデルのセンタリングに合わせて、いいジャンプをしたウムト・ブルトのシュートに対し、バーがゴールを許さなかった。カウンター攻撃に活路を見出そうとしていたエスキシェヒル・スポルは、同40分、この試合一番の好機を掴んだ。ペナルティエリア内でボールを得たモリが、絶好の位置からシュートを試みたが、ムスレアに容易くクリアされてしまった。

【ガラタサライ】ムスレア=ヴェイセル・サル、オーレリアン・シェデュー、セミフ・カヤ、タルク・チャムダル=ジェマイリ、イエクタ、セルチュク・イナン=スナイデル(後半25分:オルジャン・アドゥン)=ブラク(後半31分:ゴラン・パンデフ)、ブルマ(後半15分:ウムト・ブルト)
【エスキシェヒル・スポル】ボッフィン=キャーミル・アフメット・ギョレクチ、ベルカイ・ダバンル、ビロル・パルラク、カーン・カナク=イブラヒム・シッソコ(後半36分:セルダル・オズカン)、ラヘーム・ラワル、ヒュリエット・ギュチェル、エルカン・ゼンギン(後半31分:ゴラン・カウシッチ)=ミルカン・アイドゥン(後半18分:オメル・シシュマノウル)、ロゲリオ・モリ




トラブゾン・スポルに衝撃、カルドーソを欠く(タクヴィム紙 14. 9.13)

ハリロジッチ監督(ファナティック紙) ボシングワ(ファナティック紙) カルドーソ(ヒュリエット紙)  トラブゾン・スポルのハリロジッチ監督は、「カルドーソとボシングワは良くなったが、試合の登録メンバーには入れない」と語った。

 トラブゾン・スポルのヴァヒド・ハリロジッチ監督は、「カルドーソとボシングワは良くなったが、試合の登録メンバーには入れるつもりはない」と述べた。

                     良くはなったが、、、

 同監督は、「カルドーソとボシングワは試合の登録メンバーには入れない。明日(本日)、検査を受けるだろう。驚くべき快復を見せたが、10日にわたり、練習をしていなかった選手はリストには入れなかった。再度、ケガが起こる可能性があるからだ。コンスタントは、軽い故障を起こしている。コンスタントも、小さなケガを負っている。ベルカレム、ヤタバレ、ワリスは、かなり疲労している。代表の招集から戻ってきた選手の顔からは、疲労感が漂っているのだ。私の経験でも、こういったことはなかったことだ。こういった条件があっても、試合を失うわけにはいかない」と語った。




ディエゴを入れたシステム(イエニ・シャファク紙 14. 9.12)

イスマイル・カルタル監督(ファナティック紙) カドレッチ(ヒュリエット紙) ヴェボ(ファナティック紙)  フェネルバフチェで、ムサ・ソウとエマヌエル・エメニケが代表の試合から疲労を抱えて戻ってくるため、イスマイル・カルタル監督は、トラブゾン・スポル戦にはディエゴを先発に起用することを考えている。

 フェネルバフチェは、今週末のトラブゾン・スポル戦に勝利を求めて準備をしているが、同監督は、仕方なくシステム変更で臨む。ジャネル・エルキンとメイレレスの思わぬ故障は、同監督のプランを混乱させている。左サイドバックの代替候補であるハサン・アリが、長きに渡り出場していないということが、同監督を考え込ませている。同監督は、トラブゾン・スポル戦では、メイレレスの替わりにはアルパー・ポトゥク、ジャネル・エルキンの替わりには、コンディション及び経験で一歩先んじている考えて、ミカエル・カドレッチに出場の機会を与えるものと思われる。代表の戦いで空いた期間を有効活用し、フィジカル面でチームメイトの状態に追いついたディエゴ・リバスが、先発メンバーに入ってくる。エメニケとソウが、代表の試合から疲れて帰ってくることを見越した同監督は、この2人を控えに回し、また、システムも変更して「4−2−3−1」で臨むことを考えている。カメルーン人選手ヴェボが、トラブゾン・スポル戦ではワントップとして起用されることになろう。




フェネルバフチェ、ダブル・ショック(タクヴィム紙 14. 9.11)

ジャネル・エルキン(ファナティック紙) メイレレス(ミリエット紙)  フェネルバフチェで、トラブゾン・スポル戦を前に故障者の衝撃が走っている。足の親指に腫れのあるジャネル・エルキンと、脚の裏の筋肉に肉離れを起こしたメイレレスが、難しいアウェー戦への出場ができないのだ。

 日曜日にアヴニ・アケル・スタジアムで行われるトラブゾン・スポル戦に向け準備をしているフェネルバフチェに、ジャネル・エルキンとメイレレスの衝撃が走った。トルコ代表がアイスランド代表と戦った試合で故障を発生させたジャネル・エルキンは、右足の親指に腫れが出ているのだ。

                    ハサン・アリの出番が回ってきた

 昨日、MR検査を受けたジャネル・エルキンは、トラブゾン・スポルとのアウェー戦には出場できないことが明らかになった。ジャネル・エルキンの復帰に関しては、治療の結果で明確になろう。イスマイル・カルタル監督は、ジャネル・エルキンの替わりの左サイドバックには、ハサン・アリ・カルドゥルムを当てるつもりだ。

                    少なくとも2週間は無理

 昨夜の練習で、メイレレスからも悪い知らせが届いた。左脚裏に肉離れを起こしたメイレレスは、少なくとも2週間はプレーができない。




悪夢のごとき始まり方(イエニ。シャファク紙 14. 9.10)

ジャネル・エルキン(中)(トルコ・サッカー協会公式HP) オルジャン・アドゥン(左)(TRT)  トルコ代表は、連続2回、欧州選手権とW杯への出場を逃したあと、ファーティフ・テリム監督とともに、大きな希望を持って臨んだ欧州選手権予選リーグの初戦アイスランド代表戦で、期待を裏切る敗戦を喫した。

 EURO2016予選A組で、トルコ代表は、第1戦をアウェーで戦い、アイスランド代表に3:0で敗れ、悪い始まり方をしてしまった。トルコに比べるとかなり寒い気候のなか行われたこの試合、トルコ代表は効果的なプレーを見せることができなかった。前半14分、右サイドから入れられたセンタリングに対し、ヨン・ベドヴァルソンがヘディングシュートを試みると、ボールは上のバーに当たり外に出て行った。同18分、ギルフィ・ジグルドソンの蹴った左コ−ナーキックのボールが、GKからこぼれたところを、ベドヴァルソンがヘッドでゴールに放り込んでしまった。1:0。同32分、ハルフレッドソンが左サイドから出したパスを、左サイドバー近くで追いついたジグトルソンが放ったシュートは、GKオヌルがうまくシュートコースを消しボールをキャッチした。同43分、左サイドからボールを中へと持ち込んだアルダが、ペナルティエリア・ラインから放った強烈なシュートは、GKハルドルソンが、コーナーへと逃げた。

                     レッドカードが均衡を崩す

 効果的なプレーで後半に臨んだトルコ代表だったが、オメル・トプラクがレッドカードをもらうと、意気消沈していった。同16分、ジグトルソンのヘディングシュートは、オヌルが際どいところで外に出した。後半25分、この試合のトルコ代表の数少ない好機が生まれたが、ブラクが外に蹴り出してしまった。同31分、32分と、トルコ代表は凍り付いてしまった。まず、ジグルドソンが、ペナルティエリアの外から放ったシュートが、点差を2と開くゴールとなった。その1分後、速い攻撃で、ジグトルソンが、ゴール斜め前から放ったシュ−トが、トルコ代表のゴールネットを揺らした。この結果、敗戦を喫してしまったトルコ代表は、予選リーグを負け試合で始めてしまった。

【トルコ代表】オヌル=オメル・トプラク、メフメット・トパル(後半44分:ハカン・チャラノウル)、エルサン・ギュルム=ギョクハン・ギョヌル、セルチュク・イナン(後半20分:オザン・トゥファン)、エムレ・ベレズオウル、ジャネル・エルキン=オルジャン・アドゥン(後半20分:ムスタファ・ペテクメク)、ブラク、アルダ




エスキシェヒル・スポル戦に向けてのリハーサル開始(ファナティック紙 14. 9. 9)

プラデッリ監督(フォトマッチ紙) ギョクハン・ザン(ヒュリエット紙)  ガラタサライの選手に、代表戦で生まれた空白を利用して与えられた3日の休暇が終わった。選手たちはフロリヤに集合して、エスキシェヒル・スポル戦に向けての準備をスタートさせた。プランデッリ監督は、エスキシェヒル・スポルをくだし、調子を上げることを考えている。

 トルコ代表のアイスランド代表との一戦を前に、選手たちに3日間の休暇を与えたガラタサライのチェザーレ・プランデッリ監督は、昨日招集された選手たちに、今週末に戦うエスキシェヒル・スポル戦での戦術練習をさせていた。フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで行われた練習には、代表に招集されている選手たちは参加してない。報道陣に非公開で行われた練習では、同監督は、先発の11人を模索していたようだ。特にセミフ・カヤが傷んだため、ギョクハン・ザンに目を向けている同監督は、ギョクハン・ザンのフィジカル面の状態をチェックしていた。もしギョクハン・ザンが90分間プレーをすることが難しいと判断した場合には、ハカン・バルタとシェデューの2人でストッパーを組ませると考えられる。この場合には、前線での2人の外国人選手が切られることになる。というのは、左サイドバックには、アレックス・テレスがきようされることが考えられるからである。そのため、新加入のパンデフとジェマイリが、先発で起用される目はない。だが、同監督は、スコアの状況により投入されることも考えられ、途中出場ということがありうると考えられる。




5人の選手、チャイクル・リゼ戦に間に合う(ファナティック紙 14. 9. 8)

オウズハン・オズヤクプ(ファナティック紙) トルガ(ファナティック紙) ビリッチ監督(フォトマッチ紙)  トルコ・リーグで、9月15日に、チャイクル・リゼをオリンピック・スタジアムに迎えるベシクタシュで、故障者から届いた報告が、スラヴェン・ビリッチの打つ手を強化した。故障の癒えたデンバ・バ、トルガ、ヴェリ・カヴラク、ネジプ、ギョクハン・トーレが、今シーズンの第2戦に出場できるということが明らかになった。

 トルコ・リーグの初戦を、0:1でメルシン体育倶楽部をくだし、気合いを詰め込んだベシクタシュのスラヴェン・ビリッチ監督は、9月15日に行われるチャイクル・リゼ戦でも勝ち、連勝を積み重ねたいと考えている。アタテュルク・オリンピック・スタジアムで、サポーターの前で行われる試合を前に行われたチーム練習で、選手たちの調子に関心を寄せていた同監督は、怪我人について、しばしばメディカル・スタッフから情報を得ようとしていたということだ。ロンドンで行われたアーセナルとのチャンピオンズ・リーグのプレーオフの一戦で故障を発生させたデンバ・バとトルガ・ゼンギンは、チャイクル・リゼ戦ではユニフォームが着られる状態に仕上がっていることが明らかになっているが、軽度の故障を発生させていたヴェリ・カヴラク、ネジプ・ウイサル、ギョクハン・トーレも、来週に行われる予定のチャイクル・リゼ戦には出場可だということが、同監督の打つ手の強化にはなっている。

                    唯一欠けるのはオウズハン・オズヤクプ

 ベシクタシュは、チャイクル・リゼ戦を前にして、トルコ代表招集メンバー以外で欠けている選手というのは、オウズハン・オズヤクプだけであるということが明らかになっている。腰を傷めているために、トルコ代表が戦うアイスランド代表との試合メンバーから外れたオウズハン・オズヤクプの治療は継続中だということだ。昨季の累積警告が残っているため、メルシン体育倶楽部戦には出場が叶わなかったオウズハン・オズヤクプは、チャイクル・リゼ戦とともに2試合の出場停止が解ける。




トラブゾン・スポルに、フェネルバフチェ戦を前に朗報(イエニ・シャファク紙 14. 9. 7)

ハリロジッチ監督(ファナティック紙) カルドーソ(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグで、9月14日(日)、ホームで戦うフェネルバフチェ戦に向けての準備を続けている。ロストフ戦で傷んだカルドーソが、チームと離れてだが10日ぶりにランニングを開始した。

 ヴァヒド・ハリロジッチ監督指揮下、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで報道陣には非公開で行われた練習には、代表に招集されているオヌル・レジェプ・クヴラク、ユスフ・エルドーアン、ベルカレム、メジャーニ、コンスタント、ヤタバレ、ワリス、パパドプーロス、それに、故障の癒えていないオゼル・フルマジュ、デニズ・ユルマズが不参加だったことが明らかにされた。
 軽度の故障を起こしているムスタファ・ユムルとアイクト・デミルは、屋内で練習を行っていたということだ。
 トラブゾン・スポルの選手たちは、軽いテンポの練習の大半を、ランニングに費やしていたということだ。

                    カルドーソ、ランニングを始める

 トラブゾン・スポルが、UEFA欧州リーグプレーオフ第2戦のアウェー戦のロシアのロストフと戦った一戦で傷んだオスカー・カルドーソが、10日ぶりにチームと離れてだが、ランニングを始めたということだ。
 ロストフ戦で、右裏筋肉を捻ってしまい、トルコ・リーグ第1戦のエルジエス・スポル戦には出場できなかったカルドーソは、フェネルバフチェ戦には間に合うよう努めているそうである。
 ロストフ戦の前の練習で、右脚上部の筋肉を傷めたため、3週間ピッチに立てないことが公表されていたボシングワも、カルドーソと一緒にランニングをして、ピッチでの練習を再開したということが明らかにされた。
 トラブゾン・スポルは、明日は休暇を取り、9月9日(火)に行う練習で、フェネルバフチェ戦に備えての準備を続ける。




セミフ・カヤとオウズハン・オズヤクプの衝撃(ファナティック紙 14. 9. 6)

オウズハン・オズヤクプ(ベシクタシュ公式HP) セミフ・カヤ(TRT)  アイスランド代表戦を前に、セミフ・カヤとオウズハン・オズヤクプが、トルコ代表から外れた。

 アイスランド代表戦を前に、セミフ・カヤとオウズハン・オズヤクプが、トルコ代表から外れた。トルコ・サッカー協会が発表したところに拠ると、トルコ代表で故障を抱えるセミフ・カヤは、濃密な、ピッチを上げた治療にも拘わらず、9月9日に行われるアイスランド代表戦には間に合わない現状であるため、トルコ代表メンバーから外された。オウズハン・オズヤクプは、痛みが増してきているところから、治療をイスタンブルで引き続き受けた方がいいだろうということで、代表メンバーから外れることになったことが発表された。オウズハン・オズヤクプとセミフ・カヤは、一緒に、本日、エディンバラからイスタンブルに飛び、トルコに戻ることになっている。一方、メフメット・トパルに、呼吸器系の不調があったため、しばらく休ませていることが明らかにされた。




トルコ代表、スコットランド入り(TRT 14. 9. 5)

ファーティフ・テリム監督(ミリエット紙)  トルコ代表は、9月9日に行う試合を前に、スコットランドでキャンプを張る。

 トルコ代表は、アイスランド代表と9月9日に戦う欧州選手権予選リーグ第1戦を迎える前に、キャンプを張るスコットランドに向かった。
 デンマークからスコットランドのダンディー空港に特別機で入ったトルコ代表は、トルコのエジンバラ総領事、及びトルコ人グループに迎えられた。
 2016欧州選手権グループ・リーグ戦の第1戦でアイスランド代表と対戦するトルコ代表は、その試合に備えて、4日間、スコットランド最古のセント・アンドリュース大学のスポーツ施設でキャンプに入る。
 トルコ代表選手団は、9月8日(月)、エジンバラからアイスランドの首都レイキャビクに移動する。そして、9月9日(火)トルコ時間午後9時45分、ラウガルダルスヴォルル国立スタジアムで、アイスランド代表と対戦する。




残り数秒でのミサイル弾、トルコ代表を舞い上がらす(アクシャム紙+ファナティック紙補綴 14. 9. 4)

オルジャイ・シャハン(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) メフメット・トパル(左)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は。EURO2016予選グループ・リーグ戦で戦うアイスランド戦を前にしたデンマーク代表と行ったアウェーでの親善試合に、1:2で勝利を収めた。

 フュン島のオデンセー市で行われた試合の前半18分、デンマーク代表のヘジビエルクが、ゴールマウスに向かい、絶好の位置でありながら放ったシュートが悪く、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。
 ホームのデンマーク代表は、同22分にも、アンケルセンが危険な場面を作り出した。だが、GKオヌルは、1対1から放たれたグランダーの強いゴールマウスを捕らえたシュートを、足を使って防いだのだった。
 同34分、デンマーク代表は、アッガーがPKを決め、1:0と先制した。
 トルコ代表の最初の絶好機は、同39分に訪れた。オルジャイ・シャハンが、ペナルティエリア内でボールを得たが、シュートが悪く、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。
 この試合の前半は、デンマーク代表が0:1でリードを保ったまま終わった。
 後半2分、デンマーク代表は、スローインから、後半から入ったクスクにより、ゴールに近づいた。GKオヌルと1対1となったクスクの放ったシュートは、オヌルから跳ね返っただけだった。
 トルコ代表は、同10分、オルジャイ・シャハンにより同点に追いついた。ディフェンダーの間に走り込んだオルジャイ・シャハンは、ブラク・ユルマズから受けたパスを、うまくコントロールしたあと、狙い澄ましたシュートを放つと、相手ゴールネットが揺れていた。1:1。
 同32分、ジャネル・エルキンが、相手ディフェンスの裏に出したロングパスに、走り込んできたアルダがシュートを放ったが、ボールは僅かにサイドバーを逸れて外に出て行った。
 同ロスタイム2分、オザン・トゥファンが決めた素晴らしいゴールで、トルコ代表が1:2とリードした。アルダが、絶好の位置取りをしていたオザン・トゥファンにパスを出すと、ゴールマウスの正面にいたオザン・トゥファンがシュートを放った。ボールは、相手ディフェンダーに当たりゴールネットを揺らしていた。1:2。ここまで、トルコ代表として4試合に出場したオザン・トゥファンが、初のゴールを決めたのだった。
 なお、この試合、トルコ・サッカー協会代表ユルドゥルム・デミレーレン、及び協会幹部と並んで、1990年代にトルコ代表監督を務めたことのあるデンマーク人監督セップ・ピョンテクも観戦した。

【トルコ代表】オヌル=ギョクハン・ギョヌル、オメル・トプラク、エルサン・ギュルム、ジャネル・エルキン(後半44分:イスマイル・キョイバシュ)=メフメット・トパル、セルチュク・イナン(後半31分:オザン・トゥファン)=アフメット・イルハン・オゼク(後半1分:オルジャン・アドゥン)、オウズハン・オズヤクプ(後半1分:エムレ・ベレズオウル)、オルジャイ・シャハン(後半23分:アルダ)=ブラク(後半26分:ムスタファ・ペテクメク)




デンマーク代表戦への準備終了(トルコ・サッカー協会公式HP 14. 9. 3)

ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙)  デンマーク代表戦と、本日、アウェーで親善試合を行うトルコ代表は、その準備を、トルコ時間午後7時から、試合が行われるTRE-FORパ−クで行った練習で打ち上げた。

トルコ代表監督のファーティフ・テリム指揮下で行われた練習は、ウォーミングアップを兼ねたランニングで始まり、引き続きコンディション調整を行った。狭いコートを使った練習に次いで、戦術練習を行い、この日の練習を打ち上げた。ハカン・チャラノウルとセミフ・カヤは、故障のため練習には加わらなかったが、この2人の選手は、ホテルで治療を受けていた。
 なお、オデンセー市のTRE-FORパ−クで行われるデンマーク代表とトルコ代表との一戦は、トルコ時間午後9時より始まる。




金ではない、目標があったればこそ、、、(ファナティック紙 14. 9. 2)

ゴラン・パンデフ(ファナティック紙)  ゴラン・パンデフの移籍については、多くのクラブが参入してきた。アル・ジャージラに至っては、天文学的な移籍金を提示してきた。しかし、このマケドニア人選手は、「自分が参入するクラブは、目標と計画を持っているべき」と言って、ガラタサライを選択したのだった。

 ガラタサライが、ナポリから獲得したゴラン・パンデフの移籍は、次第にスピードを増していった。経済的な問題で、ゴラン・パンデフの放出に踏み切ったナポリは、舞い込んできたオファーをパンデフに伝えた。ギリシアからはオリンピアコスとPAOK、イングランドからはレスター・シティ、ドイツからはヘルタ・ベルリン、そしてUAEからはアル・ジャジーらからオファーがあったが、パンデフは、これらのクラブにはお引き取り願った。

                    チャンピオンズ・リーグ参戦というのが効いた

 特にアル・ジャジーラからは天文学的な金額でのオファーを受けたにも拘わらず、「自分にとっては金銭は重要なことではない。ここまで、コンセプトの明確のクラブでプレーをしてきた。これから行くクラブでも、目標と計画がはっきりとしたものを持っているべきと考える」と言い、拒否の姿勢を見せていた。ガラタサライとの交渉では、短期間で説得に応じた。殊に、ガラタサライがチャンピオンズ・リーグに直接本戦出場を果たすということ、及び、その舞台で、ここ2シーズン、いい結果を残しているということが、パンデフの選択に明らかなる役割を果たしたものと考えられる。




