サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトル コ人選手のことなど、、、





ガラタサライ凍りきる(ヒュリエット紙 01.11.28 付 )

ガラタサライ敗退  スタジアムは、氷と雪に覆われていた。零下5度のなかの試合だった。ガラタサライは、スター選手を欠いたままピッチに立った。コラチが、ガラタサライのゴールを、結局許しはしなかった。

 延長6分、エユップが、決勝弾を決めた。ガラタサライは、ローマ戦に次いで、またしても延長時間に崩れた。
 ガラタサライにはショックなことである。エルズルム・スポルに敗退し、カップ戦は、3回戦で終わった。1:0。ガラタサライにとっては、氷と雪に覆われたジェマル・ギュルセル・スタジアムが、相手チームよりは手強い相手であった。エルズルム・スポルは、このアドヴァンテージを有効に使った。そして、延長6分、幸運を掴んだ。試合を、優勢に進めたのは、先ずガラタサライだった。前半10分、ハサン・シャーシュの攻撃に、フレールクィンが、頭であわせた。コラチが、際どいところで、これを防いだ。同32分、セルカンが、左から持ち込み、ハサン・シャーシュに渡した。しかし、ハサン・シャーシュの放ったシュートは、またもコラチが抑えた。同44分、今度は、ハサン・シャーシュが、左サイドで待ちかまえるヴィクトリアにパスをすると、ヴィクトリアがシュートを放つも、コラチが、これを防いだ。

                   コラチ立ちはだかる

 後半25分、エルギュンが、ゴール隅を狙ったシュートを放ったが、今度もコラチが、外へはじき出した。その1分後、エルギュンが、遠くからシュートを放ったが、同様にコラチが、外へはじき出した。後半35分、エルギュンのコーナー・キックに、ウミト・カランがあわしたが、コラチが防いだ。後半45分、ユスフが、ディフェンス陣をフェイントでかわし、ペナルティ・エリア内に入った。スタンドを総立ちにさせたユスフのシュートは、ケレムに跳ね返された。延長6分、ユスフの左コーナーキックに、デフェンスから上がってきていたエユップが、頭であわせると、ケレムの手をかすめながら、ゴール・ネットに突き刺さった。1:0。

【ガラタサライのメンバー】ケレム=ペレス、カポネ、エムレ・アシュク、ヴィクトリア=ファルク、ビュレント・アクン(後半34分:アイハン)、フレールクィン(後半13分:エルギュン)、ハサン・シャーシュ=ウミト・カラン、セルカン(後半13分:エルハン)




フェネルバフチェにヌーマとティトフ(スター紙 01.11.27 付 )

ヌーマ  新たな移籍に拍車のかかっているフェネルバフチェに対し、代理人の方から、ヌーマとティトフという2人の提案があった。スパルタク・モスクワのティトフ、マルセイユのヌーマの取捨は、デニズリ監督の判断にかかっている。

 フェネルバフチェが、新たな移籍を模索しているところへ、代理人の方からの申し出が出始めている。昨日、イスタンブールへやって来たある代理人の方から、ティトフとヌーマの2人についての打診があった。
 MFであり且つゴール感覚に優れているティトフのVTRを持参した代理人は、フェネルバフチェ側に、それを見せるつもりである。ムスタファ・デニズリ監督が、このVTRを見て、このロシア人選手に関心を示したならば、理事者の誰かが、実際にティトフの出る試合を観に行くつもりをしている。その結果、肯定的な報告があり、必要な選手ということになれば、デニズリ自身も、ロシアに足を運び、ティトフと会うということになろう。
 他方、昨季、ベシクタシュでプレーしたヌーマが、フェネルバフチェでプレーしたい希望を持っていることも伝えられた。このフランス人選手の取捨も、デニズリの判断にかかっている。また、このティトフとヌーマ以外にも、フェネルバフチェに移籍情報がもたらせられているということだ。




イルハン舞い上がる(アクシャム紙 01.11.26 付 )

イルハン  ベシクタシュは、スーパー・ゴールで、マラテヤ・スポルを一蹴した。テュメルとともに、この夜のヒーローとなったイルハンは、ハット・トリックを達成した。
 ベシクタシュは上昇を続けているが、イルハンも、ゴールを11と伸ばし、目下得点王の位置に着いた。マラテヤは、ミトハトがゴールを決めたが、それだけではだめだった。

