サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、





ガラタサライに、ウーウルとリンダーロートより吉報(NTV 08.11.13付)

ウーウル(イエニ・シャファク紙) リンダーロート(NTV)  ガラタサライで手術を受けたウーウル・ウチャルが、膝に入れてあったボルトとワイヤーを除去したことが明らかにされたが、一方、リンダーロートが、ピッチに入り、ランニングとコンディション調整を始めたことも明らかにされた。

 昨季のコンヤ・スポル戦で故障を発生させたあと手術を受けたガラタサライのウーウル・ウチャルが、膝に入れた合ったボルトとワイヤーを除去した。
 2月に手術を受け膝の回復に努めたウーウル・ウチャルが、リハビリも終わり練習を続けていたが、ガラタサライ公式HPで、膝に入れてあったボルトとワイヤーの除去という措置を、ドイツで行い、それがうまく行われたことが明らかにされた。
 ウーウル・ウチャルの状態は良く、この手術のあとのリハビリは、引き続きドイツで行われると述べられている。
 一方、ガラタサライは、傷んでいたリンダーロートの故障が回復し、ピッチに入りランニング、及びコンディション調整を始めたことも明らかにされた。




どこでもかしこでも、ベシクタシュ(イエニ・シャファク紙 08.11.12付)

セルカン・バルジュ(左)イブラヒム・ウズルメズ(右)(ヒュリエット紙) ボボ(左)テヨ(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ杯での戦いを継続していくためには、絶対に勝たなければならないトラブゾン・スポルが、ベシクタシュに敗れ、グループ・リーグ戦からの勝ち上がりが厳しくなった。ボボとザポトニーのゴールで勝利を得たベシクタシュは、2連勝を果たし、ほぼ準々決勝進出を決めた。

 トルコ杯A組第2節、グループ首位のベシクタシュが、絶対に、勝ち点を得なければならないトラブゾン・スポルを、後半ロスタイムで1:2でくだし、グループ・リーグ戦勝ち上がりが、ほぼ固まった。一方、トラブゾン・スポルは火だるまの状態だ。この試合、順調に滑り出したトラブゾン・スポルが、前半15分、危険な場面を作り出した。セルチュク・イナンのシュートを、ハカン・アルクンが、うまく押さえた。同18分、ウムト・ブルトが、相手GKと1対1となった。そしてシュートを放ったが、ハカン・アルクンが、しっかりと胸に収めた。優勢になっていったベシクタシュは、トラブゾン・スポル陣営に攻め込んでいった。同33分、ウーウル・インジェマンのシュートしたボールを、シルヴァがお手玉をした。そのボールを、がら空きとなったゴールに、ボボが送り込んだ。0:1。

                      ザポトニー、黄金のゴール

 後半11分、ヤッターラの蹴ったフリーキックのボールを、ファーサイドで待っていたセルチュク・イナンが、内側に折り返すと、エゲメン・コルクマズが、そのボールを枠に放り込み、同点に追いついた。1:1。同17分、セルチュク・イナンのパスを受けたヤッターラが、ペナルティ・エリア内に持ち込んだ。だが、そのあといい位置取りをとることができず、みすみす1点を、トラブゾン・スポルは逃してしまった。後半ロスタイム1分、ボボのセンタリングに合わせて、いいジャンプをしたザポトニーが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。1:2。こうして、2試合で、勝ち点を1点も取れなかったトラブゾン・スポルが、グループ・リーグ戦から勝ち上がることは難しくなった。ベシクタシュの方は、この第2戦でも勝ち点3を獲得し、準々決勝進出の可能性が大きくなった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=セルカン・バルジュ、エゲメン、ソング、カレ(後半39分:エゲメン)=セルチュク・イナン(後半42分:ジェイフン)、ヒュセイン、コルマン、ヤッターラ(後半32分:イサク)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル(後半26分:ウムト・ブルト)
【ベシクタシュのメンバー】ハカン・バルタ=イブラヒム・トラマン、ザポトニー、ギョクハン・ザン、イブラヒム・ウズルメズ=エクレム・ダー(後半45分:アイドゥン)、ウーウル・インジェマン(後半35分:ホロスコ)、テヨ、セリッチ(後半1分:セルダル・クルトゥルシュ)、セルダル・オズカン=ボボ




メフメット・トパル、準備万端(ファナティック紙 08.11.11付)

メフメット・トパル(ヒュリエット紙) メイラ(NTV) スキッベ監督(ファナティック紙)  スキッベ監督は、セルヴェトが傷んだため、フェルナンド・メイラを、再び、DFの位置に就けようとしている。

 ガラタサライのスキッベ監督は、セルヴェトが傷んだため、フェルナンド・メイラを、再び、DFの位置に就けることを考えている。メイラは、エムレ・アシュクとともに、ストッパーの位置に入ることになる。また、エムレ・ギュンギョルが、遅くとも2週間以内でメンバーに加えられるものとみられている。メイラが、後ろに引かれたならば中盤に空洞ができてしまうが、この位置に、怪我は癒えたが、フェネルバフチェとの一戦では控えに回っていたメフメット・トパルを起用することになる。この間、チームから離れていたために、その不在を惜しまれていたメフメット・トパルが、フィジカル的には準備ができていること、そして、監督が機会を与えさえすれば、木曜日に行われるカイセリ・スポル戦には出場が可能だということが明らかになった。




アラゴネス爺さんリサイタル(イエニ・シャファク紙 08.11.10付)

ルガーノ、エドゥ、グイサ(左から)(NTV) リンコン(左)セミフ(右)(ファナティック紙)  世界的なダービーマッチは、息を呑むものだった。息の詰まるビッグマッチは、ガラタサライのゴールで始まった。試合の序盤、ガラタサライの攻撃で、リンコンが、アルダのパスに合わせて、見事なゴールを決めたのだ。フェネルバフチェは、このゴールに、すぐさまお返しをした。前半6分のコーナキックに対し、ニアサイドで待ち構えていたセルチュクが、同点弾を決めたのだ。この同点弾は、フェネルバフチェの選手たちを、炎の如く燃え上がらせた。フェネルバフチェの攻撃が、セミフとともに始まると、そのボールに、グイサより早くボールに触れようとしたエムレ・アシュクが、オウンゴールを決めてしまった。後半4分、ロベルト・カルロスの蹴ったフリーキックのボールが、サンクティスの手からこぼれたところに反応したルガーノが、点差を2と開くゴールを決めた。後半ロスタイム3分、デイヴィドが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。フェネルバフチェは、ガラタサライとの差を開くことを許さず、勝ち点差を2と縮め、首位を伺うようになってきた。

 シーズンの臨み方では、史上最悪の状態であり、そのため首位争いからは後退してしまっているフェネルバフチェが、積年のライバルであるガラタサライを、4:1でくだし、命を吹き返した。この試合、早々に優位に立ったガラタサライは、前半2分、相手守備陣のミスを咎めたリンコンのゴールで先制した。この早々のゴールで我に返ったフェネルバフチェは、デイヴィドの蹴ったコーナーキックにセルチュクが合わせて、同点に追いついた。1:1。同8分、間接フリーキックを得て、リンコンが蹴ったボールは直接ゴールに入ったが、主審は、間接フリーキックだということで、ゴールと認めなかった。同27分、ペナルティ・エリア内で、セミフの放ったシュートを、逆方向に蹴ったエムレ・アシュクがオウンゴールを記録してしまった。2:1。