エメニケ、ヴェボ、ソウと続いた(イエニ・シャファク紙 14. 9. 1)

ヴェボ(ヒュリエット紙) ハカン・オズメルト(左)カイト(右)(フェネルバフチェ公式HP)  エメニケにより、早々にゴールを決めたフェネルバフチェは、常にリードをしていたが、カラビュック・スポルは、そのたびに追いついた。後半22分、カドレッチがオウンゴールをしてしまったことは、カドゥキョイに衝撃が走った。正に、この瞬間は、イスマイル・カルタル監督の胸先三寸だった。カドレッチをさげた同監督は、リスクを冒してヴェボを投入した。攻撃ラインを強化したのだ。この戦術が当たった。ヴェボが勝ち点3をもたらしたのだった。

 フェネルバフチェは、サポーターの前で、新シーズンに、昨日、カラビュック・スポルをホームに向かえ臨んだ。昨季優勝を遂げ、また、先週スーパーカップを制したフェネルバフチェは、カラビュック・スポルを、試合終了9分前というところで生まれたゴールでくだすことになった。3:2。4ッ星の栄誉を目ざした第1戦をカラビュック・スポルと戦うことになったフェネルバフチェは、新シーズンを勝利で始めることとなった。このカドゥキョイの試合、いい始まり方をしたフェネルバフチェは、前半8分、カイトのパスを受けたエメニケのゴールで先制した。同35分、エルデムの右からのセンタリングに、クンベラがヘッドで合わせると、カラビュック・スポルは同点に追いついた。1:1。
 後半8分、フェネルバフチェは、昨季活躍したソウがゴールを決め、再びリードすることになった。2:1。同22分、GKメルトがクリアしたボールを、カドレッチが不運にもオウンゴールにしてしまい、スコアは再び同点となった。2:2。同36分、メイレレスのセンタリングに、ヴェボがヘッドで合わせると、GKが手を伸ばしたがゴールネットを揺らし、フェネルバフチェは、カラビュック・スポルを相手に3:2で勝利を収めた。

【フェネルバフチェ】メルト・ギュノク=ギョクハン・ギョヌル、ベキル、カドレッチ(後半29分:ヴェボ)、ジャネル・エルキン=メイレレス、メフメット・トパル、エムレ・ベレズオウル=カイト、エメニケ(後半17分:ディエゴ)、ソウ(後半42分:セルチュク)
【カラビュック・スポル】ボイ・ウオターマン(後半33分:アイクト・オゼル)=エムレ・ギュンギョル、イーイト・インジェデミル、ラリス・マビアラ=エルデム・オズゲンチ、アイクト・アクギュン、サンバ・ソウ、ハカン・オズメルト(後半41分:ジョゼフ・アクパラ)、エルカン・カシュ=ヴァレンティン・ヴィオラ(後半1分:トゥラオレ)、ドミ・クンベラ




名はブラクが刻む(イエニ・シャファク紙 14. 8.31)

ブラク(ミリエット紙) スナイデル(左)セルダル・アズィズ(右)(ヒュリエット紙)  2007年以来、ブルサ・スポルとのアウェー戦に勝てないガラタサライが、昨日、この悪しき伝統に終止符を打った。前半は、選手たちの動きが失望を誘ったガラタサライだったが、結果は後半に出した。

 ガラタサライは、新シーズンを勝ち点3でスタートした。スーパーカップでフェネルバフチェに敗れ、悪いスタートを切ったチェザーレ・プランデッリ監督だったが、2つ目の公式戦では、7年来アウェー戦で勝てなかったブルサ・スポルをくだした。0:2。ブラクとオルジャン・アドゥンのゴールで、ブルサ・スポルを撃破したガラタサライだったが、その見せたサッカーは、またしてもいいものではなかった。前半は、サッカーの名に値するものはなかった。両者ともに、ゴールを目ざすというよりは、パスのミスの応酬だった。ピッチで繰り広げられたものがこうであれば、チャンスの数も次第に減っていった。後半に入り、両者ともにゴールを目ざすようになり、後半に入り、観ていて楽しいサッカーへとなっていった。後半7分、ブルサ・スポルの体勢が不十分なところを突いたブルマとブラクがスコアを変えた。ブルマとワンツーをしたあと、ブラクがシュートを放つと、相手ゴールネットが揺れたのだった。0:1。スーパーカップでは、フェネルバフチェを相手に、ゴール前に立ちはだかったフェルナンド・ムスレアは、ブルサでの試合は、チームを救う立役者となった。同29分、フェルナンダオのハーフボレーによるシュートを防いだムスレアは、同31分、ヴォルカン・シェンのグランダーのシュートを、指の先に当てて外に出した。同33分、オルジャン・アドゥンのパスを受け、ブラクがゴールを捉えるシュートを放ったが、ボールはGKが押さえた。後半ロスタイム1分、最後はオルジャン・アドゥンが決めた。ヴェイセル・サルのパスに反応したオルジャン・アドゥンは、ガラタサライのユニフォームを着て出た最初のリーグ戦の試合でゴールを決めたのだった。0:2。

【ブルサ・スポル】ハルン・テキン=シェネル・オズバイラクル、セルダル・アズィズ、イブラヒム・オズテュルク、アズィズ・ベヒッヒ=トゥラオレ(後半27分:ホルメン)、ベキル・ユルマズ(後半39分:ホセ)、オザン・トゥファン=ヴォルカン・シェン、フェルナンダオ、フェルハト・キラズ(前半25分:フェルナンド・ベルッシ)
【ガラタサライ】ムスレア=ヴェイセル・サル、オーレリアン・シェデュー、セミフ・カヤ、ハカン・バルタ=イエクタ、メロ、セルチュク・イナン=ブルマ(後半23分:オルジャン・アドゥン)、ブラク(後半43分:ウムト・ブルト)、スナイデル(後半32分:ヤシン・オズテキン)




チャイクル・リゼ、希望をもたらさず、1:1(ファナティック紙+チャイクル・リゼ公式HP補綴 14. 8.30)

ゲンチレル・ビルリーイ、歓喜(ゲンチレル・ビルリーイ公式HP) ニザーメティン・チャルシュカン、ロマノ・ルアルア、ジャン・ジャック・ゴッソ(左から)(チャイクル・リゼ公式HP)  補強での強化が進んだチャイクル・リゼに対する期待は大きいものがあった。だが、ゲンチレル・ビルリーイをホームに迎えたチャイクル・リゼは、先制を許してしまった。ウミトが、チャイクル・リゼに勝ち点1をもたらすゴールを決めた。しかしながら、チャイクル・リゼは、まだ十分に仕上がっているというものではなかった。

                    ゲンチレル・ビルリーイの方が仕上がっていた

 ゲンチレル・ビルリーイは、フィジカル的にも、知的部分でも、より仕上がっているように見えた。チャイクル・リゼの方は、ゴールを求めるに、クーケがいることは頭にあっても、不十分と言える攻撃プランが目に付いた。悪い状況に気づくと、メフメット・オズディレク監督は、後半に入り、ホロスコとウミトを入れて、変化を求めようとした。前半22分、チャイクル・リゼの攻撃で、クーケが、攻撃をしているエリアで、ボールを奪われたが、能力的に似た例として上げると、ボールが渡ったトシッチは、相手ディフェンダーにボールを渡してしまった。とまあ、お互いにミスの応酬をする始末であった。ゴールは、前半35分、グイド・コチェルが、完璧な左足からのシュートで、ゲンチレル・ビルリーイに先制点をもたらした。ドーア・カヤが、左サイドから入れたセンタリングのボールを、チャイクル・リゼのディフェンダークリアしたボールが、グイド・コチェルに回ってしまった。そのグイド・コチェルが強烈なゴールを決めてしまったのだった。0:1。後半17分、ゲンチレル・ビルリーイのディフェンスが、ホロスコが生み出したチャンスの犠牲となった。相手選手をフェイントでかわし、ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだホロスコが、ボールを、フリーになっていたウミト・コルクマズに出した。すると、ウミト・コルクマズは狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていた。そして、1:1で試合は終わった。

【チャイクル・リゼ】セルカン・クルントゥル=コライ・アルトゥナイ、ウースマヌ・ヴィエラ、ギライ・カチャル、アリ・アドナン=クヴァンチ・カラカシュ、カーアン・ソイレメズギレル(後半1分:ウミト・コルクマズ)=リバン・アルビ(後半1分:ホロスコ)、ロマノ・ルアルア、ムラト・ドゥルエル=レオナルド・クーケ(後半15分:デニズ・カダー)
【ゲンチレル・ビルリーイ】ヨハン・ダフリン=ハカン・アスランタシュ、ヒクメット・バリオウル、アフメット・ユルマズ・チャルク、ドゥスコ・トシッチ=ニザーメティン・チャルシュカン、ジャン・ジャック・ゴッソ、ドーア・カヤ(後半35分:ウーウル・チフトチ)=メルヴァン・チェリク(後半44分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、グイド・コチェル(後半32分:デニズ・ナキ)、スタンク




トラブゾン・スポルの足音が聞こえる(フォトマッチ紙 14. 8.29)

ハリロジッチ監督(タクヴィム紙) デニズ・ユルマズ(左)(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグプレーオフ第2戦を、ロストフとロシアで戦い、0:0という結果を残し、本戦出場を決めた。アヴニ・アカル・スタジアムで2:0で勝ったトラブゾン・スポルは、欧州リーグのグループ・リーグ戦出場を決めたのだ。トラブゾン・スポルの入るグループは、本日の抽選会で明らかになる。

 欧州リーグプレーオフ第1戦で2:0で勝利を収めた対戦の第2戦で、ロストフとのアウェー戦を戦ったトラブゾン・スポルは、0:0で引き分け、グループ・リーグ戦に出場を決めた。昨季、プレーオフでアルバニアのクケシをくだし、史上初めてグループ・リーグ戦出場を決めたトラブゾン・スポルが、2年連続でグループ・リーグ戦出場を確定した。ロシアでのこの試合、ロストフのキックオフで始まったが、ホームのロストフが、序盤から優勢に試合を進めていった。前半5分、ロストフは獲得したフリーキックでゴールを狙ったが、オヌルはゴールを許さなかった。ロストフが相次いで掴んだ好機に対し、トラブゾン・スポルのディフェンス陣は、これ以上ないという効果的なプレーを見せていた。

                    デニズ、前半45分に惜しい好機を逃す

 前半18分、ペナルティエリア内へと放り込まれたセンタリングに対し、カンガがジャンプをしたが倒れ込んでしまった。ロストフの選手たちはPKを期待したが、主審は試合の続行を命じた。同28分、至近距離からのシュートを、オヌルが際どいところで外に出した。同31分、ポロズの強いシュートは、バーを直撃した。同45分、デニズの試みたヘディングシュートは、バーのすぐ傍らを逸れ外に出て行ったが、これが、前半最後の好機だった。ロストフは、後半も優勢に試合を始めた。同4分、左コーナーキックに対し、ロストフの選手がヘディングシュートを試みて倒れ込んだため、PKが期待されたが、主審は、またしても試合の続行を指示した。同7分、トラブゾン・スポルが獲得したコーナーキックが、ペナルティエリア内へとのセンタリングとなり、フリーだったベルカレムがシュートを試みたが、ボールはバーのすぐ傍らを抜け外に出て行った。同13分、セファがペナルティエリア内から放ったシュートは、GKが外に出した。そして、試合は0:0のまま終わった。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ゼキ・ヤウル、アイクト・デミル(前半22分:ムスタファ・ユムル)、エサーイド・ベルカレム、ムサ・ニザム=サリフ・ドゥルスン、カール・メジャーニ=セファ・ユルマズ、ソネル・アイドードゥ(後半31分:ハサン・バトゥハン・アルタルスラン)、ファーティフ・アティク=デニズ・ユルマズ(後半26分:オスカル・カルドッソ)




アーセナル:1 ベシクタシュ:0(ベシクタシュ公式HP 14. 8.28)

ヴェリ・カヴラク(左端)アッティバ・ハッティンソン(右端)(ミリエット紙) ペドロ・フランコ(左)(ミリエット紙)  ベシクタシュは、UEFAチャンピオンズ・リーグのプレーオフ第2戦で、アーセナルに1:0で敗れた。

 この試合、ホームのアーセナルのキックオフで始まった。試合の序盤は、中盤でのせめぎ合いで、試合は推移した。速い攻撃で、ベシクタシュのゴールに効果的な攻めに努めるアーセナルに対し、ベシクタシュは、ディフェンス面で抵抗を見せていた。この試合の最初のビッグチャンスは、ホームのアーセナルが生み出した。前半9分、ベシクタシュのディフェンス陣の意思疎通を欠いたのを咎められ、ウイルシャーが、ペナルティエリア内で放ったシュートは、ゴールマウスの傍らを逸れて、外に出て行った。前半の20分までは、ボール支配率が高かったのはアーセナルの方だったが、それに対し、ベシクタシュは、相手の背後を突くロングボールで、相手ゴールを脅かすことを試みていた。同41分、左サイドのライン際でボールを得たオルジャイ・シャハンが、ダイレクトで、ペナルティエリア内へと向かい走っていたラモン・モッタに出した。モッタが、ペナルティエリア内でシュートを打とうとしたとき、ウイルシャーがチェックに入ると倒れた。だが、主審は試合の続行を命じた。前半ロスタイム1分、アーセナルは、右サイドから生まれた攻撃で、サンチェスのゴールが生まれた。1:0。前半は、これで、ベシクタシュは1点のリードを許して終えることになった。
 後半は、ベシクタシュのキックオフで始まった。両者とも、いいテンポで試合を始めた。アーセナルは、ベシクタシュのゴールを脅かした。同7分、ペナルティエリアの右側で、ベシクタシュの選手が大きくクリアできなかったボールを、サンチェスがシュートを試みた。だが、トルガがボールに触れたため、ゴールマウスを僅かに外れて外に出て行った。ベシクタシュは、最初の15分間は、前半に比べるとよりテンポのいいプレーを見せ、組織的な攻撃をするように努めていた。同19分、フラミニのミスを咎めたデンバ・バが、反転して放ったシュートは、サイドネットの外に吸い込まれてしまった。デンバ・バが掴んだ好機のあと、試合のテンポが上がった。ボール支配率の上がったベシクタシュは、アーセナルを自陣に閉じこめてしまった。同30分、チェンベランが、ゴールエリア内でトルガと1対1となってしまった。だが放ったシュートは、トルガが押さえるところとなった。同30分、ドゥビュッシーが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場となってしまった。終盤、大きな攻防のあったこの試合、ベシクタシュはゴールを生み出すことができず、1:0という敗戦を喫してしまった。

【ベシクタシュ】トルガ=イスマイル・キョイバシュ、ペドロ・フランコ、エルサン・ギュルム、ラモン・モッタ=アッティバ・ハッティンソン、ヴェリ・カヴラク(後半32分;ネジプ)=ムスタファ・ペテクメク(後半42分:ジェンク・トスン)、オウズハン・オズヤクプ、オルジャイ・シャハン(後半17分:ギョクハン・トーレ)=デンバ・バ




ホロスコの移籍、公表(ミリエット紙 14. 8.27)

ホロスコ(TRT)  ベシクタシュで出場の機会が難しいフィリップ・ホロスコが、チャイクル・リゼと移籍について合意に達した。

 ベシクタシュから発表された内容は、次の通りである。
 ベシクタシュ所属のフィリップ・ホロスコは、チャイクル・リゼへレンタル移籍するための交渉が始まっている。

                    チャイクル・リゼも発表

 チャイクル・リゼは、ベシクタシュのスロヴァキア人選手フィリップ・ホロスコと、レンタル移籍で合意に達した。
 チャイクル・リゼの報道官アイクト・フェラーが、AA通信に語ったところに拠ると、メフメット・オズディレク監督の報告に基づいて、FWラインに、ホロスコを加えると明らかにし、「ホロスコを、レンタルで獲得した。明日、我がクラブで調印式を行う。ホロスコは、トルコ・リーグの経験豊かな選手だ。チームに大きく貢献してくれるはずだ」と述べた。




スーパー・チャンピオン(タクヴィム紙 14. 8.26)

フェネルバフチェ、優勝(ミリエット紙) ジャネル・エルキン(上)オルジャン・アドゥン(下)(ミリエット紙)  全収益をソマへと寄贈されることになっているスーパーカップは、息を飲ませぬ戦いとなった。フェネルバフチェが優位に試合を進め、数知れずの好機を逸したこの試合、120分間を通じてゴールは生まれなかった。PK戦で、カイト、ラウル・メイレレス、カドレッチがムスレアを捕らえたフェネルバフチェが、3度目のスーパーカップ制覇を成し遂げたのだった。

 スーパーカップはフェネルバフチェのものになった。フェネルバフチェは、マニサで行われたダービーマッチで、ガラタサライを3:2でくだし、スーパーカップを獲得した。この試合の開始から、フェネルバフチェが優位に試合を進めた。しかし、最初のビッグチャンスはガラタサライの方に生まれた。前半7分、ヤシンが放ったペナルティエリアの外からのシュートを、ヴォルカンが辛うじて叩きだしたのだった。同36分、今度は、オルジャンが遠目からシュートを放つと、ボールはゴールマウスの傍ら0.5m逸れて外に出て行った。同41分、メイレレスの蹴ったコーナーキックに、メフメット・トパルがヘッドで合わせたが、ムスレアがキャッチした。同42分、ソウが走りこんできて放ったシュートは、ゴール左隅を捕らえたが、ムスレアが押さえた。こうして、前半は0:0のまま終わった。後半9分、ソウがヘディングシュートを試みたが、ボールはムスレアが押さえた。同33分、ペナルティエリアの外にこぼれたボールを、ベキルがとってもいいシュートを放った。だが、ムスレアも同様のすばらしい反応で、これをクリアした。その1分後、エメニケが、全くフリーの状態ながら、シュートを打ち損ねてしまった。同40分、ブルマの狙い済ましたシュートは、外に出て行った。同42分、この試合の一番いい好機をエメニケが掴みシュートを放ったが、またしてもムスレアが防いだ。90分ではゴールが生まれず、勝負は延長戦に持ち込まれた。延長前半10分、エメニケを落としたボールを、アルパーがシュートを試みたが、そのシュートが悪かった。

                     ガラタサライの選手は外したが、だがムスレアは好セーヴ

 延長戦でもゴールが生まれず、決着はPK戦に持ち込まれた。最初に蹴ったオルジャンは決め、スコアを0:1とした。カイトも決め1:1に。だが、そのあとのガラタサライのセルチュク・イナンとメロが、相次いで外に蹴りだしてしまった。だが、ムスレアが、ジャネル・エルキンとメフメット・トプズのシュートを防いだ。ガラタサライは、イエクタもヴォルカンに捕まった。メイレレスがゴールネットを揺らし、ブラク決めたのに対し、カドレッチが、そのお返しにゴールを決めると、勝利はフェネルバフチェのものとなった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ベキル、アルヴェス(後半37分:カドレッチ)、ジャネル・エルキン=メイレレス、メフメット・トパル、エムレ・ベレズオウル(後半43分:アルパー)=カイト、エメニケ、ソウ(延長後半11分:メフメット・トプズ)
【ガラタサライ】ムスレア=ヴェイセル・サル、セミフ・カヤ、オーレリアン・シェデュー、アレックス・テレス(延長後半14分:ハカン・バルタ)=メロ、セルチュク・イナン=オルジャン・アドゥン、スナイデル(後半15分:ブルマ)、ヤシン・オズテキン(後半15分:イエクタ)=ブラク




今度は、ムスタファ・ペテクメクから悪い知らせ(TRT 14. 8.25)

ビリッチ監督(ファナティック紙) ムスタファ・ペテクメク(イエニ・シャファク紙)   アーセナル戦に備えた準備を行っているベシクタシュに、今度は、ムスタファ・ペテクメクから悪い知らせが届いた。

 ベシクタシュは、UEFAチャンピオンズ・リ−グで、アーセナルと、8月27日(水)、ロンドンで対戦するプレーオフ第2戦に向けての準備を継続中である。
 ベシクタシュ側が発表したところによると、BJKネヴザト・デミル・グランドで、スラヴェン・ビリッチ監督指揮下で、報道陣に非公開で行われ、ランニングとウォーミングアップ、そしてパス練習とともに始まった練習で、選手たちは、その後、3つのグループに分かれ、交替しながら足を使ったテニス、ミニゲーム、そして戦術練習を行ったということだ。

                    ネジプに次いで、ムスタファ・ペテクメクの姿はなし

 治療継続中のネジプ・ウイサルと、右臀部に痛みのあるムスタファ・ペテクメクが、練習には不参加だったことが明らかになっている。

                    アッティバ、エルサン、ウーウル、チームに合流

 ウーウル・ボラル、エルサン・ギュルム、アッティバ・ハッティンソンは、チームに合流して練習を行っていたということだ。
 ベシクタシュのアフメット・ヌル・チェビ副理事長と、メティン・アルバイラク、メテ・ワルダル各理事は、練習を見守っていたことが明らかにされた。




これが、フェネルバフチェの先発メンバー(イエニ・シャファク紙 14. 8.24)

イスマイル・カルタル監督(フェネルバフチェ公式HP)  スーパーカップを、明日、ガラタサライと戦うトルコ・リーグのチャンピオンであるフェネルバフチェは、ここ2シーズン、ガラタサライに奪われているこの戦いに、今度は且つぞの意気込みを持っている。