ニハト最終試合(フォト・マッチ紙から)                   試合分析

 寒さで凍てついたイノニュ・スタジアムを、テュメルとイルハンが暖めてくれた。ベシクタシュは、テュメルがお膳立てをし、イルハンが決めたゴールで、マラテヤを倒し、来るべきフェネルバフチェ戦に向けてのやる気を増大させた。相手チームのパワーにたじたじのマラテヤは、ワントップのミトハトを残し、試合を自陣で行い、ベシクタシュの攻撃を緩和することに努めた。従って、タイフル、アフメット、ロナルドからなるディフェンス陣は、このため苦労することがなかった。

                  マラテヤも抵抗

 早くも前半3分で、テュメルが、ゴールを伺った。跳ね返ってきたボールに、イルハンが触れることができなかった。前半7分、ベシクタシュの攻撃で、ペナルティ・エリアにこぼれ出たボールを、ディフェンスが見送ると、イルハンが頭で決めた。1:0。早い時期でのゴールが生まれたため、次の得点が期待されたベシクタシュだったが、前半10分には、マラテヤが、同点に追いついた。シャキリの奥深いパスを受けたミトハトが、抑えの効いたゴールを決めた。1:1。

                  またしてもテュメル

 後半3分、ベシクタシュを楽にするゴールが生まれた。パスは、再びテュメルから生まれた。イルハンが、インサイドであわせて、再びベシクタシュが先行した。後半20分、またしてもゴールを生むパスが、テュメルから出た。ボールを、ペネルティ・エリア内に深く送り込んだのである。イルハンが、これに反応し、前に出ていたハカンの頭越しに芸術的シュートを決め、1点を加え、自身はハット・トリックを達成した。レーベとファズルを加えスリートップにしたマラテヤだったが、スコアを変えるに至らなかった。

【ベシクタシュのメンバー】フェヴズィ=タイフル、アフメット、ロナルド=ニハト、バイラム、ヤシン(後半41分:ウミト)、イブラヒム、テュメル=イルハン(後半45分:アフメット・ドゥルスン)、スタヴルム(後半24分:セルタン)




首位の座はガラタサライのもの、2:0(ファナティック紙 01.11.25 付 )

ウミト・カラン(左)・セルゲン(右)  サムスン・スポルをセルゲンの2つのゴールで敗ったガラタサライは、前日フェネルバフチェに預けた首位の座を、1日で取り戻した。

                   逃し続けたが、、、、

 ガラタサライは、首位の座を、誰にも明け渡すわけではない。サムスンを前にして楽勝したガラタサライは、金曜日にギョズテペを倒し、1試合多いながらも首位の座についていたフェネルバフチェを追い越し、再び首位に立った。強い雨で、次第に足下が重くなっていったグラウンドで、素晴らしい試合を見せたガラタサライは、前半の45分だけピッチに立ったセルゲンの2つのゴールで、試合を決めた。しかし、多くのチャンスを逃し続けたので、サポーターたちを苛立たせていた。

                   モンドラゴンがヒーロー

 前半は、ガラタサライのプレスの前で、相手陣に攻めていけなかったサムスンだったが、後半に入ると攻撃的になってきた。PKをふかしてしまったエルトゥールルは、その後、グラウンダーのパスを受けて、2度モンドラゴンに、また1度は、バーに跳ね返されるシュートを放った。終盤に入って、ガラタサライは、何度も好機を迎えた。しかし、ウミト・カラン、セルカン、アリフ、エルギュンが、キーパーと1対1になりながら、いいシュートを打てず、サポーターたちを苛立たせていた。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=ペレス、カポネ、ビュレント・コルクマズ(後半12分:ヴェダト)、ハカン=アイハン、エルギュン、ハサン・シャーシュ(後半17分:スアト)、セルゲン(後半1分:セルカン)=ウミト・カラン、アリフ




歓喜と悲哀、1:1(ファナティック紙 01.11.21 付 )