                      後半は、フェネル印

 後半、同点ゴールを求めるガラタサライに対して、フェネルバフチェは、カウンター攻撃でゴールを模索した。後半3分、ロベルト・カルロスの蹴ったフリーキックは、ゴール隅に向かい、サンクティスからこぼれたところを、ルガーノが、がら空きになったゴールマウスに、ボールを送り込んだ。3:1。同20分、グイサが、GKと1対1となりながら、その好機を生かすことができなかった。そして、後半ロスタイム3分、デイヴィドが、この試合のスコアを決した。4:1。アーセナル戦での引き分けの結果、ヨーロッパのカップ戦に望みをつないだフェネルバフチェが、昨夜のガラタサライ戦での勝利で、首位との勝ち点差を保つことができた。UEFA杯でベンフィカに勝ち、その勢いでカドゥキョイへ乗り込んできたガラタサライは、0:1と先制しながら、そのリードを保つことができなかった。そして、4:1という敗戦を喫してしまった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、エドゥ、ルガーノ、ロベルト・カルロス(後半15分:ヴェダーソン)=デイヴィド、セルチュク、ホシコ、ウーウル・ボラル=セミフ(後半10分:エムレ・ベレズオウル)、グイサ(後半29分:ブラク・ユルマズ)
【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク(後半26分:アイドゥン)、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、メイラ、アイハン、リンコン=バロシュ(後半1分:キーウェル)、ウミト・カラン(後半1分:ノンダ)




アルゼンチン生まれのトラブゾン人(スター紙 08.11. 9付)

コルマン(左)ギョクハン・ウナル(右)(トラブゾン・スポル公式HP) ソング(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルが、ハジェッテペ・スポルを、アルゼンチン人選手コルマンのゴールで破った。

 トラブゾン・スポルが、試合を通じて、両者ともにとりとめなさが漂ったが、勝ち点3を、前半41分に生まれたゴールで手に入れた。トラブゾン・スポルは、このゴールで、第10節もまた、首位の座を確保することになった。

                 コルマン、素晴らしいミサイル弾

 トラブゾン・スポルが、エルドーアン・アルジャ監督就任後の初采配となるハジェッテペ・スポルを、ただ1つのゴ−ルで撃破した。1:0。前半6分、セルカン・バルジュが行ったセンタリングに、イサクが打つことがきなかった。同13分、サンドロのシュートは、ボールが、相手DFに当たりコーナーキックとなった。同20分、イブラヒム・シャヒンが打った。シルヴァが、辛うじて防いだボールを、リカが、最後の詰めをしようとした。だが、ギライが、この危険な場面を回避したのだった。同41分、コルマンが、ペナルティ・エリアの外から素晴らしいゴールを決めた。1:0。

                      ハジェッテペ、ゴールを逸す

 後半2分、オルハンが、右からゴールライン際まで持ち込んだ。そして、シュートを放ったは、ボールはサイドネットに吸い込まれただけだった。同11分、サンドロが、相手選手2人をフェイントでかわしシュートを放ったが、ボールはギライに当たり外に出て行った。コーナキックでは、オルハンがヘッドで合わせたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行った。同17分、セルカン・バルジュの、35mからのループシュートは、ウラシュが、コーナキックに逃げた。後半ロスタイム2分、スカジが、ゴールラインに並行に出したパスに、イブラヒムが合わせた。それに対して、ソングが体を呈して、この危険な場面を防いだのだった。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=セルカン・バルジュ、ギライ、ソング、カレ(後半39分:エゲメン)=セルチュク・イナン、ヒュセイン、コルマン、イサク=ヤッターラ(後半15分:タイフン)、ギョクハン・ウナル(後半26分:ウムト・ブルト)




ベシクタシュ、怒る(イエニ・シャファク紙 08.11. 8付)

ホロスコ(左)(ミリエット紙) ノブレ(中)(ミリエット紙)  ベシクタシュは、まずは怖気ずき、その後に開花した。カイセリ・スポル戦での敗北で、首位の座をトラブゾン・スポルに譲ってしまったベシクタシュは、重たいプレーをしている間に、2連続ゴールを許してしまった。前半15分と16分に、タネルとセマヴィのゴールが生まれたときには、イノニュ・スタジアムは、声をなくしてしまった。同29分、ノブレのゴールで、点差を1としたベシクタシュは、同44分、ホロスコのゴールで同点に追いついた。後半22分、デルガドの素晴らしいシュートで逆転をしたベシクタシュは、同27分、ノブレのゴールで、点差を2と開いた。同45分、ボボが、ベシクタシュのユニフォームを着ての50個目となるゴールを決め、この試合のスコアを決した。

 ベシクタシュが、リーグ戦の最下位に沈んでいるコジェリ・スポルに、5:2で勝ち、試合数が多い中だが、暫定首位に立った。前半15分、ペナルティ・エリア内にボールを持ち込んだタネルがゴールを決め、コジェリ・スポルが、0:1と先制した。このゴールの衝撃から回復していないベシクタシュは、同16分、タネルのセンタリングに、セマヴィが、どフリーな状態で、ヘディングシュートを決め、0:2とした。ショッキングなゴールを浴びたベシクタシュは、同29分、左からのデルガドの蹴ったコーナーキックに、ノブレがヘッドで合わせ、2:1とした。同43分、左からペナルティ・エリア内に持ち込んだホロスコが、GKセルダル・クルビルゲの左脇を抜けるゴールを決め、前半を、2:2のスコアで折り返すことになった。

                      後半に点差が開く

 後半15分、テヨが、左から蹴ったフリーキックで、ボールをノブレに出した。そのノブレが、ペナルティ・エリア内にいたザポトニーに、ボールを出した。ザポトニーは強烈なシュートを放ったが、バーの上を越えて出て行った。同22分、ゴール左斜め前でボールを得たデルガドが、相手選手を交わすと、強烈なシュートを放った。すると、そのボールは、相手GKが体を伸ばしても届かないゴール隅に入り、ベシクタシュは、3:2と逆転をした。同27分、デルガドが、フェイントをかけながら、ペナルティエリア際まで持ち込んできた。そして、ノブレにパスを出した。すると、ノブレは、右足のアウトサイドでボールを、相手ゴールに叩き込んだのだった。4:2。同45分、ボボが、GKの頭の上を越えるゴールを決め、ベシクタシュのユニフォームを着ての50個目のゴールとなった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・トラマン、ザポトニー、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ=エクレム・ダー、シセ(後半10分:ギョクハン・ザン)、デルガド、テヨ(後半35分:セルダル・オズカン)=ホロスコ(後半33分:ボボ)、ノブレ




我らを待っていよ、カドゥキョイ(イエニ・シャファク紙 08.11. 7付)