 監督が交代して以後、イスマイル・カルタル新監督指揮下で戦った2つの試合で見せたプレーぶりで、新シーズンに向けての仕上がりができていると見えたフェネルバフチェは、サポーターたちにスーパーカップの獲得の希望を抱かせている。
 ガラタサライに対し、2012年はエルズルムで、2013年はカイセリで挑んだフェネルバフチェは、マニサからスーパーから持ち帰り、トルコ・リーグへ気分良く臨みたいと考えている。

                     ありうる先発メンバー

 イスマイル・カルタル監督は、明日のスーパーカップには、ローマと戦った親善試合の先発メンバーから1人だけ変えて、試合に臨むつもりをしている。このガラタサライとの一戦に、フェネルバフチェが送り出すと考えられている先発メンバーは、次の通りである。ヴォルカン・デミレル、ギョクハン・ギョヌル、アルヴェス、ベキル・イルテギュン、ジャネル・エルキン、メフメット・トパル、メイレレス、エムレ・ベレズオウル、カイト、ソウ、エメニケ。

                     イスマイル・カルタル監督指揮下、初の公式戦

 フェネルバフチェは、このスーパーカップでのダービーマッチで、イスマイル・カルタル監督指揮下で初の公式戦に臨む、エルスン・ヤナル監督辞任後、監督に就任したイスマイル・カルタル監督のもとで行われた最初の親善試合となったギリシアのオリンピアコス戦を、2:1で制し、次に、イタリアのローマとアウェーで戦った試合は3:3で引き分けたフェネルバフチェは、最初の公式戦で、イスマイル・カルタル監督とともに勝利を得ようと努めることになろう。




ガラタサライが、スーパーカップを前に衝撃の故障情報に揺れている(TRT 14. 8.23)

ハミト・アルトゥントプ(イエニ・シャファク紙)  ガラタサライに、ハミト・アルトゥントプから悪い情報が舞い込んできた。練習中に、左膝に打撲を受けたハミト・アルトゥントプが、約2週間、ピッチを離れることが明らかになった。

                   ガラタサライよりハミト・アルトゥントプについてコメント

 ガラタサライの昨日の練習で、左膝裏に打撲を負ったハミト・アルトゥントプは、左膝の骨にも影響が出ており、また、左脚裏の筋肉にも異常が出てきていることが明らかにされたが、治療を開始したハミト・アルトゥントプは、練習の第1クールでは屋内で調整をし、第2クールも、治療目的で練習には加わらなかった。

                   フェネルバフチェ戦には無理

 以前、故障のため手術を受けたことのある部位とは異なった場所だということが明らかにされたが、ハミト・アルトゥントプが、フェネルバフチェと対戦するスーパーカップでは、メンバー登録から外れることも明らかになった。
 昨季、腰を傷め手術を受けたハミト・アルトゥントプは、そのためにシーズンの大半を棒にふった。

                   ガラタサライ、スーパーカップに向けての準備を継続

 現在、ガラタサライは、ライバルのフェネルバフチェと、8月25日(月)に戦うスーパーカップの準備を続けている。
 フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで、チェザーレ・プランデッリ監督指揮下報道陣には非公開で行われた練習で、パス練習、及び戦術練習が行われたということだ。




トラブゾン・スポル、怒濤の如く勝利を勝ち取る(イエニ・シャファク紙 14. 8.22)

メジャーニ(トラブゾン・スポル公式HP) コンスタント(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  新加入者でもって課題を狙い撃ちにしたトラブゾン・スポルが、爆弾を炸裂させた。ロストフを相手に、UEFA欧州リーグプレーオフ第1戦で、効果的なプレーで2点差をつけて勝利を得たトラブゾン・スポルは、勝ち上がりを半ば確保した。得点は、メジャーニとカルドーソのあげたものだった。

 UEFA欧州リーグプレーオフ第1戦で、トラブゾン・スポルは、ロシアのロストフを2:0でくだし、第2戦に向けて大きなアドヴァンテージを獲得した。この試合の前半、殊に前半20分以後、相手ゴール前で効果的な攻撃を見せたトラブゾン・スポルは、GKプレティコサを越えることができなかったが、求めていたゴールを、前半37分に見出した。ソネルが蹴った左コーナーキックのボールに、ペナルティエリア内で、まずセファが、次いでムスタファ・ユムルが、ヘッドでゴールを狙うと、ボ−ルは、ディフェンスのグリゲリエフに当たり、メジャーニの前に落ちた。メジャーニが、このボールに触れると、GKの傍らを抜け、相手ゴールネットを揺らした。

                    カルドッソ、ミスを許さず

 後半16分、右からのコンスタンのセンタリングに、踵でシュートを試みたカルドッソのシュートは、GKプレティコサが、ゴールライン際でボールを押さえた。同29分、ボシングワの出したロングパスのボールを、ロストフのディフェンダーのバストスが、GKへのバックパスで処理しようとしたが、そのボールは、正に「打ってくれ」と言わんばかりに、カルドッソへのヘッドによるパスとなってしまった。カルドッソは、ボールがGKの頭上を越えるル−プシュートを決め、スコアを2:0とした。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ボシングワ、ムスタファ・ユムル、エサーイド・ベルカレム、ムサ・ニザム=カール・メジャーニ、ケヴィン・コンスタント(後半31分:サリフ・ドゥルスン)=セファ・ユルマズ、ユスフ・エルドーアン(前半22分:ファーティフ・アティク)=オスカル・カルドッソ(後半39分:デニズ・ユルマズ)




最新のアクヒサル市役所スポル参入者はゾコラ(ファナティック紙 14. 8.21)

ゾコラ(ファナティック紙)  ムスタファ・レシト・アクチャイ指揮下で、新シーズンに向けての準備を続けているアクヒサル市役所スポルが、ディディエル・ゾコラを獲得した。

 トラブゾン・スポルで3年間を過ごしたあと自由契約となったコ−トジボワール人選手ゾコラが、アクヒサル市役所スポルへ参入の最大の要因として、トラブゾン・スポル時代の監督がいることを上げた。ユルマズ・アタバルト・クラブハウスで行われた調印式には、ヒュセイン・エルユクセル理事長を初めとした各理事も列席した。アクチャイ監督下でトラブゾン・スポルにいたゾコラは、「元監督と再会できて喜んでいる。アクヒサルでは、とても暖かく歓迎された。チームメイトとともに大きな仕事ができると信じている」と述べた。ゾコラは、昨季、トラブゾン・スポルにいるとき、アクヒサル市役所スポルに、3:0と4:2で敗れていることは忘れることはできないということも付け加えた。

                     ワト−・カウテは放出

 約1ヶ月半に渡り、ゾコラ獲得に動いたという同理事長は、次のように語った。「監督と、エルズルム・キャンプの際に意見の一致をみたあと、着手した交渉が、ここに実を結んだ。基本的合意に達していない移籍交渉については、口を開くわけにはいかないものだ。今回も、そのように振る舞った。ゾコラの獲得で、外国人選手の補強は終わった。今後は、1〜2人のトルコ人選手の補強に動きたいと考えている」。一方、アクヒサル市役所スポルのワトー・カウテは放出すると発表された。




ブルサ・スポル、悲嘆に暮れるなか敗退(ザマン紙 14. 7.25)

エネス・ウナル(中)(ブルサ・スポル公式HP) フェルハト・キラズ(上)(ブルサ・スポル公式HP)  UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第2戦、ブルサ・スポルは、グルジアのチフラ・サチヘレに、PK戦の末、4:1で敗れ、同リーグ戦から敗退してしまった。

 ティフリスで行われたこの試合、90分間では0:0のまま終わってしまった。30分間の延長戦でも、0:0のスコアは変わらず、PK戦に持ち込まれた。ミカエル・メスキ・スタジアムで行われたこの試合、お互いに攻撃を仕掛けて始まった。勝ち上がりを求めて、より意欲的に戦ったブルサ・スポルが、この試合を通じて優勢に試合を支配した。だが、第1戦同様、チフラ・サチヘレの壁を乗り越えることができなかった。ブルサ・スポルのシェノル・ギュネシュ新監督は、ベルッシとフェルナンダオを欠くなか、トゥラオレと若いエネス・ウナルに出場の機会を与えた。ブルサ・スポルのシェネル・オズバイラクルは、延長前半3分、この試合2枚目のイエローカードをもらい退場となってしまった。ブルサ・スポルの伝説的サポーターであるテクサスも応援に駆けつけていた。ブルサ・スポルでは、シャミルとチヴェッリが、PKを外してしまった。そのPK戦では、オザン・イペクが、ブルサ・スポルの唯一のゴールを決めた。最後のPKを蹴り、これをゴールにたたき込んだトルニケ・ムムラージェが、その喜びをブルサ・スポルのサポーター席の前で表したため、両者の間にケンカが勃発してしまった。だが、その間に割って入った警備隊が、騒動が大きくならない前に防ぐことができた。

【ブルサ・スポル】ハルン・テキン=シェネル・オズバイラクル、レナート・チェヴェッリ、イブラヒム・オズテュルク、アズィズ・エラルタイ=ベキル・ユルマズ(後半8分:オザン・トゥファン)、シャミル・ジナズ=ヴォルカン・シェン、トゥラオレ、フェルハト・キラズ=エネス・ウナル(後半35分:バトゥハン・アルトゥンタシュ)




ガラタサライ 1:3 ラピッド・ウィーン(ヒュリエット紙 14. 7.24)

シェデュー(右端)を讃える(ガラタサライ公式HP) アレックス・テレス(左)(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライが、オーストリアのラピッド・ウィーンと行った練習試合を、1:3で失った。ガラタサライの唯一の得点はシェデューがもたらしたものだが、ラピッド・ウィーンの方の得点は、前半28分にヴィドゥラ、後半7分にベーレント、そして終盤のアラールのあげたもので、この試合を1:3で制した。

 ウィーンのエルシュト・ハッペル・スタジアムで行われたこの試合、両者、釣り合いの取れた形で試合を始めた。ガラタサライが圧力を高めていっていた前半27分、コーナーキックを蹴ったセルチュク・イナンがいいボールを中へ入れた。ペナルティエリア内にいて、素晴らしいジャンプを見せたシェデューが、きれいにヘッドで合わせると、ガラタサライが1:0と先制するゴ−ルとなった。同28分、ラピッド・ウィーンのヴィドゥラが、ペナルティエリア内から見事なシュートを放つと、同点に追いつくゴールとなった。そして、前半を1:1の同点のまま終わった。後半、いい始まり方をしたのはラピッド・ウィーンの方だった。同7分、セットプレーからのボールを、ベーレントがペナルティエリア内でうまくコントロールして、グランダーの強烈なシュートを放つと、ラピッド・ウィーンの勝ち越し弾となった。ラピッド・ウィーンの3点目は、同45分、デニ・アラールから生まれた。そして、この試合は、ラピッド・ウィーンが1:3で制することとなった。

【ガラタサライ】エライ=ヴェイセル・サル、セミフ・カヤ、ハカン・バルタ(後半31分:コライ・ギュンター)、アレックス・テレス=セルチュク・イナン(後半24分:イエクタ)、メロ=オルジャン・アドゥン(後半31分・アイドゥン・ユルマズ)、エムレ・チョラク(後半12分:アンバラト)、ブルマ(後半19分:ウムト・ブルト)=ブラク(後半31分:ベルク・ユルドゥズ)




ブルサ・スポル、グルジアで上位進出を狙う(イエニ・シャファク紙 14. 7.23)

シェノル・ギュネシュ監督(イエニ・シャファク紙)  ブルサ・スポルは、明日、アウェーでチフラ・サチヘレと対戦する。第1戦で両者無得点の引き分け試合を演じてしまい、アドヴァンテージを相手に与えてしまったブルサ・スポルだが、第2戦で、最悪、得点を上げ引き分けで、勝ち上がることを考えている。

 ブルサ・スポルが、欧州リーグ予備戦2回戦第2戦で、グルジアのチフラ・サチヘレと戦う試合は、ポーランド・サッカー連盟のトマス・ムシアル主審が裁く。副審は、ラドスラフ・シエイカとセバスティアン・ムカで、第4の審判はパウエル・ラズコウスキが担当する。

                     ゴールをあげ引き分けで十分

 ブルサ・スポルが、明日戦う重要な試合では、スコアが大きな意味合いを持ってくる。90分間0:0のままで終わると延長戦を戦い、それでもダメな場合はPK戦へとなるこの試合、得点が入った引き分け試合ならば、いかなる場合もブルサ・スポルの勝ち上がりが決まる。
 また、シェノル・ギュネシュ監督は、本日午後7時、試合の行われるスタジアムで記者会見を行う。ブルサ・スポルの選手たちは、詩合前の最後の練習を、試合会場のミカイル・メスキ・スタジアムで、午後7時半より行うことになっている。

                     気の重い故障者

 一方、ブルサ・スポルでは、チフラ・サチヘレ戦を前に、故障者が多く気の重い問題である。故障のため、第1戦に出場できなかったエムレ・タシュデミル、セルダル・アズィズ、オヌルジャン・ピリに加えて、フェルナンダオ、ベルッシが傷んだことは、シェノル・ギュネシュ監督をして頭を抱えさせている。
 ブルサ・スポルは、チフラ・サチヘレ戦には、次の先発メンバーで臨むものと考えられる。
 ハルン・テキン=シェネル・オズバイラクル、レナート・チェヴェッリ、イブラヒム・オズテュルク、アズィズ・エラルタイ=ヴォルカン・シェン、オザン・トゥファン(シャミル)、ベキル・ユルマズ、フェルハト・キラズ=エネス・ウナル




ベシクタシュ:6 ヘレフォード・ユナイテッド:0(ベシクタシュ公式HP 14. 7.22)

オウズハン・オズヤクプ(中)(TRT) ジェンク・トスン(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、練習試合で対戦したヘレフォード・ユナイテッドを、6:0でくだした。

 試合にテンポよく臨んだベシクタシュは、ジェンク・トスンのゴールで先制した。前半9分、ベシクタシュの攻撃で、ホロスコからのパスをペナルティエリア内で受けたジェンク・トスンが、相手GKをフェイントでかわしたあと、がら空きとなったゴールに放り込んだのだった。1:0。効果的な攻めを継続したベシクタシュは、ジェンク・トスンのゴールで点差を2と拡げた。同15分、オウズハンがいい動きで相手選手をかわしていった。そして、ボールをホロスコに出した。そのホロスコが、ゴールに向かって平行なパスを入れると、仕上げをジェンク・トスンが行ったのだった。2:0。弱小クラブを相手に楽な戦いをしたベシクタシュ だったが、点差を3と開くゴールも、またしてもジェンク・トスンがもたらしたものだった。同23分に生まれたベシクタシュの攻撃で、ホロスコ、オウズハン、ジェンク・トスンがパス交換をしながらペナルティエリア内へと入って行った。ゴール前で楽にシュートを打てたジェンク・トスンが、相手ゴールネットを揺らしたのだった。3:0。同26分、ホロスコに替わり、ケリム・フライが投入された。前半の残り時間では、好機を作りながらゴールを生み出せなかったベシクタシュは、前半を3:0でリードしたまま終わった。
 ベシクタシュは、後半に入るにあたり、ジェンク・トスンとムスタファ・ペテクメク、セルダル・クルトウルシュとウミト・カラール、オウズハン・オズヤクプとラマン・モッタの交替を行って始まった。試合をコントロールしていたベシクタシュは、ゴールを求め続けた。同15分、トマス・シヴォクとアッティバ・ハッチンソン、ネジプ・ウイサルとエルサン・ギュルム、アトゥンチ・ヌカンとペドロ・フランコの交替が行われた。同16分、ムスタファ・ペテクメクが、ウーウル・ボラルのセンタリングにヘッドで合わせると、ボールが空いてゴールネットを揺らした。4;0。ベシクタシュは、同37分にはイスマイル・キョイバシュ、同41分にはムスタファ・ペテクメクの足からゴールが生まれ、最終的には6:0で終わった。
 前半、交替を余儀なくされたホロスコは、前後半の間に痛みが増し、治療目的で病院に送られた。
 ベシクタシュは、新シーズンに向けての準備を、本日(7/22)、午後0時開始の練習で続けることになっている。

【ベシクタシュ】ジェンク・ギョネン=セルダル・クルトウルシュ(後半1分:ウミト)、シヴォク(後半15分:アッティバ・ハッチンソン)、アトゥンチ・ヌカン(後半15分:ペドロ・フランコ)、イスマイル・キョイバシュ=ネジプ(後半15分:エルサン・ギュルム)、ムハッメド=ホロスコ(前半26分:ケリム・フライ)、オウズハン・オズヤクプ(後半1分:ラモン・モッタ)、ウーウル・ボラル=ジェンク・トスン(後半1分:ラモン・モッタ)




ガラタサライ入りの選手、イスタンブルに(TRT 14. 7.21)

シナン・ボラト(ファナティック紙)  シナン・ボラトがイスタンブル入りした。

 ガラタサライが、この間関心を持ち、基本合意に達していたと言われていたトルコ代表GKシナン・ボラトが、イスタンブル入りした。
 経験豊かなGKシナン・ボラトは、夕刻にイスタンブル入りし、その後、ボスポラス海峡沿いで食事をしている姿が目撃されている。移籍についての明言を避けているシナン・ボラトだが、近日中に公式発表が行われるものと考えられている。
 シナン・ボラトは、「ガラタサライ側が、必要な発表は行うことになっている」と言い、ガラタサライへの移籍に関し沈黙を保つことに努めている。
 昨季後半、レンタルでカイセリ・スポルに加入したシナン・ボラトは、ガラタサライに1年のレンタルで移籍すると考えられている。




ベシクタシュ、いいリハーサル(フォトマッチ紙 14. 7.20)

ムスタファ・ペテクメクを讃える(フォトマッチ紙) ムスタファ・ペテクメク(左)ネジプ(右)(ファナティック紙)  新シーズンに向けての準備をイギリスで続けているベシクタシュが、2つ目の練習試合を、ベルギーのオーステンデと行い、これを2:0で撃破した。

 ベシクタシュが、イギリス・キャンプでの2つ目の練習試合で、ベルギーのオーステンデを2:0でくだした。新加入のデンバ・バは出場しなかったこの試合、ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、このキャンプでヒーローとなってるムスタファ・ペテクメクとシヴォクからだった。
 この試合、両者ともに、テンポが上がらないまま始まった。大半は、中盤でのせめぎ合いに終始した前半、ムスタファ・ペテクメク、ケリム・フライによりゴール・チャンスを掴んだベシクタシュだったが、スコアを変えるには至らなかった。結局、前半は、両者無得点で終わった。0:0。
 ベシクタシュは、後半に入るにあたり、ケリム・フライとウーウル・ボラル、ペドロ・フランコとシヴォクを交替させて臨んだ。
 前半に比べ、より効果的な動きを見せたベシクタシュは、後半15分、オルジャイ・シャハンとフィリップ・ホロスコ、ラモン・モッタとイスマイル・キョイバシュとの交替を行った。
 ベシクタシュは、求めて止まなかったゴールを、ムスタファ・ペテクメクが見出した。同18分、イスマイル・キョイバシュのアシストで、ジェンク・トスンからこぼれたボールを受けたムスタファ・ペテクメクが、素晴らしいシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らしていた。1:0。
 その後、楽に試合を進めたベシクタシュは、点差を2と拡げるゴールがシヴォクから生まれた。同37分、ベシクタシュの攻撃でペナルティエリア内で生まれた混戦のなか、ボールを得たシヴォクが、ボールをゴールに送り込んだのだ。これで、この試合のスコアが決した。2:0。

【ベシクタシュ】トルガ(後半29分:ジェンク)=セルダル・クルトゥルシュ、エルサン・ギュルム(後半32分:アトゥンチ)、ペドロ・フランコ(後半1分:シヴォク)、ラモン・モッタ(後半17分:イスマイル・キョイバシュ)=ネジプ(後半37分:トゥガイ)、アッティバ・ハッティンソン=ケリム・フライ(後半1分:ウーウル・ボラル)、オルジャイ・シャハン(後半17分:ホロスコ)、ジェンク・トスン=ムスタファ・ペテクメク(後半30分:ムハンメド)




オーストリアへ、本日移動(フォトマッチ紙 14. 7.19)

ハリロジッチ監督(フォトマッチ紙)  トラブゾン・スポルは、17日間のキャンプを行うため、本日、オーストリアに移動する。トラブゾン・スポル選手団は、特別機で午前10時30分に出発する。ヴァヒド・ハリロジッチ監督自身が、キャンプ候補地を選定したということだ。

                    6選手、監督より切られる

 トラブゾン・スポルの6選手が省かれた。許可がない場合には、トラブゾンには戻ることのないバンバに加えて、アブドゥルカディル・オズデミル、アイクト・アクギュン、シャヒン・アイギュネシュ、ゼキ・アイワズ、そしてアヤックスからとったセルハト・チャクマクの6選手が、キャンプ参加メンバーには入れられなかった。

                    最初の練習試合はヴァッテンスと

 オーストリアのチロル地方で、ドイツのドルトムントやケルンと練習試合を行うことになっているトラブゾン・スポルは、この月曜日にはヴァッテンスと練習試合を行う。トルコ時間午後7時に始まるこの試合で、ハリロジッチ監督が、初めて指揮を執る試合となる。