ローマ戦、セルゲン(右) ペレス  勝利の興奮を間近に控えたガラタサライが、終了数秒前にゴールを食らい、幸せな夜が一転して悲しみに包まれた。

                   ペレスが最初のゴール

 ローマ戦のガラタサライの勝利が、手からこぼれ落ちた。勝ち点1で、満足しなければならなかった。前半15分以降、相手チームに襲いかかったガラタサライの待望のゴールは、前半の22分に生まれた。ハサン・シャーシュのコーナー・キックを受け、トンマーシのディフェンスからうまく抜け出したアイハンが、ボールをペレスに出した。そして、ペレスが、相手ゴールを揺らした。1:0。

                   守備のミス

 後半、ガラタサライは、カッサーノの攻撃に、危険な場面にさらされた。後半38分、セルゲンの作り出した大きなチャンスをものにできなかったガラタサライは、ロスタイムにゴールを食らってしまった。ロスタイム2分、モンドラゴンとフレールクィンの意思確認ができなかったところを狙われ、エメルソンがゴールを決めた。ローマに、勝ち点1を呼び込む得点だった。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=カポネ、エムレ・アシュク、ビュレント・コルクマズ、ハカン・ウンサル=ペレス、ビュレント・アクン(後半1分:フレールクィン)、アイハン、ハサン・シャーシュ、セルゲン=ウミト・カラン(後半43分:アリフ)




怯えよ、ローマ(アクシャム紙 01.11.20 付 )

 アリ・サミ・エンで、ACミラン、ラツィオ、レアル・マドリード、PSVアイントホーフェンを葬り去ったガラタサライの本日の相手ローマを、幾多の勝利に彩られたガラタサライは打ち破り、チャンピオンズ・リーグの2次リーグに幸先のいいスタートを切りたいと考えている。
 午後9時45分開始のこの試合、スターTVが生中継をする。試合は、フランスのコロンボ主審が裁く。
 ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグ2次リーグBグループ第1試合として、セリエAのチャンピオン、ASローマを迎えるガラタサライは、勝ち点3を狙っている。アリ・サミ・エンでは、次々といい試合をしているガラタサライは、自らのサポーターの前で、いい結果を残し、幸先のいいスタートを切ろうと考えている。ガラタサライでは、エルギュン以外に、ケガで欠場するものはいない。ルチェスク監督は、ウミト・カランとアリフのツートップで、試合に臨むつもりをしている。

ルチェスク監督                   ルチェスクの考え

 ガラタサライ監督ルチェスクは、「ローマは、特にアウェー戦で、いい試合をしている。リーグ戦では、バティストゥータを試合に出さず、この試合に取って置いたことからも、この試合の重要性が分かるというものだ。我々は、全体として、いい状態だ」と言っている。また、同監督は、「セルゲンは、ゴールデン・ボール賞の候補になるべきだ。この試合は、1つの見方として、セルゲンとトッティの戦いだ」と語った。

                  カペッロの不安

 ローマ監督ファビオ・カペッロは、「ガラタサライは、とても危険なチームだ。カウンター・アタックから、とても厳しいゴールを食らっている。通常、カウンター・アタックから、ゴールは生まれているようだ。我々は、インテルのカウンター・アタックを許さなかった。ガラタサライにもやらせないつもりだ」と述べた。ローマの最終練習をガラタサライのイタリア人トレーナー、カルロ・ニコリが見ていて、克明にメモを取っていた。




魔力は続く(アクシャム紙 01.11.19 付 )

ジェイフン フェネルバフチェ、勝ったぞ!(ヒュリエット紙から)  フェネルバフチェは、6人を欠いて戦ったゲンチレル・ビルリーイ戦で、難しい戦いを強いられた。特に、ンバヨとヨウラの攻撃に、フェネルバフチェのディフェンスは、手を焼いた。

                    試合分析

 フェネルバフチェは、ゲンチレル・ビルリーイ戦で、6人のレギュラーを欠き戦ったが、試合を組み立てるのに、困難を極めた。フェネルバフチェでは、ケガをしているレヴィヴォ、オギュン、ラパイッチ、メルト・メリッチ、更に累積警告のラゼティッチとアンデションが、欠場した。デニズリ監督は、FWとして、セルハトとオクタイを起用したが、点が入らないと見ると、後半からは、ジェイフンも投入した。ケガで欠場していたミルコヴィッチは、3試合ぶりに、ピッチに戻ってきた。