ウミト・カラン(ミリエット紙) セルヴェト(中)(ミリエット紙)  ガラタサライが、ポルトガルで素晴らしいプレーを見せた試合の前半、数知れなくチャンスを逸していた。そして、手に入れても当然のようなゴールが、後半の45分間に生まれたのだった。ベンフィカの抵抗を、エムレ・アシュクが打ち砕いた。そして、ウミト・カランが、スコアを0:2とした。グループ・リーグ戦で、勝ち点を6に伸ばし、グループ首位に立ったガラタサライが、上位進出するには、11月27日、アリ・サミ・エン・スタジアムで行うメタリスト・カルキフとの一戦で、勝ち点1を獲得すれば十分である。

 UEFA杯グループ・リーグ戦B組第2戦に臨んだガラタサライは、オリンピアコス戦での勝利に続いて、ベンフィカを、0:2でくだし、勝ち点を6と伸ばし、早々と勝ち上がりの扉に手をかけた。ガラタサライは、アルダの組織的な攻撃で早々と好機を作り出していったが、相次ぐ2つの好機を生かすことができなかった。前半2分、リンコンが、相手選手を抜き去り放ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり跳ね返されてしまった。

                      デ・サンクティス、重要なセーヴ

 同3分、アルダから出たボールに、うまいタイミングで触れることのできなかったウミト・カランが、みすみすゴール・チャンスを逃してしまった。同12分、レースの、また、同20分のスアゾの強烈なシュートは、僅かにバーを捉えられず、外に出て行った。同32分、レースの、ペナルティ・エリアの外からの強烈なシュートを、GKデ・サンクティスが手で抑えきれずにこぼしてしまった。しかし、ハカン・バルタが、このボールをカバーし難を逃れた。同38分、スアゾのボレーシュートを、GKデ・サンクティスが、際どく叩き出した。

                      幕開けは、エムレ・アシュク

 後半5分、GKと1対1となったバロシュが、絶対的なチャンスを逸した。同7分、セルヴェトの落としたボールが、エムレ・アシュクの前に転がった。このボールを、エムレ・アシュクが難なく決めた。0:1。同25分、アイハンが、アルダを、ディフェンダーの裏に走らせた。そして、アルダが、ウミト・カランの前に折り返した。ウミト・カランは、単に、ボールに触れるだけでよかった。0:2。ガラタサライは、2勝目を手に入れ、残りの2試合を前にして、大きなアドヴァンテージを得ることになった。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ(後半45分:ヴォルカン・ヤマン)、メイラ、アイハン、リンコン=バロシュ(後半37分:メフメット・ギュヴェン)、ウミト・カラン(後半40分:ヤセル)




フェネルバフチェ、勝ち点1をもぎ取る、0:0(NTV 08.11. 6付)

コリン・カズム・リチャーズ(左)(ファナティック紙) ギョクハン・ギョヌル(中)(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、チャンピオンズ・リーグG組第4戦で、アーセナルとのアウェー戦を戦い、両者無得点の引き分けに終わった。この結果、フェネルバフチェは、勝ち点を2に伸ばした。

 フェネルバフチェが、チャンピオンズ・リーグG組第4戦で、首位に立っているアーセナルと、イギリスで対戦した。
 アーセナルが求めて止まないゴールを与えなかったフェネルバフチェは、0:0の引き分けで終え、チャンピオンズ・リーグでの勝ち点を2と伸ばした。
 イングランド・プレミア・リーグでの不成績を、チャンピオンズ・リーグでのフェネルバフチェ戦の勝利で終わりにしたいと考えているアーセナルは、サポーターの前で、まず攻勢に立っていった。
 フェネルバフチェのゴールに向かって、いいチャンスを掴んでいったアーセナルは、それらを生かすことができないでいると、カウンター攻撃で、相手ゴール前に迫ろうと頑張るフェネルバフチェだったが、スコアを変えるには至らなかった。そして、前半を、0:0のまま終わった。
 後半の冒頭、相手ゴールに攻勢をかけたフェネルバフチェだったが、アーセナルが、より攻撃的に出てくると、自陣でプレーすることを余儀なくされてしまった。
 ア−セナルが、フェネルバフチェの守備陣を越えられないでいると、カウンター攻撃で、アーセナルのゴールに迫っていったフェネルバフチェも、ウーウル・ボラルの掴んだ好機を生かすことができなかった。そして、試合は、両者ともにゴールを生まないまま終わった。
 他方,G組の、もう一つの試合は、ポルトが、ウクライナのディナモ・キエフを、アウェーで、2:1でくだし、勝ち点を6に伸ばし2位をキープした。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、エドゥ、ルガーノ、ロベルト・カルロス(後半24分:ヴェダーソン)=コリン・カズム・リチャーズ(後半14分:アリ・ビルギン)、セルチュク、マルドナド(後半23分:ホシコ)、ウーウル・ボラル=セミフ、グイサ




ゲンチレル・ビルリーイ、サメト・アイババと合意(NTV 08.11. 5付)

サメト・アイババ(ファナティック紙)  ゲンチレル・ビルリーイが、メスト・バッカル辞任後空席になっていた監督として、ブルサ・スポルを離れたサメト・アイババを、新監督として招請した。

 ゲンチレル・ビルリーイが、サメト・アイババ新監督と、今季末までの契約を結ぶことに合意した。
 ゲンチレル・ビルリーイ理事エニス・サフィと渉外担当理事ジェム・オヌクが、本日午後、サメト・アイババと、クラブハウス外で話し合いを持った。
 約3時間続いた交渉の結果、サメト・アイババ側と、基本的合意に達した。
 ジェム・オヌクが、合意の成立後行った会見で、「全ての点において話し合った。明日、もう少し詰めの話し合いをすることになっている。ただ、両者の間では基本的には合意に達している。正式調印は、明日、行う予定だ」と述べた。
 ゲンチレル・ビルリーイでは、メスト・バッカル監督が、本日の記者会見で、辞任表明を行ったところだった。




アルダは大丈夫、キ−ウェルは難しい(イエニ・シャファク紙 08.11. 4付)

アルダ(NTV) キーゥエル(ヒュリエット紙)  ガジアンテップ・スポル戦で、途中で交代したキーウェルは、ベンフィカ戦でプレーすることは、恐らく無理だろう。右膨ら脛を傷めたアルダの状態はいいということだ。

 ガジアンテップ・スポル戦で傷み、途中交代を余儀なくされたキーウェルは、昨日受けたMR検査の結果、足首の捻挫をしていることが判明した。キーウェルは、昨日の練習には加わらず、ベンフィカ戦に出場することは、極めて難しいということだ。クラブ・ドクターのイルケル・ユジェシルは、キーウェルが、ベンフィカ戦でプレーできるか否かは、この2日間で明らかになるだろうと言っている。キーウェルの治療は続けられていると言う同ドクターは、最悪の場合には、フェネルバフチェ戦にも出場は難しいだろうとも言っている。まだ、同ドクターは、左膝を傷めたことが明らかになっているGKデ・サンクティスと、右膨ら脛を傷めているアルダ・トゥランの状態はいいということを明らかにした。




ベシクタシュ、名声と首位の座を失う、1:0(NTV 08.11. 3付)