ブルサ・スポル、いいところを見せず 0:0(ファナティック紙 14. 7.18)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙) フェルナンダオ(左)(ファナティック紙)  ブルサ・スポルが、シェノル・ギュネシュ監督指揮下での初めての試合、欧州リーグ予備戦2回戦でグルジアのチフラ・サチヘレ戦を戦った。だが、ブルサ・スポルは、弱小チーム相手にゴールをあげることができなかった。0:0。

 トルコ・サッカーの2014-15シーズンが、昨夜、ブルサ・スポルが、欧州リーグ予備戦2回戦で、グルジアのチフラ・サチヘレと戦った試合で始まった。相手は、恐らくブルサ・スポルの1/4ほどの力しかなかった。だが、昨季、ヒクメット・カラマン監督指揮下で、多国籍軍的様相を呈していたブルサ・スポルは、その影響からか、試合をかなり優勢に支配して始まった。一方、シェノル・ギュネシュ監督になってからの特徴は、まずは守備面での安全を確保するというものだ。そのためか、前半、ブルサ・スポルについて、何かしら評価すべきものはなかった。こういった相手に対し、ホームで、これほどまでに受け身の戦い方をされては、何も言うことはないということだ。後半に入ると、より意欲的で、より積極的にゴールを求めるブルサ・スポルの姿があった。フェルナンダオが傷み、交替を余儀なくされたことさえ、ブルサ・スポルの勢いを止めることはできなかった。イブラヒムのヘディングシュートはバーに嫌われた。エネスが掴んだ好機も生かせなかった。トゥラオレは、絶好の位置取りをしながらシュートを打てなかった。好機は次から次へと生まれたが、決してゴールは生まれなかったのだ。

                     試合経過

 前半12分、ヴォルカン・シェンが、右サイドからセンタリングを入れた。フェネルバフチェがヘッドで合わせると、ボールはGKクヴィリタイアに当たり跳ね返った。そのボールを、詰めていたベルッシが押し込もうとしたが、相手ディフェンダーがゴールラインの際どいところからクリアしてしまった。
 同42分、ベルッシの送ったボールに、走り込んできたフェルナンダオがシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を捉えることなく外に出て行った。
 後半4分、ヴォルカン・シェンが蹴ったフリーキックのボールに、イブラヒム・オズテュルクがヘッドで合わせた。だが、GKクヴィリタイアが際どく触れると、ボールは上のバーに当たり跳ね返ってしまった。

【ブルサ・スポル】ハルン・テキン=シェネル・オズバイラクル、レナート・チェヴェッリ、イブラヒム・オズテュルク、アズィズ・エラルタイ=ベルッシ、トゥラオレ、ベキル・ユルマズ(後半37分:オザン・トゥファン)=ヴォルカン・シェン、フェルナンダオ(後半11分:エネス・ウナル)、アイドゥン・カラブルト(後半1分:フェルハト・キラズ)




偉大な男、偉大なゴールゲッター、デンバ・バ(タクヴィム紙 14. 7.17)

デンバ・バ(フォトマッチ紙)  ベシクタシュが新たに獲得したデンバ・バは、手に入れたお金を、セネガル在住の父親に送り、貧しい市民に施しをする。ウムレへ行き、5分間の祈りを欠かさないこのスター選手は、各試合の前にコーランを読む。デンバ・バは、飛行機から降りるや、「まず最初に、スルタンアフメットへ行く」と言った。

 ベシクタシュは、デンバ・バを獲得し、そして注目を浴びるなか調印を行った。ベシクタシュは、この新加入のデンバ・バを、いいゴールゲッターとしてではなく、いいイスラーム教徒として、名を馳せさせることになった。手に入れたお金の大部分を、セネガル在住の父親に送ったデンバ・バは、このお金を、故国の貧しい市民に施しをするというのだ。更に、こういったことを今後も続けるという人として大事なことを示してくれるというのだ。ウムレへ行ったデンバ・バは、5分間の祈りも欠かすものではなかった。イスラーム教徒としての心を深く刻み込みながら生きているデンバ・バは、イスラームの習慣に重きを置いた生活をしている。だから、試合前にはコーランを読んでいる。




フェネルバフチェ、霧中の練習(イエニ・シャファク紙 14. 7.16)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙) エゲメン(ファナティック紙)  新シーズンに向けての準備を、デュズジェのトプク高原で続けているフェネルバフチェは、朝は霧の中での練習となった。

 フェネルバフチェの選手は、エルスン・ヤナル監督指揮下、朝の練習に現れた。選手たちは、軽めのテンポで行われたランニングに次いで、コンディション調整を行っていた。GKのヴォルカン・デミレル、メルト・ギュノク、イスメット・ユマクオウル、エルトゥールル・タシュクランは、ムラト・オズテュルク・コーチの指揮下で練習を行っていた。
 エゲメン・コルクマズは、チーム練習には加わっていなかったが、チームと離れて体力強化の練習を行っていた。W杯に出場していたディレク・カイト、エマヌエル・エメニケ、ブルーノ・アルヴェス、ピエール・ヴェボは、休暇をもらっているため練習には加わっていない。
 一方、エルスン・ヤナル監督は、サテライトから、ムハッメト・アカルスラン、ベルカイ・ジャン・デイルメンジオウル、セミル・エルギュル、ハカン・チネムレを、トプク高原でのキャンプに帯同している。




トラブゾン・スポル、初めての練習をハリロジッチ新監督指揮下で(ファナティック紙 14. 7.15)

ヴァヒド・ハリロジッチ監督(イエニ・シャファク紙)  トラブゾン・スポルは、新シーズンを前にした最初の練習を、ヴァヒド・ハリロジッチ監督指揮下で行った。

トラブゾン・スポルが、公式HPで明らかにしたところに拠れば、トラブゾン・スポルと2年契約に調印したヴァヒド・ハリロジッチ監督が、本日の朝、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで、2015-15シーズンを前にした最初の練習を行ったことを明らかにした。
 報道陣には非公開で行われたコンディション調整に重きを置いた練習に、W杯に出場したため休暇をもらっているバンバを除いた全選手が参加したと言われている。
 練習を前に、イブラヒム・ハジュオスマノウル理事長とヴァヒド・ハリロジッチ監督が、コ−チ陣及び選手とともにミーティングを行ったことも明らかにされた。




ガフェネルバフチェ、ピッチに立つ(ファナティック紙 14. 7.14)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、新シーズンに向けての準備を、本日開始する。フェネルバフチェ選手団は、最初の練習を、午後5時半からサマンドゥラで行う。明日は、12日間の予定で行われるトプク高原でのキャンプに向けて移動することになっている。

 、、、そして、チャンピオンとなったフェネルバフチェがピッチに立つ。エルスン・ヤナル監督指揮下、2013-14シーズン、全てのライバル・クラブに後塵を浴びさせ優勝を遂げたフェネルバフチェが、本日、新シーズンに向けてサマンドゥラに集まる。長い休暇ののち、朝方にギョズテペ・メディカル・パーク病院に集まることになっているフェネルバフチェの選手たちは、夕刻の午後5時半に、最初の練習を行う。フェネルバフチェ選手団は、12日間の予定で行われる、新シーズンに向けての第1次キャンプに入るために、明日、フェネルバフチェ系のデュズジェ・トプク高原練習場へ向け出発する。エルスン・ヤナル監督指揮下で行われる第1次キャンプは、7月27日間で続けられる。そのあとの2日間については、選手たちは休暇に入ることになっている。

                    休暇中の選手を欠く

 フェネルバフチェが、本日行う最初の練習には、W杯のために代表チームに招集された選手はいない。オランダ代表として、W杯3位となったカイトを初めとして、ヴェボ、エメニケ、ヨボ、アルヴェス、メイレレスといった選手は、本日の練習には不参加だ。これらの選手は、特別休暇が出されており、第1次キャンプには姿を見せない。本日の練習には、新加入のディエゴ、それにクリスティアン・バローニ、カドレッチといった選手は、サマンドゥラで準備に入ることになっている。今後については不明瞭なままのクラシッチとホルメンの件については、エルスン・ヤナル監督の判断にかかっている。

                    最初の練習試合はイギリスで

 トプク高原でのキャンプに次いで、練習試合の日程が組まれているフェネルバフチェは、7月31日、シェフィールド・ユナイテッドと対戦する。両クラブ間の合意ができれば、この試合の収入は、ソマへ寄付されることになる。フェネルバフチェは、この試合に次いで、8月1日(金)にはコペンハーゲンに向かい、2日に、スペインのセヴィリヤと、2つ目の練習試合を行う。




ガラタサライ、オーストリアへ(ファナティック紙 14. 7.13)

プランデッリ監督(ファナティック紙)  ガラタサライは、新シーズンに向けての準備を行う第1次キャンプ地オーストリアに向け、明日出発する。

 7月8日以後、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで準備を始めたガラタサライ選手団は、メディカル・チェックを受け、またトレーニング施設での体力強化を行ったあと、ボールを使った初めての練習を、チェザーレ・プランデッリ新監督の指揮下で、前日に始めたところだった。
 既に、キャンプを張るために、7月11日(金)にオーストリアに移動する計画を立てていたガラタサライだったが、その計画を変更して、明日、オーストリアに向け旅立つことになっている。ガラタサライは、美しい自然で知られ、また気候条件もいいということで、多くのクラブがキャンプ地として選ぶヴィンディッシュガルシュテン地方でキャンプを張る。

                    10選手は帯同せず

 ガラタサライでは、チェザーレ・プランデッリ新監督のレポートに基づき、10人の選手はキャンプには帯同しない。
 ガラタサライの主将を務めたサブリ・サルオウルと並び、ギョクハン・ザン、エマヌエル・エブエ、ダニー・ヌーンクー、イーイト・イスマイル・ギョクオーラン、エンギン・バイタル、ルーカス・オンティヴェロ、セルジャン・ユルドゥルム、それに加え、新加入のカーン・バイサルと、移籍解禁期間以来チームとともに練習を行っていたエンドーアン・アディリは、帯同メンバーに入らなかった。
 昨季の終了後、トルコ代表に合流していたセルチュク・イナン、ブラク・ユルマズ、ハカン・カディル・バルタ、オルジャン・アドゥン、それに2014W杯に出場していたウルグアイ代表のGKフェルナンド・ムスレア、カメルーン代表のオーレリアン・シェデュー、それにフェリペ・メロ、及び、リハビリを継続中のアイドゥン・ユルマズも、明日の移動メンバーに含まれない。オランダ代表とともに2014W杯に出場し、準決勝まで進出しながら故障のため、昨日の3位決定戦に出場できなかったウイスリー・スナイデルは、8月中頃に合流することになるだろう。




ブルサ・スポルの欧州リーグ予備戦2回戦の登録メンバーが明らかになった(TRT 14. 7.12)

シェノル・ギュネシュ監督(フォトマッチ紙)  ブルサ・スポルが、公式HPで明らかにしたところに拠ると、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦のために登録された25人の選手リストが、UEFAに送られたということだ。

 フランス人GKフライとナイジェリア人左サイドバックのタイウーを欠く25人の登録メンバーは、次のような顔ぶれである。
 イブラヒム・オズテュルク、セルダル・アズィズ、ハルン・テキン、オカン・コジュク、オヌルジャン・ピリ、オザン・トゥファン、シェネル・オズバイラクル、チェヴェッリ、エルトゥールル・エルソイ、エテム・エルジャン・ピュルギル、エムレ・タシュデミル、アズィズ・エラルタイ、シャミル・チナズ、トゥラオレ、ヤシン・ペフリヴァン、ベキル・ユルマズ、ベルッシ、フルカン・ソヤルプ、ヴォルカン・シェン、オザン・イペク、フェルハト・キラズ、アイドゥン・カラブルト、バトゥハン・アルトゥンタシュ、エネス・ウナル、フェルナンダオ




サブリ・サルオウル、キャンプ・メンバーから外れる(ファナティック紙 14. 7.11)

プラデッリ監督(ファナティック紙) サブリ(ファナティック紙)  プランデッリ監督は、オーストリアのザルツブルク市で行うキャンプ・メンバーに、サブリを入れなかった。そのプレーぶりばかりか、個性的な人柄で、サポーターから愛されていた選手の一人サブリ・サルオウルにとってのガラタサライ時代は終わりを告げた。

 ヒュリエット紙の伝えるところに拠れば、プランデッリ監督は、オーストリアのザルツブルク市で行うキャンプ概要を明確にした。だが、誰しもが驚く決断が含まれていたのだ。サブリ・サルオウルが、キャンプ・メンバーに含まれていなかったのだ。ガラタサライとの契約をした2014年7月8日以後、フロリヤに籠もり濃密な仕事を行っている同監督は、ガラタサライの主将をメンバーとは考えていないことを、理事会に伝えたのだ。

                    マンチーニの勧め、及び映像を観ての判断

 火曜日以後、フロリヤでサッカー部門統括マネージャーのジェンク・エルギュン、及びスカウト担当者とともに、同監督は、ガラタサライの試合の映像を観て、選手についての情報をかき集めている。前監督のロベルト・マンチーニがアイサル理事長に託したチームに関するレポートを読み、マンチーニの勧めにも注意した同監督は、サブリ・サルオウル主将をリストから外した。その上で、キャンプ参加メンバーを、昨夜、アイサル理事長を含む理事に渡した。オーストリア・キャンプに参加する26名の顔ぶれについて、昨夜、ウナル・アイサル理事長を初めとした理事会に示した同監督は、サブリを、派遣メンバーには入れず、構想外だとのレポートをあげた。

                    イスタンブルに留め置かれる

サブリ・サルオウルが、オーストリア・キャンプに帯同されず、イスタンブルに留めること、及び、11年間、ガラタサライの1軍で活躍したサブリに対し、同監督の決断を伝えることが明らかにされた。ガラタサライとの契約が、まだ1年残っているサブリ・サルオウルが、この決定を受けて、どのような道を採るか、今のところ関心を持って看られている。




ベシクタシュ、ドイツ・キャンプを打ち上げる(イエニ・シャファク紙 14. 7.10)

ビリッチ監督(タクヴィム紙)  新シーズンに向けてのドイツでキャンプを張っていたベシクタシュが、海外キャンプの第1弾を打ち上げた。ベシクタシュ選手団は、第2次キャンプを行うため、イギリスに移動する。

 スラヴェン・ビリッチ監督指揮下、ハルゼヴィンケル市のマリーンフェルトでキャンプを行っていたベシクタシュは、報道陣には非公開で行った練習で、コンディション調整と戦術練習を行ったことが明らかにされた。約1時間半かけて行われた練習は、ウォーミングアップを兼ねたランニングのあと、小さなゴールマウスを使ったミニゲーム、シュート練習、ハーフコートを使った練習試合を行って終わったことも明らかになった。
 治療を受けているフルカン・ヤマン、個人練習を行っているオメル・シシュマノウル、オウズハン・オズヤクプ、ジェンク・トスン、及び、休みをもらっているムハンメド・デミルジ、ジェンク・ギョネン、トルガ・ゼンギンが、練習には不参加だったということだ。

                    2日間の休みののちイギリスへ

 スラヴェン・ビリッチ監督は、ドイツ・キャンプを打ち上げた選手たちに、2日間の休暇を与えたということだ。ベシクタシュ選手団は、新シーズンに向けての第2次海外キャンプのために、7月13日、新たに始動する。同日、ドイツのハノーファー空港から、飛行機でイギリスのリーズに向け飛び立つことになっている。7月23日までイギリス・キャンプを続けることになるベシクタシュは、キャンプ期間中、3度の練習試合を行うことになっている。




サリフ・ウチャンに次いでメルト・ギュノクも出て行く(ミリエット紙 14. 7. 9)

メルト・ギュノク(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェでの契約が2017年まであるヴォルカン・デミレルが、様々な機会を捉えて、「少なくともあと5年はプレーをしたい」と言っていることが、メルト・ギュノクを不安がらせている。

 ヴォルカンがいる間は、フェネルバフチェでは第1GKにはなれないと考えているメルト・ギュノクは、来季末をもって満了する契約の延長について不安を感じている言われている。
 5年後、ヴォルカンが引退するときには30歳になっているメルトが、フェネルバフチェ側が提案した契約延長にためらいを見せたということが明らかになっている。サリフ・ウチャンのように、国外から来ているオファーに、メルトが関心を持って見ており、これに関し、アズィズ・ユルドゥルム理事長に、移籍を認めてもらいたいと考えているようだ。
 メルトが、フェネルバフチェを愛し、フェネルバフチェにいることがとても幸せだと考えているが、控えで出場機会を待っていることが、自身に対し、また能力的に言っても、間違っていると、今までの監督から言われてきたことが、メルトの頭を混乱させてしまっているようだ。




ローマにサリフの風(ファナティック紙 14. 7. 8)

サリフ・ウチャン(ファナティック紙)  イタリア・セリエAのローマが、フェネルバフチェの若きスター選手サリフ・ウチャンをレンタルで獲得した。

 ローマに、2年間のレンタル移籍されたサリフ・ウチャンが、昨日、メディカル・チェックを受けた。ローマが、長きに渡る努力の結果、獲得に成功した若きスター選手サリフ・ウチャンのメディカル・チェックの一部は、同クラブのトゥリゴリア・グランドに詰めるクラブ・ドクターの手により行われた。その後、ローマで最大規模を誇る病院の一つゲメッリへ送られたサリフは、こちらで、残りのチェックを受けた。フェネルバフチェは、この移籍に関して、昨日公表を行った。サリフは、2年間475万EUROでレンタルに出されるということだ。

                     ユルドゥルム理事長に謝意

 サリフ・ウチャンは、調印後、次のようなコメントを出した。フェネルバフチェのアズィズ・ユルドゥルム理事長を初めとして、ローマのサバティーニ、ルディ・ガルシア監督に、感謝の気持ちを述べたい。中でも、アズィズ・ユルドゥルム理事長には、僕に、このようなチャンスを与えていただき感謝しています。幸せ者です。また、サリフ・ウチャンは、自身のツイッターに、「ローマと合意に至った。この移籍に関わった皆さんに感謝したい」と認めている。一方、アルパー・ポトゥクも、ツイッターで、サリフ・ウチャンに対し、成功を祈るとしている。




ムスタファ・ペテクメク、ベシクタシュを羽ばたかす(イエニ・シャファク紙 14. 7. 7)

ムハッメド・デミルジ(右)(ベシクタシュ公式HP) ムスタファ・ペテクメク(左)を讃えるオウズハン・オズヤクプ(右)(イエニ・シャファク紙)  ベシクタシュは、新シーズンを前にした練習試合で、ドイツ地域リーグのフェアルを、ムスタファ・ペテクメクの3ゴールで、これをくだした。この試合で、ムスタファ・ペテクメクと並んで、イスマイル・キョイバシュとケリム・フライのプレーが注目を集めていた。

 新シーズンに向けての準備を、ドイツで継続中のベシクタシュが、ドイツ4部リーグのフェアルを1:3でくだした。ベシクタシュは、ジェンク・ギョネン、セルダル、エルサン、フランコ、イスマイル、アッティバ、ケリム・フライ、ネジプ、オルジャイ、オウズハン、ムスタファ・ペテクメクが、先発に名を連ねた。ベシクタシュは、ムスタファ・ペテクメクが、前半14分、24分、27分にあげた3ゴールで、前半を0:3とリードしたまま終わった。後半に入るにあたり、フランコを除いて、ギュナイ、ムハンメド、アトゥンチ、モッタ、シヴォク、トゥガイ・カヤ、ウミト、トゥガイ・エイオル、フルカン、ホロスコを送り込んだ。後半はテンポが落ちたが、フェアルのゴールを、同32分にガッディウイが放った。ベシクタシュでは、3ゴールを決めたムスタファ・ペテクメクとともに、イスマイル・キョイバシュ、ケリム・フライが衆目を集めていた。
 ドイツの地方警察が警備に当たるとともに、試合は無観客で行うと決めたにも拘わらず、150人ほどのサポーターが、有刺鉄線の背後から試合を眺めた。前半、時々激しい雨が降ったが、後半は雨も上がり暑いなか行われた。ベシクタシュは、キャンプでの次の練習試合は、7月9日、レーディンクハウゼンと行うことになっている。




シュトゥットガルトからオファー(フォトマッチ紙 14. 7. 6)

ヴェリ・カヴラク(ヒュリエット紙)  ベシクタシュとの契約延長を行っていないヴェリ・カヴラクに、ブンデス・リーガからオファーが届いている。シュトゥットガルトが、ヴェリ・カヴラクの獲得に対し、350万EUROでオファーを出してきたのだ。

 ベシクタシュとの契約延長に至っていないヴェリ・カヴラクが、シュトゥットガルトからオファーを受けたこと、また、このオファーを評価したいという点では、ベシクタシュ側と認識を共有しているということが明らかになった。ヴェリ・カヴラクの代理人ハグマイルが、オルジャイ・シャハンとオウズハン・オズヤクプの同じ条件で契約延長を求めているベシクタシュ側に、「ノー」の回答を突きつけたということだ。

                    350万EUROのオファー

 これに満足しない代理人のハグマイルは、シュトゥットガルトから350万EUROでのオファーを持ち出した。オーストリア人の代理人ハグマイルは、ヴェリ・カヴラクに対する150万EUROの提示以上の数字で、、契約延長を求めている。




ジェンク・トスン、ピッチに立つ(ヒュリエット紙 14. 7. 5)

