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【トルコ編】Fドルムシュ

ナズィリのドルムシュ・ガラジ

トルコだけにあるわけではないようなのだが、少なくとも日本社会にはなく、従って 僕らにとっては物珍しい乗り物に、「ドルムシュ」というのがある。まあミニパスない しは乗り合いタクシーと思えばよい。姿形は2種類あり、一つはマイクロバスである。こ れは、つめれぱ15人余りは乗れるだろ。もう一つは、助手席に2人が乗れる程の大型乗用 章である。後者の方は、街を歩いていて、普通のタクシーと、僕らにはなかなか見分け がつかないので、どれ程走っているか見当がつかないが、前者の形のものは、町中をそ こいらじゆう走っているので、完全にトルコの風景に収まってしまっている。まず、乗 アンタルヤで見かけたDマーク り方であるが、道路沿いに「D」のマークが立っている所が、パス停に相当する。そこ で待っていると、フロントガラスの所に、行き先を書いた札をはさんだドルムシュが止 まってくれる。その行き先は、非常に細かく設定されており、人々が生活を送りやすい ように工夫されているようである。確かに、トルコでの滞在日数が増えてくると、自ず とドルムシュに慣れ、利用回数も増えてくると、その有り難さが分かってくるのである。 そう言えば、「D」のマークについて、こんなことがあった。イスタンブールのペシク クシュからタキシムへ行くドルムシュに乗りこんだとき、後ろから乗ろうとした女性が、 ステップに足を掛けるか掛けないかで、急に発進しようとしたので、思わず「待って」 と大声で叫んだが、ブレーキをかけず、少し進んでから止まった。もちろん先ほどの女 性は、振り払われてしまっている。「なんだ」という顔をしている僕に、客の一人が、 「ポリース」と一言。要するに、「D」のマークの手前でドルムシュを止め、客に乗り 降りさせていたのを、警察に咎められるかもしれなかったのである。まあ、イスタンブ ールの交通事情はかなり悪いので、「D」マークがきつく守られているからだろうと思 う出来事だった。
 さて、ドルムシュに乗ると、乗務員は運転手が一人。彼は、運転をしながら、お金の 受け渡しをしている。新しく乗ってきた人は、自分の席の前に座っている人に、お金を 渡すと、またその人は、自分の前に座っている人に渡していく。要するに順送りにして、 運転手の手元に屈くシステムになっている。「ここから、一人分渡してよ」と言って渡 していくのだと、帰ってきてから教えられたが、このやり取りを、客が乗ってくる度に 繰り返していく。運転手は、これを運転しながらやっている。しかも、たいがい自分の 近くに座った客と、何やら大声で話ながらにである。それも、日が経つにつれ、あまり 気にならなくなっていく。やがて、ずっと前から、この風景の中で暮らしていたような 気分に。
  (注)この「D」マークだが、このマークがある方が少数派である。大体の乗り場
   は決まっているようだが、そうでないところでも止まってくれるし、また降ろし
   てもくれる。とっても便利な代物である。また、最後に書いた危ない運転手は、
   最近減ってきたなあというのが、実感である。安全性の面で言えば、まことに結
   構なことなのだが、一抹の寂しさもある。





【トルコ編】Gイシュケンベなど朝食

パチャ・チョルバスとエクメッキ(パン)  トルコでの食事の内、朝食の様々を、今回は書いてみようと思う。まず、ホテルを取 るとき、必ず聞くのが、1泊の料金を聞いた後で、「その値段は、朝食付きかどうか」と いうことである。答えは、「エヴット(イエス)」か「ハユル(ノー)」が半々だった。総 じて1泊千円以上するところでは、朝食付きだったようである。ではホテルでの食事と は、簡単なハイキング形式のところもあれぱ、セットになってあらかじめ用意されてい るものであれ、内容はほぼ同じである。食べ放題になるパン以外では、白チーズ、オリ ーブ2種類、トマトの薄切り、ハム、ハチミツ、さくらんぼのジャム、バターにチャイ というところで、安っぽい朝食になれば、そこから幾つかが減るという具合で、さして 珍しいものではない。オリーブがふんだんに出るところが、トルコらしいところか。味 はけっこう塩味が効いていて、トルコ人にとっては、日本で言えば漬物を食べる感覚で、 かじっているような気がする。
 ホテルで朝食を食べないときは、自ずとロカンタ(食堂)で食べることになる。そこで、 「朝食(カハバルトゥ)」と言って注文すれば、丁度、ホテルで食べた朝食のセットメ ニュー版が出てくる。店の表に、「朝食」と出てるから、そのように注文してみたのだ が、店に入ってくるトルコ人たちは、そんなものを食べてはいない。イスタンプール以 外では、毎朝、同じ風景を見てきた。トルコ人は、朝から開いているロカンタに黙って 入ってきて、椅子に座れば、すっと同じ物が出てくる光景に何度も出食わした。その出 てくるものとは、トルコの朝食名物、「イシュケンペ」である。羊の腸の煮込みスープ である。博多ラーメンのとんこつスープのようなものが、少し小さめの器に入れられ、 その横にレモンの固まりと、パンを盛って出てくる。味は塩味が効いていて、思いの外 しつこくはない。ただ、プカプカ浮く油に僕なんかは、朝からこんなものを食べてと、 少々腰が引けてしまうが、口にしてみると心配するほどのものではない。それに、トル コ人は、思いっ切りレモンを絞り込む。僕なんかは、絞り過ぎると、ちょっと味が悪く なるようで、ぽたっと垂らす程度で食べて、食べ頃であった。トルコ人は、更に、その 中にパンをちぎって入れてしまう。果たして、それがトルコ風に言って、行儀のいいこ とかどうかはあずかり知らないところであるが、日本に帰ってから聞いたところによる と、この「イシュケンペ」は、どちらかと言えば、地方の人が食べるものであるという 風潮があるとか。その一方で、イスタンブール在住経験2年半の人に言わせると、酒を 飲んだ後とか、二日酔いには最高とか。イスタンブールのカドウキョイの海岸沿いの 「イジュケンベ」専門店(Varanの営業所に近く、ここはホントにうまい)は、なかな かのお味ということ。となると、イスタンブルっ子もなんやかやと言いながら、食べて るということになってしまう。まあいずれにせよ、日本にあるトルコ料理の店でも味わ えない代物であることだけは、確かである(と思ってましたが、あるそうですね)。 Fへ戻る
  (注)スープのことを、トルコ語では「チョルバ」といい、ここに書いたようにオ
   ーソドックスな朝食です。「イシュケンペ・チョルパス」の他に、「エゾゲリン
   ・チョルパス」(これは、豆類のスープの一種のはずです。その昧からして。た
   だミントを入れる場合が多く、多すぎると僕はまずく感じます〉、「メルジメッ
   キ・チョルパズ」(レンズ豆のスープ〉、「タプック・チョルパス」(鶏ガラ・ス
   ープ)、「パチャ・チョルパス」(パチャはおそらく部分を意味するパルチャがな
   まったものであろうと勝手に考えている。羊の頭の肉を削いだもので、このスー
   プを出す店は、店先に羊の頭蓋骨をきれいに積んでみせている。味は、イシュケ
   ンペに近く、なかなかの美味である。東南部名物と言えばいいだろう〉などがあ
   る。なお、イシュケンベが地方の食べ物という感覚は、私自身は持っていない。
   また、「カハバルトゥ」表示の出ている店は、ほとんど見ない。と思っていたら、
   何故かシャンルウルファで、結構見かけて、頭の中「?」になっているのが現状
   です。







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