ノブレ(左)トゥルガイ(右)(ミリエット紙) デルガド(右)(ミリエット紙)  ベシクタシュが、リーグ戦第9節、カイセリ・スポルに、1:0で敗れた。トゥルガイが、後半40分に上げたゴールが、ベシクタシュに今季初の黒星をつけ、首位の座がトラブゾン・スポルに移った。

 トルコ・リーグで、黒星を喫していないチームがなくなった。前節、首位の座に着いたベシクタシュが、強豪カイセリ・スポルとのアウェー戦で、終了間際に食らったゴールで、1:0で敗れてしまったのだ。
 この結果、今季初の敗北を喫したベシクタシュは、首位から4位に転げ落ちた。
 カイセリ・アタテュルク・スタジアムで行われたこの試合、前半は、ほどほどの試合運びで推移した。ベシクタシュが、ノブレとシセがゴールに迫ったが、カイセリ・スポルの方は、トゥルガイとサイドゥが、危険な場面を作り出していた。
 アウェーのベシクタシュは、後半に入り、より圧力を強めて始まったが、最初の10分間に、テヨとホロスコが遠目からシュートを放ち、ゴールを狙っていた。後半は、テンポが、時折上がるようなことがあったが、後半40分、突然生まれたカイセリ・スポルの攻撃で、相手守備陣が見せたミスを咎めたトゥルガイが、ゴールを決め、カイセリ・スポルが、1:0と先制した。
 僅かに残った時間、ベシクタシュの努力は、結果を変えるに至らず、ベシクタシュは、第9節にして、初の敗戦を喫してしまった。前節、首位に上ったベシクタシュは、リーグ戦で、ここ3試合負けてなかったカイセリ・スポルに、またしても掴まり、勝ち点は18のままに留まった。そして、首位の座をトラブゾン・スポルに譲ることになってしまった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=セルダル・クルトゥルシュ、ザポトニー、シヴォク、イブラヒム・トラマン=ホロスコ、シセ、テヨ(後半34分:ボボ)、イブラヒム・ウイズルメズ=デルガド、ノブレ(後半34分:セルダル・オズカン)




全然、変化なし(イエニ・シャファク紙 08.11. 2付)

アレックス(ヴァタン紙) ロベルト・カルロス(右)(ヴァタン紙)  連続3試合、フェネルバフチェ風船が、早くに爆発した。アレックスが、前半14分にゴールを決めたのに対し、エスキシェヒル・スポルは、その3分後に、アンダーソンが応えた。同28分、GKイヴェサが、アレックスを倒した。そして、レッドカードまでもらってしまった。魔術師アレックスは、このPKを決めた。ガラタサライをくだしたエスキシェヒル・スポルは、10人になりながら、そのペースは落ちなかった。ロベルト・カルロスのバックパスを、ヴォルカンが、ゴールラインを越えてから外に出したが、審判はしっかりと見てなかった。前半45分、エドゥが見せ場を作ってしまった。エドゥが蹴った逆方向のボールが同点に追いつかれることになってしまった。

 リーグ戦の直近の2試合で勝利を収め、出口を見出した感のあったフェネルバフチェが、エスキシェヒル・スポルとのアウェー戦で、2:2の引き分けに終わった。フェネルバフチェは、前半14分、アレックスのゴールで、0:1と先制した。同17分、アンダーソンのゴールで、同点になった。同28分、イヴェサがアレックスを倒して得たPKを、同33分、アレックス自身がゴールを決めた。1:2。このプレーのあと、GKイヴェサはレッドカードをもらい、エスキシェヒル・スポルは、10人で戦うことになった。同35分、ロベルト・カルロスのバックパスを、ヴォルカンが外に出したボールが、ゴールラインを切っていたのではと論議を巻き起こしてしまった。同45分、エスキシェヒル・スポルのユーラが、絶好機を掴みながらゴールを決めることができなかった。同ロスタイム2分、エドゥが自ゴールに向けて蹴ったボールで、エスキシェヒル・スポルが、再び同点に追いついた。2:2。

                      GK、追加点を許さず

 前半1分、ユーラがGKと1対1となるというチャンスを掴み、ゴールを放ったが、ヴォルカンが際どくコーナーに逃げた。同7分、グイサが、GKと1対1となり放ったシュートは、シナンに当たり跳ね返った。そのボールを、グイサは、ヘッドで、がら空きのゴールマウスを狙ったが、ボールは枠の上を出て行った。同18分、ユーラが、GKと1対1となったが、ヴォルカンが、これを防ぎ、エスキシェヒル・スポルは、みすみす1点を逃してしまった。同24分、ロベルト・カルロスのセンタリングに対し、グイサがペナルティ・エリア内の絶好の位置にいたが、放ったシュートは枠を捉えることなく外に出て行った。同31分、イルハンの放ったシュートは、ヴッコが、ゴールライン際でクリアした。同36分、ゴールかと思えるようなユーラのシュートは、GKヴォルカンがゴールを許さなかった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル(後半27分:イルハン)、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス=セミフ、セルチュク(後半9分:アリ・ビルギン)、マルドナド、ウーウル・ボラル、アレックス(後半42分:デイヴィド)=グイサ




バロシュ、チームに合流(ミリエット紙 08.11. 1付)

バロシュ(ファナティック紙)  ガラタサライが、アンカラ・スポル戦を終わって、次のガジアンテップ・スポル戦に備えての練習を開始した。故障が癒えたミラン・バロシュがチームとともに練習を行っていることが明らかになった。

 アンカラ・スポル戦で左足首を傷めたために、途中交代したリンコンは休みを取らせられていた。他の故障者では、エムレ・ギュンギョルが、トレーニング・コーチとともにチームとは別に練習をしていた。ノンダとウーウル、メフメット・トパルは、治療を受けたあと、ピッチに立っていた。アイドゥンとリンダーロートは、屋内で、メディカル・スタッフとともに、チームとは別メニューで練習を行っていた。




5分間で達成、ベシクタシュ(アクシャム紙 08.10.31付)

テヨ(ヒュリエット紙) イブラヒム・トラマン(左)(ヒュリエット紙)  トルコ杯グループ・リーグ戦の厳しい試合を、ムスタファ・デニズリ監督の、後半での的を得た選手交代で勝ったベシクタシュは、A組の首位に立った。ゴールは、シセ、ホロスコ、テヨのあげたものだった。

 「優勝を求めて、幾千万の困難。夜通しなりふり構ってる場合じゃない。崖っぷちに踏みとどまるのだ、手に、優勝フラッグを掴まないで転げ落ちるなんてありえないぞ、我がベシクタシュよ、俺たちを幸せにしておくれ」。ベシクタシュの選手たちは、アンタルヤ・スポル戦に、サポーターが作った新しい応援歌を受けて始動した。シワス・スポル戦同様、ベシクタシュは、このアンタルヤ・スポル戦でも、とても多くのゴール・チャンスを掴みながら、決定力が足りずゴールに繋がらなかった。しかし、ムスタファ・デニズリ監督が、後半に入るにあたり行った選手交代を優位に結びつけることができた。前半8分、セルダル・クルトゥルシュのセンタリングに合わせて、ボボがジャンプしたが、タイミングがずれてしまい、ヘディングシュートをしたが、ボールは枠を捉えることができなかった。同32分、セルダル・オズカンのパスを受けて、ホロスコが、体を反転させて打った強烈なシュートは、相手ディフェンダーに当たり、そして、コーナーキックとなった。同41分、セルダル・オズカンが、左サイドからペナルティ・エリア内に向けてセンタリングをした。ディフェンダーが、これをクリアしたが、そのクリアしたボールが、ウーウル・インジェマンの前に落ちた。だが、ウーウル・インジェマンが、シュートを打つのが遅く、相手ディフェンダーがクリアしてしまった。前半は、0:0のまま終わった。