ジェンク・トスン(イエニ・シャファク紙) ムハンメド・デミルジ(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、ドイツ・キャンプで、昨日の朝も練習を行った。衝撃的な故障が癒えたジェンク・トスンが、短期間の休養でチームに合流することになった。

 故障を発生させて以後数日、練習には加わらなかったジェンク・トスンが、昨日、チ−ムと離れてではあるが、ランニングを開始した。ジェンク・トスンの状態に関し語ったクラブドクターのエルトゥールル・カランルクは、ジェンクがいつから練習に加われるかは確定はできないと言いながら、「経過には満足している。願わくは早くチームにできることだ」と述べた。

                    エルジエス・スポルへの移籍、宙ぶらりん

 経験を積ませるためエルジエス・スポルへのレンタル移籍話が持ち上がっているムハンメド・デミルジについての決定が宙に浮いている。サッカー部門統括のオンデル・オゼンは、「ムハンメドが出されるクラブでは、先発で起用されることを願うと言いながら、「もちろん、そういった保障はない。が、プレッシャーを経験するという意味でも、ムハンメドは先発で起用されねばならない」と語った。




ガラタサライ監督にプランデッリ(イエニ・シャファク紙 14. 7. 4)

チェザーレ・プランデッリ(イエニ・シャファク紙)  ルチェスク、トゥヘル、クリンスマン、ヒッツフェルト、スパレッティ、レーヴ、ムスタファ・デニズリの名前が上がっていたが、ガラタサライの新監督にはプランデッリが就くことになった。ガラタサライ理事会が、23日間かけて監督候補を探していたが、イタリア代表監督を辞任した57歳となったプランデッリと、2年契約で合意に達した。

 ガラタサライが、23日に渡り続けていた新監督探しが、昨日終わりを告げた。ガラタサライの新監督には、またしてもイタリア人が座ることになった。チェザーレ・プランデッリは、2010年以来イタリア代表監督を務め、2014W杯では、イタリア代表がグループリーグ戦で敗退したあと辞任したプランデッリが、ガラタサライからのオファーを受け入れたのだ。ルチェスクにオファーを出し、いい返事をもらえなかったあと、トマス・トゥヘル、ユルゲン・クリスマン、オットマール・ヒッツフェルトにも打診しながらも、それらの人物にも期待すべき回答を得られなかったガラタサライは、ヨハヒム・レーヴ、ムスタファ・デニズリ、チェザーレ・プランデッリの中から、プランデッリを選んだのだった。プランデッリは、この月曜日にはイスタンブル入りし、正式契約に調印すること、及び、契約期間は2年であることが明らかにされた。イタリアのクラブ以外では監督経験のない57歳となっているプランデッリは、ここまでアタランタ、レッチェ、ヴェネツィア、パルマ、ローマ、フィオレンティーナ、イタリア代表の監督を務めたことがある。




ガラタサライ、アルメイダと合意に達す(ファナティック紙 14. 7. 3)
アルメイダ(ファナティック紙)  

ベシクタシュとの契約が満了したフーゴ・アルメイダが、ガラタサライと3年契約で合意に達した。

 ベシクタシュとの契約更新をせず、W杯で出場した最初の試合で故障を発生させたフーゴ・アルメイダが、ガラタサライへの移籍について基本的合意に達した。アルメイダは、トルコ人の代理人ハカン・コルクマズとともに、アクメルケジにあるガラタサライのウナル・アイサル理事長の事務所で、交渉を行った。その会談後、本紙に、その内容を語った代理人のハカン・コルクマズは、「ウナル・アイサル理事長と会った。3年契約で合意に達した。正式な調印は、2日後に行うことになった」と述べた。




ブルサ・スポル、2014-15シーズン・イン(ファナティック紙 14. 7. 2)

シェノル・ギュネシュ監督(タクヴィム紙)  ブルサ・スポルが、2014-15シーズンに向けて、キャンプに入り練習を行った。

 ブルサ・スポルの選手たちは、オズルジェ・グランドで、コンディション調整に重点を置いた練習を行った。オズルジェ・グランドで、シェノル・ギュネシュ監督指揮下行った練習には、メディカル・チェックを受けていたイブラヒム・オズテュルク、セルダル・アズィズ、オザン・イペク、ヴォルカン・シェン、ベルッシ、チヴェッリ、フェルナンダオ、フェルハト・キラズ、エテム・ピュルギル、スヘイル・チェティンアズィズ・エラルタイ、オウルジャン・シャヒン、メフメット・ゼキ・チェリクが不参加だった。GKフライは、チームから離れて屋内で練習をしていた。ウォーミングアップとストレッチを行ったあと、同監督は、選手たちにパス練習をさせていた。そして、最後にはランニングを行い、この日の練習を締めくくった。気温が高く、次第に苦しくなっていく様が看て取れた選手たちは、練習が終わると、氷の入ったプールに入り一息ついていた。




オルジャン・アドゥン、ガラタサライ入り(フォトマッチ紙 14. 7. 1)

オルジャン・アドゥン(ファナティック紙)  ガラタサライが、トラブゾン・スポルのスター選手オウズハン・オズヤクプを獲得した。このことが、両クラブから発表されたのだ。ガラタサライは、オルジャン・アドゥンの見返りに、トラブゾン・スポルに400万EUROプラス、サリフ・ドゥルスンを出すことになる。

 ガラタサライが、長きに渡って獲得したかったオルジャン・アドゥンの移籍に、無事辿り着いた。オルジャン・アドゥンを獲得したのだ。ガラタサライとトラブゾン・スポルの間で、昨夜行われた最終交渉で、全ての点で合意に達し、そのことを、両クラブが発表したのだ。オルジャン・アドゥンの移籍に関する詳細を、本紙が掴んだところによると、ガラタサライは、オルジャン・アドゥン獲得に対し、最終的には、400万EUROプラス、サリフ・ドゥルスンを提案したのだ。一方、オルジャン・アドゥンが、トラブゾン・スポルから受け取る50万EUROについては放棄するということで、両クラブが合意した。28歳となっているオルジャン・アドゥンは、今週中にも、ガラタサライとの契約に調印するものとなると思われる。




ベシクタシュ、ドイツでの最初の練習を行う(ファナティック紙 14. 6.30)

ビリッチ監督(TRT) ネジプ(NTV)  ベシクタシュは、ドイツ・キャンプでの最初の練習を、今朝行った。

 時々降る雨のもと行われた練習は、報道陣に非公開で2時間続けられた。
 ベシクタシュの選手たちは、体力強化とコンディション調整に、まずチーム全体でのウォーミングアップのためのランニングから始めた。体力強化とバランス感覚を養う練習で、変化を持たせたメニューをこなしていた。そして、最後は、キャンプを張っているホテルの傍らにある公園で、30分間の耐久ランニングを行った。
 昨季の第32節、足の筋を傷め、リハビリを続けてきたネジプ・ウイサルは、個別にコーチ付き添いでメニューをこなしていた。
 ムスタファ・ペテクメク、オルジャイ・シャハン、ヴェリ・カヴラク、オウズハン・オズヤクプは、チームとは別メニューの練習を行っていた。
 休暇をもらっているトルガ・ゼンギンとアッティバ・ハッチンソンの姿は、この練習にはなかった。
 サッカー部門の補強委員会のエルダル・トルノウルラルと、メテ・ワルダル理事が、この練習を見守っていた。
 ベシクタシュは、新シーズンに向けての準備を、今夜7時からの練習で継続することになっている。




背番号1が未確定(フォトマッチ紙 14. 6.29)

ムスレア(ファナティック紙)  ガラタサライ理事会は、GKムスレアに対し、いいオファーが来れば、放出する計画を立てている。

 ガラタサライでは、新監督を確定するため全速力で動いているが、一方で、GK問題に未確定要素が存在している。ウルグアイ代表でW杯の敗退が決まったフェルナンド・ムスレアを、ビッグクラブかリストアップしているので、いいオファーがあった場合には放出するもとと考えられている。控えのGKであるアイクト・エルチェティンとウフク・ジェイランとの契約が満了していながら、ガラタサライは、契約更改も行っていないわ、また、新しいGKの獲得には至ってはいないわの状態だ。一方で、GKコーチのクラウディオ・タファレルの扱いも未確定のままだ。ガラタサライ理事会は、タファレル・コーチの扱いについても、新監督の判断に委ねるものと考えられている。




ベシクタシュ、ドイツへ(TRT 14. 6.28)

ビリッチ監督(TRT)  ベシクタシュは、第1次キャンプを張るため、ドイツに向かうことになっている。新シーズンに向けての準備を、6月24日(火)、BJKネヴザト・デミル・グランドで始めたベシクタシュが、キャンプを張るドイツに、明日(6/29)出発する。

 キャンプを、7月10日まで、ドイツのビーレフェルトの近郊マリーンフェルト地方のレジダンス・クロスタープフォルテで続けることになっているベシクタシュは、この第1次海外キャンプで、2つの練習試合を行うことになっている。
 ベシクタシュのドイツでの最初の練習試合は、7月6日、その地域の地域リーグに所属するフェアルと対戦することになっている。更に、ベシクタシュ選手団は、7月9日にはレーディンクハウゼンと対戦する。
 ベシクタシュは、ドイツに次いでイギリスでキャンプを張る。7月13〜24日、イギリスのリーズ市のヨークシャー地方にあるドゥ・ヴェール・ウールトン・ホール&スパ・リゾートで、キャンプを継続することになっている。
 その間、4つの練習試合を計画しているベシクタシュは、7月15日(火)にイングランドのウィガン・アスレティック、7月19日(土)にベルギーのオーステンデ、7月21日(月)にイングランドのノッツ・カウンティ、そして、7月24日(木)にドイツのマインツと対戦することになっている。




ジミー・ドゥルマズを求めるクラブ、増殖中(ファナティック紙 14. 6.27)

ジャヴジャヴ理事長(サバハ紙) ジミー・ドゥルマズ(TRT)  フェネルバフチェとベシクタシュが、獲得リストに上げているゲンチレル・ビルリーイのMFジミー・ドゥルマズが、ヨーロッパのクラブの目にも止まっている。

 25歳になっているジミー・ドゥルマズに対し、ギリシアの強豪クラブの一つオリンピアコスが欲しがっていることが明らかになった。オリンピアコスは、150万EUROの移籍金を用意して、ゲンチレル・ビルリーイの門を叩くことになろうと考えられている。オリンピアコスと並んで、イタリアのフィオレンティーナや、ドイツのヴォルフスブルクも、ジミー・ドゥルマズに大きな関心を寄せていると言われている。ジミー・ドゥルマズに、500万EUROの移籍金を設定していることを明らかにしているゲンチレル・ビルリーイのイルハン・ジャヴジャヴ理事長が、舞い込んで来るであろうオファーに対し、どのような回答をするかが注目の的である。




ベシクタシュのスター選手を求める(ファナティック紙 14. 6.26)

シヴォク(NTV)  トルコ・リーグへの新たに参入したバシャクシェヒル・スポルが、左サイドバックとしてフェルハアト・オズトルンと基本的合意に達したが、更にベシクタシュのトマス・シヴォクにも関心を寄せているの。

 新シーズンに向けての補強を続けているバシャクシェヒル・スポルの、選手強化委員長ムスタファ・サラルが行った公表では、オルドゥ・スポルを離れた左サイドバックの選手フェルハアト・オズトルンの獲得が決まったということだ。
 契約更改では、ルズヴァン・シャヒン主将とセダト・アーチャイと合意に達したと言うサラルは、「補強という点では、明日、フェルハト・オズトルンと話し合いを持つ。この移籍に関しては、基本的には完了すると考えている」と述べた。
 ムスタファ・サラルは、ストッパー候補として、ベシクタシュで放出候補に名を連ねていると言われているトマス・シヴォクが入っていることに触れ、「ベシクタシュのシヴォクに関心を持っている。私に託された補強リストに、その名前は上がっている。アブドラハ・アヴジュ監督も、自身、関心を持っている。強化のためには、シヴォクを獲得することは大事なことだ。もし、この移籍を実現しようとする場合には、シヴォクが自由契約になることに関わってくるだろう。その後に、我々は、彼と交渉を持つことなる」と語った。




ベシクタシュ、始動(フォトマッチ紙 14. 6.25)

ビリッチ監督(ファナティック紙) ジェンク・トスン(タクヴィム紙) ネジプ(ファナティック紙)  ベシクタシュは、新シーズンに向けての準備を続けている。

 ベシクタシュのウエブ・サイトで発表したところに拠ると、BJKネヴザト・デミル・グランドで、スラヴェン・ビリッチ監督指揮下、報道陣へは非公開で行われた練習で、ベシクタシュの選手たちは、コンディション調整と戦術練習を行った。
 まだ休暇中のトルガ・ゼンギン、ムスタファ・ペテクメク、ヴェリ・カヴラク、オルジャイ・シャハン、オウズハン・オズヤクプ、アッティバ・ハッティンソン、イスマイル・キョイバシュが不参加だった練習では、ネジプ・ウイサル、ジェンク・トスンがランニングを行っていたことが発表された。
 ベシクタシュは、明日も、二部練習で新シーズンに向けての準備を引き続き行う予定だ。




新たなリストアップはエムラー・バシュサン(タクヴィム紙 14. 6.24)

エムラー・バシュサン(タクヴィム紙)  ガラタサライが、アンタルヤ・スポルのエムラー・バシュサン獲得に向け、アンタルヤ・スポル側との交渉に入る。

 ガラタサライが、アンタルヤ・スポルの22歳の若きスター選手エムラー・バシュサン獲得に向けて、極秘裏に動き出していることが判った。昨季の移籍解禁期間に、この若きスター選手獲得を考えたガラタサライだったが、そのときには獲得を実現できなかった。

                    開始のボタンを押した

 ガラタサライは、エムラー・バシュサンの代理人アリ・エゲセルと意見交換をしたことが明らかになっている。中盤の中とサイドができるエムラー・バシュサン獲得に向け、ガラタサライ理事会は、今週にも交渉に入ることと考えられている。




エルスン・ヤナル「3人の内1人は出してもいい」(TRT 14. 6.23)

エルスン・ヤナル監督(タクヴィム紙)  エルスン・ヤナルは、3人のスター選手の内1人は放出してもいいという報告を理事会に送った。

 フェネルバフチェのエルスン・ヤナル監督は、トルコ人ゴールゲッターを獲得できた場合、3人のスター選手の内1人は出してもいいという報告を理事会にあげた。
 同監督は、外国人選手枠が「5+3」と明らかにされて以後、チームを離れる選手に関し、理事会側にレポートを提出した以外にも、ソウ、エメニケ、メイレレスについての別枠の報告があったと言われている。同監督が、トルコ人FWを補強するならば、重要なオファーが来た場合には、ソウ、エメニケ、メイレレスの3人の内1人ないしは2人の放出に同意するものと言われている。
 未だ13人の外国人選手を抱えるフェネルバフチェは、新シーズン開幕前には、これを8人まで減らさねばならない。中でもホルメン、ヴェボ、ヨボ、クリスティアン・バローニ、クラシッチとともに離れねばならない、あと2人の選手の名は、オファーの内容により明らかになるだろう。
 確保しようとしている外国人選手に、新加入のディエゴ・リバス以外には、ブルーノ・アルヴェス、カイト、カドレッチ、そして昨季はPAOKにレンタルで出されていたミロスラフ・ストーを、絶対に押さえておきたいと考えている同監督は、新シーズンが開幕する7月14日までには、出ていく者、残る者を明確にするものと考えられている。




ブライアン・ルイス、ベシクタシュ入り(フォトマッチ紙 14. 6.22)

ブライアン・ルイス  ベシクタシュは、止まって止まって、でも好機を生かした。フェルナンデスの穴をランツィーニで埋めようと努めていたベシクタシュは、ランツィーニの移籍金が高騰したことにより、W杯でコスタリカ代表を決勝トーナメントに導いたブライアン・ルイスと合意に至った。

 補強活動では、音なしの構えだったベシクタシュが、サポーターたちを立ち上がらせるスーパーな名前をメンバーに加えた。ベシクタシュが、W杯で戦っているコスタリカ代表のスター選手ブライアン・ルイスと、あらゆる点において合意に達したのだ。フェルナンデスが去って以後、そのポジションを埋めるため、選手探しをしていたベシクタシュが、極秘に続けた結果、この29歳となったスター選手の獲得にこぎ着けたのだった。フィクレット・オルマン理事長の指示で行われた活動を受け、ブライアン・ルイスと合意に至ったというのだ。ブラジルで行われているW杯で、コスタリカ代表とともに見事な成果を作り出したルイスは、イタリア代表戦で決めたスーパーなゴ−ルで、チームを勝利に導いた。その結果、チームを決勝トーナメントに導いたのだった。

                     調印式はW杯後

 イングランド・プレミア・リーグのフルハムに所属するブライアン・ルイスは、昨季は、PSVアイントホーフェンにレンタルで出されていた。そのアイントホーフェンでは、14試合に出場し5得点を記録した。攻撃的な中盤プレーヤーというブライアン・ルイスだが、同時に右サイドも、左サイドもプレーができる。ランツィーニ移籍で暗礁に乗り上げて以後、ビリッチ監督が獲得を希望したルイスと、W杯終了後、正式な契約を行うことになろう。

                     これぞ、ベシクタシュの10番

 ベシクタシュは、フェルナンデスのいなくなったポジションを、来季はブライアン・ルイスに任せることになる。ベシクタシュ関係者は、従ってW杯の試合を、これで、違った目で眺めることとなろう。決勝トーナメント進出を決めているコスタリカ代表は、今度の火曜日にはイングランド代表と戦うことになっている。




アンバラトが戻ってくる(フォトマッチ紙 14. 6.21)

アンバラト(イエニ・シャファク紙)  マラガ理事長ウーズィフィが、「ノルディン・アンバラトがガラタサライに戻ることを望んでいる。もし、ガラタサライ側と合意できなかったなら、まず第一の選択はマラガになろう」と述べた。

 昨季、リーガ・エスパニョーラのマラガにレンタルに出されたモロッコ人選手ノルディン・アンバラトについて、注目すべき発言があった。選手生活をガラタサライで続けたいと望んでいるアンバラトについてふれたマラガのアナス・ウーズィフィ理事長は、「アンバラトは、既に決意のほどを伝えてくれている。彼はガラタサライでプレーすることになろう」と語ったのだ。

                    「話し合ったが合意には至らず」

 ガラタサライ側と、既に交渉を持ったが合意には至らなかったことを明らかにした同理事長は、「アンバラトの保有権はガラタサライにある。我が方が、とやかく言う権利は持っていない。アンバラトはイスタンブルに戻ることを望んでおり、ガラタサライでプレーすることを考えていると言っていた。もしガラタサライを離れることがあれば、第一の選択としてマラガが上がるだろう」と語った。




サンダーランド、ソウの獲得に動く(イエニ・シャファク紙 14. 6.20)

ソウ(ファナティック紙)  イングランド・プレミア・リーグのサンダーランドが、フェネルバフチェのセネガル人ゴールゲッターのムサ・ソウの獲得に向け行動を開始した。サンダーランドが、ソウの移籍に対し、フェネルバフチェに1200万EUROの移籍金を提示したということだ。ソウは、かつて行ったコメントでは、夢はイングランド・プレミア・リーグでプレーすることと言っていた。アラブ諸国より高額な年俸でオファーを受けながらも、ソウは、キャリアをヨーロッパで送りたいと希望している。契約では、「1700万EUROで自由契約とする」との一項が含まれているソウに対し、フェネルバフチェは移籍金として1500万EUROと設定したことが明らかになっている。
 ソウは、現在、近しい友人であるチェルシーのゴールゲッターであるデンバ・バとともに、休暇を巡礼の旅に当てているところだ。デンバ・バは、ソウを、メッカで絨毯の上で寝ている写真におさめ、それを、インスタグラムに公開している。




コルマンとアデム・ブユックとのトレード交渉、始まる(ファナティック紙 14. 6.19)

コルマン(ファナティック紙) アデム・ブユック(カスムパシャ公式HP) ヤンコ  トラブゾン・スポルで、最近のプレーぶり、そして様々な問題を抱えるため、放出リストに上がっているコルマンをカスムパシャに出し、カスムパシャからはアデム・ブユックを獲得するというトレード交渉が始まった。

 トラブゾン・スポルは、昨季、トルコ・リーグで大活躍をしたカスムパシャの26歳になるFWアデム・ブユックを獲得するために交渉を始めた。このアデム・ブユックを獲得するために、交換要員としてコルマンを提示したトラブゾン・スポルだったが、カスムパシャがアイクト・アクギュンを指名してきたことで、暗礁に乗り上げた。だが、両クラブの間で交渉が続き、このトレードが成立する可能性が高いことが明らかになった。一方、トラブゾン・スポルは、カラビュック・スポルのイスハク・ドーアンとソネルのトレードを持ちかけ、カラビュック・スポル側の回答も待っているところだ。

                     ヤンコ、理事会を困らせる

 トラブゾン・スポルの放出リストに上がっているオーストリア人選手マルク・ヤンコが、トラブゾン・スポル側に伝えてきたところによると、「出て行きたくない。新しい監督は、僕の新しい面を開いてくれることを期待しているから」と言うのだ。この話を受け頭を抱えてしまったトラブゾン・スポル理事会は、年俸150万EUROを得ているヤンコの契約を、大きな財政的負担のため、契約解除できないでいるのだ。ヤンコと更なる話し合いを持ち、ヤンコを説得するための努力をするつもりであることも明らかになっている。