                    ベンチには17人

 欠場者が多いため、フェネルバフチェのベンチには、18人ではなく、17人しか入らなかった。この試合、ゲンチレル・ビルリーイのエルドーアン・アルジャ新監督との初めての試合となった。前半24分、ヨウラが、守備陣を抜き去ってしまった。シュートを放つも、リュシュトゥが、これを防ぐ。跳ね返ったボールを、タルクが決めようとする。だが、ボールは、ヨウラに当たり、外に出てしまった。前半は、両チーム、得点なく終わった。後半8分、アブドラハの放ったフリーキックは、バーを越えて外へ出てしまった。

                    フェネルバフチェの攻撃

 後半23分、ヨウラが、今度は、斜めに切れ込んできた。シュートは、リュシュトゥが抑えた。その5分後、フェネルバフチェからゴールが生まれた。ジェイフンの放ったフリーキックのボールが、ディフェンス陣のなかで留まってるなか、セルハトが、最後に押し込んだ。1:0。後半35分、右から攻撃を仕掛けたセルハトがオクタイを見た。オクタイは、ジェイフンに「打て」と言った。ジェイフンがゴールを決め、試合を決めた。2:0。後半44分のニハトのシュートは、バーに跳ね返された。

【フェネルバフチェのメンバー】リュシュトゥ=ミルコヴィッチ、ウミト、ムスタファ・ドーアン=アリ・ギュネシュ、ユスフ(後半1分:ジェイフン)、ジョンソン、アブドラハ、アリ・アクデニズ(後半1分:ハカン)=セルハト、オクタイ(後半36分:ウチェ)




五つ星ガラタサライ(ファナティック紙 01.11.18 付 )

セルゲン ガラタサライ楽勝(ヒュリエット紙から)  ガラタサライが、ディヤルバクルをねじ伏せた。セルゲンのリサイタルのようなものだった。ウミト・カラン(2)、アリフ、ビュレント・コルクマズも、ゴールを決めた。

                  ブルサ戦を忘れさせてくれた

 ガラタサライは、0:5で敗れたブルサ・スポルとの一戦を、ディヤルバクルとの戦いで忘れさせてくれた。ガラタサライは、試合を嵐の如く始めた。前半3分、得点をあげられなかったセルゲンが、同6分、ウミト・カランのゴールをお膳立てした。同23分には、それと全く同じ光景が生まれた。セルゲンが、素晴らしいボディ・バランスで、フェイントをかけて、なかに切れ込んだ。ウミト・カランは、ただ触るだけで良かった。一方アリフは、前半、ほぼ100%、いいポジションを取れなかったが、後半になると、素晴らしい動きを見せた。

                  面目を保つ得点はコナから

 ハサン・シャーシュのパスを受けて、点差を3にしたセルゲンは、後半7分には、アリフの得点を演出した。後半10分には、キーパー、セルナトが前に出ているのを目にしたビュレント・コルクマズが、ハーフ・ラインの1m入ったところからシュートを放ち、得点を決めた。火曜日に、ローマ戦があることを考えて、ルチェスク監督は、5:0となった後、アリフ、ハサン・シャーシュ、セルゲンといったスター選手を、交代させた。ディヤルバクル・スポルの唯一の得点は、コナのあげたものである。素晴らしいサッカーを見せたガラタサライは、アリ・サミ・エンで無敵であることを、あらためて証明した。

【ガラタサライのメンバー】モンドラゴン=ペレス、カポネ、ビュレント・コルクマズ、ハカン=アイハン、ビュレント・アクン、ハサン・シャーシュ(後半20分:セルカン)、セルゲン(後半20分:ヴィクトリア)=アリフ(後半12分:フレールクィン)、ウミト・カラン




ベシクタシュ、南の快感(ファナティック紙 01.11.17 付 )

ベシクタシュ爆勝 好調スタヴルム  ニハトが、幕を上げた。ムスタファが、追いついた。スタヴルムの2得点が、ベシクタシュを楽にさせた。最後は、またニハトが決めたが、アシストをしたセルタンが、この日のヒーローとなった。