                      オメル、為す術もなく

 ムスタファ・デニズリ監督は、ウーウル・インジェマンとアリ・タンドーアンに替えて、シセとテヨを投入して、後半に臨んだ。経験豊かな監督は、この変更により、そんなに待たないで、成果を得たのだった。後半28分、テヨが左から蹴ったニアサイドに向けて蹴ったコーナーキックを、シセがグランダーのボールで強烈に蹴りこんで、ベシクタシュが、1:0と先制した。シセのゴールで、ベシクタシュは、アンタルヤ・スポルのディフェンスをこじ開けたのだった。同30分、ベシクタシュは、2点目をあげた。シセが、ペナルティ・エリア内で、素晴らしいスルーパスをホロスコに出した。ホロスコのすることは、ただただゴールに放り込むことだけだった。2:0。同32分、テヨが、ペナルティ・エリアの外で、ボールを受けるや否やすぐさま強烈に蹴りこんだ。そのボ−ルに、オメルは、なすべきことは、もう何も残っていなかった。3:0。残りの時間、ゴールは生まれず、ベシクタシュは、3:0という勝利をものにしたのだった。

【ベシクタシュのメンバー】ハカン・アルクン=イブラヒム・トラマン、シヴォク(後半39分:トゥナ)、ザポトニー、アリ・タンドーアン(後半1分:テヨ)=セルダル・クルトゥルシュ、ウーウル・インジェマン(後半1分:シセ)、エクレム、セルダル・オズカン=ホロスコ、ボボ




フェネルバフチェ鳥を、セミフが飛び立たせる、0:1(NTV 08.10.30付)

セミフ(ヒュリエット紙) デニズ(右)(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、トルコ杯グループ・リーグ戦D組第1戦で、アンカラ・グジュを、セミフ・シェンテュルクの放ったゴールで、アウェー戦ながら、0:1で破り去った。

 トルコ杯グループ・リーグ戦D組で、フェネルバフチェが、アンカラ・グジュとアウェー戦で戦った。
 この試合の序盤、優勢であったフェネルバフチェは、前半5分、セミフ・シェンテュルクのペナルティ・エリア外から、左足で放ったシュートは、相手ゴールネットに突き刺さり、アウェー戦でありながら、0:1と先制した。
 この時間帯以後、より前がかりになり始めたアンカラ・グジュは、相手ゴールに危険な場面を作り出せないでいると、フェネルバフチェも、前半の残り時間では、新たなゴールを決められなかった。そして、前半を、アウェーのフェネルバフチェが、0:1のリードを保ったまま終わった。
 後半に入り、より優位に試合を進めたのは、ホームのアンカラ・グジュだった。ジャバとレアンドロが、遠目から放ったフリーキックで攻撃的になっていたアンカラ・グジュだったが、自ら掴んだ好機を生かすことができなかった。
 後半26分、コリン・カズム・リチャーズが、レッドカードをもらい、ピッチに立てるのが10人になってしまったフェネルバフチェが、スコアで優位に立っているアドヴァンテージを持ちつつ、残りの時間、試合をコントロールしていた。そして、試合を、0:1のリードを保ったまま終わり、アンカラでのアウェー戦から、勝ち点3を手に入れて帰ることになった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン・ババジャン=アリ・ビルギン、エドゥ、ヤシン、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ、ホシコ(後半1分:マルドナド)、デニズ、テュメル(後半1分:ヴェダーソン)、ブラク・ユルマズ(後半18分:デイヴィド)=セミフ




アンタルヤ・スポル、シーフォ・メフメットに託す(ヒュリエット紙 08.10.29付)

シーフォ・メフメット(ヒュリエット紙)  チェコ人のジャラビンスキ監督を更迭したアンタルヤ・スポルが、メフメット・オズディレクと基本的合意に達した。

 本日、アンタルヤ・スポルのスタッフと会ったオズディレクが、アンタルヤ・スポルと基本的合意に達したこと、及び、ベシクタシュ戦のあとに、正式な調印を行うことになると発表された。
 豊かなサッカー人生を、2001年に行った引退試合を最後に終えたシーフォと呼ばれるメフメット・オズディレクは、引退後の1年、イギリスで、コーチ学と外国語を学んだ。42歳の同氏は、最初の監督経験を、マラテヤ・スポルで行っている。そして、その後、トルコ代表で、ファーティフ・テリム監督のもと、コーチを行っていた。




用意はできてるかね? 諸君(ファナティック紙 08.10.28付)

エルスン・ヤナル監督(ヒュリエット紙) ジェイフン・ギュルセラム(ファナティック紙) エゲメン(トラブゾン・スポル公式HP)  ヒュセイン・チュムシルとカレが累積警告で出場停止になったことは、出場の機会のない選手たちに希望を与えている。

 ヒュセイン・チュムシルとカレが累積警告で出場停止になったことは、首脳陣に、新たな人材探しを余儀なくさせているが、それは、出場の機会のない選手には希望を与えている。トルコ・リーグ第9節、アウェーでイスタンブル市役所スポルと対戦する試合には、ヒュセインとカレの替わりの選手は、大体固まってきている。エルスン・ヤナル監督は、左サイドバックもできるエゲメンを、その位置に持ってきて、出場の機会を待っているギライを、ソングとともに、ストッパーとして起用することが確実になってきている。ダブルボランチとして、セルチュク・イナンのパートナーとなるのは、ジェイフン・ギュルセラムとなる可能性が高い。




トラブゾン・スポル、チャンスを蹴飛ばす、1:1(NTV 08.10.27付)

ヤッターラ(中)(トラブゾン・スポル公式HP) ギョクハン・ウナル(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第8節、ガジアンテップ・スポルと、アヴニ・アカル・スタジアムで戦い、1:1の引き分けに終わり、首位に上るチャンスを逃してしまった。

 トルコ・リーグ第8節で、トラブゾン・スポルは、ホームに、ガジアンテップ・スポルを迎えた。
 ベシクタシュが、シワス・スポルと引き分けに終わった週に、再度、首位に上るチャンスを掴んだトラブゾン・スポルは、引き分けに終わり、2位に留まったままとなった。
 ヒュセイン・アヴニ・アカル・スタジアムで行われた試合の前半、テンポの良い戦いが繰り広げられた。トラブゾン・スポルが、ギョクハン・ウナルとセルカン・バルジュにより掴んだ好機を生かすことができなかったのに対し、アウェーのガジアンテップ・スポルは、ベトとタバタにより攻撃を組み立てていた。
 両者無得点に終わった前半に次いでの後半は、ゴールで始まった。ガジアンテップ・スポルが、後半2分、アウェーでありながら、ベトのゴールで先制すると、トラブゾン・スポルは、その2分後、ギョクハン・ウナルのゴールで応じた。
 試合がスピードアップした時間帯、ガジアンテップ・スポルでゴールを決めたベトが、同10分、なかなか掴めなかった好機にも拘わらず、ゴールを逃したのに対し、トラブゾン・スポルは、ギョクハン・ウナルとジェイフンが、勝利を呼び込むゴールに近づいた。残りの時間では、結局、新たなゴールは生まれず、お互いに応酬しあったゴールで、試合は終わった。
 前節、ガラタサライに敗れた分を取り返したかったトラブゾン・スポルは、この結果、ベシクタシュが、勝ち点を失った節にも拘らず、それを生かせず、勝ち点17で、2位につけている。