バルケシル・スポル、ベシクタシュの5選手狙い(ファナティック紙 14. 6.18)

ホロスコ(NTV) シヴォク(ファナティック紙) ビリッチ監督(ファナティック紙)  トルコ・リーグへ新たに参入するバルケシル・スポルが、補強活動を続けている。

 新シーズンでは、トルコ・リーグへの残留のためにいいメンバー構成を望んでいるバルケシル・スポルが、ベシクタシュの門を叩いた。ベシクタシュから5人の選手獲得をしたいバルケシル・スポルのトゥナ・アクテュルク理事長が、本日、ベシクタシュを訪れフィクレト・オルマン理事長と会談を持った。トゥナ・アクテュルク理事長は、ベシクタシュのシヴォク、ホロスコ、ウーウル・ボラルを完全移籍で、ケリム・フライとムハッメドをレンタルで獲得したい旨、伝えたということだ。それに対し、フィクレト・オルマン理事長の方は、5選手の移籍に関し明言を避け、スラヴェン・ビリッチ監督がトルコに戻ってきてから行う会談で、このオファーについて話し合うことになるということだ。
 スラヴェン・ビリッチ監督は、オファーのあった5選手の内、ホロスコとウーウル・ボラルは、新シーズンでは構想外にしており、また、シヴォクの放出については、獲得できるストッパーによっては、同意するものと思われる。ケリム・フライは、来季の必要なメンバーと考えている同監督は、一方でムハッメドに関してはレンタルに出したい意向のようだ。




オルジャン・アドゥンにスーパーなオファー(ファナティック紙 14. 6.17)

オルジャン・アドゥン(ファナティック紙)  トルコ人選手の補強で第一の目標としてオルジャン・アドゥンを考えていることを明らかにしているベシクタシュが、獲得に向けての具体策を提示した。ベシクタシュは、セルダル・クルトゥルシュ、エルカン・カシュに加えて350万EUROで、オルジャン・アドゥンを獲得しようと計画しているのだ。

 全速力で補強活動を続けているベシクタシュは、トラブゾン・スポルで大活躍のオルジャン・アドゥンにつき、獲得への道筋をなんとかこじ開けようとしている。スラヴェン・ビリッチ監督は、「トルコ・リーグで一番気に入った選手だ。我々と戦った試合では、まるで一人でチームを背負って戦っているようだった」と言い、絶賛をしている28歳となったMFオルジャン・アドゥンを獲得すべく交渉を続けているベシクタシュが、新しい提案を用意していることが明らかになった。まず、ミカエル・エネラモとホロスコに、プラス200万EURO(600万TL)という提案をしてトラブゾン・スポルの門を叩いたが、前向きの回答をもらえなかったベシクタシュは、セルダル・クルトゥルシュとエルカン・カシュに、プラス350万EURO(1000万EURO)という提案に切り替えたことが明らかになった。この補強について、フィクレト・オルマン理事長から全権を与えられているアフメット・チェビ副理事長は、外国人選手が規定いっぱいのトラブゾン・スポルを、この新しいオファーを受け入れるよう説得に出かけるということだ。トルガ・ゼンギンのトラブゾン・スポルからベシクタシュへの移籍に一番の活躍をしたチェビが、イブラヒム・ハジュオスマノウル理事長と行う会談で、合意ができあがるよう考えているということだ。

                    「出してくれ、出て行きたいのだ」

 トラブゾン・スポルとの契約が、まだ1年残っているオルジャン・アドゥンは、以前からトラブゾン・スポル側に伝えているところでは、トラブゾン・スポルを去りたいというものだ。父親がイスタンブルで治療を受けているため、トラブゾンを離れるということを考え、昨季、母親の不調のゆえ、トラブゾン・スポルを離れたトルガ・ゼンギンの例を引くオルジャン・アドゥンは、「昨季、トルガに示してくれた理解を、僕にも示して欲しいんだ。父親がイスタンブルで治療を受けている間は、側にいてやりたいんだ。僕自身の身体はトラブゾンにあっても、僕自身の頭の中はイスタンブルにあるのだから。そんなでは、来季は、チームに貢献できるとは思えないんだ」と言っている。




ヴェリ・カヴラクと合意に達す(ファナティック紙 14. 6.16)

ヴェリ・カヴラク(ヒュリエット紙)  所属選手との契約更改を続けているベシクタシュが、ヴェリ・カヴラクとの契約を更新した。

 ここまでに、オルジャイ・シャハン、オウズハン・オズヤクプ、ネジプとの契約更改を済ませたベシクタシュが、ヴェリ・カヴラクと3+1年の契約更改で基本的合意に達した。この件について、会見に応じた25歳となったヴェリ・カヴラクは、「オーストリアとドイツのクラブから、多くのオファーが代理人に向け舞い込んできていた。だが、僕はベシクタシュに残ることを望んだ。そして、その方針で動いてきた。また、ベシクタシュ側も、僕が残留することを求めてくれた。だから、呆気なく話し合いは30分で済んでしまった。ベシクタシュで、僕のキャリアを積み続けることができることを、ホント喜んでいるよ」と語った。




フェネルバフチェ、ホルメンをトレード要員に確保(ザマン紙 14. 6.15)

ホルメン(ザマン紙) アブドラハ・アヴジュ監督(タクヴィム紙) シェノル・ギュネシュ監督(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、昨季、期待通りの活躍をできなかったサムエル・ホルメンを、トレード要員として使う計画を立てている。

 ブルサ・スポルとバシャクシェヒル・スポルが、ホルメン獲得に向け、フェネルバフチェに、その意志を伝えているが、フェネルバフチェ側は、こういったオファーを評価しながら受けたということだ。なかでも、ブルサ・スポルのシェノル・ギュネシュ監督は、スウェーデン人選手ホルメンを獲得したがっており、必要ならば、トレードというやり方で、ホルメン獲得を成し遂げたい意向だということが明らかになっている。その場合、フェネルバフチェは、トレード要員として、ホルメンに対してシェネル・オズバイラクルを求めるものと言われている。




トラブゾン・スポル、ウムト・ブルト獲得を(タクヴィム紙 14. 6.14)

オルジャン・アドゥン(TRT) ウムト・ブルト(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、かつて所属したウムト・ブルトを、再び獲得するため、イブラヒム・ハジュオスマノウル理事長が、ガラタサライのウナル・アイサル理事長を会うことになっている。この会談では、オルジャン・アドゥンのことも話題になるはずだ。

 トルコ人選手の補強、契約更改を、まずは確立したトラブゾン・スポルの、次なる狙いは、FWとDFの補強だ。多くの外国人選手をリストアップし、来季が遅めの開幕という利点を使い、性急なる補強にならないようにしているトラブゾン・スポルは、元所属していた選手獲得に向け、アタックを開始している。

                    トレードも視野に

 最近、ガラタサライで出場の機会に恵まれていないウムト・ブルト獲得に向け、イブラヒム・ハジュオスマノウル理事長直々に乗り出し、ガラタサライのウナル・アイサルに獲得の意思表示を伝えるつもりでいることが明らかになった。ハジュオスマノウル理事長は、もしウナル・アイサル理事長側から、前向きな回答を得たならば、ウムト・ブルトと交渉に入るつもりをしている。一方、オルジャン・アドゥンを、トラブゾン・スポルから獲得したいガラタサライは、ウムト・ブルトとのトレードを提案するものと考えられている。




フーゴの替わりはエディーニョ(ファナティック紙 14. 6.13)

エディーニョ(ファナティック紙)  新シーズンを前にして、チームを去ったフーゴ・アルメイダの穴を埋めるため、選手探しをしているベシクタシュが、エディーニョをリストアップしていることが明らかになった。

 新シーズンを前にして、チームを去ったフーゴ・アルメイダの穴を埋めるため、選手探しをしているベシクタシュが、エディーニョをリストアップしていることが明らかになった。昨季、後半に入る前に、エルジエス・スポルに加入し活躍したポルトガル人選手エディーニョを獲得するために、ベシクタシュが交渉に乗り出したと言われているのだ。ポルトガルの著名なレコルド紙に拠れば、移籍解禁期間に加入したエルジエス・スポルで、15試合に出場し11ゴールを記録した31歳になったエディーニョは、ベシクタシュに行くことに熱い視線を送っているということが明らかになった。

                     パスはエルジエス・スポルに

 だが、移籍を実現するのは容易いことではない。思い出してもみるだろうが、エルジエス・スポルは、約2週間前に、エディーニョのパスを、50万EUROを支払い、ブラガから手に入れたところだ。ポルトガル紙が言っているように、ベシクタシュが、このゴールゲッターを獲得しようとするならば、エルジエス・スポルにアタックしなければならないのだ。エルジエス・スポルは、エディーニョの移籍金を、250万EUROと設定しているということだ。




フェネルバフチェを最初に出て行くのはクリスティアン(ミリエット紙 14. 6.12)

クリスティアン・バローニ(ファナティック紙)  外国人選手の補強として、ディエゴ・リバス獲得の準備をしているフェネルバフチェで、外国人選手枠の関係でチームを離れる選手たちの名前が明らかになってきている。

 フェネルバフチェへは、2009-10シーズン初めに、コリンチャンスから移籍していたクリスディアン・バローニは、5年間着慣れたフェネルバフチェのユニフォームに別れを告げるものと思われている。
 新シーズンに実行に移される外国人選手枠は「5+3」のため、首脳陣の構想には入っていないクリスティアンには、トルコやブラジルを初めとして多くのクラブからオファーが来ている。
 フェネルバフチェ理事会が放出に同意したクリスティアン・バローニは、自身が最も関心を惹くオファーを選び、それをフェネルバフチェ側に伝えることになろう。
 また、フェネルバフチェ理事会も、契約がまだ1年残っているクリスティアンが、フェネルバフチェを去ることに、何ら問題はないものとすることが予想されている。
 フェネルバフチェのユニフォームを着て、184試合の公式戦に出場したクリスティアンは、28得点を記録した。
 ディエゴが加入して、外国人選手の数が13にまでなったフェネルバフチェでは、クリスティアンと並んで、ホルメン、クラシッチ、ヨボ、ストーが、フェネルバフチェを去ることが間違いないと考えられている。




凄まじいタルク攻撃(タクヴィム紙 14. 6.11)

タルク・チャムダル(エスキシェヒル・スポル公式HP)  ラマン・モッタの契約につき成果を残せないでいるため、ベシクタシュの目はタルク・チャムダルに向いている。ベシクタシュのオルマン理事長は、エスキシェヒル・スポルの理事長と、昨日会談を持った。

ベシクタシュのフィクレト・オルマン理事長は、エスキシェヒル・スポルのメスト・ホシュジャン理事長が、昨日、イスタンブルで移籍に関し会談を持った。フィクレト・オルマン理事長は、ラマン・モッタに関しては、何らの成果を得られなかったため、その目をトルコ人選手市場に向けだしたということだ。このため、タルク・チャムダルを補強リストの第一番目に上げているベシクタシュは、エスキシェヒル・スポルと、タルク・チャムダルに関してだけで会ったのだ。

                    トレード+金銭という提案

 フィクレト・オルマン理事長は、タルクの移籍金を引き下げるために、1人の選手+金銭という提案をしたということだ。なお、両者は、今日、再度会談を持つ予定でいる。




サリフ・ウチャン、調印へ(イエニ・シャファク紙 14. 6.10)

サリフ・ウチャン(ヒュリエット紙)  ローマとフェネルバフチェとの間で、移籍金交渉が継続中だが、イタリアからの報道では、サリフ・ウチャンが、ここ1〜2日の内に調印に至ると伝えている。

 イタリアのローマが獲得のために、惜しまず努力を傾けているサリフ・ウチャンに関し、イタリアの報道で、重要な情報が引き続き流れてきている。スポルト紙は、フェネルバフチェの若きサリフ・ウチャンが、ここ1〜2日の内に、ローマに調印のためにやって来ると書いている。1000万EUROの移籍金で同意したと報じた同紙は、今度は、明確に合意に至った内容をも伝えている。両クラブ間で、移籍金の支払い方で合意していないと伝える同紙は、500万EUROを即金で、残りの500万EUROを6回の分割払いを提案したローマの出した数字を引き上げようと、フェネルバフチェが求めたと書いている。フェネルバフチェのアズィス・ユルドゥルム理事長が、こうしたことを求めた理由として、移籍金の10%は、ブジャ・スポルに支払わねばならないからだ。ローマが獲得を目ざすサリフ・ウチャンの移籍が最終確定するのが間近であること、また、近日中に、20歳の若きスター選手サリフ・ウチャンが、メディカル・チェックを受けるためイタリア入りするとも報じている。

                    エルスン・ヤナルも同意

 サリフ・ウチャンは、エルスン・ヤナル監督と、フェネルバフチェを出るということについて話し合いを持った。同監督に意見を求めたサリフ・ウチャンに、同監督は、「将来に対しよりいいと、君が考えるなら行きべきだ」と答えたということだ。




アイクト・コジャマンが戻ってくる(イエニ・シャファク紙 14. 6. 9)

アイクト・コジャマン(ミリエット紙)  トルコ・リーグのチャイクル・リゼが、フェネルバフチェの前監督アイクト・コジャマンと、監督就任について基本的合意に達した。コジャマンは、今週中にもチャイクル・リゼと調印に至るものと思われる。

 チャイクル・リゼのメティン・カルカヴァン理事長が、アイクト・コジャマンとイスタンブルで行った会談は、前向きな方向で進んだ。行われた会談で、コジャマンと基本的合意に達したが、残された若干の課題については、最終交渉に持ち越されたようだ。同理事長とコジャマンとの間で行われる最終交渉ののち、公表の段階に至るもののようである。

                   補強活動は停止

 目下のところ、チャイクル・リゼでは、新監督問題に目が向けられており、補強活動は停止された状態だ。来季に向け、トルコ人選手及び外国人選手を3〜4人獲得しようと考えているチャイクル・リゼでは、監督に就任が考えられているアイクト・コジャマンが、特に獲得を望んでいる選手がいることが明らかになっている。このため補強活動が停止されており、これも、コジャマンの調印が済んだあとに再開することになっている。




ロドリーゴ・・モレド、調印へ(ヒュリエット紙 14. 6. 8)

ロドリーゴ・・モレド(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、移籍金が300万EUROの26歳のブラジル人ディフェンダーの獲得へ、調印段階まで持ち込んでいる。

 ベシクタシュが、1人目の外国人選手獲得が実現する。ベシクタシュは、ブラジル人DFロドリーゴ・・モレドを獲得したのだ。この26歳のロドリーゴ・・モレドと移籍に関し合意に至ったベシクタシュは、モレドの移籍に関し、所属クラブのメタリスト・カルキフとも、ほぼ合意に達している。メタリスト・カルキフに対し、ロドリーゴ・・モレドの移籍金として300万EUROが支払われることになる。

                    ウクライナに留まりたくない

 ベシクタシュは、ロドリーゴ・・モレドとは3年契約を結ぶつもりでいる。ベシクタシュ理事会は、モレドの移籍に関し、数日中に公式に明らかにするものと思われている。3月に起こした故障の影響から解放されたロドリーゴ・・モレドが、メタリスト・カルキフから出たいという希望が、ベシクタシュへの移籍を実現するのに大きな役割を果たした。




マンチーニ、トッテナムへ(イエニ・シャファク紙 14. 6. 7)

マンチーニ監督(イエニ・シャファク紙)  ガラタサライのマンチーニ監督は、イングランドのトッテナムと交渉を持ち、6月15日までには決断するということが明らかになった。ウナル・アイサルが、「マンチーニは6月15日までに決断する」と言ったというのだ。

 ガラタサライで、マンチーニ監督が、イングランド・プレミア・リーグの強豪トッテナムと交渉を持ったことが明らかになった。
 ウナル・アイサル理事長が、「6月15日までに、ガラタサライに残留するかどうかの結論を出すだろう」と語ったイタリア人監督マンチーニが、イングランドのトッテナムと合意に至るための努力をしているところだということが明らかになった。同理事長の掲げる来季に向けてのプランが気に入らないマンチーニは、ここ数日の展開に発言を控え、移籍先を探していると言われていた。

                   トッテナム、狙いはマンチーニ

 ポルトガル人監督アンドレ・ヴィラス・ボアスとシーズン終了までともにせず、ティム・シャーウッドにチームを託したトッテナムは、リーグ終了とともにアルゼンチン人監督マウリシオ・ポチェッティーノと5年契約を行った。だが、トッテナム理事会は、経験の浅いマウリシオ・ポチェッティーノの上にマンチーニを据え、スポーツ・ディレクターの役割を担わそうと考えているのだ。
 マンチーニが、6月15日までに移籍を決断しなかった場合には、引き続きガラタサライで指揮を執るものと考えられている。




ブルサ・スポルでサブリ爆弾(ファナティック紙 14. 6. 6)

シェノル・ギュネシュ監督(ヒュリエット紙) サブリ(ファナティック紙)  シェノル・ギュネシュ監督のもと、強力なメンバー構成を作り出そうと考えているブルサ・スポルで、爆弾が炸裂するが如き衝撃の名前が浮上してきている。

 パスを自身で持っている選手に注目してるブルサ・スポルが、ガラタサライとの契約が満了したサブリ・サルオウルに関心を持っていると言われている。経験豊かなシェノル・ギュネシュ監督が、チームに加えたいと考えている選手獲得に向け、補強部門担当が動きを開始する予定だということだ。ガラタサライと、未だ契約更改の交渉の席に着いてないサブリは、自身にもたらされてくるオファーに関しては、第2の選択として考えているということは明らかになっている。




ベシクタシュ、オウズハンと新たに2年契約(ザマン紙 14. 6. 5)

オウズハン・オズヤクプ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、来季に向け、チーム構成に取りかかった。トルコ・リーグで、ガラタサライに次いで3位となり、ヨーロッパのカップ戦に駒を進める権利を得たベシクタシュが、このため強力な選手構成を作り上げようとしている。

 ベシクタシュが、最初の契約更改を、スター選手オウズハン・オズヤクプと行った。有能なオウズハン・オズヤクプとの2016年までの契約を、更に2018年まで延長したのだ。特にトルコ人選手との契約を済ませ安心したいベシクタシュ理事会により、オウズハン・オズヤクプの年俸等の数字は発表されなかった。昨季、年俸42万5千EURO、出場給として7500EUROを得ていたオウズハン・オズヤクプの年俸は、更に改善されたものと考えられている。




アヴジュの新クラブが明らかに(ファナティック紙 14. 6. 4)

アブドラハ・アヴジュ(TRT)  2部リーグで優勝を飾り、来季1部リーグに昇格したバシャクシェヒル・スポル(旧イスタンブル市役所スポル)が、新監督にアブドラハ・アヴジュを持ってきた。

 新しいロゴ、新しいチーム名、そしてかつての監督! トルコ・リーグへの新たな参入クラブとなったバシャクシェヒル・スポル(旧イスタンブル市役所スポル)の監督の席を、再び、アブドラハ・アヴジュに委ねることとなった。
 監督としてのキャリアを、イスタンブル・スポルのA2チームから始めたアヴジュは、その後、1年間、ガラタサライのA2チームでも監督を務めた。
 短期間、U17代表の監督を務めたあと、2006-11年の間は、イスタンブル市役所スポルの監督を務めた、今年50歳となったアブドラハ・アヴジュは、2年間努めたトルコ代表の監督を、昨年退任していた。
 新しいネームであるバシャクシェヒル・スポルでもって、来季、トルコ・リーグでの戦いに臨むことになるが、そのバシャクシェヒル・スポルが、明日、アブドラハ・アヴジュと、チュラーアン・ホテルで5年契約を結ぶことになっている。




ムスレア、最終的にいい結果(TRT 14. 6. 3)

ムスレア(ファナティック紙)  ガラタサライは、大活躍のGKフェルナンド・ムスレアとの契約を延長した。

 ガラタサライは、ウルグアイ人GKフェルナンド・ムスレアと、4年契約を結んだ。
 ムスレアは、新たな4年契約で、合計1320万EUROを得ることになる。
 ガラタサライは、公式に次のように明らかにした。「フェルナンド・ムスレアとの契約で、2014−15及び2015−16シーズンに対する年俸の変更、更に、2016−17、2017−18シーズンまでをも含んだ契約更改を行った」。
 ムスレアに対し、2014−15シーズンには275万EURO、2015−16シーズンには330万EURO、2016−17と2017−18シーズンには357.5万EUROを含む合計1320万EUROを、固定給として支払われるとが明らかにされ、また、ムスレアに対し、これらとは別に、来季に関しては1万5千EUROが、残りの3シーズンに関しては2万EUROが、出場給として支払われるということだ。
 ガラタサライに、2011-12シーズン開幕前に、イタリアのラツィオから移籍してきたムスレアとは、ここまで、ガラタサライは、年俸200万EUROで5シーズン分の契約を結んでいた。




我々は、トルコ代表を信頼する(タクヴィム紙+ファナティック紙補綴 14. 6. 2)

オウズハン(左端)セルチュク・イナン(右端)(トルコ・サッカー協会公式HP) ジャネル・エルキン(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  相手のゴールを防ぐことはできなかった。トルコ代表の唯一のゴールは、後半44分、セルチュク・イナンがPKを決めて生まれた。欧州選手権予選に向け準備をしていた「負けないトルコ代表」が、ジョンソンとデンプシーのゴールを防ぎきれなかったのだ。

