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99.12.25 〜 00. 1. 6

夏に帰ってくると、留守電に、ある知り合いから、「地震の義捐金を集めようとしてるんだけど、それを 被災者の方々に届けるいい方法はないだろうか？」というメッセージが入ってました。このことが、この旅 の最大のモティベーションになり、１年に３度目のトルコとなりました。が、ここでも、どこかで以前紹介 しましたように、「キャセイ恨み節第２章」で、この旅の幕が開きます。義捐金お届けのために、イスタン ブールでの時間を確保し、あとは、冬の黒海を楽しむつもりが、見事ラマザン真っ最中。カルチャー・ショ ックの日々が続きます。これも、いずれは“なんでもトルコ”でアップいたします。とりあえずは、 なんでもトルコ・トルコ編「地震義捐金お届け報告」をご覧 ください。

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00. 8. 8 〜 00. 8.24

　結ばれなかった地域、それは、私にとっては、カルスとディヤルバクルのラインでした。昨今のトルコ情 勢を見る限りにおいては、ヒズボラのようなカルト的集団の特異なテロを除けば、沈静化の傾向が確認でき てきましたので、その私にとっての結ばれなかったラインを、ついに結ぶことにしました。東部縦断の旅で す。日が経つにつれて、耳になじんできていたクルド語、その響きに慣れた耳に、もう一つ耳になじまない 音が飛び込んできました。それが、アラビア語でした。様々な言語を、母語とする人々、トルコの多様性を 確認する旅となりました。