【トラブゾン・スポルのメンバー】シルヴァ=セルカン・バルジュ、ソング、エゲメン、カレ=ヤッターラ(後半17分:イサク)、ヒュセイン(後半5分:ジェイフン)、セルチュク・イナン、コルマン(後半42分:タイフン)=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル




フェネル、雨のなか立ち返る(イエニ・シャファク紙 08.10.26付)

アレックス(ミリエット紙) セルチュク(左)(ヒュリエット紙)  カドゥキョイで、昨日、2つの雨が降った。フェネルバフチェが、降る雨の如く凄まじい勢いでゴールの雨を降らせたのだ。まず、ルガーノが、幕を切って落とした。次いで、ウーウル・ボラル、エドゥ、アレックスが続き点差を開いていった。毎試合、ゴールを記録している唯一のチーム、ブルサ・スポルは、遅くはなったが目覚めた。ロドリゲスとオザンのゴールで対抗した。そして、この日のゴールの雨の最後を飾ったのは、今季、初めてピッチに立ったデイヴィド・デ・ソウザだった。

 前節、コジェリ・スポルとのアウェー戦で、最後の最後でゴールが決まり勝利を得て、リーグ戦での芳しくない結果を終わらせようと考えたフェネルバフチェは、ここ2年、ホームで勝てていないブルサ・スポルを、5:2でくだした。そして、この日見せたサッカーは、首位争いを続けるクラブに対して、「優勝争いには、我あり」とのメッセージを出したことになる。この試合、早々と先制したフェネルバフチェは、アレックスの蹴ったコーナーキックに、ルガーノがヘッドで合わせて、1:0と先制した。同10分、ギョクハン・ギュレチのシュートは、ゴールラインの際どいところで、ウーウル・ボラルがクリアした。同15分、セルジャンの、枠を捉えたシュートは、ロベルト・カルロスがコーナーへと逃げた。同39分、ブルサ・スポルは、セルジャン・ユルドゥルムが、絶好機を迎えながら、それを生かすことができなかった。同45分、ペナルティ・エリア内で、オメル・エルドーアンが、アレックスを倒したが、主審は、試合の続行を命じた。アレックスは、この場面のあと、シミュレーションの反則をとられ、イエローカードが出された。

                      セルチュク、退場処分

 後半に入り、テンポをあげたフェネルバフチェは、ゴールをあげていき点差を開いていった。後半5分、ウーウル・ボラルのゴールで、フェネルバフチェは、点差を2とした。同22分、アレックスの蹴ったフリーキックに、エドゥが合わせて、スコアを3:0とした。同29分、アレックスのゴールで、フェネルバフチェは、4:0のリードを得た。ブルサ・スポルは、同35分、ロドリゲスが、同43分には、ベキルのゴールで、スコアを、4:2とした。これらのゴールに、フェネルバフチェは、後半ロスタイム3分、デイヴィド・デ・ソウザが応じた。そして、この試合のスコアが決した。同37分、2枚目のイエローカードをもらったセルチュクが退場処分となり、フェネルバフチェは、10人となった。フェネルバフチェは、これで、コジェリ・スポルに次いで、ブルサ・スポルをくだし、リーグ戦で2連勝をかざることになった。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス=セミフ(後半32分:デイヴィド)、ホシコ(後半18分:アリ・ビルギン)、セルチュク、ウーウル・ボラル、アレックス(後半40分:マルドナド)=グイサ




ムスタファ・デニズリ、美味しくない初登場(イエニ・シャファク紙 08.10.25付)

ノブレ(上)(NTV) ボボ(右)(ミリエット紙)  前節、ゲンチレル・ビルリーイとのアウェー戦に勝ち、首位に就いたベシクタシュが、イノニュ・スタジアムにシワス・スポルを迎え、これに勝つことができず、勝ち点1に終わらざるを得なかった。前半4分、ザポトニーのミスを咎めたメフメット・ユルドゥズの得点で、シワス・スポルが先制した。このゴールに対し、早々とお返しをしたベシクタシュは、同13分に、デルガドが同点ゴールを決めたが、イノニュ・スタジアムで、今季初めて、勝ち点を失うことになった。

 現在、リーグ戦のトップを走るベシクタシュは、リーグのフラッシュ・チーム、シワス・スポルと戦い、1:1の引き分けに終わった。前半4分、ムサのセンタリングを受けたメフメット・ユルドゥズは、ザポトニーが触れる前にボールを蹴り込み、シワス・スポルが、0:1と先制した。同13分、ベシクタシュの攻撃で、ノブレが、ボールを、後ろから走ってきたデルガドに出した。そのデルガドが、ペナルティ・エリア内に入りながら、強烈なシュートを放つと、それが同点弾となった。1:1。ベシクタシュは、優位に立ちながら進めた前半には、ノブレ、ボボ、デルガドが、シワス・スポルの方では、メフメット・ユルドゥズが、好機を掴みながら、それを生かすことができなかった。

                      息を呑む戦い

 後半5分、ノブレのパスを受けたデルガドが、ボレーシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて出て行った。同18分、デルガドのセンタリングに合わせて、後ろから走りこんできたイブラヒム・ウズルメズがシュートを放ったが、アクンが、そのボールを抑えた。同23分、デルガドが、ペナルティ・エリア内で放ったシュートは、ディフェンス陣に当たってコーナーキックとなった。同29分には、メフメット・ユルドゥズが、また、終盤のファルクと、シワス・スポルは、ゴールに、とても近づいたが、結果には繋がらなかった。

【ベシクタシュのメンバー】リュシュトゥ=イブラヒム・トラマン、ザポトニー、シヴォク、イブラヒム・ウズルメズ=セルダル・クルトゥルシュ、シセ、デルガド、テヨ(後半28分:セルダル・オズカン)=ボボ(後半34分:ホロスコ)、ノブレ




ガラタサライ、勝ち点3で始まった、1:0(NTV 08.10.24付)

リンコン(左)(ヒュリエット紙) セルヴェト(右)(ヒュリエット紙)  ガラタサライが、UEFA杯グループ・リーグ戦B組第1戦で、ギリシアのオリンピアコスを、1・0でくだした。

