サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、





これが、フェネルバフチェの揺るぎない先発メンバー(ヒュリエット紙 08. 4.18付)

ジーコ監督(フェネルバフチェ公式HP) ウーウル・ボラル(UEFA公式HP) ケジュマン(NTV)  トルコ・リーグで首位の座を維持し続けたいフェネルバフチェの、明日、ホームに迎えるデニズリ・スポルとの一戦でのただ一つの目標、それは、勝利だ。

 リーグ戦の前節で、試合の最終盤に、ゴールを食らい引き分け試合を演じてしまい、大事な勝ち点を失ってしまった首位のフェネルバフチェは、デニズリ・スポル戦で、勝ち点3を得て、第32節に予定されている、ライヴァルのガラタサライとのダービーマッチへの意気を高めたいと考えている。フェネルバフチェは、累積警告で出場停止のヴェダーソンが、明日の試合には出場できない。
 ジーコ監督は、ヴェダーソンのいない左サイドバックにはウーウル・ボラルを、FWには、セミフに替えてケジュマンを起用するものと思われる。
 ウーウル・ボラルは、フェネルバフチェのリーグ戦での試合を2試合、チャンピオンズ・リーグでは1試合、また、ケジュマンは、リーグ戦とチャンピオンズ・リーグ合わせて2試合、控えに甘んじていた。
 フェネルバフチェが、デニズリ・スポル戦で、ピッチに送り出す先発メンバーは次の通りである。ヴォルカン(セルダル)、ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ウーウル・ボラル、コリン・カズム・リチャーズ、マルドナド、オーレリオ、デイヴィド、アレックス、ケジュマン。
 なお、シュクル・サラチオウル・スタジアムで、午後7時に試合開始となる試合を裁く主審は、ムスタファ・キャーミル・アビトオウルだ。




最終切符はカイセリ・スポル(イエニ・シャファク紙 08. 4.17付)

カイセリ・スポル、歓喜(イエニ・シャファク紙) カイセリ・スポル、歓喜(NTV)  トルコ杯準決勝第1戦を、0:3でものにした、その第2戦を、4:1で、チャイクル・リゼをくだしたカイセリ・スポルは、史上初めて、決勝に進出した。カイセリ・スポルは、ゲンチレル・ビルリーイと、5月7日、イズミルで、トルコ杯決勝戦を戦うことになった。

 20年ぶりに、アナトリアのチーム同士が戦うことになったトルコ杯決勝は、ゲンチレル・ビルリーイとカイセリ・スポルとの対戦になった。昨夜、準決勝で、第1戦では、0:3でくだしたチャイクル・リゼを、4:1で破ったカイセリ・スポルは、前日、ガラタサライを退けたゲンチレル・ビルリーイと対戦することになった。この両者で戦われる決勝は、5月7日、イズミルで行われる。前半21分、トレドのヘディング・シュートで先制したカイセリ・スポルは、同26分、レアンドロのゴールで、同点に追いつかれてしまった。後半に入ると、ホームのカイセリ・スポルが、次から次へと加点していった。イグレシアスが、同10分、31分、44分にあげたゴールで、カイセリ・スポルは、大差で勝利を掴むに至った。

【カイセリ・スポルのメンバー】ハサン・ソンメズ=アイドゥン(後半35分:アリ・トゥラン)、トレド(後半13分:トゥルガイ)、アヴェンダーノ、コライ=サイドゥ(後半28分:カンベル)、ケマル、メフメット・トプズ、ラグプ=イグレシアス、メフメット・エレン
【チャイクル・リゼのメンバー】オズデン・オンギュン=アヌル、ギョクハン・ギョク、ウゴル、メルト・ギュル=セルハト、ファフリ・タタン、レアンドロ(後半1分:リベイロ)、トゥファン=メフメット・シェン(後半20分:アンダーソン)、メスト・ユルマズ




フェルドカンプ監督なしでの初の衝撃(イエニ・シャファク紙 08. 4.16付)

ノンダ(左)(ヒュリエット紙) アイハン(右)(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグで、ここ2試合、勝利を収め、春の雰囲気を楽しんでいるガラタサライが、トルコ杯敗退で揺れている。ガラタサライが、第1戦を、1:0で失っている準決勝の第2戦を、引き分けで終わってしまい、優勝は夢となってしまった。

 トルコ杯の戦いで、ビッグ4で、唯一残っているガラタサライが、1:0で敗れた第1戦の結果を受けて、アリ・サミ・エン・スタジアムで行われた第2戦を、1:1の引き分けに終わり、トルコ杯の戦いから退くこととなった。ガラタサライは、前半だけ、ゲンチレル・ビルリーイに対し、攻撃的サッカーを見せたが、ゲンチレル・ビルリーイの方は、後半になって掴んだカウンター攻撃により、相手を怖じけさせるには、大きな効果があったと言える。そして、ゲンチレル・ビルリーイを決勝に導いたゴールは、後半31分に生まれた。前半12分のハカン・シュクルの、また、同16分のメフメット・トパルのヘディング・シュートは、枠を捉えず外に出て行った。