 トルコ代表は、夏季キャンプでの、4つ目にして最後の親善試合で、アメリカ代表に2:1で敗れた。トルコ代表は、試合を通じて、相手に比べてフィジカル面で、厳しい時間を経験していた。相手のアメリカ代表は、W杯に出場するということで、より準備が整っていたということが、トルコ代表の敗戦に大きな影響を与えていた。それにも拘わらず、トルコ代表は、数多くのチャンスを得ていた。だが、最後の詰めが悪く結果が出なかった。前半12分、カラビュック・スポルのイスハン・ドーアンの素晴らしいパスに追いついたヌリ・シャヒンが、ペナルティエリア内で狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは枠方向に向かった。だが、ボールは枠の端を逸れ外に出て行った。

                     オザン・トゥファン、ジョンソンを防げず

 同26分、ガラタサライのセルチュク・イナンが、相手選手に対する圧力にはならなかった。ブラドゥリーが、セルチュク・イナンをかわして前へ進んだ。そのあとにアシストを行った。ファビアン・ジョンソンが、ブルサ・スポルのオザン・トゥファンの傍らを、スピードに乗って通り過ぎて行き、ゴールマウスを守るトラブゾン・スポルのオヌル・レジェプ・クヴラクの右を抜けるゴールを決めたため、トルコ代表はリードを許してしまった。

                     2点目はディフェンスのミスから

 前半は、1:0で、トルコ代表がリードを許してしたまま終わった。後半6分、ハカン・バルタの蹴り損ないというミスを、デンプシーが咎め、ボールをがら空きとなっていたゴールに送り込んでしまった。2:0。この試合のスコアを決するゴールは、セルチュク・イナンの蹴ったPKで生まれた。同44分、ムスタファ・ペテクメクのシュートががら空きのゴールマウスを捉まえた。これが、アメリカ代表の選手の手に当たったということで、PKが与えられたのだった。このPKを、セルチュク・イナンが決めたのだった。

【トルコ代表】トルガ・ゼンギン=ギョクハン・ギョヌル、オザン・トゥファン、ハカン・バルタ(後半38分:ウーウル・デミロク)、イスハク・ドーアン(後半1分:ムスタファ・ペテクメク)=セルチュク・イナン、ヌリ・シャヒン(後半25分:ハカン・チャルハノウル)=タルク・チャムダル(後半1分:アフメット・イルハン・オゼク)、オウズハン・オズヤクプ(後半22分:オルジャン・アドゥン)、ジャネル・エルキン=メヴルト・エルディンチ(後半35分:ビラル・クサ)




6選手を放出(タクヴィム紙 14. 6. 1)

ビリッチ監督(アクシャム紙) セルダル・クルトゥルシュ イブラヒム・トラマン(ファナティック紙)  補強活動を加速化させているベシクタシュで、首脳陣が放出しようとしている選手が明らかになり始めている。

 新シーズンでは、新しいスタジアムで優勝を目ざすベシクタシュで、選手の顔ぶれが大幅に変わる。サッカー部門担当のオンデル・オゼンとスラヴェン・ビリッチ監督は、オファーがあった場合、またはトレードで、イブラヒム・トラマン、ギョクハン・スゼン、セゼル・オズテュルク、セルダル・クルトゥルシュ、ウーウル・ボラル、ムスタファ・ペテクメクを出したいと考えていると言われている。首脳陣から出された報告に基づき、補強交渉を始めているベシクタシュ理事会は、これらの選手の移籍先を見つけて、金銭を得るか、損益を受けないようにと動いていくことになるだろう。




ブルサ・スポルで、ホルメン獲得をの声(ファナティック紙 14. 5.31)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙) ホルメン(ファナティック紙)  先週行われた理事長選挙に勝ったレジェプ・ボリュクバシュ理事長と理事は、新監督にシェノル・ギュネシュを招請した。

 監督問題を、意欲的な監督を据えることで解決したブルサ・スポルは、補強面でギアを入れ加速してきている。シェノル・ギュネシュから出された最初の報告をもとに行動を開始したブルサ・スポル理事会は、フェネルバフチェで放出リストに上がっているサムエル・ホルメンにオファーを出したと言われている。スウェーデン人選手ホルメンを獲得したいと考えているブルサ・スポルは、フェネルバフチェと濃密な交渉に入っていると言われている。




メヴルトとジャネルで0:2(ファナティック紙 14. 5.30)

ジャネル・エルキンを讃える(トルコ・サッカー協会公式HP) オルジャン・アドゥン(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表が、ホンジュラス代表と行った親善試合を0:2で制した。トルコ代表の得点は、後半から投入されたメヴルト・エルディンチとジャネル・エルキンから生まれた。

 トルコ代表は、アメリカでホンジュラス代表と親善試合を戦った、この試合、ホンジュラス代表が優勢に試合を始めた。最初の10分間は、ホンジュラス代表が優勢に試合を進めたのだ。前半10分、フェネルバフチェのアルパー・ポトゥクが、肩を傷めピッチを去った。替わりにオウズハン・オズヤクプが投入された。この時間帯から、トルコ代表が均衡を保つようになった。同33分、ホンジュラス代表が危険な場面を作り出した。エミリオ・イザギーレが、遠目から放ったシュートが、上のバーを直撃し外に出て行ったのだ。同39分、再度、ホンジュラス代表が効果的な攻めを見せた。ロジャー・エスピノサが、トルコ代表の裏をとり動き出した。そして、欲しかったボールがやってきた。ボールをコントロールしたあと、ファーサイドを狙ってシュ−トを放つと、今度もバーを直撃して、傍らへと出て行った。トルコ代表の最大の好機が、同41分に訪れた。ハカン・チャルハノウルが、オウズハンとワンツーをして、ペナルティエリア内へと入ろうとした。だが、オウズハンから来たパスが、若干速く、ボールが後ろへと行ってしまった。だが、フォローしていたタルク・チャムダルが、強烈なミサイル弾を放つと、相手GKが辛うじて、これを防いだ。更に、ディフェンダーがコーナーへと逃げたのだった。前半は、結局ゴールは生まれず、両者ともに、無得点のまま終わったのだった。

 後半に入るにあたり、両チームともに、3人ずつの交替を行った。この交替の成果が、同25分、、トルコ代表に現れた。左サイドか駆け上がったイスハン・ドーアンが、ボールを要求するとボールが出された。相手選手をフェイントでかわしたあと、PKポイントにいたメヴルト・エルディンチにパスを送った。走り込んできたメヴルト・エルディンチがシュートを放つとゴールが決まり、トルコ代表が0:1と先制した。同38分、1点目をたたき出したメヴルト・エルディンチが、ペナルティエリアの手前でボールを得た。そして、左サイドを上がってきたジャネル・エルキンに、グランダーのパスを送った。ジャネル・エルキンは、ボールを得るや否やシュートを放つと、点差を2と開くゴールが決まった。0:2。残りの時間では新たなゴールは生まれなかったので、トルコ代表は、ホンジュラス代表を0:2でくだしたのだった。

【トルコ代表】トルガ・ゼンギン=タルク・チャムダル(後半35分:アデム・ブユック)、オメル・トプラク、ハカン・バルタ、イスハク・ドーアン=オルジャン・アドゥン(後半1分:ギョクハン・ギョヌル)、アルパー・ポトゥク(前半10分:オウズハン・オズヤクプ)、オザン・トゥファン、ハカン・チャルハノウル(後半1分:メヴルト・エルディンチ)=ムスタファ・ペテクメク(後半39分:アフメット・イルハン・オゼク)、オルジャイ・シャハン(後半1分:ジャネル・エルキン)




ブルサ・スポルの新監督が明らかに(TRT 14. 5.29)

シェノル・ギュネシュ(ファナティック紙)  ブルサ・スポルが、新監督にシェノル・ギュネシュを迎えることで基本合意に達したということだ。

 ブルサ・スポルが、公式HPを通じて、「本日行った交渉で、新監督にシェノル・ギュネシュを迎えることで、基本的合意に達した」ことを明らかにした。
 その中で、合意の詳細、及び調印式については、後刻、明らかにすることになると記している。

                    ブルサにシェノル太陽が昇る

 イスタンブルで、レジェプ・ボリュクバシュ理事長ほか数名の理事との交渉で、申し出を受け入れたシェノル・ギュネシュは、彼らとともにヘリコプターでブルサ入りした。
 オッズルジェ・クラブハウスで、数名の理事、同じくクラブ関係者、元得点王にして代表選手オカン・ユルマズの出迎えを受けたシェノル・ギュネシュの、サポーターにも開放されたお披露目セレモニーが開かれることになっている。




アイクト・コジャマンに3クラブからオファー(ミリエット紙 14. 5.28)

アイクト・コジャマン(ヒュリエット紙)  アイクト・コジャマンに対し、2つの外国のクラブを含む3つのオファーが届いているということだ。

 フェネルバフチェの前監督アイクト・コジャマンにオファーが、引き続き届いている。カタールSCを初め、グルジア代表、ブルサ・スポルからオファーを受けているアイクト・コジャマンの優先順位は、まずはカタールのクラブとグルジア代表監督だということだ。まずは、この2つのオファーに関心を向けているアイクト・コジャマンは、ブルサ・スポルから出されている3年契約というオファーについては棚上げしている状態だ。
 カタールSCは、昨季、カタール・リーグで勝ち点31を集め10位となったクラブだ。現所属選手として、ダグラオ、マルチーニョ、アドリアーノといったスター選手を要する同クラブだが、中でも最も光っているのが、コートジボワールのスター選手バカリー・コーンだ。




ディエゴ、フェネルバフチェと調印(TRT 14. 5.27)

ディエゴ・リバス(イエニ・シャファク紙)  ディエゴ・リバスが、フェネルバフチェとの3年契約書に調印した。

 スペインのAS紙のニュースが伝えるところに拠ると、ディエゴ・リバスが、フェネルバフチェと3年契約に調印した。ディエゴの父親にして代理人であるジェール・リバスがAS紙に語った。フェネルバフチェと3年契約で合意に達したと。
 長きにわたりフェネルバフチェと交渉を行ってきたというジェールは、これからの3シーズン、フェネルバフチェのユニフォームを着ることになると述べた。
 これとは別に、AS紙で、この記事を書いたヨルゲ・ガルシアは、ディエゴ・リバスが、最後の試合で出場しなかったことが、チームを離れることを決意したことにつながったと書いている。アトレチコ・マドリードと、今季、リ−ガ・エスパニョーラで歴史に残るシーズンを送ったブラジル人選手ディエゴ・リバスは、アトレチコ・マドリードとともに、チャンピオンズ・リーグ決勝に至るまでに大活躍をしていたのだ。




次も待ってるぞ、1:2(ファナティック紙 14. 5.26)

ファーティフ・テリム監督(アクシャム紙) トルコ代表、歓喜(トルコ・サッカー協会公式HP)  嵐の如きトルコ代表が、コソヴォについでダブリンでも吹き荒れた。トルコ代表は、理想に近い先発メンバーで、ピッチに立った。アイルランド代表を、アフメット・イルハンとタルク・チャムダルのゴールで粉砕した。2016欧州選手権予選に向けての準備が、意気が上がって始まった。

 EURO2016予選に向けての準備を続けているトルコ代表は、コソヴォ代表に次いでアイルランド代表と親善試合を行った。ファーティフ・テリム監督は、コソヴォ代表戦に比べると、より理想的な先発メンバーに近い顔ぶれを送り出した。両者ともにスピード豊かに試合に臨んだ。最初の5分が過ぎると、アイルランド代表の方が、より主導権を握ったかに見えた。ホームのアイルランド代表は、中盤でボールを奪うと真っ直ぐゴールマウスに向かおうとし、効果的な攻撃を見せ好機を掴んでいた。前半7分、シェーン・ロングが、ペナルティエリアの外にいたワードを動かした。直接枠を狙ったワードのシュートは、僅かにバーの傍らを抜け外に出て行った。同15分、ロングのシュートの試みは、オヌルがうまく防いだ。だが、好機は続き、オシーがシュートを試みようとした。だが、ジャネル・エルキンが際どいところでボールを外に出した。トルコ代表は、前へボールを運ぶのが厳しかった時間帯に、同17分、ギョクハン・ギョヌルが、右サイドからペナルティエリアへ向けセンタリングを入れた。アフメット・イルハンが、ドンぴしゃでヘッドで合わせると、相手ゴールネットを揺らしていた。0:1。

                    ミスパスさえなければ

 トルコ代表は、後半に入ると、より攻撃的に試合に臨んだ。トルコ代表は、相手からボールを奪うのが難しくなくなったにせよ、パスミスが多く、攻撃に移る前に閉じてしまっていた。アイルランド代表はと言えば、前半に比べて、緩んだプレーぶりと言わざるを得なかった。同30分、オウズハンが素晴らしいパス出しをして、ペナルティエリアにいたタルク・チャムダルを動かした。タルク・チャムダルは、相手GKと1対1となったところから、狙い澄ましたシュートを放つと、点差は2と開いた。0:2。このゴールの3分後、ウォルターズが、中盤の後ろの方から出されたボールをうまくコントロールして、ペナルティエリア内でギョクハン・ギョヌルをかわしシュートを放つと、再び点差を1とするゴールが決まった。1:2。ファーティフ・テリム監督とともにいい雰囲気を作り出しているトルコ代表は、とってもいい試合をしたわけではないが、90分が終わり勝利を手にしたのだった。

【トルコ代表】オヌル=ギョクハン・ギョヌル、オメル・トプラク、ハカン・バルタ、ジャネル・エルキン=アフメット・イルハン・オゼク(後半25:タルク・チャムダル)、セルチュク・イナン(前半21分:オウズハン・オズヤクプ)、ヌリ・シャヒン(後半40分:イスハク・ドーアン)、ビラル・クサ(後半1分:オザン・トゥファン)=ハカン・チャルハノウル(後半18分:オルジャン・アドゥン)、メヴルト・エルディンチ(後半36分:ムスタファ・ペテクメク)




タルク・チャムダル獲得目ざして、エスキシェヒル・スポルの扉を叩く(タクヴィム紙 14. 5.25)

タルク・チャムダル(エスキシェヒル・スポル公式HP)  エスキシェヒル・スポルが、500万EUROと移籍金を設定したタルク・チャムダル獲得に、フェネルバフチェが名乗りを上げてきた。これで、ガラタサライと競合することとなってしまった。

 エスキシェヒル・スポルが、500万EUROと移籍金を設定したタルク・チャムダル獲得に、フェネルバフチェが名乗りを上げてきた。だが、そのフェネルバフチェには、強力なライバルがいる。ライバル・クラブのガラタサライも、タルク・チャムダル獲得に向け舵を切ったというのだ。サッカーサイトのスポルックスの情報に拠ると、タルク・チャムダルの移籍金を500万EUROと設定したことを明らかにし、トレードというオファーに対しては、いかなる形でも受け入れることはないという決定をしたエスキシェヒル・スポルでは、メスト・ホシュチャン理事長が行った会見では、トルコ代表選手ともなったタルク・チャムダルを売ることができるだろうと示唆した。

                   ガラタサライは獲得失敗経験

 ガラタサライは、昨季、移籍解禁期間にタルク獲得を試みたことがあった。だが、エスキシェヒル・スポルが、その移籍を阻止し、タルクとの契約更改に持ち込んだことがあった。




アルメイダを、トルコ・リーグのクラブが狙う(イエニ・シャファク紙 14. 5.24)

アルメイダ(ファナティック紙)  ベシクタシュを出る決意をしたアルメイダに対し、トラブゾン・スポルが獲得攻撃に出た。来季に向け、FW探しをしているトラブゾン・スポルが、アルメイダ側と交渉を行ったのだ。

 ベシクタシュのポルトガル人ゴールゲッター、アルメイダがベシクタシュを出たあと、トルコ・リーグのクラブからの誘いが出てきた。
 トラブゾン・スポルは、アルメイダの代理人ヨルゲ・メンデスの所属するゲスティフーテから、アルメイダに関する情報を手に入れたということだ。トラブゾン・スポルは、アルメイダに対し、年俸として200万EUROでの3年契約、及び150万EUROの契約金を支払う用意があるとの情報がある。
 両者の間の問題が取り除くために、トラブゾン・スポルとベシクタシュとの間で交渉が続いているところだ。




トルコ代表、ダブリン入り(タクヴィム紙 14. 5.23)

ファーティフ・テリム監督(タクヴィム紙) オルジャイ・シャハン(ファナティック紙)  コソヴォ代表と戦った親善試合を、1:6で制したトルコ代表が、昨日の昼間、アイルランド代表と戦うべく、ダブリンへ移動した。

 EURO2016に備えて合宿に入り、コソヴォ代表と戦った親善試合を1:6で制したトルコ代表が、昨日、ダブリンへ移動した。この日曜日に、アイルランド代表と親善試合を行うトルコ代表は、4日間にわたりメイノース市で練習を続ける。昨日、ダブリンで初の練習を行ったトルコ代表で、選手たちのテンションは上がり、意欲もハイなものがある。

                    ソマへのプレゼント

 ファーティフ・テリム監督指揮下で行われた練習には、在愛トルコ人サポーターが関心を示していた。一方、コソヴォ代表戦で見事なゴールを決めたオルジャイ・シャハンは、このゴールをソマに捧げたいと言った。トルコ国内は、大変な苦渋を味わっていると言うオルジャイ・シャハンは、「あのゴールが、ソマの人たちへの贈り物になればと思っている。できれば、このような苦しみが二度と起こらないことを願っている」と述べた。




コソヴォで、トルコ代表怒濤の如き、1:6(ファナティック紙 14. 5.22)

コソヴォ代表vsトルコ代表(トルコ・サッカー協会公式HP) コソヴォ代表vsトルコ代表(トルコ・サッカー協会公式HP)  親善試合で、コソヴォ代表と対戦したトルコ代表は、控え組中心で臨み、大差の勝利を得た。コソヴォ代表史上、初ゴールが生まれ歓喜に包まれたこの試合、トルコ代表は1:6で制した。初めて代表に招請された選手たちの意欲が注目を集めていた。

 W杯に出場できないトルコ代表が、コソヴォでキャンプに入った。今のところ、UEFAにもFIFAにも加盟していないコソヴォ代表の周知に一役買おうとの意志を持つトルコ代表は、控え中心で試合に臨んだ。この試合に優勢に臨んだトルコ代表は、前半2分、ムスタファがセンタリングを入れた。アフメット・イルハンが、ペナルティエリア内で、ボールをうまくコントロールして強いシュートを放つと、コソヴォ代表のゴールネットを揺らしていた。0:1。ファーティフ・テリム監督がピッチに送り出した若いチームは、試合を進める意欲を減じなかった。相手にいい位置取りをさえないトルコ代表は、ビラルが、同34分、狙い澄ましたシュートを放つと、、ボールは相手ゴール隅に突き刺さった。0:2。このゴールの1分後、左サイドから入れられたグランダーのボールを、トルコ代表のGKヴォルカン・ババジャンが押さえ損ねた。フリーだったブンジャクが、このボールをゴールに蹴り込んだ。1:2。

                    オルジャイ・シャハン、独壇場

 このゴールが、コソヴォ代表にとっては史上初めてのゴールとなった。トルコ代表は、後半も早々から優勢に立った。同4分、オルジャイ・シャハンが、約30mの距離から強烈なシュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていた。1:3。同9分、アルパーが強烈なシュートを放つと、ボールが相手GKから跳ね返った。このボールを追いかけたムスタファが、相手選手との競り合いの中から、点差を3とするゴールを決めた。1:4。トルコ代表は、このゴールのあとも留まることはなかった。同26分、オルジャイ・シャハンが、中へボールを入れた。ムスタファが、ペナルティエリア内で、そのボールにヘッドで合わせると、点差は4となった。1:5。

                    最終弾はアルパーから

 同41分、アルパーがペナルティエリア内で倒れた。主審はPKを指示した。このPKを、アルパーが決め、スコアを1:6とした。90分間、親善試合とはいえ、決して緩むということを見せなかったトルコ代表が、1;6で勝利をものにした。

【トルコ代表】ヴォルカン・ババジャン=イスハク・ドーアン、ウーウル・デミロク(後半28分;ジャネル・エルキン)、アルパー・ポトゥク、アデム・ブユック(後半1分:オルジャイ・シャハン)、オザン・トゥファン、ムスタファ・ペテクメク(後半33分:オルジャン・アドゥン)、ビラル・クサ(後半24分;ハカン・チャラノウル)、アイドゥン・カラブルト(後半1分:トゥルグト・ドーアン・シャヒン)、タルク・チャムダル、アフメット・イルハン・オゼク(後半33分・セルチュク・イナン)




これが、アブドラハ・アヴジュに近寄るクラブ(イエニ・シャファク紙 14. 5.21)

アブドラハ・アヴジュ(トルコ・サッカー協会公式HP)  ブルサ・スポルの理事長候補メスト・メスタンが、監督候補としてアブドラハ・アヴジュと話し合いを持ち、肯定的な応えを得た。

 ブルサ・スポルの理事長候補メスト・メスタンは、シワス・スポルのアイドゥン・カラブルトと仮調印を行ったあと、新監督にアブドラハ・アヴジュを求めているということが知られている。同氏が、アブドラハ・アヴジュと持った最初の交渉で、積極的な回答を得た。従って、全ての目は、5月23日に行われる総会に向けられている。同氏は、積極的な補強意欲でもって、この会議での本命候補と見られている。