 UEFA杯に、トルコを代表して参戦しているガラタサライが、B組で、勝ち点3を得て始まった。アリ・サミ・エン・スタジアムで、ギリシアのオリンピアコスを迎えたガラタサライは、前半25分、キーウェルの放ったヘディング・シュートで、1:0で勝利した。
 この試合に、ゆっくりとした調子で臨みだしたガラタサライは、序盤、中盤で、ボールを失うことが多く、攻撃に移るのが厳しかった。
 特に、前半20分以後、オリンピアコスのゴールに向かって圧力を高めていき、サイド攻撃でゴールを求めようとしたガラタサライが、前半25分、キーウェルのヘディング・シュートで、先制点をあげることに成功した。そして、前半を、1:0のまま終えることができた。
 後半に入り、ガラタサライは、試合をコントロールしだした。特に右サイドのサブリが、ボールを持ち込むことによって、相手に対して優位に立っていったガラタサライは、バロシュ、アルダ、リンコン、そして、キーウェルによって、好機を作り出していったが、点差を開くということはできなかった。
 ガラタサライは、試合の終盤、自ゴールに、大きな危険な場面を見たが、1:0で勝利を収め、UEFA杯グループ・リーグ戦B組の戦いを、勝利でスタートを切ったのである。
 一方、同組の他の試合は、ヘルタ・ベルリンが、ベンフィカと、1:1の引き分けに終わった。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、アイハン(後半26分:ヴォルカン・ヤマン)、メイラ、キーウェル(後半41分:メフメット・ギュヴェン)、リンコン=バロシュ(後半33分:ノンダ)

*今まで「バロス」と表記してきましたが、今後、「バロシュ」と表記することにします。




ファーティフ・テリム、調印(NTV 08.10.23付)

ファーティフ・テリム(NTV)  トルコ代表監督ファーティフ・テリムが、2012年まで、契約を延長した。ファーティフ・テリムの年俸312万YTLとなるということが明らかにされた。

 スポーツ・ファンの関心の的であった問題に応えが出た。トルコ代表監督ファーティフ・テリムが、2012年までの契約書に調印したのだ。
 トルコ・サッカー連盟の、イスタンブルのレヴェントにあるビルで、マフムト・オズゲネル理事長と、約2時間半に渡る会談を持ったファーティフ・テリムが、全ての点に関して合意に達した。
 この間、代表監督のオファーを受けずに退任する意向を示していたファーティフ・テリムは、この会談の結果、契約を、2012年まで延長するという契約に調印した。
 両者の間で、正式な契約が交わされたこと、しかし、別途、調印式は行う予定はないことが明らかにされた。
 トルコ代表監督と並んで、各年代の代表にも責任を持つことになるファーティフ・テリムの年俸312万YTLとなるということが明らかにされた。




どうなるのか、このフェネルの状態(イエニ・シャファク紙 08.10.22付)

グイサ(上)(NTV) ヴォルカン(前)(ミリエット紙)  平均年齢22歳のアーセナルは、試合前に行う必要があるとは知らなかった練習を、フェネルバフチェの選手の前で行った。6本のシュートから5ゴールを決めたアーセナルは、フェネルバフチェのカドゥキョイでの15戦無敗の記録を終わらせてしまった。この夜の試合を、アデバヨルがまとめた。「我々が、その気になりさえすれば、もっと点を取れただろう」。

 フェネルバフチェが、チャンピオンズ・リーグでの歩を進められるかどうかという性格を持っていた試合で、イングランドのアーセナルに、2:5で敗れ、グループ・リーグ戦から勝ち上がることが難しくなった。前半4分、ウーウル・ボラルが掴んだ明らかなるゴール・チャンスを生かせなかったフェネルバフチェは、自らのゴールに、僅かに1分の間に浴びた衝撃的なゴールで、0:2とビハインドを背負ってしまった。ア−セナルが、同11分にアデバイヨルが、同12分にウォルコットがゴールを決め、0:2とリードしたのだ。同17分、セミフが掴んだ好機を、フェネルバフチェは生かせなかった。同19分、グイサの放ったシュートは、シルヴェストゥレに当たってゴールとなった。1:2。同21分、アーセナルは、ディアビーのゴールで、再び、点差を2とした。同40分と42分に、グイサが、2度にわたり惜しいチャンスを逸した。

                      連続不敗記録、潰える

 後半4分、シルヴェストゥレの落としたボールを、ソングが蹴りこみ、1:4となった。同22分、グイサが、GKと1対1となり放ったシュートは、アルムニアに当たり跳ね返った。そのボールを、エドゥが、ペナルティ・エリア内でシュートを放ったが、ゴールラインの際どいところでエブがクリアしてしまった。同33分、アレックスのロングパスを受けたグイサがループシュートを放ち、スコアを、2:4とした。ラムズィが、後半ロスタイム4分に、この試合のスコアを決するゴールを決めた。2:5。フェネルバフチェが、ヨーロッパのカップ戦で負けたのは、2005年11月23日のミラン戦で、4:0で負けて以来で、また、ホームでの敗戦も、15試合ぶりとなる。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=ギョクハン・ギョヌル(後半34分:ブラク)、エドゥ、ルガーノ、ロベルト・カルロス=セミフ、マルドナド(後半7分:アリ・ビルギン)、セルチュク、ウーウル・ボラル、アレックス=グイサ




ガラタサライ、アイハンで困る(ヒュリエット紙 08.10.21付)

アイハン(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、オリンピアコス戦を前にして、アイハンの故障で困っている。

 ガラタサライで、リンダーロート、メフメット・トパル、バルシュといったディフェンシヴな中盤の選手が全員傷んでしまってることに加えて、トラブゾン・スポル戦でアイハンまでが傷んでしまったことは、オリンピアコス戦を前にして、最大の困惑を生み出してしまっている。アイハンは、本日の練習では、チームに加わらず、トレーニング・コーチとともに一人で練習を行っていた。本日行われた検査では、オリンピアコス戦への出場が可能かどうかの明確な結論を出すには至らなかった。アイハンは、明日の練習前に、再度検査を受けて、ケガの状態を明確にするつもりである。
 スキッベ監督は、同じポジションで、4人の選手が相次いで傷んでしまい、大きな困惑に陥っている。アイハンがプレーできない場合には、メイラを、トラブゾン・スポル戦同様、ボランチの位置に据えるつもりだ。更に、同監督は、サブリとメフメット・ギュヴェンを、中盤で起用することを考えている。
 ガラタサライは、オリンピアコス戦に備えての最後の練習を、明日午後5時から、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで行う練習で打ち上げる。




ガラタサライ、仮面を剥ぐ(イエニ・シャファク紙 08.10.20付)

アルダ(ミリエット紙) トルガ・ゼンギン(左)セルヴェト(右)(ミリエット紙)  ビッグマッチに、ワントップで臨んだガラタサライが、スリートップのトラブゾン・スポルを砕いた。ガラタサライは、アルダのゴールで始まったゴールショーは、セルヴェトとリンコンが続いた。点差を開かれて、今季初の敗戦を喫したトラブゾン・スポルは、首位の座から滑り落ちた。