                        ウミト・カランは決め、リンコンは外した

 絶対にゴールをあげなければならなくなったガラタサライは、時間がなくなってくると、余計にストレスがたまってきた。後半24分、ゲンチレル・ビルリーイは、メフメット・チャクルが、「取って、さ、打て」と言わんばかりのパスを、カーエに出したが、カーエは、そのボールに触れることができなかった。この時間帯に、この試合の最高のチャンスが訪れた。同31分、コ−ナーキックのボールを、エル・サカが落とした。そのボールを、トゥナが、素晴らしいシュートを放つと、ゲンチレル・ビルリーイの先制点が決まったのだ。0:1。同45分、ウミト・カランが、同点弾を決めた。そして、後半ロスタイム、ガラタサライが得たPKを、リンコンが蹴ったが、リンコンは、これを決めることができなかった。

【ガラタサライのメンバー】アイクト=サブリ、セルヴェト(後半17分:オカン)、エムレ・ギュンギョル、ヴォルカン・ヤマン=アイハン(後半35分:バルシュ)、リンコン、メフメット・トパル、アルダ=ノンダ、ハカン・シュクル(後半19分:ウミト・カラン)
【ゲンチレル・ビルリーイのメンバー】レジェプ=エルハン、トゥナ、エル・サカ、エルギュン=メフメット・チャクル、ケレム、アッド、ハカン(後半15分:エンギン)、フェルハト(後半15分:メフメット・ナス)、カーエ(後半37分:イサク)




イエンチがやって来る(ミリエット紙 08. 4.15付)

イエンチ(ミリエット紙)  ドイツのヴォルフスブルクのGKシモン・イエンチが、本日、トラブゾン入りし、合意に達した場合、契約書に調印するということが明らかになった。

 選手獲得に向けて、早々と動き出しているトラブゾン・スポルで、外国人選手獲得が、かなり煮詰まってきている。契約更改については、若きバルシュ・メミシュとヤッターラとは契約延長を果たした理事会は、新たな外国人選手の移籍に関しては、その第1弾として、ドイツのヴォルフスブルクのGKシモン・イエンチを、まず連れてきたのだ。
 トラブゾン・スポルのサッカー部門責任者イフサン・アリオウルは、イエンチは、不具合が生じない限り、本日、トラブゾン入りすると言っている。また、同氏は、イエンチは、この10年、ドイツでGKとして活躍してきた選手だと言い、「我々は、獲得の意志を伝えた。彼も、トラブゾンに来て、様子を見に来ることになっている。“ここでやってみよう。役に立つことになる。貢献することができる”と、彼が判断するようなら、今週中にも調印ということになろう」と述べた。
 トラブゾン・スポルのサドリ・シェネル理事長が、選手獲得について、4月17日(木)に、グルジア入りするということが明らかになった。同理事長は、ディナモ・トビリシの23歳のジョルジュ・メレバスフヴィリを含む幾人かの選手を観て、交渉に入るために赴くということだ。
 チュニジア人選手シェルミティとメフディの移籍については、4月20日に行われる、両者所属のチームの優勝争いに関する試合が終わってから明確になるということだ。ハイレッティン・ハジュサリフオウル副理事長とエルスン・ヤナル監督は、これらの選手獲得のために、近々、テュニス入りするということも明らかになっている。




フェネルバフチェ、後半ロスタイムに崩れる(NTV 08. 4.14付)

ヴェダーソン(右)(ヒュリエット紙) アレックス(左)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第30節、アンカラ・スポルとのアウェー戦に、2:2の引き分けに終わった。フェネルバフチェは、この試合、2度もリードしたが、一方で、PKを外し、最終盤に喰らったゴールで、勝ち点1を得たに終わった。