                 3度もボールがバーに跳ね返された

 ベシクタシュは、ためらいがちに行ったアンタルヤで、勝ち点3を楽に手に入れた。試合僅か8分で、ニハトの得点で先制したベシクタシュは、その4分後のムスタファの同点弾におののいた。この得点以後、アンタルヤ・スポルが、ゴールを求めてマイレの守るゴールに攻め寄せたが、ベシクタシュは、効果のあるカウンター・アタックを見せた。アフメットのヘディングは、キーパー、アドゥナンを抜けたが、バーに跳ね返される。セラーハッティン、キャーミル、アッティラのシュートは、マイレを越えることはできず、前半は、1:1で終わった。

                 戦いは続いた

 後半は、アタテュルク・スタジアムに、正にベシクタシュの風が吹いた。セルタンのプレスの結果、ギンケフのミスパスを招き、これを抜け目なくスタヴルムが、簡単にゴールを決めた。この日のヒーロー、セルタンは、後半22分、スタヴルムに決めてくださいと言わんばかりのパスを出した。ノルウェーのこのスター選手は、この3試合で5点目を決めた。セルタンもゴール・バーに跳ね返される仲間入りをしたが、この夜を決めたのはニハトだった。ベシクタシュは、リゼ戦後、アンタルヤをも負かし、首位戦線に存在をアピールした.

【ベシクタシュのメンバー】マイレ(後半1分:フェヴズィ)=タイフル、A.ユルドゥルム、ロナルド、イブラヒム=ニハト、バヤ(後半9分:ウミト)、ヤシン、バイラム=スタヴルム、セルタン(後半32分:テュメル)




テリム:いかなる任務も願ってない(ヒュリエット紙 01.11.16 son dakika 付 )

ファーティフ・テリム  ACミランでの仕事が終わって以後、その名前が、トルコ代表と結びつけて取りざたされだしていたファーティフ・テリムは、こういった見方に対し、コメントを発表することによって釘をさした。「私は、いかなる任務をも願っていない」。

 文書でコメントを発表したファーティフ・テリムは、この間、この件に関して考えを明らかにしているにもかかわらず、十分には理解されないでいると述べ、次のように言うのである。
 「ACミランでの仕事が終わってから、イタリアやトルコのスポーツ関係者の間で、マスコミで、トルコ代表と結びつけた形で言われてきた。この間、この件に関して私自身の考えを、更に不快感までも述べてきたにもかかわらず、残念ながら、私自身について十分に説明していないと考えられてきた。それ故、この件について、このようなコメントを発表することにより釘をさすのが適切と判断した。
 シェノル・ギュネシュのキャリアは、申し分ないものである。半世紀に渡ってトルコが憧れ続けたことを成し遂げたチームのリーダーだ。彼が止める理由などどこにもないし、ないものを探す必要すらないのだ。
 私を少しでも知る者は分かっている。私は、いかなる任務も願っていない。今までも持っていなかった。何はさておき、シェノル・ギュネシュのような有能な指導者を苦しめるようないかなる試みに反対する者である。そのようなことは、スポーツ精神にも、人間性にも反するものと考える。今や、良心の権化たるトルコ人の任務となった仕事は、シェノル・ギュネシュのものである。トルコの戦いは、彼とともにあり、彼の手の元で、トルコは上り続けねばならない」。




韓国行き、決定(アクシャム紙 01.11.15 付 )

W杯出場、決定!(アクシャム紙より) キング・ハカン(フォト・マッチ紙より)  壁を突き崩した。オーストリアを、ユルドゥライ、ハカン、オカン、アリフ(2)の得点で叩きつぶし、W杯本戦へ歩を進めた。

 素晴らしい環境があった。客席の全ての席に置かれた国旗を持った観客が、国歌を歌い盛り上がっていた。コリーナ主審は、気合いの入った審判ぶりで、信頼を得ていた。ディフェンスでのボール回しにも心がこもっていたが、オフェンスでも、必要以上のボールを持ち続けるというミスをしないで、またラストパスを効果的に送っていた。トルコ代表は早かった、信頼しあっていた、勝つはずだった、そして実際勝った。

