ギレスン写真館





カレよりの見晴らしは、いつもながら素晴らしいものがあります

 黒海沿岸は、山が迫ってきているので、海と山の間に、線状に街が並んでいるという感じだが、このギレスンは、海岸通りからいきなり坂が始まり、それに沿って街があるという、典型的な坂の街。しかも、その坂が、かなりの勾配があるものだから、慣れない者には、なかなか厳しい街でもあるが、黄紺は、この街が、結構好きである。なんせ、これまた上がるには、少々骨が折れるのだが、カレからの見晴らし、それが、ホントに素敵なのだ。ここからの風景を見るだけでも、ここへきたかいというものがあると考えている。
 今まで(2008春まで)に、この町には、4回入っている。黒海沿岸で、トラブゾン、及び、トラブゾン以東は別にして、この地域で、これだけ、滞在した町はない。サムスンは、全然、その気の起こらない町だし、ウニエやオルドゥでは、ちょっと時間を持て余してしまう。また、トラブゾンから2時間弱というのがいいし、ウルソイのドルムシュが頻発してるものだから、トラブゾンから、ここに滞在して、また、トラブゾンに戻るということもしている。最初に入ったときもそうで、トラブゾンで、待ち合わせをしていた関係上、時間調整に入ったのだ。そして、気に入ってしまったということである。2回目は、正月を、この町で迎えた。トルコ時間午後5時を待って、息子に、新年の電話を入れたのが、このとき。大晦日は、紅白よろしく、トルコの歌番組を観るんだの決意をしながら、呆気なくダウンしてしまった思い出が、このギレスンでのことだ。また、このときは、ラマザン真っ最中で、お昼ご飯を、こっそりと、あるロカンタの地下で食べさせてもらったかと思うと、道に面したカーテンを下ろして営業していたファースト・フードのお店もあり、とっても、カルチャー・ショックを感じたときでもありました。3回目は、トラブゾンでサッカーを観るために、時間調整のために立ち寄り、2日間、ぶらぶらしていたとき。そして、4回目が、昨夏(2007)のこと。いきなり、イスタンブルからギレスン入りしました。このとき、初めて、黒海沿岸の幹線道路で下ろされるということではなく、オトガルに、バスは入ってくれました。それで、初めて、ギレスンのオトガルの場所を知った次第です。
 相も変わらず、カレからの見晴らしに酔い、坂の街をぶらぶら。それの繰り返しなんだけど、なぜか、ほっと安らぎのある街です。このとき、かなり海岸道路を掘り返していましたから、今度、訪ねたら、見てくれは変わってるかもしれませんね。


街の風景

山が迫る黒海沿岸に点在する町々は、概ね、坂の多い街が並ぶ。このギレスンの坂の勾配は、なかでも、目立ったものと言えるのではないでしょうか?
ギレスンは、坂の街。カレに続く道を集めてみました
メインストリートも、黒海沿岸通りから坂を上ります

海岸通りからの入口
黒海沿岸通りに面した地区。東へ2時間弱で、トラブゾンです



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