ビトリス写真館





長年計画をしておきながら、入れなかった東部縦断コース。ようやく2000年の夏に入ることができました。やはり私とて、PKKの活動は気になる。テロ活動には、常にアンテナを張り、自分の判断で道筋を選択する。でなければ、納得いかない。安全を金で買うなんてことはしたくないし、さりとて無謀になることも禁物だし、更に単なるテロ集団というには、余りにも奥の深い問題なので、安全か否かだけで、ことの善し悪しは判断したくないし、、、と、この地域に対しては、黄紺の思い入れは深い。そういった問題を思い浮かべるたびに、頭をかすめるのが、このビトリスという町。トルコに行き始めて、いつしかここを訪れることがあると確信していた町。この町に行けるってことは、念願の縦断コースを突き抜ける日と、同義なんですから、、、。




 北から入ると、タットワンで、ワン湖と分かれると、まもなく山岳部に入っていく。その谷間の道が、バットマンやディヤルバクルへと続く道だ。その街道沿いにある町が、ビトリスだ。まさに谷間にあり、幹線道路の関所のような位置を占めている。そこにカレ(城)を構え、軍事的要所として栄えてきたのだろう。そのカレの下に、いや正確に言えば、谷底に突き出た岩山があり、その上にカレがあり、そのカレの回りに家屋が並び、更にその周りを山が取り囲むという具合である。実にせせこましい作りになっている。谷底のスペースは狭い。だから、周囲の山に向かって、家並みが延びていっている。そこへの坂は急勾配だし、ドルムシュで行くと、かなりの遠回りだが、上りは乗らざるをえないだろう。もちろん、ここに住むのはは、クルド人100%だろう。町の閉塞的作りとともに、今まで味わったっことのない雰囲気である。だが、土地の人と喋ってみると、その雰囲気というのは、こちらの心構えであることが明らかになる。ただ、子どもにはまいった。これほどまでに拒否反応を見せられた町は、他にはない。それは、ある意味では、この地の教育の課題なのではと思わせられてしまった。
 夜、食事の後、街をぶらついていると、偶然、インターネット・カフェを見つける。この山間の、しかも自分の中にある予断が、あまりにものミスマッチと思わせてしまう。1度、日本へのアクセスに失敗していたので、そのときの経験を生かし、日本へのアクセスを試みる。そして、見事成功したのが、このビトリスでだった。店の中は、若い男性で、大変込み合っていた。大変知的で、親切な男性が手助けをしてくれた。しかし、1歩外に出ると、古くさい街がそこにある。が、確実に変わる。それも、バランスを持ちながらの変革が期待できる、そのような予感で胸が熱くなるのを感じた瞬間でもあった。






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