 トルコ・リーグ第30節の最終試合で、フェネルバフチェは、アンカラ・スポルと戦ったアウェー戦で、2:2の引き分けに終わった。残留争いを展開している相手に対し、アレックスとヴェダーソンのゴールで、2度までもリードしたフェネルバフチェだったが、メフメット・ユルマズの後半ロスタイムに決めたゴールを防ぐことができず、優勝争いに大事な勝ち点2を失うことになってしまった。
 イエニケントASASスタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが足早に試合に臨んだ。試合開始僅か2分というところで、ヴェダーソンの放った強烈なシュートは、バーに嫌われ、更に、同7分には、ゴール前の混戦のなか、ボールを得たアレックスが、先制点をあげたのだった。0:1。先制を許したあと、試合の流れをバランスの良いものに保ちだし、更に、ティタのサイド攻撃で、いいところを見せるようになったアンカラ・スポルは、同31分、ハミルトンがゴールを決め、前半を、1:1のスコアで折り返すことになった。
 後半に入って、プレッシャーをかけていったフェネルバフチェは、後半13分、ヴェダーソンの放ったセンタリングかシュートか、あいまいな放り込みが、相手ゴールネットを揺らすことになり、再び、リードすることになった。このゴールのあと、再び、相手ゴールに向かって負荷をかけ出したホームのアンカラ・スポルは、同25分、アデム・コチャクのシュートは、バーに跳ね返され、更に、同32分には、ネジャが、同点弾を上げたかに見えるところまで追い込んできた。アウェーのフェネルバフチェは、後半に入ってから、セミフに替わって起用されたケジュマンが、同44分、PKを得ながら、得点に繋げられないでいると、後半ロスタイム、フェネルバフチェ陣内に攻め寄せたアンカラ・スポルが、後半ロスタイム4分、メフメット・ユルマズのゴールで、2:2に追いついたのだった。そして、この試合は、そのスコアで終わることになった。
 この結果、フェネルバフチェは、1週間の間に、チャンピオンズ・リーグ準々決勝で、チェルシーに篩い落とされ、更に、リーグ戦で、悪い結果を残したことになる。5連勝を続けていたが、これで、連勝にもストップがかかってしまったフェネルバフチェは、この結果、勝ち点を68とした。ガラタサライと同じ勝ち点で並んでしまったフェネルバフチェだが、ガラタサライとは得失点差で、また、シワス・スポルとは、勝ち点で3差をつけ、首位の座を確保したのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】セルダル=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ヴェダーソン=コリン・カズム・リチャーズ(後半23分:ウーウル・ボラル)、オーレリオ、マルドナド、デイヴィド、アレックス(後半44分:セルチュク)=セミフ(後半36分:ケジュマン)




アルダ、ガラタサライを微笑ませる(NTV 08. 4.13付)

ハサン・ウチュンジュ(左)アイハン(右)(トラブゾン・スポル公式HP) アルダ、バルシュ(右から)(NTV)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第30節で、トラブゾン・スポルを、1:0でくだした。勝ち点を67にまで伸ばしたガラタサライは、これで、試合数が多いなか、暫定的に、フェネルバフチェをおさえて首位に立った。

 トルコ・リーグで優勝争いを演じているガラタサライは、第30節を、勝ち点を失うことなく通り過ごした。アリ・サミ・エン・スタジアムに、トラブゾン・スポルを迎えたガラタサライは、後半5分に、アルダがあげたゴールで、1:0で勝利を手に入れ、勝ち点3を得たのだ。
 アリ・サミ・エン・スタジアムで、いい始まり方をしたガラタサライは、特に、サイド攻撃で相手ゴールをこじ開けようとしていた。トラブゾン・スポルのゴールに対して、次から次へと好機を作り出していったガラタサライだったが、特に、ウミト・カランとハカン・シュクルの作りだしたチャンスをものにすることができなかった。
 ガラタサライに対し、守備面に重点を置いていたトラブゾン・スポルは、ロングパスを使ってカウンター攻撃を狙ったが、ガラタサライのゴールに危険な場面を作るのに苦労していた。トラブゾン・スポルは、前半の最終盤に特に、重要な好機を掴んでいたが、ウムト・ブルトの最後の詰めが甘く、狙い通りのシュートが決まらず、前半は、両者、無得点のまま終わった。
 後半に入っても、意欲的に臨んだのは、ガラタサライの方だったが、同5分、アルダの足から生まれたゴールで、1:0と先制した。
 ガラタサライは、このゴール以後、更に意欲的になっていったが、トラブゾン・スポルの方も、同点に追いつこうと、ガラタサライのゴールマウス目指して、一層の攻撃を仕掛けるようになった。トラブゾン・スポルは、ウムト・ブルトがゴールを決めたかに見えたが、オフサイドの判定で、得点は取り消されたが、トラブゾン・スポル側に、この決定は、大きな反発を呼び起こしていた。
 残りの時間では、両者ともに、好機を掴んでも結果に結びつけることができず、ガラタサライが、1:0とリードしたまま、試合は終わった。

【ガラタサライのメンバー】アイクト=サブリ、エムレ・ギュンギョル、セルヴェト、ヴォルカン・ヤマン=オカン(後半21分:バルシュ)、メフメット・トパル、アイハン、アルダ(後半39分:ハカン・バルタ)=ウミト・カラン(後半34分:ノンダ)、ハカン・シュクル
【トラブゾン・スポルのメンバー】トルガ・ゼンギン=フェルハト、タイフン、チャーダーシュ、ムスタファ・ケチェリ=ヒュセイン、ヤッターラ、ハサン・ウチュンジュ(後半31分:エルギン・ケレシュ)、アイマン=バルシュ(後半1分:アドナン・ポラト)、ウムト・ブルト




ベシクタシュ、優勝戦線からリタイア(イエニ・シャファク紙 08. 4.12付)