                    ここ6シーズンでは最悪

 トルコ・リーグ2013-14シーズンを、勝ち点46で終えたブルサ・スポルは、ここ6シーズンでは最悪のプレーぶりだった。34節を終え、12勝10分12敗という成績を残した。ブルサ・スポルは、この成績で8位という結果だった。ヒクメット・カラマン、ダウムと2人の監督を更迭するという大きな危機を経験したシーズンだった。




マンチーニについて朗報(タクヴィム紙 14. 5.20)

マンチーニ監督(ヒュリエット紙)  ガラタサライ理事会が、解任を考えているイタリア人監督マンチーニに、代理人を通じてスパルタク・モスクワとトッテナムからオファーが届いた。

 新シーズンを前にして、監督を誰にするかが不明確なままのガラタサライに、ロシアとイングランドから朗報が届いた。ガラタサライ理事会が、このまま引き続き監督職に置いておくことを考えていないロベルト・マンチーニに対し、代理人を通じて、スパルタク・モスクワとトッテナムから正式のオファーが届いているということだ。イタリアからも欲しがる声があるというロベルト・マンチーニが、もしガラタサライから、自身の希望で出ていくということになると、ガラタサライ側は、900万EUROの支出をしないで済むことになる。




一石二鳥(タクヴィム紙 14. 5.19)

オルジャン・アドゥン(左)ムラト・ドゥルエル(右)(ミリエット紙) エンリケ(左)ムサ・ニザム(右)(ミリエット紙)  トラブゾン・スポルは、1部リーグからの陥落が決まっているアンタルヤ・スポルを、アウェー戦で、ゼキとオルジャンのゴールでくだした。カラビュック・スポルがシワス・スポルを破ったため、リーグ戦を4位で終えることとなったトラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグで、1つ試合を戦わなくてもよくなった。

 トラブゾン・スポルが、アンタルヤ・スポルを0:2でくだし、UEFA欧州リーグへの参戦権を確保した。トラブゾン・スポルは、1部リーグからの陥落が、既に決まっていた相手に対し、絶対に勝利をという合い言葉のもと試合に臨んだ。前半12分、アドリアンのセンタリングに合わせて、オルジャンがシュートを試みたが、ボールはGKオザンに跳ね返されてしまった。こうして、トラブゾン・スポルは、ビッグチャンスを生かすことができなかった。トラブゾン・スポルは、待たれていたゴールを、前半13分に決めることができた。ユスフが右サイドから入れたセンタリングに、ペナルティエリア内にいてボールを得たゼキ・ヤウズがシュートを放つと、ボールはアンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしていた。このゴールで、トラブゾン・スポルは、相手に対し0:1と優位に立つことができた。同31分、ヴェダーソンが右サイドから蹴ったフリーキックのボールを得たティタがシュートを試みたが、ボールは、まず相手ディフェンダーに当たり跳ね返った。そして、こぼれ球を得たディアラがシュートを放ったが、今度は、GKファーティフが押さえた。このように、トラブゾン・スポルは、とっても危険な場面を切り抜けることができた。前半は、トラブゾン・スポルが0:1とリードしたまま終わった。

                     オルジャン、規格外のゴール

 後半に入り、またしてもトラブゾン・スポルが攻撃的サッカーを仕掛けた。同6分、ブルコヌのパスを受けたオルジャンが、ペナルティエリア外から左足一閃、素晴らしいシュートを放ち。スコアを0:2とした。トラブゾン・スポルは、この結果、トルコ・リーグ4位を確保し、UEFA欧州リーグにはプレーオフから参戦できる権利を得たのだった。

【アンタルヤ・スポル】オザン・エヴリム・オゼンチ=ムラト・ドゥルエル、エムレ・ギュンギョル、ムサ・ニザム、ヴェダーソン=ゼキ・ユルドゥルム、ウーウル・インジェマン=キョクサル・イエデク(後半10分:セッダール・カラマン)、ティタ(後半18分:ラマザン・チェヴィク)、エムラー・バッシャン=ディアラ(後半35分:イルカイ・ドゥルムシュ)
【トラブゾン・スポル】ファーティフ・オズテュルク=ボシングワ、ジャネル・オスマンパシャ、ムスタファ・ユムル、カディル・ケレシュ=アレクサンドル・ブルコヌ、ゼキ・ヤウル(後半40分:エムレ・ギュラル)=オルジャン・アドゥン、アドリアン・ミエルゼジェブスキ、ユスフ・エルドーアン(後半40分:シャヒン・アイギュネシュ)=エンリケ(後半40分:ソネル・アイドードゥ)




ガラタサライ 2:1 エルジエス・スポル(アクシャム紙 14. 5.18)

スナイデル(左)ジェンク・アフメット・アルクルチ(右)(ミリエット紙) セルチュク・イナン(左)ブラク(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ2013-14シーズン第34節にして最終節で、エルジエス・スポルを、2:1でくだしたガラタサライは、リーグ戦で2位となり、チャンピオンズ・リーグの本戦参戦権獲得を決めた。

 UEFAにより与えられた罰則で、来季は、ヨーロッパのカップ戦に参戦することが適わなくなってしまったフェネルバフチェが、今季優勝を飾って以後、チャンピオンズ・リーグの本戦参戦権が、トルコ・リーグの2位のクラブに移ることで、ベシクタシュと激しい争いを展開してきていたガラタサライが、最終戦でエルジエス・スポルをくだし、ベシクタシュに2位につける機会を奪ってしまった。
 トルコ・リーグで勝ち点62で3位で終わったベシクタシュに先ん立ちて、勝ち点63をあげ、シーズンを2位で終わったガラタサライが、来るべきシーズンには、UEFAチャンピオンズ・リーグのグループ・リーグ戦への直接参戦権を手にしたことになる。
 エルジエス・スポルに対し、ガラタサライに勝利を喚び込んだゴールは、ブラク・ユルマズとウムト・ブルトから生まれた。
 この試合の前半は0:0のまま終わったが、後半開始直後、即ち後半1分に、ブラク・ユルマズがゴールを決め、ガラタサライが1:0と先制した。ウムト・ブルトのスルーパスに反応したスナイデルが、ペナルティエリアの内側の左より中へ入れたボールを受けたブラクの放ったシュートが、相手ゴールネットを揺らしたのだった。1:0。同30分、ウムト・ブルトのゴールでスコアを2:0とした。セルチュク・イナンが、右サイドからペナルティエリア内へと蹴ったフリーキックのボールに対し、ニアサイドにいたウムト・ブルトが、ヘディングシュートを試みると、ボールはネットに突き刺さっていた。エルジエス・スポルの方は、同36分、マンガネのゴールで、スコアを2:1とした。
 ブラク・ユルマズは、今季16ゴールで終えることとなり、ウムト・ブルトの方は、トルコ・リーグでは5つ目のゴールを決めたのだった。

【ガラタサライ】ムスレア=サブリ、セミフ・カヤ、オーレリアン・シェデュー、ハカン・バルタ=セルチュク・イナン(後半37分:ハミト・アルトゥントプ)、イエクタ、メロ=スナイデル=ブラク、ウムト・ブルト(後半ロスタイム2分:アレックス・テレス)
【エルジエス・スポル】ギョクハン・デイルメンジ=ジェム・ジャン、パペ・ディアカーテ、カデル・マンガネ、エムレ・オズテュルク=ヒュセイン・カラ(後半10分:ビョルン・ヴレミンクス)、メフメット・アクギュン(後半21分:ケリム・アヴジュ)=イーイト・ギョコーラン(後半37分:ヤクプ・ラマザン・ゾル)、ムラト・ユルドゥルム、ジェンク・アフメット・アルクルチ=エディーニョ




意義のある黙祷(イエニ・シャファク紙 14. 5.17)

ギョクハン・ギョヌル(左)アルパー・ウルダー(右)(ミリエット紙) ソウ(ミリエット紙)  トルコ・リーグで優勝を決めたフェネルバフチェが、今シーズンの締めをカイセリで行った。消化試合の様相が大きかったこの試合を、クリスティアンとソウのゴールで、フェネルバフチェが勝利を収めた。トルコ・リーグから降格の決まったカイセリ・スポルは、来季は2部リ−グで戦うことになる。

 今季、優勝を決めているフェネルバフチェが、トルコ・リーグ最終戦を、2部降格が、既に決まっているカイセリ・スポル相手にアウェー戦を戦い、これに0:2で勝った。休暇をもらってるカイト、アルヴェス、エメニケ、ヴォルカン、メフメット・トパル、それに、出場停止のジャネル・エルキン、及び故障の癒えていないエゲメン、ハサン・アリ・カルドゥルム、サリフ・ウチャンといった選手を登録メンバーに入れていなかったフェネルバフチェが、カイセリ・スポルに勝ち、今季を勝利で終えた。両者にとり、栄誉以外の何ら意味を持たない試合に、前半13分クリスティアンが、後半ロスタイム3分にソウが決めたゴールで、フェネルバフチェは勝った。カイセリ・スポルにとって、試合を通じて最大のチャンスは、、前半43分、ムーシェが蹴ったフリーキックだった。だが、アブドゥラハが試みたヘディングシュートは、バーを直撃しただけだった。スタンドの多くは空席が目立ったが、両者ともに、サッカーをしてサポーターを楽しませるプレーを見せていた。フェネルバフチェでは、若いイブラヒム・セルダルとムハンマドが、昨日初めて、フェネルバフチェのユニフォームを着て戦った。
 「カイセリ・スポル:フェネルバフチェ」の試合で、フェネルバフチェは、ゴールを決めたあとも喜びを表さなかった。ソマのために黙祷をしたのだ。前半13分、カイセリ・スポルのGKエルトゥールル・タシュクランのミスパスが出ると、ボールが、右サイドにいたソウの前に転がった。そのソウは、見事な動き出しで、相手選手をすりぬけ、ゴールライン際まで持ち込み、グランダーのボールを折り返した。ペナルティエリア内で、このボールをよく追いかけたクリスティアンが、狙い澄ましたグランダーのシュートを試みると、相手GKの右脇を抜けるゴールとなった。このゴールが決まると、クリスティアンは、チームメートを脇に喚んだ。そして、全員が肩を組んでソマのために黙祷を捧げたのだった。

【カイセリ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=レヴェント・ギュレン、アレクサンドロス・ツィオリス(後半20分:オカイ・ヨクシュル)、マルコ・シミッチ、アルパー・ウルダー=スルジャン・ミヤイロヴィッチ(後半37分:オメル・バイラム)、アブドラハ・ドゥラク=ディエゴ・ビセスワー、ボボ、パブロ・ムーシェ(後半26分:エンギン・バクデミル)=ノブレ
【フェネルバフチェ】メルト・ギュノク=ギョクハン・ギョヌル(後半1分:エムレ・ベレズオウル)、ベキル、セルダル・ケシマル、カドレッチ=クリスティアン(後半37分:ムハンメド・アカルスラン)、セルチュク、ホルメン(後半27分:セルダル・アイドゥン)=アルパー、ヴェボ、ソウ




ベシクタシュ、大作戦展開(TRT 14. 5.16)

ビリッチ監督(ミリエット紙) シヴォク(ファナティック紙) ジャーメーン・ジョーンズ(ファナティック紙)  ビリッチ監督の構想から外れている11人の選手を放出するものと考えられている。

 新シーズンに向けての補強を急ぐベシクタシュで、放出する選手の名前が明らかになってきている。スラヴェン・ビリッチ監督の構想から外れている11人の選手を放出するものと考えられている。中でも、まずは、外国人選手の扱いから始められるだろう。故障のため、早々にシーズンを終えてしまっているシヴォクとエスキュデが、まずは筆頭にくる。また、故障のため、今季は期待に応えられなかったホロスコも、リストアップされている。構想外となっているダニーとも袂をわかつことになる。

                    アメリカ人選手ジョーンズ、契約の延長はない

 今季末で、契約が満了するフーゴ・アルメイダとの、再契約はないことも明らかだろう。長期に渡り、同監督によりメンバー登録されていないマヌエル・フェルナンデスを放出するのは時間の問題だが、移籍解禁期間に、シャルケからレンタルで獲得したが、プレーぶりは失望を誘ってしまったジョーンズが出て行くこともはっきりしている。また、ベシクタシュは、今季末をもって、5人のトルコ人選手の放出も考えている。

                    若きムハメットをレンタルで放出

 気のないプレーぶりで構想外となったセゼル・オズテュルクとイブラヒム・トラマンが、構想に入っているなどということはないということは明らかだ。今季開幕当初より出場機会のないギョクハン・スゼンと、以前のようなプレーからはほど遠い動きのウーウル・ボラルも放出されるだろう。また、同監督の期待に応えるものを出せないでいるムハメットは、レンタルで出されることが日程に上ってきている。




トルコ人補強作戦(タクヴィム紙 14. 5.15)

セルチュク・イナン(タクヴィム紙) ブラク(イエニ・シャファク紙) ムスレア(ファナティック紙)  ガラタサライ理事会は、チャンピオンズ・リーグ参戦権獲得が決まったら、トルコ人選手の補強を初めとして、セルチュク・イナン、ブラク、ムスレアといった選手たちの契約更改を行うつもりだ。

 ガラタサライ理事会は、エルジエス・スポル戦後チャンピオンズ・リーグ参戦権獲得が決まるとともに、契約延長のための交渉に着く準備を整えている。セルチュク・イナン、ブラク・ユルマズとは、全ての点で合意に達している同理事会は、両選手は、まだ契約中ながら、5年ずつの契約延長を行い、しかも年俸の増額を行うつもりだ。

                   トルコ人選手の値打ち

 上記2選手に関しては、選手たちの気持ちを楽にさせたいと考えている同理事会の次の目標は、サブリ・サラチオウル、ジェイフン・ギュルセラム、エムレ・チョラクだ。これらの選手とは基本的合意に至っている理事会は、外国人選手枠がある関係から、トルコ人選手を手放したくないと考えている。

                   ムスレア、W杯が終わると!

 ガラタサライが、W杯以後に去就をかけている唯一人の選手というのがムスレアだ。今のところ、ウルグアイ代表に集中しているというムスレアは、「W杯以後、そこで初めてガラタサライ側と話し合いたい。でも、僕の第一の選択肢は、いつもガラタサライだよ」と言って、ガラタサライ側をホッとさせている。




ヴェボが出て行ったら、替わりはエディーニョ(ファナティック紙 14. 5.14)

ヴェボ(ファナティック紙) エディーニョ(マラガ公式HP) エルスン・ヤナル監督(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェでは、優先順位が、まずエルスン・ヤナル監督と今季のヒーロー、ジャネル・エルキンに与えられていたが、出て行く選手たちの替わりとなる選手の名前も明らかになってきている。

 ソウが、フェネルバフチェを出るというメッセージを明らかにしたこと、及び、イスタンブル市役所スポルより、問題を抱えながら来て、その放った貴重なゴールで注目を集めてきたヴェボも、米国のクラブからオファーを受けたことが、フェネルバフチェをして、知られたゴールゲッターに目を向けさせた。ブラガから、移籍解禁期間にレンタルで移籍してきて、11ゴールをあげ、チームの1部残留に主要な役割を見せたエディーニョが、エルスン・ヤナル監督の補強リストに上がっているということだ。エルジエス・スポル側が、70万EUROで獲得したポルトガル人選手エディーニョについて、フェネルバフチェは、ソウとヴェボの行方を見据えながら、もしフェネルバフチェを出て行くという場合には、エディーニョが、フェネルバフチェのユニフォームを着るということになるだろう。




フェネルバフチェとガラタサライがジミー・ドゥルマズを狙っている(ミリエット紙 14. 5.13)

イルハン・ジャヴジャヴ理事長(ファナティック紙) ジミー・ドゥルマズ(TRT)  フェネルバフチェとガラタサライは、ゲンチレル・ビルリーイで活躍中のジミー・ドゥルマズ獲得に向け競っている。

 選手のトルコでの代理人を引き受けているドーアン・エルジャンは、「両クラブ間の話し合いは持たれた。フェネルバフチェは、トレードにより、この移籍問題を解決しようと考えてきた。だが、ゲンチレル・ビルリーイの態度は明確だった。イルハン・ジャヴジャヴ理事長はトレードではなく、500万EUROという金額での金銭トレードを求めた」と語った。同理事長は、「ジミーと我々との間には、まだ1年の契約が残っている。放出するわけにいかない」と言ったことが明らかにされた。
 ドーアン・エルジャンは、ガラタサライも、この24歳のジミー・ドゥルマズに関心を寄せていることを強調した。「しかし、両クラブ間でともに、現場レヴェルで、補強について明確にすべきだ。明確にすれば、そのときに両クラブとも、必要となる選手にジミーの名前が上がってくるはずだ」と述べた。




ガラタサライ、4ゴール(イエニ・シャファク紙 14. 5.12)

アドリアン(左)メロ(右)(トラブゾン・スポル公式HP) ユスフ・エルドーアン(上)シェデュー(下)(ミリエット紙)  ベシクタシュが、エラズーで先制ゴールをあげ、2位の座を奪い取るかという危機を経験したガラタサライが、後半に入り目を覚ました。同6分に、スナイデルが幕開けのゴールを決め、そして同38分にスナイデルが幕を閉じた。ガラタサライの4ゴールに対し、トラブゾン・スポルは1点でしか応じることができなかった。

 ガラタサライが、チャンピオンズ・リーグ直接参戦権獲得に頑張り通している。トラブゾン・スポルとのアウェー戦で、今季、最もいいアウェー戦の戦いの1つを見せたガラタサライは、スナイデルがいいところを見せた試合で、強豪相手を大差で撃破した。1:4。前半、ガラタサライは、相手に対し優位な試合運びを見せてはいたが、ゴールをあげることができなかった。自陣でプレーすることを余儀なくされていたトラブゾン・スポルはと言えば、GKフェルナンド・ムスレアを、前半の45分間は手こずらせるということはなかった。同39分、ペナルティエリアの外でボールを得たセルチュク・イナンが、強烈なシュートを放ったが、GKオヌルがコーナーへと逃げた。同42分、これとよく似た光景が生まれた。セルチュク・イナンが遠目からシュートを放ったが、代表のGKオヌルはゴールを許さなかった。
 前半、GKオヌルを越えることのできなかったガラタサライだったが、後半はゴールに向かって突っ走った。最近の試合で活躍の目立つスナイデルが、ゴールラッシュの幕開けを行った。同6分、セミフ・カヤのセンタリングのボールに追いついたスナイデルは、グランダーのシュートを放つと、ガラタサライの先制ゴールとなった。0:1。ガラタサライは、同11分に、セルチュク・イナンのゴールで、点差を2と開いた。ペナルティエリア前で得たフリーキックを蹴ったセルチュク・イナンが、実に久しぶりにセットプレーからのゴールを決めたのだった。0:2。同15分、アレックス・テレスがユスフを倒して、トラブゾン・スポルがPKを得ると、これをアドリアンが決めた。1:2。同27分、再び点差を2と開いたガラタサライは、ウムト・ブルトのゴールで楽になった。この夜のヒーロー、スナイデルは、同38分、フリーキックを直接決めるという素晴らしいゴールを見せ、この試合のスコアを決した。

【トラブゾン・スポル】オヌル=ボシングワ、ムスタファ・ユムル、アイクト・デミル、ジャネル・オスマンパシャ=オゼル・フルマジュ(前半11分:アブドゥルカディル・オズデミル)、アレクサンドル・ブルコヌ=オルジャン・アドゥン、アドリアン・ミエルゼジェブスキ、ユスフ・エルドーアン=エンリケ(後半29分:エムレ・ギュラル)
【ガラタサライ】ムスレア=セミフ・カヤ、オーレリアン・シェデュー、ハカン・バルタ、アレックス・テレス(後半26分:ウムト・ブルト)=セルチュク・イナン、メロ、イエクタ=サブリ、ブラク(後半40分:コライ・ギュンター)、スナイデル(後半40分:ハミト・アルトゥントプ)




ギライ、ベシクタシュに避難(タクヴィム紙 14. 5.11)

ギライ(イエニ・シャファク紙)  2部降格が決まったアンタルヤ・スポルで、自由契約になると思われるギライ・カチャル獲得に向け、ベシクタシュがかんできた。

 移籍解禁期間に、トラブゾン・スポルからアンタルヤ・スポルに移籍したギライ・カチャルが、アンタルヤ・スポルが2部に降格することが決まったため、自由契約になると思われる。2部に降格した場合には自由契約となるという契約条項を活かすつもりのギライに対し、移籍解禁期間に足下を固めていたベシクタシュが、再び獲得に乗り出すものと考えられている。ダニーをガラタサライに戻すことになるベシクタシュは、ギライの移籍が実現しないと、トルコ人ディフェンダー獲得に向け動くことになるだろう。代理人を通じて、幾つかのオファーがあることを認めているギライは、「リーグ戦終了まで、まだ2節ある。届いているオファーについてはじっくりと考えるつもりだ」と語っている。

                    ベシクタシュの補強リストは満杯状態

 ベシクタシュは、トップを任せる選手とディフェンダーを補強しようと頑張っている。ギョクハン・トーレにこだわらないベシクタシュは、トップで、そして両サイドでプレーできる選手を絞り込んできている。トラブゾン・スポルのオルジャン・アドゥン、ゼニトのダニー・ミゲル、そして、イングランドのクリスタル・パレスのヤニック・ボレーズだ。





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