2008年 4月 11日(金)午前 5時 29分
久しぶりに繁昌亭に行ってきた。フランスに行く前に行ったきりだから、3週間は行ってないことになる。落語会自体、ちょっと飛び飛びになってる昨今なものだから、繁昌亭は、更に、久しぶりになる。これは、落語会のせいである。フランスにいてる間に、なんていい会があるんだろうと思ってたら、帰ってきたら枯れてます。ま、そんなで、繁昌亭も久しぶりとなった次第です。
水曜日(4/9)は、トリイ・ホールでの「雀松向上委員会〜あしたのためのその51〜」に行けたのはいいが、これが、疲れてるという自覚が少ないにも拘わらず、4席中3席もダウンした会だった。そんなことを書きながら、番組は書きにくいところだが、一応、書いておきましょう。雀松「雀松時遊本舗」、さん都「ろくろ首」、雀松「桜の宮」、南左衛門「阿武松緑之助」、雀松「星野屋」、、、とまあ、この番組で、よく寝るわなの突っ込みが聞こえそうですが、ダウンしたらしたで、どうしようもないのです。そんななか、最後の「星野屋」は、黄紺自身踏ん張ったし、また、実際聴いてみると、おめかけさんの雰囲気が、とっても巧みに出されてて良かったですよ。そのときおりの人物像を自在に操る雀松に合った噺ですね、これ。そんなだから、この日は、「星野屋」を聴けただけで、満足としましょう。
そして、昨夜、繁昌亭に行けたということです。「“旬”作落語会 4月公演」として行われたこの会は、国境なき芸能団のブラジル公演の資金集め的な色合いのある会だ。4〜6月に、2公演ずつ行われる予定のようだ。番組は、ナオユキ「漫談:地球のすみずみに憲法の花を」、松枝「ザ・ご用心」、福笑「今、教育現場が危ない」、(中入り)、姉様キングス、鶴笑「ゴジラ対ウートラマン」、鶴笑・あやめ・染雀「二人羽織」というもので、この日は、社会問題をテーマにした新作が前半で、後半は、ブラジル公演に参加する3人の噺家さんの登場となった。ただ、前半は、組合の集会に来ているという雰囲気で、ノリが悪かったですね。でも、そんななか、福笑は、自身の色合いでの味付けが巧みで、ノリの悪い部分を削ってしまえば、どこでも使える作品に仕上げていました。これは、さすがです。ということで、4月公演は終わったが、これじゃ、5月公演、6月公演、気が乗りません。国境なき芸能団は応援したいけれど、作品的には、お金を出してという気にはなれないなの印象なのです。
今朝も早起きですと言っても、またまた寝れないのです。どうしてなんでしょう? 体は疲れてるのに、目が覚めてしまうのです。また、厳しい1日になります。
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