メフメット・ヨズガットル(左)(ヒュリエット紙) OFTAS、歓喜(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、観客のいないスタンドを前に、音無しのかまえで終わった。平均年齢22歳を越えないゲンチレル・ビルリーイOFTASは、物静かなベシクタシュを、カディルのゴールで捕まえた。5週間前には首位に立っていたベシクタシュが、ここ4試合で3敗を喫し、目標の優勝から遠ざかってしまった。UEFA杯参戦権獲得も、尻に火がついてしまった。

 先週、シワス・スポルをくだし、再び、優勝戦線に希望を見出したベシクタシュが、罰則で観客なしで行った試合で、今季のフラッシュ・チームのゲンチレル・ビルリーイOFTASに、0:1で敗れ、優勝争いにタオルを投げた。この試合、アウェーのゲンチレル・ビルリーイOFTASの方が、より圧力をかけて始まった。その相手に対し、ベシクタシュは、試合を組み立てることが、なかなか難しい状態だった。両者とも、前半は、相手に脅威となる場面を作れないまま終わったが、そこで見せられた退屈なゲーム運びは、両者とも点を入れられないままだった。後半、ベシクタシュは、より圧力をかけて試合に入っていった。セルダル・オズカンとノブレが作りだした好機を、無駄に費やしてしまったベシクタシュは、最初の10分後は、それまでの圧力をかけていくという運びが影を潜め、一方、カウンター攻撃で、相手にプレッシャーを与えようとしたゲンチレル・ビルリーイOFTASが先制点をあげたのだった。後半11分、左サイドからペナルティ・エリア内へ、ボールを持ち込んだサンドロのパスを受けたカディルが、ベシクタシュのディフェンス陣の間を抜けるシュートを放つと、この試合唯一の得点となった。0:1。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルカン=アリ・タンドーアン、ギョクハン・ザン、シルデンフェルド、イブラヒム・ウズルメズ=メフメット・ヨズガットル(後半13分:デルガド)、セルダル・オズカン、イブラヒム・トラマン、アイドゥン=ホロスコ(後半34分:バトゥハン)、ノブレ




ヤッターラ、2012年までトラブゾン・スポルに(NTV 08. 4.11付)

ヤッターラ(NTV)  トラブゾン・スポルは、ギニア人選手イブラヒム・ヤッターラとの契約を、3年間延長した。

 トラブゾン・スポルのサドリ・シェネル理事長は、来年末で契約が満了するギニア人選手ヤッターラとの契約を、3年間延長したと述べた。
 同理事長は、ヤッターラともった会談は、いい成果を生んで終わり、「調印も行った。ヤッターラの契約は、3年間延長された」と述べた。
 2012年まで、トラブゾン・スポルとの契約を延長したヤッターラは、トラブゾン・スポルにとっては大切な選手だと言う同理事長は、「トルコ人選手獲得には問題はない。外国人選手の移籍については、営為努力中だ」と述べた。

                        「優勝したい」

 トラブゾン・スポルと、3年間の契約延長したヤッターラは、トラブゾン・スポルで、優勝を経験したいと述べた。
 トラブゾン・スポルで、この5シーズン、プレーしてきてとても幸せだったと言うヤッターラは、「ここでは、誰もが、僕を愛してくれている。トラブゾン・スポルを去る前に、優勝をしたいね。そうなってくれたら、いいんだけどね。僕は、ここで、とっても幸せだよ」と語った。
 ガラタサライ戦にも触れたヤッターラは、とても重要な試合に臨むことになると言い、「我々は、勝ち点3を得るためにやって来た。いいプレーを見せなければならない。絶対に、勝ちたいね」と述べた。




我が攻撃の態勢(ファナティック紙 08. 4.10付)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙) ヤッターラ(サバハ紙) ウムト・ブルト(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルのエルスン・ヤナル監督は、ガラタサライ戦では、攻撃的態勢を組んで臨むことが考えられている。ヤッターラとウムト・ブルト、それに、バルシュ・メミシュが、意欲的な監督に応える核となる選手となろう。

                     調子の良い選手たち

 トラブゾン・スポルは、ガラタサライ戦に備えて、より濃密な練習に拍車がかかっているが、エルスン・ヤナル監督は、この難しい試合に送り出す先発メンバーについては、ほぼ考えきっているようである。攻撃的な布陣を敷くことを考えている同監督は、ウムト・ブルト、ヤッターラ、バルシュ・メミシュの、最近の調子の良さから、彼らに、かなり期待しているようである。この3人に、特別な役割を期待している同監督は、セットプレーに重点を置いているようである。

                        替わりを探している

 ディフェンス陣も、度々、攻撃参加するよう求めている同監督の、中盤の選手起用については、試合当日に明らかになるということだ。故障から立ち直り、練習に参加することにより、自らの状態を確かめているセルカン・バルジュについては、熱心に確かめている同監督は、替わりとなる選手についても、用意をしているものと思われている。今季、大試合については、いい成績を残せていないことは忘れさせたいと願っている同監督は、これを潜り抜けるためには、意欲的な選手の助けなしでは行えないと考えている。