                   そして、ユルドゥライの登場

 待望のゴールが、前半31分、ユルドゥライからもたらされた。ウミト・ダヴァラのコーナー・キックを胸で受け止め、マークを素早い行動でかわしたハサン・シャーシュが作り出したチャンスに、ユルドゥライが、相手からボールを奪い取った。ユルドゥライの早さ、フェイント、素晴らしいシュートを、我々は見た。ボールは、ゴールネットを揺らし、全トルコに、喜びの波が広がった。1:0。レバークーゼンを背負って立っているユルドゥライが、完璧なゴールを決め、観客席は、総立ちになった。

                   我がキング・ハカン、おちびさんの我がオカン

 オットー・バリッチ監督が、ピッチ・サイドで考え込んでいる間に、1点目の英雄ユルドゥライから、前半30分、深いパスを受けたハカンが、この素晴らしいパスを、体をひねって打った。ボールは、ゴールネットを揺らし、再びお祭り状態になった。ハカンは、自らの信頼に、見事に応えた。2:0。ユルドゥライがケガで交代した後も、攻撃の手を止めるということはなかった。アリフのセンタリングを、ハカンが頭で落とすと、オカンがゴールを決めた。3:0。

                   歴史を刻んだ偉大な選手たち

 アリ・サミ・エンの客席が、「12人の大きく偉大な男たち」を歌ってる間に、ハサン・シャーシュが始めた攻撃に、ハカンのひたむきさと、そのパスが4点目を演出した。後半26分、アリフのシュートが、キーパーの頭を越し、ゴールの上のネットに突き刺さった。4:0。更に7分を残したところで、アリフが、もう1度ゴールを捉え、歴史的な得点を重ねた。5:0。立派な判定を見せた主審は、素晴らしい観客と歴史を刻んだ英雄たちのお祭り気分に包まれた。おめでとう、トルコ。

【トルコ代表メンバー】リュシュトゥ=ウミト・オザト、アルパイ、エムレ・アシュク=ウミト・ダヴァラ、トゥガイ、ハサン・シャーシュ(後半41分:イルハン)、オカン(後半18分:セルゲン)、アブドラハ=ユルドゥライ(前半44分:アリフ)、ハカン・シュクル




ラパイッチ(右) ラパイッチ、ゲンチレル戦は欠場か?(ファナティック紙 01.11.14 付 )

 クロアチア人選手ラパイッチは、韓国との親善試合で、太股を痛めた。

                  57分間プレー

 2002年W杯に向けて、クロアチア代表として準備をしているフェネルバフチェのミラン・ラパイッチは、昨日の韓国との親善試合で負傷した。前半30分、ヴラオヴィッチに替わってピッチに立った経験豊かなこの選手は、後半41分、太股を痛めたために、ブムレックと交代した。

                  ゴールにつらなるパスを出す

 グラウンドから担架で運び出されたラパイッチの太股の状態は、かなり悪いらしく、本日撮る予定のMR検査の結果、状態がはっきりするだろうと言われている。1:1で終わったこの試合、グラウンドに入った途端、活気をもたらしたラパイッチは、ズィブコヴィッチのゴールとつながった打ってくださんばかりのセンタリングを上げ、アシストを記録した。




バティスタ(左) バティスタがダメならストイチャ(スター紙 01.11.13 付 )

 ガジアンテップ・スポルは、バティスタの見返りにエムラーとウェダトを求めた。ガラタサライは、「バティスタを、ガラタサライで、プレーさせてくれ。その後で、ヨーロッパのチームに移籍させよう。手に入れた金を山分けしよう」と言っている。ルチェスクは、アンデルレヒトで構想外になっているストイチャを提案している。

 ガジアンテップと、ブラジル人スター選手バティスタをめぐる交渉が激しく行われている。ガジアンテップ理事長ジェラル・ドーアンは、ガラタサライから、バティスタの見返りに、現在レンタルされているエムラーとウェダトを求めたということだ。ウェダトが、「行くつもりはない」と言うと、「バティスタを移籍させてくれ。ガラタサライでプレーさせ、その後、ヨーロッパのチームに移籍させよう。そこで得た金を山分けしよう」と提案している。ドーアンと、最終的な会談は、明日行われる。他方、ルチェスクは、「アンデルレヒトは、ルーマニア人プレーヤ−、ストイチャを構想外にしている。安く手に入れられるようだったら、やりやすいだろう」と言って、行動を開始した。





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