 ガラタサライは、トラブゾン・スポルを、3:0という明白なスコアでくだし、トラブゾン・スポルの無敗記録に終わりを告げたばかりではなく、優勝を争う中で、特に重要な壁を勝ち点なしで追い返した。最初の大きなチャンスは、トラブゾン・スポルの方だった。前半2分、右サイドから、ウムト・ブルトが行ったセンタリングに合わせて、イサクがヘディングシュートを放ったが、ボールは、デ・サンクティスがキャッチした。同18分、ガラタサライは、絶好機を生かすことができなかった。左から、アルダのセンタリングに対し、ゴール前で、いいポジション取りをしていたバロスが、至近距離からヘッドで合わせたが、うまくヒットせず、ボールは、バーの横を逸れて外に出て行った。同26分、アルダが、ペナルティ・エリア内の角度のないところから、ゴールを決めた。1:0。同32分、リンコンの蹴った右からのコーナーキックのボールが、ゴール前で密集を生むと、最後にボールに触ったセルヴェトが、点差を2と開くゴールを決めた。2:0。同40分、セルカン・バルジュのスルーパスを受けたギョクハン・ウナルが、GKと1対1になった。だが、放ったシュートは枠を捉えることができなかった。

                      バロス、うまくいかず

 後半に入っての最初のチャンスは、アウェーのトラブゾン・スポルの方にだった。後半11分、ヤッターラのセンタリングに、ウムト・ブルトが触れることができず、絶好機を生かすことができなかった。同16分、ペナルティ・エリアの外で、リンコンが、バロスとのワンツーをして抜け出し、GKトルガ・ゼンギンと1対1となった。そして、リンコンは、狙いすましてボールをゴールマウスに送り込んだ。3:0。このゴールのあと、リンコンが、ボールに手で触れるということをやってしまい、2枚目のイエローカードをもらい退場処分となってしまった。同32分、アイドゥンのスルーパスを受けて、GKと1対1となったミラン・バロスが、GKトルガ・ゼンギンをかわし、角度のないところからがら空きになったゴールめがけてシュートを放ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。同33分、コルマンが、ペナルティ・エリアの外約25mから、強烈なシュートを放ったが、デ・サンクティスが、見事なセーヴィングを見せ得点を許さなかった。後半ロスタイムに、再び、コルマンがシュートを放ったが、僅かに枠を捉えられず、ボールは外に出て行った。

【ガラタサライのメンバー】デ・サンクティス=サブリ、エムレ・アシュク、セルヴェト、ハカン・バルタ=アルダ、メイラ、アイハン(後半44分:ヴォルカン・ヤマン)、キーウェル(後半20分:アイドゥン)、リンコン=バロス(後半40分:ノンダ)
【トラブゾン・スポルのメンバー】トルガ・ゼンギン=タイフン(前半33分:コルマン)、ソング、エゲメン、カレ(後半28分:バルシュ)=セルカン・バルジュ、ヒュセイン、セルチュク・イナン=ウムト・ブルト、ギョクハン・ウナル、イサク(後半1分:ヤッターラ)




セミフより命の口吻(イエニ・シャファク紙 08.10.19付)

セミフ(ミリエット紙) グイサ(右)(ミリエット紙)  フェネルバフチェは、リーグ戦の最下位に沈んでいるコジェリ・スポルを、苦しい90分の戦いの最後には、グイサ、ウーウル・ボラル、セミフのゴールで乗り越えた。フェネルバフチェは、これで、今季初めてアウェー戦での勝利を飾り、なんとかリーグ戦に食らい付いている。

 リーグ戦で、最悪の始まり方の一つを経験しているフェネルバフチェが、出口を求めて向かったコジェリでのアウェー戦で、これを、2:3で制し、初のアウェー戦での勝利を手にした。前半、多くのパスミスが目立ったフェネルバフチェは、グイサの活躍で、2度ばかり好機を得たが、自身のゴールに点が入るのを見ることを避けられず、前半は、1:0とリードされたまま終わった。アーセナル戦を前にして、希望を見出せないでいたフェネルバフチェは、前半17分、相手ゴールに攻め寄せたのだった。アレックスのパスを受けたグイサが、ゴールラインにパラレルにパスを出したが、相手ディフェンス陣にクリアされてしまった。同22分、セマヴィの素晴らしいパスを受け、GKと1対1となったタネルが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らし、コジェリ・スポルが、1:0と先制するゴールを決めた。同37分、GKと1対1となったグイサのシュートは、GKセルダル・クルビルゲがクリアした。

                      初のアウェー戦での勝利

 後半になると、そこには違ったフェネルバフチェがいた。後半16分、GKと1対1となったギュルハンが、この絶好機に、とんでもないキックをしてしまった。同18分、セミフのパスを受けたグイサが、セルダル・クルビルゲの頭越しとなるループシュートで、ゴールが生まれた。同22分、グイサが、今度はアシストをした。グイサのパスを、ペナルティ・エリア内で受けたウーウル・ボラルが、勝ち越し点をもたらした。1:2。同33分、フェネルバフチェ守備陣のミスを咎めたエストロヴィッチが同点弾を決めた。2:2。後半ロスタイム6分、この夜のヒーロー、グイサのパスを受けたセミフが、初のアウェー戦での勝利をもたらすゴールを決めたのだった。2:3。

【フェネルバフチェのメンバー】ヴォルカン=オンデル・トゥラジュ(後半1分:アリ・ビルギン)、ルガーノ、エドゥ、ロベルト・カルロス=コリン・カズム・リチャーズ(後半10分:ギュルハン)、セルチュク、ウーウル・ボラル(後半23分:デニズ)、アレックス=セミフ、グイサ




キーウェル、獅子奮迅(ファナティック紙 08.10.18付)

キーウェル(ヒュリエット紙) ハサン・シャシュ(ヒュリエット紙) リンコン(ファナティック紙)  ブルサではピッチに立つことのなかったオーストラリアのスター選手キーウェルは、トラブゾン・スポル戦では、ガラタサライの最も重要な核となる選手だ。一方、ハサン・シャシュは傷み、リンコンは控えに回る。

                 アイハンとアルダ・トゥランがボランチに

 スキッベ監督は、リ−グ戦で、明日、アリ・サミ・エン・スタジアムで対戦する重要なトラブゾン・スポル戦を前に、選手起用に最終修正を行っている。ハサン・シャシュが、昨晩の練習で、故障を発生させ、練習を途中で切り上げたことは、気を重くする材料である。戦術面に重点を置いた練習試合では、カッシオ・リンコンは、控え組に回ってプレーしていた。同監督は、強力なFW陣を持っているトラブゾン・スポルに対し、中盤の真ん中に、アイハン・アクマンとアルダ・トゥランを置くつもりである。

                      FWは、ノンダとバロス

 ゴールマウスを守るのは、経験豊かなイタリア人のデ・サンクティスだ。右サイドバックには、見事な復帰を果たしたサブリ・サルオウル、左サイドバックには、ヴォルカン・ヤマンが控えることになる。ストッパーは、いつものようにメイラとセルヴェト・チェティンが組む。中盤の右には、ハリー・キーウェル、左には、ハカン・バルタが入る。同監督は、シャバニ・ノンダとミラン・バロスを、攻撃陣として同時に使うつもりだ。怪我のため長期にわたる離脱をしていたウミト・カランは、この試合では控えに回る。ただ、メフメット・トパルの故障は、ガラタサライにとって大変な痛手である。





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