頭を垂れることなかれ(イエニ・シャファク紙 08. 4. 9付)

アレックス(右)(ヒュリエット紙) オーレリオ(左)(NTV)  フェネルバフチェは、世界で一番金をかけたチームのチェルシーに対し、イングランドで立ち向かった。チェルシーは、前半4分、バラックが、フェネルバフチェの緩慢さを咎めてゴールを決めた。フェネルバフチェは、それ以後、いいサッカーを見せた。イギリス人は、偉大なるプレーを目の当たりにした。

 チャンピオンズ・リーグ準々決勝第1戦2:1での勝利を受けての第2戦を、イングランドでチェルシーと対戦したフェネルバフチェは、0:2で敗れ、チャンピオンズ・リーグからは敗退したが、その見せたサッカーは拍手喝采を受けた。この試合、まず、圧力をかけて始めたチェルシーが、前半4分、バラックのヘディングシュートで、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。1:0。このゴールのあとも、チェルシーの圧力は納まらなかった。同8分、ギョクハン・ウナルをかわし、ゴールライン際までボールを持ち込んだカルーのパスを受けたジョー・コールの放ったシュートは、サイドバーに跳ね返された。同30分、セミフのペナルティ・エリアの外からのシュートは、、枠の横を通って外に出て行った。同31分、アレックスの蹴ったフリーキックのボールに、フリーの状態であったルガーノがヘッドで合わせたが、ボールは、僅かに枠を捉えることができなかった。同33分、ジョー・コールのパスに、ドロクバが走り込んできてシュートを放ったが、GKヴォルカンが倒れ込みながら、ボールを制御した。

                        後半のフェネルバフチェの圧力では不十分

 後半に入ると、ピッチには、ここまでとは全く違ったフェネルバフチェがいた。チェルシーを、ピッチの狭い箇所に追い込んでいっていたフェネルバフチェは、最後の30分間、数多くのチャンスを迎えていた。だが、ゴールマウスを守るヒラリオは、自らが守るゴールネットを揺らさせるということはなかった。後半2分、ペナルティ・エリア内でボールを得たドロクバが、体を反転させシュートを放ったが、ヴォルカンが、これを防いだ。この時間帯から以後は、フェネルバフチェが、表舞台に躍り出た。同27分、ペナルティ・エリア内で、ケジュマンがシュートを打てず、相手守備陣にとっては危険を回避できてしまった。同37分、フリーでいたギョクハン・ギョヌルの放ったシュートを、相手GKが、際どいところでコーナーに逃げた。同38分、コリン・カズム・リチャーズの強烈なシュートは、ヒラリオがしっかりと防いだ。フェネルバフチェが、求めて止まないでゴールを狙ってるとき、チェルシーは、同42分、ランパードが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。2:0。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ヴェダーソン(後半44分:アリ・ビルギン)=コリン・カズム・リチャーズ、マルドナド(後半15分:ケジュマン)、オーレリオ、デイヴィド、アレックス=セミフ(後半30分:ウーウル・ボラル)




そのまま継続(ミリエット紙 08. 4. 8付)

アブドゥラハ・アヴジュ(ミリエット紙)  アブドゥラハ・アヴジュは、ガラタサライのオファーに対し、消極的な回答をよこした。これで、ガラタサライは、ここまでと同様、今季末まで、監督なしで戦うことを決定した。

 ガラタサライ理事会は、ゲンチレル・ビルリーイ戦後、昨日行った会議で、一致して、現コーチ陣で、今季末まで戦うことを決定した。
 ガラタサライ側がオファーを出していたイスタンブル市役所スポル監督アブドゥラハ・アヴジュから、「シーズンが終わる前には行くつもりはない」との回答を得て以後招集された理事会では、チームの雰囲気を壊さないために、新監督を、残り5週間には招請しないとの決定をして、次のようにクラブ公式HPで明らかにした。「この決定を取った背後には、サッカー部門責任者アドナン・セズギン、コーチ陣、選手一同が、トルコ杯制覇、及び、リーグ戦優勝を、一致して向かうことが、ガラタサライ精神に適うこと考えるからである。ガラタサライ理事会は、プロフェッショナルな考え方、充実した気持ちに支えられている」。

                        アヴジュ問題は不明確

 ガラタサライ理事会が、アブドゥラハ・アヴジュに対し、今季末、再びオファーを出すかどうかは、現時点では不明確だが、明らかにされた文の「チャンピオンズ・リーグで、戦えるような候補者と交渉をしている」という一節が気になるところだ。理事会は、急ぐことなく、シーズン終了後、ヨーロッパで名をなした外国人監督を招請するものと思われる。




シワス・スポルをくだしたのはホロスコ(イエニ・シャファク紙 08. 4. 7付)

ホロスコ(左)(NTV) ノブレ(右)(ヒュリエット紙)  イスタンブル市役所スポル、フェネルバフチェと連敗を喫し、大きな痛手を蒙ったベシクタシュが、シワス・スポルを、相手のホームで撃破し、優勝争いに生き残った。リーグ戦で、今季、怒濤の如き活躍をしているシワス・スポルを、ホロスコの2つのゴールで撃破したベシクタシュは、最後は10人になっていた。シワス・スポルの唯一のゴ−ルは、後半ロスタイムに生まれたメフメット・ユルドゥズのあげたものだった。

 優勝戦線に噛んできている両者の対戦で、シワスでのアウェー戦に臨み、「大丈夫、続けよう」という感じの試合に向かったベシクタシュが、2:1で、これをくだし、優勝の望みを残した。ベシクタシュは、この勝利で、シワス・スポルとの勝ち点差を詰め、同点に追いついた。前半9分、ホロスコのゴールで、ベシクタシュが、0:1と先行した。同14分、ノブレが、ヘッドで浮かしたボールが、シワス・スポルのディフェンス陣の裏に落ちたところを、ホロスコが、再び、ゴールを決めたのだった、同32分、ムハメッド・アリの強烈なシュートも、また、同44分、ムサの強烈なシュートも、ともに、バーを越えて外に出て行った。

                        イブラヒム・カシュ、退場

 後半1分、アイドゥンの強烈なシュートが、枠を捉えることがなかったのに対し、同4分、シワス・スポルのユルドゥルムの放ったシュートは、GKリュシュトゥが押さえた。同33分、ハイレッティンの脚にチェックに入ったイブラヒム・カシュが、この日、2枚目のイエローカードをもらい退場処分となり、ベシクタシュは、10人となってしまった。同34分、ペナルティ・エリア内での混戦の中から、ボールを得たカンフォリがシュートを放ったが、ボールは、枠を越えて外に出て行った。シワス・スポルは、人数の足りないベシクタシュ相手に、求めて止まなかったゴールを、後半ロスタイムの最後の瞬間になってから得た。コーナーキックのボールを、ニアサイドにいたメフメット・ユルドゥズが、点差を1とするゴールを決めたが、このゴールだけでは、勝ち点を得るまでには至らなかった。

【シワス・スポルのメンバー】ペトコヴィッチ=サイディ、ムラト、アブドゥラーマン、ハイレッティン=シッラ、イルハン(後半1分:ウーウル・ユルドゥルム)、ムサ・アイドゥン(後半1分:セルジオ・オリヴェイラ)、ムハッメド・アリ=メフメット・ユルドゥズ、イワン・ペトコフ(後半30分:オヌル)
【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・カシュ、イブラヒム・トラマン、シルデンフェルド、イブラヒム・ウズルメズ=アリ・タンドーアン(後半16分:メフメット・セデフ)、シセ(後半32分:ギョクハン・ザン)、テヨ(後半44分:セルダル・クルトゥルシュ)、アイドゥン=ホロスコ、ノブレ




最後のぎりぎりに3点目(イエニ・シャファク紙 08. 4. 6付)

アレックス(左)(ヒュリエット紙) ケジュマン(右)(ヒュリエット紙)  カドゥキョイでの試合は、最後の最後まで息を抜けなかった。まず、カイセリ・スポルが、サイドゥのゴールで先制した。それに対し、フェネルバフチェは、カウンター攻撃で好機を作り出していった。試合を、中盤でのせめぎ合いに持ち込んでいったフェネルバフチェは、後半に入り、アレックスのゴールで同点に追いついた。そして、試合が終わりかけたときに、セミフのゴールが生まれ、フェネルバフチェが、勝ち点3を得たのだった。

 今週、チャンピオンズ・リーグ準々決勝第1戦で、チェルシーを破ったフェネルバフチェが、リーグ戦で、カイセリ・スポルを、後半ロスタイムのぎりぎりの時間帯でのゴールで、2:1で撃破した。前半32分、メフメット・トプズが蹴ったコーナーキックのボールが、ヘディングの競り合いからこぼれ、アヴェンダーノの前に転がった。そのアヴェンダーノが、ゴールライン際から出したセンタリングに、サイドゥが合わせると、これが、カイセリ・スポルの先制点となった。同42分、カンゲレの蹴ったコーナーキックのボールを、フェネルバフチェのペナルティ・エリア・ラインより内側で得たメフメット・トプズが強烈なシュートを放ったが、GKセルダルに跳ね返された。

                        スーパーサヴがでっかい仕事

 後半11分、コリン・カズム・リチャーズが強烈なシュートを放ったが、GKイワンコフに跳ね返された。同15分、アレックスが、イワンコフをかわし、ペナルティ・エリア内に出したボールは、カイセリ・スポルのディフェンダーが、大きくクリアした。同19分、デイヴィドに対し、ペナルティ・エリア内でなされたチェックに対し、主審は、PKを指示した。このPKを、アレックスが決め1:1。プレッシャーを厚くしていったフェネルバフチェは、求めて止まないゴールを、後半ロスタイム、スーパーサヴのセミフが生み出した。後半ロスタイム5分、混戦となったペナルティ・エリア内で、セミフがヘッドで、ボールに触れると、そのゴールが、フェネルバフチェに、勝ち点3をもたらしたのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】セルダル=ギョクハン・ギョヌル、ヤシン、エドゥ、=オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス(後半9分:コリン・カズム・リチャーズ)=デイヴィド、オーレリオ(後半36分:ウーウル・ボラル)、マルドナド、ヴェダーソン、アレックス=ケジュマン(後半15分:セミフ)
【カイセリ・スポルのメンバー】イワンコフ=コライ、アヴェンダーノ、アイドゥン、ケマル(後半17分:アリ・トゥラン)=メフメット・エレン、サイドゥ、ラグプ(後半35分:カンベル)、メフメット・トプズ(後半18分:トゥルガイ)=イグレシアス、カンゲレ




トラブゾン・スポル、ホームでは虎となる、2:0(アクシャム紙 08. 4. 5付)

バルシュ(左)(トラブゾン・スポル公式HP) ウムト・ブルト(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  直近の5試合は、勝ったり負けたりを演じているトラブゾン・スポルが、ユスフ主将を含めて5人の選手を構想外としたデニズリ・スポルを、ホームで、2:0でくだした。トラブゾン・スポルの唯一残ったスター選手ヤッターラが、いいところを見せた。ヤッターラは、見事な足首さばきとパスで、チームメイトに好機を用意し、実際、ゴールへと繋がるものだった。前半13分、ヤッターラの蹴ったコーナーキックが、相手ディフェンスからこぼれたところ、フェルハトの前に転がっていった。がら空きになっていたゴールマウスに向けてのシュートが放たれたが、バーの下をすり抜けて外に出て行った。同30分、ムサのヘディング・シュートは、トルガ・ゼンギンが、ゴールを許さなかった。同43分、ヤッターラのヒールパスを受けたアイマンが、ボールを、ウムト・ブルトに出した。そのウムト・ブルトが、ゴールマウス隅に流し込んだ。1:0。

                        楽しさを与えてくれる

 ヤッターラが、楽しさを与えてくれるサッカーは、後半に入っても続いた。右サイドからフェイントをかけながらボールを持ち込んだヤッターラが、ウムト・ブルト越えにボールを出すと、タイミング良く入ってきたバルシュが、相手ゴールネットを揺らすゴールを決めた。2:0。同21分、ヤッターラの蹴ったコーナーキックに対し、ニアサイドに飛び込んできたタイフンがシュートを放つと、僅かにバーを捉えることなく外に出て行った。同37分、またしても、ヤッターラのパスを受けたアイマンだったが、スコアを変えることはできなかった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】トルガ・ゼンギン=ジャビ(後半1分:アドナン)、タイフン、チャーダーシュ、ムスタファ・ケチェリ(後半42分:トルガ・セイハン)=ハサン・ウチュンジュ、アイマン、フェルハト、バルシュ(後半29分:モアワド)=ヤッターラ、ウムト・ブルト




カイセリ・スポル戦にはメンバーを変えて(イエニ・シャファク紙 08. 4. 4付)

ロベルト・カルロス(ファナティック紙) セルチュク(ファナティック紙) ジーコ監督(ヒュリエット紙)  チャンピオンズ・リーグでの活躍と並び、リーグ戦では、2位との勝ち点差を開きたいと考えているフェネルバフチェのジーコ監督は、明日のカイセリ・スポル戦では、メンバーを変えて臨むことを考えている。火曜日のチェルシー戦を頭の中に入れている同監督は、故障の癒えたロベルト・カルロスを起用することを明らかにしているが、オンデル・トゥラジュ、ケジュマン、デイヴィド、オーレリオといった選手たちを休ませようとしているのだ。同監督は、これらの選手に替えて、ギョクハン・ギョヌル、セミフ、コリン・カズム・リチャーズ、セルチュクといった選手を先発に入れると思われる。また、同監督は、GKとしては、ヴォルカンか、セルダルかは、未だ決めてないということだ。




カドゥキョイで歴史的勝利(NTV 08. 4. 3付)

コリン・カズム・リチャーズ(ヒュリエット紙) オーレリオ(上)デイヴィド(下)(NTV)  フェネルバフチェが、チャンピオンズ・リーグ準々決勝第1戦で、イングランドの強豪チェルシーを、2:1でくだした。前半をリードを許したまま終わったフェネルバフチェだったが、コリン・カズム・リチャーズとデイヴィドのゴールで勝利を収め、ロンドンでの第2戦を前にして、アドヴァンテージを得た。

 史上初めて、チャンピオンズ・リーグで準々決勝に進出したフェネルバフチェは、その第1戦、ホームに迎えたチェルシーを、2:1で破った。
 ここ11試合、ヨーロッパのカップ戦では負けていないフェネルバフチェが、ここ6試合、チャンピオンズ・リーグでは、得点を許していない相手のチェルシーをくだし、4月8日に行われる第2戦を前にして、大きなアドヴァンテージを獲得した。前半、デイヴィドのオウンゴールで先制を許して終わったフェネルバフチェは、後半に入り、コリン・カズム・リチャーズとデイヴィドのゴールで結果を出したのだった。
 試合開始10分が過ぎる頃から、チェルシーは、厚くした中盤で、フェネルバフチェに対し優勢に試合を進めるようになった。中盤での短いパスで攻撃を組み立てようとしていたチェルシーは、同13分、先制点を手に入れた。壁パスを使い、ペナルティ・エリア内に入ったマルーダがセンタリングをすると、デイヴィドが、そのボールを後ろに蹴ってクリアしようとしたら、そのボールがオウンゴールとなってしまった。
 なかなか好機を作り出せないでいたフェネルバフチェは、同30分以後、サイド攻撃をかけ、効果的な攻撃を生み出そうとしていた。だが、守備陣が、フェネルバフチェに好機を与えなかったチェルシーは、前半を、0:1とリードしたまま終わった。
 後半に入ると、フェネルバフチェが、がらりと変わった姿を見せてくれた。相手に対しプレスをかけていったフェネルバフチェは、後半10分、アレックスとケジュマンで作りだした好機を生かすことができなかったが、同20分に交替でピッチに入ったコリン・カズム・リチャーズが、求めて止まなかったゴールを決めた。オーレリオの素晴らしいパスを受け、相手ディフェンスの裏をとったコリン・カズム・リチャーズが、左足でシュートを放つと、相手ゴールネットを揺らしたのだった。
 その2分後、ヴォルカンが、バラックの放ったシュートを防ぐと、相手に圧力をかけたフェネルバフチェは、残り9分というところで、フェネルバフチェは、勝利を呼び込むゴールを決めたのだった。同36分、舞台に躍り出たデイヴィドは、相手のミスを許さなかったのだ。デイヴィドは、35mもの距離から放った見事なシュートで、チャンピオンズ・リーグでの5つめのゴールを決めたのだ。残り時間で、このスコアを守りきったフェネルバフチェは、史上初めて対戦した世界の強豪チェルシーを、2:1でくだし、これで、4月8日の第2戦に向けて希望が膨らんだのだった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=オンデル・トゥラジュ、ルガーノ、エドゥ、ヴェダーソン=デイヴィド、オーレリオ、マルドナド、ウーウル・ボラル(後半9分:コリン・カズム・リチャーズ)、アレックス=ケジュマン(後半27分:セミフ)




サーラム監督の新リーダーは、イブラヒム・トラマン(ヒュリエット紙 08. 4. 2付)

エルトゥールル・サーラム監督(ファナティック紙) イブラヒム・トラマン(ファナティック紙)  ベシクタシュ監督エルトゥールル・サーラムは、残すところ6節となり、勝ち点を失うことには耐えられないところへ来てしまってると吐露した。シワス・スポル戦では、イブラヒム・トラマンに全幅の信頼を置いていると言っている。また、シルデンフェルドを、先発で起用するようである。

 フェネルバフチェ戦での敗戦で、優勝争いに深いダメージを負ってしまったベシクタシュでは、次なるシワス・スポル戦に目が注がれている。デルガドが、衝撃的な負傷を負い動揺しているエルトゥールル・サーラム監督は、チーム編成について考えを巡らし始めているが、一方、シナン・エンギンとも意見の交換を行った。今季の躍進チームとのアウェー戦に臨まねばならないと、また、シワス・スポルは、お互いに支え合う姿勢が、最も貫かれていると言う同監督は、「デルガドの抜けた穴は、イブラヒム・トラマンに埋めてもらおうと考えている。セルダル・オズカンも出場停止でいない。イブラヒム・トラマンは、今季、ボランチでもバックスでも、とてもいいプレーを見せてくれている。闘争心旺盛だし、また、選手たちが、どこで、どのようなプレーをしようとしているか、視野が広くプレーしているということを、よく承知している」と述べた。

                        サイドに弱点がある

 ベシクタシュには、大切な目標というものがあるという同監督は、続けて、「バキは、フェネルバフチェとのダービーマッチでは、信じられないところでミスが出してしまった。今度は、彼を、サイドで使ってみたい。そして、アリ・タンドーアンを、先発メンバーに入れる。ノブレは、よく走り、ひたむきにプレーをしてくれる。サイド攻撃を増やさねばならないだろう。目の不調で、試合経験の不十分だったシルデンフェルドを起用したいと考えている」の述べた。





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